JP2011233973A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】非稼働状態において、音声信号を出力するデバイスが接続され、かつ音声信号が入力されている場合に音声出力機能を動作させることで、無駄な電力の消費を発生させないようにする。
【解決手段】スピーカを有する電子機器において、音声信号を出力する外部機器を接続するための端子と、前記端子から入力される前記音声信号を検出する検出手段と、前記外部機器が前記端子に接続されているかを判定する判定手段と、前記端子から入力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、前記アンプに対して電源供給するための電源回路と、前記電子機器が非稼働状態にある時に、前記判定手段により前記外部機器が前記端子に接続されていることが判定され、かつ前記検出手段により前記音声信号が入力されていることが検出された場合に、前記電源回路により前記アンプに対して電源供給するように制御する制御手段とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、スピーカを有する電子機器に関する。
従来、外部からの音声信号を入力する端子にプラグの挿抜検知があった場合に、そのプラグの挿抜を有効なトリガーとして各処理を実行可能とするAV装置が知られている。この従来のAV装置は、例えばモバイルオーディオ端子にプラグが挿入された場合には、モバイルオーディオから入力される音声信号をAV装置の音声出力信号として出力することができる。
特開2002−178610号公報
従来のAV装置(例えばテレビ装置)は、映像や音声を出力可能な通常の稼働状態において、モバイルオーディオ端子にプラグが挿入された場合に、モバイルオーディオからの音声を出力することができるものであって、電源オフされている非稼働状態においてモバイルオーディオからの音声を出力することができなかった。
また、従来のAV装置は、モバイルオーディオ端子にプラグが挿入されたことを、ユーザからの入力ソースの変更を示す意志表示として判別して音声出力機能を動作させていた。このため、単にプラグが挿入されただけで音声出力機能を動作させてしまい、無駄な電力の消費を発生させてしまう可能性があった。
発明の目的は、非稼働状態において、音声信号を出力するデバイスが接続され、かつ音声信号が入力されている場合に音声出力機能を動作させることで、無駄な電力の消費を発生させないようにすることにある。
実施形態によれば、スピーカを有する電子機器において、音声信号を出力する外部機器を接続するための端子と、前記端子に接続部材が接続されたことを検出する第1検出手段と、前記端子を介して前記音声信号が入力されていることを検出する第2検出手段と、前記端子を介して入力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、前記アンプに対して電源供給するための電源回路と、前記電子機器が非稼働状態にある時に、前記第1検出手段により前記端子に接続部材が接続されたことが検出され、かつ前記第2検出手段により前記音声信号が入力されていることが検出された場合に、前記電源回路により前記アンプに対して電源供給するように制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
本実施形態における電子機器の構成を示す外観図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータのシステム構成について示すブロック図。 本実施形態における判定回路から出力されるステータス信号と音声出力機能のオン/オフとの関係を示す図。 本実施形態におけるEC/KBCにおいて監視処理を実行する場合の動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における電子機器の構成を示す外観図である。この電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、非稼働状態の時に、ラインアウト付き外部機器(例えば、携帯型のオーディオプレーヤ25)から出力されたアナログ音声信号を入力して、筐体に実装されたスピーカ18から出力させる音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)を有している。
オーディオプレーヤ25からの出力を直接スピーカに接続した場合、オーディオプレーヤ25の出力がスピーカの能力に比べて小さいため、十分な音量の音声を出力することができない。本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10に設けられた音声出力機能は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある場合でも、内蔵された音声信号増幅のためのアンプに電源を供給して、オーディオプレーヤ25からの音声信号を増幅してスピーカ18から出力させることができる。
なお、パーソナルコンピュータ10の非稼働状態とは、例えば電源オフ状態(シャットダウン)(システムステートS5)の他、スタンバイ/スリープ/サスペンド(システムステートS3)、ハイバネーション(休止状態)(システムステートS4)と称される状態を含むものとする。すなわち、非稼働状態は、プロセッサ(CPU30)が動作していない状態である。なお、電源オン状態は、システムステートS0である。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、オーディオプレーヤ25の接続の有無、及びオーディオプレーヤ25から出力されるオーディオ信号の有無に基づいて、非稼働状態においてもオーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号に応じた音声をスピーカから出力できるように制御する。
図1は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。パーソナルコンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を、ヒンジ機構21により回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は、バッテリが取り外し自在に装着可能な薄い箱形の筐体を有している。
コンピュータ本体11の上面には、キーボード13、パワーオン/オフするためのパワーボタンスイッチ14、汎用ハードウェアボタン15、タッチパッド16、スピーカ18などが配置されている。
コンピュータ本体11の側面には、オーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号を入力するためのラインイン端子19(ジャック)が設けられている。ラインイン端子19には、オーディオプレーヤ25のラインアウト端子と接続されたケーブル26を、プラグ27により接続することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のシステム構成について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU30、MCH31(ノースブリッジ)、メインメモリ32、表示コントローラ35、ICH40(サウスブリッジ)、ハードディスクドライブ(HDD)41、BIOS−ROM42、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)45、電源回路46等を備えている。
CPU30は、パーソナルコンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD41からメインメモリ32にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、各種ハードウェアを制御するドライバ、および各種アプリケーションプログラム等を実行する。さらに、CPU30は、BIOS−ROM42に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
MCH31は、CPU30のローカルバスとICH40との間を接続するブリッジデバイスである。MCH31には、メインメモリ32をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。
表示コントローラ35は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する。表示コントローラ35は、MCH31を介してCPU30から送信される描画要求に基づいてビデオメモリ(VRAM)にフレーム群を描画するための表示処理(グラフィクス演算処理)を実行する。
ICH40は、HDD41および光ディスクドライブ(図示せず)を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラやSerial ATAコントローラを内蔵している。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)45は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13、タッチパッド16、及び汎用ハードウェアボタン18を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
EC/KBC45は、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じて電源回路46を制御し、パーソナルコンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。パーソナルコンピュータ10のパワーオン/パワーオフの制御は、EC/KBC45と電源回路46との共同動作によって実行される。また、EC/KBC45は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態(電源オフ状態)の場合を含む何れのシステムステートにある場合でも電源回路46から電源供給されるモジュールであり、パーソナルコンピュータ10が非稼働時に使用される音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)を制御するためのコントローラとして使用される。なお、EC/KBC45の他に電源オフ状態において動作可能なコントローラが実装されていれば、このコントローラによって音声出力機能を制御するようにしても良い。
電源回路46は、コンピュータ本体11に装着されたバッテリ47、またはACアダプタ48を介して接続された外部電源から電源供給を受けて、各コンポーネントへの動作電源を生成して供給する。電源回路46には、電源マイコンが設けられている。電源マイコンは、各コンポーネントとバッテリに対する電源供給(充放電)や、バッテリの充電状態を監視する。
電源回路46は、EC/KBC45による、パーソナルコンピュータ10のシステムステートに応じた制御によって、各モジュールへの電源供給のオン/オフを制御する。本実施形態における電源回路46は、パーソナルコンピュータ10が非稼働時(システムステートS3,S4,S5)において、音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)を動作させるために、音声出力機能に関係する各モジュールに電源供給するための電源系が設けられている。この電源系により、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態においても、アナログ音声信号を処理するアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54、音声出力機能のオン/オフを制御するための検出回路55及び判定回路56に対して電源供給される。
オーディオコーデック50は、ICH40を通じて入力されるデジタルオーディオデータをアナログ音声信号に変換すると共に、OSやデバイスドライバ、音声再生プログラム等の制御による音量あるいは音質(音響効果)等の調整をしてアナログスイッチ53に出力する。また、オーディオコーデック50は、パーソナルコンピュータ10が稼働時にある場合には、同様にして、ラインイン端子19を介して入力されたオーディオプレーヤ25からのアナログ音声信号の音量調整等の信号処理をしてアナログスイッチ53に出力する。
アナログスイッチ53は、EC/KBC45からのセレクト信号C2に応じて、オーディオコーデック50側あるいは検出回路55側の何れかの経路に切り替える。アナログスイッチ53は、EC/KBC45の制御により、パーソナルコンピュータ10が稼働時には、オーディオコーデック50側に切り替えられ、非稼働時に音声出力機能が有効である場合に、オーディオコーデック50を検出回路55側に切り替えられる。
スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅し、スピーカ18から音声信号に応じた音声を出力させる。スピーカアンプ54は、EC/KBC45からのミュート信号C3に応じて、音声のミュート/ミュート解除を切り替えることができる。
なお、ラインイン端子19には、スイッチ52(あるいはセンサ)が内蔵されている。スイッチ52は、ラインイン端子19にケーブル26を接続するためのプラグ27(接続部材)の挿入によってオン/オフが切り替えられ、オン/オフの状態に応じた検出信号を判定回路56に出力する。
検出回路55は、ラインイン端子19とオーディオコーデック50との間に設けられている。検出回路55は、ラインイン端子19を介して、オーディオ信号が入力されていることを検出する。検出回路55は、ラインイン端子19から入力されたオーディオ信号が、例えば予め決められたレベル以上であるかに応じて、オーディオ信号が入力されているかを判定する。検出回路55は、オーディオ信号が予め決められた設定レベル以上であり、オーディオ信号が入力されていると判定した後、オーディオ信号が、予め決められた一定時間以上、設定レベル未満となった場合に、オーディオ信号が入力されていない(例えば、オーディオプレーヤ25においてオンが等の再生が停止された)と判定する。
また、検出回路55は、外部機器(オーディオプレーヤ25)がラインイン端子19を介して接続されているかを、ラインイン端子19とグランド間のインピーダンスをもとに検出する。検出回路55は、外部機器(オーディオプレーヤ25)が接続されているか否かの検出結果とオーディオ信号が入力されているか否かの検出結果に応じた検出信号を判定回路56に出力する。
判定回路56は、例えばゲートICにより構成されるもので、ラインイン端子19からの検出信号に応じて、ラインイン端子19にプラグ27が接続されたことを検出する。判定回路56は、ラインイン端子19からの検出信号と検出回路55からの検出信号に応じて、音声出力機能のオン/オフを制御するステータス信号C1をEC/KBC45に出力する。
なお、検出回路55及び判定回路56には、非稼働状態において音声出力機能のオン/オフを制御するための信号を出力するために、EC/KBC45と同様にして、何れのシステムステートおいても電源供給がオンされているものとする。
図3は、判定回路56から出力されるステータス信号C1と音声出力機能のオン/オフ(スピーカアンプ54への電源供給のオン/オフ)との関係を示す図である。
検出回路55は、ラインイン端子19に挿入されたプラグ27の先に外部機器が接続されているか否かを検出すると同時に、ラインイン端子19から入力されるオーディオ信号を検出して結果を通知する。検出回路55は、通知結果を示す検出信号として、例えば、ケーブルの先にデバイスが有り、かつ、オーディオ信号がある場合にはLow信号を出力し、それ以外の場合はHigh信号を出力する。
判定回路56は、検出回路55からの検出信号とラインイン端子19に内蔵されたスイッチ52の信号状態に応じてステータス信号C1をEC/KBC45へ出力する。
判定回路56から出力されるステータス信号C1は、ラインイン端子19にプラグ27が挿入され、プラグ27を介したケーブル26の先に外部機器(オーディオプレーヤ25)が接続されており、かつ、オーディオ信号が検出された場合のみLow信号となり、それ以外のときはHigh信号となる。EC/KBC45は、ステータス信号C1がLowであることを検出した後、電源回路46からスピーカアンプ54への電源供給をオンにする。
次に、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の動作について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、非稼働状態にある場合(システムステートS3,S4,S5)、EC/KBC45により監視処理を実行させる。EC/KBC45は、非稼働時においても電源供給されており、パワーボタンスイッチ14の監視の他、音声出力機能のオン/オフを制御するためのステータス信号C1を監視する監視処理を実行する。
ユーザは、オーディオプレーヤ25から出力される音声信号を、パーソナルコンピュータ10の音声出力機能4を利用して、スピーカ18から出力させようとする場合、ケーブル26のプラグ27をラインイン端子19に挿入することにより、パーソナルコンピュータ10とオーディオプレーヤ25とを接続する。そして、オーディオプレーヤ25の再生ボタンを押すなどして、音楽等の再生を開始させる。
スイッチ52は、プラグ27がラインイン端子19に挿入されたことを検出したことを示すLow信号を判定回路56に出力する。また、検出回路55は、プラグ27がラインイン端子19に挿入されたことにより、オーディオプレーヤ25と電気的に接続される。検出回路55は、ラインイン端子19とグランド間のインピーダンスの変化からオーディオプレーヤ25が接続されたことを検出する。
さらに、検出回路55は、オーディオプレーヤ25において音楽等が再生されることにより、設定レベル以上のオーディオ信号が入力されたことを検出すると、判定回路56への信号をHigh信号からLow信号に切り替える。
判定回路56は、スイッチ52からプラグ27が接続されたことを示すLow信号が入力され、検出回路55からオーディオプレーヤ25が接続され、かつオーディオ信号が入力されたことを示すLow信号が入力されると、EC/KBC45に対して音声出力機能を動作させるためのステータス信号C1(Low信号)を出力する。
EC/KBC45は、ステータス信号C1がLow信号となったことを検知すると、音声出力機能を動作させるための処理を実行する。
まず、EC/KBC45は、ミュート信号C3によりスピーカアンプ54をミュート状態にしておく。すなわち、スピーカアンプ54への電源投入時やアナログスイッチ53の切り替え時にノイズが発生するため、スピーカアンプ54によりスピーカ18から音が出力されないようにしておく。
スピーカアンプ54をミュート状態にした後、EC/KBC45は、電源回路46に対してスピーカアンプ54及びオーディオコーデック50に対して電源供給をオンするように指示する。すなわち、パーソナルコンピュータ10を非稼働状態にしたままで、音声出力機能に関係するスピーカアンプ54とアナログスイッチ53が動作できるようにする。
オーディオコーデック50は、プログラムによって制御されるため、システムステートS3,S4,S5では動作しない。このため、EC/KBC45は、セレクト信号C2によりアナログスイッチ53を制御して、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がオーディオコーデック50をバイパスしてスピーカアンプ54へ伝わるように経路を切り替える。
EC/KBC45は、アナログスイッチ53の切り替えが終わった後に、ミュート信号C3により、スピーカアンプ54のミュート状態を解除する。
オーディオプレーヤ25において例えば音楽が再生されることにより入力されるオーディオ信号は、ラインイン端子19、検出回路55アナログスイッチ53を通じてスピーカアンプ54に入力される。スピーカアンプ54は、電源回路46により電源が供給されているため、アナログ音声信号を増幅して、スピーカ18から音楽が出力させることができる。この時、パーソナルコンピュータ10は、音声出力機能に関係しないモジュールに対しては電源供給していない。このため、パーソナルコンピュータ10の消費電力は、電源オン状態にある場合よりも大幅に少なくすることができる。
音声出力機能の動作中において、ラインイン端子19からプラグ27が抜かれた場合には、スイッチ52から判定回路56への検出信号が接続無しを示すため、判定回路56は、音声出力機能をオフさせるステータス信号C1(High信号)をEC/KBC45に出力する。
また、プラグ27がラインイン端子19に装着されたままで、ケーブル26からオーディオプレーヤ25が取り外された場合、検出回路55は、インピーダンスの変化からオーディオプレーヤ25が接続されていないことを検出する。この場合、検出回路55は、判定回路56に対してHigh信号を出力する。従って、判定回路56は、音声出力機能をオフさせるステータス信号C1(High信号)をEC/KBC45に出力する。
また、検出回路55は、オーディオプレーヤ25が接続された状態において、ラインイン端子19から入力されているオーディオ信号が、予め決められた設定レベル以上でない時間が、一定時間以上経過した場合、判定回路56に対してLow信号からオーディオ信号の入力がないことを示すHigh信号に切り替える。従って、判定回路56は、音声出力機能をオフさせるステータス信号C1(High信号)をEC/KBC45に出力する。
すなわち、検出回路55は、ラインイン端子19から入力されるオーディオ信号のレベルが設定レベル以上であった場合には、判定回路56に対してLow信号を出力して、直ちに音声出力機能を動作可能にする。また、検出回路55は、音声出力機能が動作されている場合には、一定時間以上とならない短い時間内でオーディオ信号のレベルが設定レベル未満となったとしても、Low信号を出力しないため音声出力機能を停止させない。
例えば、オーディオプレーヤ25により再生される音楽において、短時間で音声の出力レベルが低くなる部分が含まれていたとしても、この出力レベルの低下に合わせて音声出力機能のオン/オフが頻繁に切り替えられないようにする。検出回路55のオーディオ信号のレベルを判定するための一定時間は、予め検出回路55において設定されているものとする。
なお、前述した説明では、検出回路55は、オーディオ信号のレベルが設定レベル以上でない時間が、一定時間以上経過しているかを判定しているが、オーディオ信号が設定レベル以上であるか否かに応じて、判定回路56に対してLow信号とHigh信号を出力するようにしても良い。この場合、EC/KBC45は、判定回路56から出力されるステータス信号C1がHigh信号からLow信号に変化してから一定時間が経過した場合に、音声出力機能を停止させるように動作する。これにより、ステータス信号C1の切り替えに応じて音声出力機能のオン/オフが頻繁に切り替えられないようにできる。
なお、EC/KBC45において、ステータス信号C1がHigh信号からLow信号に変化してからの時間が一定時間を経過したか判定する場合、この一定時間をユーザが設定できるようにしても良い。例えば、パーソナルコンピュータ10の稼働時に、ユーティリティプログラムやBIOSセットアップ等の設定プログラムを実行して、ユーザから音声出力機能をオフさせるまでの一定時間を指定させる。この設定プログラムにより設定された一定時間を示すデータは、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態となる前にEC/KBC45の不揮発性メモリに記憶させておく。EC/KBC45は、この記憶されたデータをもとに、ステータス信号C1がHigh信号からLow信号に変化してからの時間が一定時間を経過したかを判定して、音声出力機能のオン/オフを制御する。
EC/KBC45は、判定回路56からのステータス信号C1がHigh信号になると音声出力機能を停止させるための処理を実行する。
EC/KBC45は、音声出力機能を停止させる場合、ミュート信号C3によりスピーカアンプ54をミュート状態にする。
スピーカアンプ54をミュート状態にした後、EC/KBC45は、セレクト信号C2によりアナログスイッチ53を制御して、オーディオコーデック50側に切り替えて、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がオーディオコーデック50を介してスピーカアンプ54へ伝わるように経路を切り替える。
その後、EC/KBC45は、電源回路46に対してスピーカアンプ54及びアナログスイッチ53への電源供給をオフさせる。EC/KBC45は、電源供給の切り替えが完了した後、ミュート信号C3により、スピーカアンプ54のミュート状態を解除する。
こうして、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10では、非稼働状態(システムステートS3,S4,S5)において、ラインイン端子19にプラグ27が挿入され、かつラインイン端子19を介して接続されたオーディオプレーヤ25から設定レベル以上のオーディオ信号が入力されている場合に音声出力機能がオンされる。
これにより、単にラインイン端子19にプラグ27(ケーブル26)が挿入されただけでは、音声出力機能が動作されないので、音声信号を出力するオーディオプレーヤ25が接続されていないにもかかわらず、スピーカアンプ54への電源供給がオンされて不要な電力を消費してしまうことを回避できる。また、プラグ27を介してケーブル26のみが接続されている場合に(オーディオプレーヤ25がケーブル26から外されている場合)は、ケーブル26のオーディオプレーヤ25と接続するための金属端子が露出されている。この金属端子にユーザが手で触れる等しても、音声出力機能が動作されていないため不快なノイズをスピーカ18から出力されることもない。
また、ラインイン端子19にオーディオプレーヤ25を接続するためのケーブル26以外のプラグ、例えばヘッドフォンやマイクロフォンを接続するためのプラグが挿入されていたとしても、ラインイン端子19から入力されるオーディオ信号が設定レベル以上でなければ音声出力機能を動作させないので、音声出力機能が不要な状況での無駄な電力の消費を回避することができる。
なお、前述した説明では、EC/KBC45が音声出力機能を動作させる条件として、判定回路56から出力されるステータス信号C1がLow信号となる場合としているが、必ずしもLow信号とする必要は無く、EC/KBC45の仕様に応じて決定すれば良い。ただし、検出回路55や判定回路56の機能についてもEC/KBC45の仕様に合わせて決められるものとする。
また、前述した説明では、EC/KBC45は、判定回路56から出力されるステータス信号C1に応じて音声出力機能のオン/オフを制御しているが、前述した検出回路55と判定回路56と同等の機能モジュールを有する構成にして、この機能モジュールの判定結果に基づく監視処理を実行するようにしても良い。この場合、EC/KBC45には、ラインイン端子19を介して入力された音声信号を入力するための信号線が接続され、スイッチ52からの検出信号を入力するための信号線が接続されるものとする。
図4は、EC/KBC45において監視処理を実行する場合の動作を示すフローチャートである。
EC/KBC45は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態に移行すると(システムステートS3,S4,S5)、監視処理を開始する。EC/KBC45は、非稼働時においても電源供給されており、パワーボタンスイッチ14の監視の他、音声出力機能を動作させる状態にあるかを、スイッチ52からの検出信号、及びラインイン端子19を介して入力される信号をもとに判定する。
EC/KBC45は、スイッチ52からの検出信号からラインイン端子19にプラグ27の挿入がない場合(ステップA1、No)、音声出力機能を動作させず、電源回路46にスピーカアンプ54への電源供給をオフさせる(ステップA5)。
また、ラインイン端子19にプラグ27が挿入されていることが検出された場合(ステップA1、Yes)、EC/KBC45は、ラインイン端子19を介して入力される信号線とグランド間のインピーダンスをもとに、ラインイン端子19を介して外部機器(オーディオプレーヤ25)が接続されているか判別する。外部機器が接続されていないと判別された場合、EC/KBC45は、音声出力機能を動作させず、電源回路46にスピーカアンプ54への電源供給をオフさせる(ステップA5)。
さらに、ラインイン端子19へのプラグ27の挿入があり、かつラインイン端子19を介して外部機器(オーディオプレーヤ25)が接続されていると判別された場合、EC/KBC45は、ラインイン端子19を介して入力されるオーディオ信号が設定レベル以上であるか判別する。
オーディオ信号が設定レベル以上でないと判別された場合(ステップA3、No)、EC/KBC45は、音声出力機能を動作させず、電源回路46にスピーカアンプ54への電源供給をオフさせる(ステップA5)。
一方、オーディオ信号が設定レベル以上であると判別された場合(ステップA3、Yes)、EC/KBC45は、音声出力機能を動作させる。すなわち、EC/KBC45は、セレクト信号C2によりアナログスイッチ53を制御して音声信号の経路を切り替え、スピーカアンプ54への電源供給がオンされるように電源回路46を制御する。なお、音声出力機能を動作させるための処理については、前述と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する。
このようにして、EC/KBC45に検出回路55と判定回路56と同様の機能モジュールを設けることにより、前述と同様の作用効果を得ることが可能となる。
また、図1に示すブロック図においては、オーディオコーデック50とスピーカアンプ54とが独立して設けられているが、オーディオコーデック50にスピーカアンプ54のアンプ機能を一体化させた構成としても良い。この場合、非稼働状態において音声出力機能が動作される場合に、電源回路46の制御によりオーディオコーデック50への電源供給がオンされる。オーディオコーデック50は、非稼働状態において、ラインイン端子19を介して入力された音声信号を入力して、アンプ機能により増幅してスピーカ18に出力する。
また、前述した実施形態では、電子機器としてパーソナルコンピュータ10を用いた例を示しているが、その他のスピーカを有し、オーディオプレーヤ25等の外部機器からの音声信号を入力可能な電子機器を用いることも可能である。
また、前述した実施形態は、そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の実施形態を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…パーソナルコンピュータ、11…コンピュータ本体、17…LCD、18…スピーカ、19…ラインイン端子、30…CPU、32…メインメモリ、42…BIOS−ROM、45…EC/KBC、46…電源回路、50…オーディオコーデック、52…スイッチ、53…アナログスイッチ、54…スピーカアンプ、55…検出回路、56…判定回路。

Claims (5)

  1. スピーカを有する電子機器において、
    音声信号を出力する外部機器を接続するための端子と、
    前記端子に接続部材が接続されたことを検出する第1検出手段と、
    前記端子を介して前記音声信号が入力されていることを検出する第2検出手段と、
    前記端子を介して入力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、
    前記アンプに対して電源供給するための電源回路と、
    前記電子機器が非稼働状態にある時に、前記第1検出手段により前記端子に接続部材が接続されたことが検出され、かつ前記第2検出手段により前記音声信号が入力されていることが検出された場合に、前記電源回路により前記アンプに対して電源供給するように制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2検出手段は、さらに、前記外部機器が前記端子に接続されているかを、前記端子とグランド間のインピーダンスをもとに検出することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第2検出手段は、前記音声信号が予め決められたレベル以上である場合に、前記音声信号が入力されていると判定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記第2検出手段は、前記音声信号のレベルが、一定時間以上、前記レベル未満となっている場合に、前記音声信号が入力されていないと判定することを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記第1検出手段と前記第2検出手段とを含み、前記電子機器が非稼働状態にある時に、前記電源回路により電源供給されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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