JP2005110044A - 電子機器および音量制御方法 - Google Patents

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JP2005110044A JP2003342549A JP2003342549A JP2005110044A JP 2005110044 A JP2005110044 A JP 2005110044A JP 2003342549 A JP2003342549 A JP 2003342549A JP 2003342549 A JP2003342549 A JP 2003342549A JP 2005110044 A JP2005110044 A JP 2005110044A
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Terunobu Hara
輝信 原
Toru Hanada
徹 花田
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Abstract

【課題】本発明は、周囲の環境照度に応じてスピーカなどの音発生部から発せられる音量
を制御することが可能な電子機器および音量制御方法を提供する。
【解決手段】 CPU11は、メモリ13に格納された音量制御プログラム221及びデ
ータテーブル222に従う音量制御処理を実行する。データテーブル222は、照度と音
量の関係を記憶したものであり、音量制御プログラム221はこのデータテーブル222
を参照し、その照度に応じた音量を決定する。CPU11は、音量制御プログラム221
に基づき、EC/KBC19を介して照度検出部21より照度検出データ(A)を取得し
、その値と設定値とをもとに現在の使用環境に最適な音量値を決定し、その音量データ(
B)をI/Oハブ15に設定する。I/Oハブ15は、この音量データ(B)に基づいて
アンプ182を制御しスピーカ18へ音を出力する。
【選択図】 図3



Description

本発明は、周囲の明るさを検出可能な電子機器および電子機器に設けられたスピーカの
音量制御方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)に代表される電子機器の普及
は著しく、高機能化が進んでいる。このような電子機器では、テレビチューナを内蔵する
ものや、高性能なスピーカを有するものが普及しはじめている。このような電子機器では
、オーディオ、TV、DVD鑑賞などをパソコン上で鑑賞、視聴することが可能である。
しかし、可搬型のパソコンなどでは、周囲の状況によって、音量を下げる必要がある。
例えば、電車やバスなどの公共の乗り物の中でDVDを鑑賞する場合や、深夜の家庭など
でも、周囲に配慮して音量を小さくすることが望ましい。
従来、このような音量の調整は、ユーザが手動でダイヤルスイッチを操作したり、パソ
コン画面上のボリュームバーを操作して行うことが一般的である。
自動で音量を調整する手法としては、通信装置において耳につけて使用する電話モード
と、体から離して操作する操作モードの状態をセンサで検出し、操作モードの場合は音量
を上げる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
米国特許6014573号公報
上記した技術では、ユーザと通信装置との関係により音量が操作される技術であり、周
囲の環境に配慮されたものではない。例えば、夜中の静まった状況でも、操作モードであ
ると判断された場合は、音量が上がってしまという問題があった。
また、ユーザが手動で音量を調整する場合は、状況に応じて都度、音量調整を行う必要
があるため使い勝手の面で手間がかかるという問題があった。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、周囲の環境照度に応じてスピーカなどの音発
生部から発せられる音量を制御することが可能な電子機器および音量制御方法を提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明では、本体と、本体周囲の照度を検
出する照度検出手段と、音を出力する音出力手段と、第1の照度データと、音出力部から
出力される音の第1の音量値とを関連付けて記憶する記憶手段と
照度検出部により検出された照度が第1の照度データである場合に、記憶部を参照し、音
出力部から出力される音を第1の音量値に設定する設定手段とを具備することを特徴とす
る。
このような構成により、周囲の環境照度に応じてスピーカなどの音発生部から発せられ
る音量を制御することが可能な電子機器提供することが可能である。
また、請求項8に係る発明では、電子機器本体周囲の照度を検出する照度検出手段と、
音を出力する音出力手段とを具備する電子機器の音量制御方法において、照度検出手段に
より周囲の照度を検出し、周囲の照度が第1の照度以下である場合に、音出力手段から出
力される音の音量を第1の音量値に設定することを特徴とする。
このような構成により周囲の環境照度に応じてスピーカなどの音発生部から発せられる
音量を制御することが可能な音量制御方法を提供することが可能となる。
以上詳述したように本発明によれば、周囲の環境照度に応じてスピーカなどの音発生部
から発せられる音量を制御することが可能な電子機器および音量制御方法を提供すること
が可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に本発明の第1の実施形態に係る電子機器の構成図を示す。ここではバッテリ駆動
可能なノートブックタイプのパソコンを例に、そのパソコンの構成を示している。
このパソコン1には、図示するように、CPU11、グラフィック・メモリコントロー
ラハブ12、メインメモリ(主記憶装置)13、グラフィックコントローラ14、I/O
ハブ15、BIOS−ROM16、ハードディスクドライブ(HDD)17、スピーカ1
8、エンベッテッドコントローラ・キーボードコントローラ(以後、EC/KBCと称す
)19、キーボード20、照度検出部21等を備えている。
CPU11は、パソコン1全体の動作制御およびメインメモリ13の内容を参照し、そ
れに基づきデータ処理等を実行するデバイスである。
メインメモリ13は、オペレーティングシステム(以後、OSと称す)131や、実行ア
プリケーションなどが記憶され、CPU11により、読出し/書き込みが実行される。また
、パソコン1の起動時に、BIOS−ROM16からOS実行中に必要なBIOSプログ
ラム22がメインメモリ13にコピーされる。このBIOSプログラム22には、第1の
実施形態に係る音量制御プログラム221やこのプログラム221に用いられる各種設定
値が含まれている。
グラフィックコントローラ14は、VRAM141と接続されている。CPU11が実
行するOS131の制御の下に、ディスプレイユニット23に設けられるLCD(Liq
uid Crystal Display)24を表示駆動制御するとともに、図示しない
CRT端子、DVI端子、TV端子等、各種外部ディスプレイの接続インタフェースを介
して接続された外部表示デバイスを表示駆動制御する。
VRAM141は、グラフィックコントローラ14により制御されるメモリデバイスで
あり、LCD24に表示される表示データを一時格納する。グラフィックコントローラ1
4により、グラフィック・メモリコントローラハブ12から送信される映像データの書込
み/読み出しが行われる。
I/Oハブ15は、I/Oハブ15に接続されるLPC(Low Pin Count
)バス24上のデバイスと、グラフィック・メモリコントローラハブ12との間のデータ
変換等を行うブリッジ回路であり、各種I/Oコントローラが内蔵されている。
BIOS−ROM16は、パソコン内の各種ハードウェアをアクセスするファンクショ
ン実行ルーチンを体系化したプログラムであり、プログラムが書き換え可能なようにフラ
ッシュROMにより構成されている。パソコン1の起動時に、各種ハードウェアの初期化
を行ったり、起動時にBIOS−ROM16の一部プログラムがメインメモリ13へコピ
ーされ(BIOSプログラム22)、OS実行中にも各種ハードウェアへの入出力制御を行う
。音量制御プログラム221はBIOS−ROM16の一部として記憶されており、パソ
コン1の起動時にメインメモリ13へコピーされる。また、この音量制御プログラム22
1に用いられる各種設定値もBIOS−ROM16に記憶される。
HDD17は、データを記憶する不揮発性記憶デバイスであり、パソコン1の電源が切
断されている状態でもデータを保持可能である。このHDD17には、OSや、各種アプ
リケーション、ドライバ、ユーティリティソフト、音楽や映像などのコンテンツデータが
記憶されており、これらのデータはCPU11により適宜メインメモリ13へ読み出され
、読み出されたデータはCPU11によってさらに処理される。
スピーカ18は、I/Oハブ15を介して、CPU11により処理されたコンテンツデ
ータの音や、パソコン1で発生される警告音などの音を出力する音出力デバイス(音出力
部)である。
EC/KBC19は、CPU11によってリード/ライト可能な複数のレジスタ191
を内蔵している。このレジスタ191を使用することにより、CPU11と、EC/KB
C19に接続されたデバイスとの間の通信が可能となる。また、キーボードコントローラ
の機能も内蔵されており、EC/KBC19に接続されるキーボード20から入力される
信号の処理が行われ、上位のデバイス(CPU111等)へ通知する。
照度検出部21は、照度センサー211を備え、パソコン1の使用環境下での明るさ、
即ち装置周囲の照度(環境照度)を検出し、その検出データをEC/KBC19に送出す
る。本実施形態では、所定時間毎に照度の読み出しを行う。また、1回の照度の読み出し
では4回のA/D変換を行い、最大値と最小値とを除いた2つの値の平均をとって照度の
読み出し照度データとしてEC/KBC19へ通知する。EC/KBC19は、照度検出
部21で検出された照度データを取得しレジスタ191に格納する。
さらにEC/KBC19には、パワーサプライコントローラ(以後、PSCと称す)2
5が接続されている。
PSC25は、パソコン1全体の電源制御を行っており、二次電池であるバッテリ26
や外部電源となるACアダプタ27からの電源供給をパソコン1内のデバイスへ供給する
。また、バッテリの充放電制御を行い、バッテリ26の残量監視なども行う。また、AC
アダプタ27から電源供給を受けている場合は、バッテリ26の残量に応じて充電制御を
行う。
本実施形態では、BIOSプログラム22含まれる音量制御プログラム221に基づき
、周囲の照度に応じてスピーカ18から出力される音の音量を制御することを可能とする
次に、図2に第1の実施形態に係るパソコンの外観斜視図を示す。この図2に示す、本
発明の実施形態に係るパソコン1は、本体100と、ディスプレイユニット23とを有し
ている。ディスプレイユニット23には、LCD24が組み込まれており、このLCD2
4が組み込まれたディスプレイユニット23は、本体100に対してディスプレイユニッ
ト23を開いた状態である開位置とディスプレイユニット23を閉じた状態である閉位置
との間で回動自在に取り付けられている。
本体100は箱形の筐体を有しており、その上面には、キーボード20が配置され、キ
ーボード20の手前の本体100上面のほぼ中央部にはポインティングデバイスであるタ
ッチパネル101が設けられる。
また、本体100上面には、周囲の明るさ(光の強さ)を感知する照度センサー211
が設けられている。この照度センサー211で感知した照度検知信号は、上述したように
照度検出部21より照度検出データとしてEC/KBC19に送出される。
図3に第1の実施形態に於けるコンピュータシステムの要部の構成図を示す。
I/Oハブ15は、スピーカ18の音量を調節するアンプ181を有し、図示しないレ
ジスタにスピーカ18から出力される音の音量データが記憶され、この音量データに基づ
いた音量でスピーカ18から音が出力される。
CPU11は、メモリ13に格納された音量制御プログラム221及びデータテーブル
222に従う音量制御処理を実行する。データテーブル222は、照度に基づく音量の設
定データを記憶したものであり、音量制御プログラム221はこのデータテーブル222
を参照し、照度センサ211により検出されたその照度に応じた音量を決定する。CPU
11は、音量制御プログラム221に基づき、EC/KBC19を介して照度検出部21
より照度検出データ(A)を取得し、照度検出データとデータテーブル222とに基づい
て、スピーカ18から出力される音量データを決定し、その音量データ(B)をI/Oハ
ブ15に設定する。I/Oハブ15は、この音量データ(B)に基づいてアンプ182を
制御しスピーカ18へ出力される音の音量を制御する。
続いて図4に第1の実施形態に係る照度とスピーカ音量データとを示すデータテーブル
の図を示す。図4(a)では数値データを示し、図4(b)でグラフとして示している。
ここで表現されている照度の数値は、照度検出部21によって検出されたアナログ照度
値をA/D変換して、デジタル値に変換した後の数値を示し、0〜255までの値(8ビ
ット)を取るものとする。また、音量データの値もI/Oハブ15の図示しないレジスタ
に設定するデジタル値を示し、この値も0〜255までの値(8ビット)を取るものとす
る。この照度の数値は値が大きいほど周囲が明るいことを示し、小さいほど周囲が暗いこ
とを示す。また音量データの値も数値が大きいほど音量が大きいことを示し、数値が小さ
いほど音量が小さいことを示す。よって、第1の実施形態では、周囲が明るいほど、スピ
ーカから出力される音量は大きくなり、周囲が暗いほどスピーカから出力される音量は小
さくするように制御される。
ここで、図4(a)に示すX[n]はデータのラベルを示し、第1の実施形態では、照度
の数値が低い方から"n"の値が小さくなっている。これは、後述する音量制御プログラム
221において、照度センサ221により取得した照度と比較する際に、データテーブル
222のデータのうち、照度が低い方から順次比較していく際に用いられる。
また、この図では、5つの照度の値に対応した音量データを示したが、図4(b)を見
ると分かるように、例えば検出照度データが、X[0]以下の値である場合に、X[0]より
小さい照度値の場合は、音量データ20に設定されることになり、照度値が5より小さい
全ての数に対して音量データ20という数が記憶されているということもできる。
続いて、図5に第1の実施形態に係る音量制御プログラムの処理フローチャートを示す
まず照度センサー211で感知した照度検知信号は、照度検出部21より照度検出デー
タとしてA/D変換された値が、EC/KBC19に送出されレジスタ191に記憶され
る(ステップS101)。レジスタ191への書き込みが発生した場合、EC/KBC1
9はCPU11へ割り込みを通知する(ステップS102)。割り込み通知 を受けたC
PU11はEC/KBC19のレジスタ191に記憶されている照度検出データを読み出
す(ステップS103)。
次に、データテーブル222に記憶された比較対照の照度データのカウンタであるX[
n]に対応する仮数"n"をゼロ(0)にセットする(ステップS104)。
続いて、CPU11は音量制御プログラム221に基づいて、読み出された照度検出デ
ータと図3で示したデータを照度が低い方から比較を行う(ステップS105)。ここで
、読み出された照度検出データと図4で示すデータテーブル222に記憶された照度デー
タとを比較し、現在の照度の値がデータテーブルに記憶された値以下か否かを判断する(
ステップS105)。例えば、n=0の場合、X[0]の値5と照度検出データとを比較
し、照度検出データが"5"以下か否かを判断することになる。
現在の照度がX[n]の値より少ない場合(ステップS105のYES)、スピーカ音量
の値を、X[n]に対応する値に設定する。例えば照度が、X[0]=5以下の場合は、ス
ピーカ音量は"20"という音量データに決定される(ステップS106)。
続いて、LCD24上に、スピーカの音量を変更する旨の表示を行なう。この場合の表
示変更通知画面の図を図6に示す。
通知ウインドウ140には、音量を変更する旨のメッセージが表示される。ウインドウ
140内には、「OK」ボタン141と「キャンセル」ボタン142とが表示され、ここ
で、ユーザが「OK」ボタン141を押した場合は、ステップS106で決定された音量
に変更するため、決定された値をI/Oハブ15内のレジスタに設定する(ステップS1
08)。「キャンセル」ボタン142が押された場合は設定されたデータは破棄され、上
述の処理により決定された音量データの設定は行わずに、音量制御プログラム221を終
了する。
なお、図6の例では、ユーザが音量を変更するか否か選択可能としたが、単に音量を変
更するといった主旨だけの通知でも構わない。
また、ステップS105において、現在の照度が、X[n]より大きい場合は(ステップ
S105のNO)、データテーブル222に記憶されている一つ上の照度値と検出照度デ
ータとを比較するため、nを1加算する(ステップS109)。nを加算した後、データ
テーブル222中に比較する照度データがあるか否かを判別するために、データサンプル
数mを越えたか否か判断する(ステップS110)。本実施形態では、図4に基づけば5
つ(X[0]からX[4])のデータが記憶されているため、m=5となる。ここで、"n"が
"m"を越えていない場合は、次に、一つ上の照度値と検出照度データとの比較処理(ステ
ップS105)を行う。
上述の処理では、照度が小さいデータから比較を行ったが、照度の最大値(例えば、上
述の例ではX[m])から比較を行い、順に小さい方へ比較していき音量データを決定して
も良い
また本処理は、例えば、パソコン1の起動時に行なったり、タイマーにより所定時間ご
とに、照度データを取り込み音量制御を行うといったことも可能である。
上述のように、本実施形態では、周囲の照度に応じて、スピーカから出力される音の音
量を変更することが可能であり、周囲環境に配慮した音量制御が可能である。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では上記第1の実施形態の音量制御を行うか行わないかを切り替え可能
にした例である。
図7に音量制御プログラムに基づくユーティリティウインドウの図を示す。
ウインドウ150は、音量制御を行うか否かを選択可能な音量制御枠151とスピーカ
の音量を調整する調整枠152とが表示される。
音量制御枠151は、上述した図5に基づく音量制御処理を行なうか否か設定する。「
有効」、「無効」の前に表示されている夫々のラジオボタン153、154のいずれかを
ポインティングデバイスによりクリックすることで、いずれかを選択可能とする。
図7に表示されている例では、「有効」が選択されている例であり、図5に基づく音量
制御が実行される。「無効」が選択されている場合は、図5の音量制御処理は実行されな
い。音量制御プログラム221は、例えば、有効、無効いずれかを示すフラグ(1ビット
)の値(例えば、有効=0、無効=1)により「有効」「無効」を判断可能である。例え
ば、BIOS―ROM16にこのフラグが記憶され、パソコン起動時にメインメモリ13
に読み出される。音量制御プログラム221は、まずこのフラグの値を確認し、制御を行
うか否か判断する。
また調整枠152には、現在設定されている音量を視覚的に表示する音量バー155が
表示される。これは、網掛け部分が現在の音量を示す。最大音量を示す場合は、バー15
5が全て網掛け状態となり、最小音量を示す場合は、バー155全てが白色になる。
バー155の横には、「UP」ボタン156、「DOWN」ボタン157が表示されて
いる。これらのボタンは、音量を調整するものであり、「UP」ボタン156がポインテ
ィングデバイスなどにより押された場合、音量が上がり、バー155の網掛け部分が増加
する(バーは着色部部分は上に伸びる)。また、「DOWN」ボタン157がポインティ
ングデバイスなどにより押された場合、音量が下がり、バー155の網掛け部分が減少す
る(バーは着色部部分は下に下がる)。
また、本実施形態では、ユーザが任意の照度に応じた音量を設定、記憶させることが可
能である。
調整枠152内に、「記録」ボタン158が設けられている。この「記録」ボタン15
8がポインティングデバイスなどにより押された場合、パソコンはボタン158が押され
たときの照度データとバー155に表示されている音量データとをデータテーブル222
に記録する。このように照度データと音量データとを記録することができることで、ユー
ザが任意に周囲の明るさと音量とを設定することを可能とする。
図8に、照度データと音量データとを記録する際のフローチャートを示す。
まず、「記録」ボタン158が押されたか否かを判断する(ステップS201)。「記
録」ボタン158が押されたことが検出された場合(ステップS201のYES)、照度
センサー211で感知した照度検知信号が、照度検出部21より照度検出データとしてE
C/KBC19に送出され、A/D変換された値がレジスタ191に記憶される(ステッ
プS202)。レジスタ191への書き込みが発生した場合、EC/KBC19はCPU
11へ割り込みを通知する(ステップS203)。割り込み通知を受けたCPU11はE
C/KBC19のレジスタ191に記憶されている照度データを読み出し(ステップS2
04)、データテーブル222に読み出した照度データと、バー155により設定されて
いる音量データとを書き込む(ステップS205)。
データテーブルに書き込む際は、現在の照度と、データテーブルに記憶されている照度
データとを比較し、現在取り込んだ照度データを照度の値が系列を崩さないように記録さ
れる。例えば、現在の照度データの値が75であった場合、このデータは図4(a)に示
す照度データX[1]=50とX[2]=100との間であるため、照度データの値75がX
[2]と設定される。これにより、照度データ100はX[3]となり、以後一つづつX[n]
のnが繰り下がる。このX[2]=75に対応して、バー155により設定されている音量
データが記憶される。
音量制御処理については、図5で示すステップとほぼ同様であるが、音量制御枠151
の設定に基づき、音量制御を行うか否かの判断を行うステップが加わる。
以上のように第2の実施形態では、音量制御処理を行なうか否かユーザが設定可能であ
り、さらにユーザが明るさと音量との設定をおこなうことで自由度が高い音量調整を行う
ことが可能である。
以上、詳述したように、本発明では、周囲の明るさに応じてスピーカから出力される音
量を制御することが可能である。特に、本発明では、BIOSの処理により実現すること
で、OSの種類やドライバ等に関係なく所望の処理を行なうことが可能となる。また、第
1の実施形態および第2の実施形態で示した照度センサの配置位置は、これに限られるも
のではなく、ディスプレイユニットに設けても良い。また本実施形態では、暗くした場合
に音量を小さくする例を示したが、逆に映画などを鑑賞することを考慮し、周囲の明るさ
が暗い場合に音量を大きくし、明るい場合に音量を小さくするように設定することも可能
である。
なお、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を
逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階
の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々
の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件
が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果
の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
第1の実施形態に係る電子機器の構成図。 第1の実施形態に係るパソコンの外観斜視図。 第1の実施形態に於けるコンピュータシステムの要部の構成図。 (a)第1の実施形態に係る照度とスピーカ音量の関係のデータテーブルの数値データの図、(b)第1の実施形態に係る照度とスピーカ音量の関係のデータテーブルのグラフ図 第1の実施形態に係る音量制御プログラムの処理フローチャート。 第1の実施形態に係る表示変更通知画面の図。 第2の実施形態に係る音量制御プログラムに基づくユーティリティウインドウの図。 第2の実施形態に係る照度データと音量データとを記録する際のフローチャート
符号の説明
1…パソコン、11…CPU、12…グラフィック・メモリコントローラハブ、13…
メモリ、14…グラフィックコントローラ、15…I/Oハブ、16…BIOS−ROM
、17…ハードディスクドライブ(HDD)、18…スピーカ、19…エンベッテッドコ
ントローラ・キーボードコントローラ(EC/KBC)、20…キーボード、21…照度
検出部、22…BIOSプログラム、23…ディスプレイユニット、24…LCD、10
0…コンピュータ本体、101…タッチパネル、150…ウインドウ、151…音量制御
枠、152…調整枠

Claims (10)

  1. 本体と、
    前記本体周囲の照度を検出する照度検出手段と、
    音を出力する音出力手段と、
    第1の照度データと、前記音出力部から出力される音の第1の音量値とを関連付けて記憶
    する記憶手段と
    前記照度検出部により検出された照度が前記第1の照度データである場合に、前記記憶部
    を参照し、前記音出力部から出力される音を前記第1の音量値に設定する設定手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記照度検出手段は、前記本体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器。
  3. 前記記憶手段はさらに前記第1の照度データより大きい第2の照度データと、前記音出力
    手段から出力される音の第2の音量値とを関連付けて記憶し、
    前記設定手段は、前記照度検出手段により検出された照度が前記第2の照度データである
    場合に、前記記憶手段に記憶されている内容に基づいて前記音出力手段から出力される音
    量値を前記第2の音量値に設定することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記設定手段により、前記音量値が設定される場合に、前記音量値が変更される旨を通知
    する通知手段をさらに具備することを特徴とする請求項1または3に記載の電子機器。
  5. 前記設定手段により、前記音量値が設定される場合に、前記音量値の変更を許可する許可
    手段と、
    前記音量値が設定される場合に、前記音量値の変更を中止する中止手段とを具備すること
    を特徴とすることを特徴とする請求項1または3に記載の電子機器。
  6. 前記許可手段及び前記中止手段とは、前記音量値が設定される場合に、前記本体が具備す
    る表示手段に表示されることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記電子機器はさらに、第3の照度データと、前記音出力部から出力される音の第3の音
    量値とを関連付けて前記記憶手段に記憶させる記録手段をさらに具備することを特徴とす
    る請求項2に記載の電子機器。
  8. 電子機器本体周囲の照度を検出する照度検出手段と、音を出力する音出力手段とを具備す
    る電子機器の音量制御方法において、
    前記照度検出手段により周囲の照度を検出し、
    前記周囲の照度が第1の照度以下である場合に、前記音出力手段から出力される音の音
    量を第1の音量値に設定することを特徴とする音量制御方法。
  9. 前記周囲の照度が前記第1の照度より大きく、前記第第1の照度より大きい第2の照度以
    下である場合に、前記音出力手段から出力される音の音量を前記第1の音量値より大きい
    第2の音量値に設定すること
    を特徴とする請求項8に記載の音量制御方法。
  10. 電子機器本体周囲の照度を検出する照度検出手段と、音を出力する音出力手段とを具備す
    る電子機器の音量制御方法において、
    前記照度検出手段により周囲の照度を検出し、
    前記周囲の照度が第1の照度以下である場合に、前記音出力手段から出力される音の音
    量を第1の音量値に変更することを決定し、
    前記音出力手段から出力される音量を変更する旨を通知すること
    を特徴とする音量制御方法。
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