JP2020123766A - 音量調整装置、音量調整方法およびプログラム - Google Patents

音量調整装置、音量調整方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器の電源投入時に出力される音声の出力レベルを周囲環境の変化に応じて最適化する。【解決手段】電子機器の音声出力レベルを調整する音量調整装置1は、電子機器の電源切断時の音声出力レベルを記憶する記憶部120と、電源切断時に電子機器の周囲における第1周囲照度レベルを検出して記憶する第1照度レベル検出部90と、電源投入時に電子機器の周囲における第2周囲照度レベルを検出する第2照度レベル検出部90と、を備え、第1周囲照度レベルと第2周囲照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて記憶部120に記憶されている音声出力レベルを調整し、電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、音量調整装置、音量調整方法およびプログラムに関する。
映像機器や音響機器などの電子機器の音量調整技術として、電源投入時に電子機器の周囲の環境照度を検出し、検出した環境照度に応じて音声出力レベルを調整する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−110044号公報
従来の音量調整装置では、電子機器の周囲の環境照度に応じて、電子機器の電源投入時に出力される音声の出力レベルを自動的に調整することができる。しかし、電源投入時に検出された周囲の環境照度と対応付けられた音声出力レベルを一義的に設定しているため、電子機器の周囲環境の変化を考慮した調整はできていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、電子機器の電源投入時に出力される音声の出力レベルを周囲環境の変化に応じて最適化することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る音量調整装置は、前記電子機器の電源切断時の音声出力レベルを記憶する第1記憶部と、前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の第1周囲照度レベルを検出して記憶する第1照度レベル検出部と、前記電子機器の電源投入時に前記電子機器の第2周囲照度レベルを検出する第2照度レベル検出部と、前記第1照度レベルと前記第2照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記第1記憶部に記憶されている前記音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定する音量調整部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る音量調整方法は、前記電子機器の電源切断時の音声出力レベルを記憶するステップと、前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の第1周囲照度レベルを検出するステップと、前記電子機器の電源投入時に前記電子機器の第2周囲照度レベルを検出するステップと、前記第1照度レベルと前記第2照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記電子機器の電源切断時に記憶した音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定するステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、前記電子機器の電源切断時の音声出力レベルを記憶するステップと、前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の第1周囲照度レベルを検出するステップと、前記電子機器の電源投入時に前記電子機器の第2周囲照度レベルを検出するステップと、前記第1照度レベルと前記第2照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記電子機器の電源切断時に記憶した音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定するステップと、を電子機器の音声出力レベルを調整する音量調整装置として動作するコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の電源投入時における音声出力レベルを、電子機器の周囲環境の変化に応じて最適化することができる。
本発明の第1実施形態に係る音量調整装置の概略的な構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る音量調整装置における音声調整処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る音量調整装置における電源投入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る音量調整装置におけるボリューム調整処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る音量調整装置における電源切断処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の変形例に係る音量調整装置における電源投入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の変形例に係る音量調整装置における電源投入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る音量調整装置の概略的な構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る音量調整装置における電源投入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る音量調整装置における電源投入処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る音量調整装置における調整パラメータ算出のための参照テーブルの一例である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る音量調整装置、音量調整方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1にかかる音量調整装置の概略的な構成例を示すブロック図である。
音量調整装置1は、映像機器や音響機器などの電子機器に組み込まれて使用される。音量調整装置1は、音源10から供給される音声信号の出力レベルを調整するボリューム20と、DAC(DigitaltoAnalogConverter)30と、パワーアンプ40と、スピーカ50と、フォトダイオード60と、マイクアンプ70と、ADC(AnalogtoDigitalConverter)80と、音声出力レベル調整部90と、入力部110と、記憶部120と、により構成される。
音源10は、電子機器の音声信号を出力する出力部であり、音源10から出力されるデジタル音声信号は、ボリューム20に入力される。
ボリューム20は、音源10から供給されるデジタル音声信号の出力レベルを調整するための電子ボリュームであり、音声出力レベル調整部90のボリュームコントローラ94によって制御される。
DAC30は、音源10からボリューム20を介して供給されるデジタル音声信号をアナログ信号に変換してパワーアンプ40に供給する。
パワーアンプ40は、DAC30から供給されるアナログ音声信号を増幅し、スピーカ50から音声を出力する。
フォトダイオード60は、電子機器の周囲の照度を検出する検出器であり、フォトダイオード60により検出された照度を示す周囲照度レベル信号は、増幅器70により増幅され、ADC80に供給される。
ADC80は、増幅器70から供給されるアナログ信号の周囲照度レベル信号をデジタル信号の周囲照度レベル信号に変換して、音声出力レベル調整部90のCPU92に供給する。
音声出力レベル調整部90は、ADC80を介して供給される周囲照度レベル信号や入力部110から供給されるユーザーからの操作指示信号に基づいて、ボリューム20から出力されるデジタル音声信号の出力レベルを調整する。
入力部110は、操作ボタンや操作キーを備え、電子機器の電源のオン・オフやボリュームのアップ・ダウンなどのユーザーによる操作指示を音声出力レベル調整部90のCPU(CentralProcessingUnit)92に供給する。電源ボタンは、通常の電源ボタンの他に、本発明を実行するための専用ボタンを設けてもよいし、電源ボタンと他のボタンやスイッチとの組み合わせにより本発明を実行するようにしてもよい。本発明の実施を選択できるようにすることにより、音声出力レベルをユーザーの好みに合わせることが可能になる。また、入力部10を赤外線の受光部やWi−Fiなどの無線通信の受信部により構成し、リモートコントローラ130からの操作指示を受け付けるようにしてもよい。
記憶部120は、音声出力レベル調整部90で設定した音声出力レベルを調整するための調整パラメータやボリューム値などを記憶しておくためのメモリである。記憶部120は、例えば、RAMやフラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、メモリカードなどの記憶媒体が用いられる。
CPU92は、電子機器の周囲における周囲照度レベルを検出する照度レベル検出部として機能し、ADC80から供給される周囲照度レベル信号を調整パラメータとして記憶部120に記憶する。また、CPU92は、電子機器の電源投入時に、ADC80から供給される周囲照度レベル信号(第2周囲照度レベル)と記憶部120に記憶されている周囲照度レベル情報(第1周囲照度レベル)に基づいて、音源10から供給される音声信号の出力レベルを設定するためのボリューム値を決定する。決定したボリューム値は音声出力レベルとして記憶部120に記憶される。また、入力部110から供給されるユーザーからの操作指示により設定されるボリューム値も、設定された音声出力レベルとして記憶部120に記憶する。
CPU92は、決定したボリューム値あるいは入力部110から供給されるユーザーの操作指示に基づいて、ボリューム20を制御するようにボリュームコントローラ94に指示信号を出力する。
なお、CPU92は、音量調整装置1の専用CPUとして説明しているが、電子機器に搭載されるCPUに兼用させてもよい。
ボリュームコントローラ94は、CPU92からの指示信号に基づき、ボリューム20を制御し、音源10から供給される音声信号の出力レベルを設定する。
次に、図2乃至図5を用いて、電子機器の電源投入時における音声出力レベルの調整処理について詳細に説明する。電子機器の電源投入時における音声出力レベルの調整処理は、図1に示す音量調整装置1にて行われる。
図2に示すフローチャートは、電子機器の電源投入時から電源切断時までの間に、音量調整装置1において実行される音声出力レベルの調整処理の一例を示す基本フローチャートである。
入力部110あるいはリモートコントローラ130の電源ボタンが操作され、電子機器の電源が投入されると、音量調整装置1において電源投入処理が実行される(S101)。電源投入処理の詳細については後述する。
電源投入処理が終了すると、音量調整装置1では、ユーザーによる入力部110あるいはリモートコントローラ130の音量調整操作に基づき、ボリューム調整処理が実行される(S102)。ボリューム調整処理の詳細については後述する。
ボリューム調整処理が終了すると、ユーザーによる電源切断指示の受付けを確認する(S103)。より具体的には、入力部110あるいはリモートコントローラ130の操作を介してユーザーから電子機器の電源切断指示があったか否かを確認する。電源切断の指示を受付けた場合は(ステップS103でYes)、ステップS104に移行する。一方、電源切断の指示を受付けていない場合は(ステップS103でNo)、ステップS102に戻り、ボリューム調整処理を実行する。ステップ102のボリューム調整処理は、ステップ103で電子機器の電源切断指示を受付けるまで繰り返される。
電子機器の電源切断指示を受付けると(ステップS103でYes)、音量調整装置1において電源切断処理が実行される(S104)。電源切断処理の詳細については後述する。
図3に示すフローチャートは、ステップS101の電源投入処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。
CPU92は、入力部110あるいはリモートコントローラ130の電源ボタンの操作を介してユーザーから電子機器の電源投入指示がなされたか否かを監視する(S201)。電源投入の指示を受付けた場合は(ステップS201でYes)、ステップS202に移行する。一方、電源投入の指示を受付けていない場合は(ステップS201でNo)、電源投入の指示を受付けるまでステップ201をループする。つまり、電源投入指示の受付を待つ待機状態となる。
電子機器の電源投入指示を受付けると(ステップS201でYes)、音量調整装置1において電源投入処理が開始される(S202)。
電源投入処理が開始されると、CPU92においてボリューム値制御が開始される(S203)。ボリューム値制御とは、音源10から出力されるデジタル音声信号の出力レベルを設定するためのボリューム値VPon(VolumePoweron)を決定する処理である。
ボリューム値制御が開始されると、CPU92は、記憶部120から前回の電源切断時に記憶したボリューム値VPoff(VolumePoweroff)を読み出して取得する(S204)。ボリューム値VPoffの取得後はステップ209に移行する。
一方、ステップS202で電源投入処理が開始されると、ステップS203のボリューム値制御と平行して、CPU92において周囲照度レベルの判定処理が開始される(S205)。周囲照度レベル判定処理とは、ADC80から供給される周囲照度レベル信号から電子機器の周囲の照度レベルを取得し、記憶部120に記憶されている周囲照度レベル情報とを比較する処理である。
周囲照度レベル判定処理が開始されると、フォトダイオード60により検出される周囲照度が周囲照度信号として増幅器70とADC80を介してCPU92に入力される。
CPU92は、ADC80から入力される周囲照度信号から電子機器の周囲の照度レベルを示す周囲照度レベルILon(IlluminanceLevelon)を取得する(S206)。CPU92は、電子機器の電源投入時に、フォトダイオード60が検出する周囲照度を周囲照度レベルとして取得してもよい。また、CPU92は、電子機器の電源投入時から所定時間に検出される周囲照度の平均レベルを周囲照度レベルとして取得してもよい。この場合、所定時間内に発生する一時的な周囲照度レベルの急激な変化分については、稲妻などの瞬間的な閃光によるものと判断し、無視するようにするのが望ましい。
CPU92は、記憶部120から前回の電源切断時に記憶した周囲照度レベルデータILoff(IlluminanceLeveloff)を読み出して取得する(S207)。CPU92は、記憶部120から取得した周囲照度レベルデータILoffとフォトダイオード60から提供された周囲照度レベルILonとを比較し、周囲照度レベルを示す調整パラメータIV(IlluminanceValue)を算出する(S208)。
調整パラメータIVは、音声出力レベルを設定するボリューム値VPonを求めるための係数として用いられる。調整パラメータIVは、記憶部120から前回の電源切断時に取得した周囲照度レベルILoffと、フォトダイオード60から提供される周囲照度レベルILonを用いて、式(1)により算出される。
IV=ILon/ILoff … 式(1)
ステップS203〜S204の処理とステップS205〜S208の処理は、並列処理される。CPU92は、式(2)に示すように、ステップS204で取得したボリューム値VPoffに係数としての調整パラメータIVを乗算することによって、ボリューム値VPonを算出する(S209)。
VPon=VPoff×IV … 式(2)
調整パラメータIVは、電源投入時の周囲照度レベルILonが電源切断時の周囲照度レベルILoffよりも小さければ、調整パラメータは1より小さくなり、ボリューム値VPonはボリューム値VPoffよりも小さくなる。また、調整パラメータIVは、電源投入時の周囲照度レベルILonが電源切断時の周囲照度レベルILoffよりも大きければ、調整パラメータは1より大きくなり、ボリューム値VPonはボリューム値VPoffよりも大きくなる。
CPU92は、式(2)によって算出したボリューム値VPonをボリュームコントローラ94に供給する。ボリュームコントローラ94は、CPU92から供給されたボリューム値VPonに基づいてボリューム20を制御し、音源10から供給されるデジタル音声信号の出力レベルをボリューム値VPonとして設定する(S210)。ボリューム20における音声出力レベルの設定が完了すると、音源10による音声出力が開始され(S211)、音量調整装置1による電源投入処理が終了する(S212)。
本実施形態1の電源投入処理では、電子機器の電源切断時に取得した周囲照度レベルILoffと電子機器の電源投入時に取得した周囲照度レベルILonに基づいて、電子機器の電源切断時と電源投入時の周囲環境の変化を示す差分値を係数として用いている。よって、電子機器の電源投入時における音声出力レベルを周囲環境の変化に応じて最適化することができる。
図4に示すフローチャートは、ステップS102のボリューム調整処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS101の電源投入処理が終了した後は、ユーザーによる入力部110あるいはリモートコントローラ130からの操作指示に基づいてボリュームの調整が行われる手動調整モードに移行する。
音量調整装置1が手動調整モードに移行すると、CPU92は、ユーザーによる入力部110あるいはリモートコントローラ130からのボリューム操作指示の有無を監視する(S301)。ユーザーからのボリューム操作指示がない場合は(S301でNo)、ステップS103に移行する。図2で示すステップS103と図4で示すステップS103は同じである。
一方、ユーザーからのボリューム操作指示を受けた場合は(S301でYes)、ボリューム操作指示が、音量を増加させるアップ指示か、音量を減少させるダウン指示か、を判定する(S302)。ユーザーからのボリューム操作指示がアップ指示である場合、CPU92は、ボリュームコントローラ94にボリューム20の音声出力レベルを上げるように指示信号を送出する。この時、ユーザーにより指示された設定値も併せて送出する。ボリュームコントローラ94は、CPU92からの指示信号に応じて、ボリューム20の音声出力レベルを指示されたボリューム値となるように制御する(S303)。その後、
CPU92は、ボリュームコントローラ94に送出した設定値をボリューム値VPとして記憶部120に記憶する(S304)。
ステップ302で、ユーザーからのボリューム操作指示がダウン指示である場合、CPU92は、ボリュームコントローラ94にボリューム20の音声出力レベルを下げるように指示信号を送出する。この時、ユーザーにより指示された設定値も併せて送出する。ボリュームコントローラ94は、CPU92からの指示信号に応じて、ボリューム20の音声出力レベルを指示されたボリューム値となるように制御する(S305)。その後、CPU92は、ボリュームコントローラ94に送出した設定値をボリューム値VPとして記憶部120に記憶する(S304)。
ステップS301〜S305は、ステップS103で電源切断指示を受けるまで繰り返される。
図5に示すフローチャートは、ステップS104の電源切断処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS103において、CPU92が入力部110あるいはリモートコントローラ130の操作を介してユーザーからの電子機器の電源切断指示を受付けると(S103でYes)、CPU92は、電子機器の電源切断処理を開始する(S401)。
ステップS401で電源切断処理が開始されると、CPU92において周囲照度レベルの判定処理が開始される(S402)。周囲照度レベル判定処理とは、ADC80から供給される周囲照度レベル信号から電子機器の周囲の照度レベルを取得する処理である。
周囲照度レベル判定処理が開始されると、フォトダイオード60により検出される周囲照度が周囲照度信号として増幅器70とADC80を介してCPU92に入力される。
CPU92は、ADC80から入力される周囲照度信号から電子機器の周囲の照度レベルを示す周囲照度レベルILoffを取得する(S403)。CPU92は、電子機器の電源切断時に、フォトダイオード60が検出する周囲照度を周囲照度レベルとして取得してもよい。また、CPU92は、電子機器の電源投入時から所定時間に検出される周囲照度の平均レベルを周囲照度レベルとして取得してもよい。この場合、所定時間内に発生する一時的な周囲照度レベルの急激な変化分については、稲妻などの瞬間的な閃光によるものと判断し、無視するようにするのが望ましい。
CPU92は、周囲照度レベルILoffを取得すると、周囲照度レベルILoffを周囲照度レベルデータとして記憶部120に記憶する(S404)。また、ボリューム20に設定されている音声出力レベルをボリューム値VPoffとして記憶部120に記憶し(S405)、音源10からの音声出力を停止する(S406)。
音源10からの音声出力の停止後あるいは音声出力の停止と同時に、電子機器の電源を切断し、電源切断処理を終了する(S407)。
本実施形態1の電源切断処理では、電子機器の周囲の照度レベルを検出し、次回の電源投入時に音声出力レベルを調整するための調整パラメータとして記憶する。よって、電子機器の電源投入時に、電源切断時に記憶した調整パラメータを用いることで、電子機器の電源切断時と電源投入時の周囲環境の変化に応じた音声出力レベルを設定することができる。
以上、本実施形態1に係る音量調整装置では、電子機器の電源投入時における電子機器の周囲照度だけでなく、電子機器の電源切断時における電子機器の周囲照度も考慮して、電源投入時に電子機器から出力される音声信号の出力レベルを調整することができる。よって、電子機器の電源切断時と電源投入時の周囲環境の変化に対応させることができ、電子機器の電源投入時における音声出力レベルを周囲環境に応じて最適化することができる。また、電子機器の電源投入時にスピーカから不必要な大音量で音声が出力される、スピーカから出力される音声が聞こえない、などといった不具合を解消することができる。
[実施形態1の変形例]
図6と図7を参照しながら、実施形態1の変形例に係る音量調整装置1における電源投入処理について説明する。
図6と図7に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートにおけるステップS101の電源投入処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。ステップS501乃至ステップS509の処理では、図3に示すフローチャートのステップS201乃至ステップS209と同様の処理を行う。また、ステップS512とステップS513の処理では、図3に示すフローチャートのステップS210とステップS211と同様の処理を行う。
電子機器の電源投入時において、スピーカ50から出力される音声の出力レベルは、式(2)によって算出されるボリューム値VPonに基づいて自動的に設定される。しかし、自動的に設定されるボリューム値VPonがユーザーの好みの音声出力レベルと一致しない場合がある。この場合、ユーザーが入力部110やリモートコントローラ130を操作して、ボリューム値を好みの音声出力レベルに変更する可能性が高い。よって、音量調整装置1Aにおける電源投入処理では、音源10の音声出力が開始されてから所定時間内にユーザーにより設定変更されたボリューム値の変更量を補正パラメータVC(VolumeChange)として記憶部120に記憶しておき、ボリューム値VPonに加算する。
ステップS509で式(2)によりボリューム値VPonが算出されると、記憶部120に補正パラメータVCが記憶されているかを確認する(S510)。記憶部120に補正パラメータVCが記憶されている場合(ステップS510でYes)、ステップS509で算出したボリューム値VPonに補正パラメータVCを加算する(S511)。すなわち、ステップS511において、ボリューム値VPonは、式(3)により算出されることになる。
VPon=VPoff×IV+VC … 式(3)
一方、記憶部120に補正パラメータVCが記憶されていない場合(ステップS510でNo)、ステップS511をスキップし、ステップS512に移行する。
CPU92は、ステップS509で算出したボリューム値VPonまたはステップS11で算出したボリューム値VPonをボリュームコントローラ94に供給する。
ステップS513で音源10による音声出力が開始されると、音量調整装置1Aは、音声出力の開始から所定時間内における音声出力レベルの変化を監視する監視モードに移行する。CPU92は、ユーザーによる入力部110あるいはリモートコントローラ130からのボリューム操作指示の有無を監視する(S514)。ユーザーからのボリューム操作指示がない場合は(S514でNo)、ステップS519に移行する。
一方、ユーザーからのボリューム操作指示を受けた場合は(S514でYes)、ボリューム操作指示が、音量を増加させるアップ指示か、音量を減少させるダウン指示か、を判定する(S515)。ユーザーからのボリューム操作指示がアップ指示である場合、CPU92は、ボリュームコントローラ94にボリューム20の音声出力レベルを上げるように指示信号を送出する。この時、ユーザーにより指示されたボリューム値VP(VolumePower)も併せて送出する。ボリュームコントローラ94は、CPU92からの指示信号に応じて、ボリューム20の音声出力レベルを指示されたボリューム値VPとなるように制御する(S516)。その後、CPU92は、ステップ512で設定されたボリューム値VPonとボリュームコントローラ94に送出したボリューム値VPとの差分をボリューム値の変化量として記憶部120に記憶し(S518)、ステップS519に移行する。
ステップ515において、ユーザーからのボリューム操作指示がダウン指示である場合、CPU92は、ボリュームコントローラ94にボリューム20の音声出力レベルを下げるように指示信号を送出する。この時、ユーザーにより指示されたボリューム値VPも併せて送出する。ボリュームコントローラ94は、CPU92からの指示信号に応じて、ボリューム20の音声出力レベルを指示されたボリューム値VPとなるように制御する(S517)。その後、CPU92は、ステップ512で設定されたボリューム値VPonとボリュームコントローラ94に送出したボリューム値VPとの差分をボリューム値の変化量として記憶部120に記憶し(S518)し、ステップS519に移行する。
ステップS519では、音源10による音声出力が開始されてから所定時間が経過したかを確認する(S519)。所定時間が経過していないと判定された場合(ステップS519でNo)、ステップS514に移行し、ステップS514〜S519の処理を繰り返す。記憶部120に記憶されるボリューム値の変化量は、ステップ512で設定されたボリューム値VPonを基準とし、ボリューム値VPonからの変化量として情報が更新される。
ステップS519において所定時間が経過したと判定された場合(ステップS519でYes)、記憶部120に記憶されているボリューム値の変化量(最終更新値)を補正パラメータVCとして記憶部120に記憶し、電源投入処理を終了する(S520)。
補正パラメータVCは、電源切断時の周囲照度レベルILoffと電源投入時の周囲照度レベルILon、およびユーザーによって指示されたボリューム値VPとの関係を記憶部120においてテーブル化しながら学習し、調整パラメータIVと融合させた係数としてボリューム値VPoffと演算できるようにしてもよい。
本実施形態1の変形例に係る電源投入処理では、電子機器の電源投入時に、電源切断時に記憶した調整パラメータを用いるだけでなく、音声出力の開始から所定時間内におけるユーザーにより設定されるボリューム値を、次回の電源投入時の補正パラメータとして用いている。よって、電子機器の電源切断時と電源投入時の周囲環境の変化に応じた、ユーザー好みの音声出力レベルを設定することができる。
以上、本実施形態1の変形例に係る音量調整装置では、電子機器の電源投入時と電源切断時における電子機器の周囲照度の変化およびユーザー好みの音声出力レベルを考慮して、電源投入時に電子機器から出力される音声信号の出力レベルを調整することができる。よって、電子機器の電源切断時と電源投入時の周囲環境の変化に対応させることができ、電子機器の電源投入時における音声出力レベルを周囲環境とユーザー好みに応じて最適化することができる。また、電子機器の電源投入時に、ユーザーにとって不快な音量で音声が出力されるといった不具合を解消することができる。
[実施形態2]
図8乃至図11を参照しながら、実施形態2に係る音量調整装置1Aについて説明する。
図8は、本実施形態2に係る音量調整装置1Aの概略的な構成例を示すブロック図である。
音量調整装置1Aは、基本的な構成は実施形態1の音量調整装置1と同じである。以下の説明においては、音量調整装置1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。音量調整装置1Aは、時刻情報取得部200を備える点と、CPU92におけるボリューム値VPonの演算処理が実施形態1と異なる。
時刻情報取得部200は、電子機器に内蔵されている時計から電子機器の電源投入時および電源切断時の時刻情報を取り込み、CPU92に供給する。時刻情報は、インターネットや無線通信を介して取得してもよい。また、CPU92は、電子機器の電源切断時の時刻情報を記憶部120に記憶する。
次に、図9と図10を用いて、音量調整装置1Aにおける電源投入処理について説明する。図9と図10に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートにおけるステップS101の電源投入処理の詳細な流れの一例を示すフローチャートである。ステップS601乃至ステップS608の処理では、図3に示すフローチャートのステップS201乃至ステップS208と同様の処理を行う。また、ステップS613乃至ステップS616の処理では、図3に示すフローチャートのステップS209乃至ステップS212と同様の処理を行う。
ステップS608において、式(1)を用いて調整パラメータIVが算出されると、CPU92は、式(2)を用いてボリューム値VPonを算出する(S609)。ここで、CPU92は、ボリューム値VPonとボリューム値VPoffを比較し、ボリューム値VPonとボリューム値VPoffが等しいかを判定する(S610)。ステップS610では、ボリューム値VPonとボリューム値VPoffが完全一致ではなく、近似範囲を等しいと判定してもよい。
ステップS610でボリューム値VPonとボリューム値VPoffが等しくないと判定された場合は、ステップS609で算出したボリューム値VPonを確定する(S613)。ステップS610でボリューム値VPonとボリューム値VPoffが等しいと判定された場合は、記憶部120から前回の電源切断時刻を読み出し、電源投入時刻と比較する(S611)。
調整パラメータIVは、式(1)を用いて算出されるが、電子機器の電源切断時および電源投入時の周囲環境によっては、調整パラメータIVが1あるいは1の近似値となる場合がある。例えば、電子機器の周囲照度は、屋内照明器具の点燈状態や屋外の天候などによって大きく左右される。特に昼間の時間帯は、同じ時刻であっても、天候が雨の日と晴れの日とでは、電子機器の周囲照度がまったく異なる。よって、天候が雨や曇りだった場合、終日、周囲照度に大きな変化が起こらず、調整パラメータIVが1あるいは1の近似値となる場合があり得る。また、雨戸やカーテンなどによって外光を遮蔽している場合、昼間の時間帯であっても電子機器の周囲照度が夜間のようになる場合があり得る。このような場合、調整パラメータIVは無効係数となるため、式(2)を用いてボリューム値VPonを算出すると、ボリューム値VPonとボリューム値VPoffは実質的に等しくなる。電源切断時刻と電源投入時刻が同じ時間帯に属していれば大きな問題になることは少ない。しかし、電源切断時刻と電源投入時刻が異なる時間帯に属しており、調整パラメータIVが実質的に無効係数となる場合は、例えば、深夜に想定外の大音量で出力される可能性がある。逆にまったく聞き取れない音量で出力される可能性もある。
そこで、本実施形態2では、ボリューム値VPonとボリューム値VPoffが等しい場合、ステップS611で前回の電源切断時刻と電源投入時刻とを比較し、調整パラメータとして時刻情報に基づく調整係数TV(TimeValue)を算出する(S612)。
時刻情報に基づく調整係数TVの算出方法について、図11を参照して説明する。図11に示す参照テーブルは、一例であり、これに限定されるものではない。
本実施形態2では、0時〜24時の時刻を、0時〜6時、6時〜9時、9時〜15時、15時〜19時、19時〜24時、の5つの時間帯に分け、各時間帯に重み付けの係数を設定している。本実施形態2では、0時〜6時を深夜帯として係数1を設定し、これを基準に重み付けを行っている。6時〜9時の時間帯は、出勤や登校でやや騒がしくなることから係数1.2を設定している。9時〜15時の時間帯は、日中の騒がしい時間帯となることから係数1.6を設定している。15時〜16時の時間帯は、下校時間や通勤時間が含まれるため、1日で最も騒がしい時間帯となることから係数1.8を設定している。19時〜24時は夜間帯であることから係数1.4を設定している。時間帯の振り分けや重み付け係数の振り分けは、電子機器が設置される周囲環境によって最適化する必要があるため、一義的に決められるものではなく、適宜、変更することができるものである。
調整係数TVは、電源切断時刻の係数をTVoff、電源投入時刻の係数をTVonとした場合、式(4)によって算出される。
TV=TVon/TVoff … 式(4)
図11の参照テーブルを用いて具体的に説明する。例えば、電子機器の電源切断時刻が22時50分であった場合、電源切断時刻は19時〜24時の時間帯に属するため、係数TVoffは1.4に設定される。また、電子器の電源投入時刻が7時10分であった場合、電源投入時刻は6時〜9時の時間帯に属するため、係数TVonは1.2に設定される。よって、この場合の調整係数TVは、式(4)により、TV=1.2/1.4=0.86、に設定されることになる。
別の例として、電子機器の電源切断時刻が9時45分であった場合、電源切断時刻は9時〜15時の時間帯に属するため、係数TVoffは1.6に設定される。また、電子器の電源投入時刻が三日後の17時20分であった場合、電源投入時刻は15時〜19時の時間帯に属するため、係数TVonは1.8に設定される。よって、この場合の調整係数TVは、式(4)により、TV=1.8/1.6=1.13、に設定されることになる。この例の場合、電源切断時から次の電源投入時まで数日が経過しているが、時刻情報の比較ができれば調整係数が求まるため、電源切断時から次の電源投入時までの経過日数については考慮する必要はない。
また、電源切断時刻と電源投入時刻が同じ時間帯に属する場合は、調整係数は1となるため、無効係数となり、ボリューム値VPonとボリューム値VPoffは等しいままとなる。
以上のように、本実施形態に3においては、ステップS610においてボリューム値VPonとボリューム値VPoffが等しいと判定された場合は、電子機器の電源投入時におけるボリューム値VPonは、式(5)により算出される(S613)。
VPon=VPoff×IV×TV … 式(5)
なお、本実施形態2に係る音量調整装置1Aでは、電源切断時の時刻情報と電源投入時の時刻情報に基づいて調整係数TVを算出しているが、電源投入時刻のみの係数を用いて調整係数TVを設定してもよい。
以上、本実施形態2に係る音量調整装置では、電子機器の電源切断時と電源投入時における電子機器の周囲照度だけでなく、電子機器の電源切断時と電源投入時の時刻も考慮して、電源投入時に電子機器から出力される音声信号の出力レベルを調整することができる。よって、電子機器の電源切断時と電源投入時の周囲環境の変化により精度よく対応させることができ、電子機器の電源投入時における音声出力レベルを周囲照度および周囲環境に応じて最適化することができる。特に、時刻情報を調整パラメータに用いることにより、天候による周囲照度変化や、雨戸やカーテンなどによる外光遮蔽による周囲照度変化にも対応することができる。また、電子機器の電源投入時にスピーカから想定外の大音量で音声が出力される、スピーカから出力される音声が聞き取れない、などといった不具合を解消することができる。
以上、本発明の実施形態として2つの実施形態と1つの変形例を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明穂範囲を限定することを意図していない。
図示した音量調整装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各構成要素の具体的な形態は、図示のものに限られず、各構成要素の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
音量調整装置の構成の全部または一部は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現可能である。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
1、1A 音量調整装置
10 音源
20 ボリューム
30 DAC
40 パワーアンプ
50 スピーカ
60 フォトダイオード
70 増幅器
80 ADC
90 音声出力レベル調整部
92 CPU
94 ボリュームコントローラ
110 入力部
120 記憶部
130 リモートコントローラ
200 時刻情報取得部

Claims (5)

  1. 電子機器の音声出力レベルを調整する音量調整装置であって、
    前記電子機器の電源切断時の音声出力レベルを記憶する第1記憶部と、
    前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の第1周囲照度レベルを検出して記憶する第1照度レベル検出部と、
    前記電子機器の電源投入時に前記電子機器の第2周囲照度レベルを検出する第2照度レベル検出部と、
    前記第1周囲照度レベルと前記第2周囲照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記第1記憶部に記憶されている前記音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定する音量調整部と、
    を備える音量調整装置。
  2. 電源投入時点から所定時間内における音声出力レベルの変化量に基づいた補正パラメータを記憶する第2記憶部を有し、
    前記音量調整部は、前記補正パラメータと前記第1周囲照度レベルと前記第2周囲照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記第1記憶部に記憶されている音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の音量調整装置。
  3. 時刻情報を取得する時刻情報取得部を有し、
    前記音量調整部は、少なくとも電源投入時に取得される時刻情報に応じて前記調整パラメータを補正する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の音量調整装置。
  4. 電子機器の音声出力レベルを調整する音量調整装置における音量調整方法であって、
    前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の音声出力レベルを記憶するステップと、
    前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の第1周囲照度レベルを検出するステップと、
    前記電子機器の電源投入時に前記電子機器の第2周囲照度レベルを検出するステップと、
    前記第1周囲照度レベルと前記第2周囲照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記電子機器の電源切断時に記憶した音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定するステップと、
    を有する音量調整方法。
  5. 電子機器の音声出力レベルを調整する音量調整装置に、
    前記電子機器の電源切断時の音声出力レベルを記憶するステップと、
    前記電子機器の電源切断時に前記電子機器の第1周囲照度レベルを検出するステップと、
    前記電子機器の電源投入時に前記電子機器の第2周囲照度レベルを検出するステップと、
    前記第1周囲照度レベルと前記第2周囲照度レベルに基づいて設定される調整パラメータを用いて前記電子機器の電源切断時に記憶した音声出力レベルを調整し、前記電子機器の電源投入時における音声出力レベルとして設定するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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