JPH04242400A - 補聴器の音量コントロール装置 - Google Patents

補聴器の音量コントロール装置

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Publication number
JPH04242400A
JPH04242400A JP367791A JP367791A JPH04242400A JP H04242400 A JPH04242400 A JP H04242400A JP 367791 A JP367791 A JP 367791A JP 367791 A JP367791 A JP 367791A JP H04242400 A JPH04242400 A JP H04242400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hearing aid
level
volume
amplifier
tone volume
Prior art date
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Pending
Application number
JP367791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Miura
雅美 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP367791A priority Critical patent/JPH04242400A/ja
Publication of JPH04242400A publication Critical patent/JPH04242400A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音量レベルが使用者
のフィッテイングレベルまで自動的に調整されるように
なされた補聴器の音量コントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補聴器を使用する場合使用者に合わせた
音量調整が必要である。この場合、初めて補聴器を使用
する人にとっては最初音量レベルを小さ目に設定してお
き、慣れてから次第に大きくしていくというような調整
方法を採っている。最初の音量レベルをどの程度に設定
し、最終的な音量レベルをどの程度に設定するかという
難聴者の聴力レベルに合わせた調整手法(フィッテング
手法)はPOGO法やNAL法としてよく知られている
【0003】この調整手法によれば、通常は使用して2
〜3週間後に使用者のフィッテングレベルまで到達する
ように数段階に亘る音量レベルの調整が行われる。この
調整は通常手動調整であって、音量調整のために使用者
がその都度病院あるいは販売店まで出向いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように音
量レベルの調整の都度、使用者である難聴者が病院や器
具販売店まで出向くのは非常に煩わしい。
【0005】そこで、この発明はこのような点を考慮し
たもので、使用者の手を煩わせることなく、その使用者
のフィッテングレベルまで自動的に音量レベルを調整で
きるようにした補聴器の音量コントロール装置を提案す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、マイクロホンより入力した音
声信号がアンプを介してイヤホーンに供給されるように
なされた補聴器の音量コントロール装置において、補聴
器の最初からの実際の使用時間を積算する積算手段と、
この積算手段より得られる積算信号が供給される音量コ
ントロール回路とを有し、上記補聴器使用時間を示す積
算信号に応じて上記アンプのゲインが大きくなるように
コントロールされて、所定時間経過後の音量レベルが補
聴器使用者のフィッテングレベルまで自動的に調整され
るようになされたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】マイクロホン2で集音された音声信号はアンプ
4によって所定レベルまで増幅されたのちイヤホーン6
から放音される。イヤホーン6は使用者の耳介に装着さ
れる。アンプ4は電源スイッチ10によってその駆動状
態が制御される。補聴器の音量レベル調整段階では、ア
ンプ4のゲインは次のように調整される。
【0008】補聴器の最初からの実際の使用時間が積算
タイマー14で積算される。積算タイマー14から得ら
れる積算信号は音量コントロール回路16に供給され、
使用時間が所定時間を経過したとき、音量レベルが目的
とする使用者のフィッテングレベルまで到達するように
アンプ4のゲインが図2の曲線La、Lbのように自動
調整される。
【0009】
【実施例】続いて、この発明に係る補聴器における音量
コントロール装置の一例を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0010】図1はこの発明の一例を示すもので、補聴
器に使用されている音量コントロール装置の代表例であ
る。2は集音用のマイクロホンで、これで集音された外
部の音声信号はアンプ4で所定の値に増幅されたのちイ
ヤホーン6によって放音される。イヤホーン6は使用者
である難聴者の耳介に装着される。
【0011】8はアンプ4を駆動するための駆動電源(
電池)、10は外部より操作できる電源スイッチである
。12は半固定のボリュームでこれによっても音量レベ
ルを調整できる。そのため、このボリューム12は外部
より操作できるようになされている。
【0012】この発明では、電源スイッチ10を投入し
てからの使用時間を積算するため駆動電源8に対して積
算タイマー14が接続され、補聴器使用開始直後からの
実際の使用時間が積算される。したがって、この積算タ
イマー14はメモリ内蔵型のタイマーであって、実際の
使用時間のみを積算できるようになっている。
【0013】実際の使用時間を示す積算信号は音量コン
トロール回路16に供給されて、積算信号に応じてアン
プ4のゲインが自動調整される。アンプ4のゲインを使
用時間が多くなるにつれ大きくなるように自動調整する
ことによって音量レベルもそれに応じて大きくなる。
【0014】補聴器の使用時間と音量レベルとの関係の
一例を図2に示す。上述したように、使用者が補聴器か
らの音量を、その聴力レベルに応じた最適な音量レベル
(フィッテングレベル)と思えるまでに慣れるには補聴
器を使用してから2〜3週間程度かかる。本例では説明
の便宜上3週間を目安と考え、使用開始時点から2回の
レベル調整によって最終音量に到達するものとする。ま
た、1日の使用時間は補聴器使用者の個人差があるが、
平均するとほぼ同じになるものと思われる(例えば15
時間)。
【0015】そうしたときには、図2に示すように補聴
器使用開始から1週間目の使用時間Ta(105時間目
)となると、積算タイマー14よりの積算信号によって
音量コントロール回路16が制御されて音量レベルVo
(初期値)がVa(曲線La)となるように、したがっ
てアンプ4のゲインが所定値だけ大きくなるように制御
される。
【0016】さらに1週間目の使用時間Tb(210時
間目)になると、音量レベルVaがVbとなるように制
御され、そして使用開始時より3週間が経過する使用時
間Tc(315時間目)になると音量レベルVbが、使
用者のフィッテングレベルである最終音量レベルVcと
なるように制御される。音量レベルがフィッテングレベ
ルVcまで制御されると、その後はそのフィッテングレ
ベルが保持される。
【0017】音量レベルの初期値Voおよび最終値Vc
は使用者の聴力レベルによって相違するから、その使用
者に合った音量制御曲線が選択されることになる。一定
時間ごとに音量を制御するのではなく、使用時間が経過
するにつれ音量制御頻度が増すように制御することもで
きるし、音量制御回数も任意である。音量レベルの制御
は曲線Laのように階段状ではなく、曲線Lbに示すよ
うな線形制御でもよい。その場合は積算信号も線形出力
となる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る補聴器の
音量コントロール装置では、補聴器使用開始時からの実
際の使用時間を管理し、その使用時間に応じた積算信号
に基づいて自動的に音量レベルが大きくなるように調整
し、最終的には使用者のフィッテングレベルに到達する
ように制御したものである。
【0019】これによれば、音量調整を完全自動化でき
るため、音量調整の都度使用者が病院や器具販売店に出
向いて調整してもらうような煩雑さを一掃できる特徴を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る補聴器の音量コントロール装置
の一例を示す系統図である。
【図2】音量出力のコントロール特性を示す曲線図であ
る。
【符号の説明】
2  マイクロホン 4  アンプ 6  イヤホーン 8  駆動電源 10  電源スイッチ 12  音量調整用ボリューム 14  積算タイマー 16  音量コントロール回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マイクロホンより入力した音声信号が
    アンプを介してイヤホーンに供給されるようになされた
    補聴器の音量コントロール装置において、補聴器の最初
    からの実際の使用時間を積算する積算手段と、この積算
    手段より得られる積算信号が供給される音量コントロー
    ル回路とを有し、上記補聴器使用時間を示す積算信号に
    応じて上記アンプのゲインが大きくなるようにコントロ
    ールされて、所定時間経過後の音量レベルが補聴器使用
    者のフィッテングレベルまで自動的に調整されるように
    なされたことを特徴とする補聴器の音量コントロール装
    置。
JP367791A 1991-01-17 1991-01-17 補聴器の音量コントロール装置 Pending JPH04242400A (ja)

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