JPH1066185A - 自動音量調整装置 - Google Patents
自動音量調整装置Info
- Publication number
- JPH1066185A JPH1066185A JP8220168A JP22016896A JPH1066185A JP H1066185 A JPH1066185 A JP H1066185A JP 8220168 A JP8220168 A JP 8220168A JP 22016896 A JP22016896 A JP 22016896A JP H1066185 A JPH1066185 A JP H1066185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- level
- sound
- speaker
- volume control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スピーカ出力レベルを、視聴者周囲の雑音レベ
ルに応じて調整する。 【解決手段】 電気機器2の動作を制御するリモートコ
ントローラ14に設けられ、スピーカ8からの音声と周
辺ノイズとが入力され、これらが重畳した周辺音声信号
S3 を出力する集音手段16と、周辺音声信号S3 に基
づいて周辺ノイズの大きさを算出する雑音レベル算出手
段22と、周辺ノイズの大きさに基づいてスピーカ8の
出力レベルを調整する出力レベル切換手段6とを有す
る。雑音レベル算出手段22は、図示のように音声信号
S1 を用いてノイズを抽出してもよいが、適宜設定、更
新される比較基準を用いる構成としてもよい。また、リ
モートコントローラ14に、スピーカ8の音量調整につ
いて周辺ノイズの大きさに対する感度を調整する感度調
整手段14cを設けると、番組やノイズ源の種類或いは
視聴者の個人差等に応じて、最適な自動音量調整が実現
できる。
ルに応じて調整する。 【解決手段】 電気機器2の動作を制御するリモートコ
ントローラ14に設けられ、スピーカ8からの音声と周
辺ノイズとが入力され、これらが重畳した周辺音声信号
S3 を出力する集音手段16と、周辺音声信号S3 に基
づいて周辺ノイズの大きさを算出する雑音レベル算出手
段22と、周辺ノイズの大きさに基づいてスピーカ8の
出力レベルを調整する出力レベル切換手段6とを有す
る。雑音レベル算出手段22は、図示のように音声信号
S1 を用いてノイズを抽出してもよいが、適宜設定、更
新される比較基準を用いる構成としてもよい。また、リ
モートコントローラ14に、スピーカ8の音量調整につ
いて周辺ノイズの大きさに対する感度を調整する感度調
整手段14cを設けると、番組やノイズ源の種類或いは
視聴者の個人差等に応じて、最適な自動音量調整が実現
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力音声信号にも
とづいて、スピーカから音声を出力するテレビ受信機な
どの電気機器のスピーカ出力レベルを、聴取者の周辺ノ
イズのレベルに応じて調整する自動音量調整装置に関す
る。
とづいて、スピーカから音声を出力するテレビ受信機な
どの電気機器のスピーカ出力レベルを、聴取者の周辺ノ
イズのレベルに応じて調整する自動音量調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビ受信機で番組を視聴しよう
とする視聴者は、手元のリモートコントローラを操作し
て、テレビ受信機の電源をONとし、所望のチャネルを
選択し、テレビ受信機のスピーカからの音声の音量レベ
ルが最適値になるように、音量レベルを調整して、テレ
ビ受信機で番組を視聴している。このような、テレビ受
信機での番組の視聴時に、突然隣家で屋根の修理工事が
始まったり、ペットが散歩の催促をして鳴き出したりし
て、視聴者の身辺に突発的に周辺ノイズが発生すると、
テレビのスピーカからの音声が聞き取りにくくなること
がある。
とする視聴者は、手元のリモートコントローラを操作し
て、テレビ受信機の電源をONとし、所望のチャネルを
選択し、テレビ受信機のスピーカからの音声の音量レベ
ルが最適値になるように、音量レベルを調整して、テレ
ビ受信機で番組を視聴している。このような、テレビ受
信機での番組の視聴時に、突然隣家で屋根の修理工事が
始まったり、ペットが散歩の催促をして鳴き出したりし
て、視聴者の身辺に突発的に周辺ノイズが発生すると、
テレビのスピーカからの音声が聞き取りにくくなること
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場合に、リ
モートコントローラによって、周辺ノイズの発生のたび
に音量レベルを上げ、周辺ノイズが発生しなくなると音
量レベルを下げる操作をすることは、煩わしいことであ
る。
モートコントローラによって、周辺ノイズの発生のたび
に音量レベルを上げ、周辺ノイズが発生しなくなると音
量レベルを下げる操作をすることは、煩わしいことであ
る。
【0004】■この問題を解決するためには、例えばテ
レビ受信機側で外部ノイズを検出し、検出した外部ノイ
ズレベルに応じてスピーカの出力レベルを制御すること
も考えられるが、例えば大型のテレビ受信機のように、
視聴者とテレビ受信機間の距離が比較的に離れている場
合には、必ずしも視聴者の周辺のノイズを検出している
とは言えず、視聴者の周辺ノイズのレベルに適切に対応
したスピーカの音量調整が行われないことがある。
レビ受信機側で外部ノイズを検出し、検出した外部ノイ
ズレベルに応じてスピーカの出力レベルを制御すること
も考えられるが、例えば大型のテレビ受信機のように、
視聴者とテレビ受信機間の距離が比較的に離れている場
合には、必ずしも視聴者の周辺のノイズを検出している
とは言えず、視聴者の周辺ノイズのレベルに適切に対応
したスピーカの音量調整が行われないことがある。
【0005】本発明は、このような外部ノイズに対応す
る音量調整の現状に鑑みてなされたものであり、その目
的は、電気機器のスピーカ出力レベルを、聴取者周囲の
ノイズレベルに応じて調整することが可能な自動音量調
整装置を提供することにある。
る音量調整の現状に鑑みてなされたものであり、その目
的は、電気機器のスピーカ出力レベルを、聴取者周囲の
ノイズレベルに応じて調整することが可能な自動音量調
整装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の自動
音量調整装置では、ノイズ測定を、通常、聴取者のそば
に置かれるリモートコントローラで行なうこととした。
すなわち、本自動音量調整装置は、入力した音声信号に
もとづいて、電気機器のスピーカから出力される音声の
出力レベルを調整する自動音量調整装置であって、前記
電気機器の動作を制御するリモートコントローラに設け
られ、前記スピーカからの音声と前記周辺ノイズとが入
力され、前記音声に前記周辺ノイズが重畳された周辺音
声信号を出力する集音手段と、入力した前記周辺音声信
号にもとづいて、前記周辺ノイズの大きさを算出する雑
音レベル算出手段と、前記周辺ノイズの大きさにもとづ
いて、前記スピーカからの音声の出力レベルを調整する
出力レベル切換手段とを有することを特徴とする。これ
により、周辺ノイズの大きさに的確に対応させて、電気
機器のスピーカ出力レベルを自動調整することができ
る。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の自動
音量調整装置では、ノイズ測定を、通常、聴取者のそば
に置かれるリモートコントローラで行なうこととした。
すなわち、本自動音量調整装置は、入力した音声信号に
もとづいて、電気機器のスピーカから出力される音声の
出力レベルを調整する自動音量調整装置であって、前記
電気機器の動作を制御するリモートコントローラに設け
られ、前記スピーカからの音声と前記周辺ノイズとが入
力され、前記音声に前記周辺ノイズが重畳された周辺音
声信号を出力する集音手段と、入力した前記周辺音声信
号にもとづいて、前記周辺ノイズの大きさを算出する雑
音レベル算出手段と、前記周辺ノイズの大きさにもとづ
いて、前記スピーカからの音声の出力レベルを調整する
出力レベル切換手段とを有することを特徴とする。これ
により、周辺ノイズの大きさに的確に対応させて、電気
機器のスピーカ出力レベルを自動調整することができ
る。
【0007】具体的に、周辺ノイズレベルの大きさを求
めるのに、番組等の音声信号を用いるてノイズを精度よ
く抽出してもよく、また音声信号を用いない構成とする
こともできる。音声信号を用いる場合、前記雑音レベル
算出手段は、前記音声信号が入力され、入力した音声信
号を用いて前記周辺音声信号から前記周辺ノイズを抽出
した後、周辺ノイズの大きさを算出する手段から構成さ
れていることを他の特徴とする。
めるのに、番組等の音声信号を用いるてノイズを精度よ
く抽出してもよく、また音声信号を用いない構成とする
こともできる。音声信号を用いる場合、前記雑音レベル
算出手段は、前記音声信号が入力され、入力した音声信
号を用いて前記周辺音声信号から前記周辺ノイズを抽出
した後、周辺ノイズの大きさを算出する手段から構成さ
れていることを他の特徴とする。
【0008】また、音声信号を用いない場合、前記雑音
レベル算出手段は、比較基準レベルを設定し更新する基
準レベル設定手段と、前記基準レベル設定手段により設
定、更新される各比較基準レベルを入力し、前記周辺音
声信号と比較する比較手段と、前記比較手段の各比較結
果と前記各比較基準レベルとにもとづいて、前記周辺音
声信号の直流変化幅を、周辺ノイズレベルとして算出す
る雑音レベル判定手段と、を有することを他の特徴とす
る。この音声信号を用いない場合の利点としては、雑音
レベル算出手段を集音手段が設けられているリモートコ
ントローラ側に設け、リモートコントローラ内部で音量
調整ができ、この結果、特に信号の送受信が簡素化でき
て好ましい。
レベル算出手段は、比較基準レベルを設定し更新する基
準レベル設定手段と、前記基準レベル設定手段により設
定、更新される各比較基準レベルを入力し、前記周辺音
声信号と比較する比較手段と、前記比較手段の各比較結
果と前記各比較基準レベルとにもとづいて、前記周辺音
声信号の直流変化幅を、周辺ノイズレベルとして算出す
る雑音レベル判定手段と、を有することを他の特徴とす
る。この音声信号を用いない場合の利点としては、雑音
レベル算出手段を集音手段が設けられているリモートコ
ントローラ側に設け、リモートコントローラ内部で音量
調整ができ、この結果、特に信号の送受信が簡素化でき
て好ましい。
【0009】また、リモートコントローラに、出力レベ
ル切換手段によるスピーカの音量調整について、周辺ノ
イズの大きさに対する感度を調整する感度調整手段を設
けるとよい。これにより、例えば番組やノイズ源の種
類、或いは視聴者の個人差に応じて、最適な音量調整が
実現できる。
ル切換手段によるスピーカの音量調整について、周辺ノ
イズの大きさに対する感度を調整する感度調整手段を設
けるとよい。これにより、例えば番組やノイズ源の種
類、或いは視聴者の個人差に応じて、最適な音量調整が
実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動音量調整装置
を、図面を参照しながら詳細に説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の構成を示すブロック図、図2は本
実施形態の動作を示すフローチャートである。
を、図面を参照しながら詳細に説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の構成を示すブロック図、図2は本
実施形態の動作を示すフローチャートである。
【0011】本実施形態は、テレビ受信機に本発明が適
用された場合である。図1に示すように、このテレビ受
信機には、そのテレビ受信機本体2内に、音声信号を受
信し復調した後、増幅等のレベル調整を施して出力する
音声信号入力回路4を備えている。音声信号入力回路4
の出力端子には、音声信号S1 の出力レベルの切換を行
う出力レベル切換回路6が接続されている。この出力レ
ベル切換回路6の出力端子が、番組等の音声を出力する
内蔵のスピーカ8に接続され、またテレビ受信機本体2
の前面に設けられた図示せぬ音量調整ボタンに対し手動
による音量調整が可能に接続されている。この出力レベ
ル切換回路6には、例えば図示のように、入力端子とア
ース間に抵抗10が接続され、この抵抗10の各分割端
子t1 〜tn を切換選択可能な切片12がコモン端子t
cに接続され、コモン端子tcが出力端子に接続されて
構成されている。
用された場合である。図1に示すように、このテレビ受
信機には、そのテレビ受信機本体2内に、音声信号を受
信し復調した後、増幅等のレベル調整を施して出力する
音声信号入力回路4を備えている。音声信号入力回路4
の出力端子には、音声信号S1 の出力レベルの切換を行
う出力レベル切換回路6が接続されている。この出力レ
ベル切換回路6の出力端子が、番組等の音声を出力する
内蔵のスピーカ8に接続され、またテレビ受信機本体2
の前面に設けられた図示せぬ音量調整ボタンに対し手動
による音量調整が可能に接続されている。この出力レベ
ル切換回路6には、例えば図示のように、入力端子とア
ース間に抵抗10が接続され、この抵抗10の各分割端
子t1 〜tn を切換選択可能な切片12がコモン端子t
cに接続され、コモン端子tcが出力端子に接続されて
構成されている。
【0012】テレビ受信機は、テレビ受信機本体2の動
作(チャネル設定,音量調整等)を制御するリモートコ
ントローラ14を付属している。このリモートコントロ
ーラ14には、視聴者の身辺におけるスピーカ8からの
音声と、周辺ノイズとが入力される集音手段(マイク1
6)が内蔵されている。その他、特に図示しないが、リ
モートコントローラ14には、チャネル設定ボタン等の
各種設定ボタンほかに、例えば赤外線発光素子等を含む
送信手段が設けられている。送信手段には、視聴者の操
作によってテレビ受信機本体2の動作を制御する制御信
号S2 、及びマイク16に入力される音声と周辺ノイズ
に応じたマイク出力信号S3 が出力される端子が設けら
れている。図中、符号14aは、この送信手段の端子を
示している。
作(チャネル設定,音量調整等)を制御するリモートコ
ントローラ14を付属している。このリモートコントロ
ーラ14には、視聴者の身辺におけるスピーカ8からの
音声と、周辺ノイズとが入力される集音手段(マイク1
6)が内蔵されている。その他、特に図示しないが、リ
モートコントローラ14には、チャネル設定ボタン等の
各種設定ボタンほかに、例えば赤外線発光素子等を含む
送信手段が設けられている。送信手段には、視聴者の操
作によってテレビ受信機本体2の動作を制御する制御信
号S2 、及びマイク16に入力される音声と周辺ノイズ
に応じたマイク出力信号S3 が出力される端子が設けら
れている。図中、符号14aは、この送信手段の端子を
示している。
【0013】テレビ受信機本体2には、リモートコント
ローラ14からの制御信号S2 を受信する制御信号受信
回路18が設けられ、制御信号受信回路18の出力信号
によって、テレビ受信機の動作制御が行われるようにな
っている。これらの制御のうち、本発明に関するものと
しては音量制御がある。制御信号受信回路18は、この
制御のために出力レベル切換回路6に接続されている。
すなわち、制御信号受信回路18は、その出力信号の一
つである第1の音量制御信号S4aが出力レベル切換回路
6の制御端子6aに入力され、切片12の切換によって
コモン端子tcが端子t1 〜tn の何れかに切り換えら
れ、スピーカ8から出力される音声の出力がn段階に切
換可能に構成されている。
ローラ14からの制御信号S2 を受信する制御信号受信
回路18が設けられ、制御信号受信回路18の出力信号
によって、テレビ受信機の動作制御が行われるようにな
っている。これらの制御のうち、本発明に関するものと
しては音量制御がある。制御信号受信回路18は、この
制御のために出力レベル切換回路6に接続されている。
すなわち、制御信号受信回路18は、その出力信号の一
つである第1の音量制御信号S4aが出力レベル切換回路
6の制御端子6aに入力され、切片12の切換によって
コモン端子tcが端子t1 〜tn の何れかに切り換えら
れ、スピーカ8から出力される音声の出力がn段階に切
換可能に構成されている。
【0014】また、テレビ受信機本体2には、リモート
コントローラ14からのマイク出力信号S3 を受信する
マイク出力受信回路20と、音声信号入力回路4からの
音声信号S1 を用いて、マイク出力受信回路20が受信
したマイク出力信号S3 から周辺ノイズ信号を抽出し、
この周辺ノイズ信号から第2の音声制御信号S4bを生成
するノイズ抽出回路22とが設けられている。このた
め、マイク出力受信回路20の出力端子は、ノイズ抽出
回路22の一方側の入力端子に接続され、他方側の入力
端子は音声信号入力回路4の出力端子に接続されてい
る。ノイズ抽出回路22で生成される第2の音声制御信
号S4bは、上記した制御信号受信回路18からの第1の
音量制御信号S4 a と同様に、レベル切換回路6の制御
端子6aに入力可能に接続され、これにより切片12の
切換によってコモン端子tcが端子t1 〜tn の何れか
に切換え接続され、スピーカ8から出力される音声の出
力レベルがn段階に調整される。
コントローラ14からのマイク出力信号S3 を受信する
マイク出力受信回路20と、音声信号入力回路4からの
音声信号S1 を用いて、マイク出力受信回路20が受信
したマイク出力信号S3 から周辺ノイズ信号を抽出し、
この周辺ノイズ信号から第2の音声制御信号S4bを生成
するノイズ抽出回路22とが設けられている。このた
め、マイク出力受信回路20の出力端子は、ノイズ抽出
回路22の一方側の入力端子に接続され、他方側の入力
端子は音声信号入力回路4の出力端子に接続されてい
る。ノイズ抽出回路22で生成される第2の音声制御信
号S4bは、上記した制御信号受信回路18からの第1の
音量制御信号S4 a と同様に、レベル切換回路6の制御
端子6aに入力可能に接続され、これにより切片12の
切換によってコモン端子tcが端子t1 〜tn の何れか
に切換え接続され、スピーカ8から出力される音声の出
力レベルがn段階に調整される。
【0015】ところで、番組やノイズ源の種類に応じ
て、或いは視聴者の個人差によっては、ノイズがあった
としても余り耳障りにならない場合もあるし、逆にノイ
ズの音量が小さい割りには耳障りと感じる場合もある。
このため、リモートコントローラ14には、周辺ノイズ
に対する音量調整を視聴者側で設定する感度調整ボタン
14cが設けられている。また、テレビ受信機本体2側
では、この感度調整ボタン14cによる設定情報が、前
記制御信号S2 の一つとして制御信号受信回路10に送
られ、基準設定信号S5 として、前記ノイズ抽出回路2
2に入力可能に構成されている。
て、或いは視聴者の個人差によっては、ノイズがあった
としても余り耳障りにならない場合もあるし、逆にノイ
ズの音量が小さい割りには耳障りと感じる場合もある。
このため、リモートコントローラ14には、周辺ノイズ
に対する音量調整を視聴者側で設定する感度調整ボタン
14cが設けられている。また、テレビ受信機本体2側
では、この感度調整ボタン14cによる設定情報が、前
記制御信号S2 の一つとして制御信号受信回路10に送
られ、基準設定信号S5 として、前記ノイズ抽出回路2
2に入力可能に構成されている。
【0016】このような構成の自動音量調整装置の動作
を、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、
ステップST1で、初期設定が行なわれる。すなわち、
テレビ受信機の視聴者が、リモートコントローラ14に
より電源ONの操作をすると、端子14aからの制御信
号S2 が制御信号受信回路18で受信され、制御信号受
信回路18の出力信号によって、図示せぬ電源スイッチ
がONとされ、テレビ受信機に電源電圧が供給される。
また、視聴者がリモートコントローラ14により、チャ
ネルを設定後、音量調整ボタン14bを操作して音量設
定を行なうと、端子14aからの制御信号S2が制御信
号受信回路18で受信され、制御信号受信回路18から
は第1の音量制御信号S4aが出力レベル切換回路6に入
力される。すると、切片12が端子t1,t2,…と順次切
り換えられ、スピーカ8の出力レベルが最適となる端子
位置に切片12が設定される。さらに、リモートコント
ローラ14に設けられた感度調整ボタン14cを視聴者
が操作すると、この感度調整ボタン14cからの音量調
整に関する情報が、制御信号S2 として制御信号受信回
路18で受信され、基準設定信号S5 としてノイズ抽出
回路22に予め送られる。なお、感度調整ボタン14c
が操作されない場合は、最後に入力された基準設定信号
S5 によって、ノイズ抽出回路22内の設定基準が決め
られる。
を、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、
ステップST1で、初期設定が行なわれる。すなわち、
テレビ受信機の視聴者が、リモートコントローラ14に
より電源ONの操作をすると、端子14aからの制御信
号S2 が制御信号受信回路18で受信され、制御信号受
信回路18の出力信号によって、図示せぬ電源スイッチ
がONとされ、テレビ受信機に電源電圧が供給される。
また、視聴者がリモートコントローラ14により、チャ
ネルを設定後、音量調整ボタン14bを操作して音量設
定を行なうと、端子14aからの制御信号S2が制御信
号受信回路18で受信され、制御信号受信回路18から
は第1の音量制御信号S4aが出力レベル切換回路6に入
力される。すると、切片12が端子t1,t2,…と順次切
り換えられ、スピーカ8の出力レベルが最適となる端子
位置に切片12が設定される。さらに、リモートコント
ローラ14に設けられた感度調整ボタン14cを視聴者
が操作すると、この感度調整ボタン14cからの音量調
整に関する情報が、制御信号S2 として制御信号受信回
路18で受信され、基準設定信号S5 としてノイズ抽出
回路22に予め送られる。なお、感度調整ボタン14c
が操作されない場合は、最後に入力された基準設定信号
S5 によって、ノイズ抽出回路22内の設定基準が決め
られる。
【0017】ところで、リモートコントローラ14に内
蔵されているマイク8には、放映状態となったテレビ受
信機本体2のスピーカ8からの音声と、視聴者の周辺ノ
イズとが常時入力されている。このため、ステップST
2において、リモートコントローラ14の端子14aか
らは、音声信号に周辺ノイズが重畳したマイク出力信号
S3 が出力される。テレビ受信機本体2側で、このマイ
ク出力信号S3 を受信したマイク出力受信回路20を介
して、マイク出力信号S3 がノイズ抽出回路22の一方
の入力端子に入力される。このノイズ抽出回路22の他
の入力端子には、音声信号入力回路4からの音声信号S
1 が取り込まれる。
蔵されているマイク8には、放映状態となったテレビ受
信機本体2のスピーカ8からの音声と、視聴者の周辺ノ
イズとが常時入力されている。このため、ステップST
2において、リモートコントローラ14の端子14aか
らは、音声信号に周辺ノイズが重畳したマイク出力信号
S3 が出力される。テレビ受信機本体2側で、このマイ
ク出力信号S3 を受信したマイク出力受信回路20を介
して、マイク出力信号S3 がノイズ抽出回路22の一方
の入力端子に入力される。このノイズ抽出回路22の他
の入力端子には、音声信号入力回路4からの音声信号S
1 が取り込まれる。
【0018】つぎのステップST3において、入力され
たマイク出力信号S3 と音声信号S1 とにもとづいて、
ノイズ抽出回路22により、周辺ノイズの大きさに応じ
た音量調整幅が求められ、第2の音量制御信号S4bが生
成される。すなわち、ノイズ抽出回路22では、音声信
号入力回路4から入力される音声信号S1 が、図示せぬ
位相反転回路で位相反転され、図示せぬ補正回路で周波
数ごとのレベル補正と位相の遅延補正が行われた後に、
図示せぬ加算回路でマイク出力受信回路20から入力さ
れた集音信号S3 と加算演算される。この加算演算によ
って、周辺ノイズ信号が抽出され、抽出された周辺ノイ
ズ信号は、図示せぬ積分変換回路で平滑化され、AD変
換されて周辺ノイズのレベルに対応する第2の音量調整
信号S4bが出力レベル切換回路6の制御入力端子6aに
出力される。
たマイク出力信号S3 と音声信号S1 とにもとづいて、
ノイズ抽出回路22により、周辺ノイズの大きさに応じ
た音量調整幅が求められ、第2の音量制御信号S4bが生
成される。すなわち、ノイズ抽出回路22では、音声信
号入力回路4から入力される音声信号S1 が、図示せぬ
位相反転回路で位相反転され、図示せぬ補正回路で周波
数ごとのレベル補正と位相の遅延補正が行われた後に、
図示せぬ加算回路でマイク出力受信回路20から入力さ
れた集音信号S3 と加算演算される。この加算演算によ
って、周辺ノイズ信号が抽出され、抽出された周辺ノイ
ズ信号は、図示せぬ積分変換回路で平滑化され、AD変
換されて周辺ノイズのレベルに対応する第2の音量調整
信号S4bが出力レベル切換回路6の制御入力端子6aに
出力される。
【0019】続くステップST4では、ノイズ抽出回路
22により、これに予め入力されている基準設定信号S
5 に基づいて、周辺ノイズのレベルが音声信号レベルに
対して予め設定した基準範囲内にあるか否かが判定され
る。周辺ノイズのレベルが基準範囲内にある場合、処理
がステップST5に進んで、レベル切換回路6での音量
レベル切換は行われず現在設定されている音量が維持さ
れる。
22により、これに予め入力されている基準設定信号S
5 に基づいて、周辺ノイズのレベルが音声信号レベルに
対して予め設定した基準範囲内にあるか否かが判定され
る。周辺ノイズのレベルが基準範囲内にある場合、処理
がステップST5に進んで、レベル切換回路6での音量
レベル切換は行われず現在設定されている音量が維持さ
れる。
【0020】一方、ステップST4で、周囲ノイズのレ
ベルが基準範囲を逸脱していると判定されると、処理が
ステップS6に進んで、この偏差を修正するような第2
の音量調整信号S4bが、ノイズ抽出回路22からレベル
切換回路6の制御端子6aに入力される。このため、次
のステップST7で、第2の音量調整信号S4bに基づい
て、切片12がスピーカ8の音量を増大する方向に、或
いはスピーカ8の音量を低下させる方向に切り換えら
れ、現在設定されているスピーカ8の音量が所定量だけ
修正される。
ベルが基準範囲を逸脱していると判定されると、処理が
ステップS6に進んで、この偏差を修正するような第2
の音量調整信号S4bが、ノイズ抽出回路22からレベル
切換回路6の制御端子6aに入力される。このため、次
のステップST7で、第2の音量調整信号S4bに基づい
て、切片12がスピーカ8の音量を増大する方向に、或
いはスピーカ8の音量を低下させる方向に切り換えら
れ、現在設定されているスピーカ8の音量が所定量だけ
修正される。
【0021】たとえば、初期音量が設定された状態で、
テレビを視聴中に突発的に隣家で屋根の修理工事が始ま
り騒音が発生すると、マイク16に音声とこの騒音とが
入力され、マイク出力受信回路20からは、音声に該騒
音が重畳されたマイク16からのマイク出力信号S3 が
ノイズ抽出回路22に入力される。ノイズ抽出回路22
では、このマイク出力信号S3 と、音声信号入力回路4
から入力される音声信号S1 とに基づいて、この場合の
騒音に対応した周辺ノイズ信号が抽出され、そのレベル
(又は積算量)が、音声信号に対して予め設定された基
準範囲を越えている場合には、その偏差を示す第2の音
量調整信号S4bが音量調整回路6に出力される。そし
て、切片12が接続される端子位置が、偏差の方向及び
量だけ切り換えられる。上記例で、突発的に発生した騒
音の大きさに応じて、切片12の接続端子が例えばt2
からt3 に切り換えられると、その分だけスピーカ8か
らの出力音量が増大される。また、このとき、屋根の修
理音に驚いたペットが吠え始めて、さらに周辺ノイズが
増大したことがマイク16で検出されノイズ抽出回路2
2で基準範囲を更に大きく逸脱したと判定されると、対
応する第2の音量調整信号S4bが出力され、切片12が
さらに端子t4 まで移動し、スピーカ8からの音量はさ
らに増大する。
テレビを視聴中に突発的に隣家で屋根の修理工事が始ま
り騒音が発生すると、マイク16に音声とこの騒音とが
入力され、マイク出力受信回路20からは、音声に該騒
音が重畳されたマイク16からのマイク出力信号S3 が
ノイズ抽出回路22に入力される。ノイズ抽出回路22
では、このマイク出力信号S3 と、音声信号入力回路4
から入力される音声信号S1 とに基づいて、この場合の
騒音に対応した周辺ノイズ信号が抽出され、そのレベル
(又は積算量)が、音声信号に対して予め設定された基
準範囲を越えている場合には、その偏差を示す第2の音
量調整信号S4bが音量調整回路6に出力される。そし
て、切片12が接続される端子位置が、偏差の方向及び
量だけ切り換えられる。上記例で、突発的に発生した騒
音の大きさに応じて、切片12の接続端子が例えばt2
からt3 に切り換えられると、その分だけスピーカ8か
らの出力音量が増大される。また、このとき、屋根の修
理音に驚いたペットが吠え始めて、さらに周辺ノイズが
増大したことがマイク16で検出されノイズ抽出回路2
2で基準範囲を更に大きく逸脱したと判定されると、対
応する第2の音量調整信号S4bが出力され、切片12が
さらに端子t4 まで移動し、スピーカ8からの音量はさ
らに増大する。
【0022】そして、屋根の修理工事が終了しペットも
吠えなくなると、マイク16がこれを検知しノイズ抽出
回路22によって、周辺ノイズのレベルが現在のテレビ
音量に比して十分小さいことが判定されると、切片12
が逆方向に切り換えられ、スピーカ8の音量は、現周辺
ノイズに対応する値、この場合には初期設定値に戻され
る。
吠えなくなると、マイク16がこれを検知しノイズ抽出
回路22によって、周辺ノイズのレベルが現在のテレビ
音量に比して十分小さいことが判定されると、切片12
が逆方向に切り換えられ、スピーカ8の音量は、現周辺
ノイズに対応する値、この場合には初期設定値に戻され
る。
【0023】このように、本実施形態の音量調整装置に
よると、リモートコントローラ14に内蔵されたマイク
16によつて集音された視聴者身辺の聴感音が常に検出
され、ノイズ抽出回路22によって周辺ノイズが抽出さ
れ、得られた周辺ノイズに対応して出力レベル切換回路
6によってスピーカ8の出力音量が自動調整されるの
で、視聴者はわざわざテレビ受信機本体2のところまで
足を運んで操作を行うといった煩雑な動作を強いられる
ことがなくなる。そして、視聴者の周囲に発生する周辺
ノイズの音量に対応して調整されるスピーカ8の音量に
より、周辺ノイズの発生に患わされずに常に快適な状態
でテレビ番組を楽しくことができる。また、周辺ノイズ
によるスピーカ8の音量調整量に過不足がある場合に
は、リモートコントローラ14に備えられた感度調整ボ
タン14cを操作するだけで、最適な状態を整えること
が可能となる。
よると、リモートコントローラ14に内蔵されたマイク
16によつて集音された視聴者身辺の聴感音が常に検出
され、ノイズ抽出回路22によって周辺ノイズが抽出さ
れ、得られた周辺ノイズに対応して出力レベル切換回路
6によってスピーカ8の出力音量が自動調整されるの
で、視聴者はわざわざテレビ受信機本体2のところまで
足を運んで操作を行うといった煩雑な動作を強いられる
ことがなくなる。そして、視聴者の周囲に発生する周辺
ノイズの音量に対応して調整されるスピーカ8の音量に
より、周辺ノイズの発生に患わされずに常に快適な状態
でテレビ番組を楽しくことができる。また、周辺ノイズ
によるスピーカ8の音量調整量に過不足がある場合に
は、リモートコントローラ14に備えられた感度調整ボ
タン14cを操作するだけで、最適な状態を整えること
が可能となる。
【0024】第2実施形態 上述した第1実施形態では、周辺ノイズによる音量調整
を行なうために周辺ノイズを抽出し、この抽出の際に機
器本体2からの音声信号を用いていることから、比較的
に大規模なノイズ抽出回路22を機器本体2側に設け、
このため各信号を送受信するための回路18,20も複
雑になる場合があった。これに対し、本実施形態では、
周辺ノイズによる音量調整を比較的に簡単に行ない、小
型のリモートコントローラにも収納可能なように、送受
信回路を含む回路系を簡素化できるようにした場合であ
る。
を行なうために周辺ノイズを抽出し、この抽出の際に機
器本体2からの音声信号を用いていることから、比較的
に大規模なノイズ抽出回路22を機器本体2側に設け、
このため各信号を送受信するための回路18,20も複
雑になる場合があった。これに対し、本実施形態では、
周辺ノイズによる音量調整を比較的に簡単に行ない、小
型のリモートコントローラにも収納可能なように、送受
信回路を含む回路系を簡素化できるようにした場合であ
る。
【0025】以下、小型のリモートコントローラを具備
するワイヤレス・ヘッドフォンシステムを例として、本
第2実施形態に係わる自動音量調整装置を説明する。図
3は、本実施形態の構成を示すブロック図、図4はその
動作を示すフローチャートである。ここでは、先に説明
した図1,2と重複する構成については、同一符号を付
して説明を省略する。
するワイヤレス・ヘッドフォンシステムを例として、本
第2実施形態に係わる自動音量調整装置を説明する。図
3は、本実施形態の構成を示すブロック図、図4はその
動作を示すフローチャートである。ここでは、先に説明
した図1,2と重複する構成については、同一符号を付
して説明を省略する。
【0026】本実施形態の音量調整装置は、例えば音響
装置などといった装置本体2側ではなく、これに付属の
ワイヤレス・ヘッドフォン側、より詳しくは、ワイヤレ
ス・ヘッドフォンが具備するリモートコントローラ14
に内蔵されている。また、図3に示すように、出力レベ
ル切換回路6をリモートコントローラ14側に設けてい
る。出力レベル切換回路6には、ヘンドフォンのスピー
カ8が接続されている。出力レベル切換回路6は、装置
本体2内の音声信号入力回路4から出力され、図示せぬ
送信手段により電波信号に変換されて飛来する音声信号
S1を、端子14aを介して受信する。そして、本リモ
ートコントローラ14の音量調整ボタン14bの操作に
応じて発生する第1の音量制御信号S4aにもとづいて、
スピーカ8の出力レベルを制御する。
装置などといった装置本体2側ではなく、これに付属の
ワイヤレス・ヘッドフォン側、より詳しくは、ワイヤレ
ス・ヘッドフォンが具備するリモートコントローラ14
に内蔵されている。また、図3に示すように、出力レベ
ル切換回路6をリモートコントローラ14側に設けてい
る。出力レベル切換回路6には、ヘンドフォンのスピー
カ8が接続されている。出力レベル切換回路6は、装置
本体2内の音声信号入力回路4から出力され、図示せぬ
送信手段により電波信号に変換されて飛来する音声信号
S1を、端子14aを介して受信する。そして、本リモ
ートコントローラ14の音量調整ボタン14bの操作に
応じて発生する第1の音量制御信号S4aにもとづいて、
スピーカ8の出力レベルを制御する。
【0027】本実施形態では、先に説明した第1実施形
態におけるノイズ抽出回路22の代わりに、比較回路2
4,基準設定回路26及び雑音レベル判定回路28を、
リモートコントローラ14側に設けている。比較回路2
4の一方側の入力端子には、マイク16からのマイク出
力信号S3が直接、入力可能に接続されている。このた
め、本実施形態では、図1におけるマイク出力受信回路
20が省略されている。基準設定回路26は、マイク出
力信号S3 の比較基準を生成し更新する回路であり、比
較回路24の他方側の入力端子に接続されている。比較
基準の生成法としては種々考えられるが、本実施形態で
は、音量調整ボタン14bの設定レベルをもとに比較基
準を生成する。したがって、基準設定回路26には、音
量調整ボタン14bが接続されている。雑音レベル判定
回路28は、比較回路24の比較結果と比較基準とから
周辺ノイズのレベルを判定し、出力レベル切換回路6に
第2の音量制御信号S4bを出力する回路である。また、
この雑音レベル判定回路28は、感度調整ボタン14c
が接続され、第2の音量制御信号S4bにもとづくスピー
カ8の出力レベル調整を行なう機能も有している。
態におけるノイズ抽出回路22の代わりに、比較回路2
4,基準設定回路26及び雑音レベル判定回路28を、
リモートコントローラ14側に設けている。比較回路2
4の一方側の入力端子には、マイク16からのマイク出
力信号S3が直接、入力可能に接続されている。このた
め、本実施形態では、図1におけるマイク出力受信回路
20が省略されている。基準設定回路26は、マイク出
力信号S3 の比較基準を生成し更新する回路であり、比
較回路24の他方側の入力端子に接続されている。比較
基準の生成法としては種々考えられるが、本実施形態で
は、音量調整ボタン14bの設定レベルをもとに比較基
準を生成する。したがって、基準設定回路26には、音
量調整ボタン14bが接続されている。雑音レベル判定
回路28は、比較回路24の比較結果と比較基準とから
周辺ノイズのレベルを判定し、出力レベル切換回路6に
第2の音量制御信号S4bを出力する回路である。また、
この雑音レベル判定回路28は、感度調整ボタン14c
が接続され、第2の音量制御信号S4bにもとづくスピー
カ8の出力レベル調整を行なう機能も有している。
【0028】このような構成の自動音量調整装置の動作
を、図4のフローチャートを参照して説明する。ステッ
プST1の初期設定、及びステップST2のマイク入力
取込みは第1実施形態の場合と同様である。
を、図4のフローチャートを参照して説明する。ステッ
プST1の初期設定、及びステップST2のマイク入力
取込みは第1実施形態の場合と同様である。
【0029】続くステップST8では、比較回路により
マイク出力信号S3 を基準レベルLi (i=0,1,2, …) と
比較する。図5は、本実施形態におけるノイズ検出の説
明図である。ヘッドフォンのスピーカ8の近くにマイク
16が配置されていることから、マイク16には、スピ
ーカ8からの漏れ音声と周辺ノイズとが重畳して入力さ
れ、マイク出力信号S3 が出力される。ステップST1
の初期設定時には、周辺ノイズは殆ど無い状態を想定す
ると、図3の基準設定回路26は、漏れ音声(マイク出
力信号S3 )よりも若干高い位置でスピーカ8の出力変
動に連動して上下する最初の比較基準レベルL0 を設定
する。比較回路24は、この比較基準レベルL0 に対
し、マイク出力信号S3 のレベルを比較している。
マイク出力信号S3 を基準レベルLi (i=0,1,2, …) と
比較する。図5は、本実施形態におけるノイズ検出の説
明図である。ヘッドフォンのスピーカ8の近くにマイク
16が配置されていることから、マイク16には、スピ
ーカ8からの漏れ音声と周辺ノイズとが重畳して入力さ
れ、マイク出力信号S3 が出力される。ステップST1
の初期設定時には、周辺ノイズは殆ど無い状態を想定す
ると、図3の基準設定回路26は、漏れ音声(マイク出
力信号S3 )よりも若干高い位置でスピーカ8の出力変
動に連動して上下する最初の比較基準レベルL0 を設定
する。比較回路24は、この比較基準レベルL0 に対
し、マイク出力信号S3 のレベルを比較している。
【0030】つぎのステップST9では、図3の雑音レ
ベル判定回路28により、マイク出力信号S3 と、設定
されている比較基準レベルLi(ここでは、L0)との大小
関係が判定される。周辺ノイズが殆どない場合、マイク
出力信号S3 は比較基準レベルL0 より小さいので、雑
音レベル判定回路28からは第2の音量制御信号S4bは
出力されず、ステップST1 で操作した音量調整ボタン
14bからの第1の音量制御信号S4aにもとづいて、ス
ピーカ8の現在の出力レベル(音量)が維持され(ステ
ップST10)、ステップST8〜ST10が繰り返さ
れる。
ベル判定回路28により、マイク出力信号S3 と、設定
されている比較基準レベルLi(ここでは、L0)との大小
関係が判定される。周辺ノイズが殆どない場合、マイク
出力信号S3 は比較基準レベルL0 より小さいので、雑
音レベル判定回路28からは第2の音量制御信号S4bは
出力されず、ステップST1 で操作した音量調整ボタン
14bからの第1の音量制御信号S4aにもとづいて、ス
ピーカ8の現在の出力レベル(音量)が維持され(ステ
ップST10)、ステップST8〜ST10が繰り返さ
れる。
【0031】ある時間tを境に、比較基準レベルL0 を
超えるマイク出力信号S3 が比較回路24に入力される
と、本実施形態ではこの入力増大が周辺ノイズによるも
のとして、周辺ノイズのレベルを概算する。すなわち、
つぎのレベル比較(ステップST8)後、ステップST
9で雑音レベル判定回路28により、マイク出力信号S
3 が比較基準レベルL0 より大きいと判定されると、処
理がステップST11に進み、比較基準レベルを例えば
所定間隔離れてL1 に上昇させ、再びレベル比較(ステ
ップST8)を行なう。このように、雑音レベル判定回
路28によって、比較基準レベルがL1,L2,L3,…と次
々に持ち上げられ、その度に比較回路24によるレベル
比較(ステップST8)の結果がステップST9で監視
される。そして、ステップST9で比較結果が再反転す
ると、処理がステップST12に進み、再反転後の最初
の比較基準レベル(図では、L3 )と、初期の比較基準
レベルL0 との差を周辺ノイズレベルとして、このレベ
ルに応じて音量修正が行なわれる。すなわち、第2の音
量制御信号S4bを出力レベル切換回路6に出力し、出力
レベル切換回路6は、第2の音量制御信号S4bが示す音
量調整幅だけ、スピーカ8の出力を増大させる。
超えるマイク出力信号S3 が比較回路24に入力される
と、本実施形態ではこの入力増大が周辺ノイズによるも
のとして、周辺ノイズのレベルを概算する。すなわち、
つぎのレベル比較(ステップST8)後、ステップST
9で雑音レベル判定回路28により、マイク出力信号S
3 が比較基準レベルL0 より大きいと判定されると、処
理がステップST11に進み、比較基準レベルを例えば
所定間隔離れてL1 に上昇させ、再びレベル比較(ステ
ップST8)を行なう。このように、雑音レベル判定回
路28によって、比較基準レベルがL1,L2,L3,…と次
々に持ち上げられ、その度に比較回路24によるレベル
比較(ステップST8)の結果がステップST9で監視
される。そして、ステップST9で比較結果が再反転す
ると、処理がステップST12に進み、再反転後の最初
の比較基準レベル(図では、L3 )と、初期の比較基準
レベルL0 との差を周辺ノイズレベルとして、このレベ
ルに応じて音量修正が行なわれる。すなわち、第2の音
量制御信号S4bを出力レベル切換回路6に出力し、出力
レベル切換回路6は、第2の音量制御信号S4bが示す音
量調整幅だけ、スピーカ8の出力を増大させる。
【0032】図4の任意の処理途中で、視聴者の操作に
よりノイズによる音量調整機能が解除されたり電源が切
られると、当該音量調整のフローが終了する。
よりノイズによる音量調整機能が解除されたり電源が切
られると、当該音量調整のフローが終了する。
【0033】以上は、周辺ノイズが視聴途中に発生する
場合であるが、この逆、即ち最初から周辺ノイズがあり
途中でなくなる場合に対応するために、上記した比較基
準レベルLi のほかに、マイク出力レベルよりも若干低
い位置でスピーカ8の出力変動に連動して上下する第2
の比較基準レベルを設定することもできる。この場合、
周辺ノイズがなくなりマイク出力レベルが下がると比較
結果が反転するので、その反転を雑音レベル判定回路2
8で検出し、第2の比較基準レベルを所定幅で少しづつ
下げながら、上記したと同様にして周辺ノイズレベルを
概算し、その分だけスピーカ8の出力を下げるようにす
る。
場合であるが、この逆、即ち最初から周辺ノイズがあり
途中でなくなる場合に対応するために、上記した比較基
準レベルLi のほかに、マイク出力レベルよりも若干低
い位置でスピーカ8の出力変動に連動して上下する第2
の比較基準レベルを設定することもできる。この場合、
周辺ノイズがなくなりマイク出力レベルが下がると比較
結果が反転するので、その反転を雑音レベル判定回路2
8で検出し、第2の比較基準レベルを所定幅で少しづつ
下げながら、上記したと同様にして周辺ノイズレベルを
概算し、その分だけスピーカ8の出力を下げるようにす
る。
【0034】このように、本実施形態によると、リモー
トコントローラ14に内蔵されたマイク8によつて、視
聴者の身辺の周辺音声が常に検出され、比較回路24の
比較結果を監視している雑音レベル判定回路28によっ
て、第1実施形態のように音声信号S1 を用いることな
く、周辺ノイズレベルが概算でき、得られた周辺ノイズ
レベルに対応して、出力レベル切換回路6によってスピ
ーカ8の音量が自動的に調整される。したがって、第1
の実施の形態に比して簡単な回路構成で、視聴者は何ら
の操作を行うことなく、視聴者の周囲に発生する周辺ノ
イズの音量に対応して、調整されるスピーカ8の音量に
より、周辺ノイズの発生にわずらわされずに、常に最適
の条件で音楽等を楽しむことができる。
トコントローラ14に内蔵されたマイク8によつて、視
聴者の身辺の周辺音声が常に検出され、比較回路24の
比較結果を監視している雑音レベル判定回路28によっ
て、第1実施形態のように音声信号S1 を用いることな
く、周辺ノイズレベルが概算でき、得られた周辺ノイズ
レベルに対応して、出力レベル切換回路6によってスピ
ーカ8の音量が自動的に調整される。したがって、第1
の実施の形態に比して簡単な回路構成で、視聴者は何ら
の操作を行うことなく、視聴者の周囲に発生する周辺ノ
イズの音量に対応して、調整されるスピーカ8の音量に
より、周辺ノイズの発生にわずらわされずに、常に最適
の条件で音楽等を楽しむことができる。
【0035】なお、以上に説明した各実施の形態では、
本発明がテレビ受信機及びワイヤレス・ヘッドフォンシ
ステムに適用された場合を説明したが、本発明は、各実
施の形態に限定されるものではなく、ラジオ,カーステ
レオなど各種の映像・音響装置に適用することが可能で
ある。
本発明がテレビ受信機及びワイヤレス・ヘッドフォンシ
ステムに適用された場合を説明したが、本発明は、各実
施の形態に限定されるものではなく、ラジオ,カーステ
レオなど各種の映像・音響装置に適用することが可能で
ある。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の自動
音量調整装置によれば、周辺ノイズを入力するための集
音手段が、リモートコントローラに設けられていること
から、スピーカ音声の聴取者周辺の聴感音が収集でき、
この聴取者周辺の聴感音における周辺ノイズの大きさに
もとづいて、スピーカの出力レベルを調整することか
ら、視聴者にとって最適な音量調整が実現しやすい。よ
って、電気機器のスピーカ出力レベルを、聴取者周囲の
ノイズレベルに応じて調整することが可能な自動音量調
整装置を、本発明により提供することができる。
音量調整装置によれば、周辺ノイズを入力するための集
音手段が、リモートコントローラに設けられていること
から、スピーカ音声の聴取者周辺の聴感音が収集でき、
この聴取者周辺の聴感音における周辺ノイズの大きさに
もとづいて、スピーカの出力レベルを調整することか
ら、視聴者にとって最適な音量調整が実現しやすい。よ
って、電気機器のスピーカ出力レベルを、聴取者周囲の
ノイズレベルに応じて調整することが可能な自動音量調
整装置を、本発明により提供することができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係わる電気機器及び自
動音量調整装置の概略構成を示すブロック図である。
動音量調整装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の自動音量調整装置の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係わる電気機器及び自
動音量調整装置の概略構成を示すブロック図である。
動音量調整装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図3の自動音量調整装置の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】図3の自動音量調整装置のノイズ検出原理を説
明するための図である。
明するための図である。
2…テレビ受信機本体、4…音声信号入力回路、6…出
力レベル切換回路、8…スピーカ、10…抵抗、12…
切片、14…リモートコントローラ、14a…端子、1
4b…音量調整ボタン、14c…感度調整ボタン(感度
調整手段)、16…マイク(集音手段)、18…制御信
号受信回路、20…マイク出力受信回路、22…ノイズ
抽出回路(雑音レベル算出手段)、24…比較回路、2
6…基準設定回路、28…雑音レベル判定回路、S1 …
音声信号、S2 …制御信号、S3…マイク出力信号(周
辺音声信号)、S4a…第1の音声制御信号、S4b…第2
の音声制御信号、S5 …基準設定信号、Li …比較基準
レベル。
力レベル切換回路、8…スピーカ、10…抵抗、12…
切片、14…リモートコントローラ、14a…端子、1
4b…音量調整ボタン、14c…感度調整ボタン(感度
調整手段)、16…マイク(集音手段)、18…制御信
号受信回路、20…マイク出力受信回路、22…ノイズ
抽出回路(雑音レベル算出手段)、24…比較回路、2
6…基準設定回路、28…雑音レベル判定回路、S1 …
音声信号、S2 …制御信号、S3…マイク出力信号(周
辺音声信号)、S4a…第1の音声制御信号、S4b…第2
の音声制御信号、S5 …基準設定信号、Li …比較基準
レベル。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力した音声信号にもとづいて、電気機
器のスピーカから出力される音声の出力レベルを調整す
る自動音量調整装置であって、 前記電気機器の動作を制御するリモートコントローラに
設けられ、前記スピーカからの音声と前記周辺ノイズと
が入力され、前記音声に前記周辺ノイズが重畳された周
辺音声信号を出力する集音手段と、 入力した前記周辺音声信号にもとづいて、前記周辺ノイ
ズの大きさを算出する雑音レベル算出手段と、 前記周辺ノイズの大きさにもとづいて、前記スピーカか
らの音声の出力レベルを調整する出力レベル切換手段
と、 を有する自動音量調整装置。 - 【請求項2】 前記雑音レベル算出手段は、前記音声信
号が入力され、入力した音声信号を用いて前記周辺音声
信号から前記周辺ノイズを抽出した後、周辺ノイズの大
きさを算出する手段から構成される請求項1に記載の自
動音量調整装置。 - 【請求項3】 前記雑音レベル算出手段は、 比較基準レベルを設定し、更新する基準レベル設定手段
と、 前記基準レベル設定手段により設定、更新される各比較
基準レベルを入力し、前記周辺音声信号と比較する比較
手段と、 前記比較手段の各比較結果と前記各比較基準レベルとに
もとづいて、前記周辺音声信号の直流変化幅を、周辺ノ
イズレベルとして算出する雑音レベル判定手段と、 を有する請求項1に記載の自動音量調整装置。 - 【請求項4】 前記雑音レベル算出手段は、前記リモー
トコントローラに設けられている請求項3に記載の自動
音量調整装置。 - 【請求項5】 前記出力レベル切換手段による前記スピ
ーカの音量調整について、前記周辺ノイズに対する感度
を調整する感度調整手段が、前記リモートコントローラ
に設けられている請求項1に記載の自動音量調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8220168A JPH1066185A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 自動音量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8220168A JPH1066185A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 自動音量調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066185A true JPH1066185A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16746958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8220168A Pending JPH1066185A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 自動音量調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1066185A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008054019A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Sharp Corp | リモコン装置 |
JP2008301376A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Audio Technica Corp | ノイズキャンセルヘッドホン |
JP2012049634A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Fujitsu Ltd | 音量調節システムおよび発音システム |
JP2014033378A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | 音量調整装置および音量調整方法 |
KR20200028173A (ko) * | 2018-09-06 | 2020-03-16 | 주식회사 케이티 | 음향을 제어하는 공용 단말, 방법 및 컴퓨터 프로그램 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP8220168A patent/JPH1066185A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008054019A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Sharp Corp | リモコン装置 |
JP2008301376A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Audio Technica Corp | ノイズキャンセルヘッドホン |
JP2012049634A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Fujitsu Ltd | 音量調節システムおよび発音システム |
JP2014033378A (ja) * | 2012-08-06 | 2014-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | 音量調整装置および音量調整方法 |
KR20200028173A (ko) * | 2018-09-06 | 2020-03-16 | 주식회사 케이티 | 음향을 제어하는 공용 단말, 방법 및 컴퓨터 프로그램 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6069567A (en) | Audio-recording remote control and method therefor | |
JP2003304590A (ja) | リモコン装置と音量調整方法および音量自動調整システム | |
JP2982672B2 (ja) | 受信機とともに用いる外部機器、補聴器及び補聴システム | |
US7486797B2 (en) | Audio correcting apparatus | |
JP5238713B2 (ja) | ユーザーインターフェースを有する補聴装置 | |
WO2016127573A1 (zh) | 一种调节显示设备的音量的方法及显示设备 | |
US20120221329A1 (en) | Speech enhancement method and system | |
US20020102949A1 (en) | Remote control having an audio port | |
CN105607735A (zh) | 多媒体设备的输出控制系统及方法 | |
US20120014538A1 (en) | Audio equipment and a control method thereof | |
WO2020238274A1 (zh) | 一种具有无线传输功能的助听器 | |
EP3376781B1 (en) | Speaker location identifying system, speaker location identifying device, and speaker location identifying method | |
JPH1066185A (ja) | 自動音量調整装置 | |
JP2008228184A (ja) | 音声出力装置 | |
KR100830039B1 (ko) | 홈씨어터 시스템의 음량 자동 조절 방법 | |
US20060264250A1 (en) | Remote control system with a wireless earphone function and corresponding method | |
KR100812028B1 (ko) | 자동 음량 조절 tv 및 tv의 자동 음량 조절 방법 | |
CN105307012A (zh) | 一种电视音量调节方法及装置 | |
KR20050000085A (ko) | 주위잡음에 대응하여 볼륨을 능동적으로 제어하는 텔레비전 | |
JP2002223487A (ja) | 音声サポート装置 | |
KR100722028B1 (ko) | 영상표시기기의 외부음성 처리장치 및 방법 | |
JPH06276457A (ja) | 音響機器等の音量制御方法 | |
JPH0241933Y2 (ja) | ||
JP2000197196A (ja) | 音像定位制御装置 | |
JP2002223486A (ja) | リモートコマンダー及び音声サポート装置 |