JP2008228184A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008228184A
JP2008228184A JP2007066979A JP2007066979A JP2008228184A JP 2008228184 A JP2008228184 A JP 2008228184A JP 2007066979 A JP2007066979 A JP 2007066979A JP 2007066979 A JP2007066979 A JP 2007066979A JP 2008228184 A JP2008228184 A JP 2008228184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
sound
volume
value
noise level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007066979A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ichimura
保雄 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2007066979A priority Critical patent/JP2008228184A/ja
Publication of JP2008228184A publication Critical patent/JP2008228184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】時間帯に応じて周辺の騒音レベルを判定し、これに基づいて適切に音量を調整可能であるとともに、騒音レベルによっては出力経路(スピーカやヘッドフォン等)を自動的に切替可能な音声出力装置を提供する。
【解決手段】時間帯に応じて適切な騒音判定値を用いることにより、現在の騒音の程度を的確に判断し、適切に音量調整を行うとともに、騒音レベルの程度によって音声出力経路を切り替えるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、テレビジョン受像機やCDプレイヤー等の音声出力装置に係り、特に、ワイヤレスヘッドフォンから音声を出力可能で、周辺の環境に応じて音量を自動的に調整可能な技術に関する。
従来、テレビジョン受像機やCDプレイヤー等の音声出力装置において、スピーカから音声を出力する際の出力音量を自動的に調整する技術として、例えば、特許文献1、2に記載のものがある。
特許文献1に記載の技術は、CM等、放送側の信号レベルの変動に対して自動的に音量調整制御を行うものである。具体的には、テレビジョン受像機等の音声出力装置のスピーカからの出力音量を測定し、この測定音量値と基準音量値とを比較して、これらの差が予め設定された閾値を超える場合に、出力音量を自動的に増減させるようにしている。
また、上述した自動音量調整方法によれば、視聴者の周辺の騒音が増加すると、測定音量値が大きくなることとなり、これに伴い音量を自動的に下げてしまう誤動作が生じる虞があるため、マイク(集音手段)によって特定可能な音源の位置情報や、周波数特性に基づいて、スピーカからの出力音と騒音とを区別して、前記誤動作を回避できるようにしている。
さらに、周辺の騒音を考慮して音量を自動調整する(例えば、騒音レベルが基準値よりも大きければ、最大音量以内で音量を上げる等)ための技術が開示されている。またさらに、音量調整に関する各種設定値や基準値を、一定時間間隔(例えば、1分、5分など)における累積平均に基づいて補正することが開示されている。
また、特許文献2に記載の技術は、装置の置かれた周辺の定常的な騒音レベルに応じてスピーカの音量を出力するものである。具体的には、スピーカに騒音検知用マイクを取り付け、一過性の騒音を除去した上でスピーカ周辺の騒音レベルを検知し、この検知した定常的な騒音レベルに応じてスピーカ音量を自動調整することにより、常に理想的なスピーカ音量を送出することを可能とする。
なお、「騒音レベル(dB)」とは、音の大きさを表す音圧レベル(dB)を、人間の聴覚に合わせて補正した評価尺度のことを意味するものとする。
特開2003−304590号公報 特開平11−261355号公報
上述したように、特許文献1、2に記載の技術は、周辺の騒音レベルに応じて、スピーカ音量を自動調整する、例えば、周辺の騒音レベルが高い場合にはスピーカ音量を自動的に増大させるものである。
しかしながら、上記特許文献1、2では、視聴時間帯に関わらず周辺の単純な騒音レベル(単に音圧レベルを補正した値)に応じて音量の調整を行うため、昼間と夜間でも同じような音量調整が行われるので、適切な音量調整ができているとはいえない。すなわち、騒音は人間の聴感に基づく感覚量であるため、比較的騒がしい昼間と比較的静かな夜間とでは騒音と感じるレベルは異なるはずで、これを考慮して音量調整を行うべきである。
また、騒音レベルが同じであるからといって、夜間でも昼間と同様に音量の調整を行っていては、夜間の騒音基準(騒音レベルの基準値)を越えてしまい、近隣に対して騒音となってしまう虞もある。
本発明は、テレビジョン受像機やCDプレイヤー等の音声出力機能を備える装置であって、時間帯に応じて周辺の騒音レベルを判定し、これに基づいて適切に音量を調整可能であるとともに、騒音レベルによっては出力経路(スピーカやヘッドフォン等)を自動的に切替可能な音声出力装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、スピーカと、前記スピーカから出力する音声の音量を調整可能(スピーカに入力する音声信号の出力レベルを調整可能)な音量調整手段と、を備えた音声出力装置において、前記スピーカからの音声を含む周辺からの音声が入力され、前記入力された音声に基づく音声信号を出力する集音手段と、現在時刻を管理可能な時計手段と、前記集音手段からの音声信号に基づいて騒音レベルを算出する騒音レベル算出手段と、前記騒音レベルに基づいて時間帯に応じた騒音判定値を生成する騒音判定値生成手段と、を備え、前記音量調整手段は、前記騒音判定値に基づいて、前記スピーカから出力する音声の音量を調整することを特徴とする。
すなわち、集音手段から入力された音声信号(スピーカからの音声と周辺ノイズ)がどの程度の騒音であるかを判断するための騒音判定値として、時間帯に応じて適切な値を用いることで、現在の騒音の程度を的確に判断し、適切に音量調整できるようにした。
具体的には、前記騒音判定値生成手段は、前記時計手段から取得された現在時刻が第1の時間帯(例えば、夜間)にあるときは、前記騒音レベル算出手段によって所定時間内に算出された騒音レベルの平均値を騒音判定値とし、前記時計手段から取得された現在時刻が第2の時間帯(例えば、昼間)にあるときは、前記騒音レベル算出手段によって所定時間内に算出された騒音レベルの最大値を騒音判定値とするようにした。
例えば、夜間は周辺の騒音が小さいと考えられるので、衝撃騒音はその前後の騒音レベルに比較して著しく大きな騒音レベルであると判断できる。したがって、この衝撃騒音に基づく騒音レベルに合わせて音量を調整する(例えば、増大させる)と、音量が大きくなりすぎることが容易に予想できるので、所定時間内に算出された騒音レベルの平均値を騒音判定値とすることで、衝撃騒音の影響が軽微となるようにした。
一方、昼間は周辺の騒音が大きいと考えられるので、衝撃騒音があってもその前後の騒音レベルと極端にかけ離れた騒音レベルではないと判断できる。したがって、この衝撃騒音も含めて、所定時間内に算出された騒音レベルの最大値を騒音判定値としても差し支えないと考えられ、これにより騒音判定値の算出処理にかかる負担を軽減でき、無駄な電力の削減、省エネ化を期待できる。
また、現在時刻における騒音判定値と所定時間前の騒音判定値を比較する第1の比較手段を備え、前記音量調整手段は、前記第1の比較手段により現在時刻における騒音判定値が、所定時間前の騒音判定値より小さいと判定された場合に音量を下げる方向に調整し、所定時間前の騒音判定値より大きいと判定された場合に音量を上げる方向に調整するようにした。
なお、騒音判定値に変化がない場合は音量を変更しないようにすればよい。また、騒音判定値の変化が予め設定した閾値以上となった場合に音量を調整するようにしてもよい。
さらに、前記第1の時間帯および第2の時間帯に対応させて騒音レベルの基準値(第1の基準値、第2の基準値)を設定可能な騒音基準値設定手段と、現在時刻における騒音判定値と前記騒音基準値設定手段において設定されている騒音基準値を比較する第2の比較手段と、を備え、前記音量調整手段は、前記第2の比較手段による比較結果に基づいて、前記スピーカから出力する音声の音量を調整するようにした。
これにより、時間帯に応じて騒音と判断する基準値を設定できるとともに、現在の騒音の程度(全体として騒音であるか否か)を的確に判断できる。
また、前記音量調整手段は、前記第2の比較手段により前記騒音判定値が前記騒音基準値よりも大きいと判定された場合に、前記スピーカから出力する音声の音量を変更しないようにした。
つまり、スピーカからの音声を含む周辺の音声が全体として騒音と判断される場合に、スピーカからの音量を増大させると、近隣に対して騒音と捉えられる可能性が高いうえ、これ以上音量を増大させても音声が聞き取りやすくなることは期待できないので、音量を増大させないようにした。
なお、第2の比較手段により、騒音判定値が騒音基準値よりも小さいと判定された場合(すなわち、全体として騒音と判断されない場合)は、第1の比較手段による比較結果に基づいて音量調整されるようにすればよい。
さらに、ヘッドフォンに音声信号を出力可能に構成され、前記スピーカとヘッドフォンのうち、いずれに音声信号を出力するか設定する出力経路設定手段を備え、前記出力経路設定手段は、前記第2の比較手段により前記騒音判定値が前記騒音基準値よりも大きいと判定された場合に、前記ヘッドフォンに音声信号を出力するようにした。
つまり、近隣に対して騒音と捉えられる可能性が高いうえ、これ以上音量を増大させても音声が聞き取りやすくなることは期待できないときは、自動的に音声出力経路をヘッドフォンに変更して、最良の聴取形態を利用者に提供するようにした。この場合、「ヘッドフォン出力に変更しました」等のメッセージを表示させるなどして、利用者にヘッドフォンの利用を促すのが望ましい。
またさらに、無線通信によりワイヤレスヘッドフォンに音声信号を送信可能な音声信号送信手段を備えるようにした。これにより、利用者は、ワイヤレスヘッドフォンを手元においておけば、ヘッドフォン出力に切り替えられたときでも容易にワイヤレスヘッドフォンによる聴取形態を享受でき(わざわざヘッドフォンのコードを音声出力装置に接続する必要はない)、ワイヤレスヘッドフォンを有効に利用することができる。
本発明によれば、時間帯に応じて適切な騒音判定値を用いるようにしたので、現在の騒音の程度を的確に判断し、適切な音量調整をすることができる。
また、騒音判定値が騒音基準値よりも大きいと判定された場合(すなわち、全体として騒音であると判定される場合)に、ヘッドフォン(特に、ワイヤレスヘッドフォン)に音声信号を出力するようにしたので、これ以上音量を増大させても音声が聞き取りやすくなることは期待できないときでも利用者は容易に最良の聴取形態をとることができる。さらに、音量を増大させすぎて近隣に対して騒音公害となるのを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る音声出力装置の一例であるテレビジョン受像機100の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態のテレビジョン受像機100は、アンテナ11と、ディジタル放送受信部(チューナ)12と、信号処理回路13と、デコード部14と、ディスプレイパネル15と、音量調整部16と、スピーカ17と、無線音声出力部18と、時刻管理用タイマ19と、入力部20と、制御部21と、音量センサ22と、メモリ23と、外部入力端子24と、を備えて構成される。
具体的には、ディジタル放送受信部12は、アンテナ11を介してテレビジョン放送信号(例えば、地上ディジタル放送、BSディジタル放送、CSディジタル放送)を選択的に受信する。
信号処理回路13は、ディジタル放送受信部12で受信したディジタル放送信号或いは外部入力端子24を介して外部機器(例えば、DVDプレイヤー)から入力されたディジタル信号を復調する。復調された映像データは映像デコード部141に供給され、音声データは音声デコード部142に供給される。また、ディジタル放送信号に含まれる時刻情報は時刻管理用タイマ19に供給される。
映像デコード部141は、信号処理回路13から供給された映像データを復号化して映像信号を生成し、複合化された映像信号はLCD等のディスプレイパネル15に出力される。音声デコード部142は、信号処理回路13から供給された音声データを複合化して音声信号を生成し、複合化された音声信号は音量調整部16に出力される。
音量調整部16は、スピーカ15に出力する音声信号の出力レベルを調整し、スピーカ15から出力する音声の音量を調整する。
無線音声出力部18は、例えば、音量調整部16から出力された音声信号をディジタル変調し、この変調した信号を無線通信(例えば、無線LAN)によりワイヤレスヘッドホンに送信する。例えば、無線通信部18は、図示しないA/D変換部と、コーデック(エンコーダ)と、BB/MAC処理部と、RF部と、アンテナと、を備えて構成される。
この無線音声出力部18では、音量調整部16から入力されたアナログ信号はA/D変換部においてディジタル信号に変換され、コーデックにおいて符号化処理を施される。次いで、BB/MAC処理部において、ディジタル信号に対してネットワークの物理的な接続・伝送方式に関する処理や、フレームの送受信方法やフレームの形式等の伝送制御に関するプロトコル処理、ディジタル変調処理が施される。そして、RF部において、アンテナを介してワイヤレスヘッドフォンにRF信号が送信される。なお、無線音声出力部18は専用の制御部を備え、これにより無線音声出力部18の各ブロックは制御される。
時刻管理用タイマ19は、現在時刻を管理可能な時計手段であり、制御部21に現在の時刻情報を供給する。例えば、ディジタル放送信号に含まれる時刻情報に基づいて、現在時刻を修正・管理する。
入力部20は、例えば、複数の操作ボタンを備えたリモコン装置や本体に設けられた操作パネルであり、この入力部20からの入力信号に基づいて、チャンネル変更や音量調整が行われる。
音量センサ22は、スピーカ17からの音声を含む周辺からの音声が入力され、この入力された音声に基づく音声信号を制御部21に出力する(集音手段、集音マイク)。この音量センサ22からの音声信号の音圧レベルに基づいて、後述する騒音レベルが算出される。
メモリ23には、例えば、第1の時間帯および第2の時間帯に対応させて騒音基準値が格納されており、さらに地域の類型ごとに騒音基準値は設定される(騒音基準値設定手段)。このように、時間帯に応じて騒音と判断するための騒音基準値を設定できるので、現在の騒音の程度(全体として騒音であるか否か)を的確に判断できる。
図4は、メモリ23に格納される騒音基準値の一例である。
図4に示すように、本実施形態では、環境基本法の規定に基づく騒音に係る環境基準を参考にして、23:00〜5:00を第1の時間帯(夜間)、6:00〜22:00までを第2の時間帯(昼間)としている。また、地域の類型として“AA”、“AおよびB”、“C”の3区分を設けている。
図4において、何れの時間帯に対しても、騒音基準値は、第1の時間帯(夜間)のほうが第2の時間帯(昼間)よりも小さく設定される。これは、比較的騒がしい昼間よりも、比較的静かな夜間のほうが、より小さい音で騒音と感じることを意味している。
利用者により設定された利用地域(地域の類型の何れかの区分)と、時刻管理用タイマ19からの現在時刻に基づいて、騒音の程度を判定するための騒音基準値が決定されることとなる。例えば、利用地域が“AA”で、現在時刻が19:00(夜間)の場合、騒音基準値は40dBとなる。
なお、地域の類型では、療養施設や社会福祉施設等が集合して設置されるなど特に静穏を要する地域を“AA”、専ら住居の用に供される地域を“A”、主として住居の用に供される地域を“B”、相当数の住居と併せて商業、工業等の用に供される地域を“C”としている。
制御部21は、例えば、入力部20からの入力信号に基づいて、ROMに格納されている制御プログラム等を実行し、テレビジョン受像機100の各ブロックを駆動制御する。
本実施形態では、制御部21は、音量センサ22からの音声信号の音圧レベルに基づいて騒音レベルを算出する(騒音レベル算出手段)。さらに、騒音レベルに基づいて時間帯に応じた騒音判定値を生成する(騒音判定値生成手段)。この騒音判定値により、以前と比較した騒音の変化を把握したり、音量センサ22からの音声が騒音であるか否かの判断を行ったりすることができる。
なお、第1の時間帯(夜間)で騒音判定値を算出する場合は、例えば1分間にサンプリングされた騒音レベルの平均値を騒音判定値とする。一方、第2の時間帯(昼間)で騒音判定値を算出する場合は、例えば1分間にサンプリングされた騒音レベルの最大値を騒音判定値とする。
さらに、制御部21は、現在時刻における騒音判定値と所定時間前の騒音判定値を比較したり(第1の比較手段)、現在時刻における騒音判定値とメモリ23に格納されている騒音基準値を比較したりする(第2の比較手段)。この第1および第2の比較手段による比較結果に基づいて音量調整部16が制御され、スピーカ17から出力する音声の音量が調整されることとなる。
またさらに、制御部21は、スピーカ17とワイヤレスヘッドフォンのうち、いずれに音声信号を出力するか設定する出力経路設定手段として機能する。例えば、音量センサ22からの音声信号が大きすぎる場合、すなわち、騒音判定値が騒音基準値より大きく騒音と認められる場合に、ワイヤレスヘッドフォンから音声を出力させるように、無線音声出力部18を制御する。
本実施形態のテレビジョン受像機100は、上述した構成をしており、時間帯に応じた適切な値を騒音判定値とし、この騒音判定値(平均値または最大値)に基づいて、スピーカから出力する音声の音量を調整したり、音声出力経路を切り替えたりする。
次に、制御部21からの制御信号に基づいて行われる自動音量調整処理および出力経路切替処理について説明する。図2は、自動音量調整を行うための初期設定処理を示すフローチャートである。
図2において、まずステップS101で、利用者に周辺環境が該当する地域情報を入力させる。地域情報としては、図4に示す“AA”、“AおよびB”、“C”の3区分がある。例えば、入力部20の所定の操作ボタンを用いて3区分のうちのいずれかを選択させる。
次いで、ステップS102で、騒音基準値を設定する。このとき、第1の時間帯(夜間)に対応する騒音基準値(第1の基準値)と、第2の時間帯(昼間)に対応する騒音基準値(第2の基準値)とが設定されることとなる。例えば、ステップS101で、地域情報として“AA”が設定された場合、第1の基準値は40dBとなり、第2の基準値は50dBとなる。
次いで、ステップS103で、利用者に許容可能な最大出力音量を設定させる。つまり、自動音量調整処理では、騒音判定値に基づいて自動的に音量が調整されるため、予め利用者に最大出力音量を設定させるようにしている。これにより、自動的に音量調整されることにより、音量が増大しすぎて利用者に不快感を与えるのを防止できる。
以上のステップS101〜S103により、自動音量調整を行うための初期設定処理が終了する。
図3は、制御部21で実行される自動音量調整処理および出力経路切替処理を示すフローチャートである。
図3において、まずステップS201で、音量センサ22からの音声信号に基づいて、周辺の音圧レベル(dB)を所定時間取得(サンプリング)するとともに、この音圧レベルに基づいて騒音レベルを算出する(騒音レベル算出手段)。所定時間として、例えば、1分間、周辺音声の音圧レベルをサンプリングし、騒音レベルを算出する。
次いで、ステップS202で、ディジタル放送信号を受信中であるか判定し、受信中である場合は、ディジタル放送信号から現在の時刻情報を取得する(ステップS203)。また、ディジタル放送信号を受信中でないと判定した場合(例えば、DVDプレイヤー等の外部機器からの映像・音声信号を出力している場合)は、時刻管理用タイマ19から現在の時刻情報を取得する(ステップS204)。このように、ディジタル放送信号を受信しているときは、ディジタル放送信号から現在の時刻情報を取得するので、正確な時刻情報に基づいて、現在時刻の時間帯を判断できる。
次いで、ステップS205では、ステップS203またはステップS204において取得された時刻情報に基づいて、現在時刻が夜間(第1の時間帯)であるか判定する。そして、現在時刻が夜間であると判定した場合はステップS206に移行し、現在時刻が昼間であると判定した場合はステップS212に移行する。
ステップS206では、ステップS201において所定時間内に算出された騒音レベルの平均値を算出し、これを騒音判定値とする(騒音判定値生成手段)。この騒音判定値により、現在の騒音の程度を相対的に評価し、音量の調整などを行う。つまり、夜間は周辺の騒音が小さいと考えられるので、物を落としたときなどに生じる衝撃騒音はその前後の騒音レベルに比較して著しく大きな騒音レベルであると判断できる。したがって、この衝撃騒音に基づく騒音レベルに合わせて音量を調整する(例えば、増大させる)と、音量が大きくなりすぎることが容易に予想できるので、所定時間内の騒音レベルの平均値を騒音判定値とすることで、衝撃騒音の影響が軽微となるようにしている。
次いで、ステップS207で、現在時刻における騒音レベルの平均値(ステップS206で算出された騒音レベルの平均値)と30分前の騒音レベルの平均値とを比較し、30分前よりも騒音が大きくなったか判定する(第1の比較手段)。なお、30分前の騒音レベルの平均値がない場合は、例えば、予め電源投入時に騒音レベルを取得しておき、これを初期値として用いて比較すればよい。
そして、ステップS207で現在時刻における騒音レベルの平均値のほうが大きいと判定した場合はステップS208に移行する。このように、現在時刻における騒音レベルの平均値が30分前の騒音レベルの平均値より大きくなっている場合は、周辺の騒音によりスピーカ17からの音声が聞き取りづらくなることが予想できるので、通常は音量を増大させる方向で音量調整がなされる。
ステップS208では、現在時刻における騒音レベルの平均値と第1の基準値を比較し、現在時刻における騒音レベルが騒音と認められる程度か否かを判定する(第2の比較手段)。そして、現在時刻における騒音レベルの平均値のほうが大きいと判定した場合は、ワイヤレスヘッドフォンから音声を出力する(ステップS209、出力経路設定手段)。この場合、「ヘッドフォン出力に変更しました」等のメッセージを表示させるなどして、視聴者にヘッドフォンの利用を促すのが望ましい。
つまり、音量を増大させる方向で音量調整がなされるべきところであるが、スピーカ17からの音声を含む周辺の音声が全体として騒音になると判断できるので、スピーカ17からの音量をさらに増大させると、近隣に対して騒音となる可能性が高いうえ、これ以上音量を増大させても音声が聞き取りやすくなることは期待できないので、音量を増大させないようにしている。また、ワイヤレスヘッドフォンから音声を出力することにより、利用者に最良の聴取形態を提供するようにしている。
また、ステップS208で、現在時刻における騒音レベルの平均値が第1の基準値以下であると判定した場合は、ユーザ設定の範囲内、つまり、図2のステップS103で設定された最大出力音量を超えない範囲で音量を増大させる(ステップS216)。
また、ステップS207で現在時刻における騒音レベルの平均値が30分前の騒音レベルの平均値以下であると判定した場合はステップS211に移行し、騒音レベルの平均値に応じて音量を調整する。例えば、騒音レベルの平均値が30分前の騒音レベルの平均値より小さくなっている場合は、周辺の騒音による妨害が少なくなるため、通常は音量を減少させる方向で音量調整がなされる。また、騒音判定値(騒音レベルの平均値)に変化がない場合は音量を変更しないようにする。
一方、ステップS206で、現在時刻が昼間であると判定した場合は、ステップS212に移行し、ステップS201において所定時間内に算出された騒音レベルの最大値を取得し、これを騒音判定値とする(騒音判定値生成手段)。この騒音判定値により、現在の騒音の程度を相対的に評価し、音量の調整などを行う。つまり、昼間は周辺の騒音が大きいと考えられるので、衝撃騒音があってもその前後の騒音レベルと極端にかけ離れた騒音レベルではないと判断できる。したがって、この衝撃騒音も含めて、所定時間内の騒音レベルの最大値を騒音判定値とすることができ、これにより騒音判定値の算出処理にかかる負担を軽減でき、無駄な電力の削減、省エネ化を期待できる。
次いで、ステップS213で、現在時刻における騒音レベルの最大値(ステップS212で算出された騒音レベルの平均値)と30分前の騒音レベルの最大値とを比較し、30分前よりも騒音が大きくなったか判定する(第1の比較手段)。なお、30分前の騒音レベルの平均値がない場合は、例えば、予め電源投入時に騒音レベルを取得しておき、これを初期値として用いて比較すればよい。
そして、ステップS213で現在時刻における騒音レベルの最大値のほうが大きいと判定した場合はステップS214に移行する。このように、現在時刻における騒音レベルの最大値が30分前の騒音レベルの最大値より大きくなっている場合は、周辺の騒音によりスピーカ17からの音声が聞き取りづらくなることが予想できるので、通常は音量を増大させる方向で音量調整がなされる。
ステップS214では、現在時刻における騒音レベルの最大値と第2の基準値を比較し、現在時刻における騒音レベルが騒音と認められる程度か否かを判定する(第2の比較手段)。そして、現在時刻における騒音レベルの最大値のほうが大きいと判定した場合は、音量を変更しない(ステップS215)。
つまり、音量を増大させる方向で音量調整がなされるべきところであるが、スピーカ17からの音声を含む周辺の音声が全体として騒音になると判断できるので、スピーカ17からの音量をさらに増大させると、近隣に対して騒音となる可能性が高いうえ、これ以上音量を増大させても音声が聞き取りやすくなることは期待できないので、音量を増大させないようにしている。
なお、ステップS215では、ステップS209と同様に、ワイヤレスヘッドフォンから音声を出力するようにしてもよい。
また、ステップS214で、現在時刻における騒音レベルの最大値が第2の基準値以下である判定した場合は、ユーザ設定の範囲内、つまり、図2のステップS103で設定された最大出力音量を超えない範囲で音量を増大させる(ステップS216)。
また、ステップS213で現在時刻における騒音レベルの最大値が30分前の騒音レベルの最大値以下であると判定した場合はステップS217に移行し、騒音レベルの最大値に応じて音量を調整する。例えば、騒音レベルの最大値が30分前の騒音レベルの最大値より小さくなっている場合は、周辺の騒音による妨害が少なくなるため、通常は音量を減少させる方向で音量調整がなされる。また、騒音判定値(騒音レベルの最大値)に変化がない場合は音量を変更しないようにする。
ステップS209、S210、S215、S216において、音量調整或いは出力経路の変更が行われた後、ステップS218で30分経過したか判定し、30分経過後に再び上述した処理が実行される。
つまり、常時、自動音量調整処理を実行させることもできるが、そうすると制御部21の負担が大きくなりすぎるという問題がある。また、自動音量調整により音声を聞き取りやすくなるという利点もあるが、頻繁に音量調整されるのを視聴者が不快に感じる虞もある。
そこで、本実施形態では、放送番組に関してひとつの区切りとなる30分間隔で音量調整を行うことにより同一番組の視聴中は音量が変更されないようにし、自動音量調整に伴い消費電力が増大するのを最小限に抑えている。
以上説明したように、本実施形態のテレビジョン受像機100によれば、集音手段としての音量センサ22から入力された音声信号(スピーカからの音声と周辺ノイズ)がどの程度の騒音であるかを判断するための騒音判定値として、時間帯に応じて適切な値を用いるようにしたので、現在の騒音の程度を的確に判断し、適切な音量調整をすることができる。
また、騒音判定値が騒音基準値よりも大きいと判定された場合(すなわち、全体として騒音であると判定される場合)に、ヘッドフォン(特に、ワイヤレスヘッドフォン)に音声信号を出力するようにしたので、これ以上音量を増大させても音声が聞き取りやすくなることは期待できないときでも利用者は容易に最良の聴取形態をとることができる。さらに、音量を増大させすぎて近隣に対して騒音公害となるのを防止できる。
さらに、本実施形態のテレビジョン受像機100は、ワイヤレスヘッドフォンに音声信号を送信可能な音声信号送信手段を備えるので、利用者は、ワイヤレスヘッドフォンを手元においておけば、ヘッドフォン出力に切り替えられたときでも容易にワイヤレスヘッドフォンによる聴取形態を享受でき(わざわざヘッドフォンのコードを音声出力装置に接続する必要はない)、ワイヤレスヘッドフォンを有効に利用することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、図3のステップS207およびステップS213において、現在時刻における騒音判定値と30分前の騒音判定値の大小に基づいて適した音量調整を行うようにしているが、騒音判定値の変化(現在時刻における騒音判定値と30分前の騒音判定値の差)が予め設定した閾値以上となった場合に音量を調整するようにしてもよい。
また、音量調整を行う間隔は30分に制限されず、例えば、利用者が音量調整を行う間隔を設定できるようにしてもよいし、視聴している時間帯によって音量調整を行う間隔を変更してもよい。
また、騒音基準値の設定値は図4に設定されるものに制限されず、利用者が設定できるようにしてもよいし、時間帯の分割数や地域の類型の区分数を増減させても構わない。
本実施形態に係るテレビジョン受像機100の全体構成を示すブロック図である。 初期設定処理について示したフローチャートである。 自動音量調整処理および出力経路切替処理について示したフローチャートである。 メモリ21に格納される騒音基準値の一構成例である。
符号の説明
11 アンテナ
12 ディジタル放送受信部(チューナ)
13 信号処理回路
14 デコード部
141 映像デコード部
142 音声デコード部
15 ディスプレイパネル(LCD)
16 音量調整部(音量調整手段)
17 スピーカ
18 無線音声出力部(音声信号送信手段)
19 時刻管理用タイマ(時計手段)
20 入力部
21 制御部(騒音レベル算出手段、騒音判定値生成手段、比較手段、出力経路設定手段)
22 音量センサ(集音マイク、集音手段)
23 メモリ(騒音基準値設定手段)
24 外部入力端子
100 テレビジョン受像機

Claims (8)

  1. スピーカと、
    前記スピーカから出力する音声の音量を調整可能な音量調整手段と、を備えた音声出力装置において、
    前記スピーカからの音声を含む周辺からの音声が入力され、前記入力された音声に基づく音声信号を出力する集音手段と、
    現在時刻を管理可能な時計手段と、
    前記集音手段からの音声信号に基づいて騒音レベルを算出する騒音レベル算出手段と、
    前記騒音レベルに基づいて時間帯に応じた騒音判定値を生成する騒音判定値生成手段と、
    現在時刻における騒音判定値と所定時間前の騒音判定値を比較する第1の比較手段と、
    第1の時間帯および第2の時間帯に対応させて騒音レベルの基準値を設定可能な騒音基準値設定手段と、
    現在時刻における騒音判定値と前記騒音基準値設定手段において設定されている騒音基準値を比較する第2の比較手段と、
    無線通信によりワイヤレスヘッドフォンに音声信号を送信可能な音声信号送信手段と、
    前記スピーカとワイヤレスヘッドフォンのうち、いずれに音声信号を出力するか設定する出力経路設定手段と、を備え、
    前記騒音判定値生成手段は、前記時計手段から取得された現在時刻が第1の時間帯にあるときは、前記騒音レベル算出手段によって所定時間内に算出された騒音レベルの平均値を騒音判定値とし、前記時計手段から取得された現在時刻が第2の時間帯にあるときは、前記騒音レベル算出手段によって所定時間内に算出された騒音レベルの最大値を騒音判定値とし、
    前記第1の比較手段により現在時刻における騒音判定値が所定時間前の騒音判定値より小さいと判定された場合は、前記音量調整手段は音量を下げる方向に調整し、
    前記第1の比較手段により現在時刻における騒音判定値が所定時間前の騒音判定値より大きいと判定され、さらに前記第2の比較手段により前記騒音判定値が前記騒音基準値以下であると判定された場合は、前記音量調整手段は音量を上げる方向に調整し、
    前記第1の比較手段により現在時刻における騒音判定値が所定時間前の騒音判定値より大きいと判定され、さらに前記第2の比較手段により前記騒音判定値が前記騒音基準値よりも大きいと判定された場合は、前記音量調整手段は音量を変更せず、前記出力経路設定手段は前記ワイヤレスヘッドフォンに音声信号を出力することを特徴とする音声出力装置。
  2. スピーカと、
    前記スピーカから出力する音声の音量を調整可能な音量調整手段と、を備えた音声出力装置において、
    前記スピーカからの音声を含む周辺からの音声が入力され、前記入力された音声に基づく音声信号を出力する集音手段と、
    現在時刻を管理可能な時計手段と、
    前記集音手段からの音声信号に基づいて騒音レベルを算出する騒音レベル算出手段と、
    前記騒音レベルに基づいて時間帯に応じた騒音判定値を生成する騒音判定値生成手段と、を備え、
    前記音量調整手段は、前記騒音判定値に基づいて、前記スピーカから出力する音声の音量を調整することを特徴とする音声出力装置。
  3. 前記騒音判定値生成手段は、前記時計手段から取得された現在時刻が第1の時間帯にあるときは、前記騒音レベル算出手段によって所定時間内に算出された騒音レベルの平均値を騒音判定値とし、前記時計手段から取得された現在時刻が第2の時間帯にあるときは、前記騒音レベル算出手段によって所定時間内に算出された騒音レベルの最大値を騒音判定値とすることを特徴とする請求項2に記載の音声出力装置。
  4. 現在時刻における騒音判定値と所定時間前の騒音判定値を比較する第1の比較手段を備え、
    前記音量調整手段は、前記第1の比較手段により現在時刻における騒音判定値が、所定時間前の騒音判定値より小さいと判定された場合に音量を下げる方向に調整し、所定時間前の騒音判定値より大きいと判定された場合に音量を上げる方向に調整することを特徴とする請求項2または3に記載の音声出力装置。
  5. 前記第1の時間帯および第2の時間帯に対応させて騒音レベルの基準値を設定可能な騒音基準値設定手段と、
    現在時刻における騒音判定値と前記騒音基準値設定手段において設定されている騒音基準値を比較する第2の比較手段と、を備え、
    前記音量調整手段は、前記第2の比較手段による比較結果に基づいて、前記スピーカから出力する音声の音量を調整することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の音声出力装置。
  6. 前記音量調整手段は、前記第2の比較手段により前記騒音判定値が前記騒音基準値よりも大きいと判定された場合に、前記スピーカから出力する音声の音量を変更しないことを特徴とする請求項5に記載の音声出力装置。
  7. ヘッドフォンに音声信号を出力可能に構成され、
    前記スピーカとヘッドフォンのうち、いずれに音声信号を出力するか設定する出力経路設定手段を備え、
    前記出力経路設定手段は、前記第2の比較手段により前記騒音判定値が前記騒音基準値よりも大きいと判定された場合に、前記ヘッドフォンに音声信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の音声出力装置。
  8. 無線通信によりワイヤレスヘッドフォンに音声信号を送信可能な音声信号送信手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の音声出力装置。
JP2007066979A 2007-03-15 2007-03-15 音声出力装置 Pending JP2008228184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007066979A JP2008228184A (ja) 2007-03-15 2007-03-15 音声出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007066979A JP2008228184A (ja) 2007-03-15 2007-03-15 音声出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008228184A true JP2008228184A (ja) 2008-09-25

Family

ID=39846213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007066979A Pending JP2008228184A (ja) 2007-03-15 2007-03-15 音声出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008228184A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012105287A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Apple Inc 周囲ノイズ検出を使用する明瞭度コントロール
JP2019029828A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Nttドコモ 再生装置、プログラムおよび再生方法
JP2019091972A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 ローム株式会社 オーディオ装置およびテレビ
WO2023026555A1 (ja) * 2021-08-25 2023-03-02 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
US20230141659A1 (en) * 2012-12-14 2023-05-11 Amazon Technologies, Inc. Response endpoint selection

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012105287A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Apple Inc 周囲ノイズ検出を使用する明瞭度コントロール
US8744091B2 (en) 2010-11-12 2014-06-03 Apple Inc. Intelligibility control using ambient noise detection
US20230141659A1 (en) * 2012-12-14 2023-05-11 Amazon Technologies, Inc. Response endpoint selection
JP2019029828A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 株式会社Nttドコモ 再生装置、プログラムおよび再生方法
JP2019091972A (ja) * 2017-11-10 2019-06-13 ローム株式会社 オーディオ装置およびテレビ
JP7134619B2 (ja) 2017-11-10 2022-09-12 ローム株式会社 オーディオ装置およびテレビ
WO2023026555A1 (ja) * 2021-08-25 2023-03-02 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9445183B2 (en) Sound system with ear device with improved fit and sound
US8774433B2 (en) Method and device for personalized hearing
JP2003304590A (ja) リモコン装置と音量調整方法および音量自動調整システム
JP5151762B2 (ja) 音声強調装置、携帯端末、音声強調方法および音声強調プログラム
US11457319B2 (en) Hearing device incorporating dynamic microphone attenuation during streaming
KR20170062362A (ko) 사용자 환경 기반의 청력 보조 장치 피팅 시스템 및 방법
EP1558059B1 (en) Controlling a gain setting in a hearing instrument
EP2617127B2 (en) Method and system for providing hearing assistance to a user
JP2008228184A (ja) 音声出力装置
WO2011055489A1 (ja) 補聴器
US8135146B2 (en) Equalization method using equal loudness curve based on the IS0266:2003 standard, and sound output apparatus using the same
TW201506902A (zh) 聲音處理之方法及開放式播音裝置
US7545944B2 (en) Controlling a gain setting in a hearing instrument
CA2475166C (en) Audio amplification device with volume control
JPH10294990A (ja) 音声信号処理装置
US20230247373A1 (en) Hearing assistance system with automatic hearing loop memory
WO2011067928A1 (ja) 補聴器
JP2009124324A (ja) 音響機器及び音響機器の制御方法
US9716935B2 (en) Sound system with ear device with improved fit and sound
JPH1066185A (ja) 自動音量調整装置
WO2012144887A1 (en) Voice immersion smartphone application or headset for reduction of mobile annoyance
JP2012070024A (ja) 音声ダイナミックレンジコントロール装置
JP5321870B2 (ja) 携帯端末装置、携帯端末装置の音量設定方法
CN112416288A (zh) 调整听力设备的高音增益
US20190090057A1 (en) Audio processing device