JP2009118033A - 遠隔制御装置、遠隔制御方法、制御用プログラム及び記録媒体 - Google Patents

遠隔制御装置、遠隔制御方法、制御用プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】放送受信装置の電源投入時に、ユーザの周囲の音圧レベルを考慮して、ユーザに最適な音量を放送受信装置に設定することが可能な遠隔制御装置、遠隔制御方法、制御用プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】音出力装置を遠隔操作により制御する遠隔制御装置に、音出力装置を制御するための入力を検知する入力手段と、周囲の音圧レベルを測定する音圧測定手段と、音圧レベルと対応付けて音出力装置の音量を記憶する記憶手段と、入力手段が入力を検知した時に、音圧測定手段から取得した音圧レベルに対応する音量を、記憶手段から読み出して設定音量情報とする制御手段と、設定音量情報を送信する通信手段と、を備える。
【選択図】 図8

Description

本発明は、放送番組を受信する放送受信装置や音声再生装置等の音出力機能を備えた装置の音量制御を、遠隔操作により行う遠隔制御装置、遠隔制御方法、制御用プログラム及び記録媒体に関する。
放送番組を受信する放送受信装置では、電源切断時の音量を記憶しておき、その次の電源投入時に、記憶しておいた音量をそのまま再現するのが一般的である。近年、電源投入時に電源切断時の音量をそのまま再現するのではなく、ユーザに適した設定条件で音量が設定される技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、ユーザの1日の音量の設定値を時刻ごとにメモリに記憶し、電源投入時にその時の時刻に対応した音量をメモリから読み出して、設定するテレビジョン受像機が提案されている。また、特許文献2では、昨日と一昨日の音量を記憶し、その差が所定値よりも小さい場合に昨日の音量を設定し、その差が所定値よりも大きい場合は直前の電源切断時の音量を設定するリモコン及びテレビジョン受像機が提案されている。
特開平4−10875号公報(第2−3頁、第1図) 特開平6−165074号公報(第4頁、第2図)
しかし、特許文献1や特許文献2のように、時刻ごとにテレビジョン受像機に設定されている音量を記憶し、電源投入時に投入時刻に対応する音量を読み出してテレビジョン受像機に設定する場合、以下の問題がある。
例えば、特許文献1の場合、音量の記憶時に周囲音がたまたま大きく、大きな音量がテレビジョン受像機に設定されている場合は、望ましい音量よりも大きな音量が記憶されてしまう。この場合、対応する時刻にテレビジョン受像機に電源を投入した場合、最適な音量よりも大きな音量がテレビジョン受像機に設定されてしまう。
反対に、電源投入時にユーザの周りの雑音が大きい場合には、ユーザに対して最適な音量よりも小さな音量がテレビジョン受像機に設定されてしまう。
一方、特許文献2の場合は、上記のような問題は生じないが、リモコンに記憶されている音量をそのままテレビジョン受像機に設定する点では同じなので、電源投入時に必ずしも最適な音量が設定されるとは限らないという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、電源投入時に、ユーザの周囲の音圧レベルを考慮して、ユーザに最適な音量を音出力装置に設定することが可能な遠隔制御装置、該遠隔制御装置を用いた遠隔制御方法、制御用プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明に係る遠隔制御装置は、音出力装置を遠隔操作により制御する遠隔制御装置であって、
音出力装置を制御するための入力を検知する入力手段と、周囲の音圧レベルを測定する音圧測定手段と、音圧レベルと対応付けて音出力装置の音量を記憶する記憶手段と、入力手段が入力を検知した時に、音圧測定手段から取得した音圧レベルに対応する音量を、記憶手段から読み出して設定音量情報とする制御手段と、設定音量情報を送信する通信手段と、を備える。
本発明に係る第1の遠隔制御方法は、音量を音圧レベルと対応付けて記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する遠隔制御方法において、音出力装置を制御するための入力を検知するステップと、周囲の音圧レベルを測定するステップと、測定した音圧レベルに対応する音量を記憶手段から読み出して設定音量情報とするステップと、設定音量情報を送信するステップと、を備える。
本発明に係る第2の遠隔制御方法は、音量を音圧レベルと時刻情報とに対応付けて記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する遠隔制御方法において、音出力装置を制御するための入力を検知するステップと、周囲の音圧レベルを測定するステップと、現在の時刻を時刻情報とするステップと、測定した音圧レベルと取得した時刻情報とに対応する音量を記憶手段から読み出して設定音量情報とするステップと、設定音量情報を送信するステップと、を備える。
本発明に係る第3の遠隔制御方法は、音量を音圧レベルとユーザ識別情報とに対応付けて記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する遠隔制御方法において、音出力装置を制御するための入力を検知するステップと、周囲の音圧レベルを測定するステップと、ユーザを識別し、ユーザ識別情報を取得するステップと、測定した音圧レベルと取得したユーザ識別情報とに対応する音量を記憶手段から読み出して設定音量情報とするステップと、設定音量情報を送信するステップと、を備える。
本発明に係る制御用プログラムは、音量を音圧レベルと対応付けて記憶する記憶手段を備え、音出力装置を制御する遠隔制御装置を、音出力装置を制御するための入力を検知する手段、周囲の音圧レベルを測定する手段、測定した音圧レベルに対応する音量を記憶手段から読み出して設定音量情報とする手段、設定音量情報を送信する手段、として機能させる。
本発明に係る記録媒体は、音量を音圧レベルと対応付けて記憶する記憶手段を備え、音出力装置を制御する遠隔制御装置を、音出力装置を制御するための入力を検知する手段、周囲の音圧レベルを測定する手段、測定した音圧レベルに対応する音量を記憶手段から読み出して設定音量情報とする手段、設定音量情報を送信する手段、として機能させるための制御プログラムを記録した遠隔制御装置により読み取り可能な記録媒体である。
本発明に係る音出力装置の遠隔制御装置は、ユーザが最も好ましく感じる音量を周囲音圧レベルに対応付けて記憶した記憶手段を備えている。また、本発明に係る遠隔制御方法は、周囲の音圧レベルと対応付けて音量を記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する。更に、本発明に係る遠隔制御用プログラムは、周囲の音圧レベルと対応付けて音量を記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置に各種機能を実行させる。
記憶手段は、ユーザが最も好ましく感じる音量を周囲音圧レベルに対応付けて記憶しているので、音出力装置を制御するための入力を検知した時に、周囲の音圧レベルを測定し、それに対応する音量を記憶装置から読み出して音出力装置に設定することで、音出力装置にその環境においてユーザが最も好ましく感じる音量を設定することができる。
(第1の実施形態)
本発明に係る遠隔制御装置の第1の実施形態について説明する。第1の実施形態では、音出力装置として、放送番組を受信するテレビ等の放送受信装置を適用する。また、遠隔制御装置として、放送受信装置の電源制御、放送番組の選局及び音量設定を遠隔操作により行うリモコンを適用する。
第1の実施形態に係るリモコン1の外観を図1に示す。図1において、リモコン1は、電源ボタン11、選局ボタン12、音量ボタン13及び信号出力部14を備える。ユーザが電源ボタン11を押下すると、放送受信装置2の電源がONまたはOFFされる。ユーザが複数の選局ボタン12のいずれか1つを選択して押下すると、選択された番号に対応する放送番組が放送受信装置2に映し出される。音量ボタン13は、放送受信装置2から出力される音の大きさを上下させるためのボタンであり、第1の実施形態では、音量ボタン13a、音量ボタン13bを備える。ユーザが音量ボタン13aを押下すると、押下した回数または時間に応じて放送受信装置2から出力される音が大きくなる。一方、ユーザが音量ボタン13bを押下すると、押下した回数または時間に対応して放送受信装置2の音が小さくなる。信号出力部14は、各種制御情報を赤外線や電波等を用いて出力するものであり、第1の実施形態では、各種制御情報に基づいて赤外線を変調し、放送受信装置2に向けて出力する。尚、リモコン1はユーザが持ち運び可能な大きさに形成されている。
図2は、リモコン1の構成を示すブロック図である。図2において、リモコン1は、入力部21、通信部22、計時部23、周囲音圧測定部24、メモリ25及び制御部26を備える。
入力部21は、ユーザが放送受信装置2を操作するための複数の操作ボタンを備えている。ユーザがいずれかの操作ボタンを選択して押下すると、入力部21は、押下されたボタンの種類等を操作ボタン情報として後述する制御部26に通知する。第1の実施形態では、入力部21は、電源ボタン11、選局ボタン12及び音量ボタン13を備える。
通信部22は、制御部26から受け取った各種制御情報に基づき赤外線を変調し、信号出力部14から外部に向けて出力する。第1の実施形態では、通信部22は、制御部26から放送受信装置2の電源や音量を制御するための電源状態情報及び設定音量情報、また、放送受信装置2で放映する放送番組の局番を指定するための選局情報に基づき赤外線をリモコン信号に変調して出力する。放送受信装置2は、信号出力部14から出力された赤外線を受光して復調し、各種制御情報を解読して、各種設定を行う。
計時部23は、時刻情報を出力する一般的なタイマである。計時部23は、制御部26からの計時要求を受けて、その時の時刻を制御部26へ時刻情報として通知する。
周囲音圧測定部24は、音圧レベルを測定する一般的なマイクロホンであり、制御部26からの音圧レベル測定要求を受けて、リモコン1の周囲音の音圧レベルを測定して、測定結果を周囲音圧レベル情報として制御部26へ通知する。
メモリ25は、半導体メモリ等の一般的な記憶手段である。第1の実施形態では、消費電力を少なくするためにSRAMを使用している。メモリ25には、放送受信装置2の現在の「ON」または「OFF」の状態を示す電源状態情報、リモコン1で最後に設定した放送番組の局番を示す選局情報及び放送受信装置2に設定されている音量を示す設定音量情報が保存されている。また、第1の実施形態において、メモリ25には時刻情報と周囲音圧レベル情報に対応づけられた音量が保存されている。
制御部26は、リモコン1全体の制御を行う。制御部26は、主に、入力部21から通知される操作ボタン情報に対応する制御情報を生成して通信部22に通知する。第1の実施形態では、制御部26は、電源状態監視部31、チャンネル制御部32及び音量制御部33を備える。
電源状態監視部31は、電源ボタン11が押下された時に、メモリ25から放送受信装置2の「ON」または「OFF」の状態を示す電源状態情報を読み出し、電源状態情報を「OFF」または「ON」に更新すると共に、更新した電源状態情報を通信部22に通知する。
チャンネル制御部32は、選局ボタン12の中のいずれかが押下された時に、押下された選局ボタン12に対応する局番をメモリ25から検索し、選局情報として通信部22に通知する。更に、検索した局番を選局情報としてメモリ25に保存する。また、チャンネル制御部32は、電源状態情報が「OFF」から「ON」に更新された時に、メモリ25に保存されている選局情報を読み出して、通信部22に通知する。
音量制御部33は、音量ボタン13aまたは音量ボタン13bが押下された時に、押下された音量ボタン13の種類と押下時間とから、変更する音量を算出する。そして、設定音量情報として保存されている現在放送受信装置2に設定されている音量をメモリ25から読み出し、算出した変更する音量と読み出した音量とから、新たに設定する音量を求める。その後、求めた新たな音量を設定音量情報として通信部22に通知すると共にメモリ25に保存する。
さらに、第1の実施形態において音量制御部33は、電源状態情報が「OFF」から「ON」に更新された時は、メモリ25に保存されている音量設定テーブルを用いて設定する音量を決定する。すなわち、計時部23から通知された時刻情報と周囲音圧測定部24から通知された周囲音圧レベル情報とに対応する音量を音量設定テーブルから読み出して、設定音量情報として通信部22に通知する。
ここで、音量設定テーブルは、所定の時間帯毎に周囲音圧レベルと放送受信装置2に設定されていた音量とをプロットして求めた「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」を元に作成したテーブルである。「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」の一例を図3(a)に、音量設定テーブルの一例を図3(b)に示す。図3(a)において、「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」には、0〜4時、5〜8時、9〜20時及び21〜24時の4つの時間帯について、周囲音圧レベルと放送受信装置2に設定されていた音量のプロットから求めた特性曲線が示されている。図3(b)において、音量設定テーブルには、周囲音圧レベルが所定のレベル範囲毎に分割されて登録されている。そして、音量設定テーブルには、所定のレベル範囲の中心の周囲音圧レベルに対応する音量を「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」から求め、その周囲音圧レベル範囲に対応する音量として登録されている。
例えば、図3(a)及び図3(b)において、時刻「21:30」にリモコン1の電源ボタン11を押下して放送受信装置2の電源をONした場合、周囲音圧測定部24で測定した周囲音圧レベルが「周囲音圧レベル範囲c」に含まれている場合、放送受信装置2には「音量d3」が設定される。
次に、各操作ボタンが押下された場合のリモコン1の動作について、図4〜図6を用いて説明する。先ず、図4を用いてユーザがリモコン1の電源ボタン11を押下した場合のリモコン1の動作フローについて説明する。
図4において、ユーザが電源ボタン11を押下すると、入力部21が電源ボタン11が押下されたことを検知して(ステップ101)、制御部26の電源状態監視部31に「電源ボタン押下」を通知する(ステップ102)。電源状態監視部31は、「電源ボタン押下」が通知されると、メモリ25に保存されている電源状態情報を読み出し、読み出した電源状態情報が「ON」の場合は「OFF」に、「OFF」の場合は「ON」に更新し(ステップ103)、更新した電源状態情報を通信部22に通知する(ステップ104)。
次に、更新した電源状態情報を確認し(ステップ105)、電源状態情報が「ON」の場合は、制御部26は、周囲音圧測定部24に音圧レベル測定要求を、計時部23に計時要求を出す。周囲音圧測定部24は、音圧レベル測定要求を受けて、リモコン1の周囲音の音圧レベルを測定し、測定結果を周囲音圧レベル情報として音量制御部33に通知する(ステップ106)。計時部23は、計時要求を受けて、その時の時刻を時刻情報として音量制御部33へ通知する(ステップ107)。音量制御部33は、メモリ25に保存されている音量設定テーブルを参照して、受け取った周囲音圧レベル情報と時刻情報に対応する音量を読み出して、設定音量情報として通信部22に通知する(ステップ108)。更に、メモリ25に保存されている設定音量情報を、新たな設定音量情報に変更することによって更新する(ステップ109)。
また、制御部26は、チャンネル制御部32を制御して、メモリ25から選局情報を読み出し、読み出した選局情報を通信部22に通知する(ステップ110)。通信部22は、通知された電源状態情報(電源ON)、設定音量情報及び選局情報を基に赤外線を変調し、放送受信装置2の制御信号として信号出力部14から出力する(ステップ111)。
一方、ステップ105において、更新した電源状態情報が「OFF」の場合は、通信部22は「電源OFF」を示す電源状態情報に基づいて赤外線を変調し、信号出力部14から出力する(ステップ112)。その後、制御部26は、周囲音圧測定部24へは音圧レベル測定要求を、計時部23へは計時要求を出す。周囲音圧測定部24は、リモコン1の周囲音の音圧レベルを測定し、測定結果を周囲音圧レベル情報として音量制御部33へ通知する(ステップ113)。また、計時部23は、時刻を時刻情報として音量制御部33へ通知する(ステップ114)。そして、音量制御部33は、設定音量情報として保存されている音量をメモリ25から読み出す(ステップ115)。その後、読み出した音量を、受け取った周囲音圧レベル情報と時刻情報を用いてメモリ25の「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」に追加プロットし、必要に応じて音量設定テーブルを更新する(ステップ116)。
ここで、放送受信装置2の電源をOFFする時は、放送受信装置2には、その環境においてユーザが最も好ましいと感じていた音量が設定されていると考えられる。そこで、リモコン1では、放送受信装置2の電源OFF時の周囲音圧レベルと時刻を測定し、測定した周囲音圧レベル及び時刻を用いて、その時にメモリ25に保存されている設定音量情報(電源OFF時に放送受信装置2に設定されていた音量)を「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」にプロットする。そして、必要に応じて音量設定テーブルを更新する。これにより、リモコン1の音量設定テーブルにその環境(周囲の音圧レベルと時刻)での最適な音量を登録しておくことができる。
そして、放送受信装置2の電源をONする場合には、電源をONする直前の放送受信装置2から出力される音が無い状態での周囲音圧レベルを測定し、測定された周囲音圧レベルに対応する音量をメモリ25から読み取って放送受信装置2に設定する。これにより、その環境において最もユーザが好ましいと感じる音量を放送受信装置2に設定することができる。
次に、ユーザがリモコン1の選局ボタン12を押下した場合のリモコン1の動作フローについて、図5を用いて説明する。図5において、ユーザにより選局ボタン12のいずれか1つが押下されると、入力部21が選局ボタン12が押下されたことを検知し(ステップ201)、押下された選局ボタン12の種類を識別して、制御部26のチャンネル制御部32に「選局ボタン押下」を通知する(ステップ202)。チャンネル制御部32は、「選局ボタン押下」が通知されると、押下された選局ボタンの種類に対応する局番を、選局情報として通信部22に通知する(ステップ203)。更に、メモリ25に保存されている選局情報を新たな選局情報に更新する(ステップ204)。通信部22は、受け取った選局情報に基づいて赤外線を変調し、信号出力部14から出力する(ステップ205)。
図6は、ユーザがリモコン1の音量ボタン13を押下した場合のリモコン1の動作フローを示す。ユーザにより音量ボタン13aまたは音量ボタン13bが押下されると、入力部21が押下された音量ボタンの種類(音量ボタン13aまたは音量ボタン13b)と押下された時間を認識して(ステップ301)、制御部26の音量制御部33に通知する(ステップ302)。音量制御部33は、通知された音量ボタン13の種類と押下された時間とから、変更する音量を算出する(ステップ303)。更に、音量制御部33は、メモリ25に設定音量情報として保存されている、現在放送受信装置2に設定されている音量を読み出し、読み出した音量と算出した変更する音量とから、新たに設定する音量を求める(ステップ304)。そして、新たに設定する音量を設定音量情報として通信部22に通知し(ステップ305)、メモリ25に保存されている設定音量情報を、新たな設定音量情報に変更することによって更新する(ステップ306)。通信部22は、受け取った設定音量情報に基づいて赤外線を変調し、信号出力部14から出力する(ステップ307)。
以上のように、第1の実施形態に係るリモコン1は、音量設定テーブルが登録されたメモリ25を備える。音量設定テーブルには、周囲音圧レベル情報と時刻情報とに対応付けられて、その時の環境(周囲の音圧レベルと時刻)においてユーザが最も好ましく感じる放送受信装置2の音量が登録されている。放送受信装置2の電源をONする場合、その時の時刻と周囲の音圧レベルを測定し、それらに対応する音量を音量設定テーブルから読み出して放送受信装置2に設定することで、放送受信装置2にその環境においてユーザが最も好ましく感じる音量を設定することができる。
以上の制御方法は、周囲の騒音が大きい場合に、放送受信装置2に大きな音量を設定することに限られない。例えば、周囲音が大きい場合は放送受信装置2の音量を小さくすることで、全体として一定音量となることを好むユーザの場合には、周囲の騒音が大きい場合は、放送受信装置2には小さな音量が設定されてもよい。
また、周囲の音量が同じ場合でも、時間帯によって放送受信装置2に設定する音量を変えることで、例えば、早朝などの比較的周囲が静かな時間帯にはより小さな音量を、日中の比較的騒音の大きい時間帯にはより大きな音量を放送受信装置2に設定できる等、ユーザの生活に柔軟に対応させることができる。
第1の実施形態では、放送番組を受信するテレビ等の放送受信装置2を遠隔操作するためのリモコン1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。放送受信装置2は、出力される音量が制御できるものであれば良く、例えばラジオ放送受信装置やオーディオ装置でもよい。テレビやラジオ等の受信機能のないオーディオ装置の音量を制御する遠隔制御装置に適用する場合は、選局ボタン12及びチャンネル制御部32を省略することができる。更に、音量を周囲音の音圧レベルのみに対応づけて設定する場合には、計時部23を省略することもできる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、遠隔制御装置として、テレビやラジオ等の受信機能のない音声出力装置の音量を遠隔操作により制御するリモコンの例を示す。第2の実施形態に係るリモコン1bの外観図の一例を図7(a)に、ブロック図の一例を図7(b)に示す。
図7(a)において、リモコン1bは、電源ボタン11、音量ボタン13及び信号出力部14を備える。ユーザが電源ボタン11を押下すると、音声出力装置の電源がONまたはOFFされる。また、ユーザが音量ボタン13を押下すると、押下した回数または時間に応じて音声出力装置から出力される音量が変化する。信号出力部14は、各種制御信号を赤外線や電波等を用いて音声出力装置に向けて出力する。
図7(b)において、リモコン1bは、入力部21、通信部22、周囲音圧測定部24、メモリ25及び制御部26を備える。入力部21は、ユーザが電源ボタン11又は音量ボタン13を押下したのを検知して制御部26に通知する。通信部22は、制御部26から通知された各種制御情報に基づいて赤外線を変調し、信号出力部14から出力する。周囲音圧測定部24は、音圧レベルを測定する一般的なマイクロホンであり、リモコン1bの周囲音の音圧レベルを測定して、測定結果を周囲音圧レベル情報として制御部26へ通知する。メモリ25には、電源状態情報と音量設定テーブルが保存されている。ここで、リモコン1bの音量設定テーブルには、周囲音圧レベル情報に対応づけられた音量が保存されている。制御部26は、リモコン1b全体の制御を行う。
ユーザが電源ボタン11を押下した時のリモコン1bの動作フローを図8に示す。図8において、リモコン1bは、ユーザが電源ボタン11を押下したことを検知して(ステップ401)、制御部26に「電源ボタン押下」を通知する(ステップ402)。制御部26は、「電源ボタン押下」が通知されると、メモリ25に保存されている音声出力装置の電源状態情報を読み出し、更新する(ステップ403)。そして、更新した電源状態情報を通信部22に通知する(ステップ404)。
次に、更新した電源状態情報を確認し(ステップ405)、電源状態情報が「ON」の場合は、制御部26は、周囲音圧測定部24に音圧レベル測定要求を出す。周囲音圧測定部24は、リモコン1bの周囲音の音圧レベルを測定し、測定結果を周囲音圧レベル情報として制御部26に通知する(ステップ406)。制御部26は、メモリ25に保存されている音量設定テーブルを参照して、受け取った周囲音圧レベル情報に対応する音量を読み出して、設定音量情報として通信部22に通知する(ステップ407)。通信部22は、通知された電源状態情報(電源ON)と設定音量情報に基づいて赤外線を変調し、音声出力装置の制御信号として出力する(ステップ408)。一方、ステップ405において、更新した電源状態情報が「OFF」の場合は、通信部22は「電源OFF」を示す電源状態情報に基づいて赤外線を変調して出力する(ステップ409)。
第2の実施形態に係るリモコン1bは、周囲の音圧レベルに応じて、音声出力装置の音量をユーザが好ましいと感じる音量に設定することができる。リモコン1bは、音量のみを設定すると共に、設定音量情報をメモリ25に保持しないので、リモコン1bを小型化できると共に、構造が単純な安価なリモコン1bを提供することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る遠隔制御装置の第3の実施の形態について説明する。第3の実施形態に係るリモコン1cの外観の一例を図9に、ブロック図の一例を図10に示す。図9及び図10において、第3の実施形態に係るリモコン1cが第1の実施形態に係るリモコン1と異なる点は、リモコン1cが指紋センサ15、ディスプレイ16、表示部27及びユーザ識別部34を備える点である。
指紋センサ15は一般的な指紋センサであり、ユーザが指紋センサ15に指を接触させると、指紋センサ15がそれを検知して、ユーザの指紋データを計測する。ユーザ識別部34は、指紋センサ15で計測した指紋データを入力部21から受け取り、後述するユーザ情報登録テーブルに登録されているデータを検索し、受け取った指紋データと一致する指紋データを発見する。そして、発見した指紋データに対応づけて登録されているユーザ情報を読み出して通信部22に通知する。
表示部27は、制御部26から選局情報、設定音量情報及びユーザ識別情報等を受け取ってディスプレイ16に表示させる。ディスプレイ16は、液晶等の表示装置であり、放送受信装置2で放送番組を受信している時には、放送受信装置2で受信している放送番組の局番や、放送受信装置2に設定されている音量、リモコン1cを使用しているユーザの名前等を表示する。
第3の実施形態において、リモコン1cのメモリ25には、リモコン1cを使用するユーザのユーザ情報を登録したユーザ情報登録テーブルが保存されている。図11にユーザ情報登録テーブルの一例を示す。図11において、ユーザ情報登録テーブルにはディスプレイ16に表示させるユーザ名、そのユーザの指紋データ、そして、ユーザ別音量設定テーブルのシート番号が登録されている。
第3の実施形態において、音量設定テーブルは、ユーザ情報登録テーブルに登録されているユーザ毎に作成され、メモリ25に保存されている。図12に、メモリ25に保存されている音量設定テーブルの一例を示す。図12において、シートNo.1には、ユーザAの音量設定テーブルが登録されている。第1の実施形態では、「0〜4時」、「5〜8時」、「9〜20時」及び「21〜24時」の4つの時間帯に分けて音量が登録されていたが、第3の実施形態では、各ユーザが任意に時間帯を設定することができる。ユーザAは、「6:00〜8:59」、「9:00〜21:59」及び「22:00〜5:59」の3つの時間帯について周囲音圧レベルに対応づけて音量が登録されている。
更に、第3の実施形態では、ユーザは、設定した時間帯毎に、音量を対応付ける周囲音圧レベルの範囲を設定することができる。図12の音量設定テーブルでは、朝の時間帯は、夜中の時間帯と比べ、周囲音圧レベルに対して音量が細かく設定されている。
ここで、ユーザが時間帯及び周囲音圧レベルの範囲を設定する場合は、図示しない時間帯設定ボタンを押下するか、又は、所定の選局ボタン12等の既存のボタンを長押しすることにより表示部27に表示される設定メニューの指示に従い、所望の時間帯及び周囲音圧レベル範囲を設定すればよい。
次に、ユーザが第3の実施形態に係るリモコン1cに対してユーザ識別を実施させる場合の、リモコン1cの動作フローについて、図13を用いて説明する。また、ユーザが第3の実施形態に係るリモコン1cの電源ボタン11を押下した場合の、リモコン1cの動作フローについて、図14を用いて説明する。以下、第1の実施形態とは異なる点を中心に説明する。
図13において、ユーザがリモコン1cに対してユーザ識別を実施させる場合は、指紋センサ15に指で触れる。入力部21は、指紋センサ15に入力があったことを検知して(ステップ501)、指紋センサ15で計測したユーザの指紋データを制御部26のユーザ識別部34に出力する(ステップ502)。ユーザ識別部34は、入力部11から指紋データを受け取ると、メモリ25に保存されているユーザ情報登録テーブルを参照して、受け取った指紋データと一致する指紋データに対応して保存されているユーザ情報を読み出す(ステップ503)。そして、読み出したユーザ情報を表示部27へ通知する(ステップ504)。表示部27は、受け取ったユーザ情報のユーザ名をディスプレイ16に表示する(ステップ505)。
次に、図14において、ユーザが電源ボタン11を押下すると、入力部21が電源ボタン11が押下されたことを検知して(ステップ601)、制御部26の電源状態監視部31に「電源ボタン押下」を通知する(ステップ602)。電源状態監視部31は、メモリ25に保存されている電源状態情報を更新し(ステップ603)、更新した電源状態情報を通信部22と表示部27に通知する(ステップ604)。
次に、更新した電源状態情報が「ON」の場合は(ステップ605)、周囲音圧測定部24が周囲音圧レベル情報を取得して音量制御部33に通知する(ステップ606)。更に、計時部23が時刻情報を取得して音量制御部33に通知する(ステップ607)。音量制御部33は、ユーザ情報を用いて、メモリ25からリモコン1cを使用しているユーザの音量設定テーブルを選択する(ステップ608)。そして、選択した音量設定テーブルを用いて、周囲音圧レベル情報及び時刻情報に対応する音量を読み出し、通信部22と表示部27に設定音量情報として通知する(ステップ609)。更に、メモリ25に保存されている設定音量情報を、新たな設定音量情報に変更することにより更新する(ステップ610)。また、チャンネル制御部32は、選局情報をメモリ25から読み出して通信部22と表示部27に通知する(ステップ611)。通信部22は、電源状態情報、設定音量情報及び選局情報に基づいて赤外線を変調して信号出力部14から出力する(ステップ612)。また、表示部27は、ユーザ情報、設定音量情報及び選局情報をディスプレイ16に表示する(ステップ613)。
一方、ステップ605において、更新した電源状態情報が「OFF」の場合は、通信部22が「電源OFF」を示す電源状態情報に基づいて赤外線を変調して信号出力部14から出力する(ステップ614)。更に、表示部27は、ディスプレイ16でのユーザ情報、設定音量情報及び選局情報の表示を停止する(ステップ615)。その後、周囲音圧測定部24は、リモコン1cの周囲音の音圧レベルを測定し、周囲音圧レベル情報として音量制御部33へ通知する(ステップ616)。また、計時部23は、その時の時刻を時刻情報として音量制御部33へ通知する(ステップ617)。音量制御部33は、設定音量情報として保存されている音量をメモリ25から読み出し(ステップ618)、読み出した音量と受け取った周囲音圧レベル情報及び時刻情報に基づいて、必要に応じてリモコン1cを使用しているユーザの音量設定テーブルを更新する(ステップ619)。
第3の実施形態では、ユーザ識別部として指紋センサ15を用いたが、ユーザを識別できるものであれば指紋センサに限定されない。例えば、音声入力部を設けて声紋による認証を行っても良い。また画像入力部を設けてユーザの瞳を用いた認証を行うこともできる。また、リモコン1cを使用するユーザを切り替えるユーザ切り替えボタンを配置し、ユーザ自身によりユーザを指定することもできる。この場合は、必要に応じて暗証番号等を設定できるようにしておくと良い。
以上のように、第3の実施形態に係るリモコン1cは、ユーザ識別部としての指紋センサ15と、ユーザ別の音量設定テーブルを備える。従って、ユーザ毎に最適な音量を放送受信装置2に設定することができる。また、音量設定テーブルには、各ユーザが設定した時間帯及び周囲音圧レベル範囲に応じて音量を登録することができるので、各ユーザのライフスタイルに合わせた、きめ細やかな音量の設定を行うことができる。
更に、第3の実施形態に係るリモコン1cは表示部27を備えているので、放送受信装置2に設定されている音量や局番等を確認できると共に、ユーザが正しく認識されているか確認することができる。
本発明の第1の実施形態に係るリモコン1の外観図。 本発明の第1の実施形態に係るリモコン1のブロック図。 本発明の第1の実施形態に係るリモコン1のメモリ25に保存されている「周囲音圧レベル−音量特性グラフ」の一例。 本発明の第1の実施形態に係るリモコン1の、電源ボタン11が押下された場合の動作フローを示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係るリモコン1の、選局ボタン12が押下された場合の動作フローを示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係るリモコン1の、音量ボタンが押下された場合の動作フローを示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る別のリモコン1bの外観図とブロック図。 本発明の第2の実施形態に係るリモコン1bの、電源ボタン11が押下された場合の動作フローを示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1cの外観図。 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1cのブロック図。 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1cのメモリ25に保存されているユーザ情報登録テーブルの一例。 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1cのメモリ25に保存されているユーザ別音量設定テーブルの一例。 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1cの、ユーザ識別時の動作フローを示すフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係るリモコン1cの、電源ボタン11が押下された場合の動作フローを示すフローチャート。
符号の説明
1、1b、1c リモコン
2 放送受信装置
11 電源ボタン
12 選局ボタン
13、13a、13b 音量ボタン
14 信号出力部
15 指紋センサ
16 ディスプレイ

Claims (10)

  1. 音出力装置を遠隔操作により制御する遠隔制御装置であって、
    前記音出力装置を制御するための入力を検知する入力手段と、
    周囲の音圧レベルを測定する音圧測定手段と、
    前記音圧レベルと対応付けて前記音出力装置の音量を記憶する記憶手段と、
    前記入力手段が入力を検知した時に、前記音圧測定手段から取得した前記音圧レベルに対応する前記音量を、前記記憶手段から読み出して設定音量情報とする制御手段と、
    前記設定音量情報を送信する通信手段と、
    を備える遠隔制御装置。
  2. 現在時刻を計時し、時刻情報とする計時手段を備え、
    前記記憶手段は、前記音量を前記音圧レベルと前記時刻情報とに対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記音圧測定手段から取得した前記音圧レベルと、前記計時手段から取得した前記時刻情報とに対応する前記音量を、前記記憶手段から読み出して前記設定音量情報とする請求項1記載の遠隔制御装置。
  3. ユーザを識別し、ユーザ識別情報を出力するユーザ識別手段を備え、
    前記記憶手段は、前記音量を前記音圧レベルと前記ユーザ識別情報とに対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記音圧測定手段から取得した前記音圧レベルと、前記ユーザ識別手段から取得した前記ユーザ識別情報とに対応する前記音量を、前記記憶手段から読み出して前記設定音量情報とする請求項1または2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記記憶手段は、前記設定音量情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記入力手段が前記音出力装置の電源をオフするための入力を検知した時に、前記設定音量情報を、前記音圧測定手段から取得した前記音圧レベルと対応付けて、前記音量として前記記憶手段に記憶する請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  5. 音量を音圧レベルと対応付けて記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する遠隔制御方法において、
    前記音出力装置を制御するための入力を検知するステップと、
    周囲の前記音圧レベルを測定するステップと、
    測定した前記音圧レベルに対応する前記音量を前記記憶手段から読み出して設定音量情報とするステップと、
    前記設定音量情報を送信するステップと、
    を備えることを特徴とする遠隔制御方法。
  6. 音量を音圧レベルと時刻情報とに対応付けて記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する遠隔制御方法において、
    前記音出力装置を制御するための入力を検知するステップと、
    周囲の前記音圧レベルを測定するステップと、
    現在の時刻を前記時刻情報とするステップと、
    測定した前記音圧レベルと取得した前記時刻情報とに対応する前記音量を前記記憶手段から読み出して設定音量情報とするステップと、
    前記設定音量情報を送信するステップと、
    を備えることを特徴とする遠隔制御方法。
  7. 音量を音圧レベルとユーザ識別情報とに対応付けて記憶する記憶手段を備えた遠隔制御装置を用いて音出力装置を制御する遠隔制御方法において、
    前記音出力装置を制御するための入力を検知するステップと、
    周囲の前記音圧レベルを測定するステップと、
    ユーザを識別し、ユーザ識別情報を取得するステップと、
    測定した前記音圧レベルと取得した前記ユーザ識別情報とに対応する前記音量を前記記憶手段から読み出して設定音量情報とするステップと、
    前記設定音量情報を送信するステップと、
    を備えることを特徴とする遠隔制御方法。
  8. 前記設定音量情報を前記記憶手段に記憶するステップと、
    前記音出力装置の電源をオフするための入力を検知するステップと、
    前記設定音量情報を、測定した前記音圧レベルに対応付けて前記音量として前記記憶手段に記憶するステップと、
    を備える請求項5から7のいずれか1項に記載の遠隔制御方法。
  9. 音量を音圧レベルと対応付けて記憶する記憶手段を備え、音出力装置を制御する遠隔制御装置を、前記音出力装置を制御するための入力を検知する手段、周囲の前記音圧レベルを測定する手段、測定した前記音圧レベルに対応する前記音量を前記記憶手段から読み出して設定音量情報とする手段、前記設定音量情報を送信する手段、として機能させるための制御プログラム。
  10. 音量を音圧レベルと対応付けて記憶する記憶手段を備え、音出力装置を制御する遠隔制御装置を、前記音出力装置を制御するための入力を検知する手段、周囲の前記音圧レベルを測定する手段、測定した前記音圧レベルに対応する前記音量を前記記憶手段から読み出して設定音量情報とする手段、前記設定音量情報を送信する手段、として機能させるための制御プログラムを記録した前記遠隔制御装置により読み取り可能な記録媒体。
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