JP4770890B2 - 産業車両用衝撃検出装置及び産業車両 - Google Patents

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Description

本発明は産業車両用衝撃検出装置及び産業車両に関する。
特許文献1に従来の産業車両用衝撃検出装置が開示されている。この産業車両用衝撃検出装置は産業車両の一例としてのフォークリフトに適用されるものであり、衝撃検出手段と、衝撃値算出手段と、判断手段と、警告手段と、閾値設定手段とを備えている。
衝撃検出手段は、フォークリフトの昇降装置に固定された衝撃センサであり、昇降装置に積載された荷物等に作用する衝撃を検出して出力信号を発信する。衝撃値算出手段は、出力信号を順次採取して衝撃値を順次算出する。判断手段は、閾値に対して衝撃値が大きいか否かを判断する。警告手段は、閾値に対して衝撃値が大きいと判断手段が判断した場合、警告信号を発信する。閾値設定手段は、初期設定やユーザの入力等により閾値を設定可能となっている。
このような構成である従来の産業車両用衝撃検出装置は、フォークリフトの荷役作業時等に稼働して、順次算出される衝撃値と閾値とを比較する。そして、閾値に対して衝撃値が大きいと判断手段が判断した場合、警告手段が警告する。その結果、フォークリフトのユーザは、荷物に過大な衝撃が作用して、荷物が損傷したり、荷崩れしたりすることを防止して、荷役作業を安全に実施することが可能となっている。
特開2007−39213号公報
ところで、産業車両に作用する衝撃値の正常な範囲は、使用場所や使用状況によって大きく異なる。このため、上記従来の産業車両用衝撃検出装置を産業車両に搭載し、ユーザが閾値を設定しようとする場合、閾値を任意の値に設定して産業車両を実際に使用し、誤警告が発生すれば閾値を増減させるということの繰り返し(トライアンドエラー)となり易い。この場合、誤警告によって信頼性の低下を生じ易く、逆に信頼性を上げようとすると手間がかかる。この点、特許文献1には、ベテラン運転手の実際の運搬データから採取した値に基づいて閾値を設定する旨の記載があるが、具体的方法については曖昧であるので、閾値の設定作業に手間がかかることにかわりはない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、閾値の設定作業を容易に実施できる産業車両用衝撃検出装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の産業車両用衝撃検出装置は、産業車両に固定され、衝撃を検出して出力信号を発信する衝撃検出手段と、
前記出力信号を順次採取して衝撃値を順次算出する衝撃値算出手段と、
閾値に対して前記衝撃値が大きいか否かを判断する判断手段と、
前記閾値に対して前記衝撃値が大きいと前記判断手段が判断した場合、警告信号を発信する警告手段と、
前記閾値を設定可能な閾値設定手段とを備え、
前記閾値設定手段は、ユーザが読み取り可能な第1設定時間内における前記衝撃値のピーク値を算出するピーク値算出手段と、前記ピーク値算出手段により算出される前記ピーク値を更新しながら表示する表示手段と、ユーザが前記閾値を入力可能な閾値入力手段と、前記第1設定時間よりも長い時間間隔で前記衝撃値の最大値を記憶する最大値記憶手段とを有し、
前記表示手段は、前記最大値記憶手段が記憶している前記最大値を表示することを特徴とする。
このような構成である本発明の産業車両用衝撃検出装置では、衝撃値算出手段が順次算出する衝撃値に基づいて、表示手段が第1設定時間内における衝撃値のピーク値を把握し、そのピーク値を更新しながら表示する。ここで、第1設定時間は、ユーザが読み取り可能に設定される。このため、この産業車両用衝撃検出装置を産業車両に搭載し、ユーザが閾値を設定しようとする場合、ユーザは、種々の使用場所や使用状況でその産業車両を使用しながら、たえず変化する衝撃値のピーク値を確実に読み取ることができる。その結果、ユーザは、産業車両に作用する衝撃値の範囲を容易に確認することができる。
例えば、ユーザは、運転中に大きな衝撃を感じた場合、即座に表示手段を見ることにより、先に感じた衝撃の大きさを容易に確認することができる。このため、上述のトライアンドエラーをする必要性が減り、誤警告がないように信頼性の高い閾値を容易に設定できる。
したがって、本発明の産業車両用衝撃検出装置は、閾値の設定作業を容易に実施でき、その結果として、実用性が向上する。
この産業車両用衝撃検出装置は、警告手段が警告信号を発信した場合、荷物や産業車両の保全に効果的な各種の処置を実施することができる。その具体例としては、ブザー音による報知、スピード制限、荷役走行制限、記録装置への日時データ書き込み、ユーザの写真撮影等が挙げられる。
「ユーザが読み取り可能な第1設定時間」は、具体的には、十ミリ秒〜数秒程度であることが好ましく、数十ミリ秒〜数百ミリ秒程度であることがより好ましい。第1設定時間が衝撃検出手段の出力信号のサンプリング時間(例えば、1ミリ秒〜数ミリ秒)以下であったり、ユーザが読み取り不能な程度に短ければ、表示手段が衝撃値のピーク値を更新しながら表示したとしても、ユーザがそのピーク値の変化を認識できないからである。この場合、表示画面の更新サイクルが数十〜数百ミリ秒程度と長い液晶パネルを表示手段として採用することができ、低コストとなる。
表示手段が「ピーク値を更新しながら表示する」具体例の一つとしては、オシロスコープのように、第1設定時間を時間軸として、衝撃値算出手段が算出した衝撃値を連続する波形として表示することが挙げられる。
本発明の産業車両用衝撃検出装置において、閾値設定手段は、第1設定時間内におけるピーク値を算出するピーク値算出手段を有る。
このため、この産業車両用衝撃検出装置では、第1設定時間内における衝撃値のピーク値をピーク値算出手段が算出し、表示手段が数値やグラフの形式でそのピーク値を更新しながら表示することができる。このため、ユーザは、たえず変化する衝撃値のピーク値を一層確実に読み取ることができる。
本発明の産業車両用衝撃検出装置において、閾値設定手段は、第1設定時間よりも長い時間間隔で衝撃値の最大値を記憶する最大値記憶手段を有し、表示手段は、最大値記憶手段が記憶している衝撃値の最大値を表示するものである
このため、ユーザは、衝撃値のピーク値と衝撃値の最大値とに基づいて、産業車両に作用する衝撃値の範囲を一層容易に認識することができる。このため、この産業車両用衝撃検出装置は、閾値の設定作業を一層容易に実施できる。
本発明の産業車両用衝撃検出装置において、閾値入力手段は、ユーザにマニュアル操作で所望の数値を入力させることにより閾値を設定する閾値マニュアル設定と、最大値記憶手段に記憶された最大値に基づいて閾値を設定する閾値自動設定とを選択可能とし得る。
この場合、この産業車両用衝撃検出装置は、ユーザが自ら閾値入力手段を操作して数値を入力することにより閾値を設定する場合と比較し、手間を省くことができるので、閾値の設定作業をより一層容易に実施できる。
「衝撃値の最大値に基づいて閾値を設定する」具体例としては、表示手段に表示された衝撃値の最大値に係数を乗じて得た数値を閾値とすることや、表示手段に表示された衝撃値の最大値に定数を加えたり減じたりして得た数値を閾値とすることが挙げられる。
本発明の産業車両用衝撃検出装置において、閾値入力手段は、閾値自動設定が選択されれば、予め登録された複数の係数のいずれか1つをユーザに選択させ、最大値に係数を乗じて閾値を設定する割当手段を有し得る。
この場合、この産業車両用衝撃検出装置は、衝撃値の最大値に基づいて閾値を設定する際、ユーザニーズを反映させることができる。
上記の具体例を説明する。まず、1より小さい係数(例えば、0.9)と、1より大きな係数(例えば、1.1)とを予め登録しておく。そして、表示手段に表示された衝撃値の最大値がこの後に衝撃値として検出された場合に警告信号を発信するように閾値を設定することをユーザが望むときは、ユーザは1より小さな係数を選択すればよい。そうすると、表示手段に表示された衝撃値の最大値より小さな閾値が自動的に設定される。他方、表示手段に表示された衝撃値の最大値がこの後に衝撃値として検出された場合には警告信号を発信しないように閾値を設定することをユーザが望むときは、ユーザは1より大きな係数を選択すればよい。そうすると、表示手段に表示された衝撃値の最大値より大きな閾値が自動的に設定される。
最大値記憶手段が記憶する衝撃値の最大値は、産業車両用衝撃検出装置の始動時にリセットされるようになっていてもよい。また、閾値設定手段は、ユーザの操作により最大値をリセット可能なリセット手段を有することが好ましい。この場合、この産業車両用衝撃検出装置は、使用場所や使用状況に一層対応し易くなる。例えば、ユーザが閾値の設定のため、産業車両に模擬的に衝撃を作用させる試験走行を実施する場合、試験走行の直前に衝撃値の最大値をリセットすれば、衝撃値の最大値をより正確に把握することができる。
本発明の産業車両用衝撃検出装置において、表示手段は、閾値を表示するものであり得る。
この場合、ユーザは、現在設定されている閾値を視認しつつ閾値を変更できるので、設定作業を容易に行える。
閾値は、衝撃値のピーク値及び衝撃値の最大値と同一画面に表示されてもよい。そして、その状態で、ユーザが閾値入力手段により閾値を入力可能となっていてもよい。また、衝撃値のピーク値及び衝撃値の最大値が表示されている状態で、ユーザが画面切替操作を行うことにより、閾値が表示されるようにしてもよい。そして、表示画面が切り替わった状態で、ユーザが閾値入力手段により閾値を入力可能となっていてもよい。後者は、表示手段の表示画面が小さい場合に有効である。
本発明の産業車両は、本発明の産業車両用衝撃検出装置を備えることを特徴とする。
本発明の産業車両は、本発明の産業車両用衝撃検出装置により、閾値の設定作業が容易になるので、荷役作業をより安全に実施することができる。
本発明の産業車両用衝撃検出装置は、単体の装置であってもよい。また、本発明の産業車両用衝撃検出装置は、衝撃値算出手段、判断手段、警告手段及び閾値設定手段として、エンジンや昇降装置等を制御する制御装置の構成要素(コントローラ、マルチディスプレイ等)を産業車両自体と共用するものであってもよい。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例1の産業車両用衝撃検出装置(以下、単に「衝撃検出装置」と呼ぶ。)1は、産業車両の具体的態様としてのフォークリフト100に適用されるものである。
フォークリフト100は、車台フレーム2、車台フレーム2の前後に配設された駆動輪2a及び操舵輪2b、車台フレーム2の内部に搭載されたエンジンE、車台フレーム2の前部に立設された昇降装置3、車台フレーム2の上部に設けられた運転室10等を備えている。
昇降装置3は、車台フレーム2に固定された左右一対のマスト3aと、マスト3aに案内され、図示しない油圧シリンダやチェーンに駆動されて上下動するフォーク3bとを有している。
図2に示すように、運転室10の前方には、操舵輪2bを操作するためのハンドル11、駆動輪2aに伝達される駆動力を切り替えるマニュアルトランスミッションシフトレバー(図示しない)、昇降装置3を操作するためのリフトレバー(図示しない)及びチルトレバー(図示しない)等が装備されている。
ハンドル11の右側方には、マルチディスプレイ30が配設されている。図3に拡大して示すように、マルチディスプレイ30は、液晶パネル31と入力部41とを有している。
液晶パネル31は、各画素を格子状に均等配列したドットマトリクスにより構成されている。このようなタイプの液晶パネルは、各画素が比較的大きく、表示画面の更新サイクルが数十〜数百ミリ秒程度と遅いという短所はあるが、低コストであるので、フォークリフト等の運転席に採用されることが多い。
入力部41は、液晶パネル31の下方に並ぶ第1ボタン41a、第2ボタン41b、第3ボタン41c及び第4ボタン41dからなる。ユーザが入力部41を操作することにより、液晶パネル31に表示される画面を切り替えたり、各種の制御用パラメータに所望の数値を入力することが可能となっている。例えば、図3において、液晶パネル31の画面右下に表示された文字「NEXT」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押せば、液晶パネル31に表示される画面が切り替わって、次の画面が表示されるようになっている。液晶パネル31には、例えば、「走行速度モニタ」画面(図示しない)、「燃料残量・積算距離等モニタ」画面(図示しない)、「昇降装置モニタ」画面(図示しない)や、図3に示す後述の「衝撃値モニタ」画面31a、図8に示す後述の「閾値入力(前後)」画面31b、「閾値入力(左右)」画面(図示しない)等が所定の順序で切り替わって表示されるようになっている。
図1に示すように、車体フレーム2内には、主にエンジンEや昇降装置3等の動作を制御するコントローラ7が搭載されている。コントローラ7は、図4に示すように、入力インターフェース11、CPU10、記憶部13及び出力インターフェース12を有している。
入力インターフェース11には、入力部41、後述する衝撃センサ21、22及びその他の機器23が接続されている。その他の機器23は、例えば、エンジンEや昇降装置3に装着された各種のセンサ等である。
出力インターフェース12には、液晶パネル31及びその他の機器33が接続されている。その他の機器33は、例えば、エンジンEや昇降装置3に装着された各種のアクチュエータ類や、後述する「衝撃検出表示プログラム」(図5に示す)のステップS120において警告音を発生するブザー等である。
記憶部13は、ROM、RAM、メモリ等からなる。記憶部13には、エンジンEや昇降装置3等の動作を制御する制御プログラム等が収納されているとともに、入力インターフェース11を介して取得されるデータや、CPU10の演算結果が適宜記憶されるようになっている。
CPU10は、入力インターフェース11、記憶部13及び出力インターフェース12と接続されている。CPU10は、記憶部13に収納された制御プログラム等を実行し、入力インターフェース11を介して取得したデータ等に基づいて、各種のデータ処理を実行する。そして、CPU10は、出力インターフェース12を介して、エンジンEや昇降装置3に装着された各種のアクチュエータ等に制御信号を送信したり、液晶パネル31に画像データを送信したりするようになっている。
このような構成であるフォークリフト100は、障害物の多い作業現場内において、頻繁に走行方向や走行速度を変えつつ走行する。そして、昇降装置3により重い荷物を持ち上げ、所定の場所まで運搬して降ろすという荷役作業を繰り返す。この際、フォークリフト100を運転するユーザが急な加減速や方向転換をしたり、フォークリフト100を障害物に衝突させたりすると、荷物が損傷したり、荷崩れしたり、フォークリフト100自体に故障が発生したりする事態が生じてしまう。このため、実施例1のフォークリフト100には、過大な衝撃が発生したことを検出して警告信号を発信し、荷物やフォークリフト100の保全に効果的な処理に移行することが可能な衝撃検出装置1が搭載されている。以下、衝撃検出装置1について詳しく説明する。
衝撃検出装置1は、衝撃センサ21、22を備えている。また、衝撃検出装置1は、コントローラ7(入力インターフェース11、CPU10、記録部13及び出力インターフェース12)及びマルチディスプレイ30(液晶パネル31及び入力部41)を、フォークリフト100と共用している。記録部13には、図5に示す「衝撃検出表示プログラム」(ステップS101〜S120)が収納されている。
衝撃センサ21、22は、本実施例1では一軸の加速度センサを採用している。図1に示すように、衝撃センサ21は、前後方向の衝撃を測定可能な姿勢で車体フレーム2内に固定されている。一方、衝撃センサ22は、左右方向の衝撃を測定可能な姿勢で車体フレーム2内に固定されている。衝撃検出装置1が始動すると、衝撃センサ21、22は、車体フレーム2に作用する前後方向又は左右方向の衝撃を加速度の変化として検出し、加速度の変化に対応して増減する電圧値を出力信号として発信する。CPU10は、極めて短いサンプリング時間毎に、入力インターフェース11を介して衝撃センサ21、22の出力信号を取得する。そして、後述するステップS105において、その出力信号に基づいて、衝撃値Cが算出される。
本実施例1では、高精度の衝撃検出を行うため、衝撃センサ21、22の出力信号のサンプリング時間を1ミリ秒と極めて短く設定している。図6に示すグラフは、サンプリング時間(1ミリ秒)毎に算出される衝撃値Cの経時変化の一例を示している。1つ1つの黒丸「●」が、後述する「衝撃検出表示プログラム」のステップS105において順次算出される衝撃値Cである。衝撃は極めて短い時間で収束する。このため、車体フレーム2に衝撃が作用すると、図6に一例を示すパルス状の波形が得られる。
次に、図5に示す「衝撃検出表示プログラム」(ステップS101〜S120)の処理内容について説明する。衝撃検出装置1が始動すると、CPU10が「衝撃検出表示プログラム」を実行する。なお、衝撃センサ21の出力信号に対して実行される「衝撃検出表示プログラム」(ステップS101〜S120)と、衝撃センサ22の出力信号に対して実行される「衝撃検出表示プログラム」(ステップS101〜S120)とは同一の処理内容であり、かつ同時に並列処理されるようになっている。このため、衝撃センサ21の出力信号に対する「衝撃検出表示プログラム」ステップS101〜S120の処理内容を以下に説明し、衝撃センサ22に関する説明は省略する。また、「衝撃検出表示プログラム」ステップS101〜S120は、マルチディスプレイ30の液晶パネル31の表示画面が、図3に示す「衝撃値モニタ」画面31aに切り替わっているか否かに関係なく、バックグランドで下記の処理を実行するようになっている。そして、ユーザが表示切替操作をすれば、マルチディスプレイ30の液晶パネル31の表示画面が、図3に示す「衝撃値モニタ」画面31aに切り替わって、ユーザが衝撃値のピーク値Aや最大値Dを視認したり、閾値Sの調整をすることが可能となっている。
初めにステップS101において、衝撃値のピーク値Aをゼロにする。衝撃値のピーク値Aとは、ユーザが読み取り可能な第1設定時間内における衝撃値Cのピーク値を意味する。本実施例1では、第1設定時間は、ユーザが確実に読み取り可能であって、それ程長すぎない500ミリ秒に設定されている。500ミリ秒は、液晶パネル31の表示画面の更新サイクル(ドットマトリックスを構成する各画素の点滅を更新するサイクル)と同程度である。
次に、ステップS102に移行して、衝撃値の最大値Dをゼロにする。衝撃値の最大値Dとは、第1設定時間毎に算出されて随時更新される衝撃値Cのピーク値Aよりも長い時間間隔で、最大の衝撃値Cを記憶するものである。衝撃値の最大値Dは、ステップS115において後述する通り、ユーザの操作により適宜リセット可能とされている。
次に、ステップS103に移行して、第1設定時間カウンタをゼロクリアする。そうすると、第1設定時間カウンタは、CPU10が有する内部時計に合わせて計時を開始する。
次に、ステップS104に移行して、バッファ値Bをゼロにする。バッファ値Bは、後述のステップS110において衝撃値のピーク値Aを決定するまでの仮決め値である。
次に、ステップS105に移行して、衝撃センサ21の最新の出力信号を採取して衝撃値Cを算出する。
次に、ステップS106に移行して、閾値Sに対して最新の衝撃値Cが大きいか否かを判断する。ここで、閾値Sは、初期設定されているか、又は、図8に示す後述の「閾値入力(前後)」画面31bにおいてユーザが所望の値を入力することにより設定されるようになっている。ここでは、閾値Sとして任意の値が設定されているものとして説明する。
閾値Sに対して衝撃値Cが大きくない場合、ステップS106において「No」となり、ステップS107に移行する。
他方、閾値Sに対して衝撃値Cが大きい場合、ステップS106において「Yes」となり、ステップS120に移行する。そして、ステップS120において、警告信号を発信した後、ステップS107に移行する。CPU10は、この警告信号に基づいて、荷物やフォークリフト100の保全に効果的な処理を、「衝撃検出表示プログラム」ステップS101〜S120の処理と並列して実行する。例えば、出力インターフェース12を介してブザーに制御信号を送信して警告音を発生させたり、記録部13に日時データを記録したりすることができる。また、走行スピード制限、荷役走行制限、ユーザの写真撮影等をすることもできる。
ステップS106では、閾値Sに対して衝撃値Cが大きいか否かの判断をサンプリング時間毎に実施しているが、その他の判断方法を採用することもできる。例えば、閾値Sに対して衝撃値Cが大きい状態がサンプリング時間のN倍の時間継続する場合に、閾値Sに対して衝撃値Cが大きいと判断するようにしてもよい。
ステップS106又はステップS120からステップS107に移行すると、最新の衝撃値Cがバッファ値Bより大きいか否かを判断する。
衝撃値Cがバッファ値Bより大きくない場合、ステップS107において「No」となり、ステップS109に移行する。
他方、最新の衝撃値Cがバッファ値Bより大きい場合、ステップS107において「Yes」となり、ステップS108に移行する。そして、ステップS108において、最新の衝撃値Cを仮決めのピーク値としてバッファ値Bに代入した後、ステップS109に移行する。
ステップS107又はステップS108からステップS109に移行すると、第1設定時間カウンタが500ミリ秒以上か否かを判断する。
第1設定時間カウンタが500ミリ秒以上でない場合、ステップS109において「No」となり、ステップS105に戻る。
他方、第1設定時間カウンタが500ミリ秒以上である場合、ステップS109において「Yes」となり、ステップS110に移行する。そして、ステップS110において、衝撃値のピーク値Aにバッファ値Bを代入する。こうして、上記ステップS103〜S105、S107〜S110により、第1設定時間(500ミリ秒)内における衝撃値Cのピーク値Aが確定する。
次に、ステップS111に移行して、液晶パネル31に表示される衝撃値のピーク値Aを更新する。例えば、衝撃値のピーク値Aが14.9Gであれば、図3に示す「衝撃値モニタ」画面31aに「衝撃値 前後:14.9G …」と表示する。
次に、ステップS112に移行して、衝撃値のピーク値Aが衝撃値の最大値Dより大きいか否かを判断する。
衝撃値のピーク値Aが衝撃値の最大値Dより大きくない場合、ステップS112において「No」となり、ステップS115に移行する。
他方、衝撃値のピーク値Aが衝撃値の最大値Dより大きい場合、ステップS112において「Yes」となり、ステップS113に移行する。そして、ステップS113において、衝撃値のピーク値Aを衝撃値の最大値Dに代入する。こうして、上記ステップS112、S113により、ステップS102によりゼロクリアされてから現在までの間に、ステップS105において算出された衝撃値Cの最大値Dが確定する。
次に、ステップS114に移行して、液晶パネル31に表示される衝撃値の最大値Dを更新する。例えば、衝撃値の最大値Dが15.0Gであれば、図3に示す「衝撃値モニタ」画面31aに「衝撃値 前後:…(Max 15.0G)」と表示する。その後、ステップS115に移行する。
ステップS112又はステップS114からステップS115に移行すると、ユーザによる衝撃値の最大値Dのリセット指示があるか否かを判断する。ユーザによる衝撃値の最大値Dのリセット指示の方法は、どのように取り決められてもかまわない。本実施例1では、図3に示す「衝撃値モニタ」画面31aの左下に表示された文字「CLR」の下方に位置する第1ボタン41aをユーザが押すことにより、衝撃値の最大値Dのリセット指示がなされる。
ユーザによる衝撃値の最大値Dのリセット指示がない場合、ステップS115において「No」となり、ステップS103に移行して、上記処理を繰り返す。
他方、ユーザによる衝撃値の最大値Dのリセット指示がある場合、ステップS115において「Yes」となり、ステップS102に移行する。そして、ステップS102においてさ、衝撃値の最大値Dをゼロクリアした後、上記処理を繰り返す。
図7に、衝撃値C、衝撃値のピーク値A及び衝撃値の最大値Dの経時変化の一例を示す。衝撃検出装置1が始動すると、衝撃値Cは、衝撃の発生に対応して、パルス状の波形を示す。始動から500ミリ秒が経過すると、0ミリ秒から500ミリ秒までの間の衝撃値Cのピーク値Aが確定する。また、衝撃値の最大値Dには、0ミリ秒から500ミリ秒までの間の衝撃値Cのピーク値Aが代入される。そして、「衝撃値モニタ」画面31aに衝撃値のピーク値A及び衝撃値の最大値Dが表示される。
次に、始動から1000ミリ秒が経過すると、500ミリ秒から1000ミリ秒までの間の衝撃値Cのピーク値Aが確定する。そして、「衝撃値モニタ」画面31aに表示される衝撃値のピーク値Aが更新される。この際、図7の例では、500ミリ秒から1000ミリ秒までの間の衝撃値Cのピーク値Aは、0ミリ秒から500ミリ秒までの間の衝撃値Cのピーク値Aより小さいので、衝撃値の最大値Dは更新されない。
こうして、衝撃検出装置1は「衝撃検出表示プログラム」ステップS101〜S120により、「衝撃値モニタ」画面31aに衝撃センサ21の出力信号に対応する衝撃値のピーク値A及び衝撃値の最大値Dを更新しながら表示する。そして、閾値Sに対して衝撃値Cが大きい場合、警告信号を発信することができる。
説明は省略したが、衝撃検出装置1は、衝撃センサ22の出力信号に対応する衝撃値のピーク値及び衝撃値の最大値についても同様の処理を行う。そして、図3に一例を示すように、「衝撃値モニタ」画面31aにそれらを表示し、適宜警告信号を発信する。
この衝撃検出装置1では、図3に示す液晶パネル31の画面右下に表示された文字「NEXT」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押して、「衝撃値モニタ」画面31aから、図8に示す「閾値入力(前後)」画面31bに表示画面を切り替えることにより、ユーザが衝撃センサ21に関連する閾値Sを入力することもできる。なお、衝撃センサ22に関連する閾値は、「閾値入力(前後)」画面31bと同様の「閾値入力(左右)」画面(図示しない)に切り替えて入力を行うことができる。その手順は、「閾値入力(前後)」画面31bにおいて行う手順と同様であるので、説明は省略する。
図8に示すように、「閾値入力(前後)」画面31bには、現在設定されている閾値Sが表示される。また、閾値Sの右方には、衝撃値の最大値Dが表示されるようになっている。ユーザは、「閾値入力(前後)」画面31bの下方に表示された文字「DOWN」の下方に位置する第2ボタン41bを押すことにより閾値Sを小さくすることができる。他方、ユーザは、「閾値入力(前後)」画面31bの下方に表示された文字「UP」の下方に位置する第3ボタン41cを押すことにより閾値Sを大きくすることができる。ユーザが所望する数値が閾値Sとして「閾値入力(前後)」画面31bに表示されている状態で、ユーザが表示画面を切り替える操作をすれば、閾値Sの変更が確定する。
このような構成である実施例1の衝撃検出装置1は、過大な衝撃が発生したことを検出し、警告信号を発信して上述の適切な処理に移行させることができる。このため、この衝撃検出装置1が搭載されたフォークリフト100は、荷物が損傷したり、荷崩れしたり、フォークリフト100自体に故障が発生したりする事態を防止できる。
この衝撃検出装置1において、衝撃センサ21、22がフォークリフト100に固定され、衝撃を検出して出力信号を発信する衝撃検出手段に相当する。
ステップS105が、出力信号を順次採取して衝撃値Cを順次算出する衝撃値算出手段に相当する。
ステップS106が、閾値Sに対して衝撃値Cが大きいか否かを判断する判断手段に相当する。
ステップS120が、閾値Sに対して衝撃値Cが大きいとステップS106において判断された場合、警告信号を発信する警告手段に相当する。
コントローラ7及びマルチディスプレイ30が閾値Sを設定可能な閾値設定手段に相当する。「衝撃値モニタ」画面31aを表示する液晶パネル31が、ユーザが読み取り可能第1設定時間内における衝撃値Cのピーク値Aを把握し、ピーク値Aを更新しながら表示する表示手段に相当する。また、液晶パネル31は、「衝撃値モニタ」画面31a、「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない)により衝撃値の最大値Dを表示する。さらに、液晶パネル31は、「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない)により閾値Sを表示する。
入力部41が、ユーザが閾値Sを入力可能な閾値入力手段に相当する。
ステップS103〜S105、S107〜S110が、第1設定時間内における衝撃値Cのピーク値Aを算出するピーク値算出手段に相当する。
ステップS112、S113が、衝撃値の最大値Dを記憶する最大値記憶手段に相当する。
ステップS115が、ユーザの操作により衝撃値の最大値Dをリセット可能なリセット手段に相当する。
ここで、実施例1の衝撃検出装置1では、ステップS105において順次算出される衝撃値Cに基づいて、液晶パネル31が第1設定時間内における衝撃値のピーク値Aを「衝撃値モニタ」画面31aに更新しながら表示する。ここで、第1設定時間は、ユーザが読み取り可能に設定されている(本実施例1では、500ミリ秒)。このため、この衝撃検出装置1を搭載したフォークリフト100を使用するユーザが閾値Sを設定しようとする場合、ユーザは、種々の使用場所や使用状況でそのフォークリフト100を使用しながら、たえず変化する衝撃値のピーク値Aを確実に読み取ることができる。その結果、ユーザは、フォークリフト100に作用する衝撃値Cの範囲を容易に確認することができる。
例えば、ユーザは、運転中に大きな衝撃を感じた場合、即座に「衝撃値モニタ」画面31aを見ることにより、先に感じた衝撃の大きさを容易に確認することができる。このため、閾値Sを任意の値に設定してフォークリフト100を実際に使用し、誤警告が発生すれば閾値Sを増減させるということの繰り返し(トライアンドエラー)をする必要性が減り、誤警告がないように信頼性の高い閾値Sを容易に設定できる。
したがって、実施例1の衝撃検出装置1は、閾値の設定作業を容易に実施でき、その結果として、実用性が向上する。
また、この衝撃検出装置1では、第1設定時間内における衝撃値のピーク値AをステップS103〜S105、S107〜S110において算出し、液晶パネル31が数値の形式でそのピーク値Aを「衝撃値モニタ」画面31aに更新しながら表示する。このため、ユーザは、たえず変化する衝撃値のピーク値Aを一層確実に読み取ることができる。
さらに、この衝撃検出装置1は、ステップS112、S113により、衝撃値の最大値Dを記憶し、「衝撃値モニタ」画面31a、「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない)に衝撃値の最大値Dを表示する。このため、ユーザは、衝撃値のピーク値Aと衝撃値の最大値Dとに基づいて、フォークリフト100に作用する衝撃値Cの範囲を一層容易に認識することができる。このため、この衝撃検出装置1は、閾値の設定作業を一層容易に実施できる。
衝撃値の最大値Dは、ステップS115において、ユーザの指示によりリセット可能となっている。このため、この衝撃検出装置1は、使用場所や使用状況に一層対応し易くなっている。例えば、ユーザが閾値Sの設定のため、産業車両に模擬的に衝撃を作用させる試験走行を実施する場合、試験走行の直前に衝撃値の最大値Dをリセットすれば、試験走行中に作用する衝撃値の最大値Dをより正確に把握することができる。
さらに、この衝撃検出装置1は、「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない)に閾値Sを表示する。このため、ユーザは、現在設定されている閾値Sを視認しつつ閾値Sを変更できるので、設定作業を容易に行える。
また、実施例1のフォークリフト100は、衝撃検出装置1により、閾値の設定作業が容易になるので、荷役作業をより安全に実施することができる。
実施例1の衝撃検出装置1では、液晶パネル31に「衝撃値モニタ」画面31a、「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない)を表示するようになっているのに対して、実施例2の衝撃検出装置では、液晶パネル31に「衝撃値モニタ」画面31e(図9に示す)を表示し、さらに、「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない)を表示するか、「閾値自動設定(前後)」画面31f(図10〜12に示す)及び「閾値自動設定(左右)」画面31g(図13〜15に示す)を表示するかを選択できるようになっている。実施例2の衝撃検出装置のその他の構成は、実施例1の衝撃検出装置1と同一である。このため、以下、「衝撃値モニタ」画面31e、「閾値自動設定(前後)」画面31f及び「閾値自動設定(左右)」画面31gについて詳しく説明し、その他の構成についての説明は省略する。
実施例2の衝撃検出装置は、実施例1の衝撃検出装置1と同様に、上述の「衝撃検出表示プログラム」ステップS101〜S120をバックグランドで実行するようになっている。そして、ユーザが表示切替操作をすれば、マルチディスプレイ30の液晶パネル31の表示画面が、図9に示す「衝撃値モニタ」画面31eに切り替わる。
「衝撃値モニタ」画面31eでは、液晶パネル31の画面右下に「閾値自動設定」という文字と、「閾値マニュアル設定」という文字とが並んで表示されている。文字「閾値自動設定」の下方には第3ボタン41cが位置し、文字「閾値マニュアル設定」の下方には第4ボタン41dが位置している。この他の表示については、実施例1の「衝撃値モニタ」画面31a(図3に示す。)と同一であるので、説明は省略する。
「衝撃値モニタ」画面31eに切り替わると、ユーザは、ユーザが衝撃値のピーク値Aや最大値Dを視認したり、閾値Sの調整をすることが可能となっている。
実施例2では、閾値Sの調整の際、ユーザが「閾値マニュアル設定」又は「閾値自動設定」を選択可能となっている。
文字「閾値マニュアル設定」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押せば、液晶パネル31に表示される画面が図8に示す上述の「閾値入力(前後)」画面31b及び「閾値入力(左右)」画面(図示しない。)に順次切り替わる。そして、上述した通り、ユーザがマニュアル操作で所望の数値を入力することにより閾値Sを設定することができる。
一方、文字「閾値自動設定」の下方に位置する第3ボタン41cをユーザが押せば、液晶パネル31に表示される画面が図10に示す「閾値自動設定(前後)」画面31fに切り替わる。
「閾値自動設定(前後)」画面31fの中央右側に、前後方向の衝撃値の最大値Dが表示される(例えば、「Max 15.0 G」)。前後方向の衝撃値の最大値Dの左側には、前後方向の閾値Sが確定した場合に表示される表示欄が設けられている。前後方向の閾値Sが確定するまでは、その表示欄に前後方向の閾値Sが未確定であることを意味する「−−.− G」が表示される。
「閾値自動設定(前後)」画面31fの最下方には、左から順に「警告する」という文字と、「警告しない」という文字と、「設定しない」という文字とが並んで表示されている。文字「警告する」の下方には第2ボタン41bが位置し、文字「警告しない」の下方には第3ボタン41cが位置し、文字「設定しない」の下方には第4ボタン41dが位置している。
「警告する」とは、「閾値自動設定(前後)」画面31fに表示された前後方向の衝撃値の最大値Dがこの後に前後方向の衝撃値Cとして検出された場合に警告信号を発信する、ということを意味する。
「警告しない」とは、「閾値自動設定(前後)」画面31fに表示された前後方向の衝撃値の最大値Dがこの後に前後方向の衝撃値Cとして検出された場合には警告信号を発信しない、ということを意味する。
文字「設定しない」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押せば、前後方向の閾値Sを自動設定しないで「閾値自動設定(前後)」画面31fを終了する。そして、液晶パネル31に表示される画面が図13に示す「閾値自動設定(左右)」画面31gに切り替わる。「閾値自動設定(左右)」画面31gの詳細については後述する。
文字「警告する」の下方に位置する第2ボタン41bをユーザが押せば、「閾値自動設定(前後)」画面31fの中央右側に表示された前後方向の衝撃値の最大値Dに、1より小さな係数(本実施例2では、0.9)を乗じて得た数値が前後方向の閾値Sとして設定される。そして、図11に示すように、「閾値自動設定(前後)」画面31fにおいて前後方向の衝撃値の最大値Dの左側に、確定した前後方向の閾値Sが表示される。図10及び図11の場合で説明すれば、前後方向の衝撃値の最大値「15.0」に「0.9」を乗じることにより、前後方向の閾値「13.5」が設定される。
文字「警告しない」の下方に位置する第3ボタン41cをユーザが押せば、「閾値自動設定(前後)」画面31fの中央右側に表示された前後方向の衝撃値の最大値Dに、1より大きな係数(本実施例2では、1.1)を乗じて得た数値が前後方向の閾値Sとして設定される。そして、図12に示すように、「閾値自動設定(前後)」画面31fにおいて前後方向の衝撃値の最大値Dの左側に、確定した前後方向の閾値Sが表示される。図10及び図12の場合で説明すれば、前後方向の衝撃値の最大値「15.0」に「1.1」を乗じることにより、前後方向の閾値「16.5」が設定される。
こうして、「閾値自動設定(前後)」画面31fにより、前後方向の閾値Sが確定した場合、又は「設定しない」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押した場合、「閾値自動設定(前後)」画面31fを終了し、液晶パネル31に表示される画面が図13に示す「閾値自動設定(左右)」画面31gに切り替わる。
「閾値自動設定(左右)」画面31gの中央右側には、左右方向の衝撃値の最大値Dが表示される(例えば、「Max 13.6 G」)。左右方向の衝撃値の最大値Dの左側には、左右方向の閾値Sが確定した場合に表示される表示欄が設けられている。左右方向の閾値Sが確定するまでは、その表示欄に左右方向の閾値Sが未確定であることを意味する「−−.− G」が表示される。
「閾値自動設定(左右)」画面31gの最下方には、左から順に「警告する」という文字と、「警告しない」という文字と、「設定しない」という文字とが並んで表示されている。文字「警告する」の下方には第2ボタン41bが位置し、文字「警告しない」の下方には第3ボタン41cが位置し、文字「設定しない」の下方には第4ボタン41dが位置している。
「警告する」とは、「閾値自動設定(左右)」画面31gに表示された左右方向の衝撃値の最大値Dがこの後に左右方向の衝撃値Cとして検出された場合に警告信号を発信する、ということを意味する。
「警告しない」とは、「閾値自動設定(左右)」画面31gに表示された左右方向の衝撃値の最大値Dがこの後に左右方向の衝撃値Cとして検出された場合には警告信号を発信しない、ということを意味する。
文字「設定しない」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押せば、左右方向の閾値Sを自動設定しないで「閾値自動設定(左右)」画面31gを終了する。そして、液晶パネル31に表示される画面が切り替わって、次の画面が表示されるようになっている。
文字「警告する」の下方に位置する第2ボタン41bをユーザが押せば、「閾値自動設定(左右)」画面31gの中央右側に表示された左右方向の衝撃値の最大値Dに、1より小さな係数(本実施例2では、0.9)を乗じて得た数値が左右方向の閾値Sとして設定される。そして、図14に示すように、「閾値自動設定(左右)」画面31gにおいて左右方向の衝撃値の最大値Dの左側に、確定した左右方向の閾値Sが表示される。図13及び図14の場合で説明すれば、左右方向の衝撃値の最大値「13.6」に「0.9」を乗じることにより、左右方向の閾値「12.2」が設定される。
文字「警告しない」の下方に位置する第3ボタン41cをユーザが押せば、「閾値自動設定(左右)」画面31gの中央右側に表示された左右方向の衝撃値の最大値Dに、1より大きな係数(本実施例2では、1.1)を乗じて得た数値が左右方向の閾値Sとして設定される。そして、図15に示すように、「閾値自動設定(左右)」画面31gにおいて左右方向の衝撃値の最大値Dの左側に、確定した左右方向の閾値Sが表示される。図13及び図15の場合で説明すれば、左右方向の衝撃値の最大値「13.6」に「1.1」を乗じることにより、左右方向の閾値「15.0」が設定される。
こうして、「閾値自動設定(左右)」画面31gにより、左右方向の閾値Sが確定した場合、又は「設定しない」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押した場合、「閾値自動設定(左右)」画面31gを終了する。そして、液晶パネル31に表示される画面が切り替わって、次の画面が表示される。
なお、「閾値自動設定(前後)」画面31f又は「閾値自動設定(左右)」画面31gにおいて、「設定しない」の下方に位置する第4ボタン41dをユーザが押した場合は、前後方向又は左右方向の閾値Sが未確定のままであるので、別途、「閾値入力(前後)」画面31b又は「閾値入力(左右)」画面(図示しない。)に切り替えてユーザが前後方向又は左右方向の閾値Sをマニュアル設定することとなる。
閾値自動設定(前後)」画面31f及び「閾値自動設定(左右)」画面31gの最下方に表示された文字「警告する」及び「警告しない」と、第2ボタン41b及び第3ボタン41cとが割当手段に相当する。
実施例2の衝撃検出装置も、実施例1の衝撃検出装置1と同様の作用効果を奏することができる。
また、この衝撃検出装置では、閾値入力手段としての文字「閾値自動設定」と第3ボタン41cとにより、衝撃値の最大値Dに基づいて閾値Sを設定することをユーザが選択できるので、ユーザが自ら入力部41を操作して数値を入力することにより閾値Sを設定する場合と比較して手間を省くことができる。このため、この衝撃検出装置は、閾値の設定作業をより一層容易に実施できる。
さらに、この衝撃検出装置では、割当手段としての文字「警告する」及び「警告しない」と第2ボタン41b及び第3ボタン41cとにより、「閾値自動設定(前後)」画面31f又は「閾値自動設定(左右)」画面31gに表示された衝撃値の最大値Dがこの後に衝撃値Cとして検出された場合に警告信号を発信するか否かをユーザが選択することができる。こうして、この衝撃検出装置は、衝撃値の最大値Dに基づいて閾値Sを設定する際、ユーザニーズを反映させることができる。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、本実施例1、2では、説明を簡略化するために装置構成を単純化しているが、本発明は、図4のブロック図に示す装置構成には限定されない。具体的には、本実施例1、2では、CPU10が入力インターフェース11及び出力インタ−フェース12を介して、液晶パネル31及び入力部41に対する入出力制御を実施しているが、マルチディスプレイ30が液晶パネル31及び入力部41を制御するCPUを独自に有する構成であってもよい。この場合、CPU10とマルチディスプレイ30のCPUとの間で、入力部41の入力情報、液晶パネル31の表示情報及びブザー音指令等の各種情報が通信により相互に伝達されることにより、上述した本発明の作用効果を奏することができる。
本発明は産業車両に利用可能である。
実施例1の産業車両用衝撃検出装置が適用されるフォークリフトの概略側面図である。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置に係り、フォークリフトの運転席を示す概略図である。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「衝撃値モニタ」画面が表示された状態を示す。)。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置の構成を示すブロック図である。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置に係り、「衝撃検出表示プログラム」の処理内容を示すフローチャートである。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置に係り、衝撃値算出手段により順次算出される衝撃値の経時変化を示すグラフである。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置に係り、衝撃値、衝撃値のピーク値及び衝撃値の最大値の経時変化を示すグラフである。 実施例1の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値入力(前後)」画面が表示された状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「衝撃値モニタ」画面が表示された状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値自動設定(前後)」画面が表示されているが、閾値が未確定である状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値自動設定(前後)」画面が表示され、閾値が確定した状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値自動設定(前後)」画面が表示され、閾値が確定した状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値自動設定(左右)」画面が表示されているが、閾値が未確定である状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値自動設定(左右)」画面が表示され、閾値が確定した状態を示す。)。 実施例2の産業車両用衝撃検出装置に係り、マルチディスプレイを示す説明図である(液晶パネルに「閾値自動設定(左右)」画面が表示され、閾値が確定した状態を示す。)。
符号の説明
1…産業車両用衝撃検出装置
7、30…閾値設定手段(7…コントローラ、30…マルチディスプレイ)
21、22…衝撃検出手段(衝撃センサ)
31…表示手段(液晶パネル)
31a、31e…「衝撃値モニタ」画面
31b…「閾値入力(前後)」画面
31f…「閾値自動設定(前後)」画面
31g…「閾値自動設定(左右)」画面
41…閾値入力手段(入力部)
100…産業車両(フォークリフト)
A…衝撃値のピーク値
C…衝撃値
D…衝撃値の最大値
S…閾値
S105…衝撃値算出手段
S106…判断手段
S103〜S105、S107〜S110…ピーク値算出手段
S112、S113…最大値記憶手段
S115…リセット手段
S120…警告手段

Claims (7)

  1. 産業車両に固定され、衝撃を検出して出力信号を発信する衝撃検出手段と、
    前記出力信号を順次採取して衝撃値を順次算出する衝撃値算出手段と、
    閾値に対して前記衝撃値が大きいか否かを判断する判断手段と、
    前記閾値に対して前記衝撃値が大きいと前記判断手段が判断した場合、警告信号を発信する警告手段と、
    前記閾値を設定可能な閾値設定手段とを備え、
    前記閾値設定手段は、ユーザが読み取り可能な第1設定時間内における前記衝撃値のピーク値を算出するピーク値算出手段と、前記ピーク値算出手段により算出される前記ピーク値を更新しながら表示する表示手段と、ユーザが前記閾値を入力可能な閾値入力手段と、前記第1設定時間よりも長い時間間隔で前記衝撃値の最大値を記憶する最大値記憶手段とを有し、
    前記表示手段は、前記最大値記憶手段が記憶している前記最大値を表示することを特徴とする産業車両用衝撃検出装置。
  2. 前記最大値記憶手段は、前記ピーク値算出手段により算出される前記ピーク値が記憶している前記最大値より大きい場合、前記ピーク値を新しい最大値として記憶する請求項1記載の産業車両用衝撃検出装置。
  3. 前記閾値入力手段は、ユーザにマニュアル操作で所望の数値を入力させることにより前記閾値を設定する閾値マニュアル設定と、前記最大値記憶手段に記憶された前記最大値に基づいて前記閾値を設定する閾値自動設定とを選択可能とする請求項1又は2記載の産業車両用衝撃検出装置。
  4. 前記閾値入力手段は、閾値自動設定が選択されれば、予め登録された複数の係数のいずれか1つをユーザに選択させ、前記最大値に前記係数を乗じて前記閾値を設定する割当手段を有する請求項記載の産業車両用衝撃検出装置。
  5. 前記閾値設定手段は、ユーザの操作により前記最大値をリセット可能なリセット手段を有する請求項乃至のいずれか1項記載の産業車両用衝撃検出装置。
  6. 前記表示手段は、前記閾値を表示する請求項1乃至のいずれか1項記載の産業車両用衝撃検出装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項記載の産業車両用衝撃検出装置を備えることを特徴とする産業車両。
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