JP2007290817A - 荷崩れ防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷崩れや荷擦れが発生する原因となる荷役機械の振動や衝撃を検知して警報を発したり、荷役機械の速度制御を行うことにより、荷崩れや荷擦れを防止することができる荷崩れ防止装置を提供する。
【解決手段】荷崩れ防止装置は、荷役機械の振動や衝撃を検知するための加速度センサ11と、該加速度センサ11が検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置12と、該処理装置12で前記加速度値が前記閾値を超えたときに警報を発生する警報発生手段13又は荷役機械の速度を制御する速度制御手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷崩れ防止装置に関し、詳しくは、荷役車両や輸送車両等の荷役機械によって荷物を輸送する際の荷崩れを防止する装置に関する。
荷物を輸送する際の荷崩れを防止するため、従来から、積荷間に生じる空間を荷崩れ防止板等で補填したり(例えば、特許文献1参照。)、積荷を圧接状態で覆う被覆部を設けたり(例えば、特許文献2参照。)、天井から吊り下げたエアパネルを膨張させたり(例えば、特許文献3参照。)することにより、荷崩れを防止することが行われている。
特開平6−144568号公報 特開2002−120642号公報 特開2004−75016号公報
しかし、従来の荷崩れの防止方法は、積荷を固定する手段を設置するためのコストがかかり、輸送コストが上昇する問題があるだけでなく、荷物を積み卸す際の手間が掛かるため、十分に実施されない場合があり、しばしば荷崩れや荷擦れ等の事故が発生している。
そこで本発明は、荷崩れや荷擦れが発生する原因となる荷役機械の振動や衝撃を検知して警報を発したり、荷役機械の速度制御を行うことにより、荷役機械によって荷物を輸送する際の荷崩れを防止することができる荷崩れ防止装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の荷崩れ防止装置における第1の構成は、荷役機械に取り付けられた加速度センサと、該加速度センサが検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置と、該処理装置で前記加速度値が前記閾値を超えたときに前記荷役機械の運転者に向けて警報を発生する警報発生手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の荷崩れ防止装置の第2の構成は、荷役機械に取り付けられた加速度センサと、該加速度センサが検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置と、該処理装置で前記加速度値が前記閾値を超えたときに前記荷役機械を減速する速度制御手段とを備えていることを特徴としている。
さらに、本発明の荷崩れ防止装置における第3の構成は、荷役機械に取り付けられた加速度センサと、該加速度センサが検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置と、該処理装置で前記加速度値が前記閾値を超えたときに前記荷役機械の運転者に向けて警報を発生する警報発生手段とを備えるとともに、該警報発生手段作動後も継続して前記加速度値が前記閾値を超えているとき、又は、前記閾値よりも高い値に設定された第2の閾値を超えたときに、前記荷役機械を減速する速度制御手段を備えていることを特徴としている。
また、本発明の荷崩れ防止装置は、前記各構成の荷崩れ防止装置において、前記処理装置が、前記加速度センサが検知した最大加速度値、加速度値が閾値を超えた回数、加速度値が閾値を超えた時間を記憶する記憶手段を備えていることを特徴としている。
本発明の荷崩れ防止装置によれば、加速度センサによって荷役機械の振動や衝撃を検知し、検知した加速度値が閾値を超えたときに運転者に注意を促したり、荷役機械を減速したりすることにより、荷崩れが発生することを防止できる。また、加速度値が閾値を超えたときに運転者に注意を促し、その後も継続して閾値を超える加速度値が検知されたときに荷役機械を減速することにより、荷崩れの発生をより効果的に防止できる。さらに、最大加速度や閾値を超えた回数や時間を記憶させておくことにより、万一荷崩れが発生した場合でも、その原因を容易に追求することができる。
図1及び図2は本発明の荷崩れ防止装置の動作例を示す説明図である。荷崩れ防止装置は、荷役機械の振動や衝撃を検知するための加速度センサ11と、該加速度センサ11が検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置12と、該処理装置12で前記加速度値が前記閾値を超えたときに警報を発生する警報発生手段13又は荷役機械の速度を制御する速度制御手段14とを備えている。
加速度センサ11は、各種荷役機械、例えば、フォークリフト、トラック(トレーラ)、クレーンの適宜な位置に少なくとも一つが取り付けられる。加速度センサ11の取付場所は、積荷に加わる振動や衝撃を検知しやすい場所、例えば、フォークリフトならばマストの上端部が最適であるが、フォークの基部に取り付けることによってフォーク昇降時の振動や衝撃を検知することもできる。また、トラックならば荷室の天井部や車体の前端部、後端部に取り付けることができる。
処理装置12及び警報発生手段13は、荷役機械の運転室に設ければよく、警報発生手段13が視覚によるものならば、運転中の運転者が容易に確認できる位置に設けるようにする。速度制御手段14は、荷役機械の駆動方式や制御方式に応じたものが用いられる。
まず、図1に示す荷崩れ防止装置では、加速度センサ11が検知した加速度値(振動の大きさや衝撃の強さ)が処理装置12に取り込まれ、この処理装置12であらかじめ設定された閾値と前記加速度値とが比較される。この閾値は、荷役機械の種類、積荷の種類や形態、重量等に応じて、あらかじめ行った実験に基づいて設定されるものであって、実際に荷崩れや荷擦れが発生する加速度値に比べて十分に余裕をもった低い値が設定される。例えば、実際に荷崩れや荷擦れが発生する加速度値に比べて50〜80%程度の値に設定され、閾値を超えても直ちに荷崩れ等が発生しないようにしている。
加速度値が閾値を超えると、処理装置12から警報発生手段13に信号が送られ、ブザー13aの鳴動、パイロットランプ13bの点灯、モニター13cへの表示、振動や刺激等のその他(13d)の警報が発せられ、運転者15に荷崩れ等が発生する可能性が有ることを知らせる。このような警報によって運転者が減速したりして荷崩れ等の発生を回避するための回避運転16を行うことにより、荷崩れを防止することができる。
なお、警報発生手段13からの警報は、運転者が確認可能なものならば任意に選択することができ、例えば、ブザー13a以外に音声や音楽を用いてもよく、パイロットランプ13bに代えて警告板の出没等の機械的な表示を行うようにしてもよく、モニター13cでは、画面全体の色調を変えたり、画面を明滅させたり、文字表示を行うようにすることができ、これらを適宜組み合わせてもよい。また、閾値を複数段階に設定し、各段階に応じた警報を発生させ、例えば、ブザー13aの鳴動回数や長短を変えたり、パイロットランプ13bの色を変えたりして運転者に注意を促すようにしてもよい。
図2に示す荷崩れ防止装置では、加速度センサ11が検知した加速度値が処理装置12で閾値を超えていると判断されると、速度制御手段14に信号が送られ、エンジン14aへの燃料カット、ブレーキ14bの作動、荷役用油圧機器14cへの油圧カット、荷役用空圧機器14dへの空圧カット、電池駆動車ならば電源カット等のその他(14e)の制御動作を行い、積載した荷物が移動する速度(揺れ等)を低減するための荷役機械の速度制御17を行い、荷崩れや荷擦れの低減・防止を図る(18)。
図1に示す構成の荷崩れ防止装置と図2に示す構成の荷崩れ防止装置とは、単独で荷役機械に装着しても、荷崩れや荷擦れの低減・防止を図る効果は十分に得られるが、両者を組み合わせることによって荷崩れや荷擦れを低減・防止する効果を更に高めることができる。
すなわち、図1に示す構成において、加速度センサ11が検知した加速度値が閾値を超えて警報発生手段13が警報を発生した後、運転者が減速等の回避運転16を行わず、加速度値が閾値を超えた状態が一定時間以上継続したと処理装置12が判定したときに、図2に示した速度制御手段14に信号を送り、速度制御17を行うように設定することにより、積載した荷物が荷崩れしたり、荷擦れしたりすることを防止できる。
また、閾値を少なくとも高低二つ設定し、加速度値が低く設定された第1の閾値を超えたときに警報発生手段13を作動させ、高く設定された第2の閾値を超えたときに速度制御手段14を作動させるように設定することによっても、荷崩れや荷擦れの発生をより確実に低減・防止することができる。
さらに、前記処理装置12に前記加速度センサ11が検知した最大加速度値、加速度値が前記閾値を超えた回数、加速度値が閾値を超えた時間を記憶する記憶手段を設けておくことにより、記憶手段に記憶したこれらの情報を、運転者の運転技術向上、荷役機械の整備、走行路の補修等に利用することができる。また、万一荷崩れが発生した場合でも、その原因を記憶情報に基づいて容易に追求することができ、適切な対策を講じることによって荷崩れの再発を回避することが可能である。
本発明の荷崩れ防止装置の動作例を示す説明図である。 本発明の荷崩れ防止装置の他の動作例を示す説明図である。
符号の説明
11…加速度センサ、12…処理装置、13…警報発生手段、14…速度制御手段

Claims (4)

  1. 荷役機械に取り付けられた加速度センサと、該加速度センサが検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置と、該処理装置で前記加速度値が前記閾値を超えたときに前記荷役機械の運転者に向けて警報を発生する警報発生手段とを備えていることを特徴とする荷崩れ防止装置。
  2. 荷役機械に取り付けられた加速度センサと、該加速度センサが検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置と、該処理装置で前記加速度値が前記閾値を超えたときに前記荷役機械を減速する速度制御手段とを備えていることを特徴とする荷崩れ防止装置。
  3. 荷役機械に取り付けられた加速度センサと、該加速度センサが検知した加速度値をあらかじめ設定された閾値と比較する処理装置と、該処理装置で前記加速度値が前記閾値を超えたときに前記荷役機械の運転者に向けて警報を発生する警報発生手段とを備えるとともに、該警報発生手段作動後も継続して前記加速度値が前記閾値を超えているとき、又は、前記閾値よりも高い値に設定された第2の閾値を超えたときに、前記荷役機械を減速する速度制御手段を備えていることを特徴とする荷崩れ防止装置。
  4. 前記処理装置は、前記加速度センサが検知した最大加速度値、加速度値が閾値を超えた回数、加速度値が閾値を超えた時間を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の荷崩れ防止装置。
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