JP4769448B2 - 干渉計を備えた露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

干渉計を備えた露光装置及びデバイス製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般には、露光装置及び方法に係り、特に、マスク上のパターンを被露光体に転写する投影光学系の波面収差を測定する干渉計を搭載した露光装置及び方法に関する。
ICやLSI等の半導体デバイスやCCD等の撮像デバイスや液晶パネル等の表示デバイスや磁気ヘッド等のデバイスをフォトリソグラフィ工程で製造する際にマスク(レチクル)に形成されたパターンを被露光体に転写する投影露光装置が従来から使用されている。かかる露光装置は、レチクル上のパターンを所定の倍率で正確に被露光体に転写することが要求されるため、結像性能のよい、収差を抑えた投影光学系を用いることが重要である。特に近年、半導体デバイスの一層の微細化の要求により、転写パターンは、光学系の収差に対して敏感になってきている。このため、露光装置本体上に投影光学系を載せた状態で、高精度に投影光学系の光学性能(例えば、波面収差)を測定する需要が存在する。また、生産性や経済性を高める観点からは測定の簡素化、迅速化、コスト削減なども重要である。
この点、マスクパターンをウェハに実際に焼き付け、そのレジスト像を走査型電子顕微鏡(SEM)などの手段によって観察し検査する方法は、露光、現像など検査に長時間が係り、SEMの操作の困難性やレジスト塗布や現像に基づく誤差のために検査の再現性が悪いという問題がある。そこで、かかる問題を解決するために、従来から、理想球面波を形成するためのピンホールを有する点回折干渉計(Point Diffraction Interferometer:PDI)やシアリング干渉を利用するシアリング干渉計(又はタルボ干渉計)(Shearing Interferometer)が知られており、最近では、理想円柱波又は理想楕円波を形成するためのスリットを有する線回折干渉計(Line Diffraction Interferometer:LDI)を利用した測定装置が提案されている(例えば、特許文献1乃至3を参照のこと)。
しかし、従来は、干渉計及び露光装置を含むシステム全体が大型で構成が複雑であったためにコストアップ、測定時間の長期化を招いていた。そこで、本出願人は、既に、特許文献4及び5において、干渉計を搭載した露光装置を提案している。
特開昭57−64139号公報 特開2000−146705号公報 特開2000−97666号公報 特願2004−55358号 特願2003−399216号
露光光のコヒーレンシーが高いと、マスクに描画されたパターンを透過した光同士が干渉してパターンを正しくウェハ上に転写できなくなる。このため、露光装置は、通常、照明光学系において露光光をインコヒーレント化する。しかし、露光装置に干渉計を搭載すると、干渉計は干渉性の低い露光光を利用しなければならず、干渉縞のビジビリティが悪化し、その結果、波面収差の測定精度が悪くなるという問題が発生する。ここで、ビジビリティVは、干渉縞の最大光量をImax、最小光量をIminとすると次式で定義される。
そこで、本発明は、干渉計を搭載し、高精度に投影光学系の収差情報を得ることができる露光装置及び方法を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての露光装置は、投影光学系と、計測用パターンを照明する照明光学系と、前記計測用パターンを介して光を前記投影光学系に導き、前記投影光学系からの光によって形成される干渉縞を検出して前記投影光学系の光学性能を測定する測定手段とを有する露光装置であって、前記計測用パターンを照明する光が前記計測用パターンの短手方向と長手方向で開口数が異なるように、前記計測用パターンを照明する前記光の開口数を調節することを特徴とする。
本発明の別の側面としての露光装置は、投影光学系と、計測用パターンを照明する照明光学系と、前記計測用パターンを介して光を前記投影光学系に導き、前記投影光学系からの光によって形成される干渉縞を検出して前記投影光学系の光学性能を測定する測定手段とを有する露光装置であって、前記計測用パターンを照明する光は、前記計測用パターンの短手方向と長手方向で最大入射角度が異なることを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被露光体を露光するステップと、前記露光された前記被露光体を現像するステップとを有する。上述の露光装置の作用と同様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。また、かかるデバイスは、LSIやVLSIなどの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄膜磁気ヘッドなどを含む。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、干渉計を搭載し、高精度で投影光学系の瞳全域の収差情報を得ることができる露光装置及び方法を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施例の露光装置100について、添付図面を参照して説明する。ここで、図1は、露光装置100の概略ブロック図である。露光装置100は、例えば、ステップ・アンド・スキャン方式やステップ・アンド・リピート方式でマスク140に形成された回路パターンを被露光体(プレート)160に露光する投影露光装置である。かかる露光装置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィ工程に好適であり、以下、本実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)を例に説明する。ここで、「ステップ・アンド・スキャン方式」とは、マスクに対してウェハを連続的にスキャン(走査)してマスクパターンをウェハに露光すると共に、1ショットの露光終了後、ウェハをステップ移動して、次の露光領域に移動する露光方法である。「ステップ・アンド・リピート方式」とは、ウェハの一括露光ごとにウェハをステップ移動して次のショットの露光領域に移動する露光方法である。
露光装置100は、照明装置110と、マスク140と、投影光学系150と、プレート160と、測定装置(干渉計)170とを有する。なお、本明細書では、特に断らない限り、アルファベットのない参照番号は、大文字のアルファベットを付した参照番号を総括するものとする。
照明装置110は、転写用の回路パターンが形成されたマスク140を照明し、図2に示すように、光源部111と、照明光学系とを有する。ここで、図2は、照明装置110の概略ブロック図である。光源部111は、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザーなどのレーザーを使用することができる。但し、レーザーの種類はエキシマレーザーに限定されず、レーザーの個数も限定されない。また、光源部111に使用可能な光源はレーザーに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
照明光学系は、マスク140を照明する光学系であり、光束整形部112と、インコヒーレント化部113と、照明状態調整部114と、オプティカルインテグレータ116と、絞り117と、レンズ系118とを有する。本実施例では、照明光学系は、後述する測定装置170の計測用パターンも照明する。
光束整形部112は、レーザー光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する。インコヒーレント化部113は、コヒーレントなレーザー光束をインコヒーレント化する。照明状態調整部114は、照明光学系のNAに応じてビーム径を調節するズームインレンズ、σ絞り114a、及び、σ絞りの開閉駆動する駆動部115を有する。σ絞り114aは、計測用パターンを照明する光の開口数(NA)を変更する手段として機能する。駆動部115は、後述するように、制御部176によって駆動制御される。ここで、σは、照明光学系の開口数をNAil、投影光学系150のマスク側の開口数をNAoとするとNAil/NAoで与えられる。この結果、照明光学系は、所望のσ値でレチクル140面を照明する。
オプティカルインテグレータ116は、照明光を均一化すると共にインコヒーレント化する機能を有し、例えば、複数のレンズを2次元的に配列したハエの目レンズや光学ロッドから構成される。オプティカルインテグレータ116は、ターレットなどの手段によって光路から着脱可能に構成されてもよい。即ち、露光時にはオプティカルインテグレータ116を光路上に配置し、測定時にはオプティカルインテグレータ116を光路外に配置する。これにより、測定時に照明光のコヒーレンシーを向上させ、干渉縞のビジビリティVを向上することができる。
(開口)絞り117は、オプティカルインテグレータ116近傍に配置され、有効光源形状を規定する。開口絞り117も干渉縞のビジビリティを上げるためのNA変更手段として機能し得る。このため、開口径の異なる複数の種類の絞り117がターレットなどで切り替え可能に照明装置110に設けられていてもよい。レンズ系118はマスキングブレードやコンデンサーレンズなどを含み、絞り117を経た光束をマスク140面に結像する。
マスク(又はレチクル)140は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターン(又は像)が形成され、マスクステージ(又はレチクルステージ)148に支持及び駆動される。マスク140から発せられた回折光は、投影光学系150を通りプレート160上に投影される。マスク140とプレート160は光学的に共役の関係にある。露光装置100はスキャナーであるため、マスク140とプレート160を縮小倍率比の速度比でスキャンすることによりマスク140のパターンをプレート160に転写する。なお、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置(「ステッパー」とも呼ばれる。)の場合は、マスク140とプレート160を静止させた状態で露光が行われる。
投影光学系150は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)、複数のレンズ素子と少なくとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有する光学系、全ミラー型の光学系等を使用することができる。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(アッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を利用したり、回折光学素子をレンズ素子と逆方向の分散が生じるように構成したりする。かかる投影光学系150の光学性能(例えば、波面収差)を、測定装置170が測定する。
プレート160は、ウェハや液晶基板などの被処理体でありフォトレジストが塗布されている。プレート160は図示しないチャックを介してステージ162に載置される。ステージ162は、プレート160及び測定装置170の一部を支持する。ステージ162は、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができるので、ここでは詳しい構造及び動作の説明は省略する。例えば、ステージ162は、リニアモーターを利用してXY方向にプレート160及び測定装置170の一部を移動することができる。マスク140とプレート160は、例えば、同期走査され、ステージ162とマスクステージ148は一定の速度比率で駆動される。
測定装置170は、投影光学系150の光学性能(例えば、波面収差)を干渉縞として測定する機能を有し、干渉縞のビジビリティを上げるために照明光のNAを変更する手段を有するか、又は、これを制御する。測定装置170は、第1及び第2の計測用パターンと、ステージ162に設置したステージ基準プレート(又はマスク)172と、撮像手段174と、通信用ケーブル175と、制御部176と、メモリ178とを有し、本実施例ではNA変更手段はσ絞り114aである。
測定装置170は、第1の計測用パターンを介して光を投影光学系150に導光し、投影光学系150を経た光を第2の計測用パターンを介して受光し、投影光学系150の光学性能(例えば、波面収差)を干渉縞として測定する。測定装置170は、理想球面波を形成するためのピンホールを有するPDIであるが、スリットの短い方向には理想的な球面波を形成するためのスリットを有するLDIであってもよいし、シアリング干渉を利用するシアリング干渉計であってもよい。
第1の計測用パターンは、マスク140に形成されてもよいし、マスク140とは別のマスクステージ148に搭載されたマスク142に形成されてもよいし、マスクステージ148に形成されてもよい。照明装置110は、マスク140のみならず計測用パターンも照明する。第1の計測用パターンの例を図3に示す。同図では、第1の計測用パターンA1及びA2をマスク142に形成し、灰色部は遮光部で白色部が透光部である。パターンA1及びA2は大きさの異なるピンホールから構成され、パターンA1及びA2を照明する光のNAをNAilとすると、パターンA1のピンホール径φA1と、パターンA2のピンホール径φA2は、それぞれ次式で与えられる。
φA1の大きさは回折限界以下であり、ピンホールA1を透過した光は計測用パターン手前までの収差情報をもたない理想球面波となる。
第2の計測用パターンは、ステージ162に設置したステージ基準プレート172に形成される。第2の計測用パターンの例を図4に示す。同図では、第2の計測用パターンB1及びB2は透光部であり、灰色部は遮光部である。
パターンB1はピンホールであり、投影光学系150の像側のNAをNAiとすると、ピンホールB1のピンホール径φB1は次式で規定され、回折限界以下の大きさを有する。
一方、パターンB2は正方形開口から構成され、その辺ΔB2は測定したい投影光学系150の空間周波数により決定する。高周波まで測定したい場合は広く、低周波で良い時は狭く設定する。投影光学系150の瞳の空間周波数をfとするとΔB2は次式で規定される。ここで、瞳半径で1周期となる波面収差の周波数fを1とする。
パターンA1及びA2の像を投影光学系150でパターンB2及びB1上にそれぞれ結像させる。パターンA1を透過した光は計測用パターン手前までの収差情報をもたない理想球面波で投影光学系150を透過し、パターンB2に入射し、投影光学系150の波面収差情報をもったまま透過する。一方、パターンA2を透過した光はパターンB1を透過し、理想球面波となる。パターンB1及びB2を透過した2光束による干渉縞を撮像手段174で検出し、この画像データから投影光学系150の波面収差を算出する。図6を参照して後述されるように、収差計測の精度を上げるため、図2の照明状態調整部114にあるσ絞り114aを調節し、照明光のσ(照明光のNA)を小さくする。
図5(a)にσ絞り114aの形状を示す。干渉縞の画像データを用いて投影光学系150の波面収差を算出するためには、干渉縞のビジビリティVが1に近いほど望ましい。ビジビリティが低下するとノイズの影響により波面収差の計測値に誤算が発生し、V=0.6程度であれば波面収差には±2mλの誤差が発生する。ビジビリティがV=0.3程度であれば波面収差には±6mλの誤差が発生する。
一方、投影光学系150の波面収差は通常数mλ〜数十mλ以下に維持されることが要求されており、波面収差を評価するには少なくとも10mλ以下の精度で計測し、望ましくは、数mλで波面収差を算出する必要がある。図6に、ビジビリティと照明σ(照明光のNA)の関係を示す。照明光のσを変えることは、空間コヒーレンシーを増加することにつながり、σが小さい程干渉縞のビジビリティVが増加する。図6から、パターンA1及びA2を照明する光は理想的にはコヒーレント照明(σ=0)であることが望ましいが、少なくともσ≦0.3で照明する必要がある。これは、ビジビリティVが少なくとも0.3以上必要であるからである。
本実施例では、照明状態調整部114のσ絞り114aを露光時と変更し、σ値を小さくすることで空間コヒーレンシーを向上させ、より高いビジビリティの干渉縞から精度の良い投影光学系150の波面収差を算出することを可能としている。
本実施形態ではパターンA1、A2、B1、B2をピンホール及び矩形開口としたが、図7に示すようなスリット及び矩形開口を有してもよい。この場合、A1、A2、B1のスリットの短い方向の長さΔA1、ΔA2、ΔB1は次式で与えられる。ここで、ΔA1及びΔB1は回折限界以下の幅であり、スリットの短い方向に対して理想球面波と同じ成分を有する波面となる。
一方、矩形開口の幅ΔB2はピンホールでの矩形開口の幅と同様に測定したい投影光学系150の空間周波数fにより決定され、次式で与えられる。
スリットと矩形開口の長さLは、光量の観点から長いほど良いが、投影光学系150の収差が同一とみなせる、いわゆるアイソプラナティック領域より小さくする必要がある。
撮像手段174はCCD等からなり、スリットA1又はB1と窓A2又はB2からの2つの光束の干渉縞を検出する。ケーブル175は、撮像手段174と制御部176とを通信可能に接続する。制御部176は、撮像手段174の出力から位相情報を取得する。また、制御部176は、露光装置100の各部を制御する。特に、駆動部115を制御してσ絞り114aの開口を決定する。メモリ178は、後述する測定方法、制御部176が撮像手段174の出力から位相情報を取得するための処理方法、制御部176が取得した位相情報、制御部176が行う制御方法、その他のデータを格納する。
図8に、パターンB1及びB2を透過した光の模式図を示す。スリットB1を透過した光は、スリット幅が回折限界以下であるため、スリットの短手方向に理想波面81を持つ。窓B2を透過した光はレチクル側のパターンA1を透過したときに理想波面波となっているため、投影光学系150の収差情報だけをもった被検光82となる。2光束81及び82から、投影光学系150のスリットの短い方向の波面収差を算出する。
撮像手段174は、スリットB1と窓B2を透過した光を撮像し、2つの光の重なった領域に生じる干渉縞を検出する。光束81のx方向は等位相なので干渉縞から位相情報を取り出すと、投影光学系150x方向の波面収差を求めることができる。
撮像された複数枚の干渉縞は撮像手段174からケーブル175を介して制御部176に送られ、制御部176は位相情報を取得する。制御部176は、位相情報を取得する際に、例えば、電子モアレ法を使用してもよい。本実施例では、干渉縞はキャリア縞を有するので、撮像した干渉縞に、制御部176が作成、又は予め用意されてメモリ178に格納されたキャリア縞を乗じて処理することが可能である。電子モアレ法を用いれば、一枚の干渉縞で位相情報を取り出せるので時間の観点から有利である。また、位相情報の取得はフリンジスキャンを用いても良い。この場合特許文献4に示したように回折格子を構成する必要がある。
計測用パターンがスリットである場合も、ピンホールと同様に収差計測の精度を上げるためにσ絞り114aを調節し、照明光のσを小さくする。しかし、σ値を小さくするとパターンを透過した光は投影光学系150の瞳全域に入射することができず、投影光学系150の瞳全域の収差情報を得られないという問題が発生する。
かかる問題を図17を参照して説明する。図17(a)はスリット透過後の光がスリットの短手方向へ広がる様子を示しており、図17(b)はスリット透過後の光がスリットの長手方向へ広がる様子を示している。スリットの短手方向の幅は回折限界以下のため理想球面波で広がる。しかし、スリットの長手方向にはスリットの幅が広いために入射光の入射角分でしか広がらず、入射σ値が小さいとパターンの長い方向には光を投影光学系150の瞳全域に入射することができない。
そこで、本実施例は、図5(b)に示すような矩形のσ絞り114aを使用する。この時のσ値は、矩形の短手方向には干渉縞のビジビリティを向上させるためσ≦0.3で、長手方向には投影光学系150の瞳全域あるいは可能な限り広い範囲に光を入射するため、σ≧1もしくは照明光学系で可能な限り大きなσとすることにより、投影光学系150の瞳の可能な限り広い領域の波面収差を精度よく算出している。
パターンB1及びB2を透過した光はスリットの短手方向の投影光学系150の波面収差が算出できるため、投影光学系150全体の波面収差を得るにはX方向、Y方向それぞれで計測を行い、投影光学系150のx及びy方向の波面収差情報を接続することによって投影光学系150の波面収差情報を得る。更に、測定する画角を変えながら計測を行い、投影光学系150の全画角における波面収差情報を得ることができる。制御部176は、各画角における波面収差から、回転非対称性分を抜き取ることで、投影光学系150の歪曲成分も求めることが可能である。また、制御部176は、波面収差の回転対称成分から投影光学系150の像面湾曲を求めることも可能である。もちろん、一つの画角の波面収差のみを測定することも可能である。
照明光のNAを変更する手段としては、σ絞り114aの代わりに計算機ホログラム(ComputerGenerated Hologram:CGH)を用いてもよい。図9に図2の照明装置100の変形例としての照明装置100Aを示す。照明装置100Aは、照明状態調整部114Aに、照明光が目標とする照射領域に集光するように照射領域パターンと強度分布が記録されたCGH114bを用い、CGH114bを露光時には光路外に、測定時には光路内に駆動する駆動部115Aを有する。
CGH114bが図5に示すような照明状態を形成し、コヒーレント化を行う。これにより、測定時には、計測用パターンがピンホールの場合は少なくとも一方向にσ≦0.3となるような照明光を形成し、計測用パターンがスリットの場合は、スリットの短い方向にはσ≧1もしくは露光照明系で可能な限り大きなσの照明光を形成することが容易に実施できる。CGH114bは照明光の光量をロスすることなく照射領域を任意の大きさ、形状にすることが可能である。
照明光のNAを変更する手段としては、σ絞り114aの代わりにレンズ(例えば、シリンドリカルレンズ)119を用いてもよい。図10に図2の照明装置100の変形例としての照明装置100Bを示す。照明装置100Bは、レンズ系118とマスク140面との間にレンズ119を配置し、計測パターンに対する入射角度を調整する。レンズ119は、露光時には光路外に、測定時には光路内に駆動される。
シリンドリカルレンズ119で、計測用パターンがピンホールの場合は少なくとも1方向に対して小σとなるような、計測用パターンがスリットの場合は、スリットの短い方向には小σ(σ≦0.3)、スリットの長い方向には大σ(σ≧1)もしくは照明光学系で可能な限り大きなσの照明光を形成することで、投影光学系150の瞳の可能な限り広い領域の波面収差を、精度よく算出することができる。
計測用パターンを照明する手段としては、照明光学系の代わりに、レチクル140とウェハ160との位置合わせ(アライメント)を行うアライメントスコープ180を用いてもよい。以下、図11及び図12を参照してかかる実施例を説明する。ここで、図11は、図1の変形例としての露光装置100Aの概略ブロック図である。図12は、アライメントスコープ180に導光される光を生成する照明装置100Cの概略ブロック図である。照明装置110Cは、ハーフミラー120を光束整形部112とインコヒーレント化部113との間に設けている点で照明装置110と相違する。
アライメントスコープ180は、ハーフミラー120を介して光源部111からの光を受光し、リレー光学系181、絞り182、ビームスプリッタ183、対物レンズ184、ミラー185、リレー光学系186、センサー187を含む。アライメントスコープ180に導光された光は、リレー光学系181、対物レンズ184を介してレチクル基準プレート146上のアライメントマークを照明し、アライメントマークの像を対物レンズ184、リレー光学系186を介してセンサー187に結像させる。また、リレー光学系181、対物レンズ184、投影レンズ150を介してウェハ160上のアライメントマークを照明し、投影レンズ150、対物レンズ184、リレー光学系186を介してセンサー187に結像させ、ウェハ160上のアライメントマークを観察することもできる。また、リレー光学系186とセンサー187との間などに更に光学系を配置する場合もある。
アライメントスコープ180を用いた干渉計測において、アライメント計測時には、通常0.3≦σ≦1.0でアライメントマークを照明する。アライメントスコープ180には、切替式の絞り182がリレー光学系181とビームスプリッタ183との間に設置され、アライメント時と測定時とでσ値を切り替えることができる。測定時にはσ≦0.3となるように絞り182を切り替えて、マスク140上のパターンを照明する。干渉縞は撮像手段174で撮像され、制御部176が投影光学系150の波面収差を算出する。
計測用パターンがスリットの場合には、切替式の絞り182をスリットの短い方向には小σ(σ≦0.3)、スリットの長い方向には大σ(σ≧1)もしくはアライメントスコープ180で可能な限り大きなσとする形状とすることにより、投影光学系150の瞳の波面収差を可能な限り広い領域で精度よく算出することができる。
以下、測定装置170はシアリング干渉計であってもよい。本実施例は、第1の実施例において、図3に示す第1の計測用パターンを図13に示すパターンA3に置換し、図4に示す第2の計測用パターンを図14に示す回折格子171に置換している。パターンA3は、本実施形態では孤立ピンホールとなっており、ピンホール径φA3は次式で与えられ、回折限界以下の大きさとなっている。
パターンA3を透過した像を投影光学系150でステージ基準プレート172上の回折格子171のデフォーカスした位置に結像させ、回折格子171で回折された光路長の異なる2つ以上の光束による干渉縞をウェハステージ162に設置した撮像手段174で撮像し、この画像データから投影光学系150の波面収差を算出している。算出方法は第1の実施例と同様である。
本実施例は、回折格子171による光束のシア方向、即ち、回折格子171のパターンの並んでいる方向に対してコヒーレンシーが高い照明光となるように、σ絞り114aを用いてパターンA3を照明する照明光のσをσ≦0.3となるように調節している。この結果、より高いビジビリティの干渉縞から精度の良い投影光学系の波面収差を算出することができる。
計測用パターンA3として、図15に示すようなスリットA3を使用してもよい。A3のスリットの短手方向の長さΔA3は次式で与えられる。ここで、ΔA3は回折限界以下の幅であり、スリットA3の短手方向に対して、理想球面波を持つ。スリットA3の長さLは投影光学系150の収差が同一とみなせる、いわゆるアイソプラナティック領域より小さくする必要がある。また、回折格子のシア方向とスリットの計測方向すなわち短手方向が一致するように設置する必要がある。
パターンA3がスリットである場合も、収差計測の精度を上げるためにσ絞り114aを調節し、照明光のσを小さくする。この時、図7を参照して説明したように、照明系のσ絞り114aは図5(b)に示すような形状にし、矩形の短手方向には干渉縞のビジビリティを向上させるためσ≦0.3、長手方向には投影光学系150の瞳全域あるいは可能な限り広い範囲を照明するため、σ≧1もしくは照明光学系の最大NAとすることにより、投影光学系150の瞳の波面収差を可能な限り広い領域で精度よく算出している。投影光学系150の波面収差の算出方法は第1の実施例と同様である。
なお、第2の実施例で説明したCGH114bや第3の実施例で説明したレンズ119や第4の実施例で説明したアライメントスコープ180が本実施例に適用できることは言うまでもない。
照明装置110から照射される照明光は波長5乃至20nmの極端紫外(Extreme Ultraviolet:EUV)光であってもよい。図16に、EUV光を利用する露光装置100Bの概略ブロック図を示す。図1においては、照明光学系、マスク140、142、投影光学系150はレンズ及び/又はミラーを使用するが、露光装置100Bでは光学系はすべてミラーから構成され、マスク140及び142も反射型マスクを使用する。それ以外は上述の実施例と同様である。
以下、本発明の一実施形態の収差補正方法について説明する。露光装置100は投影光学系150を構成する図示しない複数の光学素子が光軸方向及び/又は光軸直交方向へ移動可能になっており、不図示の収差調節用の駆動系により、取得した投影光学系150の収差情報に基づいて、一又は複数の光学素子を駆動することにより、投影光学系150の一又は複数値の収差(特に、ザイデルの5収差)を補正したり、最適化したりすることができる。また、投影光学系150の収差を調整する手段としては、可動レンズ以外に、可動ミラー(光学系がカタディオプトリック系やミラー系のとき)や、傾動できる平行平面板や、圧力制御可能な空間、アクチュエータによる面補正などさまざまな公知の系を用いるものが適用できる。
次に、露光装置100を利用したデバイス製造方法を説明する。図18は,半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、あるいは液晶パネルやCCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ステップ1(回路設計)では、半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ3(ウェハ製造)では、シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウェハを用いて、リソグラフィ技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり,アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では,ステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図19は、図18のステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着等によって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウェハに感光材を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置100によってマスク140の回路パターンをウェハ160に露光する。ステップ17(現像)では露光したウェハ47を現像する。ステップ18(エッチング)では,現像したレジスト像以外の部部を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では,エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウェハ160上に多重に回路パターンが形成される。本実施形態の製造方法を用いれば、投影光学系150の結像性能を迅速かつ簡易に取得することができるので、露光のスループットも低下せず、また、波面収差が高精度に補正された投影光学系150を使用することができる。このため、従来は製造が難しかった高解像度のデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を経済性及び生産性よく製造することができる。また、このように、露光装置100を使用するデバイス製造方法、並びに結果物(中間、最終生成物)としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
本発明の第1の実施例の露光装置の概略ブロック図である。 図1に示す露光装置の照明装置の概略ブロック図である。 図1に示す露光装置の測定装置に使用される計測用パターンを示す概略平面図である。 図1に示す露光装置の測定装置に使用される別の計測用パターンを示す概略平面図である。 図2に示す照明装置のσ絞りの概略平面図である。 σと干渉縞のビジビリティとの関係を示すグラフである。 図3及び図4に示す計測用パターンの変形例の概略平面図である。 図7に示す計測用パターンの中心から射出した光の模式図である。 本発明の第2の実施例の露光装置に使用される照明装置の概略ブロック図である。 本発明の第2の実施例の露光装置に使用される照明装置の概略ブロック図である。 本発明の第4の実施例の露光装置の概略ブロック図である。 図11に示す露光装置の照明装置の概略ブロック図である。 図11に示す露光装置の測定装置に使用される計測用パターンを示す概略平面図である。 図11に示す露光装置の測定装置に使用される別の計測用パターンを示す概略平面図である。 図13に示す計測用パターンの変形例の概略平面図である。 本発明の第6の実施例の測定装置を備えた露光装置の概略ブロック図である。 計測用パターンにスリットを使用する場合の問題点を説明するための図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図18に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
100、100A−C 露光装置
114a σ絞り
114b 計算機ホログラム
116 オプティカルインテグレータ
119 レンズ
150 投影光学系
170 測定装置

Claims (12)

  1. 影光学系と、
    計測用パターンを照明する照明光学系と、
    前記計測用パターンを介して光を前記投影光学系に導き、前記投影光学系からの光によって形成される干渉縞を検出して前記投影光学系の光学性能を測定する測定手段とを有する露光装置であって、
    前記計測用パターンを照明する光が前記計測用パターンの短手方向と長手方向で開口数が異なるように、前記計測用パターンを照明する前記光の開口数を調節することを特徴とする露光装置。
  2. 前記計測用パターンの前記短手方向を照明する前記光の開口数をNA、前記投影光学系の前記計測用パターン側の開口数をNAo、σをNA/NAoとすると、σ≦0.3を満足するように、前記光の開口数を調節することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  3. 前記投影光学系の前記計測用パターン側の開口数をNAo、前記計測用パターンの前記長手方向を照明する前記光の開口数をNA、σをNA/NAoとすると、σ≧1となるか前記計測用パターンを照明する前記光の開口数が最大となるように、前記光の開口数を調節することを特徴とする請求項又は記載の露光装置。
  4. 前記測定手段は、回折格子を有し、前記計測用パターンを前記投影光学系により前記回折格子の近傍に結像させるシアリング干渉計であり、
    前記干渉縞は、前記回折格子から射出した2つ以上の異なる次数の光により形成され、前記計測用パターンの前記短手方向は前記回折格子の格子パターンが並んでいる方向であることを特徴とする請求項乃至のうちいずれか一項記載の露光装置。
  5. 前記光の前記開口数を調節する開口絞りを更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の露光装置。
  6. 前記光の前記開口数を調節するスリット形状の開口を有する開口絞りを更に有することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  7. 光路から退避可能に設けられ、前記光の前記開口数を調節するための計算機ホログラムを更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の露光装置。
  8. 光路から退避可能に設けられ、前記光の前記開口数を変更するレンズを更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の露光装置。
  9. 前記レンズはシリンドリカルレンズであることを特徴とする請求項記載の露光装置。
  10. 前記露光装置は、前記計測用パターンと、マスクと被露光体とのアライメントに使用するアライメントマークとを照明するアライメントスコープを更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の露光装置。
  11. 投影光学系と、
    計測用パターンを照明する照明光学系と、
    前記計測用パターンを介して光を前記投影光学系に導き、前記投影光学系からの光によって形成される干渉縞を検出して前記投影光学系の光学性能を測定する測定手段とを有する露光装置であって、
    前記計測用パターンを照明する光は、前記計測用パターンの短手方向と長手方向で最大入射角度が異なることを特徴とする露光装置。
  12. 請求項1乃至11のうちいずれか一項記載の露光装置を利用して被露光体を露光するステップと、
    前記露光された前記被露光体を現像するステップとを有するデバイス製造方法。
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