JP4768341B2 - 接続部の接続状態検査方法、その装置及びレゾルバステータ - Google Patents
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Description
請求項1,8に記載の発明によれば、接続端子の外周に導線を巻き付け、その巻き付け部分を含む接続端子に溶着部材を用いた溶接が実施されて相互が接続された接続部において、該接続部を撮影する撮影手段と該接続部を有する検査対象物との少なくとも一方が相対回転され、接続端子の外観が1周以上の範囲に亘って撮影される。そして、その撮影に基づいた同範囲の1つの展開画像が生成され、該展開画像に基づく接続部の外観からその接続状態の良否が判定される。これにより、良否判定を1つの展開画像を参照するだけで行うことができるため、容易かつ短時間で行うことが可能となる。
また、溶着部材に突入する導線の突入部分が1箇所に設定されるため、接続部の良否判定を行う突入部分の特定が容易で、判定も1箇所で済み容易である。
また、請求項6,7に記載の発明によれば、溶着部材に突入する導線の突入部分が1箇所に設定されるため、接続部の良否判定を行う突入部分の特定が容易で、判定も1箇所で済み容易である。
図1は、本実施の形態におけるブラシレスモータ1の断面図である。ブラシレスモータ1は、運転者のステアリング操作をアシストすることを主たる目的とした車両用電動パワーステアリング装置に組み付けられている。
(1)レゾルバ7を構成するレゾルバステータ22においては、レゾルバ巻線25の巻線端部25aが接続ポール29の外周に巻き付けられ、その巻き付け部分を含む接続ポール29に半田付けが実施され相互が接続されて構成されている。この接続ポール29先端の接続部Xは、レゾルバステータ22の支持及び回転を行う支持回転装置52とCCDカメラ51とを用い、1周以上の範囲に亘って外観が撮影される。そして、その撮影に基づいた同範囲の1つの展開画像がデータ処理装置53にて生成され、該展開画像に基づく接続部Xの外観からその接続状態の良否を判定するようにしている。これにより、良否判定を1つの展開画像を参照するだけで行うことができるため、容易かつ短時間で行うことができ、製造コストの低減に貢献できる。
(4)溶接後玉状となる半田30に突入する巻線端部25aの突入部分25bの線径若しくは断線に基づいて接続部Xの良否判定を行っている。つまり、溶接時の熱及び応力集中により、巻線端部25aの突入部分25bに細り(縮径)や断線が生じ易いため、これに着目し、その突入部分25bの線径が正常範囲内か、細りや断線が生じているかを判定するだけで、容易かつ確実に接続部Xの良否判定を行うことができる。
・上記実施の形態では、表示部54にて表示された接続部Xの展開画像から作業者が良否判定を行っているが、例えば図4に破線で示すように判定部55を設け、接続部Xの展開画像の画像解析等に基づいて判定部55が自動で良否判定を行うようにしてもよい。この場合、作業者による判定を省略でき、製造コストの低減に貢献できる。しかも、上記良否判定を行う際に有効な巻線端部25aの突入部分25bのみに着目し、更にその突入部分25bは1箇所であることから、判定の自動化が容易である。また、判定を自動化した場合、表示部54にて展開画像の表示を行わないようにすることが可能となり、この場合、例えば良否のみを通知する旨の表示としてもよい。
Claims (9)
- 棒状の接続端子の外周に導線を複数回巻き付け、該導線の巻き付け部分を含む前記接続端子の先端部に溶着部材を用いた溶接を実施し、前記導線と前記接続端子とを接続したその接続部の接続状態検査方法であって、
前記接続端子の先端部に位置する前記溶着部材に突入する前記導線の突入部分が1箇所となるように設定するとともに、
前記接続部を含む前記接続端子の外観を撮影する撮影手段と、前記接続端子を有する検査対象物を支持する支持手段との少なくとも一方を前記接続端子の周方向に相対回転させて前記接続端子の外観を1周以上の範囲に亘って撮影し、その撮影に基づいた同範囲の1つの展開画像を生成し、該展開画像に基づく前記接続部における前記1箇所の突入部分の外観からその接続状態の良否を判定することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 請求項1に記載の接続部の接続状態検査方法において、
前記接続端子の外観を周方向において所定角度範囲毎に分割して撮影し、分割された画像を合成して前記展開画像を生成することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 請求項1又は2に記載の接続部の接続状態検査方法において、
前記展開画像を表示手段にて表示し、表示した展開画像に基づいて前記接続部の接続状態の良否を判定することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の接続部の接続状態検査方法において、
溶接後玉状となる前記溶着部材に突入する前記導線の前記1箇所の突入部分の線径若しくは断線に基づいて、前記接続部の接続状態の良否を判定することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の接続部の接続状態検査方法において、
前記展開画像の画像処理を行って、前記接続部の接続状態の良否を自動で判定することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 棒状の接続端子の外周に導線を複数回巻き付け、該導線の巻き付け部分を含む前記接続端子の先端部に溶着部材を用いた溶接を実施し、前記導線と前記接続端子とを接続したその接続部の接続状態検査方法であって、
前記接続端子の先端部に位置する前記溶着部材に突入する前記導線の突入部分が1箇所となるように設定するとともに、
前記接続部を含む前記接続端子の外観を撮影する撮影手段と、前記接続端子を有する検査対象物を支持する支持手段との少なくとも一方を前記接続端子の周方向に相対回転させて前記接続端子の外観を半周を超える範囲に亘って撮影し、その撮影に基づいた同範囲の1つの展開画像を生成し、該展開画像に基づく前記接続部における前記1箇所の突入部分の外観からその接続状態の良否を判定することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 棒状の接続端子の外周に導線を複数回巻き付け、該導線の巻き付け部分を含む前記接続端子の先端部に溶着部材を用いた溶接を実施し、前記導線と前記接続端子とを接続したその接続部の接続状態検査方法であって、
前記接続端子の先端部に位置する前記溶着部材に突入する前記導線の突入部分が1箇所となるように設定するとともに、
前記接続部を含む前記接続端子の外観を撮影する撮影手段と、前記接続端子を有する検査対象物を支持する支持手段との少なくとも一方を前記接続端子の周方向に相対回転させて前記接続端子の外観を所定角度範囲毎に分割して撮影し、分割された画像を合成して1つの展開画像を生成し、該展開画像に基づく前記接続部における前記1箇所の突入部分の外観からその接続状態の良否を判定することを特徴とする接続部の接続状態検査方法。 - 棒状の接続端子の外周に導線を複数回巻き付け、該導線の巻き付け部分を含む前記接続端子の先端部に溶着部材を用いた溶接を実施し、前記導線と前記接続端子とを接続したその接続部の接続状態検査装置であって、
前記接続端子の先端部に位置する前記溶着部材に突入する前記導線の突入部分が1箇所となるように設定するとともに、
前記接続部を含む前記接続端子の外観を撮影する撮影装置と、
前記接続端子を有する検査対象物を支持する支持装置と、
前記接続端子の外観を1周以上の範囲に亘って撮影すべく、前記撮影装置及び前記支持装置の少なくとも一方を前記接続端子の周方向に相対回転させる回転装置と、
前記接続部における前記1箇所の突入部分の外観から接続状態の良否を判定すべく、前記撮影に基づいた前記範囲の1つの展開画像を生成するデータ処理装置と
を備えたことを特徴とする接続部の接続状態検査装置。 - 棒状の接続端子の外周にレゾルバ巻線を複数回巻き付け、該巻線の巻き付け部分を含む前記接続端子の先端部に溶着部材を用いた溶接が実施され、前記巻線と前記接続端子とが接続されてなる接続部を有するレゾルバステータであって、
溶接後玉状となる前記溶着部材に包含されない部分においても前記巻線の巻き付け部分が残るように、前記巻線の前記接続端子への巻き付けが実施されるとともに、
前記接続端子に巻き付けられた前記巻線の前記接続端子の長手方向における間隔は、溶接後玉状となる前記溶着部材内の部分よりも前記溶着部材に包含されない部分の方が幅広となっており、
溶接後玉状となる前記溶着部材に突入する前記巻線の突入部分が1箇所となるように設定されたことを特徴とするレゾルバステータ。
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