JP4768068B2 - 緩衝デバイスを備えた筆記用具 - Google Patents

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Description

本発明は、筆記用チップと、使用者によって筆記用チップに過度の圧力がかけられた際に、筆記用チップの後退を可能にする緩衝デバイスとを備えた筆記用具に関するものである。さらに詳しく言うと、本発明は、それぞれの前方および後方開口部を備えた前端と後端との間で中央軸線に沿って延在するバレルと、突出ポジションと後退ポジションとの間で、前方開口部を経て動作可能な筆記用チップであって、そのためにバレル内で位置させられる筆記用チップと、作動部材の作動時に、筆記用チップを突出させかつ後退させるための複数の部品を有する作動機構と、緩衝デバイスと、を備えた筆記用具に関するものである。
緩衝デバイスを使用することによって、筆記状態の快適さが向上され、かつペーパーシートまたは筆記用チップを損なうことが避けられる。さまざまな種類の筆記用具、特にボールペン、繊維ペン(fibrous pen)もしくはシャープペンシルなどが使用されている。特にシャープペンシルにおいては、緩衝デバイスによって、使用者がペーパーシートに高い圧力をかけたときに芯が折れる可能性が低減されている。緩衝デバイスのさまざまな実施形態が公知となっており、一例として特許文献1が挙げられる。しかしながら、緩衝デバイスを有する市販されている筆記用具は、後退不可能な、すなわち使用されていないときに筆記用チップがバレル内に後退することができないタイプの筆記用具である。したがって、これらの用具の大部分は、しみを付けることおよび/またはチップの乾燥を避けるために、バレルの先端に嵌合される取り外し可能なキャップを備えている。実際に、バレル内の緩衝デバイスとともに後退/突出するチップのための作動機構を提供することが課題となっている。
問題の一つとして、そうした筆記用具の複雑さが製造工程およびコストを増大させるということが挙げられる。さらに、筆記用具の耐用期間が著しく低減されないようにする場合に、インクカートリッジを収容するためのバレル内の空間を残しておくことに関しても課題となっている。
米国特許出願公開第2004/0234322号明細書
そのため、後退可能なチップのための、適切な価格における工業生産量を製造可能な緩衝デバイスを備えた筆記用具が必要とされている。
これらの問題を解消するため、本発明の一態様によれば、上述したタイプの筆記用具が提供され、このものにおいて、緩衝デバイスは、中央軸線方向に弾性的に変形可能なばね部材を備えており、それは、中央軸線に沿ってバレルに対して移動可能な部品である作動機構の可動部と一体的に形成されており、このばね部材は、その後端に向かってバレルを当接させる自由端を有しかつ中央軸線に沿って延在する貫通孔を有しており、このばね部材の孔内に延在するステムが、作動部材を作動機構に接続している。
作動機構の一部に一体的に形成されたばね部材を設けることで、筆記用具の部品の個数が低減される。これによって、コストが低減されかつ緩衝デバイスを備えた機構の組立てが著しく容易となる。さらに、これを実現することによって、ばね部材が、バレルの後端の近傍に配置され、作動機構に直に隣接されかつ機構のいくつかの部品が中に配置されるようになる貫通孔を形成するようになるため、インクカートリッジのためのバレル内の空間が保持される。
本発明の他の態様によれば、それは上記態様から独立したものであってもよく、ばね部材は、ばね部材が中央軸線の方向に圧縮される場合に、作動機構の可動部への、中央軸線の周囲のトルクの伝達を防ぐよう構成されている。実際に、らせん形状を有するばね部材を用いると、こうしたタイプのばね部材が圧縮されるときに、一端がわずかに回転するようになっている。これは、特許文献1に記載されたような筆記用具に関する実際の欠点を有していない。しかしながら、溝およびリブの協働によって長手方向に沿って正確にガイドされる部品を備える後退可能な用具を用いることで、ばね部材がトルクをもたらす場合、摩擦力が機構とバレルとの間に生じることがあると判明している。
トルクを伝達しないばね部材のさまざまな実施形態が考案されている。一方で、本発明の好ましい実施形態は、以下の特徴の一つ以上を有している。
・ばね部材は、少なくとも一つの波状部を有しており、少なくとも一つの波状部は、中央軸線の方向に全体的に延在し、かつその延長軸線の両側に配置された少なくとも第1および第2のカーブを有している。
・波状部は、その延長軸線の両側に規則的に配置されたさらなるカーブを有している。
・少なくとも第1および第2の波状部が設けられており、ばね部材の貫通孔を少なくとも部分的に形成するよう、第1および第2の波状部は、中央軸線の周囲で弧状に曲がっている。
・第1および第2の波状部は、第1および第2の波状部のそれぞれの一部である二つの隣接するカーブの中間部分によって互いに連結されている。
・少なくとも一つの波状部は、ばね部材の片側の自由端におけるリングによって終端をなしている。
さまざまなタイプの作動機構が本発明に基づく緩衝デバイスと適切に結合されるが、好ましい実施形態において以下の特徴を備えていてもよい。
・ばね部材と一体的に形成された可動部は、管状のものであり、かつばね部材の貫通孔と同一直線状にある中央軸線を有している。
・緩衝デバイスは、機構の可動部とバレルとの間に設けられた金属製のらせん状ばね部材によって形成された付加的なばね部材を、さらに備えている。
・付加的ならせん状ばねのばね定数特性は、ばね部材のばね定数特性とは異なるものである。
・付加的ならせん状ばねは、作動機構の可動部に係止されている。
・可動部は、作動機構の回転部と協働する少なくとも一つのカムパスを有している。
・作動機構は、後方ノックボタンによって作動されるラチェット−プランジャタイプの機構である。
本発明の他の特徴および利点は、図面を参照して、非限定的な一例として挙げる好ましい実施形態に関する以下の説明によって明らかとなるであろう。
本発明に基づく作動機構と緩衝デバイスとを備える後退可能な用具の斜視図である。 図1の筆記用具の分解図である。 筆記用チップが突出ポジションにある状態を示した、線III−IIIでの図1の筆記用具の断面図である。 筆記用チップが後退ポジションにある状態を示した、図3と同様の図である。 筆記用チップが緩衝ポジションにある状態を示した、図3と同様の図である。 作動機構の一部と、緩衝デバイスの一部との右側面図である。 作動機構の一部と、緩衝デバイスの一部との正面図である。 作動機構の一部と、緩衝デバイスの一部との左側面図である。 図6bの一部の線VII−VIIでの断面図である。
同一の参照数字が、同じもしくは類似の構成要素を示すために異なる図においても使用されている。
図1には、本発明の筆記用具の好ましい実施形態を示す。用具1は、前端2aから後端2bへ、中央軸線Zに沿って延在するバレル2を有している。前端2aは、前方開口部3を有しており、筆記用チップ4は、それを通って図3に示す突出ポジションと図4に示す後退ポジションとの間で移動可能となっている。バレルの後端2bは、後方開口部5を有しており、それを通って後方ノックボタン6が延在している。
バレル2は、前端から後端にかけて、ノーズ−コーン8と、中間管状部材9と、クリップ11を有する後方管状部材10とを備えている。ただし、バレルは、異なる多くの部品によって構成することができる。
筆記用チップ4は、図2に示したインクカートリッジ14の前端に形成されたボールポイントチップである。インクカートリッジ14は、反対側にある二つの突出部14aを有している。ただし、本発明は、このタイプの筆記用チップに限定されず、例えば、筆記用具が組み込まれた芯を前進させる機構を有するシャープペンシルの場合は、カートリッジに保持される芯の筆記側端部、もしくは筆記用具が取り外し可能なキャップまたは後退ポジションにおける前方開口部3を密封するためのデバイスを備えている場合には、繊維状筆記用チップを使用することができる。
図2から図5を参照すると、付勢デバイス16が、後端2bの方へカートリッジを弾性的に付勢するように、前端2aとインクカートリッジ14の突出部14aとの間に配置されている。
また、作動機構20および緩衝デバイス30は、バレル2の中に設けられている。図示された実施形態における後方ノックボタン6によって形成される作動部材を使用者が作動させた場合に、作動機構20は、筆記用チップ4が突出するかもしくは後退することを可能とする。緩衝デバイス30の機能は、使用者によって筆記用チップ4にかけられる過剰な圧力を吸収することである。緩衝デバイスは、筆記用チップに過剰な圧力がかけられたときに、筆記用チップがわずかに後方へ変位可能となっていなければならない。一般的に、筆記用チップ4が、後退ポジションへ向かって後方へ移動する場合、使用者は、筆記用具にかけられる圧力を緩める。続いて、緩衝デバイス30の弾力が、筆記用チップ4を突出ポジションへと復帰できるようにする。
作動機構は、従来型の、特に、米国特許第4 991 988号明細書(US-A-4 991 988)に開示されているラチェット−プランジャタイプのものからなっている。この機構は、ラチェット21と、プランジャ22と、管状部23と、アダプタ24とを備えている。
管状部23は、のこぎり状カムパス(cam path)25を備えた環状内面を有している。カムパス25は、最も良く図7に示すように、六つの長手方向溝26によって区分されている前方および後方当接部(25a,25b)を形成する。
プランジャ22は、後方へ延在するステム部22aと、滑動するように環状部23の溝26に係合する前端22aに対して隣接する六つの放射状突出部27とを有している。プランジャ22の前端22aは、歯状クラウン(teethed crown)の形状を有している。
ラチェット21は、プランジャ22の前端22aを介して回転するように挿入されたシリンドリカル突出部(cylindrical projection)21bを有している。さらに、ラチェット21は、後端2bの方を向く面を備える環状ショルダ28を有しており、それは、プランジャの歯状クラウン22aに対して相補的なものである。ショルダ28から前端21aにかけて、ラチェット21の外面には、三つの長手方向突出部29が設けられている。長手方向突出部29は、カムパス25の前方もしくは後方部25a,25bのいずれかに当接でき、かつ溝26によって長手方向にガイドできる。
アダプタ24は、ラチェット21内に挿入される後方ピン部24bと、付勢部材16の作動時にインクカートリッジ14が当接する前方カップ形状部24aとを有している。ただし、アダプタ24は、その前端に平坦な端部を備えた円錐形状のものであってもよい。アダプタ24は、ラチェット21とインクカートリッジ14との間の回転変位またはトルクの伝達を避けるため、ラチェット21内で自由に回転するよう取り付けられていてもよい。ただし、アダプタ24は、ラチェット21に対して固定可能であり、さらに、ラチェット−プランジャ機構20の動作を妨げることなく、それらの間での相対的な回転を防ぐようにカートリッジ14の上に係合可能である。
後方ノックボタン6が使用者によって押される場合、プランジャ22は、管状部23と関連して前方へ移動し、かつ管状部23の溝26へと長手方向突出部29を押すように、ラチェット21と協働する。プランジャ22の歯状クラウン22aおよびラチェット21の相補的なショルダ28は、後方ノックボタンが前方へ押されたとき、ラチェット21がわずかに回転するよう構成されている。結果的に、ラチェットの長手方向突出部29は、使用者が後方ックボタン6を解放したときに、管状部23のカムパスの前部25aおよび後部25bに対して代わりに当接する。
この作動機構20は、後方ノックボタン6の各作動時に、後退ポジションから突出ポジションへの、もしくは反対への筆記用チップ4の移動を引き起こす。ラチェット−プランジャタイプの機構は、多くの使用者にとって使いやすくかつわずかな空間しか占めないものである。特に、ラチェットおよびプランジャの外径をバレルの直径よりも比較的小さいものとすることができる。結果的に、滑動する管状部23を収容するための十分な空間が確保されることとなる。
管状部23は、バレル2に対して長手方向に移動可能となるよう構成された外面23cを有している。バレル2に対する管状部23の回転を防ぐために、二つの反対側にある突出部31は、外面23cの上に設けられておりかつバレルの長手方向溝と協働する(図示せず)。
管状部材23の突出部31とアダプタ24とによって、ラチェット21に対するトルクの伝達が回避される。結果的に、後方ノックボタン6を作動させることなく、ラチェット21の回転が防止され、続いて、筆記用チップ4の強制的な位置変更が回避される。
図5を参照すると、管状部23の可動性は、筆記用チップの突出ポジションに対応するポジションから、あらかじめ決められた長手方向の距離に沿ってバレルの後端へ、それが変位できるようになっていなければならない。このあらかじめ決められた距離は、筆記用チップが過度の圧力によって後方へ移動する際、十分に緩衝効果が得られる長さとなっている必要がある。
管状部23の長手方向ポジションは、筆記用チップ4の後退および突出ポジションと同じであることに留意されたい。これによって、緩衝デバイス30が簡単化され、かつ緩衝力の調整が容易となる。
管状部23の後端23bは、バレル2の後端2bへ向かって延在するばね部材32を備えている。ばね部材32は、バレル2の内側ショルダ33に対して後方に当接する管状部材23と対向する自由端32bを有している。ばね部材32は、作動機構20全体および結果的に筆記用チップ4の後方変位を可能にするために、中央軸線Zの方向に弾性的に圧縮可能なものである。
ばね部材32は、プラスチック材料の射出成形工程中に、管状部23と一体的に形成される。これによって、同一の工程中に、二つの機能を有する単一の部品の製造が可能となる。
ばね部材32は、中央軸線Zと同一直線状にある貫通穴35を有しており、かつ管状部23の内径とほぼ同じ径とを有している。貫通孔35は、機構の作動部材を形成する後方ノックボタン6と、それ自身のラチェット−プランジャ機構20とを接続するための通路を提供する。これを提供することによって、バレル2内の空間を確保することが可能となり、かつ使用者が直感的に理解し難いであろう、より複雑化された作動機構の代わりに、使用者にとってかなり一般的である作動部材として後方ノックボタンを使用することが可能となる。
管状部23およびばね部材32によって構成された長手方向管状部材(23,32)と、プランジャ22と、ラチェット21と、アダプタ24とは、ばね部材32が下方へ配向された場合に、容易に操作できるよう第1のサブ−アセンブリを形成する。この第1のサブ−アセンブリは、下方に配向されたその後端2bを用いて、バレルの後方管状部材10内に挿入可能となっている。続いて、後方ノックボタン6が、バレルの後方開口部5を介して挿入され、かつプランジャ22のステム22b上にスナップ形式で係合される。結果的に、後方ノックボタン6と、プランジャ22と、単一管状部材(23,32)と、後方管状部材10とが、分離不可能な第2のサブ−アセンブリを形成し、それは、あらゆる方向に操作でき、かつ特に、ノーズ−コーン8と、中間管状部材9と、付勢部材16と、下方に配向されたノーズ−コーンを備えたインクカートリッジ14とを有する第3のサブ−アセンブリにスナップ形式で係合された上方へ配向されたノックボタン6を備えている。
第1のサブ−アセンブリからラチェット21およびアダプタ24が分離することを避けるために、アダプタ24と管状部23との間での分離可能な協働作用状態が実現できる。図7に最も良く示すが、管状部材34が、その前端23aにおける管状部材23の内面から半径方向に延在している。あるいは、アダプタ24は、図2で見られるように、管状円筒部24aの後方側部において小さな突出部36を有している。
したがって、実際に、バレル10の後部には作動機構20に加えて緩衝デバイス30が含まれているが、筆記用具のアセンブリは、あまり複雑にはならない。
図6および図7に最も良く示すが、ばね部材32は、これが軸方向に圧縮されたとき、これと一体的に形成された管状部23に対して回転変位もしくは中央軸線Zに係るトルクを伝達しないよう設計された独自の形状を有している。実際に、ばね部材32によって生じるトルクまたは回転変位は、管状部23とバレル2との間に摩擦力が引き起こされる際に、緩衝効果を損ねるものとなるか、もしくは予期せぬぎくしゃくした変位がラチェット21とカムパス25との間に引き起こされる際に、ラチェット−プランジャ機構に関して不利益なものとなることがある。
ばね部材は、管状部23の後端23bからばね部材32の後端を形成するリング39へと中央軸線Zの方向に全体的に延在する第1および第2の波状部(37,38)を備えている。これらの部分(37,38)は、離脱軸線(abscise axis)に沿った折曲状カーブのような、その主延長軸線の両側において波形を形成するバンドと同様の形状を有している。結果的に、波状部(37,38)は、中央軸線Zに平行なその延長軸線の両側における第1および第2のカーブ(37a,37b;38a,38b)を備えている。ただし、波状部の形状は、折曲状カーブと対応していなくてもよい;延長軸線の周囲の幅、カーブの半径、およびカーブの外周延長角(circumferential extension angle)は、さまざまに変化させることができる。これが波形状であることによって、ばね部材32が圧縮された場合、中央軸線Zの周囲のトルクおよびぎくしゃくした変位の発生を避けることができる。同様の目的で、波状部(37,38)のそれぞれが、延長軸線の両側に等しく分配された、さらに奇数の第1および第2のカーブ(37a,37b;38a,38b)を、好ましい実施形態においては例えば四つのカーブを有している。
波状部(37,38)は、そのばね定数が一定でなくても、有効な距離にわたって高い弾力性を提供するという利点をさらに有している。さらに、ばね部材が鋭い縁部を有する場合に起こることになるその領域における機械的応力の集中を、波状部(37,38)の連続的に折り曲げられた形状が防ぐことに留意されたい。この特徴は、重要な利点を提供する。実際に、それによって、その初期形状への波状部の弾性復帰性が高められ、さらにその耐用期間が増大される。
図6bおよび図7に見られるように、第1および第2の波状部(37,38)は、中央軸線Zに対して正反対の方向に配置されており、かつばね部材を介して延在する貫通孔35を形成するよう、この軸の方へ向かって弧状に曲げられている。ただし、ばね部材32は、二つ以上の波状部もしくはひとつのみの波状部を備えていても、最終的に、同様の利点が得られるように、さまざまな形状を有する付加的な部分を備えていてもよい。
図6bに最も良く示すが、第1および第2の波状部は、それぞれの第1および第2の波状部(37,38)の二つの隣接するカーブ(37b,38a)の中間部に位置されている接合ポイント32cによって互いに結合されている。この特徴部によって、管形状のばね部材32が補強され、かつ小さな断面積を有する波状部が、例えば製造工程中に損なわれることが防止できる。また、ばね部材の自由端23bにおけるリング39も、ばね部材32の管状構造体を補強する。
さらに、これらの特徴部は、リング39と管状部23との間のばね部材32のねじり剛性を増大させる。それは、緩衝デバイス30を他のタイプの作動機構、例えば、ばね部材32と一体化するように形成された部分23を回転させるために、回転するようにバレルに取り付けられ、かつばね部材32の自由端に連結された作動部材によって作動されるねじり機構などと関連付ける場合に利点となりうる。
図2に示すように、緩衝デバイス30は、付加的なばね部材41をさらに備えている。この付加的なばね部材41は、管状部23の後方に配向された外部ショルダ23dとバレル2の前方に配向された内側ショルダ44との間に配置された金属から形成されるらせん状ばねである。
付加的なばね部材41は、筆記用チップ4に過度の圧力がかかったとき、長手方向軸線2の方向に圧縮される。結果的に、付加的なばね部材41は、ばね部材32とともに緩衝力を生じる。二つのばね部材を設けることによって、緩衝デバイス30全体が緩衝力に対応するという利点が得られる。実際に、プラスチック材料からなるばね部材32では、均一ではないかもしくは緩衝作用にとって十分に高くはないばね定数しか有していないであろう。付加的なばね41は、緩衝デバイス30のばね定数を増大させるものであり、かつこの付加的なばね41がバレル2における管状部23間であらかじめ圧縮されていた場合、付加的なばね41は初期の力を増大させ、それから、筆記用チップ4が後退する。したがって、異なるばね定数特性を有する二つの異なるばね部材を設けることによって、緩衝デバイス30全体のばね定数特性、すなわち筆記用チップの後方への変位による緩衝力を調節でき、特に効果的な緩衝作用を実現することができる。例えば、線形的にではなく、筆記用チップが後方へ移動するにつれて加速的に緩衝力を増大させるよう調整することが可能となる。
付加的なばね41は、管状部23の後部周囲に配置される。ばね41の前端は、管状部のショルダ23dの近傍に位置させられる小さな突出部23eに、わずかに加圧するように係止される。したがって、付加的なばね部材41は管状部23に取り付けられ、かつ第1のサブ−アセンブリの一部を形成する。それゆえ、付加的なばね部材は、筆記用具の組立作業を妨げない。付加的なばね41とバレルとの間の摩擦力は、それが金属/プラスチック接触でありかつ筆圧の一部のみしかこの接触のポイントにかからないため、低いことに留意されたい。結果的に、付加的なばね41は、影響のあるトルクを生じることができない。
以上の説明により、実例として記載した実施形態からなされるであろう多くの変形例が当業者に明らかとなった。一例として、上述したように、作動機構をラチェット−プランジャ機構とは異なるものとすることができ、ばね部材の構成を変形することができ、かつ付加的なばね部材を設けることは必須ではないことが挙げられる。
1 筆記用具
2 バレル
2a 前端
2b 後端
3 前方開口部
4 筆記用チップ
5 後方開口部
6 後方ノックボタン
8 ノーズ−コーン
9 中間管状部材
10 後方管状部材
11 クリップ
14 インクカートリッジ
14a 突出部
16 付勢デバイス
20 作動機構
21 ラチェット
21a 前端
21b 突出部
22 プランジャ
22a 前端
22b ステム
23 管状部
23a 前端
23b 後端
23c 外面
23d 外部ショルダ
23e 突出部
24 アダプタ
24a カップ形状部
24b 後方ピン部
25 カムパス
25a 前方当接部
25b 後方当接部
26 長手方向溝
27 放射状突出部
28 ショルダ
29 長手方向突出部
30 緩衝デバイス
31 突出部
32 ばね部材
32b 自由端
32c 接合ポイント
33 内側ショルダ
34 管状部材
35 貫通孔
37 第1の波状部
37a 第1のカーブ
37b 第2のカーブ
38 第2の波状部
38a 第1のカーブ
38b 第2のカーブ
39 リング
41 ばね部材
44 内側ショルダ

Claims (12)

  1. 筆記用具であって、
    それぞれの前方および後方開口部(3,5)を備えた前端(2a)と後端(2b)との間で中央軸線(Z)に沿って延在するバレル(2)と、
    突出ポジションと後退ポジションとの間で、前方開口部(3)を経て動作可能な筆記用チップ(4)であって、そのために前記バレル内で位置させられる筆記用チップ(4)と、
    作動部材(6)の作動時に、前記筆記用チップを突出させかつ後退させるための複数の部品を具備してなる作動機構(20)と、
    使用者によって前記筆記用チップに過度の圧力がかけられる場合に、前記筆記用チップの後退を可能にする緩衝デバイス(30)と、
    を具備してなり、
    前記緩衝デバイス(30)は、前記中央軸線(Z)方向に弾性的に変形可能なばね部材(32)を具備してなり、それは、前記作動機構(20)の可動部(23)と一体的に形成されており、前記可動部(23)は、前記中央軸線(Z)に沿って前記バレル(2)に対して動作可能となっており、
    前記ばね部材(32)は、その後端(2b)へ向かって前記バレルを当接する自由端(32b)を有しており、かつ前記中央軸線(Z)に沿って延在する貫通孔(35)を有しており、 前記ばね部材の前記孔の中に延在するステム(22b)は、前記作動部材(6)を前記作動機構(30)に対して接続するものであり、
    前記緩衝デバイス(30)は、前記機構の前記可動部(23)と前記バレル(2)との間に設けられた金属製のらせん状ばね部材によって形成された付加的なばね部材(41)を、さらに具備してなることを特徴とする筆記用具。
  2. 前記ばね部材が前記中央軸線()方向に圧縮されるとき、前記ばね部材(32)は、前記作動機構(30)の前記可動部(23)に対して、前記中央軸線(Z)まわりのトルクが伝達されることを防ぐよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の筆記用具。
  3. 前記ばね部材(32)は、少なくとも一つの波状部(37;38)を具備してなり、少なくとも一つの波状部(37;38)は、前記中央軸線(Z)の方向に全体的に延在し、かつその延長軸線の両側に配置された少なくとも第1および第2のカーブ(37a,37b;38a,38b)を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の筆記用具。
  4. 前記波状部(37;38)は、その延長軸線の両側に規則的に配置されたさらなるカーブ(37a,37b;38a,38b)を有していることを特徴とする請求項3に記載の筆記用具。
  5. 少なくとも第1および第2の波状部(37;38)が設けられており、前記ばね部材(32)の前記貫通孔(35)を少なくとも部分的に形成するよう、前記第1および第2の波状部は、前記中央軸線(Z)の周囲で弧状に曲がっていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の筆記用具。
  6. 前記第1および第2の波状部(37;38)は、前記第1および第2の波状部のそれぞれの一部である二つの隣接するカーブ(37b;38a)の中間部分によって互いに連結されていることを特徴とする請求項5に記載の筆記用具。
  7. 少なくとも一つの前記波状部(37;38)は、前記ばね部材の片側の前記自由端(32b)におけるリング(39)によって終端をなしていることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか一項に記載の筆記用具。
  8. 前記ばね部材(32)と一体的に形成された前記可動部(23)は、管状のものであり、かつ前記ばね部材の前記貫通孔(35)と同一直線状にある中央軸線を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の筆記用具。
  9. 前記付加的ならせん状ばね(41)のばね定数特性は、前記ばね部材(32)のばね定数特性とは異なるものであり、これらの特性は、前記緩衝デバイス(30)の緩衝力を調整するように規定されていることを特徴とする請求項に記載の筆記用具。
  10. 前記付加的ならせん状ばね(41)は、前記作動機構の前記可動部(23)に係止されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の筆記用具。
  11. 前記可動部(23)は、前記作動機構の回転部(21)と協働する少なくとも一つのカムパス(25)を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の筆記用具。
  12. 前記作動機構(30)は、前記作動部材(6)から成る後方ノックボタンによって作動されるラチェット−プランジャタイプの機構であることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の筆記用具。
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