JP4767818B2 - 文書複写・移動方法および文書複写・移動プログラム - Google Patents

文書複写・移動方法および文書複写・移動プログラム Download PDF

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Description

本発明は、旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動方法および文書複写・移動プログラムに関するものである。
従来、電子会議室は年度の切り替えや次期エンハンスト版の検討等により、当該電子会議室を終了して新規に電子会議室を開設する場合がある。このような場合、旧会議室には運用規約書や報告フォーマットなど多くの文書が登録されており、新会議室に引き継ぐために、管理者が当該新会議室で公開して良いかセキュリティをチェックし、再度文書を登録するようにしていた。
また、電子会議室では、検索を行うユーザとテーブルの公開または非公開の情報を管理するテーブル公開/非公開情報と、検索を行うユーザとテーブル内の各データの公開条件を管理するテーブル公開情報とを持ち、テーブル公開/非公開情報をもとに当該ユーザに公開されている情報のみを当該ユーザに示して選択させ、さらにテーブル公開条件をもとにデータベースを検索し、該当データを表示する技術がある(特許文献1)。
特開2003−22270号公報
上述した前者の従来の電子会議室で新電子会議室に文書を引き続く場合、管理者が新会議室で公開してよいか手作業でセキュリティを1つ1つチェックし、新会議室に文書を再度登録し、旧電子会議室から新電子会議室に文書を複写あるいは移動させていたため、文書の複写・移動に極めて多大な手作業が要求されてしまうという問題があった。また、この際、旧会議室では権限の無かったメンバが、新会議室で参照できてしまうなどの問題が発生した。
上述した後者の従来のユーザ毎にテーブルの公開条件をチェックして公開されている情報のみを提示し、選択させてデータベースを検索し、該当データを提示する技術では、ユーザ毎に公開・非公開を管理できるが、旧会議室の文書を新会議室にセキュリティを確保した上で複写・移動することには対応し得ないという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するため、複写元および複写先の会議室名に対応づけて階層構造で表現した公開範囲を登録した公開部門テーブルを参照し、複写元の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲と複写先の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲とを比較し、前者が後者に包含される場合にのみ複写先の会議室に複写・移動するようにしている。
本発明は、複写元および複写先の会議室名に対応づけて階層構造で表現した公開範囲を登録した公開部門テーブルを参照し、複写元の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲と複写先の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲とを比較し、前者が後者に包含される場合にのみ複写先の会議室に複写・移動し、包含されない場合には包含されない旨の表示を行うことにより、旧の複写元の会議室から新の複写先の会議室にセキュリティを確保した上で文書を自動的に複写・移動することが可能となる。
本発明は、複写元および複写先の会議室名に対応づけて階層構造で表現した公開範囲を登録した公開部門テーブルを参照し、複写元の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲と複写先の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲とを比較し、前者が後者に包含される場合にのみ複写先の会議室に複写・移動し、包含されない場合には包含されない旨の表示を行い、旧の複写元の会議室から新の複写先の会議室にセキュリティを確保した上で文書を自動的に複写・移動することを実現した。
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1の(a)はシステム構成図を示す。
図1の(a)において、サーバ1は、プログラムに従い各種処理を行うものであって、ここでは、メモリ11上に本発明に係るAPL(アプリケーションプログラム)12をローディングし、旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する処理を実行するものである。
APL12は、メモリ11上にローディングして各種処理を行うプログラムであって、ここでは、テーブル作成手段13、包含関係チェック手段14、複写・移動手段15などから構成されるものである。
テーブル作成手段13は、公開部門テーブル21,31、会議室で使用する会議室テーブル22,32、ファイル管理テーブル23,33などを作成したり、更新したり、編集したりなどするものである。
包含関係チェック手段14は、公開部門テーブル21,31に登録された旧(複写元)の会議室の階層構造を持つ公開範囲が、新(複写先)の会議室の階層構造を持つ公開範囲に包含されるか否かの関係をチェック(判定)するものである(図2、図4参照)。
複写・移動手段15は、旧(複写元)の会議室の文書を、新(複写先)の会議室に複写あるいは移動させるものである(図2参照)。
サーバ2は、ここでは、旧の会議室用のサーバであって、公開部門テーブル21、会議室テーブル22、ファイル管理テーブル23、文書24などを備えたものである。
サーバ3は、ここでは、新の会議室用のサーバであって、公開部門テーブル31、会議室テーブル32、ファイル管理テーブル33、文書34などを備えたものである。
文書24,34は、会議室で作成・登録などした各種文書である。
図1の(b)は、データベースとAPL12の関係を示す。データベースは図1の(a)のサーバ(旧の会議室用)2のデータベースおよびサーバ(新の会議室用)3のデータベースの両者を表し、A会議室テーブル22,32、Bファイル管理テーブル23,33、C公開部門テーブル21,31をそれぞれ表す。また、APL12は図1の(a)のサーバ1中のAPL12を表す。
図1の(b)において、APL12は、図中に記載する下記の順番で、処理を行う。
・Aから対象会議室Noを取得する。これは、A会議室テーブル22,32から、複写元の旧の会議室のNo、例えば図4の(a)の”100”を取得、および複写先の新の会議室のNo、例えば図4の(b)の”200”を取得する。
・Cから会議室Noの公開部門情報を取得し、比較する。これは、C公開部門テーブル21,31から、取得した会議室Noの公開部門情報を取得、例えば旧の複写元の図4の(a)の会議室No=100の公開部門情報として”本部”A”−事業部”%”、本部”B”−事業部”B1”の2つを取得する。更に、新の複写先の図4の(b−1)の会議室No=200の公開部門情報として”本部”A”−事業部”%”、本部”B”−事業部”B1”の2つを取得する。そして、比較する。上記例では、
・旧の”本部”A”−事業部”%”が、新の”本部”A”−事業部”%”に包含されるかチェック、ここでは、同一で、OKとなる。
・更に、本部”B”の事業部”B1”が、新の本部”B”−事業部”B1”に包含されるかチェック、ここでは、同一で、OKとなる。
・Bから会議室Noのファイル情報を取得し、複写・移動する。これは、包含チェックでOKとなった公開部門情報(公開範囲)に対応する会議室Noのファイル情報を取得、ここでは、旧の会議室No”100”のファイル情報として、図3の(b)のファイル管理テーブル23を参照して当該会議室No”100”のファイル情報(ファイルNo”1”,版数”1”・・・)を取得し、当該ファイル情報をもとにファイル(文書)を旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動する。
以上の手順によって、公開部門テーブル21,31に、旧(複写元)の会議室の公開部門情報(階層構造の公開範囲)および新(複写先)の会議室の公開情報(階層構造の公開範囲)を登録し、旧の会議室(例えば会議室No=100)および新の会議室(例えば会議室No=200)を指定すると、図1のAPL12が自動的に旧と新の会議室の公開部門情報(階層構造の公開範囲)の包含関係をチェックしてOK(包含される場合)に、旧から新の会議室に文書を自動的に複写あるいは移動することが可能となる。以下順次詳細に説明する。
図2は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図2において、S1は、テーブル作成する。これは、旧の複写元の会議室および新の複写先の会議室のテーブルとして、図示の下記の3つのテーブルを作成する。
・会議室テーブル22,32
・ファイル管理テーブル23,33
・公開部門テーブル21,31
例えば具体的には、後述する図3の(a)の会議室テーブル22,32、図3の(b)のファイル管理テーブル23,33、図3の(c)の公開部門テーブル21,31を作成する。尚、旧の会議室のテーブルと、新の会議室のテーブルとは一緒に(1つのテーブルに旧と新の両者の情報を格納)してもよいし、分けて作成してもいずれでもよい。
S2は、サーバ1上のAPL12に対象(複写元/先)の会議室Noを受け渡す。例えば
・複写元(旧)の会議室No”100”
・複写先(新)の会議室No”200”
をAPL12に渡す(例えば管理者がキーボードから図示外の編集画面上で入力してAPL12に通知する)。
S3は、サーバ上の公開部門テーブルから会議室の公開部門を取得する。これは、S2で受け渡しを受けたAPL12が、複写元の会議室No”100”をもとに、図1のサーバ2上の公開部門テーブル21である、例えば図4の(a)の公開部門テーブル21から当該会議室No”100”をもつエントリの公開情報(階層構造の公開範囲)を
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
として2つを取得する。同様に、APL12が、複写先の会議室No”200”をもとに、図1のサーバ3上の公開部門テーブル31である、例えば図4の(b−1)の公開部門テーブル31から当該会議室No”200”をもつエントリの公開情報(階層構造の公開範囲)を
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
として2つを取得する。
S4は、複写可か判定、即ち、複写元の公開範囲が複写先の公開範囲を包含しているか判別する。上記例では、複写元の公開範囲 本部”A”−事業部”%”本部”が複写先の公開範囲 本部A”−事業部”%”と同一で包含すると判明、更に、次の、複写元の公開範囲 本部”B”−事業部”B1”が複写先の公開範囲 本部”B”−事業部”B1”と同一で包含するので、ここでは、複写可と判定する。YESの場合(複写可の場合)には、S5に進む。NOの場合には、複写元の公開範囲が複写先の公開範囲に包含されないと判明したので、S8でエラー通知し、包含関係にないので、複写元から複写先の会議室に文書を複写できない旨および包含関係にない公開範囲を提示し、管理者に知らせる。
S5は、S4のYESで複写元の公開範囲が複写先の公開範囲に包含されると判明したので、複写元の会議室の文書一覧を取得する。これは、複写可と判定された会議室の文書一覧を、図3の(b)のファイル管理ファイル23から抽出する。
S6は、複写先の会議室で管理するファイルNoを採番する。これは、S5で取得した複写元の文書一覧のファイルを管理する、複写先の会議室で管理するファイルNoを採番する。
S7は、サーバ上に複写先の会議室フォルダを作成し、ファイル複写する。これは、図1の複写先のサーバ3上に会議室フォルダを作成し、複写元のファイルを複写する。尚、移動の場合には、複写後に、複写元のファイルを削除して移動処理を終了させる。
以上によって、公開部門テーブル21,31に複写元の会議室の公開範囲(階層構造の公開範囲)および複写先の会議室の公開範囲(階層構造の公開範囲)を登録した後、管理者が複写元の会議室Noおよび複写先の会議室Noを指定すると、APL12が自動的に前者の会議室の公開情範囲が後者の会議室の公開範囲を包含するかチェックし、包含する場合に、前者から後者の会議室にファイルを複写(移動のときは複写元のファイルを削除)することにより、旧の複写元の会議室から新の複写先の会議室にセキュリティを確保した上で文書を自動的に複写・移動することが可能となる。
図3は、本発明のテーブル例を示す。
図3の(a)は、会議室テーブルの例を示す。図示の会議室テーブル22,32は、複写元の会議室の会議室テーブル22、および複写先の会議室の会議室テーブル32の両者を一緒にしたものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・会議室No:
・会議室名:
・その他:
ここで、会議室Noは会議室に付与された一意の番号である。会議室名は会議室Noに対応づけた当該会議室を判り易く表現した名前である。
図3の(b)は、ファイル管理テーブルの例を示す。図示のファイル管理テーブル23,33は、複写元の会議室Noに対応づけて登録されたファイル情報および複写先の会議室Noに対応づけて登録されたファイル情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・会議室No:
・ファイルNo:
・版数:
・登録ファイル名:
・その他:
ここで、会議室Noは会議室に付与された一意の番号である。ファイルNoは会議室Noの会議室に対応づけて登録されたファイルの一意のNoである。版数はファイルの版数である。登録ファイル名は登録したファイルのファイル名とその識別子である。
図3の(c)は、公開部門テーブルの例を示す。図示の公開部門テーブル21,31は、複写元の会議室Noの会議室の公開範囲(階層構造の公開範囲)を登録、および複写先の会議室Noの会議室の公開範囲(階層構造の公開範囲〕を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・会議室No:
・本部:
・事業部:
・備考:
・その他:
ここで、会議室Noは会議室に付与された一意の番号である。本部、事業部は、会議室の公開情報を階層構造で表現したものであって、ここでは、本部が1階層(最上位階層)であり、事業部が2階層(本部の下位階層)である。更に、3階層、4階層・・・と必要に応じて階層化する。階層構造は、(c−2)に模式的に示すように、ここでは、本部の中に事業部が1つあるいは複数存在するという階層構造である。
図3の(d)は、テーブル間の関連を示す。図3の(a)の会議室テーブル、図3の(b)のファイル管理テーブル、図3の(c)の公開部門テーブルは、図示するように、
・会議室テーブルに登録した例えば”X会議室”が会議室No”100”とすると、当該会議室No”100”をキーに、ファイル管理テーブルおよび公開部門テーブル中の該当エントリ(会議室No”100”のエントリ)と関係づけ(紐付け)を行う
構造となっている。
図4は、本発明の複写元/複写先会議室の公開部門の包含チェック例を示す。
図4の(a)は、複写元の会議室の公開部門テーブル21の例を示す。ここでは、図示のように、複写元の会議室No”100”の会議室には、
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
100 A %(全事業部を表す)
100 B B1
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
図4の(b−1)は、複写先の会議室の公開部門テーブル31の例1を示す。ここでは、図示のように、複写先の会議室No”200”の会議室には、
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
200 A %(全事業部を表す)
200 B B1
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B1”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
従って、図4の(a)の複写元の会議室の公開情報に、図4の(b−1)の複写先の会議室の公開情報が包含されているか包含関係をチェックすると、ここでは、
・1番目の複写元の公開情報(本部”A”−事業部”%”)が1番目の複写先の公開情報(本部”A”−事業部”%”)と同一であって、包含される、
・2番目の複写元の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)が2番目の複写先の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)と同一であって、包含される
ので、結果として、全ての公開情報が包含されると判明したので、複写可と判定される。
図4の(b−2)は、複写先の会議室の公開部門テーブル31の例2を示す。ここでは、図示のように、複写先の会議室No”200”の会議室には、
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
200 A A1
200 B B1
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”A1”
・本部”B”−事業部”B1”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
従って、図4の(a)の複写元の会議室の公開情報に、図4の(b−2)の複写先の会議室の公開情報が包含されているか包含関係をチェックすると、ここでは、
・1番目の複写元の公開情報(本部”A”−事業部”%”)が1番目の複写先の公開情報(本部”A”−事業部”A1”)と同一ではないが、含まれるので、包含される、
・2番目の複写元の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)が2番目の複写先の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)と同一であって、包含される
ので、結果として、全ての公開情報が包含されると判明したので、複写可と判定される。
図4の(b−3)は、複写先の会議室の公開部門テーブル31の例3を示す。ここでは、図示のように、複写先の会議室No”200”の会議室には、
会議室No 本部(1階層) 事業部(2階層)
200 A %
200 B B2
の2つの公開範囲、即ち、
・本部”A”−事業部”%”
・本部”B”−事業部”B2”
の2つの公開情報が登録(定義)されている。
従って、図4の(a)の複写元の会議室の公開情報に、図4の(b−3)の複写先の会議室の公開情報が包含されているか包含関係をチェックすると、ここでは、
・1番目の複写元の公開情報(本部”A”−事業部”%”)が1番目の複写先の公開情報(本部”A”−事業部”%”)と同一であるので、包含される、
・2番目の複写元の公開情報(本部”B”−事業部”B1”)が2番目の複写先の公開情報(本部”B”−事業部”B2”)と同一でなく、含まれてもいないので、包含されていない
ので、結果として、公開情報が包含されないと判明したので、複写不可と判定される。
図5は、本発明の他の動作説明図を示す。
図5の(a)はフローチャートを示し、図5の(b)はファイル管理テーブルの例を示す。
図5の(a)において、S11は、ファイル管理テーブルから対象会議室のファイル情報を取得する。これは、既述した図2のS4のYESで複写可(複写元の会議室の公開範囲が複写先の会議室の公開範囲に包含)と判定されたので、図5の(b)のファイル管理テーブル23から複写元の会議室Noのエントリの下記の情報を取得する。
・ファイルNo:
・登録ファイル名:
・複写移動可否フラグ:
・複写移動可能者:
・その他:
S12は、複写移動可否フラグ=”可”か判別する。YESの場合には、複写元から複写先に登録対象のファイルのうち、当該ファイルのファイル情報中の複写移動可否フラグが”可”と設定されているか判別する。YESの場合には、S13に進む。NOの場合には、S15に進む。
S13は、操作者は「複写移動可能者」に含まれるか判別する。これは、複写元から複写先に登録対象のファイルのファイル情報中に設定されている複写移動可能者に、現在複写操作している操作者が含まれているか判別する。YESの場合には、S14に進む。NOの場合には、S15に進む。
S14は、S12のYES,S13のYESで複写移動可否フラグが可、複写移動可能者が操作者と同一と判明したので、当該エントリのファイル名を取得する。そして、既述した図1のS6、S7の処理で、複写元の会議室のフォルダから複写先の会議室のフォルダに該当ファイルを複写することが可能となる。そして、S15に進む。
S15は、対象会議室の全ファイルをチェックしたか判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合には、次のファイルについて、S11以降を繰り返す。
以上によって、図2のS4のYESで複写可(複写元の会議室の公開範囲が複写先の会議室の公開範囲に包含)と判定された場合に、図5の(b)のファイル管理テーブル23を参照し、複写元の会議室のファイルについて、当該ファイルの情報中の複写移動可否フラグが可、更に、複写移動可能者が操作者と同一の場合(尚、一方がOKの場合に、複写可としてもよい)に、そのファイルを複写元の会議室のフォルダから複写先の会議室のフォルダに複写することにより、複写移動可否フラグおよび複写移動可能者情報をもとに複写許可されたファイルのみを確実に複写先の会議室に複写することが可能となる。
図5の(b)は、ファイル管理テーブル例を示す。図示のファイル管理テーブル23は、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・会議室No:
・ファイルNo:
・版数:
・登録ファイル名:
・複写移動可否フラグ:
・複写移動可能者:
・その他:
ここで、複写移動可否フラグは、ファイルの複写移動可否を設定するフラグである。複写移動可能者は、登録された複写移動可能者中に、操作者が含まれていた場合に、複写可と判別するための情報である。
〔付記1〕
旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動方法において、
会議室に対応づけて文書の公開範囲を登録する公開部門テーブルを設け、
前記公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
前記受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および当該新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、
前記取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、
前記包含されると判別された場合に、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップと
を有することを特徴とする文書複写・移動方法。
〔付記2〕
前記公開範囲を、複数の階層構造を持つ公開範囲として前記包含を判別することを特徴とする付記1記載の文書複写・移動方法。
〔付記3〕
前記公開範囲を、複数設けたことを特徴とする付記1あるいは付記2記載の文書複写・移動方法。
〔付記4〕
各会議室に登録されたファイル名に対応づけて複写・移動可否フラグをそれぞれ設定したファイル管理テーブルを設け、
前記文書を複写・移動する際に、前記ファイル管理テーブルを参照し、複写・移動可否フラグがオンのときに、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動し、一方、オフのときに、旧の会議室から新の会議室への複写あるいは移動を禁止するステップを有することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の文書複写・移動方法。
〔付記5〕
各会議室に登録されたファイル名に対応づけて複写・移動可否フラグおよび複写・移動可能者をそれぞれ設定したファイル管理テーブルを設け、
前記文書を複写・移動する際に、前記ファイル管理テーブルを参照し、複写・移動可否フラグがオン、かつ複写・移動可能者と複写・移動可能指示者が一致したときに、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動し、それ以外のときに、旧の会議室から新の会議室への複写あるいは移動を禁止するステップを有することを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の文書複写・移動方法。
〔付記6〕
旧の会議室から新の会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動プログラムにおいて、
コンピュータを、
会議室に対応づけて文書の公開範囲を登録する公開部門テーブル中の旧の会議室と新の会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
前記受け付けた旧の会議室および新の会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の会議室名で登録されている文書の公開範囲および当該新の会議室名で登録されている文書の公開範囲を取得するステップと、
前記取得した旧の会議室の文書の公開範囲が、新の会議室の文書の公開範囲に包含されるか判別するステップと、
前記包含されると判別された場合に、旧の会議室から新の会議室に複写あるいは移動させるステップと
として動作させるための文書複写・移動プログラム。
本発明は、複写元および複写先の会議室名に対応づけて階層構造で表現した公開範囲を登録した公開部門テーブルを参照し、複写元の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲と複写先の会議室に対応づけて登録された階層構造の公開範囲とを比較し、前者が後者に包含される場合にのみ複写先の会議室に複写・移動し、包含されない場合には包含されない旨の表示を行い、旧の複写元の会議室から新の複写先の会議室にセキュリティを確保した上で文書を自動的に複写・移動する文書複写・移動方法および文書複写・移動プログラムに関するものである。
本発明のシステム構成図である。 本発明の動作説明フローチャートである。 本発明のテーブル例である。 本発明の複写元/複写先会議室の公開部門の包含チェック例である。 本発明の他の動作説明図である。
符号の説明
1、2,3:サーバ
11:メモリ
12:APL(アプリケーションプログラム)
13:テーブル作成手段
14:包含関係チェック手段
15:複写・移動手段
21、31:公開部門テーブル
22,32:会議室テーブル
23,33:ファイル管理テーブル
24,34:文書

Claims (6)

  1. 旧の電子会議室から新の電子会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動方法において、
    前記旧および前記新の電子会議室毎に対応づけて、本部の下位に1つあるいは複数の事業部がある階層構造で表される公開部門の公開範囲を、当該公開部門が表される階層構造で個別に登録する公開部門テーブルを設け、
    前記公開部門テーブル中の旧の電子会議室と新の電子会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
    前記受け付けた旧の電子会議室および新の電子会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の電子会議室名で登録されている公開部門の公開範囲および当該新の電子会議室名で登録されている公開部門の公開範囲を取得するステップと、
    前記取得した旧の電子会議室の公開部門の公開範囲が、新の電子会議室の公開部門の公開範囲に包含するか判別するステップと、
    前記包含すると判別された場合に、旧の電子会議室のデータを新の電子会議室のデータとして複写あるいは移動させるステップと
    を有することを特徴とする文書複写・移動方法。
  2. 前記旧の電子会議室のデータを新の電子会議室のデータとして複写あるいは移動させるとして、前記旧の電子会議室名に対応づけた記憶域に格納されているデータを、前記新の電子会議室名に対応づけた記憶域に複写あるいは移動させることを特徴とする請求項1記載の文書複写・移動方法。
  3. 前記公開範囲を、複数の階層構造を持つ公開範囲として前記包含を判別することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の文書複写・移動方法。
  4. 前記公開範囲を、複数設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の文書複写・移動方法。
  5. 各電子会議室名に対応づけて登録されたファイル名に対応づけて複写・移動可否フラグをそれぞれ設定したファイル管理テーブルを設け、
    前記文書を複写・移動する際に、前記ファイル管理テーブルを参照し、複写・移動可否フラグがオンのときに、旧の電子会議室名に対応づけた記憶域に格納されているファイルを、新の電子会議室名に対応づけた記憶域に複写あるいは移動し、一方、オフのときに、旧の電子会議室から新の電子会議室への複写あるいは移動を禁止するステップを有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の文書複写・移動方法。
  6. 旧の電子会議室から新の電子会議室に文書を複写・移動する文書複写・移動プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記旧および前記新の電子会議室毎に対応づけて、本部の下位に1つあるいは複数の事業部がある階層構造で表される公開部門の公開範囲を、当該公開部門が表される階層構造で個別に登録する公開部門テーブル中の旧の電子会議室と新の電子会議室とを指定した文書の複写・移動の指示を受け付けるステップと、
    前記受け付けた旧の電子会議室および新の電子会議室をもとに前記公開部門テーブルを参照して当該旧の電子会議室名で登録されている公開部門の公開範囲および当該新の電子会議室名で登録されている公開部門の公開範囲を取得するステップと、
    前記取得した旧の電子会議室の公開部門の公開範囲が、新の電子会議室の公開部門の公開範囲に包含するか判別するステップと、
    前記包含すると判別された場合に、旧の電子会議室のデータを新の電子会議室のデータとして複写あるいは移動させるステップと
    して動作させるための文書複写・移動プログラム。
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