JP3140922B2 - 設備管理システム - Google Patents

設備管理システム

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JP3140922B2 JP26893194A JP26893194A JP3140922B2 JP 3140922 B2 JP3140922 B2 JP 3140922B2 JP 26893194 A JP26893194 A JP 26893194A JP 26893194 A JP26893194 A JP 26893194A JP 3140922 B2 JP3140922 B2 JP 3140922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設備管理システムに
おいて、多目的な複数種類の設備情報を一括管理するた
めの設備台帳データベースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は例えば特開平1ー311839号
公報に示された電力系統の設備属性情報作成装置を示す
概念図である。図において、1は情報入力装置、2は表
示装置、3は情報処理装置である。上記情報入力装置1
は表示項目識別情報入力部11と機器設備属性情報入力
部12とを有する。また、上記情報処理装置3は図形処
理部31と設備情報展開部32とを有する。上記表示項
目識別情報入力部11は表示装置の画面を見ながら入力
装置で設備の種別を選択して入力し、更にその選択され
た種別を表わすシンボルを画面のどの位置に表示するか
を入力装置で指示する。この入力情報は情報処理装置3
の図形処理部31で、シンボルの図形生成を行なうと同
時に表示装置2の画面に展開して画面に表示される。更
に図形処理部31で処理された情報は設備情報展開部3
2に伝達され、その情報の属性の入力フォーマットが表
示装置2に表示され、そのフォーマットに属性情報入力
部12よりキーボードより入力される。入力されたデー
タは設備情報展開部32で整合性をチェックされ、正し
ければ登録される。
【0003】次に図2により動作について説明する。表
示装置の画面に配電線路図が表示される(ST1)。この
配電線路図に入力装置を用いて所定の修正を行なう(ST
2)。修正を完了すると、修正配電線路図が図形処理部
に転送され、修正部分の図形処理が行なわれる(ST
3)。次に図形処理部よりの修正情報により設備情報の
不足分要否を判別する(ST4)。ここでは既作成の配電
線路図および設備情報からの関連性で判別できる情報は
自動作成処理し、不足する個別情報のみをマニュアルで
入力するようにしている。設備情報の不足情報が要と判
別されると、配電線路図表示画面に該当設備の属性情報
入力フォーマットが表示され、必要箇所にキーボードよ
り情報をマニュアルで入力する(ST5)。すべての入力
が完了(ST6)すると、入力された情報が設備情報とし
てあらかじめ定められた形に展開される(ST7)。展開
された設備情報は、配電系統として電気的な矛盾がない
かどうか整合性をチェックする(ST8)。整合性の判断
が正しければ、新配電線路図が登録され(ST9)、さら
に、新設備情報も登録される(ST10)。
【0004】上記のように、特開平1ー311839号
公報によれば、設備シンボルの図形生成を行なうと同時
に表示装置の画面にそのフォーマットが表示される。こ
のとき、既作成の配電線路図および設備情報からの関連
性で判別できる情報は自動的に入力され、不足情報をキ
ーボードより入力する。さらに設備情報は、配電系統と
して電気的な矛盾がないかどうか整合性をチェックされ
登録される。この方式によれば、設備の情報の入力が簡
略化され、入力の誤りが減少すると思われる。しかし、
設備情報と図形は1対1の対応であり、管理の目的に応
じて複数のテーブルを持てない構造となっている。
【0005】図3は例えば特開平4ー321180号公
報に示された保全図面管理システムを示す概念図であ
る。図3において101は図面に含まれる各種シンボル
と、各シンボルに対応する属性項目データを互いに対応
させて登録する基本データベース。基本データベースに
登録されているシンボルと同一のシンボルがあることを
認識するシンボル選択部106と、107は認識された
シンボルに対して基本データベースに登録されている項
目表を表示する項目表示部である。更に、この項目表示
部によって表示されている項目表に対して属性データを
登録する項目属性データ入力部108を備えている。
【0006】次に動作について説明する。まず、基本デ
ータベースの構築のために、各種シンボルのイメージデ
ータをシンボル登録部102により登録し、また、各シ
ンボルに属性データを入力するために必要な共通項目一
覧を項目登録部103により登録する。また、入力され
た保全図面に対して、基本データベースに登録されてい
るシンボルデータと同一のものがあるかどうか、図面検
索部104で照合したシンボルをCRT表示装置上に表
示する。そこで、属性データ未登録あるいは変更等を実
施したいシンボルにシンボル選択部106によって選択
すれば、基本データベースに登録されている項目一覧表
が項目表示部107によりCRT表示装置105に表示
される。そこで、項目属性データ入力部108によって
各保全図面の対応シンボルの属性データを入力すること
により、保全図面のシンボル属性データベースが保全図
面データベース109上に登録される。
【0007】上記のように、特開平4ー321180号
公報によれば、シンボルを配置したときに、該当するシ
ンボルが基本データベースに既に登録されているとき
に、該当シンボルとそれに対応する属性項目一覧表を表
示して属性データを入力する方法をとる。これにより、
情報の登録の誤りやもれをなくすことができる。しか
し、このデータベース構造でも設備情報と図形は1対1
の対応であり、管理の目的に応じて複数のテーブルを持
てない構造となっている。
【0008】図4は例えば特開平5ー225131号公
報に示された電力系統設備のデータ処理方法を示す概念
図である。設備の変更、増設のデータ変更入力受け付け
(ST101)によって設備または機器が指定されると、当
該設備は機器からデータ階層上で下位の項目があるか否
かを所属関係からチェックし(ST102)、下位項目があ
る場合(ST103)には変更前の下位項目設定データの指
令伝達コードを取得し(ST104)、このデータ群に対し
て変更後の上位項目データに同様のデータを検索し(ST
105)、同様のデータがあれば(ST106)下位項目のデー
タ変更を行ない、無ければ当該データを削除する(ST10
7)。
【0009】次に動作について説明する。階層的な所属
関係をもつデータ項目の上位項目の変更入力により下位
の項目が自動的に変更され、この変更が最上位項目の変
更によって最下位項目まで自動的に変更される。この自
動変更の可否の判定は各データ項目の属性データの1つ
である指令伝達コードの類似性によって行なう。従っ
て、変更対象とする設備又は機器の指定と変更入力操作
のみによって下位の設備または機器のデータ変更が自動
的になされ、既存件名からのコピーによる変更にデータ
入力作業を大幅に軽減する。
【0010】上記のように、特開平5ー225131号
公報によれば、設備情報の持つ階層的な所属関係を利用
し、既存の設備データを参照して台帳の入力を最小限に
する方法を実現している。しかし、このデータベース構
造でも設備情報と図形は1対1の対応であり、管理の目
的に応じて複数のテーブルを持てない構造となってい
る。以上述べたように、従来の設備資産管理装置では、
各々の設備情報がもつ所属関係や配置図との関係から、
設備資産管理情報の入力・編集を簡略化するものは存在
していた。しかし、従来の設備資産管理装置では、図面
のシンボルと設備の台帳情報はID等により互いに参照
される。即ち図面と属性とは1対1に対応しているもの
であり、1つのシステムの中で、唯一の関係で存在しな
ければならなかった。しかしながら設備資産管理におい
ては、一つの設備に対して管理の目的や、設備情報を活
用する部門により必要とする情報の項目が異なり、1対
多あるいは多対多で参照したい要求があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図面のシンボルと設備
の台帳情報に1対多あるいは多対多の関係を付加するた
めに、設備情報を入力する際には、図面のシンボルに対
して1対1に逐一設備情報を入力する必要があった。ま
た、一つの設備に対して管理の目的や、設備情報を活用
する部門により必要とする情報の項目が異なる場合、同
一の管理者が管理する場合、複数の構成要素から構成さ
れる場合、場所や時間ににより管理される場合などの、
管理目的によって一つの設備に対して複数の設備情報を
逐一入力する必要があるため、同一の項目をなんども入
力する必要があり、データの初期投入に多大な労力を必
要としていた。
【0012】また、設備資産管理システムでは設備と設
備台帳データは1対多あるいは多対多の関係にあるた
め、データの更新・削除が発生した場合には、一つの設
備に対して管理の目的や、設備情報を活用する部門によ
り必要とする情報の項目が異なる場合、同一の管理者が
管理する場合、複数の構成要素から構成される場合、場
所や時間ににより管理される場合などの、管理目的によ
って一つの設備に対して複数の設備情報を逐一編集する
必要があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、管理する設備の共通情報のテ
ーブルと、設備を管理する目的により必要となる複数の
テーブルから構成されるデータベース構造を構築するこ
とにより、多目的な複数種類の設備資産管理情報の入
力、編集を効率化するための設備台帳データベースを得
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る設備管理
システムは、データベース名を登録するデータベース名
階層、上記データベース名に関係付けられた設備名称を
共通情報として登録する設備名称階層、上記設備名称を
個別の設備に関係付け、この個別の設備を特定すること
のできるキー項目とこのキー項目に関係付ける設備情報
を登録する設備情報階層からなる基本テーブルと、この
基本テーブルと構造が同一で各業務目的に応じた設備の
少なくとも1つの特異テーブルからなるデータベースシ
ステムを備え、上記設備を特定するキーとなるキー項目
を設定し、設備を管理する目的に応じて上記基本テーブ
ルと上記特異テーブルとをユニークに結び付け多目的な
複数種類の設備情報を一括管理するものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】上記のように構成された設備台帳データベース
においては、基本テーブルのキー項目に関係する個別の
設備と同一の設備が全ての特異テーブルに存在するた
め、全ての特異テーブルを検索できる状態にある。
【0020】また、データベースの共通情報を個別の設
備を管理する管理者に関する項目とすることにより、そ
の管理者の管理する全ての設備に関する情報を検索でき
る。
【0021】さらに、データベースの共通情報を複数の
設備から構成される代表設備に関する項目とすることに
より、代表設備の構成備品を全て特定できる。
【0022】また、データベースの共通情報を設備が管
理される管理場所に関する項目とすることにより、管理
場所に設置される設備を特定できる。
【0023】さらにまた、データベースの共通情報を管
理される年月日に関する項目とすることにより、時点毎
の設備情報を特定できる。
【0024】
【実施例】
実施例1. 以下、この実施例では、設備配置図、地形
図等各種図面処理を行なうサブシステムと、図面に属す
る設備の台帳情報を管理するサブシステム、これらに付
随する文書・写真・画像等のマルチメディア情報を管理
するサブシステムとを有機的に結合する設備資産管理シ
ステムにおいて、管理する設備の共通情報のテーブル
と、設備を管理する目的により必要となる複数のテーブ
ルから構成されるデータベース構造を構築する。このよ
うに構築されたデータベース構造を、設備を管理する目
的により抽象化されたデータベース構造と定義し、多目
的な複数種類の設備資産管理情報の入力・編集を簡略化
することを目的とした抽象化設備一括操作方式について
説明していく。
【0025】図5は、この設備資産管理システムで管理
される、設備の配置を示す図面である。この図はあるビ
ルのあるフロアを示す図面である。図においてD1〜D
6は机を示す。C1〜C6は椅子を、P1〜P6はパソ
コンを、T1〜T3は電話を示す。
【0026】これらの設備は、施設管理部門により設備
の設置場所・日付・管理者等を管理し、経理部門により
固定資産の管理・リース料金/期限等の管理を行ない、
設備の保守部門等により設備の点検情報・設備の設置状
況・設備間の接続関係等の管理を行なっている。さら
に、これらの情報から、施設管理部門では設備の購入計
画・配置計画、経理部門では税務調査、設備の保守部門
では設備の工事計画・工事の実施等に活用している。
【0027】上記のように、設備を扱う部門または目的
により管理する情報が異なるため、一つの設備に対して
複数の情報が管理されることになる。このことから設備
資産管理においては、設備情報を一つのテーブルで管理
するのではなく、設備を扱う部門または目的により設備
資産管理の特有なデータベース構造を構成する必要があ
る。この構成をここでは設備管理の部門または目的によ
る抽象化と定義する。
【0028】図6は、この発明に係る設備台帳データベ
ースの構造を示す。図6に示すように、設備を固定資産
の管理・設備間の接続関係の管理・リース物件の管理等
の業務目的により管理する場合には、設備を共通情報と
する基本テーブルと、各業務目的により抽象化される抽
象化設備の特異テーブルとからなるデータベース構造を
作成する。また共通情報の基本テーブルと、各業務の特
異テーブルには、管理者、設置場所、設置日付、製造番
号といった設備を特定する項目をキー項目としてのID
項目と設定し、設備の共通情報の基本テーブルと抽象化
設備の特異テーブルとを1対1、即ちユニークに結び付
けるIDとする。
【0029】次に、この発明に係る設備台帳データベー
スの骨格となるデータベース基礎構造を図7に示す。図
において、501はデータベースの先頭をしめすシステ
ムノード、502はデータベースの階層を形成するノー
ド、503はデータベースの同一階層のデータであるリ
ーフ、504はノードまたはリーフに付加される情報テ
ーブルである。この発明に係る設備資産管理システムの
データベースは図7に示されるようなシステムノードと
ノードとリーフからなるツリー構造を構成している。ま
た各ノードやリーフには個別に属性情報を複数もてる構
造になっており、属性情報を管理対象に応じた構造に分
類して管理することが可能となっている。
【0030】次に、この発明に係る設備資産管理データ
ベース内の設備台帳データベースのデータベース構造を
図8に示す。図に示されるデータベース構造は、上記デ
ータベース基礎構造に、抽象化設備の管理構造をあては
めたものである。データベースは上記ノードに相当する
データベース名称の階層601、同じくノードの設備名
称の階層602、同じくノードの設備情報の階層603
の3つの階層から構成される。各階層のノードにはデー
タベースの名称、設備の名称、設備情報をノードの情報
としてもっている604。この設備情報の下には、リー
フとして更に詳細なデータが関係付けられている(図示
せず)。上記設備情報階層は設備の基本テーブルと複数
の業務目的に応じた設備の特異テーブルに分かれ、シス
テムノードとしての設備資産管理データベースからそれ
ぞれの特異テーブルごとに同一のツリー構造をもってい
る。設備情報はID項目605と設備情報606からな
り、設備の特定はID項目と各階層のノードに付加され
たデータベースの名称及び、設備の名称を検索すること
により行われる。このようなデータベース構造により、
特異テーブルの情報は、設備情報と同一階層上に管理さ
れることになるので、設備と特異テーブルの関係を明確
にするとともに、ツリー構造を増やしていけば、さらに
多くの関連情報を付加することが可能となる。また、設
備と特異テーブルの関係が明確であれば、移動・削除の
編集についても一括操作が可能となる。
【0031】上記のような構造を採用することにより、
抽象化されたデータベース構造をもつ設備の情報に対し
て、固定資産の情報・設備間の接続関係の情報・リース
物件の情報等の1対多の設備資産管理情報をもつことが
可能となる。更に、従来のように各テーブルが独立でな
いために、固定資産の情報・設備間の接続関係の情報・
リース物件の情報等の各テーブルごとに設備を特定する
項目を入力する必要がなくなる。このように、設備の情
報に対して業務目的に対する複数の情報をもつことがで
きるため、同一の項目を入力する手間や逐一情報を編集
する作業がなくなり、情報の入力や編集の効率化が実現
される。
【0032】次に、この発明に係る設備台帳データベー
スへの登録、編集の操作方法について説明する。まず図
9において、台帳の登録について説明する。台帳を登録
する場合には図9のような台帳登録画面が表示される。
図9において、301は対象となるデータベース、つま
り業務の目的を変更するメニューである。302は対象
となる設備を変更するメニューである。303は設備の
情報を入力する領域で、304は情報の登録を実行する
ボタンである。また、305はマルチメディアの資料を
設備情報と結び付けるためのボタンである。設備の情報
を登録する場合、設備を特定する項目を必ず入力する。
そして残りの必要事項について設備の情報を入力し、登
録ボタンを押す。以上の操作により設備の共通情報の登
録が完了する。続いて抽象化設備の特異テーブルを入力
する場合には図10のように、業務の目的を変更するメ
ニューを選択して、入力する抽象化設備の特異テーブル
として例えば「リース情報管理」を選択する。すると図
11のように、設備を特定する項目はそのままで、抽象
化設備の特異テーブル「リース形態」以下が入力されて
いない画面が表示される。同様に抽象化設備の特異テー
ブルに情報を入力し登録ボタンを押すと抽象化設備の特
異情報の登録が完了する。
【0033】次に台帳を編集する場合、図12に示され
るような検索条件入力画面が起動される。図12におい
て、401は条件の設定部、402は検索の実行ボタン
である。条件を設定し、検索実行ボタンを押すと図13
のような設備の共通情報の検索結果が一覧表示される。
条件に設備を特定する条件を設定することにより、作業
の目的により一つの設備をいろいろな角度から検索する
ことが可能となる。設備の一覧表から設備を選択し、属
性一覧ボタンを選択すると、図14のような、選択した
設備「机005」の情報が表示される。この台帳表示画
面より情報を修正し、台帳の追加・編集・集計・削除ボ
タンを選択するとそれぞれの操作を実行することができ
る。更に、関連情報ボタンを選択すると、図15のよう
な抽象化したテーブル「リース情報管理〜執務面積管
理」の一覧表が表示され、図16のような設備に付随す
る関連情報、例えば「リース情報」を表示することがで
きる。上記のように、各情報ごとに必要な共通データの
入力や編集処理の効率化を図ることが可能となる。
【0034】実施例2. 共通の管理者により管理され
る場合には、管理する設備の共通情報のテーブルと、管
理者により抽象化される複数のテーブルからなるデータ
ベース構造を生成する。例えば、机、椅子、パソコン、
電話などの設備が共通の管理者により管理される場合、
管理される設備には管理者の情報が付加されるが、これ
を共通情報として扱うことにより管理者の異動や変更に
伴う情報の変更に対して一括して処理することができ
る。このような設備台帳データベースを管理することに
より、管理者により抽象化される設備の管理を効率化す
ることができる。
【0035】実施例3. 複数の設備から構成される代
表設備により管理する場合には、管理する設備の共通情
報のテーブルと、複数の設備から構成される代表設備に
より抽象化した複数のテーブルからなるデータベース構
造を生成する。例えば、パソコンを代表設備として管理
する場合、パソコンはマウス、CRT、メモリ、ディス
ク、プリンタ、などの複数の設備から構成される代表設
備と扱うことができる。パソコンの情報を共通情報と
し、マウス、CRT、メモリ、ディスク、プリンタ、等
をパソコンの構成部品として抽象化して管理することに
より、複数の設備から構成される代表設備の管理を効率
化することができる。
【0036】実施例4. 設置される場所により管理す
る場合には、管理する設備の共通情報のテーブルと、管
理される場所により抽象化した複数のテーブルからなる
データベース構造を生成する。例えば、地形図により住
宅や土地、住民を管理する場合、管理対象には地名、番
地などの複数の項目が共通に含まれる。地名、番地の情
報を共通情報のテーブルとし、土地の使用状況、住宅の
管理情報、居住情報等を抽象化して管理することによ
り、場所による管理を効率化することができる。
【0037】実施例5. 一定時間毎に管理される場合
には、管理する設備の共通情報のテーブルと、一定時間
毎に管理される時間により抽象化した複数のテーブルか
らなるデータベース構造を生成する。例えば、設備を時
系列で測定した結果を管理する場合、管理対象を特定す
る情報を共通情報のテーブルとし、測定年月日、測定結
果などを測定種別ごとに抽象化して管理することによ
り、時点で管理される場合の管理を効率化することがで
きる。
【0038】
【発明の効果】この発明は、管理する設備の共通情報の
テーブルと、設備を管理する目的により必要となる複数
のテーブルから構成されるデータベース構造を構築する
ことにより、多目的な複数種類の設備資産管理情報の入
力、編集を効率化するための設備台帳データベースが得
られる効果がある。
【0039】さらに、データベースの共通情報を個別の
設備を管理する管理者名とすることにより、その管理者
の管理する全ての設備に関する情報を一括して検索でき
る。
【0040】また、データベースの共通情報を複数の設
備から構成される代表設備名称とすることにより、代表
設備の構成備品を全て特定できるので、設備の面から統
一した管理が可能となる。
【0041】さらにまた、データベースの共通情報を設
備が管理される管理場所とすることにより、管理場所に
設置される設備を特定できるので、建物内又は土地等の
場所の面から管理することができる。
【0042】また、データベースの共通情報を管理され
る年月日とすることにより、時点毎の設備情報を特定で
きるので、定期的な管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の設備属性情報作成装置を示すブロック
図である。
【図2】 従来の設備属性情報作成方法を示すフローチ
ャートである。
【図3】 従来の保全図面管理方法を示すフローチャー
トである。
【図4】 従来の設備データ処理方法を示すフローチャ
ートである。
【図5】 この発明の一実施例の設備図面例を示すブロ
ック図である。
【図6】 この発明の一実施例の設備台帳データベース
の構造を示すブロック図である。
【図7】 この発明の一実施例の設備台帳データベース
の基礎構造を示すブロック図である。
【図8】 この発明の一実施例の設備台帳データベース
の構造を示すブロック図である。
【図9】 この発明の一実施例の設備台帳の登録画面で
ある。
【図10】 この発明の一実施例の対象データベースの
変更画面である。
【図11】 この発明の一実施例の特異テーブルの入力
画面である。
【図12】 この発明の一実施例の検索条件入力画面で
ある。
【図13】 この発明の一実施例の検索結果一覧画面で
ある。
【図14】 この発明の一実施例の設備情報表示画面で
ある。
【図15】 この発明の一実施例の抽象化したテーブル
の一覧表示画面である。
【図16】 この発明の一実施例の関連情報表示画面で
ある。
【符号の説明】
601 データベース名階層 602 設備名称階層 603 設備情報階層 605 キー項目(ID項
目) 606 設備
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G06F 17/50 614 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベース名を登録するデータベース
    名階層、上記データベース名に関係付けられた設備名称
    を共通情報として登録する設備名称階層、上記設備名称
    を個別の設備に関係付け、この個別の設備を特定するこ
    とのできるキー項目とこのキー項目に関係付ける設備情
    報を登録する設備情報階層からなる基本テーブルと、こ
    の基本テーブルと構造が同一で各業務目的に応じた設備
    の少なくとも1つの特異テーブルからなるデータベース
    システムを備え、上記設備を特定するキーとなるキー
    目を設定し、設備を管理する目的に応じて上記基本テー
    ブルと上記特異テーブルとをユニークに結び付け多目的
    な複数種類の設備情報を一括管理することを特徴とする
    設備管理システム。
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