JP4767226B2 - ガスライター - Google Patents

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本発明は喫煙用ガスライターに関し、特に不使用時の不用意な点火を防いだガスライターに関する。
周知のように、喫煙に用いられる放電着火式ガスライターはライター本体の内部に圧電ユニット及びガス弁を内蔵しており、着火レバーの手動操作により圧電ユニット及びガス弁が動作されるのが普通であるが、不用意に着火レバーが誤操作されると、着火する危険性がある。
このため、従来では、例えば特開2001−65865号公報に示されているように、使用後に燃料ガスの噴出を遮断する構造や、特開2005−024145号公報に示されているように、燃料注入時の着火レバーの誤作動を防止する構造が提案されている。
特開2001−65865号公報 特開2005−024145公報
しかしながら、前述したような従来の改良構造では、ポケット中等で着火レバーが誤操作されることや、幼児の誤操作の危険に対しては無防備であり、これらの不用意な誤操作により、可燃性ガスの漏出や火傷の危険性は避けられない。
本発明の目的は、以上に述べたような従来のガスライターの問題に鑑み、不使用時にあっては着火レバーが不作動状態に鎖錠され、簡単な操作で操作可能状態となり、しかも使用後に着火レバーを簡単に不作動位置に戻すことができるガスライターを得るにある。
この目的は、本発明によれば、圧電ユニット及びガス弁を内蔵したガスライターにおいて、圧電ユニットの頭部を押圧できる押圧部を有した揺動部材をライター本体の内部に組込み、付勢手段によりライター本体からの突出方向に付勢した着火レバーを前記揺動部材に摺動可能に支持し、着火レバーに対する係合により前記付勢手段に抗して着火レバーをライター本体内の引込み位置に保持する手動可能なロックボタンを付勢ばねで付勢してライター本体に付設したガスライターにより達成される。
本発明によれば、不使用時にあっては着火レバーが不作動状態に鎖錠され、簡単な操作で操作可能状態となり、しかも使用後に着火レバーを簡単に不作動位置に戻すことができるので、不使用時に着火レバーが誤操作される危険性を回避できる。
1)前記付勢手段は前記揺動部材と着火レバーとの間に介在させたコイルスプリングであることを特徴とする構造、
2)前記着火レバーは前記揺動部材との間に設ける長孔及びスライドピンにより揺動部材に対して摺動可能に支持される構造、
3)前記ロックボタンは指先で押込むことができる着火レバーの外端部の下部に形成する係合孔に係合可能な係合爪を有し、ライター本体の外面に露呈された指掛けを手動操作することにより前記付勢ばねに抗して前記係合孔から係合爪を外すことができる構造、
4)前記圧電ユニットの頭部と前記ガス弁との間にはライター本体の内部の支点部材により中間部を支点支持された開弁レバーが配置されたこと構造
を提案するものである。
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説明する。
図面中、符号「1」は火口1a及び通気孔1bを形成されたライター本体1を、符号「2」はライター本体1中に内臓された圧電ユニット2を、符号「3」はノズル3aをもつガス弁3をそれぞれ示している。
図1において、樹脂成形されるライター本体1の内部には揺動軸4に枢支された揺動部材5が組み込まれ、この揺動部材5の押圧部5aは圧電ユニット2の頭部2aに臨まされ、図1における揺動軸4を中心とした時計方向の揺動部材5の揺動により圧電ユニット2の頭部2aが押下げられる。また、ライター本体1の内部にはストッパ6が配置され、このストッパ6により揺動部材5の反時計方向の位置規制が行われる。
前記揺動部材5の上部には樹脂成形された着火レバー7が摺動可能に支持され、手動操作可能な着火レバー7は揺動部材5との間に設けるスライドピン8と長孔9との係合により摺動範囲が規制される。
そして、前記揺動部材5のばね受け10と着火レバー7との間にはコイルスプリング11が介在され、このコイルスプリング11により揺動部材5に対して着火レバー7が図1の右方向へ付勢される。
外端部7cの右面に指先を当ててライター本体1の内部に引込めることができる着火レバー7の上面7dには、図3に示す着火レバー7の操作可能状態のとき親指を当てることができ、この状態で着火レバー7を下方に押すことにより、揺動部材5の押圧部5aを介して圧電ユニット2の頭部2aを下降し、ノズル3a先端位置にある電極(図示せず)に着火放電を行うことができる。
一方、着火レバー7はその左端にシャッタ部7aを有し、このシャッタ部7aは、着火レバー7が図1の引込み位置にあるとき火口1aの内部を覆い、火口1aからの異物の進入を防止できる。
前記着火レバー7の外端部7cの下面には係合孔7bが形成され、同係合孔7bに臨んだライター本体1の側壁には付勢ばね12で上方に向かって付勢されたロックボタン13が上下動可能に支持される。即ち、このロックボタン13は前記係合孔7bに落込める係合爪13aを備え、ライター本体1外に露呈した指掛け13bを下方に引くことにより係合爪13aが着火レバー7の係合孔7bから外れる。
前記ライター本体1の内部にはガス弁3と圧電ユニット2との中間に位置した支点部材14が位置され、この支点部材14には板ばねからなる開弁レバー15が支持される。この開弁レバー15の右端部15aは圧電ユニット2の頭部2aの下面に臨まされ、開弁レバー15の左端部15bはガス弁3のカラーの下面に臨ませてあるので、圧電ユニット2の頭部2aにより開弁レバー15の右端部15aが下降されると、支点部材14を支点として開弁レバー15の左端部15bが上昇され、ガス弁3が開かれ、ノズル3aの先端から可燃性ガスが噴出されることになる。
図示実施例によるガスライターは、以上のような構造であるから、不使用状態における各部材は図1に示すような状態にある。つまり、ライター本体1の火口1aが着火レバー7のシャッタ部7aで覆われ、着火レバー7はロックボタン13の係合により引込んだ位置に鎖錠されている。
したがって、ライター本体1の内部へ外部からの異物が侵入されるのが防止されると共に、着火レバー7がライター本体1の内部に完全に引込んだ不作動位置に保持されているため、着火レバー7を外部から操作することは不可能で、これにより不用意の着火レバー7の操作を防止できる。
ガスライターを使用するには、図2に示すように、ロックボタン13の指掛け13bに指先を当て、同ロックボタン13を下向きに僅かに押下げればよい。
このロックボタン13の操作で、係合爪13aが着火レバー7の係合孔7bから外れるので、図3に示すように、着火レバー7の外端部がコイルスプリング11の力によりライター本体1の外部へ押出される。この結果、着火レバー7のシャッタ部7aがライター本体1の火口1aから外れ、着火の準備が整う。
したがって、図4に示すように、着火レバー7の外端部7cを下向きに押すと、着火レバー7を支持している揺動部材5が揺動軸4を中心として時計方向に揺動され、揺動部材5の押圧部5aにより圧電ユニット2の頭部2aが押下げられる。この場合、着火レバー7の押下げに伴って、コイルスプリング11が「U」字状に撓み、揺動部材5の反時計方向への復元力が蓄勢される。これと同時に、圧電ユニット2の頭部2aの下降により開弁レバー15の右端部15aが押下げられ、開弁レバー15の左端部15bによりガス弁3が開かれ、ノズル3aの先端から可燃ガスが噴出され、圧電ユニット2の放電により同可燃ガスが燃焼される。
使用後に、着火レバー7から指先を離せば、圧電ユニット2の頭部2aの復元力及びコイルスプリング11の蓄勢復元力により、着火レバー7及び揺動部材5が図3の実線示の位置に戻るから、指先で着火レバー7の外端部7cをライター本体1中に押込めば、ロックボタン13の係合爪13aにより着火レバー7がライター本体1中に鎖錠される。
図示例のガスライターにあっては、不使用時の着火レバー7はライター本体1中に引込んだ状態におかれ、しかもロックボタン13で着火レバー7が鎖錠されるため、着火レバー7の不用意な操作で着火されることを回避でき、安全性の高いガスライターを提供できる。
前述した実施例においては、着火レバー7をコイルスプリング11で付勢する構造を例示したが、このコイルスプリング11は他の付勢手段で置換でき、また、スライドピン8を揺動部材5に、着火レバー7に長孔9を形成した例を例示したが、スライドピン8に長孔9を、着火レバー7にスライドピン8を設けてもよい。そして、開弁レバー15は他の構造のシーソ部材であってもよい。
本発明のガスライターの一部破断正面図である。 ロックボタンを押下げた状態の一部破断正面図である。 着火レバーを開放した状態の一部破断正面図である。 着火レバーを押下げた状態の一部破断正面図である。
符号の説明
1 ライター本体
2 圧電ユニット
3 ガス弁
4 揺動軸
5 揺動部材
6 ストッパ
7 着火レバー
11 コイルスプリング
12 付勢ばね
13 ロックボタン
15 開弁レバー

Claims (6)

  1. 圧電ユニット及びガス弁を内蔵したガスライターにおいて、圧電ユニットの頭部を押圧できる押圧部を有した揺動部材をライター本体の内部に組込み、付勢手段によりライター本体からの突出方向に付勢した着火レバーを前記揺動部材に摺動可能に支持し、着火レバーに対する係合により前記付勢手段に抗して着火レバーをライター本体内の引込み位置に保持する手動可能なロックボタンを付勢ばねで付勢してライター本体に付設したことを特徴とするガスライター。
  2. 前記付勢手段は前記揺動部材と着火レバーとの間に介在させたコイルスプリングであることを特徴とする請求項1記載のガスライター。
  3. 前記着火レバーは前記揺動部材との間に設ける長孔及びスライドピンにより揺動部材に対して摺動可能に支持されることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかひとつに記載のガスライター。
  4. 前記ロックボタンは指先で押込むことができる着火レバーの外端部の下部に形成する係合孔に係合可能な係合爪を有し、ライター本体の外面に露呈された指掛けを手動操作することにより前記付勢ばねに抗して前記係合孔から係合爪を外すことができることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかひとつに記載のガスライター。
  5. 前記圧電ユニットの頭部と前記ガス弁との間にはライター本体の内部の支点部材により中間部を支点支持された開弁レバーが配置されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかひとつに記載のガスライター。
  6. 前記着火レバーは、引込み位置にあるとき、ライター本体の頂部の火口を内部から覆うシャッタ部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかひとつに記載のガスライター。
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