JP2003014230A - スライドライターの児童操作防止装置 - Google Patents

スライドライターの児童操作防止装置

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JP2003014230A
JP2003014230A JP2001196673A JP2001196673A JP2003014230A JP 2003014230 A JP2003014230 A JP 2003014230A JP 2001196673 A JP2001196673 A JP 2001196673A JP 2001196673 A JP2001196673 A JP 2001196673A JP 2003014230 A JP2003014230 A JP 2003014230A
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lighter
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lever
child
operation lever
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JP2001196673A
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Kazuhiko Suganuma
和彦 菅沼
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EIRIN SHOJI KK
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EIRIN SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着火操作レバーを操作しにくくした機構を、
スライドタイプのライターに部品点数の少ない、かつ組
み込みやすく設けることができるようにし、更に従来の
ライターの着火操作レバーの構造をわずかに変えるだけ
で組み込むこともできる構造のスライドタイプライター
の児童操作防止装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 上部を水平方向に押すための操作部に、
ライター着火操作レバーの水平端部を挿入する開口部を
形成すると共に、ライター着火操作レバーから外れない
ように抜け防止部を設け、操作部から垂下して一体的に
設けられ下端にタンク本体と当接するストッパー部を有
する可撓垂下部を有し、操作部を水平方向に移動可能に
する案内部を、操作部とストッパー部との間の可撓垂下
部に設けると共に案内部とストッパー部との間にライタ
ー着火操作レバーの一端を支点として当接し、操作部を
水平方向に移動した時に可撓垂下部が変形されてストッ
パー部がタンク本体との当接を解除することによりライ
ター着火操作レバーの作動を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、児童がライターの着火
操作レバーを作動して焼けどしたり、火災を発生させる
等の事故を防止するために、ライターの着火操作レバー
操作を難しくしたスライドライターの児童操作防止装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、このような児童のライターによる
事故を防止するために、ライターの着火操作レバーの操
作をしにくくした機構をライターに搭載する義務を法律
で規定する国が、米国、カナダ、メキシコ、オーストラ
リヤ等につづいて徐々に増えてきており、ライター業界
各メーカーはライターの着火操作レバーの操作を難しく
した児童操作防止装置について特許を取得しながら対応
しているのが現状である。このようにライターの着火操
作レバーの操作をしにくくした機構をライターに搭載す
る義務を法律で規定することが、いずれ日本やヨーロッ
パにも波及するものと思われる。
【0003】また、ライターの着火操作レバーにロック
装置を設けたものもあるが、これらはライターの不使用
時や運搬時の安全やのためのものであり、そのロックの
解除と着火操作とを関連づけて一連の関係を構造的に特
別なものとし、2種類の相反する動作をどのように関連
させて着火操作レバーを操作しにくい機構にするかが要
求される。従ってロック装置は、児童操作防止装置とし
ての安全面から要求される構造のものと区別すべき構造
であり、ライターの着火操作レバーの操作を難しくする
という構造のものと、ライターの着火操作レバーの操作
を不能にするロック装置のロック構造のものとは異な
る。
【0004】さらにまた、ライターの種類によりその着
火操作レバーの構造にはいろいろなものがあるが、大き
く分けて上から下に押すプッシュタイプと、水平方向に
移動するスライドタイプのものがある。プッシュタイプ
のライターでは、水平方向にバネを使用してこのバネに
抗して水平方向に押しつづけながらロックを解いてライ
ターの着火操作レバーを下の方向に押して着火操作がで
きる着火操作レバーを操作しにくくした機構が知られて
いるが、バネを用いるために部品点数が2点になると共
に、その組込みが難しいという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、着火
操作レバーを操作しにくくした機構を、スライドタイプ
のライターに部品点数の少ない、かつ組み込みやすく設
けることができるようにし、更に従来のライターの着火
操作レバーの構造をわずかに変えるだけで組み込むこと
もできる構造のスライドタイプライターの児童操作防止
装置装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスライドタ
イプライターの児童操作防止装置は、上部を水平方向に
押すための操作部に、ライター着火操作レバーの水平端
部を挿入する開口部を形成すると共に、ライター着火操
作レバーから外れないように抜け防止部を設け、操作部
から垂下して一体的に設けられ下端にタンク本体と当接
するストッパー部を有する可撓垂下部を有し、操作部を
水平方向に移動可能にする案内部を、操作部とストッパ
ー部との間の可撓垂下部に設けると共に案内部とストッ
パー部との間にライター着火操作レバーの一端を支点と
して当接し、操作部を水平方向に移動した時に可撓垂下
部が変形されてストッパー部がタンク本体との当接を解
除することによりライター着火操作レバーの作動を可能
にする構成を特徴とする。
【0007】
【作用】従って、本発明に係るスライドタイプライター
の児童操作防止装置は、ライター着火操作レバーの水平
端部を挿入する開口部を形成しライター着火操作レバー
から外れないようにする抜け防止部を有し上部を水平方
向に押すための操作部と、この操作部から垂下して下端
にタンク本体と当接するストッパー部を有する可撓垂下
部とを一体的に設けた簡単な構成なので、ライター着火
操作レバーへの装着が容易であると共に、従来のライタ
ーの着火操作レバーの構造をわずかに変えるだけで組立
ることができる。
【0008】また操作部を水平方向に移動可能にする案
内部を、操作部とストッパー部との間の可撓垂下部に設
けると共に案内部とストッパー部との間にライター着火
操作レバーの一端を支点として当接し、操作部を水平方
向に移動した時に可撓垂下部が変形されてストッパー部
がタンク本体との当接を解除することによりライター着
火操作レバーの作動を可能にしたので、児童が操作しに
くい水平方向である前の方向に一度スライドさせた状態
で操作部を後方にスライドさせて下げるため、児童には
着火操作することが非常に困難になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
〜図7の図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る
スライドタイプライターの児童操作防止装置がライター
の着火操作レバー1に装着されている断面図を示す。児
童操作防止装置を構成する児童操作防止部材2は図2に
その詳細を斜視図で示されている。この児童操作防止部
材2は上面に水平方向に押すためのすべり止の凹凸を形
成した押し操作部3を有する。またこの操作部3に、ラ
イター着火操作レバー1の水平端部4を挿入する開口部
5を形成すると共に、ライター着火操作レバー1から外
れないように抜け防止フック部6を設けている。
【0010】更に操作部3から板状の可撓垂下部7を垂
下して一体的に設け、可撓垂下部の下端にタンク本体8
と当接するストッパー面9を有する。操作部3を水平方
向に移動可能にする案内部として、操作部3とストッパ
ー面9との間の可撓垂下部両側に円筒状の脱落防止案内
ピン10,10を突出して設け、脱落防止案内ピン10,
10を児童操作防止部材2に形成した水平案内溝11内
に挿入する。図1の状態では脱落防止案内ピン10,1
0とストッパー面9との間の可撓垂下部7にライター着
火操作レバー1の一端を支点12として当接している。
本実施形態では操作部3と抜け防止フック部6と可撓垂
下部7とを別々の部材で形成して接着固定しているが、
一つの材料で一体成形してもよい。
【0011】図2の児童操作防止部材2は、図1に示す
ライター着火操作レバー1の左上部で図面上の左側から
脱落防止案内ピン10,10をライター着火操作レバー
1の水平方向の案内溝11に入れるように押すと、水平
案内溝11内の脱落防止案内ピン10,10と、抜け防
止フック部6と、支点12として当接しているライター
着火操作レバー1の一端とでお互いの弾性によりパチン
と図1の状態に嵌め込まれ、児童操作防止部材2とライ
ター着火操作レバー1とが一体的に装着される。
【0012】図1の状態でライター着火操作レバー1を
矢印の方向に押しても可撓垂下部7の下端にあるストッ
パー面9がタンク本体8とロック状態にあるので、ライ
ター着火操作レバー1で着火操作を行なうことができな
い。着火操作を行うには、図5に示すように操作部3を
矢印の方向、即ちライターの前方向に押すことにより行
われる。この前の方向に押す動作により、児童操作防止
部材2の可撓垂下部7とライター着火操作レバー1の支
点12とが当接され、更に押されて図2に示すように可
撓垂下部7の下端が後方に変形される。この変形により
可撓垂下部7の下端にあるストッパー面9がタンク本体
8とのロック状態を開放する。従ってライター着火操作
レバー1を図7に示す矢印の方向に操作することにより
ライター着火操作レバー1で着火操作を行なうことがで
きる。
【0013】なお、着火操作は、従来のライターと同様
に行われ、ライター着火操作レバー1がその軸13を介
して回転されて行われ、圧電素子押圧腕14で圧電素子
15を押圧して点火部材16からの火花でガスノズル1
7からのガスに点火される。児童操作防止部材2のもと
の位置への復帰は樹脂の弾性による自然復帰で行われ
る。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明の
構成によれば、児童操作防止装置を一度ライターの前方
へスライドさせた状態にして下げるので、子供にはライ
ター着火操作レバーで着火操作を行なうことが非常に困
難となる。また児童操作防止装置の操作部を水平方向に
移動した時にその可撓垂下部のストッパー部をタンク本
体とロック状態の当接を解除してライター着火操作レバ
ーの作動を可能にするので、着火児童操作防止装置の操
作部操作レバーを操作しにくくした機構を部品点数の少
なくして組み込みやすく設けることができる。更にライ
ター着火操作レバーの水平端部を挿入する開口部を形成
すると共に、ライター着火操作レバーから外れないよう
に抜け防止部を設け、案内部とストッパー部との間にラ
イター着火操作レバーの一端を支点として当接する構造
としたので、従来のライターの着火操作レバーの構造を
わずかに変えるだけで組み込むこともできるスライドラ
イターの児童操作防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライドライターの児童操作防止
装置の要部を示す断面図。
【図2】本発明に係る児童操作防止部材の拡大斜視図。
【図3】本発明に係るスライドライターの児童操作防止
装置を示す図1の後面図。
【図4】本発明に係るスライドライターの児童操作防止
装置を示す図1の平面図。
【図5】本発明に係るスライドライターの児童操作防止
装置の操作部を水平前方に押した状態を示す要部断面
図。
【図6】本発明に係るスライドライターの児童操作防止
装置を示す図5の平面図。
【図7】本発明に係るスライドライターの児童操作防止
装置の操作部を矢印の方向に押してライター着火操作レ
バーで着火操作を行うた状態を示す要部断面図。
【符号の説明】 1 着火操作レバー 2 児童操作防止部材 3 押し操作部 4 水平端部 5 開口部 6 抜け防止フック部 7 可撓垂下部 8 タンク本体 9 ストッパー面 10 円筒状の脱落防止案内ピン 11 水平案内溝 12 支点 13 軸 14 圧電素子押圧腕 15 圧電素子 16 点火部材 17 ガスノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライター着火操作レバーに装着されてラ
    イター着火操作レバーの作動を不能にする児童操作防止
    装置において、上部を水平方向に押すための操作部に、
    前記ライター着火操作レバーの水平端部を挿入する開口
    部を形成すると共に、ライター着火操作レバーから外れ
    ないように抜け防止部を設け、前記操作部から垂下して
    一体的に設けられ下端にタンク本体と当接するストッパ
    ー部を有する可撓垂下部を有し、前記操作部を水平方向
    に移動可能にする案内部を、前記操作部と前記ストッパ
    ー部との間の前記可撓垂下部に設けると共に前記案内部
    とストッパー部との間に前記ライター着火操作レバーの
    一端を支点として当接し、前記操作部を水平方向に移動
    した時に前記可撓垂下部の前記ストッパー部がタンク本
    体との当接を解除してライター着火操作レバーの作動を
    可能にすることを特徴とするスライドライターの児童操
    作防止装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部、前記抜け防止部および前記
    可撓垂下部をそれぞれ別体で構成し、接着で一体にした
    ことを特徴とする請求項1に記載の児童操作防止装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部が脱落防止ピンであって前記
    ライター着火操作レバー水平溝で案内されることを特徴
    とする請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の児
    童操作防止装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6840759B2 (en) * 2002-01-04 2005-01-11 Ronson Corporation Igniter incorporating a safety locking device
CN100465514C (zh) * 2006-09-11 2009-03-04 李中坚 一种安全型打火机
JP4518518B1 (ja) * 2009-11-27 2010-08-04 株式会社グランツ ライター
JP2012042065A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Sarome:Kk ガスライタ

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Effective date: 20040427

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Effective date: 20040903