JP3159580U - 子供の使用防止対策を施した圧電点火式ライター - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造で、子供の使用の防止対策を施した圧電点火式ライターを提供する。【解決手段】スライドキャップの点火操作を禁止する係止部材が、下方に延びてライター本体と係脱する係止部と、前方に延びてライター上面からの押圧操作による揺動を可能にする操作腕と、係止部及び操作腕の中間でスライドキャップに回動可能に軸支される回動部と、操作腕をスライドキャップ上面に突出させるコイルばねとを備えた略L字型の部材であり、回動部が、スライドキャップの手元側の縁から1mm以上離れた箇所で軸支される。【選択図】図1
Description
本発明は、小さい子供が点火操作をできないような使用防止対策を施した圧電点火式のライター及びそのための使用防止機構に関する。
圧電点火式のライターは、内部に圧電素子を備えた点火装置を有し、点火装置の可動部を内蔵ばねの力に抗して一定以上押し込むと、内蔵ばねが逆方向に弾発して圧電素子を打撃し、ノズル口部に電気火花を生じさせて点火する。このようなライターは、やすり車を直接操作する従来のライターに比べて弱い力で点火できる利点を持っている。
点火装置の可動部を押圧するための操作手段としては、押しボタン式のものとスライド式のものがある。押しボタン式はライター上端に上下摺動可能に嵌装されて常時上部に付勢されているボタン部材を下方に押圧することで、前記の点火装置の可動部を移動させるものである。スライド式はライター上側部の前後方向中央部の回動軸上に軸支されて常時一方向に付勢されているスライド部材を後方(手元側のやや下方)に倒し、スライド部材の下部に連結された押圧腕又は伝動機構により前記の点火装置の可動部を移動させるものである。スライド部材はまたライター本体のノズルを保護するキャップを兼ねている場合が多い。
圧電点火式のライターは弱い力で点火でき、工夫された操作手段を備えることにより操作性も優れているが、その反面、小さい子供が見よう見まねで操作して火傷をしたり、事故を起こすおそれがあると指摘されている。そこで安全意識の高まりに従って、操作部材の作動に必要な操作力を大きくしたり、ロック機構を設ける等、子供の使用を防止するための様々な装置が提案されている。
特開2003−14230号公報記載の発明は、スライド式ライターの児童操作防止装置に関するもので、児童が大人の操作を模倣して着火操作をするのを防ぐには単に着火操作レバーにロック機構を設けるだけでは十分でないとの考えに基づいて、まず着火操作レバーの手元側端部に装着された操作防止部材を前方に押して垂下部の端面をタンク本体から離脱させ、その後操作レバーを後方にスライドさせて着火させるというやや複雑な操作を要求して、児童が着火できないようにする技術を開示している。
特開2004−101018公報記載の発明
特開2004−101018号公報記載の発明は、スライド式ライターの着火機構における誤操作や児童操作の防止装置に関するもので、操作キャップの手元側の端部に略L字状の係止部材をピンにより回動可能に装着している。そして通常の状態では下方の摩擦係合部がライター本体の端面と係合しており、操作キャップの上面に露出した係止部材の押圧部を押し込んで弾性変形させると、係止部材の梃子作用により摩擦係合部が本体から外れ、操作キャップの操作が可能になる装置を開示している。
特開2004−101018号公報記載の発明は、スライド式ライターの着火機構における誤操作や児童操作の防止装置に関するもので、操作キャップの手元側の端部に略L字状の係止部材をピンにより回動可能に装着している。そして通常の状態では下方の摩擦係合部がライター本体の端面と係合しており、操作キャップの上面に露出した係止部材の押圧部を押し込んで弾性変形させると、係止部材の梃子作用により摩擦係合部が本体から外れ、操作キャップの操作が可能になる装置を開示している。
特表2001−515194号公報記載の発明は、押しボタン式ライターの意図しない使用者による操作を防止するための点火装置に関するもので、アクチュエータ上面の一部をスライド操作することにより点火操作を可能にする技術を開示している。摺動部材はライター本体と係脱する垂直部分とアクチュエータ上面に現れる操作部分を有し、ばねにより手元側へ付勢されている。使用者は摺動部材の操作部分を前方に付勢することにより垂直部分をライター本体から外し、アクチュエータを作動させることができる。
特開2003−14230号公報
特開2004−101018号公報
特開2004−20022号公報
特開2003−14230号公報記載の発明は、着火時にことさらに複雑な操作を要求することにより子供の着火操作を防止しているが、大人が使用する際にはわずらわしい操作となり、使い勝手を悪くする恐れがある。また、この特別な操作をしている様子が外から見えるので、好奇心の強い子供が観察し、真似をする恐れがある。
特開2004−101018公報記載の発明は、スライド式ライターの上面凹部に係止部材の押圧部を押し込む方式であるために、指の大きい大人にとっては操作しにくくなったり、不自然な操作となる可能性がある。一方、押圧部が操作キャップ上面に陥没することで、子供にとっては操作キャップに水平力を加えやすくなり、使用防止の効果が限定されると考えられる。
特表2001−515194号公報記載の発明は、手元側へ付勢された摺動部材を前方へスライドさせることで点火を可能にしているが、この操作は押しボタンの操作と方向が異なる不自然な操作なのでわずらわしく、また外見から容易に看取される。またこの技術は操作部材を後方へスライドさせて着火するスライド式ライターには適用できず、汎用性の点で不満がある。
本考案は、大人にとっては容易に操作できるが子供にとっては操作しにくく模倣しにくいように構成された、子供の使用防止対策を施した圧電点火式ライターを提供することを目的とする。また本考案は、構成が簡易で安価に製造でき、部材の変形や破損による誤動作を起こしにくい使用防止機構を提供することを別の目的とする。さらに、構成を大きく変更しなくてもスライド式ライターと押下げ式ライターの双方に共通に適用できる使用防止機構を提供することを別の目的とする。
本出願の請求項1記載の考案は、使用者の回動又は押下げ操作により点火装置を作動させることのできる操作部材を備えた圧電点火式ライターにおいて、該操作部材の手元側の縁と平行に軸支される回動部と、回動部から前方に延びる操作腕と、回動部から下方に延びる作用腕とを備えた略L字状の係止部材が設けられ、該係止部材は、前記操作腕の少なくとも一部が前記操作部材の手元側の縁より離れた箇所において上方から操作可能となり前記作用腕の係止部がライター本体と当接して操作部材の移動を禁止する第一位置と、前記係止部がライター本体から離脱して操作部材の移動を許可する第二位置との間で回動可能であり、前記第一位置に向かって常時付勢されていることを特徴とする圧電点火式ライターである。
使用者が操作部材の上面の手元側の縁から離れた位置に突出した係止部材の操作腕を押圧すると、係止部材であるL字型部材は操作部材に対して回動部を中心に回動し、操作腕が下側へ、係止腕が手元側へ移動することにより係止腕とライター本体との係合が解除され、操作部材の手前側の回動または下方への移動が可能な点火可能状態となる。使用者が操作腕から指を離すと、前記付勢手段の作用により係止部材が元の位置に復帰するので、点火禁止状態に戻る。使用者は操作腕を押圧したまま操作部材を回動又は押下げ操作することにより、の手元側の縁を手前下側に引いて回動させ、又は下方に押下げることにより、ライターに点火することができる。
請求項2記載の考案は、前記回動部が前記操作部材の手元側の縁から前方に1mm以上離れた箇所で軸支されていることを特徴とする。中空のケースに回動軸を設ける場合、通常なら強度や角部の意匠を考慮して縁に密着した位置に軸を設けるが、あえて1mm以上離れた箇所に軸を設けることにより操作部の可動部分を前方に移動させ、操作部材と係止部材を連動しにくくしている。これにより使用感を損なうことなく、子供の使用防止という目的を達成することができる。なお操作腕の突出部の上面を、押圧時に操作部材の上面にならう形状とし、操作部材上面に凹部を生じないようにすれば上記の使用防止効果を高めることができるので好ましい。
請求項3記載の考案は、点火装置を作動させるためのスライドキャップを備えたいわゆるスライド式ライターに請求項2記載の係止部材を設けたものである。スライドキャップは操作部材はライター本体上の支点に回動可能に軸支され使用者が上面を手前側に回動させたときに点火装置を作動させることのできる作用腕を備えている。また前記係止部材は、前記操作腕とスライドキャップとの間に設けられたコイルばねにより前記第一位置に向かって常時付勢されていることを特徴とする。
係止部材の操作腕をスライドキャップ上面の、手元側の縁から離れた位置に突出させ、使用者にはこの操作腕を押圧しながらスライド操作を行わせることにより、子供による点火操作をしにくくするものである。大人であれば親指の先端部で操作腕を押圧し、同時に第一関節の内側などでスライドキャップを手前下側に引くことにより容易に点火することができるが、子供は操作腕から指を離さずにスライドキャップを引くことが難しい。従って装置の使い勝手を損なうことなく、子供による使用を防ぐことができる。また本考案を大人が使用する場合、外見上は通常のスライド式ライターと同じ操作なので、子供の模倣を防ぐことができる。係止部材の付勢にコイルばねを用いれば耐久性が増し、部材の変形や破損による故障を避けることができる。
請求項4記載の考案は、押しボタン式ライターに請求項2記載の係止部材を設けたものである。押しボタン部材はライタ本体の上端に上下摺動可能に嵌装され、前記係止部材の操作腕の下面には前記点火装置の可動部に当接する作用突起が設けられ、使用者が該操作腕を押しボタン部材の上面と共に押下げることにより点火装置を作動させられるように構成され、前記係止部材は該点火装置の可動部の反発力により前記第一位置に向かって常時付勢されていることを特徴とする。
係止部材の操作腕を押しボタン上面の、手元側の縁から離れた位置に突出させ、使用者にはこの操作腕を押圧しながらスライド操作を行わせることにより、子供による点火操作をしにくくするものであり、スライド式ライターの場合と同様に、装置の使い勝手を損なうことなく子供による使用を防ぐことができ、また外見上は通常の押下げ操作であることから、子供の模倣を防ぐことができる。可動部材の反力をそのまま係止部材の付勢手段として用いれば、専用の弾性部材を省くことができ、小型・簡易で安価な構成とすることができる。
本考案では、圧電点火式のライターにおいて、操作部材にL字状部材からなる係止部材を設け、係止部材の操作腕のうちの一部分を前記操作部材の上面から突き出し、この部分を押圧しながら操作部材をスライド又は押下げることにより点火可能な構成としたことにより、大人にとっては通常と同じ方法で操作でき、子供にとっては操作しにくく模倣しにくい利点がある。
以下、図面を参照しながら、本考案の具体的な実施形態について説明する。
圧電点火式ライターのライター本体には点火装置及び燃料供給装置が内蔵されている。点火装置は、圧電素子を利用した固定部とそれに摺動可能に内嵌され一部が突出している可動部からなり、可動部は内部のばねにより通常は突出方向に付勢されているが、ばねの力に抗して可動部を一定以上押し込むと内部のばねが弾発し圧電素子を打撃し、発生したした高電圧が燃料供給装置のノズル口部の電極に導かれ、ノズル口部に電気火花を生じるようになっている。また操作部と連動するレバー部材などを用いて燃料供給装置のノズルを開き、電気火花とタイミングを合わせて可燃ガスを噴出させるようにした公知の開弁機構も設けられている。
図1ないし図4は、スライド式ライターにおける点火装置の可動部を押し込むための操作手段に関するものである。特に図1に示されるように、スライドキャップ2はライター本体1の上部を覆うスライド操作部2aを有し、スライド操作部2a裏面から下方へ突設された回動部2bにおいてライター本体1の側壁に回動可能に軸支されている。スライドキャップ2の下部にはまたスライドキャップ2の揺動操作により点火装置6の可動部6aを押圧して高電圧を発生させる作用腕2cが連接されている。
スライドキャップ2の手元側端部には、左右の側壁2d、2eで挟まれた溝部が形成され、各側壁2d、2eの手前側上端にはスライド操作時に指を掛けるための突起2fが設けられ、上面の手元側の縁が持ち上がった形状となっている。使用者はこの突起に指を掛けることにより、スライドキャップ2がロックされていない状態であれば容易にスライド操作部2aを手前下側にスライドさせることができる。またこの突起は、キャップ全体が上方から押されたときに、ロックレバー操作腕が押されてロックが解除されてしまう不都合な現象を防ぐ。
係止部材であるロックレバー3は略L字型の形状であり、前方(ノズルに近い方向)に延びる操作腕3aと下方に延びる係合腕3bとを有する。側壁2d、2eの上部で、手元側の縁から前方へ1mm程度の位置に、溝部を横断する方向に回動軸である止めピン5が架設され、ロックレバー3の中央部が回動可能に軸支されて回動部を構成している。止めピン5の位置がスライドキャップの手元側から1mm以上離れていることにより、スライド操作部2aの上面における操作腕3aの突出部分を手元縁から離れた場所にでき、また、操作腕3aの動作角度を大きくできる効果がある。操作腕3aの先端付近の上面にはレバーの操作を確実にするための凹凸3dが設けられ、付け根部分の上面にはスライドキャップ2の突起2fの形状にならう突起3eが設けられている。また係合腕3bの先端付近の内面には、ライター本体と当接してスライドキャップ2の手前下方(図の右下)への移動を阻止するための係合突起3fが設けられている。
ロックレバー3は、操作腕3aの上部がスライド操作部2aの上面に突出して押圧操作可能となる第一の位置(図2)と、操作腕3aの上部がスライド操作部2a内に没する第二の位置(図3)との間で往復可能であり、通常は操作腕3aとスライドキャップ2の溝部との間に装着されたコイルばね4により図中の時計回りに付勢され、係合腕3bがスライドキャップ2の他の一部に当接することで前記第一の位置に止められている。操作腕3aが前記第一の位置にあるときは、係合部である係合腕3bの係合突起3fがライター本体1の対応する端面と当接し、スライド操作部2aのスライド操作を阻止する。操作腕3aが押し込まれて第二の位置にあるときは、係合腕3bが手元側に移動して係合突起3fがライター本体1の対応する端面から外れ、スライド操作部2aのスライド操作が可能となる。
このスライド式ライターを点火するには、親指の先端部でスライド操作部2aの上面に突出しているロックレバー3の操作腕3aを下方に押圧して、ライター本体1と係合突起3fの係合を解除すると同時に、スライド操作部2aの上面の手元側の縁にある突起2fに指の腹の部分を掛け、スライドキャップ2全体を大きく手前下側にスライドさせる必要がある(図4)。指の大きい大人であれば、親指の先端部で操作腕3aを押しながら、そのまま第一関節の内側で突起2fを手前に引いて容易に点火操作を行うことができるが、指の小さい子供はスライド操作部2aの角から離れた操作腕3aを押しながら容易に突起2fを手前下側にスライドさせることができないので、子供による点火は難しい。また大人であれば通常のスライド操作と外見上同一の操作で点火できるので、子供に模倣されにくい利点がある。使用後にスライド操作部2aから手を離すと、可動部6aの反発力によりスライドキャップ2は図2の位置に復帰する。
図5ないし図9は、押しボタン式ライターにおける点火装置の可動部を押し込むための操作手段に関するものである。押しボタン式ライター10は操作手段としてライター本体11の上部のうちノズルと反対側の半分程度を占める押しボタン12を備えている。押しボタン12は、ノズルカバーと上面が揃う上側の位置と、点火装置16の可動部16aの可動範囲の下端に対応する下側の位置との間で摺動可能に設けられ、押しボタン12の下降操作により点火装置16の可動部16aが押圧されるように構成されている。押しボタン12の手元側端部には、左右の側壁12d、12eで挟まれた溝部12cが形成されている。
係止部材であるロックレバー13は略L字型の形状であり、前方(ノズルに近い方向)に延びる操作腕13aと下方に延びる係合腕13bとを有する。側壁12d、12eの上部で、手元側端部から1mm程度の位置に、溝部12cを横断する方向に回動軸である止めピン15が架設され、ロックレバー13の中央部が回動可能に軸支されて回動部を構成している。この止めピン15の位置が押しボタン12の手元側から1mm以上離れていることにより、押しボタン12の上面における操作腕13aの突出部分を手元縁から離れた場所にでき、また、操作腕13aの動作角度を大きくできる効果がある。
ロックレバー13の操作腕13aの下面には、直接に点火装置16の可動部16aの上面と当接する作用突起13fが設けられている。係合腕13bの先端は、ライター本体の対応する端面と当接することにより係合部として押しボタン12の下降を阻止するように構成されている。
ロックレバー13は、操作腕13aの上部が押しボタン12の上面と同じ程度の高さまたはそれより突出して上方から操作可能となる第一の位(図5)と、操作腕13aの上部が押しボタン12内に没する第二の位置(図7)との間で往復可能であり、通常は点火装置16の可動部16aの反発力により前記第一の位置へ付勢されている。操作腕13aが前記第一の位置にあるときは、係合腕13bの先端がライター本体11の対応する端面と当接し、押しボタン12の押下げ動作を阻止する。操作腕13aが押し込まれて第二の位置にあるときは、係合腕13bが外側に移動して先端がライター本体1の対応する端面から外れ、押しボタン12の押下げ操作が可能となる。
この押しボタン式ライターを点火するには、親指の先端部で押しボタン12の上面に突出しているロックレバー13の操作腕13aを下方に押圧して溝部12cの内側に押し込み、係合腕13bの係合を解除すると同時に、押しボタン12の上面の全体を下方に押圧して、押しボタン12をライター本体11の内部へ移動させ、ロックレバー13の作用突起13fで点火装置16の可動部16aを押し込む必要がある(図8)。指の大きい大人であれば、親指の先端部でロックレバー13の操作腕13aを押しながら、そのまま第一関節までを押しボタン12の上面に掛けて無理なく押しボタン12を押下げることができるが、指の小さい子供は押しボタン12の手元側の縁から離れた操作腕13aを押し込むために指を不自然に伸ばさなければならないので、容易にこの操作を行うことができない。また大人であれば通常のスライド操作と外見上同一の操作で点火できるので、子供に模倣されにくい利点がある。使用後に押しボタン12及び操作腕13aから手を離すと、可動部16aの反発力により押しボタン12及びロックレバー13は図5の位置に復帰する。
なお本実施例では簡易化のため点火装置15の可動部16aがロックレバー13と共に押しボタン12を上方に付勢し、通常位置に復帰させるようにしているが、押しボタン12の復帰に専用のコイルばねや他の弾性手段を用いることもできる。
本考案に係る圧電点火式ライターによれば、簡易な構成により子供が点火することによるやけどや焼損事故が防止でき、安全上大きな利益がある。
1 ライター本体
2 スライドキャップ
2a スライド操作部
2b 回動部
2c 作用腕
2d、2e 側壁
2f 突起
3 ロックレバー
3a 操作腕
3b 係合腕
3d 凹凸
3e 突起
3f 係合突起
4 コイルばね
5 止めピン
6 点火装置
6a 可動部
11 ライター本体
12 押しボタン
12d、12e 側壁
13 ロックレバー
13a 操作腕
13b 係合腕
13f 作用突起
15 止めピン
16 点火装置
16a 可動部
2 スライドキャップ
2a スライド操作部
2b 回動部
2c 作用腕
2d、2e 側壁
2f 突起
3 ロックレバー
3a 操作腕
3b 係合腕
3d 凹凸
3e 突起
3f 係合突起
4 コイルばね
5 止めピン
6 点火装置
6a 可動部
11 ライター本体
12 押しボタン
12d、12e 側壁
13 ロックレバー
13a 操作腕
13b 係合腕
13f 作用突起
15 止めピン
16 点火装置
16a 可動部
Claims (4)
- 使用者の回動又は押下げ操作により点火装置を作動させることのできる操作部材を備えた圧電点火式ライターにおいて、該操作部材の手元側の縁と平行に軸支される回動部と、回動部から前方に延びる操作腕と、回動部から下方に延びる作用腕とを備えた略L字状の係止部材が設けられ、該係止部材は、前記操作腕の少なくとも一部が前記操作部材の手元側の縁より離れた箇所において上方から操作可能となり前記作用腕の係止部がライター本体と当接して操作部材の移動を禁止する第一位置と、前記係止部がライター本体から離脱して操作部材の移動を許可する第二位置との間で回動可能であり、通常は前記第一位置に向かって付勢されていることを特徴とする圧電点火式ライター。
- 前記回動部が前記操作部材の手元側の縁から前方に1mm以上離れた箇所で軸支されていることを特徴とする請求項1記載の圧電点火式ライター。
- 前記操作部材がライター本体上の支点に回動可能に軸支され使用者が上面を手前側に回動させたときに点火装置を作動させることのできる作用腕を備えたスライドキャップであり、前記係止部材は、前記操作腕の下面とスライドキャップとの間に設けられたコイルばねにより前記第一位置に向かって常時付勢されていることを特徴とする請求項2記載の圧電点火式ライター。
- 前記操作部材がライタ本体の上端に上下摺動可能に嵌装された押しボタン部材であり、前記係止部材の操作腕の下面には前記点火装置の可動部に当接する作用突起が設けられ、使用者が前記操作腕を押しボタン部材の上面と共に押下げることにより点火装置を作動させられるように構成されており、前記係止部材は該点火装置の可動部の反発力により前記第一位置に向かって常時付勢されていることを特徴とする請求項2記載の圧電点火式ライター。
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JP2011242029A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | Sarome:Kk | ガスライタ |
JP6211154B1 (ja) * | 2016-08-10 | 2017-10-11 | 株式会社ドリテック | ガスライター |
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