JP4766834B2 - カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、携帯性に優れたカメラに関する。
従来の銀塩カメラは、フイルムを使用するために、カメラの形状がフイルムのパトローネを収納する空間と、フイルム送りのための空間が必須であったため、これらフイルムに係わる空間によって、カメラの形状には大きな制約があった。
近年、デジタルカメラが広く普及してきているが、一般に、デジタルカメラの外観と形状は、従来の銀塩カメラの外観と形状を踏襲したものがいまだに多く見受けられる。しかし、フイルムを使用しないデジタルカメラの場合には、カメラの形状に、フイルムのパトローネ収納空間やフイルム送り空間による制約を受けないのであるから、比較的自由な外観や形状を採ることができる可能性を秘めている。特に、従来の銀塩カメラに比べて小型で携帯性に優れた新たな外観と形状の設計ができる可能性がある。
ただし、小型化すると、例えば把持する部位が無くなる又は小さくなることからくる撮影時の不安定や、保護蓋の省略による表示部の破損等の小型化に伴う不具合が発生する場合が多くなる。
そこで、これらの不具合を防止するために、非撮影時にはカメラ本体を表示部が覆われるような向きでカバー内に収納し、撮影時にはカメラ本体をカバー内から上方に持ち上げるように回動させて外部に取り出し、カバーを把持部として用いることができるようにして撮影時のカメラ把持をより確実にできるカメラが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、デジタルカメラには、一般に、撮影画像をその場で確認できるためのLCD等からなる表示装置が内蔵されているが、このような液晶表示装置を直接視認するのではなく小さな液晶表示装置の画面を自由曲面プリズムを利用して拡大して見ることができるようにしたテレビ電話の表示・撮像装置などて提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特開2002−152564号公報([要約]、図2、図3) 特関2000−056226号公報([要約]、図1)
ところで、一般にカメラというものは、いつでもどこにでも身に付けて持ち歩くことができるような軽便性と使い勝手の良さが望まれる。いつでもどこにでも持ち歩けるようなカメラの要件は種々有ると考えられるが、例えば、どこにでも持ち歩けるということは、カメラを例えばポケットに入れたり首からぶら下げたりして、ユーザによって多様な形態でカメラが持ち運びされるということが予想される。
このように多様な形態で、いつでもどこにでも身に付けて持ち運びができるようにするには、カメラが小型でかつ持ち運びに適した形状であることが望ましく、更には、小型軽便ではあっても、例えばファインダ部やレンズ部のように他の部分に比較して弱い部分が確実に保護されるような構成となっていることが必要である。
また、単に小型でありながら使い勝手が良くかつ確実な保護機構を備えているというだけではなく、観光や行楽の出先で使用される場合などには、例えば首からぶら下げた場合に見た目を楽しませるような遊び心のある外観や形状を備えていると、観光や行楽先での撮影が一層楽しいものとなってくると考えられる。しかし現在まで、そのようなデジタルカメラは存在していない。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、従来のカメラの外観や形状に拘らない見た目に楽しい新しい外観と形状を有し、携帯に適し、撮影時の取り扱いが安定していて、更には持ち運び時には構造的に脆弱な部分の破損が防止されるようにも考慮されたカメラを提供することである。
以下に、本発明に係わるカメラの構成を述べる。
本発明のカメラは、前面に撮影レンズを有する撮像ユニットと、前記撮像ユニットの撮影レンズが設けられた前面に配置され、当該撮影レンズの光軸に垂直な面で、該撮像ユニットの前面を遮蔽する遮蔽位置と開放する開放位置とに回動自在になるように前記撮像ユニットに取り付けられ、撮影レンズ側に向いた面には撮影画像を電子的に表示する画像表示手段を有し、被写体側に向いた前面にはストロボ発光窓を有する表示ユニットとを備えて構成される。
上記表示ユニットの背面の輪郭形状は、例えば上記撮像ユニットの前面の輪郭形状と略対称な形状を成して構成される。
そして、このカメラにおいては、例えば上記表示ユニット背面が上記撮像ユニット前面に対向して該撮像ユニット前面を遮蔽する位置にあるとき、上記表示ユニットと上記撮像ユニットのそれぞれの外形輪郭は、対向面に対して対称形を成すように構成される。
また、前記表示ユニットは、前記撮像ユニットに対する回動軸を中心とし左右いずれの方向にも、該撮像ユニットの前面を遮蔽する遮蔽位置と開放する開放位置とに回動自在になるように前記撮像ユニットに取り付けられる。前記表示ユニットは、前記ストロボ発光窓を前記回動軸の延長上の位置に具えて構成される。また、前記表示ユニットは、前記ストロボ発光窓の内部にストロボ発光部を備え、前記ストロボ発光部用のストロボコンデンサを内部に具えて構成される。
上記表示ユニットの接眼部は、上記表示ユニットの回動中心から遠い側の端部近傍に配置されて構成される。前記画像表示手段は、前記左右いずれかの回動方向に応じて画像の向きが制御されて構成される。
また、上記ファインダは、例えば上記画像表示手段による表示画像を上記ファインダからの視点に結像させるための自由曲面プリズムを有し、該自由曲面プリズムを外部から保護する箇所の上記表示ユニットの外観形状は、上記自由曲面プリズムの外形に沿った形状を成して構成される。
また、このカメラにおいては、例えば撮影時には、上記撮像ユニットの長手方向が鉛直方向に沿い、上記表示ユニットの長手方向が水平方向に沿った形状で専ら使用されるように構成される。
そして、上記撮像ユニットは、例えば撮影時において鉛直方向に沿う上記長手方向の下部が撮影者に把持されるグリップ部となるように形成されて構成され、また、例えば外部機器に接続されるコネクタを撮影時において鉛直方向に沿う上記長手方向の下端部に有して構成される。
上述したように、本発明によれば、従来のカメラの外観や形状に拘らない見た目に楽しい新しい外観と形状を有し、携帯に適し、撮影時の取り扱いが安定していて、更には持ち運び時には構造的に脆弱な部分の破損が防止されるようにも考慮されたカメラを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態としてのカメラの斜視図であり、カメラスタンドと共に示す図である。
図2は、上記カメラが非使用時つまり携帯時に畳まれている状態のときの外観図であり同図(a) はその正面図、同図(b) は同図(a) の左側面図、同図(c) は同図(a) の背面図、同図(d) は同図(a) の上面図である。
図1及び図2(a) 〜(d) に示すように、カメラ1は、撮像ユニット2と表示ユニット3とから成る。表示ユニット3の背面と対向する撮像ユニット2の前部には、連結部2−1が撮像ユニット2と一体になって介装されており、この連結部2−1は撮像ユニット2の前面を形成している。
表示ユニット3は、詳しくは後述するように、回動軸4を支点にして撮像ユニット2の前面を遮蔽する遮蔽位置と開放する開放位置とに回動自在に撮像ユニット2に取り付けられている。
撮像ユニット2は、その背面の上記回動軸4を延長した位置にレリース・操作ボタン5を備えており、表示ユニット3は、その前面の上記回動軸4を延長した位置にストロボ窓6を備えている。また、連結部2−1には、上記回動軸4が挿通されていると共に、上端部にはストラップ7を挿通するためのストラップ孔8が設けられ、下端部には後の図に示すコネクタを保護するコネクタカバー9が着脱自在に配置されている。
このカメラ1は、図1に示すように、三角錘状のカメラスタンド10の頂上に設けられたコネクタ接続端子(図では陰になって見えない)に、図2に示すコネクタカバー9を外して露出するコネクタを差し込むことによって、カメラスタンド10と連結しながら保持されるように構成されている。カメラスタンド10には外部前面に表示装置11が設けられ、カメラ1から上記コネクタを介して送信される画像データに基づいて、所望の画像を表示することができる。また、カメラスタンド10の内部に、特には図示しないが、充電装置が配設されており、その充電装置からコネクタを介してカメラ1の内蔵電池を充電することができるようになっている。
図3は、カメラ1の内部構成を示す断面図であり、同図(a) は側断面図、同図(b) は同図(a) のA−A´断面矢視図、同図(c) は同図(a) のB−B´断面矢視図、同図(d) は同図(a) のC−C´断面矢視図である。
同図(a),(b) に示すように、撮像ユニット2は、上部に撮像レンズブロック12を備え、その下方に全体の制御を行う基板A13と内蔵の電池14が配設されている。上記の撮像レンズブロック12は、複数の撮影レンズ15とCCD(charge coupled device)等からなる撮像素子16を備えている。また、基板A13には、詳しくは後述するが、例えばCPU、記録メモリ、撮像部、レンズ駆動部、電源回路等を構成する複数の電子部品が搭載されている。
連結部2−1は、上端部に上述したストラップ孔8、その下方にレンズ15用の素通し窓17、その下方に上述した回動軸4、そして、下端部には、常にはコネクタカバー9で覆われて保護されているコネクタ18が配設されている。コネクタ18と撮像ユニット2の基板A13とは、フレキシブル配線A19によって接続されている。
他方の表示ユニット3は、上方にストロボコンデンサ21、主としてストロボの制御を行う基板B22、及びストロボ発光部23を備えている。そして、その下方には、主として表示画像の処理を行う基板C24、LCDから成る表示部25、自由曲面プリズム26、及びファインダ窓27を備えている。尚、上記の基板B22及び基板C24は、図3(a) に示すように、表示ユニット3のフレキシブル配線B28によって、中空の回動軸4を介して撮像ユニット2の主基板A13にそれぞれ接続されている。
上記のファインダ窓27には、LCD25に表示された表示画像の光像が自由曲面プリズム26内の光束路29を折り返しながら拡大されて出射され、拡大虚像となって視野内に結像する。
このように、表示ユニット3は、内部にストロボ発光部23を備え、被写体側に向いた前面にストロボ発光窓6を備えているので、このカメラ1の使用環境としては、低輝度環境での撮影も可能となり、いつでもどこでもの要求に容易に対処することができる。
また、表示ユニット3に撮影画像視認用の覗き込み型のファインダ窓27を備え、自由曲面プリズム26を用いたEVF(電子ビューファインダー)によって視野内に結像される拡大虚像を見ることができるので、視認できる画面が大きく極めて使い勝手の良いカメラとなっている。
また、図3(a) に示すように、自由曲面プリズム26を外部から保護する箇所の表示ユニット3の図1及び図2に示す外観形状は、自由曲面プリズム26の外形に沿った形状を成して形成されているので、自由曲面プリズム26を用いたEVF(電子ビューファインダー)による大画面を覗ける構成でありながら、効率的なレイアウトによってカメラ1の小型化に寄与している。
また、図1〜図3に示すように、カメラ1が非使用時つまり携帯時に畳まれている状態では、一方では表示ユニット3の背面が撮像ユニット2前面を遮蔽して撮影レンズ15を保護し、他方では撮像ユニット2前面が表示ユニット3の背面を遮蔽してファインダ接眼部であるファインダ窓27を保護する状態となるので、カメラ1を安心して持ち運ぶことができる。
また、このカメラ1においては、図3(a) に示す表示ユニット3の背面3hの形状は、撮像ユニット2の前面2fの形状と、製作上の寸法誤差を除けば対称な形状を成して構成されている。
これにより、図1〜図3に示す遮蔽位置では、表示ユニット3の背面3hと撮像ユニット2の前面2fとの接触周辺部には、外部に対する隙間が殆ど形成されることが無く、したがって、表示ユニット3のファインダ部の撮像ユニット2による遮蔽と、撮像ユニット2の撮影レンズ部の表示ユニット3による遮蔽とが完全に行われて相互に保護されるので持ち運び時のカメラ1への保護が完全に行われる。
また、このカメラ1においては、図1〜図3に示す表示ユニット3背面と撮像ユニット2前面とが相互に遮蔽する位置にあるときの対向面に対して、撮像ユニット2と表示ユニット3それぞれの外形輪郭は、カメラ1全体の中央に位置する撮像ユニット2の連結部2−1を除いて対称形を成すように構成されている。
このように、一方のユニットが他方のユニットに対して回動する構成であって且つ対向面に対して対称形を成すように設計するので、従来には無い斬新なデザインの、例えば蝶々を思わせるようなデザインのカメラを提供することが可能となる。
また、撮像ユニット2の連結部2−1の下端部には、例えばUSB規格のコネクタ18を下端部に有し、コネクタカバー9を外して露出するコネクタ18を、図1に示すようにカメラスタンド10のコネクタ接続端子に差し込めば、充電や画像表示が出来るだけでなく、コネクタ18を例えばパーソナルコンピュータやプリンタ等の外部機器に接続することも可能であり、このように、撮像ユニット2が外部機器に接続可能なコネクタ18を備えているので、このカメラ1を外部機器と連携したカメラシステムとしても利用できるので便利である。
図4は、上記カメラ1の回路ブロック図である。尚、同図には、図1〜図3に示した構成と同一構成部分には、図1〜図3と同一の番号を付与して示している。図4に示すように、撮像ユニット2は、図3(a),(b) に示した基板A13に、CPU30と、このCPU30にバス31を介して接続された記録メモリ32、撮影画像処理部33、撮像部34、コネクタ18、CPU30に直接接続された電源部35、レンズ駆動部36、操作ボタン(レリースボタン)5、回動位置検出部37の撮像ユニット側端子37−1、及びフレキシブル配線B28等が配設されている。
また、表示ユニット3は、図3(a),(d) に示した基板B22に搭載されているストロボ部38、基板C24に搭載されている表示画像処理部39、回動位置検出部37の表示ユニット側端子37−2、及びフレキシブル配線B28等が配設されている。そして、ストロボ部38はフレキシブル配線B28によって撮像ユニット2のCPU30に接続されており、表示画像処理部39は同じくフレキシブル配線B28及び撮像ユニット2のバス31を介して撮影画像処理部33や記録メモリ32に接続されている。この表示ユニット3により、撮影時の被写体像や記録された画像の確認ができる。
また、図4に示すように、図1に示したカメラスタンド10には、撮像ユニット2のコネクタ18と接続するコネクタ41が設けられ、コネクタ41には表示部11と電源部42が接続されている。電源部42には商用AC電源プラグ43が接続される。電源部42は、商用AC電源プラグ43から入力される100Vの商用AC電源を、撮像ユニット2の電源部35を充電可能な所定のDC電圧に変換して、コネクタ41、18、及びフレキシブル配線A19を介して撮像ユニット2に出力する。また、表示部11にはフレキシブル配線A19、コネクタ18、及び41を介して、撮像ユニット2の撮影画像処理部33から撮像画像データが送信される。
図4に示すレリース・操作ボタン5からは、ユーザによる操作イベントがCPU30に入力される。CPU30は、この操作イベントに基づいて、電源部35の接続/遮断、レンズ駆動部36を介してのレンズ15のズーム又は焦点の制御、撮像部34を介しての撮像素子の駆動、撮影画像処理部33で処理された撮像画像データの記録メモリ32への記録、表示ユニット3のストロボ部38を介してのストロボ発光部23の発光駆動制御、表示画像処理部39を介しての表示部25の表示駆動制御、回動位置検出部37からの検出信号に基づく回動位置の確認等の処理を行う。
図5は、上記の構成におけるカメラ1の使用時の状態を示す図であり、同図(a) は撮像ユニット2に対して表示ユニット3をユーザから見て右側に回動させて使用する場合の状態を示す上面図、同図(b) はそのときのファインダ窓27内に見えるEVF虚像の状態を示す図、同図(c) はそのときのカメラ1の正面図である。
また、同図(d) は撮像ユニット2に対して表示ユニット3をユーザから見て左側に回動させて使用する場合の状態を示す上面図、同図(e) はそのときのファインダ窓27内に見えるEVF画像の状態を示す図、同図(f) はそのときのカメラ1の正面図である。
図5(a),(c) 又は同図(d),(f) に示すように、表示ユニット2は、撮影レンズ15の近傍位置つまり回動軸4を中心とし、撮影レンズ15の光軸に垂直な面で回動するよう撮像ユニット2に取り付けられている。そして、図1〜図3に示した遮蔽位置と、図5(a),(c) 又は(d),(f) に示す開放位置とに回動移動するように構成されている。そして、表示ユニット3の接眼部つまりファインダ窓27は、表示ユニット3の回動中心である回動軸4から遠い側の端部近傍に配置されている。
このように、表示ユニット3の接眼部(ファインダ窓27)が、撮像ユニット2との回動中心から可及的に離れた位置に設けられているので、ユーザ(撮影者)44が、目45a又は45bで接眼部(ファインダ窓27)から撮像画面のEVF拡大虚像25´を視認する時に、撮像ユニット2が頬46a又は46bに触れて邪魔になるということがなく、また、接眼部(ファインダ窓27)が表示ユニット3の回動軸4から遠い側の端部近傍に配設されていることによりユーザ44の鼻47が表示ユニット3の端部に触れて邪魔になるということもない。
また、表示ユニット3は、図5(a),(c) 又は同図(d),(f) に示すように、撮像ユニット2を中心に左右いずれの方向にも回動可能に配置されており、撮影画像を電子的に表示する画像表示手段としての自由曲面プリズム26によるEVF拡大虚像25´の表示される上下の向きを、同図(b) 又は同図(e) に示すように、左右いずれかの回動方向に応じて切り替えるように、図4に示したCPU30が、撮影画像処理部33を制御している。
このように、接眼部(ファインダ窓27)を有する表示ユニット3を撮像ユニット2に対し左右いずれの方向にも回動可能に配置されるので、利き目に応じて表示ユニット3を利き目45a又は45b方向に回動させて使用することができ且つEVF拡大虚像25´の表示の向きが逆になることもないので極めて便利である。
また、このカメラ1においては、撮影時には、図5(a),(c) 又は同図(d),(f) に示すように、撮像ユニット2の長手方向を鉛直方向に立て、表示ユニット3の長手方向を水平方向に回動させた形状で専ら使用される。そして、このとき撮像ユニット2は、鉛直方向に立てた長手方向の下部がユーザ(撮影者)44の手に把持されるグリップ部となるように構成されている。
また、このように、撮影時にはグリップ部となる撮像ユニット2には、図3(a),(b) に示したように、重量物である電池が内蔵されているので、保持されるカメラ1の姿勢が安定しやすく、また、十字形に回動した2つのユニットを、一方の撮像ユニット2をグリップ部として、他方の表示ユニット3をファインダー部として、両手で保持することにより更に安定した形で撮影ができるの、これにより、手ぶれが防止されて常に快適な撮像結果が得られ、また、撮影時における使い勝手のよいカメラが実現する。
図7(a) は、第2の実施形態としてのカメラの非使用時つまり携帯時の斜視図であり、同図(b) はその撮影時の状態を示す斜視図である。同図(a) に示すように、本例のカメラ50は、撮像ユニット51とファインダユニット52とから成る。ファインダユニット52は、前面にストロボ窓53を備えている。このファインダユニット52は、撮像ユニット51に対し滑動させて、図の矢印cで示す図の右側方向に引き出すことができる。
同図(b) は、ファインダユニット52を撮像ユニット51から右側方向に引き出した状態を示している。この状態で、同図(a) ではファインダユニット52によって遮蔽されていた撮像ユニット51の撮影レンズ54が前方向きに露出する。
また、ファインダユニット52には、同図(b) に一部を切り欠いて示すように、内部にLCD55と自由曲面プリズム56が配置されており、背面にファインダー窓57が形成されている。このファインダー窓57は、同図(a) に示す携帯時の状態で、撮像ユニット51の撮影レンズ54の配置面58によって遮蔽される。
このカメラ50の内部の他の構成は、第1の実施形態のカメラ1の内部構成と大同小異である。このように構成しても、携帯時には撮影レンズ部と接眼部が相互に遮蔽し合ってカメラの安全性が維持されると共に全体が小型化されて携帯に便利である。
図8(a) は、第3の実施形態としてのカメラの非使用時つまり携帯時の斜視図であり、同図(b) はその撮影時の状態を示す斜視図である。同図(a) に示すように、本例のカメラ60は、撮像ユニット61とファインダユニット62とから成る。ファインダユニット62は、前面にストロボ窓63を備えている。このファインダユニット62は、撮像ユニット61に対し図の矢印dで示すように回動中心64を支点に時計回り方向に回動させて、図の右側方向に突出させることができる。
同図(b) は、ファインダユニット62を撮像ユニット61から回動させて右側方向に突出させた状態を示している。この状態で、同図(a) ではファインダユニット62によって遮蔽されていた撮像ユニット61の撮影レンズ65が前方向きに露出する。
また、ファインダユニット62には、特には図示しないが、図6(b) に示したと同様に内部にLCDと自由曲面プリズムが配置されている。そして、背面にファインダー窓66が形成されている。本例の場合も、ファインダー窓66は、同図(a) に示す携帯時の状態で、撮像ユニット61の撮影レンズ65の配置面67によって遮蔽される。
本例のカメラ60も、内部の他の構成は、第1の実施形態のカメラ1の内部構成と大同小異である。このように構成しても、携帯時には撮影レンズ部と接眼部が相互に遮蔽し合ってカメラの安全性が維持されると共に全体が小型化されて携帯に便利である。
第1の実施形態としてのカメラの斜視図であり、カメラスタンドと共に示す図である。 第1の実施形態としてのカメラが非使用時つまり携帯時に畳まれている状態のときの外観図であり、(a) はその正面図、(b) は(a) の左側面図、(c) は(a) の背面図、(d) は(a) の上面図である。 第1の実施形態としてのカメラの内部構成を示す断面図であり、(a) はその側断面図、(b) は(a) のA−A´断面矢視図、(c) は(a) のB−B´断面矢視図、(d) は(a) のC−C´断面矢視図である。 第1の実施形態としてのカメラの回路ブロック図である。 (a) 〜(f) は第1の実施形態としてのカメラの使用時の状態を示す図である。 (a) は第2の実施形態としてのカメラの非使用時つまり携帯時の斜視図、(b) はその撮影時の状態を示す斜視図である。 (a) は第3の実施形態としてのカメラの非使用時つまり携帯時の斜視図、(b) はその撮影時の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 カメラ
2 撮像ユニット
2−1 連結部
3 表示ユニット
4 回動軸
5 操作レリースボタン
6 ストロボ窓
7 ストラップ
8 ストラップ孔
9 コネクタカバー
10 カメラスタンド
11 表示装置
12 撮像レンズブロック
13 基板A
14 内蔵電池
15 撮影レンズ
16 撮像素子
17 素通し窓
18 コネクタ
19 フレキシブル配線A
21 ストロボコンデンサ
22 基板B
23 ストロボ発光部
24 基板C
25 LCD(表示部)
25´ EVF拡大虚像
26 自由曲面プリズム
27 ファインダ窓
28 フレキシブル配線B
29 光束路
30 CPU
31 バス
32 記録メモリ
33 撮影画像処理部
34 撮像部
35 電源部
36 レンズ駆動部
37 回動位置検出部
37−1 撮像ユニット側端子
37−1 表示ユニット側端子
38 ストロボ部
39 表示画像処理部
41 コネクタ
42 電源部
43 商用AC電源プラグ
44 ユーザ(撮影者)
45a、45b 目
46a、46b 頬
47 鼻
50 カメラ
51 撮像ユニット
52 ファインダユニット
53 ストロボ窓
54 撮影レンズ
55 LCD
56 自由曲面プリズム
57 ファインダー窓
58 撮影レンズ配置面
60 カメラ
61 撮像ユニット
62 ファインダユニット
63 ストロボ窓
64 回動中心
65 撮影レンズ
66 ファインダー窓
67 撮影レンズ配置面

Claims (13)

  1. 前面に撮影レンズを有する撮像ユニットと、
    前記撮像ユニットの撮影レンズが設けられた前面に配置され、当該撮影レンズの光軸に垂直な面で、該撮像ユニットの前面を遮蔽する遮蔽位置と開放する開放位置とに回動自在になるように前記撮像ユニットに取り付けられ、撮影レンズ側に向いた面には撮影画像を電子的に表示する画像表示手段を有し、被写体側に向いた前面にはストロボ発光窓を有する表示ユニットと、備えた
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 前記表示ユニットは、前記画像表示手段が備えられるファインダの接眼部は前記遮蔽位置にあるとき前記撮像ユニット前面によって遮蔽される、ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記表示ユニットの背面の輪郭形状は、前記撮像ユニットの前面の輪郭形状と略対称な形状を成していることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 前記表示ユニット背面が前記撮像ユニット前面に対向して該撮像ユニット前面を遮蔽する位置にあるとき、前記表示ユニットと前記撮像ユニットのそれぞれの外形輪郭は、対向面に対して対称形を成すことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 前記表示ユニットは、前記撮像ユニットに対する回動軸を中心とし左右いずれの方向にも、該撮像ユニットの前面を遮蔽する遮蔽位置と開放する開放位置とに回動自在になるように前記撮像ユニットに取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  6. 前記表示ユニットは、前記ストロボ発光窓を前記回動軸の延長上の位置に具える
    ことを特徴とする請求項5記載のカメラ。
  7. 前記表示ユニットは、前記ストロボ発光窓の内部にストロボ発光部を備え、前記ストロボ発光部用のストロボコンデンサを内部に具える
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  8. 前記画像表示手段は、前記表示ユニットの回動中心から遠い側の端部近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  9. 前記画像表示手段は、前記左右いずれかの回動方向に応じて画像の向きが制御される
    ことを特徴とする請求項5記載のカメラ。
  10. 前記ファインダは、前記画像表示手段による表示画像を前記ファインダからの視点に結像させるための自由曲面プリズムを有し、該自由曲面プリズムを外部から保護する箇所の前記表示ユニットの外観形状は、前記自由曲面プリズムの外形に沿った形状を成している
    ことを特徴とする請求項2記載のカメラ。
  11. 撮影時には、前記撮像ユニットの長手方向が鉛直方向に沿い、前記表示ユニットの長手方向が水平方向に沿った形状で専ら使用されることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  12. 前記撮像ユニットは、撮影時において鉛直方向に沿う前記長手方向の下部が撮影者に把持されるグリップ部となるように形成されていることを特徴とする請求項11記載のカメラ。
  13. 前記撮像ユニットは、外部機器に接続されるコネクタを、撮影時において鉛直方向に沿う前記長手方向の下端部に有することを特徴とする請求項11記載のカメラ。
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