JP4766578B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロコンピュータ等を用いて遊技態様を制御する遊技機であって、複数の図柄を可変表示する図柄表示部として、機械的な回転駆動するリールからなる機械的表示手段、或いは、液晶、LED、CRT等の電機的表示手段を備えたスロットマシン等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスロットマシンは、よく知られた方法で、複数種の図柄を変動表示開始して可変表示ゲームを行い、ストップ釦を操作することによって、入賞抽選手段によって、入賞フラグFには外れ、小役入賞、大役入賞のいずれかが選定される。
そして、遊技者は、前記小役入賞又は大役入賞に対応する停止図柄となるように、ストップ釦の操作を行うが、特に、大役入賞が成立した後において、大役入賞図柄で停止表示させると、多くのメダルの獲得ができる第1の遊技価値を獲得するできるので興味を持つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記スロットマシンにおいては、入賞フラグが大役入賞成立となっているか否かが、遊技者に判らず、不利益を被ることになるので、遊技機によっては大役入賞が成立したときには、ランプ等でその旨を報知することを行っているが、かかるランプ等の設備を付設する必要があるので、経済的でない。
そこで、本発明は、かかる不都合を是正する遊技機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の遊技機は、複数種の図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置と、前記図柄変動表示装置の図柄変動を開始して可変表示ゲームを開始するスタート手段と、そのスタート手段の操作に基づいて入賞フラグを発生させる入賞抽選手段と、前記図柄変動表示装置の変動図柄を遊技者の操作により停止させるストップ手段を備えている。
また、この遊技機は、前記入賞フラグには、遊技者に価値を与えない外れと遊技者に第1の価値を付与可能な大役入賞を含むと共に、遊技者に第2の価値を付与可能な中役入賞と遊技者に第3の価値を付与可能な小役入賞の少なくとも何れか一方を含んでいる。また、この遊技機は、前記大役入賞が成立すると前記ストップ手段により大役図柄を停止可能であり、中役入賞が成立すると前記ストップ手段により中役図柄を停止可能であり、小役入賞が成立すると前記ストップ手段により小役図柄を停止可能である。
そして、前記大役入賞が成立していない場合(FR=0)には、中役入賞が成立して中役図柄が表示されると第2の価値を与え、小役入賞が成立して小役図柄が表示されると第3の価値を与える一方、前記大役入賞が成立している場合(FR=1)には、中役入賞が成立して中役図柄が表示されても第2の価値を与えることなく、小役入賞が成立して小役図柄が表示されても第3の価値を与えない。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は遊技機(スロットマシン)の正面図である。
このスロットマシン1は箱状の本体2と、この本体の前面に設けたフロントパネル3を備え、このフロントパネル3には、ほぼ中央に、3個の図柄表示窓5A、5B、5Cが並んで設けてある。そして、各図柄表示窓5A〜5Cの奥には、ステッピングモータ等に回転する図柄変動表示装置として、3個の回転リール6A、6B、6Cが、それぞれその表面を各図柄表示窓に臨ませてあり、各図柄表示窓5A〜5Cには、3個の図柄が縦列に表示可能である。
又、前記各回転リール6A〜6Cの表面には、例えば、「7」「ベル」「BAR」等の複数種の図柄が表示されている。そして、各回転リールを変動表示させることにより、各図柄表示窓には、複数の図柄が上下方向に移動表示する。
【0006】
又、各図柄表示窓5A、5B、5Cには、各図柄表示窓を結ぶ5本の入賞ライン7が表示してあり、これらの入賞ライン7は、回転リール6A〜6Cが回転してから停止した状態で、停止図柄の組合せを判定するラインであって、各図柄表示窓の上段を結ぶ上ライン、中段を結ぶ中ライン、下段を結ぶ下ライン、斜めに結ぶ2本の斜めラインである。
そして、前記入賞ラインに予め設定の図柄の組合せが表示されると、遊技者に第1の価値を与える大役入賞が成立すると共に価値を与え、第2の価値の中役入賞と第3の価値の小役入賞に対して、対応する価値を提供する。
【0007】
又、前記フロントパネル3には、図柄表示窓の左斜め下に、各回転リールの図柄を一斉に移動表示させるスタート手段(スタート釦等)8が設置してある。
又、図柄表示窓の下には、前記スタート釦8により回転している回転リール6A、6B、6Cの回転を停止させて、図柄の変動表示を、個々の図柄表示窓毎に停止させるストップ手段(ストップ釦等)10A、10B、10Cが設置してある。
【0008】
又、前記フロントパネル3には、図柄表示窓の右斜め下に、スロットマシンにメダルを投入するためのメダル投入口11が設けてある。又、そのメダル投入口11の直下には、メダル投入口11から投入され、予めクレジットメダルとして貯留されたメダルを、遊技に供するメダルとして投入するためのクレジットメダル投入釦12が設けてある。
クレジットメダル投入釦の右には、精算釦13が設けてあり、この精算釦13を操作すると、スロットマシンの内部にクレジットされたメダルを排出すると共に、各種の変数を電源投入時と同様にクリアする。
【0009】
又、前記スロットマシン1の下には、本体内部に配置された、メダル付与手段としてのホッパー装置からのメダルを排出されるメダル排出口14と、このメダル排出口の下に設けられ、メダル排出口から排出されたメダルを貯留するメダル排出皿15が設けてある。
又、図柄表示窓5A、5B、5Cの上部には、後記で詳述する、種々の情報を遊技者に報知する特別報知手段(例えば、液晶等の表示器、音声発生器等)20が設置してある。
【0010】
次に、上記構成のスロットマシンの遊技方法について、概念を示す制御フロー(図2〜図6)を参照して説明する。
先ず、スロットマシン1の電源を投入、又は精算釦13を操作すると、図2(A)に示すように、後記で詳述する入賞フラグF、大役入賞中である旨を示すFx、大役入賞が成立中である旨の特別表示数FR、回転リールが回転中である旨の回転指示変数Haの初期化を行う(S1、S2)。
次に、図2(B)に示す、今回のゲームが入賞か否か等の判定処理を行うために、先ず、大役入賞中であるか否か、即ち、Fx=0か否かを判定し(S10)、大役入賞中であるときには、この制御フローの処理を行わず、後述の図5、6に示す制御フローで処理する。
【0011】
反対に、大役入賞中でないとき(Fx=0)には、スタート釦8が押されたか否かを判定し(S11)、押されていないときには、この処理を終了する。反対に、スタート釦8が押されたときには、メダルが投入されたか否かを判定する(S12)。
この時、投入されたメダルの枚数によって、大役入賞図柄等を表示する入賞ラインが選択され、1枚のときには中ラインが、2枚のときには上ライン、中ライン及び下ラインが、3枚のときには全てのラインが該当する。
【0012】
そして、回転リール6A、6B、6Cが一斉に回転を開始し、回転指示変数Haを1にセットして、回転リールが回転中であることを示す(S13)。
次に、入賞抽選手段により、今回のゲームが、外れ(入賞フラグF=0)、小役入賞(入賞フラグF=1)、中役入賞(入賞フラグF=2)或いは大役入賞(入賞フラグF=3)の選定を行う(S15)。尚、この入賞抽選手段は、乱数等を介して予め設定の値によって選定するという、よく知られた方法を採用する。
【0013】
次に、図3は、回転リール6A、6B、6Cの停止を行う制御フローであり、各回転リール6A〜6Cの停止図柄は、よく知られているように、「外れ」、「小役入賞」、「中役入賞」、「大役入賞」に対応する予め設定された図柄の組合せで停止表示される。
そこで、この制御フローでは、先ず、何れかの回転リール6A、6B、6Cが回転しているか否か、即ち、回転指示変数Haが1であるか否かを判定し(S20)、1でないときには回転していないので、この処理を終了する。
一方、回転リール6A、6B、6Cが回転中であるときは、先ず、ストップ釦10Aが押されたか否かを判定し(S21)、押されたときは、その後、回転リール6Aを停止する(S22)。
次に、ストップ釦10Aが押されていないときには、ストップ釦10Bが押されたか否かを判定し(S23)、押されたときは、回転リール6Bを停止する(S24)。同様に、ストップ釦10Cが押されたときには、回転リール6Cを停止する(S25、S26)。
【0014】
そして、次に、大役入賞が成立(F=3)であるか否かを判定し(S33)、大役入賞が成立のときには、特別表示数FRを1にセットする。
この特別表示数FRが1であるとき(入賞フラグが成立)には、以後のゲームにおいて、後記で詳述するが、入賞フラグが成立である旨を、中役入賞や小役入賞が生起しても、遊技価値(メダル)の支払いを行わないため、その操作によって、遊技者は、入賞フラグが成立していることを知ることができる。
【0015】
次に、全てのストップ釦10A、10B、10Cが押されて回転リールが停止したか否かを判定し(S35)、全ての図柄が停止表示していないときにはステップ21に戻り、停止表示の場合には、回転リールが停止している状態である回転指示変数Haを0にセットして(S36)、この処理を終了する。。
以上のように、大役入賞が成立しているとき(F=3)には、有効ラインに大役図柄が表示されるまで、即ち、大役入賞が生起するまで、前記ステップ14によって、入賞抽選を行わず、大役入賞(F=3)を維持し、以上のステップを繰り返すことになる。
【0016】
次に、図4は、メダルを排出する制御フローであって、先ず、外れ(入賞フラグF=0)であるか否かを判定し(S40)、外れであるときには、この処理を終了する。次に、小役入賞(F=1)であるか否かを判定し(S41)、小役入賞であるときには、入賞ラインの停止図柄が小役図柄(例えば「チェリー」、「チェリー」、「チェリー」)に一致しているか否かを判断し(S42)、小役図柄に一致しているときには、特別表示数FR=1であるか否かを判定し(S81)、FR=1であるときには、小役入賞に相当するメダル(例えば、3枚のメダル)をメダル排出口14に排出しない(S43)。即ち、遊技者に第3の価値を与える小役入賞が生起しても、遊特別表示数FR=1であるとき、即ち、大役入賞が成立しているときには、技価値を与えないので、遊技者は、大役入賞が成立していることを、この操作によって推定できる。一方、前記特別表示数FR=1が不成立のときには小役入賞に相当するメダル(例えば、3枚のメダル)をメダル排出口14に排出する(S82)。
この様に、大役入賞が成立していることを報知することによって、遊技機の構成を簡便にすることができ、経済性に富む。
【0017】
又、前記ステップ41で、小役入賞(F=1)でないときには、中役入賞(F=2)であるか否かを判断し(S44)、中役入賞(F=2)であるときには、入賞ラインの停止図柄が中役図柄(例えば「BAR」、「BAR」、「BAR」)に一致しているか否かを判断し(S45)、中役図柄に一致しているときには、特別表示数FR=1であるか否かを判定し(S83)、FR=1であるときには、中役入賞に相当するメダル(例えば、8枚のメダル)をメダル排出口14に排出しない(S46)。即ち、遊技者に第2の価値を与える中役入賞が生起しても、遊特別表示数FR=1であるとき、即ち、大役入賞が成立しているときには、技遊技価値を与えないので、遊技者は、大役入賞が成立していることを、この操作によって推定できるので、遊技機の構成を簡便にすることができ、経済性に富む。一方、前記特別表示数FR=1が不成立のときには中役入賞に相当するメダル(例えば、8枚のメダル)をメダル排出口14に排出する(S84)。
【0018】
次に、前記ステップ44に於て、中役入賞(F=2)でないときには、大役入賞が成立(F=3)しているので、入賞ラインの停止図柄が大役図柄(例えは「7」、「7」、「7」)に一致しているかを判定し(S47)、一致しているときには大役入賞に相当するメダル数(例えば15枚)をメダル排出口14を介して遊技者に払出すと共に、入賞フラグFを0に、大役入賞中である旨を示すFxを1にセットする。
又、大役入賞中におけるゲーム数を計数するゲームカウンタI、大役獲得回数Ic、小役の生起回数Ia、小役の獲得回数Ib、中役の生起回数Ja、中役の獲得回数Jbを各々初期化すると共に、特別表示数FRを0にセットして、特別報知手段20で、その旨を報知する。
【0019】
以上のように、メダルの投入、ストップ釦の操作による1回のゲームを、図2(B)、図3、図4の制御フローで処理し、ゲーム毎に、入賞抽選手段により、小役入賞(F=1)、中役入賞(F=2)を引き当てたときには、1回のゲームで図柄が揃うことを条件にメダルの排出が行われるが、一度、大役入賞が成立(F=3、特別表示数FR=1)したときには、大役図柄が揃うまで、大役入賞が成立している状態を維持して可変表示ゲームを行うことができるため、遊技者は、メダルを投入後、大役図柄が揃うようにストップ釦10A〜10Cの操作を繰り返すことになる。
【0020】
尚、大役入賞が成立状態(F=3)において、小役入賞(F=1)又は中役入賞(F=2)となったときであっても、それらの入賞に相当する遊技価値(メダル数)がメダル排出口14から排出されないので、遊技者は大役入賞が成立していることを推定できるが、この条件を小役入賞(F=1)と中役入賞(F=2)の少なくとも何れか一方であるときに、その入賞に相当するメダル数がメダル排出口14から排出しないように構成してもよい。
【0021】
次に、図5、図6は、前記ステップ48で、大役入賞が生起した後におけるゲーム処理を行う制御フローであり、遊技者に有利な多量の賞品(メダル)の獲得を可能とする。
そこで、先ず、大役入賞中であるか否か(Fx=1)を判定する(S50)。大役入賞中でないときには、この処理を終了する。
大役入賞中であるときには、スタート釦8が押されたか否かを判定し(S51)、押されていないときには、この処理を終了するが、スタート釦8が押されたときには、メダルが投入されたか否かを判定する(S52)。
この時、投入されたメダルの枚数によって入賞ラインが選択され、1枚のときには中ラインが、2枚のときには上ライン、中ライン及び下ラインが、3枚のときには全てのラインが該当する。
【0022】
そして、大役入賞中におけるゲーム回数を計数するゲームカウンタIに1を加算し(S53)、一斉に、回転リール6A、6B、6Cの回転を開始する(S54)。
次に、特別入賞抽選手段により、今回のゲームにおいて、外れ(入賞フラグF=0)、小役入賞(F=1)、中役入賞(F=2)或いは大役入賞が成立(F=3)しているか否かの選定を行う(S55)。この入賞抽選手段は、よく知られているもので、乱数等を介して、予め設定の値によって選定するが、外れとなる割合が少なく、「小役入賞」と「中役入賞」と「大役入賞」となる割合を高く設定してある。
【0023】
尚、小役入賞(F=1)のときには、小役の生起回数Iaに1を加算して、小役となる可能性の回数を計数するし、中役入賞(F=2)のときには、中役の生起回数Jaに1を加算して、中役となる可能性の回数を計数する。
そして、ストップ釦10A、10B、10Cが操作される毎に、回転中の該当する回転リール6A〜6Cが停止する(S60〜S65)。
そして、全ての回転リール6A、6B、6Cが停止したか否かを判定し(S66)、停止していないときにはステップ60に進み、停止したときにはステップ70に進む(S66)。
【0024】
このステップ70では、先ず、前記特別入賞抽選手段で外れ(入賞フラグF=0)であるか否かを判定し、外れであるときには、メダルを払い出すことなくステップ79に進む。
一方、小役入賞(入賞フラグF=1)であるときには、入賞ラインの停止図柄が小役図柄と一致しているときには、相当するメダルの排出をすると共に、小役の獲得回数Ibに1を加算する。この獲得回数Ibは遊技者が小役としてメダルを獲得した回数である(S71、S72、S73)。
【0025】
又、前記ステップ71に於て、小役入賞(入賞フラグF=1)でないときには、中役入賞(入賞フラグF=2)であるか否かを判断する(S74)。
そして、中役入賞(F=2)であり、入賞ラインの停止図柄が中役図柄と一致しているときには、相当するメダルの排出をすると共に、中役の獲得回数Jbに1を加算する。この獲得回数Jbは、遊技者が中役入賞としてメダルを獲得した回数である(S75、S76)。
又、前記ステップ74に於て、中役入賞(入賞フラグF=2)でないときには、大役入賞が成立していて、入賞ラインの停止図柄が大役図柄と一致しているときには、相当するメダルの排出を行うと共に、大役獲得回数Icに1を加算して、獲得した入賞回数を計数する(S77、S78)。
【0026】
次に、特別報知手段(この報知手段は液晶等の表示器を使用する)20に、入賞中におけるゲーム数のゲームカウンタI、小役の生起回数Ia、小役の獲得回数Ib、中役の生起回数Ja、中役の獲得回数Jb、大役獲得回数Icを表示する。
尚、これらの小役の生起回数Iaと小役の獲得回数Ibの替りに、Ib/Iaの獲得率や、中役の生起回数Jaと中役の獲得回数Jbの替りに、Jb/Jaの獲得率を表示してもよい。
又、特別報知手段20での表示方式は、数字の他にグラフでの表示や、数字や獲得確率に対応して異なるキャラクターを表示したり、更には、音声での報知であってもよい。即ち、大役入賞中において、遊技者に、小役、中役、ゲーム数等が判るように構成して、遊技者に、現在の状況が判るようにすればよい。
【0027】
次に、大役入賞の生起回数は3回に制限してあり、大役獲得回数Icが3以上であるか否かを判定し(S80)、3回になったときには、F=0(外れ状態)に設定して、入賞処理を終了し、通常のゲームに戻る(S82)。
尚、前記大役獲得回数Iaが3以上にならないときであっても、ゲームカウンタIが30以上になったときも、F=0(外れ状態)に設定して、入賞処理を終了し、通常のゲームに戻る(S81)。
一方、前記大役入賞中が、終了していないときには、ステップ51に戻って、可変表示ゲームを続行する。
【0028】
又、小役の生起回数Ia、小役の獲得回数Ib、獲得率(Ib/Ia)は、小役の種類によって獲得するメダル数を異にする場合には、小役の種類毎に、小役の生起回数Ia(i)、小役の獲得回数Ib(i)、獲得率Ib/Ia(i)を表示することもでき、獲得したメダル数と獲得できなかったメダル数が判り、遊技者にサービス向上を図ることができる。
この場合、図4(S46)で、小役の生起回数Ia(i)、小役の獲得回数Ib(i)の初期化を行い、図5(S55)と図6(S73)で加算処理をして、特別報知手段20に表示する(S79)を実行するように変更すればよい。
又、前記複数種の小役の処理は、複数種の中役を採用したときに対しても同様に構成できる。
【0029】
尚、前記において、ゲームカウンタI、小役の生起回数Ia、小役の獲得回数Ib、中役の生起回数Ja、中役の獲得回数Jb、大役獲得回数Icは大役入賞中において、特別報知手段20に表示しているが、通常の可変表示ゲームにおいて表示してもよく、この実行を行うには、これらの変数の初期化は、図2(A)における電源投入又は精算釦13を押したときに行うと共に、入賞中における図5、図6に示す処理に対応して、図2(B)(S15)、図4(S43)において加算すると共に、特別報知手段20に表示する旨を実行する。
【0030】
【発明の効果】
本願の遊技機は、大役入賞が成立している場合において、中役入賞又は小役入賞が成立して、それらに対応する図柄が表示されても、それらの入賞に対する価値を与えないことによって、遊技者に大役入賞が成立していることを報知する構成であるので、必ずしも入賞報知用のランプを設ける必要がなく、経済性に富む遊技機である。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機(スロットマシン)の正面図である。
【図2】(A)は初期化の制御フロー、(B)は小役入賞等を判定する制御フローである。
【図3】回転リールを停止する制御フローである。
【図4】メダルの排出を行う制御フローである。
【図5】入賞中の処理を行う制御フローである。
【図6】入賞中の処理を行う制御フローである。
【符号の説明】
1 スロットマシン
5A、5B、5C 図柄表示窓
6A、6B、6C 回転リール
7 入賞ライン
8 スタート手段(スタート釦等)
10A、10B、10C ストップ手段(ストップ釦等)
20 特別報知手段
Claims (1)
- 複数種の図柄を変動表示可能な図柄変動表示装置と、前記図柄変動表示装置の図柄変動を開始して可変表示ゲームを開始するスタート手段と、そのスタート手段の操作に基づいて入賞フラグを発生させる入賞抽選手段と、前記図柄変動表示装置の変動図柄を遊技者の操作により停止させるストップ手段を備え、
前記入賞フラグには、遊技者に価値を与えない外れと遊技者に第1の価値を付与可能な大役入賞を含むと共に、遊技者に第2の価値を付与可能な中役入賞と遊技者に第3の価値を付与可能な小役入賞の少なくとも何れか一方を含み、
前記大役入賞が成立すると前記ストップ手段により大役図柄を停止可能であり、中役入賞が成立すると前記ストップ手段により中役図柄を停止可能であり、小役入賞が成立すると前記ストップ手段により小役図柄を停止可能である遊技機であって、
前記大役入賞が成立していない場合には、中役入賞が成立して中役図柄が表示されると第2の価値を与え、小役入賞が成立して小役図柄が表示されると第3の価値を与える一方、前記大役入賞が成立している場合には、中役入賞が成立して中役図柄が表示されても第2の価値を与えることなく、小役入賞が成立して小役図柄が表示されても第3の価値を与えないことを特徴とする遊技機。
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