JP4766374B2 - 給排気構造 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る給排気構造を示す。同図中の符号2はこの給排気構造が適用される建物の外壁であり、21は外壁2に貫通された取付孔である。この第1実施形態の給排気構造は、図11に示す個別方式の給排気構造を前提としてその排気側に排気ガスの流速を高めるための排気カバー6を追加設置して構成したものである。なお、図1及び図1以外の断面図においては、図示の都合上、板材により形成された各部材の肉厚や傾斜を誇張して示し、又、取り付け・組み付け等の状態が分かり易いように部分的にサイズを大きく描いている。
図4は、本発明の第2実施形態に係る給排気構造を示す。この第2実施形態の給排気構造は、図11に示す個別方式の給排気構造を前提として、第1実施形態における1つの透孔61,61a,61bの代わりに、これを2つの透孔61cで構成したものである。なお、第2実施形態において、第1実施形態のものと同様構成のものについては、第1実施形態と同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る給排気構造を示す。この第3実施形態の給排気構造は給排気一体型のものに対し第1実施形態で追加した排気カバー6を適用したものである。この第3実施形態において、第1実施形態のものと同様構成のものについては、第1実施形態と同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図7〜図10は、本発明の第4実施形態として上記の第1〜第3の各実施形態の給排気構造に適用されるその1からその4までの各種構成のドレン受けを示す。つまり、上記第1〜第3の各実施形態をそのドレン受け7に代えて次のドレン受け7a〜7dのいずれかを適用して構成し得ることを意味する。以下、第1実施形態等と同様構成のものについては、第1実施形態等と同一符号を付してその詳細な説明は省略する。なお、図7〜図10の各図において、排気カバーとして符号6,透孔として符号6,孔縁として符号651(底縁)を付しているが、この場合の符号6は符号6,6a,6b又は6cを、符号61は符号61,61a,61b又は61cを、符号651は符号651,611a,611b又は611cを、それぞれ代表するものとする。
図7に示すドレン受け7aは、その内部に中和剤(例えば粒状の中和剤)11が所定量充填され、この中和剤11の上面に対し中和剤11を保持するための網状被覆部材(例えば合成樹脂製又は金属製のネット)12が被せられて構成されている。この場合には、排気トップ4のドレン孔46から滴下又は落下してドレン受け7aに貯留された排気ガスドレンは上記中和剤11により中和されるため、底縁651から外部に越流して排気カバー6の外部表面に接触したとしても、その外部表面が変色する事態の発生を確実に防止することができる。すなわち、中和されずに強アルカリ性の排気ガスドレンが越流した場合には、その排気ガスドレンとの接触により排気カバー6の外部表面が変色するおそれがあるものの、上記の如き中和済みであればそのおそれはない。
図8に示すドレン受け7bは、ドレン孔46から滴下又は落下する排気ガスドレンが最初に接触する接触部材13を備えたものである。この接触部材13は上記の滴下又は落下する排気ガスドレンを下で受けて斜め下方に向けて流下させるように配置した板片により構成されている。加えて、上記接触部材13は金属又は合成樹脂の基板13aの少なくとも上面(好ましくは図例の如く上下面又は全外表面)を被覆層13bで一体に被覆して形成されたものであり、上記の被覆層13bが排気ガスドレンを中和し得る中和材料(例えばアルミニウム又はアルミナ等の中和能力を有する材料)により形成されたものである。この場合には、排気トップ4のドレン孔46から排気ガスドレンが接触部材13の上面に滴下又は落下して接触する際に、又は、接触したまま上面を流下する間に中和されるため、上記と同様に、排気カバー6の外部表面が変色する事態の発生を確実に防止することができる。なお、上記の接触部材13の全体を上記の中和材料により形成するようにしてもよいし、このような接触部材13に加えて又は接触部材13の代わりに、ドレン受け7bを区画構成する構成壁の表面(前面壁62の内面621,筒壁63の内面631,後面壁64の内面641)に上記の中和材料による被覆層を形成するようにしてもよい。
図9に示すドレン受け7cは、図8のドレン受け7bに対しさらに第2接触部材14を追加したものである。この第2接触部材14はその上下面又は全外表面に上記の中和材料製の被覆層が形成されたものであり、ドレン受け7cに貯留される排気ガスドレンに没するように配置される。この場合にも、上記の如くドレン受け7cを区画構成する構成壁の表面621,631,641に上記の中和材料による被覆層を形成するようにしてもよい。
図10に示すドレン受け7dは、少なくとも越流開口である底縁651よりも下方領域の前面壁62の外表面側を、あるいは、これに加えてその前面壁62に連続する筒壁63の外表面側を、上記の中和材料製の被覆層67により被覆したものである。この場合には、ドレン受け7dの内部に貯留された排気ガスドレンが増大して底縁651をオーバーフローして前面壁62の外側に流下し出したとしても、その表面が上記被覆層67により覆われているため、オーバーフローした排気ガスドレンがこの被覆層67に接触して中和されることになる。これにより、上記で説明した如き排気カバー6の外部表面が変色する事態の発生を確実に防止することができる。
排気カバー6,6a〜6cを排気トップ4と同軸配置とするのではなくて、排気トップ4に対し排気カバーを下方位置に偏心させた位置に配置、つまり下方に所定量だけオフセット配置することにより、内底部に区画形成されるドレン受けの深さを大きくして貯留し得る容量を大きくするようにしてもよい。この場合の越流開口の形成位置も、その深くなった分だけ上方位置に変更すればよい。
3 排気筒
4 排気トップ
6,6a,6b,6c 排気カバー
7,7a,7b,7c,7d ドレン受け
9 給気筒
11 中和剤
13,14 接触部材
13a,67 被覆層
21 取付孔
46 ドレン孔(ドレン抜き開口)
61,61a,61b,61c 透孔
65 凹溝部(越流開口)
611a,611b,611c 透孔の最下部の孔縁(越流開口)
621,631,641 内面(表面部位)
D 燃焼機器
Claims (5)
- 燃焼機器から排気ガスを導出するための排気筒と、燃焼機器に外気を導入するための給気筒と、上記排気筒の先端に結合される排気トップとを備えた給排気構造において、
排気ガスが通過する開口を強制的に狭めることにより排気ガスの流速を増速させるよう設定された透孔を有する排気カバーであって、上記排気トップの前面の排気口から出た排気ガスが上記透孔を通過して外部空間に出るように配設された排気カバーを備え、
上記透孔は、排気ガスが通過する開口として上記排気筒の通路断面積よりも小さくなるように形成され、
上記排気カバーは、その下部位置において排気ガスドレンを一時的に貯留するよう上方に開口した状態に区画形成されたドレン受けを一体に備えており、
上記排気カバーは、上記透孔が形成された前面壁と、筒壁と、ドーナッツ環状の後面壁とを備え、上記前面壁が上記排気トップの前面を覆うように形成される一方、内部下側には、前・後を上記前面壁及び後面壁により区画され、底を上記筒壁により区画されて上記ドレン受けが形成されている
ことを特徴とする給排気構造。 - 請求項1に記載の給排気構造であって、
上記排気トップは、上記排気筒の最下部位置に対応する位置に排気ガスドレンの通過を許容するドレン抜き開口を備え、
上記排気カバーは、上記ドレン抜き開口の位置よりも下位でかつ上記ドレン受けの底位置よりも上位において排気ガスドレンの越流を許容する越流開口を備えている、給排気構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の給排気構造であって、
上記ドレン受けは、内部に、排気ガスドレンを中和させる中和剤が保持されて構成されている、給排気構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の給排気構造であって、
上記ドレン受けは、このドレン受けに貯留される排気ガスドレンが接触することになる表面部位に、接触により排気ガスドレンを中和させる中和材料により形成された被覆層を備えている、給排気構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の給排気構造であって、
上記ドレン受けは、接触により排気ガスドレンを中和させる中和材料により形成されて排気トップから排出される排気ガスドレンと接触するように配置された接触部材を備えている、給排気構造。
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