JP2014115013A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷蔵庫の機械室内において、圧縮機の運転負荷が減ってきて、圧縮機に接続した放熱パイプの温度が下がり、放熱パイプは蒸発皿に浸漬させているので、除霜水の蒸発がしにくいという問題の解消可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 本発明の冷蔵庫は、機械室に、除霜水の排水管、蒸発皿、送風機及び圧縮機を備えた冷蔵庫であって、蒸発皿には、ガイド板が配置されており、ガイド板は、上下に傾斜した流下面及び該流下面の両側に屈曲片を有し、流下面は、送風機からの送風が通過可能であり、流下面の上方に排水管を配置したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は冷蔵庫の機械室に配設されるガイド板の構造に関する。
最近の冷蔵庫は、本体下部後方に機械室が設けられ、機械室内に圧縮機、蒸発皿を配置した構造がよく知られている。蒸発皿は、冷凍室近傍の冷却器から発生した除霜水を貯留する。更に、蒸発皿に貯留した除霜水の蒸発を促進させるために、圧縮機に接続された高温の放熱パイプを用いた構造として特許文献1が開示されている。
図11は、特許文献1での冷蔵庫に設けられた機械室111の背面図である。機械室111内には、圧縮機112、蒸発皿113、排水ホース114及び放熱パイプ115が配置されている。圧縮機112に接続している放熱パイプ115の一部は除霜水を貯溜する蒸発皿113内に浸漬させ、該除霜水を蒸発させることが示されている。
特開2012−83057号公報
しかしながら、最近の冷蔵庫は、冷凍サイクルの省エネ化が進み、更に断熱材の断熱性が向上し、圧縮機112の運転負荷が減ってきているので、放熱パイプ115の温度が下がるが、その場合においても、除霜水の蒸発を行う必要がある。また、機械室に配置される蒸発皿は小型化が求められているが、小型化した場合においても除霜水の蒸発を行える構造が求められる。
本発明は、蒸発皿に送風が通過可能なガイド板を設けることで、除霜水の蒸発を効率的におこなう冷蔵庫を提供するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、機械室に、除霜水の排水管、蒸発皿、送風機及び圧縮機を備えた冷蔵庫であって、蒸発皿には、ガイド板が配置されており、ガイド板は、上下に傾斜した流下面及び該流下面の両側に屈曲片を有し、流下面は、送風機からの送風が通過可能であり、流下面の上方に排水管を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、蒸発皿にガイド板が配置し、ガイド板には、上下に傾斜していて、かつ送風が通過可能な流下面を設け、排水管からの除霜水を流下面に流すことで、除霜水の蒸発を効率的におこなうことができる。
本発明の実施例1を示す機械室の背面図である。 本発明の実施例1を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。 本発明の実施例1の変形例を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。 本発明の実施例2を示す機械室の背面図である。 本発明の実施例2を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。 本発明の実施例2の変形例を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。 本発明の実施例3を示す機械室の背面図である。 本発明の実施例3を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。 本発明の実施例3の変形例を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。 本発明の排水管先端の変形例を示す斜視図である。(a)は、T型形状で、(b)は、T型形状の真下から上方向の矢印K方向から見た図、(c)はY型形状で、(d)は、Y型形状の真下から上方向の矢印L方向から見た図 従来の冷蔵庫における機械室の背面図である。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1となる冷蔵庫1の機械室2の背面図である。機械室2は、冷蔵庫1の後方下部に設けられる。機械室2には、圧縮機3、蒸発皿4、排水管5、放熱パイプ6、ガイド板7、放熱器8及び送風機9が備えられる。圧縮機3は、不図示の冷凍サイクルの一部を構成する。圧縮機3に並んで、蒸発皿4が配置される。蒸発皿4には、排水管5から流下した除霜水が、ガイド板7を流下し、貯留される。放熱パイプ6は、一端が圧縮機3に接続される。圧縮機3から吐出される高温の冷媒が、放熱パイプ6内部を流れる。放熱パイプ6の他端は、放熱器8に接続される。放熱パイプ6の一部は、蒸発皿4に浸漬され、除霜水の蒸発を促進する。ガイド板7は、材料が樹脂で、蒸発皿4に機械的に固定される。ガイド板7の傾斜面と水平面との角度Xは、90度以下から0度以上の角度である。該角度は、流下面21を傾斜させ、除霜水が流下する角度範囲である。
排水管5からの除霜水の量は、不図示の冷却器の除霜時の除霜水の量の多少により、少量の間欠から多量の連続まで多種の場合がある。
図1では、機械室2の後面を覆う背面カバーを取り除いた状態を示している。冷蔵庫1の外部から機械室2への吸排気は、機械室カバーに設けた吸気口から吸気され、排気口から排気される。機械室カバーの吸気口は、図1における放熱器8の右側近傍に設けられ、機械室カバーの排気口は、圧縮機3の左側近傍に設けられる。外気は、機械室カバーの吸気口から機械室2に流入し、高温の放熱器8の複数のフィン間を通過し、放熱器8を冷却する。この外気は、送風機9を介して蒸発皿4の上方とガイド板7を通過し、蒸発皿4内及びガイド板7の除霜水を蒸発させる。この外気は送風機9により送風され、左に向かう矢印Aの方向で、ガイド板7を通過し、左に直進する矢印Bの方向となり、更にそのまま直進する矢印Cの方向となる。この外気は、圧縮機3の略上部に当たり、更に圧縮機3の周囲に沿って流れる。このため、高温の圧縮機3が冷却される。そして、この外気は、圧縮機3左側近傍に設けた機械室カバーの排気口から冷蔵庫1外部に排気される。以下において、「左右方向」と記載した場合には、冷蔵庫1の後側から前側に直角の方向を示す。
図2は、本発明の実施例1を示すガイド板及び蒸発皿の斜視図である。排水管5は、出口10に弁が設けてあり、通常は閉じた状態で、除霜水11が落ちる時に、除霜水11の自重で弁が下方に開く。出口10は、通常、閉じた状態であるのは、機械室2内の温かい空気が、排水管5の内部を通り、不図示の冷凍室に入らないようにするためである。排水管5は、ガイド板7の上方にある。図2においては、除霜水11の一部が、排水管5から流下している状態を示している。ガイド板7は、蒸発皿4の両側面の間に配置されている。ガイド板7は、流下面21及び屈曲片22から構成される。屈曲片22は、ガイド板7の側面に設けられ、流下面21に対して直角に折り曲げられ、除霜水11がガイド板7側面から蒸発皿4の外に流れ落ちないようにしている。ガイド板7の流下面21は、屈曲片22と同じ樹脂材料で一体成型している網状の格子網23を設けている。なお、格子網23は、金属材料で、ガイド板7と一体成型または機械的に固定してもよい。また、格子網23も含めたガイド板7全体が、金属を材料としてもよい。また、格子網23は、流下面21の外周から枠取りをしているが、流下面21全体に配置してもよく、更に格子網23の変形防止のために、縦、横あるいは格子状に補強材等を設けてもよい。流下面21両側の屈曲片22の下端部24は、蒸発皿4側面内側に接して下方に伸ばしている。下端部24は、ネジ25にて、蒸発皿4に締結されている。
除霜水11は、流下面21の格子網23の表面を伝って流下するか、あるいは格子網23の網目から落ちて、蒸発皿4内に落ちるので、除霜水11が蒸発皿4の外にこぼれない。また、送風機9からの送風の強弱にかかわらず、除霜水11が蒸発皿4の中に落ちるように、ガイド板7が配置される。流下面21の形状は、格子網23としているが、パンチングメタル、格子等の通風が可能で、かつ除霜水11を流下面21から流下できる形状であればよい。
流下面21に格子網23を設けることで、外気が、高温の放熱器8の複数のフィン間を通過し、温風となって、格子網23の網目を通過するので、流下面21上または落下途中の除霜水11が、温められるため、除霜水11の蒸発が、促進される。
図3は、本発明の実施例1の変形例を示すガイド板7、7’の図面である。2枚のガイド板7、7’が、蒸発皿4の両側面の間で、機械室2の左右方向に直角、すなわち送風方向に直角に配置される。2枚のガイド板7、7’は、略平行に配置される。ガイド板7、7’について、それぞれ流下面21、21’両側の屈曲片22、22’の下端部24、24’は、蒸発皿4側面内側に接して下方に伸ばしている。そして、下端部24、24’は、ネジ25、25’にて、蒸発皿4に締結されている。図3において、左右方向のうち、右側のガイド板7は、排水管5の下方にある。
除霜水11は、右側のガイド板7の流下面21の格子網23の表面を伝って蒸発皿4に流下するか、もしくは格子網23の網目から、左側のガイド板7の格子網23の表面を伝って蒸発皿4に流下するか、あるいは、格子網23の網目から落ちて、蒸発皿4内に入る。なお、左側のガイド板7の格子網23の網目から落ちた場合も、蒸発皿4に入り、蒸発皿4の外にこぼれることがない。左側のガイド板7’は、送風機9からの送風の強弱にかかわらず、除霜水11が蒸発皿4の中に落ちる位置にある。なお、流下面21の形状は、格子網23としているが、パンチングメタルの孔等を用いてもよい。ガイド板7の傾斜面と水平面との角度Yは、90度未満から0度以上の角度である。該角度は、流下面21を傾斜させ、除霜水11が流下する角度範囲で、かつ排水管5の下方にあるガイド板7から、左側のガイド板7’に除霜水11が落ちる角度である。
高温の放熱器8の複数のフィン間を通過して温められた外気が格子網23の網目を通過するので、流下面21上または落下途中の除霜水11が、温められるため、除霜水11の蒸発が、促進される。2枚のガイド板7、7’を配置することで、右側のガイド板7の格子網23の網目から落ちた除霜水11が、左側のガイド板7’の格子網23’に落ちるので、除霜水11が温風と温められた格子網23、23’で、1枚の場合よりも、更に除霜水11の蒸発が促進される。
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2となる冷蔵庫1の機械室2の背面図である。機械室2に圧縮機3、蒸発皿4、排水管5、放熱パイプ6、ガイド板41、放熱器8及び送風機9が配置されている。実施例2と実施例1との違いは、ガイド板41とガイド板7とが違うだけである。ガイド板41は、実施例1のガイド板7の形状に、更に追加して一体成型された屈曲部42を備えている。屈曲部42は、ガイド板41の上端の縁から、斜め下向きに突出して設けられ、圧縮機3側面に向いている。図1と同じく、外気は、送風機9により送風され、左に向かう矢印Aの方向で、ガイド板41の面を通過し、ガイド板41の屈曲部42に当たり、屈曲部42の下面に沿って流れ、下方に向かう矢印Dの方向となり、更に直進する矢印Eの方向となり、圧縮機3側面に、送風が確実に当たり、更に圧縮機3の周囲に沿って流れる。このため、高温の圧縮機3が確実に冷却される。そして、この外気は、圧縮機3左側近傍に設けた機械室カバーの排気口から冷蔵庫1外部に排気される。
送風機9からの送風は、ガイド板41の屈曲部42が無い場合、直進して、圧縮機3の上部に当たる。ガイド板41の屈曲部42を設けることで、圧縮機3側面に、送風が確実に当たり、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。一方、圧縮機3側面と蒸発皿4との間隔が狭い場合、送風機9からの送風は、蒸発皿4の圧縮機3側の側面で遮られ、圧縮機3の下部に当たりにくい。ガイド板61の屈曲部42を設けることで、圧縮機3の下部への送風量が増える。送風を、圧縮機3の下部に多く当てることで、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。
図5は、本発明の実施例2を示すガイド板41及び蒸発皿4の斜視図である。ガイド板41は、蒸発皿4の両側面の間に配置されている。ガイド板41と実施例1のガイド板7との形状の違いは、屈曲部42を追加しているだけである。ガイド板41は、流下面21、屈曲片22及び屈曲部42から構成され、排水管5の下方にある。ガイド板41の流下面21は、屈曲片22と同じ樹脂材料で一体成型した格子網23を設けている。更にガイド板41は、一体成型された屈曲部42を備えている。屈曲部42は、ガイド板41の上端の縁から流下面21の反対側に、斜め下向きに突出して設けられ、屈曲部42と流下面21との角度が鋭角である。
図6は、本発明の実施例2の変形例を示すガイド板41、61及び蒸発皿4の斜視図である。ガイド板は、ガイド板41に加えて、より小さなガイド板61の2枚から構成され、機械室2の左右方向に直角、すなわち送風方向に直角に配置される。ガイド板41は、ガイド板61の右側に配置され、排水管5の下方にある。ガイド板41とガイド板61は、蒸発皿4の両側面の間で、略平行に間隔を開けて、配置される。ガイド板61は、流下面63、屈曲片64及び屈曲部62から構成される。ガイド板61の流下面63は、屈曲片64と同じ樹脂材料で一体成型した格子網65を全体に設けている。更にガイド板61は、一体成型された屈曲部62を備えている。屈曲部62は、ガイド板61の上端の縁から流下面63の反対側に、斜め下向きに突出して設けられ、屈曲部62と流下面63との角度が鋭角である。
ガイド板41とガイド板61との設置において、ガイド板41の流下面21と屈曲部42は、ガイド板61の流下面63と屈曲部62とそれぞれ略平行に配置されている。
ガイド板41の屈曲片22とガイド板61の屈曲片64のそれぞれの下端部24、24’は、蒸発皿4側面内側に接して下方に伸び、ネジ25、25’により、蒸発皿4に締結される。
除霜水11は、右側のガイド板41の流下面21の格子網23の表面を伝って蒸発皿4に流下するか、もしくは格子網23の網目から、左側のガイド板61の格子網65の表面を伝って蒸発皿4に流下するか、あるいは、格子網65の網目から落ちて、蒸発皿4内に入る。なお、左側のガイド板61の流下面63の格子網65の網目から落ちた場合も、蒸発皿4に入り、蒸発皿4の外にこぼれることがない。左側のガイド板61は、送風機9からの送風の強弱にかかわらず、除霜水11が蒸発皿4の中に落ちる位置にある。流下面63の形状は、格子網65としているが、パンチングメタルの孔等を用いてもよい。
2枚のガイド板41とガイド板61を配置することで、右側のガイド板41の格子網23の網目から落ちた除霜水11が、左側のガイド板61の格子網65に落ちるので、除霜水11が温風と温められた格子網65で、1枚の場合よりも、更に除霜水11の蒸発が促進される。
送風機9からの送風は、ガイド板41の屈曲部42だけの場合と比べ、ガイド板41の屈曲部42及びガイド板61の屈曲部62に当たり、圧縮機3側面に確実に多く当たる。圧縮機3側面に確実に送風が多く当てることで、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、更に圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。
(実施例3)
図7は、本発明の実施例3となる冷蔵庫1の機械室2の背面図である。機械室2に圧縮機3、蒸発皿4、排水管5、放熱パイプ6、ガイド板71、放熱器8及び送風機9が配置されている。実施例3と実施例1との違いは、ガイド板71が違うだけである。ガイド板71は、実施例1のガイド板7の形状に、更に追加して一体成型された水平部72及び屈曲部73を備えている。水平部72は、ガイド板71の上端から、圧縮機3右側の方向に水平に突出して設けている。更に、屈曲部73は、水平部72の先端から、圧縮機3右側の下方に突出して設けている。図1と同じく、外気は、送風機9により送風され、左に向かう矢印Aの方向で、ガイド板41の面を通過し、水平部72の下方に沿って水平方向に流れ、ガイド板71の屈曲部73に当たり、下方に向かい、矢印Fの方向となって、更にそのまま直進する矢印Gの方向となり、圧縮機3側面に確実に風が当たり、更に圧縮機3の周囲に沿って流れる。このため、高温の圧縮機3が確実に冷却される。そして、この外気は、圧縮機3左側近傍に設けた機械室カバーの排気口から冷蔵庫1外部に排気される。
送風機9からの送風は、ガイド板71の屈曲部72が無い場合、略直進して、圧縮機3の上部に当たる。ガイド板71の屈曲部73を設けることで、圧縮機3側面に、送風が確実に当たり、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。一方、圧縮機3と蒸発皿4との間隔が広い場合、送風機9からの送風は、蒸発皿4の圧縮機3側の側面で遮られ、圧縮機3の下部に当たりにくい。ガイド板71は、水平部72と屈曲部73を設けたことにより、圧縮機3の下部への送風量が増える。圧縮機3の下部に送風が多く当たることで、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。送風機9からの送風は、ガイド板71を通過したのち、屈曲部73の前に水平部72を設けたことにより、屈曲部73だけの場合より通風抵抗を抑え、圧縮機3への送風量が増える。圧縮機3に送風が多く当たることで、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。
図8は、本発明の実施例3を示すガイド板71及び蒸発皿4の斜視図である。ガイド板71は、蒸発皿4の両側面の間に配置されている。ガイド板71と実施例1のガイド板7との形状の違いは、水平部72及び屈曲部73を追加しているだけである。ガイド板71は、流下面21、屈曲片22、水平部72及び屈曲部73から構成され、排水管5の下方にある。ガイド板71の流下面21は、屈曲片22と同じ樹脂材料で一体成型した格子網23を設けている。水平部72は、ガイド板71の上端から、流下面21の反対側に水平に突出して設けている。更に、屈曲部73は、水平部72の先端から、流下面21の反対側の下方に突出して設けている。屈曲部73と水平部72との角度が鈍角である。
図9は、本発明の実施例3の変形例を示すガイド板71、91及び蒸発皿4の斜視図である。ガイド板は、2枚から構成され、略平行に間隔を開けて、配置される。すなわち、実施例2のガイド板71に加えて、より小さなガイド板91の2枚から構成され、機械室2の左右方向に直角、すなわち送風方向に直角に配置される。ガイド板71は、ガイド板91の右側に配置され、排水管5の下方にある。ガイド板71とガイド板91は、蒸発皿4の両側面の間に、略平行に配置される。ガイド板91は、流下面94、屈曲片95、水平部72及び屈曲部73から構成される。ガイド板91の流下面94は、屈曲片95と同じ樹脂材料で一体成型した格子網96を設けている。ガイド板91には、水平部92及び屈曲部93が一体成型されている。水平部92は、ガイド板91の上端から、流下面21の反対側に水平方向に突出して設けている。更に、屈曲部93は、水平部92の先端から、流下面94の反対側の下方に突出して設けている。このため、屈曲部93と水平部92との角度は、鈍角である。
ガイド板71とガイド板91との設置において、ガイド板71の流下面21、水平部72及び屈曲部73と、ガイド板91の流下面94、水平部92及び屈曲部93は、それぞれ略略平行に配置されている。ガイド板71の屈曲片22とガイド板61の屈曲片64のそれぞれの下端部24、24’は、蒸発皿4側面内側に接して下方に伸び、ネジ25、25’により、蒸発皿4に締結される。
除霜水11は、右側のガイド板71の流下面21の格子網23の表面を伝って蒸発皿4に流下するか、もしくは格子網23の網目から、左側のガイド板91の格子網96の表面を伝って蒸発皿4に流下するか、あるいは、格子網96の網目から落ちて、蒸発皿4内に入る。なお、左側のガイド板91の流下面94の格子網96の網目から落ちた場合も、蒸発皿4に入り、蒸発皿4の外にこぼれることがない。左側のガイド板91は、送風機9からの送風の強弱にかかわらず、除霜水11が蒸発皿4の中に落ちる位置にある。流下面94の形状は、格子網96としているが、パンチングメタルの孔等を用いてもよい。
送風機9からの送風は、図7で説明したように、ガイド板71の屈曲部72に当たり、更に圧縮機3側面に、送風が確実に当たる。ガイド板71の屈曲部73を更に設けることで、圧縮機3側面に当てる送風が確実に増える。圧縮機3側面に、送風が確実に当たることで、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。
2枚のガイド板71とガイド板91を配置することで、右側のガイド板71の格子網23の網目から落ちた除霜水11が、左側のガイド板91の格子網96に落ちるので、除霜水11が、温められた外気及び格子網95で、1枚の場合よりも、更に除霜水11の蒸発が促進される。
送風機9からの送風は、ガイド板71の屈曲部73だけの場合と比べ、ガイド板71の屈曲部73及びガイド板91の屈曲部93に当たり、次に圧縮機3側面に確実に多く当たる。圧縮機3側面に、送風が確実に多く当たることで、圧縮機3内部にある高温の潤滑油が冷やされるので、更に圧縮機3の効率が上がり、潤滑油の信頼性が確保できる。
図10は、本発明の排水管先端の変形例を示す斜視図である。図10(a)は、T型形状で、図10(b)は、T型形状の真下から上方向の矢印K方向から見た図である。図10(c)はY型形状で、図10(d)はY型形状の真下から上方向の矢印L方向から見た図である。
図10(a)の排水管100は、T型形状で、下部両端に出口101を設けた。あるいは、出口を下部にして、複数の開口102を設けてもよい。また、出口101に除霜水11が落ちる時に除霜水11の自重で下方に開く弁を設けてもよい。図10(b)は、図10(a)の排水管100真下から上方向の矢印K方向から見た図である。複数の開口102が設けられている場合で、複数の開口102が直列に配置している。
図10(c)の排水管103は、Y型形状で、下部両端に出口104を設けた。あるいは、下部に複数の孔105を設けてもよい。また、出口104に、出口101に除霜水11が落ちる時に除霜水11の自重で下方に開く弁を設けてもよい。図10(d)は、図10(c)の排水管103真下から上方向の矢印L方向から見た図である。複数の開口105が設けられている場合で、複数の開口105が直列に配置している。本発明の実施例1から実施例3において、T型形状またはY型形状にすることにより、流下面の横幅全体に除霜水11を略均等に流下させることができる。このため、除霜水11が、流下面の横幅全体に流れるので、流下面の熱と送風の熱により、蒸発が更に促進される。
なお、ガイド板は、本発明の実施例1から実施例3の変形例では2枚だけで構成されているが、3枚以上でもよい。複数枚を略平行に配置しているが、ハの字等に傾けて適宜配置してもよい。ガイド板は、枚数を増やすことで、除霜水11が、複数のガイド板の傾斜面で温められることにより、除霜水11の蒸発を早くすることができる。
なお、ガイド板の屈曲部と流下面との角度は、本発明の実施例1から実施例3の変形例では同一にしているが、角度を変えて配置してもよい。角度を変えて配置することで、圧縮機下部に送風の方向を絞ることができるので、圧縮機を効率よく冷やすことができる。
なお、実施例1から実施例3及び変形例において、流下面の形状は、格子網を用いているが、これに限らずパンチングメタル、格子、「すのこ」の形状等を用いてもよく、除霜水を流下でき、網目等も含めた開口があるのであれば、これらを適宜、組合せて用いてもよい。
なお、実施例1から実施例3及び変形例において、屈曲部42、62、73、93の方向は、圧縮機3側面としているが、圧縮機3の効率があがる部分、たとえば下部に特定して、適宜方向を変えてもよい。
以上で説明した実施形態はあくまで本発明を実施するに当たっての一例であり、本発明はそれらに限定されるものではない。上述した実施形態に開示された技術的手段に周知慣用技術を適宜組み合わせて得られる態様についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 冷蔵庫
2 機械室
3 圧縮機
4 蒸発皿
5 排水管
6 放熱パイプ
7、7’、41、61、71、91 ガイド板
8 放熱器
9 送風機
21、21’、63、94 流下面
23、23’、65、96 格子網
42、62、73、93 屈曲部
72、92 水平部

Claims (5)

  1. 機械室に、除霜水の排水管、蒸発皿、送風機及び圧縮機を備えた冷蔵庫であって、
    前記蒸発皿には、ガイド板が配置されており、
    前記ガイド板は、上下に傾斜した流下面及び該流下面の両側に屈曲片を有し、前記流下面は、前記送風機からの送風が通過可能であり、
    前記流下面の上方に前記排水管を配置したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記ガイド板の前記流下面は、網状であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ガイド板は、上端に下向きに突出した屈曲部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ガイド板は、上端に水平に突出した水平部及び該水平部から下向きに突出した屈曲部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ガイド板は、複数枚から構成され、複数枚が略平行に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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