JP4766352B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
上述した画像形成装置では、原稿画像濃度が同じであれば、被記録媒体に直接ドットを形成する場合も先に形成されているドットに重ねて他のドットを形成する場合も予測されるトナー付着量は同じである。
しかしながら、先に形成されているドットに重ねて他のドットを形成する場合は、被記録媒体に直接ドットを形成する場合に比べてトナーが付着し難くなる。このため上述した画像形成装置によると、先に形成されているドットに重ねて形成されるドットがある場合には、トナー付着量の予測精度が低下するという問題がある。
この発明によると、先に形成されているドットに重ねて形成される重なりドットがある場合には、重なりドットの数に基づいて推定される推定未付着トナー量を差し引くので、トナー付着量をより精度よく算出できる。
前記対象色のドットの数に基づいて推定される推定付着トナー量から、前記重なりドットの数に基づいて推定される推定未付着トナー量を差し引くことにより前記対象色のトナー付着量を算出する算出手段と、を備える。
この発明によると、先に形成されているドットに重ねて形成される重なりドットがある場合には、重なりドットの数に基づいて推定される推定未付着トナー量を差し引くので、トナー付着量をより精度よく算出できる。
この発明によると、所定範囲内に存在する他の色のドットに重なる確率に基づいて推定される期待値を重なりドットの数として計数するので、必ずしも本来形成すべき位置にドットが形成されない場合でも、推定未付着トナー量をより精度よく推定できる。
ドットを他のドットの上に重ねて形成した場合に付着するトナーの量は、下に形成されているドットの数によって異なる。例えば、下に3つのドットが形成されている場合と1つのドットが形成されている場合とでは付着するトナーの量が異なる。
この発明によると、分類毎に重み付け係数を異ならせるので、推定未付着トナー量をより精度よく推定できる。
ドットを他のドットの上に重ねて形成した場合に付着するトナーの量は、下に形成されているドットの色によって異なる。例えば、下にK(黒)のドットが形成されている場合とC(シアン)のドットが形成されている場合とでは付着するトナーの量が異なる。
この発明によると、分類毎に重み付け係数を異ならせるので、推定未付着トナー量をより精度よく推定できる。
ドットを他のドットの上に重ねて形成した場合に付着するトナーの量は、上に形成するドットの色によって異なる。例えば、K(黒)のドットの上にC(シアン)のドットを形成した場合のCのトナーの付着量と、K(黒)のドットの上にM(マゼンタ)のドットを形成した場合のMのトナーの付着量とは異なる。
この発明によると、対象色毎に重み付け係数を異ならせるので、推定未付着トナー量をより精度よく推定できる。
この発明によると、出力手段から出力されたドットパターンデータを他の色のドットパターンデータとして第2の記憶手段に記憶しておくので、対象色の重なりドットの数を計数する際に出力手段から当該他の色のドットパターンデータを再出力しなくてよく、重なりドットの計数に要する時間を短縮できる。
この発明によると、第2の記憶手段に記憶されている不要になったドットパターンデータをその後に出力される別のドットパターンデータで上書きするので、第2の記憶手段を効率よく使用でき、それにより第2の記憶手段の記憶容量を低減できる。
前の被記録媒体へのドットの形成が終了してから次の被記録媒体へのドットの形成が開始されるまでにはある程度の時間を要する。
この発明によると、前の被記録媒体へのドットの形成が終了してから次の被記録媒体へのドットの形成が開始されるまでの間を利用して計数するので、時間を効率よく使用できる。
この発明によると、対象色の重なりドットを計数するときに他の色のドットパターンデータを第1の記憶手段から再取得するので、ドットパターンデータを記憶しておくための記憶手段を重なりドット計数手段に設けなくてよく、画像形成装置の構成を簡素にできる。
この発明によると、前の被記録媒体へのドットの形成が終了してから次の被記録媒体へのドットの形成が開始されるまでの間が長いときはその間に計数するので、その間が長い場合には時間を効率よく使用できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
(1)画像形成装置の構成
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態1に係る構成を概略的に示す要部側断面図である。ここでは、画像形成装置がレーザプリンタ10に適用された例が示される。
図2は、レーザプリンタ10の電気的構成を示すブロック図である。
ここでは制御基板20、コントローラ41、SRAM42、レーザダイオード40のみを示してその他の構成は省略する。
コントローラ41は、受光センサからBD信号が出力されるとCPU20aに同期信号を出力し、CPU20aは同期信号が出力される毎に当該受光センサに対応する色のドットパターンデータから1ライン分のドットパターンデータを取得してコントローラ41に出力する。コントローラ41はCPU20aから出力された1ライン分のドットパターンデータに基づいてレーザダイオード40への供給電流をオン/オフすることによりレーザダイオード40を点滅させる。
本実施形態では用紙3に付着したトナー量(トナー付着量)をコントローラ41によって算出する場合を例に説明する。
図3は、重なりドットを計数するためにSRAM42に記憶されるドットパターンデータを説明するための模式図である。
例えばKのドットパターンデータを例に説明すると、コントローラ41はCPU20aからKの1ライン目のドットパターンデータが出力されると、出力された1ライン目のドットパターンデータに基づいて用紙3にドットを形成するとともに、1ライン目のドットパターンデータに基づいてKのドットの数を計数する。コントローラ41はCPU20aからKのドットパターンデータが1ライン分出力される毎にドットの数を計数し、ライン毎に計数したドットの数を積算することによってKのドットの数を計数する。
M及びYについても同様であり、Mの場合にはK、又はCのドットに重ねて形成される重なりドット、Yの場合にはK、C、又はMのドットに重ねて形成される重なりドットの数を計数する。
先ず、Kのドットパターンデータを記憶しておくための容量について説明する。隣り合う2つの感光体ドラム32の回転中心軸線間の距離(ドラムピッチ)を65ミリ(mm)とすると、感光体ドラム32Kの回転中心軸線から感光体ドラム32Yの回転中心軸線までの距離は65mm×3=195mmとなる。
副走査方向の解像度(1インチ当たりのライン数)を600dpiとすると、195mmの間に形成されるライン数は、(195/2.54)×600=46063ラインとなる。
そして、主走査方向の幅を215.9mmとすると、主走査方向のドット数は(215.9/2.54)×600=51000ドットとなる。
よって、1ドットを1ビットで表すとすると、Kのドットパターンデータを記憶しておくためには、51000×46063ドット=2349213000ビット=280メガバイト(MByte)が必要になる。
従って、これらを合計した容量である559(=280+186+93)MByteがSRAM42に必要な記憶容量である。
図4は、実施形態1に係る画像形成処理のフローチャートである。ここでは全ての色を対象色として色毎にトナー付着量を算出する場合を例に説明する。
非付着係数とは、ドットを用紙3に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量に対する、ドットを他のドットに重ねて形成した場合に付着しないトナー量の割合を示すものである。非付着係数は、例えば付着しないトナー量がない場合(言い換えると全てのトナーが付着する場合)は「0」、2割が付着しない場合は「0.2」、3割が付着しない場合は「0.3」などのように設定される。
そこで、本実施形態では上に重ねて形成するドットの色(C、M、Y)毎に異なる非付着係数を設定する。
S103では、コントローラ41はKのドットの形成、及びKのドット数の計数を開始する。このとき、コントローラ41はCPU20aから出力されたKのドットパターンデータをSRAM42に記憶していく。
具体的には、コントローラ41は以下の式1〜4によりトナー付着量を算出する。
Kのトナー付着量=Kのドット数×「Kのドットを用紙に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量」 ・・・ 式1
Cのトナー付着量=(Cのドット数−Cの重なりドット数×Cの非付着係数)×「Cのドットを用紙に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量」 ・・・ 式2
Mのトナー付着量=(Mのドット数−Mの重なりドット数×Mの非付着係数)×「Mのドットを用紙に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量」 ・・・ 式3
Yのトナー付着量=(Yのドット数−Yの重なりドット数×Yの非付着係数)×「Yのドットを用紙に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量」 ・・・ 式4
以上説明した本発明の実施形態1に係るレーザプリンタ10によると、先に形成されているドットに重ねて形成される重なりドットがある場合には、重なりドットの数に基づいて推定される推定未付着トナー量を差し引くので、トナー付着量をより精度よく算出できる。
なお、算出したトナー付着量は、例えば定着器35によりトナー像を紙面に熱定着させる際の定着器35の温度制御の制御パラメータとして用いることができる。
次に、本発明の実施形態2を図5ないし図6によって説明する。
実施形態2はSRAM42を設けない例である。実施形態2では、前の用紙3へのドットの形成が終了してから次の用紙3へのドットの形成が開始されるまでの間(紙間)に対象色のドットの数、及び重なりドットの数を計数する。
画像データのサイズがA4サイズであるとすると、1色分のドットパターンデータのドットのデータ量は、4960×7015=34794400ビットである。
1システムクロックを10ナノ秒(ns)とし、1システムクロックで処理可能なビット数を32ビットとすると、予想時間は(34794400/32)×10ns=10msとなる。従って、4色分では40msであるので、紙間が170msであれば十分に計数可能であることになる。
S201では、コントローラ41は4色分のドットパターンデータをCPU20aから全て取得し、取得した4色分のドットパターンデータに基づいてK、C、M、Yの各色のドットの数、及びC、M、Yの各色の重なりドットの数を計数する。以下、具体的に説明する。
先ず、コントローラ41はCPU20aに同期信号とは異なる所定のデータ要求信号を出力することにより、K、C、M、及びYの1ライン分のドットパターンデータの出力を要求する。
CPU20aは、コントローラ41からデータ要求信号が出力されると、K、C、M、Yの各ドットパターンデータから1ライン目のドットパターンデータを取得してコントローラ41に出力する。CPU20aはデータ要求信号が出力される毎に各ドットパターンデータから次の1ライン分のドットパターンデータを順に出力する。
次に、コントローラ41は再度CPU20aにデータ要求信号を出力して次の1ラン分のドットパターンデータの出力を要求する。コントローラ41はこれをCPU20aからドットパターンデータが出力されなくなるまで繰り返す。
以上によりK、C、M、Yの各色のドットの数、及びC、M、Yの各色の重なりドットの数が計数される。
次に、本発明の実施形態3を図7ないし図8によって説明する。
実施形態3もSRAM42を設けない例である。ただし、実施形態3では紙間ではなく対象色の1ライン分のドットパターンデータをCPU20aから取得してドットを形成するときに、対象色のドットの数、及び重なりドットの数を計数する。この場合に、実施形態3では用紙3の同じライン上にドットが形成される他の色の1ライン分のドットパターンデータをCPU20aから再取得して重なりドットの数を計数する。
S301では、コントローラ41はKのドットの形成、及びKのドットの数の計数を開始する。実施形態3ではドットの形成に用いたドットパターンデータはSRAM42に記憶させることなく破棄される。これはKのドットパターンデータに限らずC、及びMのドットパターンデータについても同様である。
S303の処理、及びS304の処理はS302の処理と実質的に同一であるので説明は省略する。
次に、本発明の実施形態4を説明する。
実施形態4では、各重なりドットを当該重なりドットの下に形成されているドットの数で分類して計数し、分類毎に非付着係数(重み付け係数の一例)を異ならせる。
そこで、実施形態4では、重なりドットの下に他の色のドットがいくつ重なって形成されているかによってその重なりドットを分類し、下に3つのドットが形成されている重なりドット(3類ドットという)、下に2つのドットが形成されている重なりドット(2類ドットという)、下に1つのドットが形成されている重なりドット(1類ドットという)毎にそれぞれ数を計数する。
具体的には、Yを例に説明すると、以下の式5によりトナー付着量を算出する。
Yのトナー付着量={Yのドット数−(3類ドットの数×3類の非付着係数+2類ドットの数×2類の非付着係数+1類ドットの数×1類の非付着係数)}×「Yのドットを用紙に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量」 ・・・ 式5
ここで、3類の非付着係数<2類の非付着係数<1類の非付着係数であるとする。
ここではYを例に説明したが、Mについても同様である。
次に、本発明の実施形態5を図9によって説明する。
ドットは必ずしも本来形成すべき位置に形成されるとは限らず、位置がずれて形成されてしまうこともある。位置がずれて形成された場合、その周囲に他の色のドットが存在していれば、周囲に存在するドットに重なる可能性がある。
そこで、実施形態5では、対象色のドット毎に当該対象色のドットの所定範囲内に存在する他の色のドットを検出し、対象色のドットが当該検出した他の色のドットに重なる確率に基づく期待値を重なりドットの数として計数する。
期待値=P3×1+P5×1+P7×1<1
Cの重なりドット数=「S1に位置する他の色のドットの数」×P1+「S2に位置する他の色のドットの数」×P2+・・・・+「S9に位置する他の色のドットの数」×P9 ・・・ 式6
次に、本発明の実施形態6を図10によって説明する。
実施形態6では実施形態5と同様に他の色のドットに重なる確率に基づく期待値を重なりドットの数として計数するが、その場合に、各重なりドットを当該重なりドットの下に形成されているドットの数で分類して計数し、分類毎に非付着係数(重み付け係数の一例)を異ならせる。
1類の重なりドットの数=「S1の1類ドットの数」×P1+「S2の1類ドットの数」×P2+・・・・+「S1の3類ドットの数」×P9 ・・・ 式7
2類の重なりドットの数=「S1の2類ドットの数」×P1+「S2の2類ドットの数」×P2+・・・・+「S2の3類ドットの数」×P9 ・・・ 式8
3類の重なりドットの数=「S1の3類ドットの数」×P1+「S2の3類ドットの数」×P2+・・・・+「S9の3類ドットの数」×P9 ・・・ 式9
Yのトナー付着量={Yのドット数−(1類の重なりドットの数×1類の非付着係数)+(2類の重なりドットの数×2類の非付着係数)+(3類の重なりドットの数×3類の非付着係数)}×「Yのドットを用紙に直接形成した場合に推定される1ドット当たりのトナー付着量」 ・・・ 式10
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、例えば下に形成されているドットの色と上に重ねて形成するドットの色との組み合わせ毎に非付着係数を設定してもよい。
10・・・レーザプリンタ
20・・・制御基板
20a・・・CPU
20c・・・RAM
25・・・画像形成部
27・・・スキャナ部
41・・・コントローラ
Claims (10)
- トナーの色毎に生成されたドットパターンデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶されている前記ドットパターンデータに基づいて被記録媒体に各色のドットを形成するドット形成手段と、
前記被記録媒体に対するトナー付着量の算出対象となる色である対象色の前記ドットパターンデータに基づいて前記対象色のドットの数を計数する形成ドット計数手段と、
前記対象色のドットパターンデータと前記対象色よりも先にドットが形成される他の色の前記ドットパターンデータとを比較して、前記他の色のドットに重ねて形成される前記対象色の重なりドットの数を計数する重なりドット計数手段と、
前記対象色のドットの数に基づいて推定される推定付着トナー量から、前記重なりドットの数に基づいて推定される推定未付着トナー量を差し引くことにより前記対象色のトナー付着量を算出する算出手段と、
を備える画像形成装置。 - トナーの色毎に生成されたドットパターンデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶されている前記ドットパターンデータに基づいて被記録媒体に各色のドットを形成するドット形成手段と、
前記被記録媒体に対するトナー付着量の算出対象となる色である対象色の前記ドットパターンデータに基づいて前記対象色のドットの数を計数する形成ドット計数手段と、
前記対象色のドットパターンデータと前記対象色よりも先にドットが形成される他の色のドットパターンデータとを比較して前記対象色のドット毎に当該対象色のドットの所定範囲内に存在する前記他の色のドットを検出し、当該対象色のドットが当該検出した前記他の色のドットに重なる確率に基づく期待値を重なりドットの数として計数する重なりドット計数手段と、
前記対象色のドットの数に基づいて推定される推定付着トナー量から、前記重なりドットの数に基づいて推定される推定未付着トナー量を差し引くことにより前記対象色のトナー付着量を算出する算出手段と、
を備える画像形成装置。 - 請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記重なりドット計数手段は、各前記重なりドットを当該重なりドットの下に形成されているドットの数により分類して計数し、
前記算出手段は、分類毎に計数された前記重なりドットの数に重み付け係数を乗算することにより前記推定未付着トナー量を推定するものであり、分類毎に前記重み付け係数を異ならせる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記重なりドット計数手段は、各前記重なりドットを当該重なりドットの下に形成されているドットの色により分類して計数し、
前記算出手段は、分類毎に計数された前記重なりドットの数に重み付け係数を乗算することにより前記推定未付着トナー量を推定するものであり、分類毎に前記重み付け係数を異ならせる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記算出手段は、計数された前記重なりドットの数に重み付け係数を乗算することにより前記推定未付着トナー量を推定するものであり、対象色毎に前記重み付け係数を異ならせる、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記第1の記憶手段から前記ドットパターンデータを読み出して出力する出力手段と、
前記出力手段から出力された前記ドットパターンデータを前記他の色のドットパターンデータとして記憶する第2の記憶手段とを備え、
前記重なりドット計数手段は、前記第2の記憶手段から前記他の色のドットパターンデータを読み出して前記対象色の重なりドットの数を計数する、画像形成装置。 - 請求項6に記載の画像形成装置であって、
前記出力手段は、前記ドットパターンデータを所定ライン分ずつ順次出力するものであり、
前記重なりドット計数手段は、前記出力手段から出力された前記所定ライン分のドットパターンデータを前記第2の記憶手段に記憶させ、前記第2の記憶手段に記憶されている前記所定ライン分のドットパターンデータが不要になると、不要になった前記所定ライン分のドットパターンデータを、その後に前記出力手段から出力される別の前記所定ライン分のドットパターンデータで上書きする、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記重なりドット計数手段は、前の前記被記録媒体へのドットの形成が終了してから次の前記被記録媒体へのドットの形成が開始されるまでの間に前記対象色の重なりドットの数を計数する、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記重なりドット計数手段は、前記ドット形成手段が前記第1の記憶手段から前記対象色のドットパターンデータを取得して前記対象色のドットを形成するときに、前記第1の記憶手段から前記他の色のドットパターンデータを再取得して計数する、画像形成装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記重なりドット計数手段は、前の前記被記録媒体へのドットの形成が終了してから次の前記被記録媒体へのドットの形成が開始されるまでの間が長いときはその間に前記対象色の重なりドットの数を計数し、その間が短いときは前記ドット形成手段が前記第1の記憶手段から前記対象色のドットパターンデータを取得して前記対象色のドットを形成するときに前記第1の記憶手段から前記他の色のドットパターンデータを再取得して計数する、画像形成装置。
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