JP2004351721A - 印刷装置 - Google Patents

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静男 土屋
Kazutaka Otsuka
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Abstract

【課題】本発明は印刷装置に係り、特に現像プロセスである感光体への帯電処理、現像処理の際発生する帯電ムラや現像ムラを改善し、印字品質の優れた印刷を可能とする印刷装置を提供するものである。
【解決手段】本発明はドラムセット(DS)7に、ドラムセット(DS)7を構成する感光体の帯電ムラを測定し、記録したEEPROM6を配設し、LEDヘッド5を構成するLED素子の光量補正データと共に、CPU9によって両補正データを基に濃度補正データを生成し、プロセス工程に於ける印字ムラも含む濃度補正を行うことによって淡い画像における印字ムラを防止する構成である。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷装置に係り、特に印刷装置各部の補正情報を取得し、印刷データの補正を行う印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印字ヘッドとして、例えばLED素子を使用する印刷装置では、LED素子の輝度のバラツキを補正する為、以下のような方法が行われている。すなわち、LED素子の輝度をフォトダイオード等で測定し、該測定データから光量補正データを求め、メモリに記憶する。そして、電源投入時、上記光量補正データを制御部に出力し、印刷データに対する補正を行っている。
【0003】
図13は印字ヘッドを構成するLED素子からの光出力のデータであり、横軸がLED素子の配設方向に対応し、縦軸が各LED素子の光出力である。補正前においては、光出力の最大値は1.304μWであり、光出力の最小値は1.068μWであり、平均値で示すと+8.2%、−11.4%のバラツキがあることが分かる。一方、図14は上記補正を行った結果であり、光出力の最大値は1.224μWであり、光出力の最小値は1.177μWであり、平均値で示すと+1.9%、−1.9%のバラツキに改善される。
【0004】
一方、特許文献1には、感光体上の画像形成情報を濃度センサによって検出し、印字ヘッドの発光光量を制御して均一な濃度の画像形成を行う発明が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開平5−94079号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、実際に印刷を行い出力された画像に濃度ムラが見られる。この濃度ムラは通常の文字印刷や高濃度印刷では殆ど気にならないが、淡い濃度の画像を用紙全面に印刷する場合などに顕著に表れる。
【0007】
この原因は、印字ヘッドによるものではなく、寧ろ現像プロセスによる要因が大きい。したがって、従来のように印字ヘッドの光量バラツキを調整するだけでは上記濃度ムラを改善することはできない。
そこで、本発明は現像プロセスである感光体への帯電処理、現像処理の際発生する帯電ムラや現像ムラを改善し、印字品質の優れた印刷を可能とする印刷装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1に記載した発明によれば、印字ヘッドを構成する各ドットの光量バラツキの補正データを記憶する第1の記憶手段と、感光体の帯電ムラの補正データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1、第2の記憶手段に記憶されたそれぞれの補正データを読み出し、濃度補正データを生成する濃度補正データ生成手段と、該濃度補正データに従って印刷データを補正し、前記印字ドットの各ドットの光量を補正する補正手段とを有する印刷装置を提供することによって達成できる。
【0009】
このように構成することにより、感光体の帯電ムラも補正でき、LED素子の光量ムラと合わせて、より優れた印刷データの補正を行うことができ、例えば淡い画像を用紙全面に印刷する場合に発生する濃度ムラ等を改善することができる。
【0010】
請求項2の記載は、請求項1に記載した発明において、前記第2の記憶手段は、前記感光体を含むドラムユニットに配設されている。
このように構成することにより、例えば感光体ドラム内に帯電補正データを記憶したメモリを配設し、対応した感光体ドラムの補正情報を記録することができる。
【0011】
請求項3の記載は、請求項1に記載した発明において、前記帯電ムラの補正データを測定する測定手段を有し、該測定手段によって測定された補正データを記憶する第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段が構築された制御部内に配設されている構成である。
【0012】
このように構成することにより、帯電ムラ補正の補正データを測定し、当該補正データを第1の記憶手段が配設された制御部、例えばエンジンコントローラ内の制御回路に配設し、光量補正データと帯電ムラ補正データを読み出し、濃度補正データを迅速に生成することができる。
【0013】
上記課題は、請求項4に記載した発明によれば、印字ヘッドを構成する各ドットの光量バラツキの補正データを記憶する第1の記憶手段と、現像器のトナー薄層ムラの補正データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1、第2の記憶手段に記憶されたそれぞれの補正データを読み出し、印刷データを補正する濃度補正データを作成する濃度補正データ作成手段と、該濃度補正データに従って印刷データを補正し、前記印字ドットの各ドットの光量を補正する補正手段とを有する印刷装置を提供することによって達成できる。
【0014】
このように構成することによっても、現像器のトナー薄層ムラを補正でき、LED素子の光量ムラと合わせて、より優れた印刷データの補正を行うことができる。
請求項5の記載は、請求項4に記載した発明において、前記第2の記憶手段は、現像装置を含むトナーユニットに配設されている。
【0015】
このように構成することにより、例えば現像器内にトナー薄層ムラに対する補正データを記憶したメモリを配設し、対応した現像器の補正情報を記録することができる。
請求項6の記載は、請求項4に記載した発明において、前記トナー薄層ムラの補正データを測定する測定手段を有し、該測定手段によって測定された補正データを記憶する第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段が構築された制御部内に配設されている構成である。
【0016】
このように構成することにより、トナー薄層ムラの補正データを測定し、当該補正データを第1の記憶手段が配設された制御部、例えばエンジンコントローラ内の制御回路に配設し、光量補正データと帯電ムラ補正データを読み出し、濃度補正データを迅速に生成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態の印刷装置の回路ブロック図である。同図において、印刷装置1はインターフェース(I/F)コントローラ2、エンジンコントローラ3、ヘッド(HD)コントローラ4、LEDヘッド5、EEPROM6で構成されている。また、EEPROM6はドラムセット(DS)7に配設されている。尚、ドラムセット(DS)7は、上記LEDヘッド5からの印刷データの光書き込みに基づいて静電潜像を記録する感光体ドラムと、これに付随する機器を一体構成したユニットである。
【0018】
I/Fコントローラ2はパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器から送信された印刷データを受信し、ビデオ信号を作成してヘッド(HD)コントローラ4に出力する。また、エンジンコントローラ3から同期信号を受信し、エンジンコントローラ3が制御するプロセス機器との同期を取り、各種コマンドやステータス信号の入出力を行う。ヘッド(HD)コントローラ4はエンジンコントローラ3から後述する濃度補正データを受信し、濃度補正データに従ってI/Fコントローラ2から送信された印刷データの補正を行い、ヘッド駆動信号をLEDヘッド5に送信してLED素子を発光する。
【0019】
I/Fコントローラ2はフラッシュROM8とCPU9を有し、フラッシュROM8にはLEDヘッド5の光量補正データが記録されている。尚、本例で使用するLEDヘッド5はA4サイズで横送り、600DPI用であり、7142個のLED素子が配設され、フラッシュROM8にはこれらのLED素子の光量補正データが記憶されている。
【0020】
一方、ドラムセット(DS)7に配設されたEEPROM6には、感光体ドラムの帯電ムラを補正する為の補正データが記憶されている。この補正データは、例えばLEDヘッド5を駆動しない状態で現像器の現像バイアスを調整し、印刷を行った用紙上の濃度をスキャナ等で読み取り、均一の濃度になるように補正を行ったデータである。
【0021】
また、エンジンコントローラ3に配設されたCPU9は、フラッシュROM8からLEDヘッド5の光量補正データを受け取り、EEPROM6から帯電ムラの補正データを受け取り、両補正データを基に印刷データに対する濃度補正データを生成する。そして、生成された濃度補正データは前述のヘッド(HD)コントローラ4に出力される。尚、上記濃度補正データの生成処理の具体例については後述する。
【0022】
次に、本例の処理動作を図2に示すフローチャートに従って説明する。尚、この処理は、印刷装置の電源投入時、又はドラムセット(DS)7が印刷装置に再セットされた際に実行される。
先ず、CPU9はフラッシュROM8から光量補正データをリードし(ステップ(以下、STで示す)1)、ドラムセット(DS)7に配設されたEEPROM6から帯電ムラの補正データをリードする(ST2)。
【0023】
次に、補正アルゴリズムに従い上記両補正データに基づいて最終的な補正データである濃度補正データを生成する(ST3)。そして、生成した濃度補正データをヘッド(HD)コントローラ4に出力し(ST4)、所定のドット数分(例えば、前述の7142個のLED素子分)の補正データが準備されたか判断する(ST5)。その後、所定ドット数分の補正データが準備されると濃度補正データの生成処理を完了する(ST5がYES)。
【0024】
ここで、上記濃度補正データを生成するアルゴリズムについて説明する。LEDヘッド5の光量バランスは設定中心値に対して最大±15%であり、一方の帯電ムラは設定中心値に対して最大±13%である。そして、それぞれの補正値は“127”を中心に、“0”〜“255”までの値である。したがって、出力される画像濃度に寄与する割合は、光量ムラ:帯電ムラ=15:13である。したがって、最終的な補正値(濃度補正データ)は理論的に以下の式によって得られる。
濃度補正値={(x−127)×15+(y−127)×13}÷(15+13)+127
(但し、上記xは光量補正値、yは帯電ムラ補正値)
図3は上記計算式に従って生成された濃度補正値に基づいて淡い印刷を行い、スキャナで読み取った濃度特性である。同図から分かるように、濃度の最大値は172であり、最小値は164であり、平均値に対して+2.4%、−2.4%のバラツキである。
【0025】
一方、図4は本例の帯電ムラ補正を行わない場合であり、濃度の最大値は184であり、最小値は149であり、平均値に対して+9.5%、−11.3%のバラツキである。したがって、図3に示すように、本例の印刷装置は濃度ムラが改善され、特に淡い画像を用紙全面に印刷する場合において濃度ムラを改善することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0026】
前述の実施形態は感光体の帯電ムラ補正について説明したが、本例では現像器のトナー薄層ムラの補正情報を光量補正データに含める発明に関する。以下、具体的に説明する。
図5は本実施形態の印刷装置の回路ブロック図である。尚、本回路ブロックは、基本的に前述の図1と同じであるが、EEPROMの配設位置が異なる。また、EEPROMに記憶される補正データも異なる。本回路は、前述と同様I/Fコントローラ2、エンジンコントローラ3、ヘッド(HD)コントローラ4、LEDヘッド5、EEPROM10で構成され、EEPROM10はトナーセット(TS)11に配設されている。このトナーセット(TS)11は、トナーが収納されたトナー収納部及び現像ロール等を一体形成したユニットであり、装置本体に対して着脱自在に構成されている。
【0027】
また、I/Fコントローラ2はフラッシュROM8とCPU9を有し、前述と同様、フラッシュROM8にはLEDヘッド5の光量補正データが記録されている。一方、トナーセット(TS)11に配設されたEEPROM10には、トナー薄層ムラを補正するデータが記憶されている。この補正データも、LEDヘッド5を駆動しない状態で現像器の現像バイアスを調整し、印刷を行った用紙の濃度をスキャナ等で読み取り、均一の濃度になるように補正を行ったデータである。
【0028】
また、エンジンコントローラ3に配設されたCPU9は、前述と同様、フラッシュROM8からLEDヘッド5の光量補正データを受け取ると共に、EEPROM10からトナー薄層ムラの補正データを受け取り、両補正データを基に印刷データの濃度補正データを生成する。
【0029】
図6は本例の処理を説明するフローチャートであり、前述と同様、印刷装置の電源投入時、又はトナーセット(TS)11の再セット時実行される。
先ず、CPU9はフラッシュROM8から光量補正データをリードし(ステップ(以下、STPで示す)1)、次にトナーセット(TS)11に配設されたEEPROM10からトナー薄層ムラの補正データをリードする(STP2)。
【0030】
次に、補正アルゴリズムに従い上記両補正データに基づいて最終的な補正データである濃度補正データを生成し(STP3)、生成した濃度補正データをヘッド(HD)コントローラ4に出力する(STP4)。そして、所定のドット数分(例えば、前述の7142個のLED素子分)の補正データが準備されたか判断し(STP5)、所定のドット数分の補正データが準備されると濃度補正データの生成処理を完了する(STP5がYES)。尚、上記濃度補正データを生成するアルゴリズムは、前述の説明と同様である。
【0031】
このように構成することにより、本例の印刷装置においても濃度ムラが改善され、特に淡い画像を用紙全面に印刷する場合において濃度ムラを改善することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
【0032】
前述の第1、第2の実施形態では、帯電ムラ又はトナー薄層ムラを予め測定し、個々のドラムセット(DS)6、又はトナーセット(TS)11に設けたEEPROM6、又は10に記憶したが、本実施形態では印刷装置に設けた密着型イメージセンサ(CIS)で読み取ることによって補正データを取得する構成である。
【0033】
図7は本例の印刷装置の断面図を示し、上記密着型イメージセンサ(CIS)12の配設位置を示す。尚、同図において、13はマゼンダ(M)の画像形成部であり、14はシアン(C)の画像形成部であり、15はイエロー(Y)の画像形成部であり、16はブラック(K)の画像形成部である。また、各画像形成部13〜16は、それぞれドラムセット(DS)7とトナーセット(TS)11を着脱可能に構成している。また、給紙カセット18に載置された用紙Pは給紙ローラ19の回転によって搬出され、待機ロール20を介して転写ベルト21上に送られ、上記画像形成部13〜16による印字処理によってカラー画像が形成され、更に定着ロール17によってカラー画像が熱定着される。
【0034】
本例で使用する密着型イメージセンサ(CIS)12は、上記構成の印刷装置を使用し、印刷濃度のテスト印刷を行った用紙の画像濃度を測定する。図8は密着型イメージセンサ(CIS)を含む本例の印刷装置の回路ブロック図である。同図において、前述の実施形態で説明した構成上の説明は省略する。
【0035】
密着型イメージセンサ(CIS)12で測定した濃度データはイメージプロセッサ22に送信され、アナログ−デジタル変換処理(AD変換処理)、暗出力補正処理、シェーディング補正処理、解像度変換処理が行われた後、エンジンコントローラ3内のCPU9に送信される。尚、SRAM(static RAM)23は後述する黒基準データ、白基準データを記憶し、イメージプロセッサ22との間で上記データの授受を行う。また、上記帯電ムラ補正又はトナー薄層ムラ補正の補正データはRAM24に記憶される。
【0036】
図9は密着型イメージセンサ(CIS)12によるテスト印字の読み取り処理を説明するフローチャートである。
先ず、密着型イメージセンサ(CIS)12をオフし、黒基準データを読み取り上記SRAM23に保存する(ステップ(以下、Sで示す)1)。そして、給紙カセット18から用紙を搬出し(S2)、マゼンダ(M)のトナーセット(TS)のバイアスを変更して用紙に帯状の印刷を行う(S3)。その後、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)について、トナーセット(TS)のバイアスを変更を行う(S4〜S6)。
【0037】
次に、用紙が搬送され、密着型イメージセンサ(CIS)12に用紙が達すると、用紙(原稿)の濃度を読み取り、白基準データとしてSRAM23に記憶する(S7)。図10は密着型イメージセンサ(CIS)12による原稿濃度の読み取りタイミングを説明する図である。同図において、先ず“1”のタイミングで原稿濃度の読み取り処理を行う。
【0038】
次に、図10に示す“2”のタイミングでマゼンダ(M)の画像濃度を読み取り、RAM24に記録する。以下、同様に“3”のタイミングでシアン(C)の画像濃度を読み取り、“4”のタイミングでイエロー(Y)の画像濃度を読み取り、“5”のタイミングでブラック(K)の画像濃度を読み取り、RAM24に記憶する(S9〜S11)。
【0039】
次に、上記処理によって記憶された濃度データを基に補正データを作成する。図11はこの処理を説明するフローチャートであり、先ず上記RAM24に記憶されたマゼンダ(M)の濃度データに基づいて補正データを作成する(S12)。そして、求めた補正データをフラッシュROM8に記憶する(S13)。
【0040】
上記処理はLEDヘッド5を構成するドット数分繰り返され、全てのドットに対する処理が完了するとマゼンダ(M)に対する処理を終わる(S14がYES)。尚、上記処理はマゼンダ(M)について示すが、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)についても同様な処理が行われる。
【0041】
以上のようにして、フラッシュROM8には帯電ムラ補正、又はトナー薄層ムラに基づく補正データが記憶される。
その後、図12に示すフローチャートに従って、記憶された補正データはCPU9の処理によって、光量補正データと共にフラッシュROM8から読み出され(S15、S16)、前述と同様補正アルゴリズムに従って濃度補正データが生成される(S17)。そして、この濃度補正データはヘッド(HD)コントローラ4に出力され、印刷データの補正に使用される(S18、S19がYES)。
【0042】
以上のように、本例によれば帯電ムラ補正、又はトナー薄層ムラ補正の補正データをフラッシュROM8に記憶し、使用することによって第1、第2の実施形態で使用したドラムセット(DS)7にEEPROM6を構築し、トナーセット(TS)11にEEPROM10を構築する必要がない。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明によればLEDヘッドの光量バラツキのみならず、感光体の帯電ムラ補正も行うので、均一な画像形成を行うことができる。特に、淡い濃度の画像を用紙全面に印刷する場合において濃度ムラを無くすことができる。
【0044】
また、トナー薄層ムラ補正も行うので、より均一な画像形成を行うことができる。
また、帯電ムラの補正データやトナー薄層ムラの補正データをドラムセット(DS)やトナーセット(TS)に構築することによって、対応する装置の補正情報を保持することができ、誤り等を無くすことができる。
【0045】
さらに、帯電ムラの補正データやトナー薄層ムラの補正データをドラムセット(DS)やトナーセット(TS)に構築しないことによって、スペースの有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の印刷装置の回路ブロック図である。
【図2】第1の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。
【図3】計算式に従って生成された濃度補正値に基づいて淡い印刷を行い、スキャナで読み取った濃度特性図である。
【図4】本例の帯電ムラ補正を行わない場合の濃度特性図である。
【図5】第2の実施形態の印刷装置の回路ブロック図である。
【図6】第2の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。
【図7】第3の実施形態を説明する為の印刷装置の断面図である。
【図8】第3の実施形態の印刷装置の回路ブロック図である。
【図9】第3の実施形態の処理動作を説明するフローチャートである。
【図10】密着型イメージセンサ(CIS)によって濃度データの読み出しタイミングを説明する図である。
【図11】マゼンダ(M)の画像濃度を読み取り、RAMに記録する処理を説明するフローチャートである。
【図12】補正データの転送処理を説明するフローチャートである。
【図13】従来例を説明するLEDヘッドの光出力波形である。
【図14】従来例を説明するLEDヘッドの光出力波形である。
【符号の説明】
1 印刷装置
2 インターフェース(I/F)コントローラ
3 エンジンコントローラ
4 ヘッド(HD)コントローラ
5 LEDヘッド
6 EEPROM
7 ドラムセット(DS)
8 フラッシュROM
9 CPU
10 EEPROM
11 トナーセット(TS)
12 密着型イメージセンサ(CIS)
13〜16 画像形成部
17 定着ロール
18 給紙カセット
19 給紙ローラ
20 待機ロール
21 転写ベルト
22 イメージプロセッサ
23 SRAM(static RAM)
24 RAM

Claims (6)

  1. 印字ヘッドを構成する各ドットの光量バラツキの補正データを記憶する第1の記憶手段と、
    感光体の帯電ムラの補正データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1、第2の記憶手段に記憶されたそれぞれの補正データを読み出し、濃度補正データを生成する濃度補正データ生成手段と、
    該濃度補正データに従って印刷データを補正し、前記印字ドットの各ドットの光量を補正する補正手段と
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第2の記憶手段は、前記感光体を含むドラムユニットに配設されていることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記帯電ムラの補正データを測定する測定手段を有し、該測定手段によって測定された補正データを記憶する第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段が構築された制御部内に配設されていることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 印字ヘッドを構成する各ドットの光量バラツキの補正データを記憶する第1の記憶手段と、
    現像器のトナー薄層ムラの補正データを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1、第2の記憶手段に記憶されたそれぞれの補正データを読み出し、印刷データを補正する濃度補正データを作成する濃度補正データ作成手段と、
    該濃度補正データに従って印刷データを補正し、前記印字ドットの各ドットの光量を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  5. 前記第2の記憶手段は、現像装置を含むトナーユニットに配設されていることを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
  6. 前記トナー薄層ムラの補正データを測定する測定手段を有し、該測定手段によって測定された補正データを記憶する第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段が構築された制御部内に配設されていることを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
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