JP4766136B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成処理画像処理方法およびプログラムに関する。
原稿の画像を読み取り可能な画像処理装置において原稿から読み取った画像を印刷用紙などに出力する前にプレビュー表示するものがある。ところが、プレビュー表示を行う表示デバイスは、通常、実際に印刷する画像よりも解像度が低いため、プレビュー表示された画像では読み取った画像の細部を確認することが難しい。
そのため、従来は、プレビュー表示された特定の画像については印刷出力を行うことで必要最低限の画像だけを実際に印刷して確認することができるようにした画像処理装置が知られている(例えば特許文献1)。この従来技術によると、プレビュー表示された画像で細部の確認をすることが難しい場合、印刷出力により実際の画像の細部の確認を行うことができる。
また従来、読み取り画像のデータから取得される下地情報に基づいて画像読み取りによって生じた画質異常の位置を検出し、読み取り画像のうちの画質異常の位置を含む領域を表示装置に表示させる装置が知られている(例えば特許文献2)。この従来技術によると、原稿の画像読み取り中に画質異常が発生すると、その部分がプレビュー表示されるので、ユーザは画質異常の発生を容易に把握することができ、必要に応じて原稿の読み直しなどを行うことができる。
特開2006−166219号公報 特開2007−116546号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、画像の細部を確認する場合は印刷出力を伴うため、印刷出力に時間を要し、効率的な確認作業を行うことができない。また上記特許文献2の技術は、原稿の画像読み取り中に画質異常が発生した場合のプレビュー表示に関するものであり、原稿そのものが乱丁原稿などである場合、それを効果的に確認することができるようなプレビュー表示をすることは難しい。また特許文献2の技術では、下地情報に基づく画質異常の位置を検出するための処理を毎回行う必要があるため、プレビュー表示に要する時間が長くなるという問題もある。
ところで、例えば、一部の原稿が他の原稿とは異なる方向で挿入されている場合や、ページの順番が間違っている場合などの乱丁原稿では、原稿を読み取った画像の全体を解像度の低い表示装置にプレビュー表示してもそれを確認することが難しい。そのため、ユーザは、原稿の向きやページの順番などが適切な状態で読み取りが行われたかどうかを確認する場合、読み取った原稿のプレビュー画像を、ページ番号などが記載されている部分に拡大するための操作を行うことが必要となる。しかし、画像拡大のための操作を1ページごとに行う場合、ユーザの操作が煩雑となり、効率的な確認作業を行うことができないという問題がある。
一方、原稿を読み取った画像のプレビュー表示を行う際、原稿のページ番号などが記載されている部分をページごとに自動認識し、それによって認識された部分を自動で拡大表示することも考えられる。しかし、この場合、ページごとの自動認識に多大な処理時間を要し、ページ番号などが記載されている部分が拡大表示されるまでに長時間を要するという問題がある。そのため、この場合においても効率的な確認作業を行うことはできない。
そこで本発明は、上記課題を解決することを目的としてなされたものであり、原稿から読み取った画像のプレビュー表示を行う際、ユーザが確認したいと思う部分に限定して表示を行うことにより、ユーザによる操作負担を軽減すると共に、プレビュー表示までの時間を短縮することができるようにした画像処理装置画像処理方法およびプログラムを提供するものである。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、画像処理装置であって、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取手段と、前記画像読取手段が生成する画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成手段と、前記プレビュー画像の少なくとも一部を表示する画像表示手段と、ユーザによる操作入力を受け付ける操作入力手段と、前記操作入力手段を介して入力されるユーザの指示操作に基づいて、前記画像読取手段による画像データの生成に先立って、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定手段と、前記プレビュー画像から、前記表示領域決定手段によって決定された表示対象領域に対応する画像を抽出し、前記画像表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示領域決定手段は、ユーザが選択可能な複数のプレビュー確認項目のそれぞれに対して個別に表示対象領域を対応付けており、前記操作入力手段を介して前記複数のプレビュー確認項目の中から少なくとも1つのプレビュー確認項目が選択された場合に当該選択されたプレビュー確認項目に対応する表示対象領域を決定することを特徴としている。
また請求項2にかかる発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記表示領域決定手段は、前記操作入力手段を介して前記複数のプレビュー確認項目の中から選択されたプレビュー確認項目に複数の表示対象領域が対応付けられている場合、当該複数の表示対象領域を前記画像表示手段に表示させ、前記操作入力手段からの指定に基づき前記複数の表示対象領域の中から一の表示対象領域を決定することを特徴している。
また請求項3にかかる発明は、画像処理装置であって、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取手段と、前記画像読取手段が生成する画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成手段と、前記プレビュー画像の少なくとも一部を表示する画像表示手段と、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定手段と、前記プレビュー画像から、前記表示領域決定手段によって決定された表示対象領域に対応する画像を抽出し、前記画像表示手段に表示させる表示制御手段と、を備え、前記表示領域決定手段は、前記画像読取手段が複数枚の原稿を読み取った時点で、複数のプレビュー画像の画像認識処理を行い、当該画像認識処理に基づいて特定される類似画像に対応する領域を表示対象領域として決定することを特徴としている。
また請求項4にかかる発明は、請求項3記載の画像処理装置において、前記表示領域決定手段は、前記画像認識処理によって特定される少なくとも1つの類似画像の領域が前記画像表示手段に表示されている状態で、所定の操作入力手段からの指定に基づき表示対象領域を決定することを特徴としている。
また請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置において、前記プレビュー画像生成手段が生成するプレビュー画像を記憶する記憶手段をさらに備え、前記画像読取手段は、複数枚の原稿の連続自動読み取りが可能であり、前記プレビュー画像生成手段は、前記画像読取手段において連続自動読み取り中に生成されるページごとの画像データからプレビュー画像を順次生成して前記記憶手段に記憶し、前記表示制御手段は、前記記憶手段からプレビュー画像を読み出し、前記表示領域決定手段によって決定された表示対象領域に対応する画像を順次抽出し、前記画像表示手段に表示させることを特徴としている。
また請求項6にかかる発明は、請求項1、2、4又は5に記載の画像処理装置において、前記画像表示手段にプレビュー画像を表示している状態で、前記操作入力手段を介して編集指示を入力した場合、該プレビュー画像に対応する画像データの編集処理を行う画像編集手段をさらに備えることを特徴としている。
また請求項7にかかる発明は、請求項3に記載の画像処理装置において、ユーザによる操作入力を受け付ける操作入力手段をさらに備え、前記画像表示手段にプレビュー画像を表示している状態で、前記操作入力手段を介して編集指示を入力した場合、該プレビュー画像に対応する画像データの編集処理を行う画像編集手段をさらに備えることを特徴としている。
また請求項8にかかる発明は、請求項6又は7に記載の画像処理装置において、前記編集処理は、画像データの回転、削除、ページ番号の追加、および、ページの移動の少なくとも1つを含むことを特徴としている。
さらに請求項9にかかる発明は、画像処理方法であって、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、ユーザによる指定に基づいて、前記画像読取ステップによる画像データの生成に先立って、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、を有し、前記表示領域決定ステップは、ユーザが選択可能な複数のプレビュー確認項目のそれぞれに対して個別に表示対象領域を対応付けており、ユーザによって前記複数のプレビュー確認項目の中から少なくとも1つのプレビュー確認項目が選択された場合に、当該選択されたプレビュー確認項目に対応する表示対象領域を決定することを特徴としている。
また請求項11にかかる発明は、画像処理方法であって、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、を有し、前記表示領域決定ステップは、前記画像読取ステップによって複数枚の原稿が読み取られた時点で、複数のプレビュー画像の画像認識処理を行い、当該画像認識処理に基づいて特定される類似画像に対応する領域を表示対象領域として決定することを特徴としている。
また請求項16にかかる発明は、プログラムであって、コンピュータに、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、ユーザによる指定に基づいて、前記画像読取ステップによる画像データの生成に先立って、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、を実行させ、前記表示領域決定ステップにおいては、ユーザが選択可能な複数のプレビュー確認項目のそれぞれに対して個別に表示対象領域を対応付けており、ユーザによって前記複数のプレビュー確認項目の中から少なくとも1つのプレビュー確認項目が選択された場合に、当該選択されたプレビュー確認項目に対応する表示対象領域を決定させることを特徴としている。
また請求項18にかかる発明は、プログラムであって、コンピュータに、原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、を実行させ、前記表示領域決定ステップにおいては、前記画像読取ステップによって複数枚の原稿が読み取られた時点で、複数のプレビュー画像の画像認識処理を行わせ、当該画像認識処理に基づいて特定される類似画像に対応する領域を表示対象領域として決定させることを特徴としている。
本発明によれば、ユーザによって指定された部分を、プレビュー画像における表示対象領域として決定し、プレビュー画像に基づくプレビュー表示を行う際にはプレビュー画像から表示対象領域に対応する画像を抽出して表示する。そのため、原稿から読み取った画像のプレビュー表示を行う際にはユーザが確認したいと思う部分に限定してプレビュー表示を行うことができる。その結果、プレビューページの更新などを行う場合でも、ユーザは、その都度、特別な操作を行う必要がなくなり、ユーザの操作負担が軽減される。またプレビュー画像を表示する際には、常にユーザによって予め指定された表示対象領域の画像を抽出して表示すれば良いので、プレビュー表示までの時間を短縮することができ、プレビューページの更新などを効率的に行うことができる。
画像処理装置の一構成例を示す図である。 画像処理装置における機能構成の一例を示すブロック図である。 画像処理装置において制御コンピュータの制御により画像読取部が原稿の画像読み取りを行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態で表示部に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。 表示部に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。 図6とは異なるプレビュー画面の一例を示す図である。 表示部に表示される編集メニュー画面の一例を示す図である。 編集処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態で表示部に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態で表示部に表示される推奨プレビュー範囲画面の一例を示す図である。 第3の実施の形態の画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態で表示部に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。 第4の実施の形態の画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態の画像処理装置において画像読取部が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態の表示領域決定部における画像認識処理の一例を示す図である。 第4の実施の形態で表示部に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施形態の画像処理装置1の一構成例を示す図である。この画像処理装置1は、一般に複合機やMFPなどと呼ばれる装置である。画像処理装置1は、装置本体の上部に画像読取部2を有し、下部に画像形成部3を有している。また画像読取部2の正面側には、ユーザに対して各種情報を表示すると共に、ユーザが各種入力操作を行うための操作パネル4が設けられている。
画像読取部2は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナ部2aと、複数枚の原稿をセット可能であり、そのセットされた原稿を1枚ずつスキャナ部2aに自動搬送する自動原稿搬送装置(ADF)2bとを備えている。画像読取部2は、スキャナ部2aとADF2bとを互いに同期させて動作させることにより、ADF2bにセットされた複数枚の原稿の連続自動読み取りが可能である。
画像形成部3は、出力用紙などの印刷媒体に対してトナー像を転写することにより画像形成を行うプリンタ部3aと、プリンタ部3aに対して出力用紙を1枚ずつ供給する給紙部3bとを備えている。画像形成部3は、給紙部3bとプリンタ部3aとを互いに同期させて動作させることにより、印刷出力を行う。
操作パネル4は、ユーザに対して各種情報を表示するための表示部5と、ユーザが画像処理装置1に対して操作入力を行うための操作入力部6とを備えている。表示部5は、例えばカラー画像を表示可能な液晶表示ディスプレイなどの表示デバイスで構成され、例えば画像読取部2が原稿から読み取った画像のプレビュー表示などを行う。操作入力部6は、表示部5の表面に設けられたタッチパネルキーと、表示部5の周囲に配置された複数の押しボタンキーとを含む複数の操作キーを備えている。複数の押しボタンキーには、ユーザがADF2bにセットされている複数枚の原稿の連続自動読み取りを指示するためのスタートキーが含まれている。またユーザは例えばタッチパネルキーを操作することにより、画像読取部2が原稿から読み取った画像のプレビュー表示を行う際、原稿画像全体のうちの特定の部分を表示対象領域として指定することができる。
以下、本実施形態の画像処理装置1において画像読取部2が原稿の画像を読み取り、操作パネル4の表示部5に対してプレビュー表示を行う場合の構成および動作について詳しく説明する。
図2は、画像処理装置1における機能構成の一例を示すブロック図であり、主として画像読取部2が原稿の画像を読み取り、操作パネル4の表示部5にプレビュー表示を行う場合の機能構成を示している。画像処理装置1は、上述した画像読取部2および操作パネル4の他に、制御コンピュータ10と、記憶装置20とを備えている。
制御コンピュータ10は、例えばCPUやメモリなどを備えており、CPUが所定のプログラムに基づく処理を実行することによって各種処理部として機能し、画像処理装置1の各部を制御する。特に画像処理装置1において画像読取部2が原稿の画像を読み取り、操作パネル4の表示部5にプレビュー表示を行う場合、制御コンピュータ10は、図2に示すように、画像入力部11、プレビュー画像作成部12、表示領域決定部13、表示制御部14および画像編集部15として機能する。
記憶装置20は、例えばハードディスク装置や半導体メモリなどの不揮発性記憶装置によって構成される記憶手段である。この記憶装置20には、画像読取部2が原稿を読み取って生成する1ページごとの画像データ21が記憶されると共に、操作パネル4の表示部5に表示するためのプレビュー画像22が記憶される。
制御コンピュータ10の画像入力部11は、画像読取部2が原稿を読み取って生成する画像データ21を入力する処理部であり、画像読取部2から画像データ21を入力すると、それを記憶装置20に格納保存する。また画像入力部11は、画像読取部2から入力した画像データ21をプレビュー画像作成部12に出力する。
プレビュー画像作成部12は、表示部5に表示するためのプレビュー画像22を作成する処理部である。プレビュー画像作成部12は、画像読取部2で生成される1ページごとの画像データ21に基づいて表示部5で表示可能なデータ形式のプレビュー画像22を作成し、記憶装置20に格納保存する。ここで作成されるプレビュー画像22は1ページ分全体の画像であり、例えば画像読取部2が生成した画像データ21とほぼ同程度の解像度であり、表示部5で表示可能な解像度よりも高解像度の精細な画像となっている。
表示領域決定部13は、プレビュー画像作成部12によって作成されるプレビュー画像22のうちからその一部を表示部5に表示するための表示対象領域Rとして決定する処理部である。この表示領域決定部13は、プレビュー画像22の全体のうちから、操作パネル4の操作入力部6を介してユーザによって指定された部分を表示対象領域Rとして決定する。表示領域決定部13が、プレビュー画像22のうちの表示対象領域Rを決定すると、表示制御部14に対してその表示対象領域Rを指示する。
表示制御部14は、記憶装置20に記憶されているプレビュー画像22を読み出し、そのプレビュー画像22に基づく画像を表示部5に出力することで画像読取部2が読み取った原稿の画像をプレビュー表示する処理部である。このとき、表示制御部14は、表示領域決定部13から表示対象領域Rに関する指示が与えられている場合、プレビュー画像22の全体のうちから、表示対象領域Rに対応する画像を抽出し、表示部5に表示する。また、このとき表示制御部14は、必要に応じて、表示対象領域Rに対応する画像の拡大処理を行い、ユーザによって指定された部分の画像を表示部5において可能な限り大きく表示することでユーザによる確認作業を容易にする。
尚、プレビュー画像22の原寸サイズは、表示部5の表示サイズと同等或いはそれよりも大きい場合があり、その場合には、表示対象領域Rに対応する画像の原寸表示や縮小表示などが行われる。またその場合においても、表示対象領域Rに対応する画像を表示部5において可能な限り大きく表示することでユーザによる確認作業を容易にする。
また表示部5にプレビュー画像22を表示しているとき、操作入力部6を介してユーザによるページ送り操作などを入力すると、表示制御部14は、その操作に基づいて記憶装置20から別のプレビュー画像22を読み出し、表示部5によるプレビュー表示を別のページの画像に更新する。また表示制御部14は、記憶装置20に対して次のページのプレビュー画像22が格納保存されたタイミングで、表示部5のプレビュー表示をその格納されたプレビュー画像22に自動更新することもできる。このようなプレビュー表示のページ更新時においても、表示制御部14は、次に表示するプレビュー画像22から表示対象領域Rに対応する画像を抽出して表示部5に表示する。したがって、表示部5において画像読取部2が読み取った画像のプレビュー表示が行われる場合、ユーザは、少なくとも一回、操作入力部6を操作して表示対象領域Rを指定しておくことにより、それ以後は、表示部5においてプレビュー画像22の表示対象領域Rに対応する部分の画像が自動的に表示されることになる。そしてこのとき、表示対象領域Rに対応する画像は、表示部5において可能な限り大きなサイズで表示される。
画像編集部15は、表示部5に画像読取部2が読み取った画像のプレビュー表示を行っている状態で、操作入力部6を介してユーザによる編集指示を入力した場合、現在表示中のプレビュー画像22に対応する画像データ21の編集処理を行う処理部である。この編集処理には、例えば当該ページが他のページと異なる方向で挿入されていた場合に当該ページに対応する画像データ21を回転させることによって他のページと同じ方向に整える処理、当該ページが不要なページである場合に当該ページに対応する画像データ21を削除する処理、当該ページが誤ったページ位置に挿入されている場合に適切なページ位置に移動させる処理、当該ページのページ番号が記載漏れである場合に当該ページの画像データ21に対して適切なページ番号などの文字データ(或いは画像データ)を重畳して追加する処理などがある。このような編集処理により、ユーザは表示部5に表示されるプレビュー画像22を確認し、画像データ21の編集が必要と判断した場合は、それを適切な画像データ21に直すことができる。それ故、ユーザは原稿の再読み取りなどを行う必要がなく、操作性が向上する。尚、画像編集部15が行う画像編集は、上述したものに限定するものではなく、その他にも種々の画像編集を行うことができる。
本実施形態の画像処理装置1は、上記構成により、画像読取部2において原稿の読み取りを行いつつ、その読み取った画像を表示部5にプレビュー表示させることができる。そしてユーザはそのプレビュー表示において原稿画像全体のどの部分を表示させるかを少なくとも1回指定することにより、その指定された部分が表示対象領域Rとして決定され、その後のプレビュー表示ではユーザによって先に指定された部分がプレビュー表示されるようになる。つまり、プレビューページが別のページに更新される場合でも、ユーザは特別な操作を行うことなく、先に指定した部分が表示された状態でプレビュー画像22の確認を行うことができる。
ここでユーザが原稿画像全体のどの部分を表示させるかを指定する形態としては、種々の形態がある。本実施形態では、画像読取部2における原稿の読み取り動作を開始する前に、ユーザがあらかじめプレビュー表示を行う領域を指定するようにした一例について説明する。
図3は、画像処理装置1において制御コンピュータ10の制御により画像読取部2が原稿の画像読み取りを行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、主として、画像読取部2、画像入力部11およびプレビュー画像作成部12によって実行される。またこの処理は、画像処理装置1において例えば一定周期ごとに繰り返し実行される処理である。図3に示すように、この処理が開始すると、画像読取部2が制御コンピュータ10から原稿読取開始コマンドを入力したか否かを判断する(ステップS100)。この原稿読取開始コマンドは、例えばユーザが操作パネル4の操作入力部6に含まれるスタートキーを操作した場合、制御コンピュータ10においてそれに基づく所定の処理が行われた後に制御コンピュータ10から画像読取部2に入力する。画像読取部2は、原稿読取開始コマンドを入力していない場合(ステップS100でNO)、この処理は終了する。これに対し、原稿読取開始コマンドを入力していれば、ステップS101以降の処理に進む。
画像読取部2は、ADF2bおよびスキャナ部2aを駆動し、ADF2bにセットされている1枚の原稿をスキャナ部2aに搬送し、スキャナ部2aがその原稿から1ページ分の原稿画像の読み取りを行う(ステップS101)。スキャナ部2aは、1ページ分の原稿読み取りを終了すると、読み取った画像の画像データ21を生成する(ステップS102)。この画像データ21は、画像入力部11に出力される。そして記憶装置20に格納保存される。また画像入力部11は画像データ21をプレビュー画像作成部12に出力する。そして制御コンピュータ10ではプレビュー画像作成部12が機能し、スキャナ部2aが生成した画像データ21に基づいて1ページ分のプレビュー画像22を作成する(ステップS103)。そしてこのとき生成されるプレビュー画像22もまた記憶装置20に格納保存される(ステップS104)。
画像読取部2は、全ページの読み取りが終了したか否かを判断し(ステップS105)、未だ読み取っていないページがあれば(ステップS105でNO)、ステップS101に戻り、原稿画像の読み取り、画像データ21の生成および保存、並びに、プレビュー画像22の作成および保存を繰り返す。これに対し、全ページの読み取りが終了すれば(ステップS105でYES)、この処理は終了する。
次に図4は、画像処理装置1において画像読取部2が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部5にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、制御コンピュータ10において、主として表示領域決定部13、表示制御部14および画像編集部15が機能することによって行われる処理であり、例えばユーザが操作パネル4のスタートキーを操作したことによって開始される。またこの処理は、画像処理装置1において図3に示した画像読取処理と並行して実行することが可能である。
制御コンピュータ10は、ユーザがスタートキーを操作したことを検知した場合、操作パネル4の表示部5に対してプレビュー設定画面を表示する(ステップS200)。図5は、このとき表示部5に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。図5に示すように、このプレビュー設定画面には、画面左端から中央部にかけて表示されるプレビュー範囲を指定するためのプレビュー範囲指定欄31と、画面右側に表示される操作画面40とが含まれる。尚、操作画面40は、プレビュー表示が開始された後、そのプレビュー画像を操作するための画面であるため、この時点ではユーザは特別な操作を行うことができない。
プレビュー範囲指定欄31には、ユーザが予め指定した原稿サイズ或いはADF2bが自動検知した原稿サイズに基づいて原稿1ページ分の原稿サイズ像32が見本として表示される。ユーザは、この原稿サイズ像32に対し、プレビュー表示時に特に注目して表示させたいプレビュー範囲を指定する。例えば、図5に示すように原稿サイズ像32に対して任意の2点P1,P2を指定することにより、それら2点P1,P2を対角線上の2つの頂点とするプレビュー範囲を指定する。図5の例の場合、斜線を施した矩形部分がユーザによって指定されたプレビュー範囲となっている。
制御コンピュータ10は、プレビュー設定画面を表示部5に表示している状態で、ユーザによりプレビュー範囲の指定が行われたか否かを判断する(ステップS201)。そしてプレビュー範囲の指定が行われた場合(ステップS201でYES)、表示領域決定部13がその指定されたプレビュー範囲に基づいて表示対象領域Rを決定する。すなわち、図5の場合、ユーザが指定した矩形部分のプレビュー範囲は、そのままプレビュー表示を行う際の表示対象領域Rとして決定される。
そして表示領域決定部13が表示対象領域Rを決定すると、制御コンピュータ10は、画像読取部2に対して原稿読取開始コマンドを出力する(ステップS203)。これにより、上述した図3のフローチャートにおいてステップS100の判断がYESとなり、ADF2bにセットされている全ての原稿の画像読み取りが終了するまで、原稿の連続読みと取りが行われる。そして記憶装置20には、1ページ分の原稿読み取りが行われる都度、画像データ21とプレビュー画像22とが順次格納されていく。そしてこれ以降、この図4のフローチャートに基づく処理は、図3のフローチャートに基づく処理と並行して行われる。
制御コンピュータ10は、原稿読取開始コマンドを出力すると、表示制御部14を機能させ、記憶装置20にプレビュー表示を行うためのプレビュー画像22が格納されているか否かを判断する(ステップS204)。記憶装置20に表示すべきプレビュー画像22が格納されていない場合、表示制御部14はプレビュー画像22が格納されるまで待機する。そしてプレビュー画像22が格納されると、表示制御部14は、そのプレビュー画像22を読み出し(ステップS205)、表示対象領域Rに対応した画像を抽出する(ステップS206)。そして必要に応じて抽出した画像の拡大処理を行う(ステップS207)。例えば、プレビュー画像22の表示対象領域Rに対応する部分の画像を表示部5に対して等倍以上で表示可能な場合は拡大処理を行うことによって表示対象領域Rの画像をなるべく大きく表示できるようにする。尚、上述したように、プレビュー画像22の原寸サイズが大きい場合には、表示対象領域Rに対応する部分の画像を表示するときに縮小処理を行う必要があることもあり、そのような場合、ここでは画像の縮小処理が行われる。そして表示制御部14は、表示対象領域Rに対応して抽出したプレビュー画像22を表示部5に出力することにより、プレビュー表示を行う(ステップS208)。
図6は、表示部5に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。図6に示すように、このプレビュー画面には、画面右側に表示される操作画面40と、画面左端から中央部にかけて表示されるプレビュー表示欄49とが含まれる。プレビュー表示欄49には、図6に示すように、1ページ分のプレビュー画像22のうちのユーザが指定した表示対象領域Rに対応する部分の画像が表示される。図例の場合、ユーザが原稿の乱丁などを確認するためにページ番号が記載された部分が表示されており、ユーザはこのプレビュー表示欄49を確認することで簡単にページ番号の確認を行うことができる。
また操作画面40には、現在プレビュー中のページに関する詳細情報などを表示するためのプレビュー情報表示欄41が表示される他、ユーザが操作可能な操作キーとして、プレビューページを前のページに変更するための前ページキー42、プレビューページを次のページに変更するための次ページキー43、現在プレビュー中のページを選択するための選択キー44、現在プレビュー中のページに対する編集操作を行うための編集キー45、プレビューを終了する場合の終了キー46などが表示される。したがって、ユーザは、前ページキー42や次ページキー43を操作することにより、所望のページの画像をプレビュー表示させることができる。また現在プレビュー中のプレビュー画像に対応する画像データ21に対して編集処理を行う場合、ユーザは編集キー45を操作することにより、編集操作を行うための画面へと進むことができる。また複数ページの画像データ21に対して一括して編集処理を行う場合、ユーザは、一括編集を行う各ページの画像をプレビュー表示しているときに選択キー44を操作することによって選択状態としておき、全てのページを選択し終えてから編集キー45を操作することにより、編集操作を行うための画面へと進むことができる。さらにプレビュー表示を終了させる場合、ユーザは終了キー46を操作することにより終了させることができる。
制御コンピュータ10は、上記のようなプレビュー画面を表示している状態で、ユーザによって編集キー45が操作されたか否かを判断し(ステップS209)、編集キー45が操作された場合は編集処理(ステップS210)を実行する。尚、この編集処理の詳細については後述する。またユーザによる編集キー45の操作が行われていない場合、制御コンピュータ10はプレビュー中のページを変更するか否かを判断する(ステップS211)。ここでは、例えばユーザによって前ページキー42又は次ページキー43が操作されていれば、プレビューページを更新すると判断する。また現在のページがプレビュー表示を行ってから所定時間が経過していれば自動的に次のページに更新するように判断しても良い。また現在のページに続く次のページのプレビュー画像22が記憶装置20に格納保存された時点で自動的に次のページに更新するように判断しても良い。
そしてプレビューページの更新を行う場合(ステップS211でYES)、ステップS204に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、プレビューページの更新を行わない場合(ステップS211でNO)、制御コンピュータ10はプレビュー表示を終了するか否かを判断する(ステップS212)。ここでは、ユーザが終了キー46を操作したか否かを判断し、終了キー46が操作されていれば、この処理を終了する。またユーザによって終了キー46が操作されていない場合、再びステップS209に戻り、上述した処理を繰り返す。
上記のような処理により、例えばプレビューページが更新される場合でも、記憶装置20からプレビュー画像22が読み出され、そのプレビュー画像22から表示対象領域Rに対応する画像が抽出されて適宜拡大処理などが行われる。そして表示部5には、ユーザによって指定された表示対象領域Rに対応する部分の画像が表示されるので、ユーザはページ更新時には特別な操作を行わなくても、ユーザの確認したい部分の画像が表示部5に表示される。
次に編集処理を行う場合の手順について説明する。図7は、図6とは異なるプレビュー画面の一例を示す図である。図7に示すようにプレビュー表示欄49に表示される、表示対象領域Rに対応する部分の画像が上下反転している場合、ユーザは画像データ21の編集を行うべく、編集キー45を操作する。すると、図7のプレビュー画面は、図8に示すような編集メニュー画面に遷移する。この編集メニュー画面には、画面右側に表示される操作画面40と、画面左端から中央部にかけて表示される編集メニュー表示欄50とが含まれる。編集メニュー表示欄50には、ユーザの選択可能な編集メニューが表示される。図例の場合、画像データ回転と、画像データ削除と、ページの移動と、ページ番号の追加とが選択可能な項目として表示されている。これら項目の右側には、ユーザが操作可能な操作キー51〜56が表示されており、ユーザはこれらの操作キー51〜56のうちからひとつの操作キーを選択し、OKキー57を操作することにより、選択された編集処理が実行される。例えば、プレビュー表示されたページが図7に示すように上下反転している場合、ユーザは図8に示すように画像データ21を180°回転させるために操作キー52を選択した状態でOKキー57を操作する。そして制御コンピュータ10は、画像編集部15を機能させ、ユーザによって指定された画像編集処理を実行する。
図9は、編集処理(ステップS210)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。画像編集部15は、ユーザによって選択されたページに対応する画像データ21を読み出す(ステップS300)。例えばユーザが複数のページを選択していた場合、画像編集部15はそれら複数のページに対応するそれぞれの画像データ21を読み出す。またユーザがページの選択を行っていない場合には、現在プレビュー表示しているページに対応する画像データ21を読み出す。そして画像編集部15は、上記のような編集メニュー画面においてユーザによって指定された編集処理を実行する(ステップS301)。例えば、画像データ21の180°回転処理である場合、画像編集部15は読み出した画像データ21を180°回転させる。このとき、記憶装置20に格納されているプレビュー画像22もそれに伴って180°回転させる。つまり、画像編集部15は、画像データ21に対する編集処理と同様の処理をプレビュー画像22に対しても行うのである。そして画像編集部15は、記憶装置20に記憶されている画像データ21を、編集処理後の画像データ21で上書きすることにより、画像データ21の更新を行う(ステップS302)。また、記憶装置20に記憶されているプレビュー画像22を、編集処理後のプレビュー画像22で上書きすることにより、プレビュー画像22の更新を行う(ステップS303)。これにより、その後、同じページをプレビュー表示したときには、編集処理が行われたプレビュー画像22が表示され、ユーザは編集処理の結果を確認することができる。
以上のように本実施形態の画像処理装置1では、原稿の連続読み取りを行う際、ユーザが操作入力部6を操作することによってプレビュー表示での確認したい画像部分を予め指定しておく。例えばユーザは原稿の乱丁などを確認したい場合、ADF2bにセットする原稿を見て、ページ番号などが記載されている部分を、プレビュー表示において確認したい画像部分として指定しておく。これにより、プレビュー表示における表示対象領域Rが原稿の読み取り開始前に決定される。そして画像読取部2が原稿の連続読み取りを開始すると、表示制御部14は1ページ分のプレビュー画像22のうちから予め決定されている表示対象領域Rの画像を抽出してそれを表示することにより、ユーザが所望する部分の画像を選択的に表示部5に表示することができる。このとき、表示制御部14は、ページ番号などが記載されている部分であるかどうかの自動認識を行う必要がないので、プレビュー表示が行われるまでの時間が短縮化される。またページ更新時においても、表示制御部14は、プレビュー画像から表示対象領域Rを抽出して表示部5に表示するので、その後、ユーザは1ページごとにプレビュー表示する部分を指定するための操作を行う必要がなく、ユーザの操作負担を軽減することができる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。本実施形態では、ユーザが原稿画像全体のうちのどの部分を表示させるかを指定する際の別の形態として、ユーザが確認したい項目を選択すれば、画像処理装置1がその選択された項目に基づいて推奨プレビュー範囲を表示する形態について説明する。尚、本実施形態でも、画像処理装置1の構成などは、図1および図2に示したものと同様である。また本実施形態においても、画像読取部2が原稿の画像読み取りを行う場合の処理手順は、図3に示したものと同様である。
図10および図11は、本実施形態の画像処理装置1において画像読取部2が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部5にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、制御コンピュータ10において、主として表示領域決定部13、表示制御部14および画像編集部15が機能することによって行われる処理であり、例えばユーザが操作パネル4のスタートキーを操作したことによって開始される。またこの処理は、画像処理装置1において図3に示した画像読取処理と並行して実行することが可能である。
制御コンピュータ10は、ユーザがスタートキーを操作したことを検知した場合、操作パネル4の表示部5に対してプレビュー設定画面を表示する(ステップS400)。図12は、このとき表示部5に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。図12に示すように、このプレビュー設定画面には、画面左端から中央部にかけて表示されるプレビュー確認項目を指定するためのプレビュー確認項目表示欄60と、画面右側に表示される操作画面40とが含まれる。尚、操作画面40は、プレビュー表示が開始された後、そのプレビュー画像を操作するための画面であるため、この時点ではユーザは特別な操作を行うことができない。
プレビュー確認項目表示欄60では、ユーザがプレビュー表示で確認したい項目を選択するようになっている。そのため、ユーザが選択操作可能な複数の操作キー61〜66が表示されている。またOKキー67はユーザが選択した項目を確定させるキーである。操作キー61は、ユーザがプレビュー表示で原稿の方向が全ページ正しく挿入されているかを確認したい場合に選択操作するキーである。また操作キー62は、ユーザが原稿の乱丁を確認したい場合に選択操作するキーである。図例では、この操作キー62が選択されている状態を示している。また操作キー63は、ユーザが原稿に含まれる各ページの所有者を確認したい場合に選択操作するキーである。また操作キー64は、ユーザが原稿に含まれる各ページに対する管理者などの承認の有無を確認したい場合に選択操作するキーである。また操作キー65は、ユーザが原稿に含まれる帳票に対して数値などが入力されているか否かを確認したい場合に選択操作するキーである。さらに操作キー66は、ユーザが原稿に不要なページなどが混入していないかを確認したい場合に選択操作するキーである。このようにプレビュー確認項目表示欄60には、ユーザが確認したい項目を選択することができるように複数の操作キー61〜66が表示されている。尚、プレビュー確認項目表示欄60では、ユーザは複数の操作キーを選択することにより、複数の選択項目を同時に指定することもできる。
制御コンピュータ10は、図12のプレビュー設定画面を表示部5に表示している状態で、ユーザにより確認項目の指定が行われたか否かを判断する(ステップS401)。そして確認項目の指定が行われた場合(ステップS401でYES)、制御コンピュータ10は、続いて、表示部5に対し、推奨プレビュー範囲画面を表示する(ステップS402)。
図13は、このとき表示部5に表示される推奨プレビュー範囲画面の一例を示す図である。尚、図13の推奨プレビュー範囲画面は、図12において確認項目「乱丁」の操作キー62が選択操作された場合の画面に相当する。原稿の乱丁を確認する場合、原稿の各ページに記載されているページ番号などを確認し易くすることが好ましい。ところが、ページ番号が付されている部分は原稿によって異なる。そのため、制御コンピュータ10は、原稿のページ番号などが付されている可能性のある少なくとも1つの部分を推奨プレビュー範囲として表示する。図13の場合、ユーザが予め指定した原稿サイズ或いはADF2bが自動検知した原稿サイズに基づいて原稿1ページ分の原稿サイズ像32を見本として表示し、その原稿サイズ像32の上部左端、上部右端および下部中央の3つの部分を推奨プレビュー範囲R1,R2,R3として表示している。
このような推奨プレビュー範囲R1,R2,R3は、ユーザが選択した確認項目に応じて表示される。例えばユーザが原稿の方向を確認することを指示した場合には、ヘッダやフッタなどが記載されている部分が推奨プレビュー範囲として表示される。この場合、図13と同様の推奨プレビュー範囲R1,R2,R3を表示しても良い。また、ユーザが各ページの所有者を確認することを指定した場合、例えば書類作成者などが記載されているヘッダ部分などが推奨プレビュー範囲として表示される。またユーザが管理者などの承認の有無を確認することを指定した場合、例えば承認者のサインなどが記載される可能性のある部分が推奨プレビュー範囲として表示される。またユーザが帳票に対して数値などが入力されているか否かを確認することを指定した場合、例えば帳票などが表示される部分に対応したページ中央部分が推奨プレビュー範囲として表示される。さらに操作キー66は、ユーザが原稿に不要なページなどが混入していないかを確認することを指定した場合にも、例えばページ番号などが確認できればよいので、図13と同様の推奨プレビュー範囲が表示される。尚、ユーザは複数の確認項目を指定した場合には、選択された複数の項目のそれぞれに対応する推奨プレビュー範囲が表示されることになる。
上記のようにして表示部5に推奨プレビュー範囲画面が表示されると、ユーザは、少なくとも1つの推奨プレビュー範囲R1,R2,R3のうちからプレビュー表示を行う範囲をひとつ選択する操作を行う。つまり、本実施形態では、ユーザが原稿サイズ像32に対してプレビュー表示する範囲の2点を指定するのではなく、少なくとも1つの推奨プレビュー範囲R1,R2,R3のうちからいずれか一つを選択することでプレビュー範囲の指定を行うことができる。
図10のフローチャートに戻り、制御コンピュータ10は、ユーザによる推奨プレビュー範囲の選択が行われたか否かを判断し(ステップS403)、いずれかの推奨プレビュー範囲の選択が行われた場合(ステップS403でYES)、表示領域決定部13がその指定されたプレビュー範囲に基づいて表示対象領域Rを決定する(ステップS404)。すなわち、図13の場合、3つの推奨プレビュー範囲R1,R2,R3のうちでユーザが選択した推奨プレビュー範囲が、そのままプレビュー表示を行う際の表示対象領域Rとして決定される。
そして表示領域決定部13が表示対象領域Rを決定すると、図11のフローチャートに進む。ここで図11に示すステップS405〜S414の各処理は、図4に示したステップS203〜S212の各処理と同様である。またステップS412の編集処理の詳細についても図9のフローチャートと同様である。
したがって、本実施形態においても、例えば画像読取部2が原稿の読み取りを開始し、表示部5においてプレビュー画像22に基づくプレビュー表示を行う際、そのプレビュー画像22から表示対象領域Rに対応する画像が抽出されて表示部5に表示される。またプレビュー表示のページを更新する場合も同様に、プレビュー画像22から表示対象領域Rに対応する画像が抽出されて表示部5に表示される。このとき、表示制御部14は予め決定されている表示対象領域Rの画像部分を抽出すれば良いので、ページ番号などが記載されている部分を自動認識する必要はなく、表示部5にプレビュー画像が表示されるまでの時間を短縮でき、効率的なプレビュー表示が可能である。そしてユーザは、1ページごとにプレビュー表示される画像を選択および拡大させるための特別な操作を行う必要がないので、ユーザの操作負担が軽減される。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。本実施形態では、ユーザが原稿画像全体のうちのどの部分を表示させるかを指定する際の更なる別の形態について説明する。尚、本実施形態でも、画像処理装置1の構成などは、図1および図2に示したものと同様である。また本実施形態においても、画像読取部2が原稿の画像読み取りを行う場合の処理手順は、図3に示したものと同様である。
図14および図15は、本実施形態の画像処理装置1において画像読取部2が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部5にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、制御コンピュータ10において、主として表示領域決定部13、表示制御部14および画像編集部15が機能することによって行われる処理であり、例えばユーザが操作パネル4のスタートキーを操作したことによって開始される。またこの処理は、画像処理装置1において図3に示した画像読取処理と並行して実行することが可能である。
制御コンピュータ10は、ユーザがスタートキーを操作したことを検知すると、画像読取部2に対して原稿読取開始コマンドを出力する(ステップS500)。これにより、上述した図3のフローチャートにおいてステップS100の判断がYESとなり、ADF2bにセットされている全ての原稿の画像読み取りが終了するまで、原稿の連続読みと取りが行われる。そして記憶装置20には、1ページ分の原稿読み取りが行われる都度、画像データ21とプレビュー画像22とが順次格納されていく。そしてこれ以降、この図14および図15のフローチャートに基づく処理は、図3のフローチャートに基づく処理と並行して行われる。
制御コンピュータ10は、ステップS500で原稿読取開始コマンドを出力すると、表示制御部14を機能させ、記憶装置20にプレビュー表示を行うためのプレビュー画像22が格納されているか否かを判断する(ステップS501)。記憶装置20に表示すべきプレビュー画像22が格納されていない場合、表示制御部14はプレビュー画像22が格納されるまで待機する。そして記憶装置20に1ページ目のプレビュー画像22が格納されると、表示制御部14は、そのプレビュー画像22を読み出し(ステップS502)、操作パネル4の表示部5にプレビュー設定画面を表示する(ステップS503)。
図16は、このとき表示部5に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。図16に示すように、このプレビュー設定画面のプレビュー範囲指定欄31には、原稿1枚目のプレビュー画像22の全体が縮小表示される。したがって、ユーザは表示部5に表示されるプレビュー画像22の全体を見ればページ番号などが記載されている部分を容易に把握することができるのでプレビュー範囲の指定を行いやすいという利点がある。ユーザは、このプレビュー画像22に対し、その後のプレビュー表示時に特に注目して表示させたいプレビュー範囲を指定する。例えば、第1の実施の形態で説明したように、プレビュー画像22に対して任意の2点を指定することにより、それら2点を対角線上の2つの頂点とするプレビュー範囲を指定する。図16の例の場合、破線矩形で表された部分がユーザによって指定されたプレビュー範囲となっている。
そして制御コンピュータ10は、図16のプレビュー設定画面を表示部5に表示している状態で、ユーザによりプレビュー範囲の指定が行われたか否かを判断する(ステップS504)。そしてプレビュー範囲の指定が行われた場合(ステップS504でYES)、表示領域決定部13がその指定されたプレビュー範囲に基づいて表示対象領域Rを決定する。すなわち、図16の場合、ユーザが指定した破線矩形で表された部分のプレビュー範囲がそのままプレビュー表示を行う際の表示対象領域Rとして決定される。
表示対象領域Rが決定されると、図15のフローチャートに進む。そして制御コンピュータ10において表示制御部14が機能してステップS506〜S514の処理が実行される。ここで図15に示すステップS506〜S514の処理は、図4に示したステップS204〜S212の各処理と同様である。またステップS512の編集処理の詳細についても図9のフローチャートと同様である。
本実施形態の場合、表示対象領域Rが決定された時点では、既に1ページ目のプレビュー画像22が記憶装置20に格納されているため、ステップS506でYESとなり、1ページのプレビュー画像22から表示対象領域Rに対応する画像が直ちに抽出され、表示部5に表示される。そしてその後は、プレビューページの更新が行われる都度、表示対象領域Rに対応する画像が抽出され、表示部5に表示される。またユーザが編集キー45を操作した場合には、編集処理(ステップS512)が適宜実行される。
したがって、本実施形態においても、上述した第1および第2の実施の形態と同様に、原稿から読み取った画像のプレビュー表示を行う際、ユーザが確認したいと思う部分に限って表示部5に表示を行うことにより、ユーザによる操作負担を軽減することができると共に、表示部5にプレビュー表示を行うまでの時間を短縮することができる。
また本実施形態の場合には、特に、1ページ目の原稿を読み取った時点でそのプレビュー画像22の全体を表示部5に表示し、ユーザがそのプレビュー画像22の全体を見ながらプレビュー表示での特に拡大して表示させたい部分を指定することができる。それ故、ユーザは、ADF2bに原稿をセットする前に、予め原稿のどの部分にページ番号などが記載されているかを確認しておく必要がないので、より一層、ユーザの操作性が向上する。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。本実施形態においても、ユーザが原稿画像全体のうちのどの部分を表示させるかを指定する際の更なる別の形態について説明する。上述の第3の実施の形態では、原稿の1ページ目を読み取ってプレビュー設定画面を表示する例を説明したが、本実施形態では、所定枚数分の原稿を読み取った時点でプレビュー設定画面を表示する例について説明する。尚、本実施形態でも、画像処理装置1の構成などは、図1および図2に示したものと同様である。また本実施形態においても、画像読取部2が原稿の画像読み取りを行う場合の処理手順は、図3に示したものと同様である。
図17および図18は、本実施形態の画像処理装置1において画像読取部2が原稿の画像読み取りを行いつつ表示部5にプレビュー表示を行う場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理は、制御コンピュータ10において、主として表示領域決定部13、表示制御部14および画像編集部15が機能することによって行われる処理であり、例えばユーザが操作パネル4のスタートキーを操作したことによって開始される。またこの処理は、画像処理装置1において図3に示した画像読取処理と並行して実行することが可能である。
制御コンピュータ10は、ユーザがスタートキーを操作したことを検知すると、画像読取部2に対して原稿読取開始コマンドを出力する(ステップS600)。これにより、上述した図3のフローチャートにおいてステップS100の判断がYESとなり、ADF2bにセットされている全ての原稿の画像読み取りが終了するまで、原稿の連続読みと取りが行われる。そして記憶装置20には、1ページ分の原稿読み取りが行われる都度、画像データ21とプレビュー画像22とが順次格納されていく。そしてこれ以降、この図17および図18のフローチャートに基づく処理は、図3のフローチャートに基づく処理と並行して行われる。
制御コンピュータ10は、ステップS600で原稿読取開始コマンドを出力すると、記憶装置20に所定枚数分のプレビュー画像22が格納されるまで待機する(ステップS601)。本実施形態では所定枚数を例えば3枚とする場合を例示する。そして3ページ分のプレビュー画像22が記憶装置20に格納されると、制御コンピュータ10において表示領域決定部13が機能する。表示領域決定部13は、3ページ分のプレビュー画像22を読み出し(ステップS602)、それら3ページ分のプレビュー画像22に対して画像認識処理を行う(ステップS603)。この画像認識処理では、例えば3ページ分のプレビュー画像22を比較することにより、ページ全体のなかで少なくとも1つの類似画像部分を抽出する。
図19は、表示領域決定部13による画像認識処理の一例を示す図である。例えば、原稿1〜3ページ目のプレビュー画像22が、図19に示すようなプレビュー画像22a,22b,22cであったとすると、表示領域決定部13は、記憶装置20においてこれら3つのプレビュー画像22a,22b,22cが揃った時点でそれぞれのプレビュー画像22a,22b,22cを読み出す。本実施形態の表示領域決定部13は、画像認識部13aとしても機能し、この画像認識部13aがこれら3つのプレビュー画像22a,22b,22cの画像比較を行い、類似画像部分を抽出する。図例の場合、プレビュー画像22aにおいて2つの類似画像部分Ra,Rbが、他のプレビュー画像22b,22cとも類似している部分として抽出されている。
そして表示領域決定部13は、画像認識部13aによって少なくとも1つの類似画像部分を抽出することができると、表示部5にプレビュー設定画面を表示する(ステップS604)。図20は、このとき表示部5に表示されるプレビュー設定画面の一例を示す図である。図20に示すように、このプレビュー設定画面のプレビュー範囲指定欄31には、例えば1ページ目のプレビュー画像22aの全体が縮小表示され、さらにそのプレビュー画像22aに対して画像認識処理で抽出した類似画像部分Ra,Rbが重畳的に表示される。ここで表示部5に表示される類似画像部分Ra,Rbは、第2の実施の形態で説明した推奨プレビュー範囲として表示される。つまり、ユーザは、表示部5に表示される少なくとも1つの類似画像部分Ra,Rbのうちからプレビュー表示を行う範囲をひとつ選択することで、プレビュー範囲を指定することができる。
そして表示領域決定部13は、ユーザによるプレビュー範囲の選択が行われたか否かを判断し(ステップS605)、プレビュー範囲の選択が行われた場合(ステップS605でYES)、表示領域決定部13がその指定されたプレビュー範囲に基づいて表示対象領域Rを決定する(ステップS606)。例えば図20の場合、2つの類似画像部分Ra,Rbのうちからユーザが選択した類似画像部分がそのままプレビュー表示を行う際の表示対象領域Rとして決定される。
そして表示領域決定部13が表示対象領域Rを決定すると、図18のフローチャートに進む。ここで図18に示すステップS607〜S615の各処理は、図4に示したステップS204〜S212の各処理と同様である。またステップS613の編集処理の詳細についても図9のフローチャートと同様である。
本実施形態の場合、表示対象領域Rが決定された時点では、既に1〜3ページ目のプレビュー画像22が記憶装置20に格納されているため、ステップS607でYESとなり、1ページのプレビュー画像22から表示対象領域Rに対応する画像が直ちに抽出され、表示部5に表示される。そしてその後は、プレビューページの更新が行われる都度、表示対象領域Rに対応する画像が抽出され、表示部5に表示される。またユーザが編集キー45を操作した場合には、編集処理(ステップS613)が適宜実行される。
したがって、本実施形態においても、上述した第1および第2の実施の形態と同様に、原稿から読み取った画像のプレビュー表示を行う際、ユーザが確認したいと思う部分に限って表示部5に表示を行うことにより、ユーザによる操作負担を軽減することができる。また本実施形態では所定枚数分の原稿を読み取った時点で画像認識処理を行うため、その画像認識処理が終了するまではプレビュー表示でユーザが確認したい部分の画像を表示することはできない。しかし、本実施形態の画像認識処理は、プレビューページを更新する度に行うものではないので、プレビューページの更新は短時間で行うことができる。
また本実施形態では、特に、所定枚数分の原稿を読み取った時点で画像認識を行い、複数のプレビュー画像22に共通する少なくとも1つの類似画像部分を、プレビュー画像22に重畳して表示するので、ユーザは、プレビュー表示で特に表示させたい部分を指定しやすくなる。
(変形例)
以上、本発明に関するいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上述した内容に限定されるものではない。
上述した実施形態では、画像処理装置1の一例として、複合機やMFPなどと呼ばれる装置を例示したが、本発明の画像処理装置は必ずしもそのような装置に限定されるものではない。例えば、スキャナ専用装置であっても良いし、またコピー専用装置やFAX専用装置であっても構わない。
また第4の実施の形態では、画像認識処理で抽出した少なくとも1つの類似画像部分Ra,Rbをそのまま推奨プレビュー範囲として表示する場合を例示したが、これに第2の実施の形態で説明した内容を組み合わせることもできる。すなわち、第2の実施の形態で説明したように原稿の読み取り開始前に、ユーザによる確認項目の指定を受け付けておき、所定枚数分の原稿を読み取った時点で画像認識処理を行って複数の類似画像部分を抽出する。そして複数の類似画像部分のうちから、ユーザによって指定された確認項目(例えば「乱丁」など)をプレビュー表示で確認するのに適した部分を少なくとも1つ特定し、その特定した類似画像部分を推奨プレビュー範囲として表示する構成としても良い。この場合、ユーザがプレビュー範囲を指定する際の操作性がさらに優れたものとなる。
またその他にも本発明には種々の変形例が適用可能である。すなわち、上述した説明はすべての点で例示であって限定的なものではない。
1 画像処理装置
2 画像読取部(画像読取手段)
4 操作パネル
5 表示部(画像表示手段)
6 操作入力部(操作入力手段)
10 制御コンピュータ
12 プレビュー画像作成部(プレビュー画像生成部)
13 表示領域決定部(表示領域決定手段)
14 表示制御部(表示制御手段)
15 画像編集部(画像編集手段)
20 記憶装置(記憶手段)
22 プレビュー画像

Claims (22)

  1. 原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取手段と、
    前記画像読取手段が生成する画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成手段と、
    前記プレビュー画像の少なくとも一部を表示する画像表示手段と、
    ユーザによる操作入力を受け付ける操作入力手段と、
    前記操作入力手段を介して入力されるユーザの指示操作に基づいて、前記画像読取手段による画像データの生成に先立って、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定手段と、
    前記プレビュー画像から、前記表示領域決定手段によって決定された表示対象領域に対応する画像を抽出し、前記画像表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示領域決定手段は、ユーザが選択可能な複数のプレビュー確認項目のそれぞれに対して個別に表示対象領域を対応付けており、前記操作入力手段を介して前記複数のプレビュー確認項目の中から少なくとも1つのプレビュー確認項目が選択された場合に当該選択されたプレビュー確認項目に対応する表示対象領域を決定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示領域決定手段は、前記操作入力手段を介して前記複数のプレビュー確認項目の中から選択されたプレビュー確認項目に複数の表示対象領域が対応付けられている場合、当該複数の表示対象領域を前記画像表示手段に表示させ、前記操作入力手段からの指定に基づき前記複数の表示対象領域の中から一の表示対象領域を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取手段と、
    前記画像読取手段が生成する画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成手段と、
    前記プレビュー画像の少なくとも一部を表示する画像表示手段と、
    前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定手段と、
    前記プレビュー画像から、前記表示領域決定手段によって決定された表示対象領域に対応する画像を抽出し、前記画像表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示領域決定手段は、前記画像読取手段が複数枚の原稿を読み取った時点で、複数のプレビュー画像の画像認識処理を行い、当該画像認識処理に基づいて特定される類似画像に対応する領域を表示対象領域として決定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記表示領域決定手段は、前記画像認識処理によって特定される少なくとも1つの類似画像の領域が前記画像表示手段に表示されている状態で、所定の操作入力手段からの指定に基づき表示対象領域を決定することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記プレビュー画像生成手段が生成するプレビュー画像を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記画像読取手段は、複数枚の原稿の連続自動読み取りが可能であり、
    前記プレビュー画像生成手段は、前記画像読取手段において連続自動読み取り中に生成されるページごとの画像データからプレビュー画像を順次生成して前記記憶手段に記憶し、
    前記表示制御手段は、前記記憶手段からプレビュー画像を読み出し、前記表示領域決定手段によって決定された表示対象領域に対応する画像を順次抽出し、前記画像表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記画像表示手段にプレビュー画像を表示している状態で、前記操作入力手段を介して編集指示を入力した場合、該プレビュー画像に対応する画像データの編集処理を行う画像編集手段をさらに備えることを特徴とする請求項1、2、4又は5に記載の画像処理装置。
  7. ユーザによる操作入力を受け付ける操作入力手段をさらに備え、
    前記画像表示手段にプレビュー画像を表示している状態で、前記操作入力手段を介して編集指示を入力した場合、該プレビュー画像に対応する画像データの編集処理を行う画像編集手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  8. 前記編集処理は、画像データの回転、削除、ページ番号の追加、および、ページの移動の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、
    前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、
    ユーザによる指定に基づいて、前記画像読取ステップによる画像データの生成に先立って、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、
    前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、
    前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、
    を有し、
    前記表示領域決定ステップは、ユーザが選択可能な複数のプレビュー確認項目のそれぞれに対して個別に表示対象領域を対応付けており、ユーザによって前記複数のプレビュー確認項目の中から少なくとも1つのプレビュー確認項目が選択された場合に、当該選択されたプレビュー確認項目に対応する表示対象領域を決定することを特徴とする画像処理方法。
  10. 前記表示領域決定ステップは、前記複数のプレビュー確認項目の中からユーザによって選択されたプレビュー確認項目に複数の表示対象領域が対応付けられている場合、当該複数の表示対象領域を表示し、ユーザによる更なる指定に基づき前記複数の表示対象領域の中から一の表示対象領域を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、
    前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、
    前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、
    前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、
    前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、
    を有し、
    前記表示領域決定ステップは、前記画像読取ステップによって複数枚の原稿が読み取られた時点で、複数のプレビュー画像の画像認識処理を行い、当該画像認識処理に基づいて特定される類似画像に対応する領域を表示対象領域として決定することを特徴とする画像処理方法。
  12. 前記表示領域決定ステップは、前記画像認識処理によって特定される少なくとも1つの類似画像の領域が表示されている状態で、ユーザによる指定に基づき表示対象領域を決定することを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 前記画像読取ステップは、複数枚の原稿の連続自動読み取りが可能であり、
    前記プレビュー画像生成ステップは、前記画像読取ステップにおいて連続自動読み取り中に生成されるページごとの画像データからプレビュー画像を順次生成して所定の記憶手段に記憶し、
    前記プレビュー画像表示ステップは、前記記憶手段からプレビュー画像を読み出し、前記表示領域決定ステップによって決定された表示対象領域に対応する画像を順次抽出して表示させることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の画像処理方法。
  14. 前記プレビュー画像表示ステップによってプレビュー画像を表示している状態で、ユーザからの編集指示を入力した場合、該プレビュー画像に対応する画像データの編集処理を行う画像編集ステップをさらに有することを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載の画像処理方法。
  15. 前記編集処理は、画像データの回転、削除、ページ番号の追加、および、ページの移動の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項14記載の画像処理方法。
  16. プログラムであって、コンピュータに、
    原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、
    前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、
    ユーザによる指定に基づいて、前記画像読取ステップによる画像データの生成に先立って、前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、
    前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、
    前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、
    を実行させ、
    前記表示領域決定ステップにおいては、ユーザが選択可能な複数のプレビュー確認項目のそれぞれに対して個別に表示対象領域を対応付けており、ユーザによって前記複数のプレビュー確認項目の中から少なくとも1つのプレビュー確認項目が選択された場合に、当該選択されたプレビュー確認項目に対応する表示対象領域を決定させることを特徴とするプログラム。
  17. 前記表示領域決定ステップにおいては、前記複数のプレビュー確認項目の中からユーザによって選択されたプレビュー確認項目に複数の表示対象領域が対応付けられている場合、当該複数の表示対象領域を表示し、ユーザによる更なる指定に基づき前記複数の表示対象領域の中から一の表示対象領域を決定させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. プログラムであって、コンピュータに、
    原稿の画像を読み取って画像データを生成する画像読取ステップと、
    前記画像データからプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成ステップと、
    前記プレビュー画像における表示対象領域を決定する表示領域決定ステップと、
    前記プレビュー画像から、前記表示領域決定ステップにおいて決定された表示対象領域に対応する画像を抽出する画像抽出ステップと、
    前記画像抽出ステップにおいて抽出された画像を表示するプレビュー画像表示ステップと、
    を実行させ、
    前記表示領域決定ステップにおいては、前記画像読取ステップによって複数枚の原稿が読み取られた時点で、複数のプレビュー画像の画像認識処理を行わせ、当該画像認識処理に基づいて特定される類似画像に対応する領域を表示対象領域として決定させることを特徴とするプログラム。
  19. 前記表示領域決定ステップにおいては、前記画像認識処理によって特定される少なくとも1つの類似画像の領域が表示されている状態で、ユーザによる指定に基づき表示対象領域を決定させることを特徴とする請求項18記載のプログラム。
  20. 前記画像読取ステップにおいては、複数枚の原稿の連続自動読み取りが可能であり、
    前記プレビュー画像生成ステップにおいては、前記画像読取ステップにおいて連続自動読み取り中に生成されるページごとの画像データからプレビュー画像を順次生成して所定の記憶手段に記憶させ、
    前記プレビュー画像表示ステップにおいては、前記記憶手段からプレビュー画像を読み出し、前記表示領域決定ステップによって決定された表示対象領域に対応する画像を順次抽出して表示させることを特徴とする請求項16乃至19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 前記コンピュータに、
    前記プレビュー画像表示ステップによってプレビュー画像を表示している状態で、ユーザからの編集指示を入力した場合、該プレビュー画像に対応する画像データの編集処理を行う画像編集ステップ、
    をさらに実行させることを特徴とする請求項16乃至20のいずれかに記載のプログラム。
  22. 前記編集処理は、画像データの回転、削除、ページ番号の追加、および、ページの移動の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
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