JP4765557B2 - 家庭電気製品収納庫 - Google Patents

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本発明は、蒸気処理機能を有する家庭電気製品収納庫に関するものである。
近年、キッチンまわりの家庭電気製品をすっきりと収納し、空間を有効に活用したいという要望が高まっている。このような要望にこたえるため、従来、この種の家庭電気製品収納庫は、蒸気を発生する機器であっても収納したまま使用できるように、収納庫内部で発生した蒸気をファンにより周囲の常温・常湿の外気と混合させることにより、温度を下げて外部に排出する蒸気処理機能を備えたものが提案されている。また、蒸気が台所作業者に直接当たる不快感を軽減するために、180cm前後の高い位置に蒸気排出口と吸引ファンを設け、機器から発生する蒸気をダクトを経由して吸い込み、庫外へ排出するものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−9964号公報
しかしながら、このような構成の家庭電気製品収納庫では、蒸気排出用の吸引ファンを蒸気排出部付近に取付けており、騒音源である吸引ファンの位置が出口に非常に近いため、騒音が高くなるという問題があった。また、実際に蒸気を吸引する位置に吸引ファンがなく、上方の蒸気排出部に吸引ファンがあるため、蒸気排出部のみを取り出して上方の空間をオープンにするなど、モジュールの融通がきかず、例えば、上段収納庫をカウンタートップに変更するようなことは不可能である。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、吸引ファンにより蒸気吸引部より吸引した蒸気をダクトを経由して蒸気排出部より排出するとき、騒音の主要因である吸引ファンの音を減衰させて低騒音化を実現するとともに、蒸気処理ユニット本体内部での排気経路を変更することにより、蒸気処理ユニット本体の前面から直接蒸気を排出する仕様にも変更できるようにし、モジュールの選択範囲を広げることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、前面が開口し家庭電気製品を収納する少なくとも上下2段の収納庫を有し、下段収納庫の天面に、下面にその中心が前記下段収納庫の背面側にある1つの大きな開口部をもつ蒸気吸引部を有し前記蒸気吸引部の内側に複数の穴が空いた整流板を設け内部に吸引ファンを内蔵し背面側にある吸引ファンから前面側へ通じ更に背面側へと連通する内部ダクトを設けた蒸気処理ユニット本体を取着し、上段収納庫の天面に、前記蒸気処理ユニット本体により回収した蒸気を前記蒸気処理ユニット本体の後方に設けた本体排気口を介して外部に排出する蒸気排出部を有し、前記蒸気処理ユニット本体に連通した前記本体排気口前記蒸気排出部とを排気ダクトにより連接したものである。
これにより、吸引ファンにより蒸気吸引部より吸引した蒸気をダクトを経由して蒸気排出部より排出するとき、騒音の主要因である吸引ファンの音を減衰することができて、低騒音化を実現することができ、また、蒸気処理ユニット本体内部での排気経路を変更することにより、蒸気処理ユニット本体の前面から直接蒸気を排出する仕様にも変更することができ、ユーザーのモジュール選択肢を拡大することができる。
本発明の家庭電気製品収納庫は、吸引ファンにより蒸気吸引部より吸引した蒸気をダクトを経由して蒸気排出部より排出するとき、騒音の主要因である吸引ファンの音を減衰することができて、低騒音化を実現することができ、また、蒸気処理ユニット本体内部での排気経路を変更することにより、蒸気処理ユニット本体の前面から直接蒸気を排出する仕様にも変更することができ、モジュールの選択範囲を広げることができる。
第1の発明は、前面が開口し家庭電気製品を収納する少なくとも上下2段の収納庫を有し、下段収納庫の天面に、下面にその中心が前記下段収納庫の背面側にある1つの大きな開口部をもつ蒸気吸引部を有し前記蒸気吸引部の内側に複数の穴が空いた整流板を設け内部に吸引ファンを内蔵し背面側にある吸引ファンから前面側へ通じ更に背面側へと連通する内部ダクトを設けた蒸気処理ユニット本体を取着し、上段収納庫の天面に、前記蒸気処理ユニット本体により回収した蒸気を前記蒸気処理ユニット本体の後方に設けた本体排気口を介して外部に排出する蒸気排出部を有し、前記蒸気処理ユニット本体に連通した前記本体排気口と前記蒸気排出部とを排気ダクトにより連接したものであり、吸引ファンから外気とともに吸い込まれた蒸気は、内部ダクト、本体排気口、排気ダクトを通って蒸気排出部へ至る過程で冷却され、外部に排出される。また、騒音の主要因である吸引ファンの音についても、排気ダクトから蒸気排出部へ至る途中の経路で減衰し、静音化することができる。また、吸引ファンは蒸気処理ユニット本体に内蔵されるため、蒸気処理ユニット本体で内部の排気経路を変更することにより、蒸気処理ユニット本体の前面から直接蒸気を排出する仕様にも変更することができる。その場合、上段収納庫がないカウンタートップ仕様にも容易に対応することができ、ユーザーのモジュール選択肢を拡大することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、蒸気処理ユニット本体は、前面に操作表示部を設けたものであり、実際に蒸気処理を行っている付近に操作表示部を設置することとなり、直感的に操作しやすくなる上、操作表示部の高さを低く設定できるため、表示が見やすく、操作もしやすい。また、電気系統が蒸気処理ユニット本体内で完結するため、機器の信頼性も高くすることができる。
第3の発明は、上記第1の発明において、蒸気排出部は、前面に操作表示部を設けたものであり、蒸気処理ユニット本体の前面には何も設ける必要がないため、蒸気処理ユニット本体の前面を扉や面材で覆うことにより、すっきりとしたデザインや収納を実現することができる。
第4の発明は、上記第1の発明において、排気ダクトは、上段収納庫の内部側面に設けたものであり、上段収納庫の奥行き寸法を犠牲にすることなく、蒸気排出部を上方に設置することができる。
第5の発明は、上記第1の発明において、排気ダクトは、上段収納庫の内部背面に設けたものであり、上段収納庫の幅寸法を犠牲にすることなく、蒸気排出部を上方に設置することができる。
第6の発明は、上記第1の発明において、排気ダクトは、上段収納庫の内部背面および側面のコーナー部に設けたものであり、上段収納庫の庫内を有効に活用することができる。
第7の発明は、上記第1、4、5、6のいずれか1つの発明において、上段収納庫は、内壁材を排気ダクトより庫内側に設け、前記排気ダクトが露出しないよう構成したものであり、上段収納庫の庫内をすっきりと構成でき、庫内品位の向上と、使いやすい庫内を実現することができる。
第8の発明は、上記第1の発明において、吸引ファンを蒸気排出部にも設けたものであり、騒音源を分散するため、より吸引能力を高めることができ、蒸気処理性能を向上させながら、低騒音化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における家庭電気製品収納庫の断面図を示し、図2は、同家庭電気製品収納庫の正面図を示すものである。
図1および図2に示すように、収納庫本体1は、前面が開口し、内部に家庭電気製品を収納する上段収納庫2と下段収納庫3を有している。下段収納庫3には、炊飯器やジャーポット、コーヒーメーカーなど蒸気を発生する家庭電気製品を収納しており、下段収納庫3の下面に家庭電気製品を載置するスライド台4を収納自在に設けており、必要に応じて下段収納庫3から家庭電気製品を引き出して使用できるようにしている。また、下段収納庫3の天面には、収納した家庭電気製品から発生する蒸気を外部に排出する蒸気処理ユニット本体5を設けており、下段収納庫3に蒸気を発生する家庭電気製品を収納した場合においても、家庭電気製品を収納したまま使用できるようにしている。
蒸気処理ユニット本体5の下面に1つの大きな開口部をもつ蒸気吸引部6を設けており、蒸気処理ユニット本体5の内部に吸引ファン7を設けている。蒸気吸引部6の内側に蒸気を広い範囲で効率よく吸引するために、複数の穴が空いた整流板8を設けており、下段収納庫3内で発生した蒸気を外気と混合し、整流板8の穴および外周より蒸気を吸引する構成としている。吸引ファン7より吐出された蒸気は、内部ダクト9を通って蒸気処理ユニット本体5の後方に設けた本体排気口10から吐出される。また、蒸気処理ユニット本体5の前面には、操作表示部14を設けている。
電源部11は、外部からの供給電源をこの電源部11を経由して電源基板13に取り込み、下段収納庫3内のコンセント12−a、12−bに分配するようにしている。電源基板13では、コンセント12−a、12−bに流れる電流を監視しており、ある一定条件以上の電流を検知すると、内部で機器が動作したものと判断し、自動的に吸引ファン7を動作させるようにしている。
また、各コンセント12−a、12−bに流れる電流値がある一定値(例えば、15A)以上であることを検知すると、片側のコンセント12−bを遮断し、12−aのみ機器の動作が継続するように制御しており、例えば、コンセント12−aで炊飯を行っているときに、コンセント12−bでジャーポットの湯沸しを行おうとしても、通常であれば電源ブレーカーにより両電源とも遮断されるが、本仕様においては、湯沸しのみを停止することにより、炊飯を優先的に継続実行することが可能となっている。この場合、優先回路が動作したことを操作表示部14に表示し、ユーザーに報知する構成となっている。
一方、上段収納庫2の天面には、蒸気排気部15を設けており、蒸気排気部15と蒸気処理ユニット本体5の本体排気口10は、上段収納庫2の庫内を形成する背板(内壁材)16の裏面、すなわち上段収納庫2の内部背面を通る排気ダクト17により接続している。
上記構成において動作、作用について説明する。下段収納庫3の下面に設けたスライド台4に家庭電気製品を載置し、下段収納庫3内のコンセント12−a、12−bに接続して動作を開始し、蒸気処理ユニット本体5内の吸引ファン7を動作させると、吸引ファン7から外気とともに吸い込まれた蒸気は、排気ダクト17を通って蒸気排出部15へ至る過程で冷却され、外部に排出される。このとき、蒸気吸引部6より吸い込まれた蒸気は、内部ダクト9から本体排気口10、排気ダクト17を経由して蒸気排気部15から外部に排出される。このため、騒音の主要因である吸引ファン7の音は、蒸気排出部15へ至る途中の経路で減衰し、蒸気排出部15付近にファンがある構成と比較して、大幅な静音化が可能となる。
また、上方から排気をすることにより、家庭電気製品を使いやすい高さに設置しても、湿度の高い排気が直接体に当たらないよう配慮することができ、蒸気排出時の不快感を軽減することができる。また、排気ダクト17が背板16の裏面を通っていることにより、上段収納庫3内部に排気ダクト17が露出しないため、すっきりとした庫内を実現することができる。なお、排気ダクト17については、背板16の表側に露出しているような構成を採用してもよく、この場合は、排気ダクト17の幅を上段収納庫2の内寸に近い寸法まで拡大するなどの工夫により、外観品位を確保しつつ、前述同様に静音効果が得ることができるうえ、排気ダクト17の保守も容易になる。
以上のように、本実施の形態においては、前面が開口し家庭電気製品を収納する少なくとも上下2段の収納庫を有し、下段収納庫3の天面に、下面に蒸気吸引部6を有し内部に吸引ファン7を内蔵した蒸気処理ユニット本体5を取着し、上段収納庫2の天面に、蒸気処理ユニット本体5により回収した蒸気を外部に排出する蒸気排出部15を有し、蒸気処理ユニット本体5と蒸気排出部15とを排気ダクト17により連接したので、蒸気吸引部6より吸い込まれた蒸気は、内部ダクト9から本体排気口10、排気ダクト17を経由して蒸気排気部15から外部に排出される。このため、騒音の主要因である吸引ファン7の音は、蒸気排出部15へ至る途中の経路で減衰し、蒸気排出部15付近にファンがある構成と比較して、大幅な静音化が可能となる。
また、吸引ファン7は蒸気処理ユニット本体5に内蔵されるため、図3に示すように、内部ダクト9の経路を変更し、蒸気処理ユニット本体5の前面に前方蒸気排気部18を設けることにより、蒸気処理ユニット本体5の前方から直接蒸気を排出する構成にも変更可能である。この構成によれば、上段収納庫2内部を排気ダクト17が通過しないため、背板16を後ろに下げることができ、上段収納庫2の庫内容積を広く確保することができる。
この場合、図4に示すように、下段収納庫3の上にカウンタートップ19を設けることも可能となり、上段収納庫2がないオープンな仕様にも対応可能であり、ユーザーのモジュール選択肢を拡大することができる。
また、蒸気処理ユニット本体5の前面に操作表示部14を設けたので、実際に蒸気処理を行っている付近に操作表示部14を設置することとなり、直感的に操作しやすくなる上、操作表示部14の高さを低く設定できるため、表示が見やすく、操作もしやすい。また、電気系統が蒸気処理ユニット本体5内で完結するため、機器の信頼性も高くすることができる。
また、排気ダクト17は、上段収納庫2の内部背面に設けたので、上段収納庫2の幅寸法を犠牲にすることなく、蒸気排出部15を上方に設置することができる。
また、上段収納庫2は、背板16を排気ダクト17より庫内側に設け、排気ダクト17が露出しないよう構成したので、上段収納庫2の庫内をすっきりと構成でき、庫内品位の向上と、使いやすい庫内を実現することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における家庭電気製品収納庫の断面図を示し、図6は、同家庭電気製品収納庫の一部切欠した正面図を示すものである。
図5および図6に示すように、扉ユニット20は、下段収納庫3の前面開口部を覆う位置に設けている。下段収納庫3には、炊飯器やジャーポット、コーヒーメーカーなど蒸気を発生する家庭電気製品を収納しており、下段収納庫3の下方に扉ユニット収納空間21を設けており、扉ユニット収納空間21の両内壁にガイドレール22を設け、扉ユニット20の下端に設けた回転軸23を保持している。この構成により、扉ユニット20は、下端を中心に回動および収納自在に支持されている。また、扉ユニット20は、上部で下段収納庫3上部内側壁に設けた扉ユニット保持部24により閉保持している。
操作表示部25は、上段収納庫2に設けた蒸気排出部15の前面に設けており、蒸気処理ユニット本体5の前面部は、扉閉時には下段収納庫3の前面開口部と略同形状をした扉ユニット20で覆われた構成となっている。これにより、少し離れていても操作表示部25が認識しやすくなり、さらに、蒸気処理ユニット本体5を扉ユニット20で覆うことができるため、周囲の収納庫とのデザイン的な整合がとりやすく、すっきりとしたキッチン空間を実現することができる。
また、本体排気口10は蒸気処理ユニット本体5の右側上方に設けており、上段収納庫2の天面に設けた蒸気排気部15と蒸気処理ユニット本体5の本体排気口10は、図7に示すように、上段収納庫2の内部側面に設けた排気ダクト26により接続している。他の構成は蒸気実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作、作用について説明する。下段収納庫3の下面に設けたスライド台4に家庭電気製品を載置し、下段収納庫3内のコンセント12−a、12−bに接続して動作を開始し、蒸気処理ユニット本体5内の吸引ファン7を動作させると、吸引ファン7から外気とともに吸い込まれた蒸気は、排気ダクト26を通って蒸気排出部15へ至る過程で冷却され、外部に排出される。このとき、蒸気吸引部6より吸い込まれた蒸気は、内部ダクト9から本体排気口10、排気ダクト26を経由して蒸気排気部15から外部に排出される。このため、騒音の主要因である吸引ファン7の音は、蒸気排出部15へ至る途中の経路で減衰し、蒸気排出部15付近にファンがある構成と比較して、大幅な静音化が可能となる。
また、排気ダクト26を上段収納庫2の内部側面に設けているため、庫内の有効奥行きを犠牲にせずに、上方からの排気を実現することができ、機器を使いやすい高さに設置しても、湿度の高い排気が直接体に当たらないよう配慮することができ、蒸気排出時の不快感を軽減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、蒸気排出部15は、前面に操作表示部25を設けたので、蒸気処理ユニット本体5の前面には何も設ける必要がないため、蒸気処理ユニット本体5の前面を扉20や面材で覆うことにより、すっきりとしたデザインや収納を実現することができる。
また、排気ダクト26は、上段収納庫2の内部側面に設けたので、上段収納庫2の奥行き寸法を犠牲にすることなく、蒸気排出部16を上方に設置することができる。
なお、上記各実施の形態では、排気ダクト26は、上段収納庫2の背面または側面に配置した場合を述べたが、図8に示すように、排気ダクト27をコーナー部に配置することも可能であり、この構成によると、排気ダクト27が上段収納庫2内部に露出していても目立たないため、外観品位を確保しつつ、前述同様に静音効果が得ることができる上、排気ダクト27の保守も容易になる。また、上段収納庫2の庫内を有効に活用することができる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3における家庭電気製品収納庫の断面図を示すものである。
図9に示すように、上段収納庫2の天面に設けた蒸気排気部15と、下段収納庫3の天面に設けた蒸気処理ユニット本体5の本体排気口10の間を、上段収納庫2の庫内を形成する背板16の裏面を通る排気ダクト17により接続し、排気ファン(吸引ファン)28は、排気ダクト17と蒸気排気部15との間に設け、吸引ファン7により吐出された蒸気を外部に排出するようにしている。他の構成は蒸気実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において動作、作用について説明する。下段収納庫3の下面に設けたスライド台4に家庭電気製品を載置し、下段収納庫3内のコンセント12−a、12−bに接続して動作を開始し、蒸気処理ユニット本体5内の吸引ファン7を動作させると、蒸気吸引部6より吸い込まれた蒸気は、内部ダクト9から本体排気口10、排気ダクト17を経由して、排気ファン28により蒸気排気部15から外部に排出される。
これにより、蒸気を効率よく外部に排出することができるため、吸引ファン7および排気ファン28の回転数を低くすることができ、また、吸引ファン7と排気ファン28が2箇所に配置されるため、騒音源を分散することができ、一層静音化することができる。また、上段収納庫2の奥行きを広くするために、排気ダクト17の偏平率を大きくしたり、高さを確保するために排気ダクト17の長さを長くすることにより、排気経路の損失が増大するような場合でも、蒸気処理性能を確保することができる。
以上のように、本実施の形態においては、排気ファン28を蒸気排出部15にも設けたので、騒音源を分散するため、より吸引能力を高めることができ、蒸気処理性能を向上させながら、低騒音化を実現することができる。
以上のように、本発明にかかる家庭電気製品収納庫は、吸引ファンにより蒸気吸引部より吸引した蒸気をダクトを経由して蒸気排出部より排出するとき、騒音の主要因である吸引ファンの音を減衰することができて、低騒音化を実現することができ、また、蒸気処理ユニット本体内部での排気経路を変更することにより、蒸気処理ユニット本体の前面から直接蒸気を排出する仕様にも変更することができ、モジュールの選択範囲を広げることができるので、蒸気処理機能を有する家庭電気製品収納庫として有用である。
本発明の実施の形態1における家庭電気製品収納庫の断面図 同家庭電気製品収納庫の正面図 同家庭電気製品収納庫の他の実施の形態の断面図 同家庭電気製品収納庫の他の実施の形態の断面図 本発明の実施の形態2における家庭電気製品収納庫の断面図 同家庭電気製品収納庫の一部切欠した正面図 同家庭電気製品収納庫のA−A線拡大断面図 同家庭電気製品収納庫の他の実施の形態のA−A線拡大断面図 本発明の実施の形態3における家庭電気製品収納庫の断面図
符号の説明
2 上段収納庫
3 下段収納庫
5 蒸気処理ユニット本体
6 蒸気吸引部
7 吸引ファン
15 蒸気排出部
17 排気ダクト

Claims (8)

  1. 前面が開口し家庭電気製品を収納する少なくとも上下2段の収納庫を有し、下段収納庫の天面に、下面にその中心が前記下段収納庫の背面側にある1つの大きな開口部をもつ蒸気吸引部を有し前記蒸気吸引部の内側に複数の穴が空いた整流板を設け内部に吸引ファンを内蔵し背面側にある吸引ファンから前面側へ通じ更に背面側へと連通する内部ダクトを設けた蒸気処理ユニット本体を取着し、上段収納庫の天面に、前記蒸気処理ユニット本体により回収した蒸気を前記蒸気処理ユニット本体の後方に設けた本体排気口を介して外部に排出する蒸気排出部を有し、前記蒸気処理ユニット本体に連通した前記本体排気口と前記蒸気排出部とを排気ダクトにより連接した家庭電気製品収納庫。
  2. 蒸気処理ユニット本体は、前面に操作表示部を設けた請求項1記載の家庭電気製品収納庫。
  3. 蒸気排出部は、前面に操作表示部を設けた請求項1記載の家庭電気製品収納庫。
  4. 排気ダクトは、上段収納庫の内部側面に設けた請求項1記載の家庭電気製品収納庫。
  5. 排気ダクトは、上段収納庫の内部背面に設けた請求項1記載の家庭電気製品収納庫。
  6. 排気ダクトは、上段収納庫の内部背面および側面のコーナー部に設けた請求項1記載の家庭電気製品収納庫。
  7. 上段収納庫は、内壁材を排気ダクトより庫内側に設け、前記排気ダクトが露出しないよう構成した請求項1、4、5、6のいずれか1項に記載の家庭電気製品収納庫。
  8. 吸引ファンを蒸気排出部にも設けた請求項1記載の家庭電気製品収納庫。
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