JP4765422B2 - 車両管理システム - Google Patents

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Description

本発明は車両管理システムに係り、特に駐車中の車両の状態を検出し、駐車正常状態であるか駐車異常状態あるか否かを判定するよう構成された車両管理システムに関する。
従来から、自動車などの車両を管理する車両管理システムにおいては、車両の異常の有無を検出する複数の検出手段を設けると共に、インターネットなどの通信網を利用して車両に関する情報をセンタに送信し、各車両毎の情報を蓄積したセンタ(サーバ)から当該車両の所有者に異常を通知する情報通信システムの開発が進められている(例えば、特許文献1参照)。
駐車中における異常検出の対象となる箇所としては、例えば、ドアロックの有無、ウインドウの開閉、ライトのオン・オフ、ハザードオン・オフ等の多数箇所がある。そして、車両に搭載された車載コンピュータは、複数のセンサやスイッチからの検出信号を監視し、複数の検出信号の組み合わせを判定データベースに格納された判定条件と照合して操作忘れの有無を判定することになる。
一方、運転者は、車両を停車させた後にドアロックを行なって車両から離れた場所へ移動する場合もあるが、車両を停車させた後にトランクから荷物を積み降ろしする場合もあり、例えば、エンジン停止、ドアロックオンの後、所定時間が経過するまで待ってから駐車状態の異常の有無を判定することになる。
特開2002−19548号公報
しかしながら、車両の状態が変化して車両に搭載された各種センサやスイッチからの信号がオンまたはオフになる度に検出情報をセンタへ送信していると、通信回数が膨大となり、通信費用も増大してしまうという問題が生じる。
また、所定の時間を決めて規定時間内に検出された複数の情報をまとめてセンタに送信することにより、通信回数を減らすことができるが、その分検出から送信までの時間差が生じてしまい、規定時間を長く設定することによって規定時間の最初に検出された情報が規定時間の最後に検出された情報と共に送信されるため、検出されたタイミングによって送信が遅れる場合があり、その分判定処理も遅れることになる。
そこで、本発明は各車両状態を検出する対象の条件に応じた規定時間を設定することにより上記課題を解決した車両管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項1の発明は、駐車中の車両の状態を検出する複数の異なる検出手段と、
前記複数の異なる検出手段から得られた検出情報の組み合わせ条件に基づいて前記車両の状態が、駐車正常状態であるか駐車異常状態あるか否かを判定する車両状態判定手段と、
前記車両状態判定手段の判定結果を、センタを介して予め登録された当該車両の所有者に通知する通知手段と、
を有する車両管理システムであって、
予め規定された規定時間が経過する間に前記複数の異なる検出手段から得られた信号の状態を検出情報として蓄積する検出情報蓄積手段を前記車両に設け、
前記検出情報蓄積手段は、蓄積した複数の異なる検出情報を一括して前記センタに送信することを特徴とする。
請求項2の発明は、前記検出情報蓄積手段が、
予め規定された検出時間が経過したか否かを監視する検出経過時間監視手段と、
前記検出時間が経過する間に前記複数の異なる検出手段により検出された複数の異なる検出結果の情報を記憶する検出情報記憶手段と、
前記検出時間が経過したとき、前記検出情報記憶手段に記憶された複数の異なる検出情報を一括して前記車両状態判定手段に送信する検出情報送信手段と、
を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記検出経過時間監視手段が、検出条件に応じて検出時間を任意の時間に設定する検出時間設定手段を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、駐車中の車両の状態を検出する複数の異なる検出手段と、
前記複数の異なる検出手段から得られた検出情報の組み合わせ条件に基づいて前記車両の状態が、駐車正常状態であるか駐車異常状態あるか否かを判定する車両状態判定手段と、
前記車両状態判定手段の判定結果を、センタを介して予め登録された当該車両の所有者に通知する通知手段と、
を有する車両管理システムであって、
予め規定された規定時間が経過する間に前記車両状態判定手段による複数の異なる判定結果を蓄積する判定結果蓄積手段を前記センタに設け、
前記判定結果蓄積手段は、蓄積した判定結果の情報を一括してユーザに送信することを特徴とする。
請求項5の発明は、前記判定結果蓄積手段が、
予め規定された判定時間が経過したか否かを監視する判定経過時間監視手段と、
前記判定時間が経過する間に前記車両状態判定手段により判定された判定結果の情報を記憶する判定情報記憶手段と、
前記判定時間が経過したとき、前記判定情報記憶手段に記憶された複数の異なる判定情報を前記所有者の通信機に一括して送信する判定情報送信手段と、
を有することを特徴とする。
請求項の発明は、前記判定経過時間監視手段は、前記判定時間を前記車両状態判定手段が判定処理に要する任意の時間に設定する判定時間設定手段を有することを特徴とする。
請求項の発明は、前記車両状態判定手段を前記センタに設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、前記車両状態判定手段を前記車両に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、予め規定された規定時間が経過する間に複数の異なる検出手段から得られた信号の状態を検出情報として蓄積する検出情報蓄積手段を車両に設け、蓄積した複数の異なる検出情報を一括してセンタに送信するため、車両とセンタ間の通信回数を減らして通信費を削減できると共に、蓄積した検出情報を送信するタイミング及び蓄積した判定情報を規定時間毎に送信することによって判定遅れや所有者への通知遅れを抑制することが可能になる。
また、本発明によれば、所定の検出時間が経過したとき、検出情報記憶手段に記憶された検出情報を車両状態判定手段に送信するため、検出時間が経過する間に記憶された複数の検出情報を一括して送信できるので、車両とセンタ間の通信回数を減らしても検出情報が不足することを防止できる。
また、本発明によれば、予め規定された規定時間が経過する間に車両状態判定手段による複数の異なる判定結果を蓄積する判定結果蓄積手段を前記センタに設け、蓄積した判定結果の情報を一括してユーザに送信するため、判定結果を逐一送信するよりも通信回数を減らして通信費を削減し、且つ所有者に対して判定情報を頻繁に通知することがないので、所有者が煩わしさを感じないように判定情報を通知することができる。
また、本発明によれば、所定の判定時間が経過したとき、判定情報記憶手段に記憶された判定情報を所有者の通信機に送信するため、判定時間が経過する間に記憶された複数の判定情報を一括して通知することができ、判定結果を逐一送信するよりも通信回数を減らして通信費を削減し、且つ所有者に対して判定情報を頻繁に通知することがないので、所有者が煩わしさを感じないように判定情報を通知することができる。
また、本発明によれば、車両状態判定手段をセンタに設けたため、車両側の制御系の負担を軽減することが可能になる。
また、本発明によれば、車両状態判定手段を車両に設けたため、車種ごとの判定条件が異なる場合でもセンタ側に車種毎の条件に応じた制御ロジックを設ける必要が無く、センタ側の負担を軽減することが可能になる。
図1は本発明になる車両管理システムの一実施例を示すシステム構成図である。図1に示されるように、車両管理システム10は、自動車等の車両12に搭載された車載コンピュータ14において、車両12に搭載された各種機器の状態を監視し、各機器が正常に機能している否かを判定するシステムである。
車載コンピュータ14は、駐車中の車両12の状態を監視し、予め規定された規定時間が経過する間に複数のセンサやスイッチ(検出手段)から得られた信号の状態を検出情報として蓄積する検出情報蓄積手段20と、車両12の駐車状態を検出した検出信号及び当該車両12を識別するための車両識別情報をセンタ(サーバ)50に送信する駐車状態通知手段22とを有する。
検出情報蓄積手段20は、予め規定された検出時間が経過したか否かを監視する検出経過時間監視手段24と、検出時間が経過する間に複数の検出手段により検出された検出結果の情報をメモリ32に記憶する検出情報記憶手段26と、検出時間が経過したとき、検出情報記憶手段26に記憶された検出情報をセンタ50の車両状態判定手段54に送信する検出情報送信手段28とを有する。また、検出経過時間監視手段24は、検出条件(検出項目の組み合わせ)に応じて検出時間を任意の時間に設定する検出時間設定手段30を有する
また、車載コンピュータ14は、外部との通信を行う送受信機34と接続されている。そのため、車載コンピュータ14は、送受信機34を介して車両に関する各種情報を管理するセンタ50とデータ通信を行える。
車両12に設けられた複数のセンサやスイッチ等により検出される対象は、例えば、(a)当該車両12のドア開閉状態、(b)ドア開錠・施錠状態、(c)ルーフ開閉状態、(d)トランク開閉状態、(e)ボンネット開閉状態、(f)ウインド開閉状態、(g)車内灯点灯・消灯状態、(h)車外灯点灯・消灯状態、(i)ハザード点灯・消灯状態、(j)乗員降車からの経過時間を含む複数の条件の中から任意に選択された条件を対象とする。
また、車載コンピュータ14は、車両12が駐車状態か否かを判定するため、例えば、(1)シフトレバーがパーキング位置、(2)サイドブレーキが制動状態、(3)エンジン停止、(4)リクエスト信号に対する携帯機25からのワイヤレス信号受信の有無などの各項目をチェックする。
センタ50は、各車両毎の情報(車種、車両ナンバ、所有者氏名、所有者の携帯電話番号、所有者のID(識別符号)、パスワード(正規登録情報)、その他車両に関する情報など)が格納されたデータベース52と、車両検出情報を送信した車両12がデータベース52に登録されているか否かを識別する車両識別手段54と、識別された車両12のデータファイルから携帯電話機40の電子メールアドレスを取得する送信先アドレス取得手段56とを有する。
また、センタ50は、車両12から規定時間毎に送信される複数の検出情報を受信すると、複数の検出情報に基づいて車両状態を判定する車両状態判定手段58と、予め規定された規定時間が経過する間に車両状態判定手段58による判定結果を蓄積する判定結果蓄積手段60と、車両12の状態が正常または異常と判定された場合に、所有者の電子メールアドレス(携帯電話機40)に電子メールを送信して当該車両12の状態(駐車正常状態または駐車異常状態)を通知する車両状態通知手段62を有する。
判定結果蓄積手段60は、予め規定された判定時間が経過したか否かを監視する判定経過時間監視手段64と、判定時間が経過する間に車両状態判定手段58により判定された判定結果の情報をデータベース52に格納する判定情報記憶手段66と、判定時間が経過したとき、判定情報記憶手段66に記憶された判定情報を所有者の携帯電話機40に送信する判定情報送信手段68とを有する。また、判定経過時間監視手段64は、判定時間を車両状態判定手段58が判定処理に要する任意の時間に設定する判定時間設定手段70を有する。
車両状態判定手段58は、車両12から送信された車両情報を受信すると、車両情報をデータベース52に格納すると共に、複数の車両情報の組み合わせ条件に対応する異常内容を判定し、或いは複数の異常検出があった場合には、複数の車両情報を分析し、単なる操作忘れかあるいは悪戯や盗難の可能性の有無についても判定する。そして、センタ50に車両状態判定手段58を設けることにより、車載コンピュータ14での判定処理が不要になり、その分車載コンピュータ14の負担が軽減される。
車両状態判定手段58が判定処理を行う場合の操作忘れの判定条件としては、例えば、以下のような複数の検出項目を組み合わせた条件を設定することが想定される。
(1)ハザード消し忘れの判定条件:ACCオフ、キーが車外、ドアロック、トランク閉、ウインドウ閉、ハザードオンの場合、ハザード消し忘れであると判定する。
(2)ドアロック忘れの判定条件:ACCオフ、キーが車外、ドアアンロック、トランク閉、ウインドウ閉、ハザードオフの場合、ドアロック忘れであると判定する。
(3)ウインドウ閉め忘れの判定条件:ACCオフ、キーが車外、ドアロック、トランク閉、ウインドウ開、ハザードオフの場合、ドアロック忘れであると判定する。このように、複数の検出項目のうち一つ項目で異常が検出された場合にその項目(検出箇所)が操作忘れである判定することができる。
尚、複数の検出箇所で異常が検出された場合には、運転者の操作忘れではなく、車両12の付近で運転者が何らかの用事(例えば、荷物の積み降ろしなど)を済ますため、ドアアンロックにしていたり、あるいはハザードをオンにしている可能性が高いので、操作忘れを通知する必要がない。また、上記操作忘れ通知の判定条件は、リモート操作の条件として用いることも可能である。
また、車両管理システム10では、予め規定された規定時間が経過する間に複数の検出手段から得られた複数の検出情報を蓄積する検出情報蓄積手段20を車両12に設け、予め規定された規定時間が経過する間に車両状態判定手段58による複数の判定結果を蓄積する判定結果蓄積手段60をセンタ50に設けたため、蓄積した複数の検出情報を規定時間毎に一括して送信し、且つ蓄積した複数の判定情報を規定時間毎に一括して送信することが可能になる。
また、本実施例では、携帯電話機40に異常検出電子メールを送信する方式を例に挙げて説明するが、異常検出電子メールの送信先としては、携帯電話機40に限るものではなく、例えば通信手段を有する携帯可能なノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)等の端末機を用いることができるのは勿論である。
尚、車載コンピュータ14は、上記以外の各種センサやスイッチ、電源回路、カーナビゲーション装置などとも接続されているが、ここではその説明を省略する。
ここで、図2及び図3に示すフローチャートを参照して車両管理システム10の制御処理について説明する。
図2に示されるように、車両12の車載コンピュータ14は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)で前述した駐車項目(1)〜(4)をチェックして当該車両12が駐車状態に移行したか否かを判定する。上記駐車項目(1)〜(4)のうち例えば、携帯機25からのワイヤレス信号を受信し、且つスタートスイッチ(図示せず)がオンに操作されると、S12に進み、運転モードに移行する。
また、S11において、当該車両12が駐車状態であることが確認されると、S13に進み、車両状態監視モードに移行すると共に、タイマT1のカウントをスタートさせる。このS13において、車両12に設けられたセンサやスイッチにより上記項目(a)〜(j)の異常の有無が検出されたことを監視しており、各項目ごとに異常または正常の検出信号出力する。
続いて、S14に進み、検出信号の入力が有ったか否かをチェックしており、上記検出項目のセンサまたはスイッチからの検出信号(オンからオフへ切り替わったときの検出信号、またはオフからオンへ切り替わったときの検出信号)が入力されると、S15に進み、入力された検出信号を検出情報としてメモリ32に記憶する(検出情報記憶手段26)。
次のS16では、上記タイマT1のカウント値が予め規定された規定時間に達したか否かをチェックしており(検出経過時間監視手段24)、タイマT1のカウント値が規定時間に達していないときは、規定時間が経過していないので、S17に進む。尚、タイマT1の規定時間は、検出時間設定手段30により任意の時間に設定される。
上記S17では、他の条件の検出信号が入力された否かをチェックする。S17において、他の条件の検出信号が入力されない場合は、上記S14に戻り、S14〜S17の処理を繰り返すことで、規定時間内に入力された検出された。また、上記S17において、他の条件の検出信号が入力された場合は、S18に進み、タイマT1のカウント値をリセットして上記S13に戻り、S13以降の処理を実行する。
また、上記S16において、上記タイマT1のカウント値が予め規定された規定時間に達したときは、S19に進み、メモリ32に記憶した複数の検出情報を読み出し、複数の検出情報を一括してセンタ50へ送信すると共に、タイマT1のカウント値をリセットする。
図3に示されるように、センタ50では、S31において、車両12から送信された検出情報及び車両識別の情報を受信したか否かをチェックしている。そして、車両12から送信された検出情報及び車両識別情報を受信すると、S32に進み、検出情報の組み合わせと予め設定された異常条件とを照合して異常の有無を判定する(車両状態判定手段58)と共に、タイマT2のカウントをスタートさせる。
次のS33では、上記異常条件との照合結果を判定結果としてデータベース52に格納する(判定情報記憶手段66)。
続いて、S34に進み、上記タイマT2のカウント値が予め規定された規定時間に達したか否かをチェックしており(判定経過時間監視手段64)、タイマT2のカウント値が規定時間に達していないときは、規定時間が経過していないので、S35に進む。尚、タイマT1の規定時間は、判定時間設定手段70により任意の時間に設定される。
上記S35では、他の条件の判定処理が有るか否かをチェックする。このS35において、他の条件の判定処理が無い場合は、上記S32に戻り、S32〜S35の処理を繰り返すことにより、複数の条件に対して異常の有無を判定することが可能になる。また、S35において、他の条件の判定処理が有る場合には、S36でタイマT2のカウント値をリセットして上記S31に戻り、S31以降の処理を実行する。
また、上記S34において、タイマT2のカウント値が予め規定された規定時間に達したときは、S37に進み、タイマT2のカウント値をリセットする。続いて、S38では、車両識別情報に基づいて、異常検出情報を送信した車両12を識別し(車両識別手段54)、データベース52に登録された当該車両12の所有者の電子メールアドレスを取得する(送信先アドレス取得手段56)。
次のS39では、複数の判定結果の中に異常判定が有るか否かをチェックする。S39において、異常判定がある場合には、S40に進み、データベース52に格納した複数の判定結果をデータベース52から読み出す。さらに、S40では、所有者の電子メールアドレス(携帯電話機40)に対して車両12で異常があることを知らせる通知メールを送信する(判定情報送信手段68)。
この通知メールに添付される異常内容としては、例えば、運転者の操作忘れと判定された場合には、車両12の所有者の携帯電話機40へ操作忘れ通知を異常内容として送信する。尚、送信される操作忘れ通知としては、例えば、ドア閉、トランク閉の経過時間からドアロック忘れが判定された場合、あるいは、例えば、ドア閉、トランク閉、ドアロック有りの経過時間からウインドまたはスライドルーフの閉め忘れ、またはハザード消し忘れが判定された場合などがある。
そして、携帯電話機40では、S51において、センタ50からの異常内容(例えば、操作忘れ通知)の電子メールを受信すると、アラームにより、電子メールの着信を所有者に知らせる。これにより所有者は、この受信した電子メールを開いて異常内容(操作忘れ通知の内容)を確認することができる。さらに、所有者が異常内容を確認してリモート操作を行なうと、携帯電話機40は、S52でリモート操作の要求が添付された電子メールをセンタ50に送信する。
一方、センタ50では、S41において、予め登録されたメールアドレスを有する携帯電話機40からリモート操作要求の電子メールを受信したか否かをチェックする。そして、携帯電話機40からリモート操作要求の電子メールを受信すると、S42に進み、当該車両12に対してリモート操作要求信号を転送する。
車載コンピュータ14は、図2に示すS20において、センタ50から転送されたリモート操作要求信号を受信したか否かをチェックする。そして、リモート操作要求信号を受信すると、S21に進み、異常検出された箇所を正常状態に復旧させる。
また、上記S39において、異常判定がない場合には、S43に進み、車両12の状態が正常であることを通知する電子メールを所有者の携帯電話機40に送信する。
このように、メモリ32に蓄積した複数の検出情報を規定時間毎に一括して送信し、且つデータベース52に蓄積した複数の判定情報を規定時間毎に一括して送信することによって、車両12とセンタ50間の通信回数を減らして通信費を削減できると共に、規定時間を検出する項目の組み合わせや判定する条件等に応じて任意の時間に設定することにより判定遅れや所有者への通知遅れを防止することが可能になる。
図4は変形例を示すシステム構成図である。図4に示されるように、変形例の車両管理システム80では、上記車両状態判定手段58を車載コンピュータ14に設ける構成としてある。
車両状態判定手段58を車両12に設けた場合には、車種ごとの判定条件が異なる場合でもセンタ50に車種毎の条件に応じた制御ロジックを設ける必要が無く、センタ50の負担を軽減することが可能になる。そして、車両状態判定手段58は、検出情報蓄積手段20から規定時間毎に得られる複数の検出情報に基づいて異常の有無を判定する。この判定結果は、判定結果通知手段72によりセンタ50へ送信される。
また、車載コンピュータ14の制御処理は、上記S19で複数の検出情報の組み合わせから判定処理を行う。そして、センタ50では、上記S32の判定処理が不要になる。その他の処理は、上記実施例と同様であるので、その説明は省略する。
本発明になる車両管理システムの一実施例を示すシステム構成図である。 車載コンピュータ14が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 センタ50及び携帯電話機40の制御処理を説明するためのフローチャートである。 車両管理システムの変形例を示すシステム構成図である。
符号の説明
10,80 車両管理システム
12 車両
14 車載コンピュータ
20 検出情報蓄積手段
22 駐車状態通知手段
24 検出経過時間監視手段
26 検出情報記憶手段
28 検出情報送信手段
30 検出時間設定手段
34 送受信機
40 携帯電話機
50 センタ
52 データベース
54 車両識別手段
56 送信先アドレス取得手段
58 車両状態判定手段
60 判定結果蓄積手段
62 車両状態通知手段
64 判定経過時間監視手段
66 判定情報記憶手段
68 判定情報送信手段
70 判定時間設定手段

Claims (8)

  1. 駐車中の車両の状態を検出する複数の異なる検出手段と、
    前記複数の異なる検出手段から得られた検出情報の組み合わせ条件に基づいて前記車両の状態が、駐車正常状態であるか駐車異常状態あるか否かを判定する車両状態判定手段と、
    前記車両状態判定手段の判定結果を、センタを介して予め登録された当該車両の所有者に通知する通知手段と、
    を有する車両管理システムであって、
    予め規定された規定時間が経過する間に前記複数の異なる検出手段から得られた信号の状態を検出情報として蓄積する検出情報蓄積手段を前記車両に設け、
    前記検出情報蓄積手段は、蓄積した複数の異なる検出情報を一括して前記センタに送信することを特徴とする車両管理システム。
  2. 前記検出情報蓄積手段は、
    予め規定された検出時間が経過したか否かを監視する検出経過時間監視手段と、
    前記検出時間が経過する間に前記複数の異なる検出手段により検出された複数の異なる検出結果の情報を記憶する検出情報記憶手段と、
    前記検出時間が経過したとき、前記検出情報記憶手段に記憶された複数の異なる検出情報を一括して前記車両状態判定手段に送信する検出情報送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の車両管理システム。
  3. 前記検出経過時間監視手段は、検出条件に応じて検出時間を任意の時間に設定する検出時間設定手段を有することを特徴とする請求項2に記載の車両管理システム。
  4. 駐車中の車両の状態を検出する複数の異なる検出手段と、
    前記複数の異なる検出手段から得られた検出情報の組み合わせ条件に基づいて前記車両の状態が、駐車正常状態であるか駐車異常状態あるか否かを判定する車両状態判定手段と、
    前記車両状態判定手段の判定結果を、センタを介して予め登録された当該車両の所有者に通知する通知手段と、
    を有する車両管理システムであって、
    予め規定された規定時間が経過する間に前記車両状態判定手段による複数の異なる判定結果を蓄積する判定結果蓄積手段を前記センタに設け、
    前記判定結果蓄積手段は、蓄積した判定結果の情報を一括してユーザに送信することを特徴とする車両管理システム。
  5. 前記判定結果蓄積手段は、
    予め規定された判定時間が経過したか否かを監視する判定経過時間監視手段と、
    前記判定時間が経過する間に前記車両状態判定手段により判定された判定結果の情報を記憶する判定情報記憶手段と、
    前記判定時間が経過したとき、前記判定情報記憶手段に記憶された複数の異なる判定情報を前記所有者の通信機に一括して送信する判定情報送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の車両管理システム。
  6. 前記判定経過時間監視手段は、前記判定時間を前記車両状態判定手段が判定処理に要する任意の時間に設定する判定時間設定手段を有することを特徴とする請求項5に記載の車両管理システム。
  7. 前記車両状態判定手段を前記センタに設けたことを特徴とする請求項1又は4に記載の車両管理システム。
  8. 前記車両状態判定手段を前記車両に設けたことを特徴とする請求項1又は4に記載の車両管理システム。
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