JP4765002B2 - 船舶の電気推進装置 - Google Patents

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この発明は、電力変換装置により制御される交流電動機により船舶のプロペラ(推進機)を駆動するようにした船舶の電気推進装置に関する。
電力変換装置を介して制御される交流電動機により船舶のプロペラを駆動して船舶を推進するようにした電気推進装置は、特許文献1に示されるようによく知られている。
このような、船舶の電気推進装置は、ディーゼルエンジンやガスタービンなどの原動機駆動による推進装置に比べ、操作性に優れているので、高度な操作性を要求される船舶に採用されることが多い。
特開平7−315293号公報
この発明は、このような船舶の電気推進装置の操作性をさらに高めるために、個々の船舶の特性に合わせて複数の操作方式の設定ができ、そのつど最適な操作方式を選択可能にした船舶の電気推進装置を提供することを課題とするものである。
この課題を解決するため、この発明は、船舶のプロペラを駆動する交流電動機と、回生可能な直流電源と、この直流電源から供給される直流電力を可変電圧・可変周波数の交流電力に変換して前記交流電動機を可変速制御する電力変換装置とを備えた電気推進装置において、船舶の速度を指令する速度設定操作手段と、この速度設定操作手段で設定された速度設定値に基づいて、加速制御および減速制御の各制御モードに対応してそれぞれ設定された傾斜で時間的に変化する速度指令信号を形成する速度指令調整手段と、加速制御および減速制御の各制御モードにおいて前記速度指令調整手段の発生する速度指令信号が変化する傾斜をそれぞれ設定する加速用速度指令変化率設定手段および減速用速度指令変化率設定手段、前記速度指令調整手段の速度指令信号による速度指令値と前記交流電動機の速度検出値とに基づいて前記電力変換装置を制御して前記交流電動機の速度を調節制御する速度調節制御手段と、減速制御のときに電力変換装置の回生動作を所定速度以下で継続するモードと中断するモードとを選択的に切替える運転モード切替手段とを設けたことを特徴とするものである。
このような構成によれば、船舶の航行特性に合わせて加減速時の加減速用速度指令信号の変化率(傾斜)を設定でき、そして操船状況に応じて通常減速操作および急速減速操作を選択することができるため、船舶の円滑な前後進操作、停止操作および急速逆転操作等の操作性を高めることができる効果が得られる。
以下に、この発明の実施の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施例を示す概略的な回路構成図である。
図1において、Pは、船舶の推進用プロペラ、ACMは、このプロペラを駆動する推進用交流電動機、Nは、この交流電動機ACM、したがってプロペラPの速度を検出する速度検出器である。交流電動機ACMの駆動電源は、原動機ENGによって駆動される交流発電機ACGと、この交流発電機ACGから出力される交流電力を直流電力に変換して蓄電池Bを充電するコンバータCNVと、蓄電池Bから供給される直流電力を可変電圧・可変周波数(VVVF)の交流電力に変換して交流電動機ACMを駆動するインバータINVとにより構成され、船舶の減速制動時に交流電動機ACMで発生される回生電力を蓄電池Bに回生することができる構成となっている。
このように構成された電気推進装置は、制御装置CNTによって制御される。制御装置CNTには、船舶の前後進とその速度を指令する速度設定操作ハンドルHDL、この速度設定操作ハンドルHDLによって設定された速度設定値にしたがって交流電動機ACMの速度を加速または減速する際、その速度指令信号の時間的な上昇または減少の傾斜(変化率)を設定する加速用速度指令変化率設定器VR1、減速用速度指令変化率設定器VR2および、予め設定された運転モード1と運転モード2を選択的に切替える運転モード切替器Mcが付属する。
制御装置CNTは、速度設定操作ハンドルHDLにより設定された速度設定値に基づいて加速または減速するための速度指令信号を形成する速度指令調整機能をもつ速度指令調整部を備えるとともに、形成された速度指令信号に応じてインバータINVを制御し、交流電動機ACMの速度を速度指令値に一致させるように交流電動機ACMの速度調節を行なう速度調節制御機能をもつ速度調節制御部を備えている。上記の速度指令調整部の動作において、制御装置CNTの内部において形成される速度指令信号の上昇または減少の変化率(傾斜)が変化率設定器VR1およびVR2によりそれぞれ設定され、加減速時の速度指令信号の時間的に変化する傾斜を、船舶の加減速特性に合わせて任意に設定することができるようにしている。
運転モード切替器Mcにて設定される運転モード1は、船舶を起動、停止および急速逆転操作するとき、交流電動機ACMの減速期間の全期間、インバータINVに回生動作を行なわせるようにした運転モードである。また、運転モード2は、船舶の減速のために交流電動機ACMを減速させる期間の途中で、電動機速度が所定の速度以下になったところでインバータINVの回生動作を解除するようにした運転モードである。
つぎに、このような実施例の電気推進装置の動作を運転モー1と運転モード2とにわけて説明する。
「運転モード1」
運転モード1で運転する場合は、運転モード切替器Mcの操作つまみの矢印を図1における「1」の位置に合わせる。
ア)通常起動
船舶を停止から前進、または後進の所望の設定速度まで立ち上げる起動を通常起動という。この場合は、速度設定操作ハンドルHDLを停止(ゼロ)の位置から前進側、または後進側に回転操作して、所望の設定速度に対応する角度の位置に止めて、速度設定信号Nsを所望のN0に設定することにより起動を指令する。
このような通常起動時の各部の動作波形を図2のタイムチャートに示す。
この図2の(a)は、速度設定操作ハンドルHDLから与えられる速度設定信号Ns、制御装置CNT内部で形成される速度指令信号Ni、速度センサNで検出される電動機速
度Msおよび船舶の速度Ssを示し、(b)にインバータINVの電流Iを示す。
t20時点で、速度設定操作ハンドルHDLから制御装置CNTへ、ゼロから前進または後進の所望速度N0までほぼステップ状に変化する速度設定信号Nsを与えて起動を指令する。この速度設定信号NsがN0に設定されると制御装置CNTは、加速制御のために、速度指令調整部により、加速用速度指令変化率設定器VR1に設定された変化率(傾斜)で上昇する速度指令信号Ni、すなわち、加速用速度指令信号Niを発生し、速度調節制御部により、加速用速度指令信号Niによる速度指令値と電動機速度Msの検出値とに基づいて交流電動機ACMの速度調節制御を行い、インバータINVへ制御信号CIを与え、インバータINVの出力周波数および出力電圧を増加させる。これにより、交流電動機ACMが起動し、電動機速度が図2(a)にMsで示されるように徐々に上昇し、プロペラPを駆動する。これによりプロペラPが次第に速度を上げることによって、船舶の速度Ssが同図にSsで示すように電動機速度Msより少し遅れて上昇する。このときインバータINVに流れる電流Iaは、インバータINVを構成する半導体モジュールの電流容量等で決められた電流制限値IaLを超えないように制御装置CNTによって制御されるので、電動機電流IはほぼIaL一定に保たれる。
加速用速度指令信号Niが設定速度N0に達したt21時点から、電動機への速度指令値が一定にされるので、インバータ電流Iは、交流電動機ACMの担うプロペラPの推進負荷に見合った電流Iaへ次第に減少し(図2(b)参照)、電動機速度Msは遅れて指令速度N0に達し、船舶速度Ssも電動機速度Msに対応するS0に達し、起動を終了する。
なお、運転モード1の通常起動では、加速用速度指令変化率の設定値を大きくした場合、速度指令値Niが設定された急な傾斜で上昇するのに対応して、電動機速度Msは速度指令値Niに追従するようにしてわずかに遅れて急速に加速されるが、船舶速度Ssは船体の慣性のため電動機速度Msよりさらに遅れて上昇することになり、加速用速度指令変化率の設定値が大きく電動機速度Msの上昇が急速であればあるほど、電動機速度Msに対する船舶速度Ssの上昇の遅れは大きくなり、これによりプロペラからキャビテーションが発生する。このキャビテーションはプロペラを腐食させる要因となるので、キャビテーションは極力発生させない方が好ましい。一方、加速用速度指令変化率の設定値を小さくしていくと、速度指令値Niの上昇の傾斜が緩やかになるのに対応して電動機速度Msの上昇も緩やかになるので、船舶速度Ssが電動機速度Msに追従して上昇することになり、キャビテーションの発生はなくなるが、加速用速度指令変化率の設定値が小さ過ぎる場合、船舶の起動における加速が遅くなり過ぎて運航上の問題となることが想定される。このため、その船舶の通常起動における最適な加速用速度指令変化率として、例えばキャビテーションを発生させない範囲で極力大きな変化率値に設定する運用方法などが考えられる。また、緊急時の対応として、起動時に急速加速するために、キャビテーションがある程度発生することを承知の上で、加速用速度指令変化率をキャビテーションが発生する領域のより大きな変化率値に設定することが必要となる場合も考えられる。従って、船舶の行動パターン、オペレータの操船パターンおよび船体特性の相違などに対応して、図2(a)のt20〜t21における加速用速度指令変化率を任意に設定することができるようにしておくことが好ましい。
また、上記のように、キャビテーションの発生がなくなるように加速用速度指令変化率の設定値を小さくした場合、船舶速度Ssが電動機速度Msに追従して上昇することから、交流電動機ACMの担うプロペラPの推進負荷が過渡的に過大になることがないため、インバータINVに流れる電流Iの変化パターンは、図2(b)に示されているような、駆動電流制限値IaLまで急速に上昇した後、速度指令値Niが設定速度N0に達するt21時点までIaLの一定値に保持されるような変化パターンではなく、速度指令値Niの緩やかな傾斜の上昇パターンに対応して電流Iもゼロから徐々に上昇していき、速度指令値Niが設定速度N0に達すると、それまで徐々に上昇していた電流Iは、指令速度N0での交流電動機ACMの担うプロペラPの推進負荷に見合った一定の電流値Iaとなる。
イ)通常停止
設定速度N0で前進または後進している状態から停船させる操作を通常停止という。
通常停止の場合は、速度設定操作ハンドルHDLを設定速度N0の位置から停止(ゼロ)の位置へ戻すことにより速度設定信号NsをN0からゼロにステップ状に低下させる。
このときの各部の動作波形を図3のタイムチャートに示す。
速度設定信号Nsが図3(a)のt30時点でゼロに低下されると、制御装置CNT内で、減速制御のために、速度指令調整部により、減速用速度指令変化率設定器VR2で設定された変化率(傾斜)で下降する速度指令信号Ni、すなわち、減速用速度指令信号Niが形成される。制御装置CNTは、この減速用速度指令信号Niにしたがって、速度調節制御部により、減速用速度指令信号Niによる速度指令値と電動機速度Msの検出値とに基づいて交流電動機ACMの速度調節制御を行い、インバータINVへその出力周波数および出力電圧を低下させる制御信号CIを与えるので、交流電動機ACMの速度Msが減速される。このときプロペラPは船舶の有する慣性によって駆動されるため、交流電動機ACMがこのプロペラPによって逆駆動されて発電動作を行い、回生電力を発生する。インバータINVはこの交流電動機ACMからの回生電力を蓄電池Bへ戻す回生モードとなる。
これにより、インバータINVの電流Iは駆動電流と反対方向の−Iとなり、その値は、減速用速度指令信号Niがゼロに達するt31まで回生電流制限値-IbLに保たれ、大きな制動力を発生する。このt31時点からは、交流電動機ACMへの速度指令値がゼロで一定にされることによって、インバータ電流Iは、次第に減少され、ゼロとなる(図3(b)参照)。
このような交流電動機ACMにおいて発生される回生電力を蓄電池Bへ回生することによって制動力が発生し、電動機速度Ms、船舶速度Ssが図3(a)に示すように減速し、ゼロとなって停船する。
なお、運転モード1の通常停止では、減速用速度指令変化率の設定値を大きくした場合、速度指令値Niが設定された急な傾斜で下降するのに対応して、電動機速度Msは回生制動を伴って速度指令値Niに追従するようにしてわずかに遅れて急速に減速されようとするが、船舶速度Ssは船体の慣性のため電動機速度Msよりさらに遅れて下降することになり、減速用速度指令変化率の設定値が大きく電動機速度Msの下降が急速であればあるほど、電動機速度Msに対する船舶速度Ssの下降の遅れは大きくなり、これによりプロペラからキャビテーションが発生する。上述の通常起動の場合と同様に、このキャビテーションはプロペラを腐食させる要因となるので、キャビテーションは極力発生させない方が好ましい。一方、減速用速度指令変化率の設定値を小さくしていくと、速度指令値Niの下降の傾斜が緩やかになるのに対応して電動機速度Msの下降も緩やかになるので、船舶速度Ssが電動機速度Msに追従して下降することになり、キャビテーションの発生はなくなる。運転モード1の通常停止は、停止操作において、交流電動機ACMの減速期間の全期間、インバータINVに回生動作を行なわせる方式であって、後述する運転モード2の通常停止よりも、船舶の停止指令から停船するまでの時間をより短くできるものであるが、減速用速度指令変化率の設定値が小さ過ぎる場合には、船舶の減速が遅くなり過ぎて停船距離が伸長し、運航上の問題となることが想定されるので、その船舶の通常停止における最適な減速用速度指令変化率値として、例えばキャビテーションを発生させない範囲で極力大きな変化率値に設定する運用方法などが考えられる。また、キャビテーションがある程度発生することを承知の上で、減速用速度指令変化率をキャビテーションが発生する領域のより大きな変化率値に設定し、回生電流制限値IbLを最大値としてより大きな回生電流による回生制動を行わせて、停船距離をより短縮するという操作も考えられる。従って、船舶の行動パターン、オペレータの操船パターンおよび船体特性の相違などに対応して、図3(a)のt30〜t31における減速用速度指令変化率を任意に設定することができるようにしておくことが好ましい。
ウ)クラッシュアスターン(急速逆転)
前進航行中に障害物との衝突回避等などのために船舶を緊急に停船、後進させるようにに、前進から直ちに後進へ速度設定操作ハンドルHDLを操作するのが急速逆転操作である。
このときの各部の動作波形を図4のタイムチャートに示す。
急速逆転の指令は、速度設定操作ハンドルHDLを前進の設定速度N0の位置から後進の設定速度N0の位置まで急速に回転操作することにより与えられる。これにより速度設定信号Nsは、図4(a)に示すように、t40時点で、N0から−N0へステップ状に変化する。
この信号を受けると制御装置CNTは、速度指令調整部により、減速用速度指令信号Ni(t40〜t41)を形成し、これにしたがって、速度調節制御部によりインバータINVを減速制御する。交流電動機ACMは、船舶の慣性により駆動されて発電動作をし、インバータINVが蓄電池Bへの回生電流を回生電流制限値IbLに制限して電動機の減速を開始する。
これに伴って、船舶の速度Ssも減速を始めるが、制御装置CNTは、電動機速度Msが予め設定した速度Mxに達するまで速度指令信号Niをゼロに保持し、電動機速度MsがMxに達したことを検知したところで(t41)、速度指令信号Niを、後進の加速用速度指令信号Ni(t41〜t43)に切り替える。これにより、インバータINVは回生モードから駆動モードに切り替わり、交流電動機ACMを逆転駆動し後進運転へ移行する。
このときの加速用速度指令信号Niの傾斜は、予め加速用速度指令変化率設定器VR1で設定された変化率で決まる。この加速用速度指令信号Niに従って、制御装置CNTにおける速度調節制御部によりインバータINVが制御され、交流電動機ACMは、電流を駆動電流制限値IaLに制限されて後進側への回転を始め、電動機速度Msが後進側に設定された速度−N0まで加速されるので、船舶の速度Ssを前進側で減速させ、速度ゼロ点を通過して後、後進側の設定速度−N0に対応する船舶速度−S0まで加速する。インバータINVの電流は、速度指令信号Niが一定となったt43時点から、プロペラPの推進負荷に見合った電流Iaに減少する(図4(b)参照)。
この急速逆転運転において、交流電動機ACMを速度MsがMxになったところで、前進(正転)運転から後進(逆転)運転に切り替えるのは、慣性で前進航行する船舶のプロペラPによって前進(正転)方向に駆動されている状態の交流電動機ACMを、急激に逆転させるようにすると、このときに発生する逆推力により、プロペラP、プロペラ軸およびこの軸を支持するスラスト軸受などが損傷するのを避けるためである。したがって、この正逆転切り替えを行なう設定速度Mxは、プロペラPを停止させないでこれを駆動する交流電動機を正転から逆転に切り替えた際に、プロペラ軸等に加わる推力が許容値以下となる速度に選ばれる。このMxの値は、経験的には交流電動機ACM、したがってプロペラPの定格速度の60〜70%の値に選ぶのがよい。
なお、急速逆転は、危険回避のために緊急停船させるための操作であるから、交流電動機ACMが正転から逆転へ移行する際に発生する逆推力により、プロペラP、プロペラ軸およびスラスト軸受などへ損傷を与えない限度以下で極力急速に交流電動機ACMを逆転させることが好ましいので、後進側の加速用速度指令変化率は、キャビテーションがある程度発生することも承知の上で、上記のような急速な逆転に対応した大きな変化率値に設定する。しかしながら、上記の緊急停船以外に、通常停止操作の場合よりも停船距離をさらに短縮させることを目的として急速逆転操作を行う場合もあり、このような場合には、後進側の加速用速度指令変化率を、上記のような緊急停船のための急速逆転操作における変化率値よりも小さい変化率値、例えば、キャビテーションを極力発生させないような小さい変化率値に調整する運用方法なども考えられる。従って、船舶の行動パターン、オペレータの操船パターンおよび船体特性の相違などに対応して、図4(a)のt41〜t43における後進側の加速用速度指令変化率を任意に設定することができるようにしておくことが好ましい。
「運転モード2」
次に運転モード2について説明する。
運転モード2を選択するときは、運転モード選択スイッチMcのつまみを回転して矢印を図1における「2」の位置に合わせる。
ア)通常起動
速度設定操作ハンドルHDLを停止(ゼロ)の位置から前進側、または後進側に回転操作して、所望の設定速度に対応する角度の位置に止めて、速度設定信号Nsを所望の速度N0に設定することにより起動を指令する。
このような通常起動時の各部の動作波形を図5のタイムチャートに示す。
この図5の(a)に、速度設定操作ハンドルHDLから与えられる速度設定信号Ns、制御装置CNT内部で形成される速度指令信号Ni、速度センサNで検出される電動機速
度Msおよび船舶の速度Ssを示し、(b)にインバータINVの電流Iを示すのは、前記の図2と同様である。
t50時点で、速度設定操作ハンドルHDLから制御装置CNTへ、ゼロから前進または後進の所望速度N0までほぼステップ状に変化する速度設定信号Nsを与えて起動を指令する。この速度設定信号NsがN0に設定されると制御装置CNTは、速度指令調整部により、加速用速度指令変化率設定器VR1に設定された変化率で上昇する速度指令信号Ni、すなわち、加速用速度指令信号Niを発生し、速度調節制御部により、加速用速度指令信号Niによる速度指令値と電動機速度Msの検出値とに基づいて交流電動機ACMの速度調節制御を行い、インバータINVへ制御信号を与え、インバータINVの出力周波数および出力電圧を増加させる。これにより、交流電動機ACMが起動し、電動機速度Msで示されるように徐々に速度を上昇し、プロペラPを駆動する。これによりプロペラPが次第に速度を上げることによって、船舶の速度もSsで示すように電動機速度Msより少し遅れて上昇する。このときインバータINVに流れる電流Iaは、インバータINVを構成する半導体モジュールの電流容量で決められた駆動電流制限値IaLを超えないように制御装置CNTによって制御されるので、電動機電流IはほぼIaL一定に保たれる。
加速用速度指令信号Niが設定速度N0に達したt51時点から、電動機への速度指令値が一定となるので、運転モード1の場合と同様に、インバータ電流Iは、交流電動機ACMの担うプロペラPの推進負荷に見合った電流Iaへ次第に減少し(図5(b)参照)、電動機速度Msは遅れて指令速度N0に達し,船舶速度Ssも電動機速度Msに対応するS0に達し、起動が完了する。
この操作では、回生運転が行なわれないので、運転モード1の場合と動作波形は変わらない。
なお、この起動操作でも、運転モード1の場合と同様に、加速用速度指令変化率の設定においては、運航上求められる起動時の加速条件とともにプロペラからのキャビテーションの発生も考慮する必要があり、その船舶の通常起動における最適な加速用速度指令変化率として、例えばキャビテーションを発生させない範囲で極力大きな変化率値に設定する運用方法などが考えられるとともに、緊急時の対応として、起動時に急速加速するために、キャビテーションがある程度発生することを承知の上で、キャビテーションが発生する領域のより大きな変化率値に設定することが必要となる場合も考えられるので、船舶の行動パターン、オペレータの操船パターンおよび船体特性の相違などに対応して、図5(a)のt50〜t51における加速用速度指令変化率を任意に設定することができるようにしておくことが好ましい。
イ)通常停止
設定速度N0で前進または後進している状態から停船させるために、通常停止の場合は、速度設定操作ハンドルHDLを設定速度N0の位置から停止の位置へ戻すことにより速度設定信号NsをN0からゼロにステップ状に低下させる。
このときの各部の動作波形を図6のタイムチャートに示す。
速度設定信号Nsが図6(a)のt60時点でゼロに低下されると、制御装置CNT内で、速度指令調整部により、減速用速度指令変化率設定器VR2で設定された変化率(傾斜)で下降する速度指令信号Ni、すなわち、減速用速度指令信号Niが形成される。制御装置CNTは、この減速用速度指令信号Niにしたがって、速度調節制御部により、減速用速度指令信号Niによる速度指令値と電動機速度Msの検出値とに基づいて交流電動機ACMの速度調節制御を行い、インバータINVへその出力周波数および出力電圧を低下させる制御信号を与えるので、交流電動機ACMの速度Msが減速される。このときプロペラPが船舶の慣性によって駆動されるため、交流電動機ACMがこのプロペラPによって逆に駆動され、回生電力を発生する。インバータINVはこの交流電動機ACMからの回生電力を蓄電池Bへ戻す回生モードとなる。
これにより、インバータIVNの電流Iは駆動電流と反対方向の−Iとなり、その値は回生電流制限値IbLに保たれ、大きな制動力を発生する。電動機速度Msが予め設定した速度Mxに達したt61時点で速度指令信号Niをゼロとし、また、制御装置CNTは、インバータINVの回生モードを停止させる。これにより交流電動機ACMの回生電流がゼロとなり、回生制動が終了する。このため、この後は、電動機ACMは船舶の慣性によって駆動されるプロペラPによって遊転されるだけで、制動力は発生しない。船舶は、プロペラPへの駆動力がないため、船体およびプロペラの受ける流体抵抗によって減速され、所定時間後に船舶速度Ssがゼロとなって停船する。
このように、運転モード2においては、停止の動作の途中で交流電動機ACMの発生する回生電力の蓄電池Bへの回生を中止するので、制動力が小さくなり、船舶の停止指令から停船するまでの時間は運転モード1の場合より幾分延びるが、インバータINVおよび交流電動機ACMの制動時の責務を軽減することができ、遊転中はインバータINVおよび交流電動機ACMの制動動作を行わないので、インバータINV、交流電動機ACMおよびプロペラ駆動に起因する騒音の発生がない。
なお、運転モード2の通常停止は、上記のように、運転モード1の通常停止とは異なり、
停止操作において、船舶の減速のために交流電動機ACMを減速させる期間の途中で、電動機速度が所定の速度Mx以下になったところでインバータINVの回生動作を解除する方式であるため、回生動作を解除した後の遊転期間中はプロペラからのキャビテーションが発生しないが、電動機速度が所定の速度Mxに達するまでの回生制動期間における減速用速度指令変化率の設定においては、運転モード1の通常停止の場合と同様に、プロペラからのキャビテーションの発生を考慮する必要があり、その船舶の通常停止における最適な減速用速度指令変化率として、例えばキャビテーションを発生させない範囲で極力大きな変化率値に設定する運用方法などが考えられるとともに、キャビテーションがある程度発生することを承知の上で、減速用速度指令変化率をキャビテーションが発生する領域のより大きな変化率値に設定し、回生動作が解除されるまで、回生電流制限値IbLを最大値としてより大きな回生電流による回生制動を行わせて、停船距離をより短縮するという操作も考えられる。従って、船舶の行動パターン、オペレータの操船パターンおよび船体特性の相違などに対応して、図6(a)の回生制動期間t60〜t61における減速用速度指令変化率を任意に設定することができるようにしておくことが好ましい。
ウ)クラッシュアスターン(急速逆転)
急速逆転の指令は、速度設定操作ハンドルHDLを前進の設定速度N0の位置から後進の設定速度N0の位置まで急速に回転操作することにより出される。これにより速度設定信号Nsは、図7(a)に示すように、t70時点で、N0から−N0へステップ状に変化する。
この信号を受けると制御装置CNTは、速度指令調整部により急速減速用速度指令信号Ni(t70〜t71)を形成し、これにしたがって、速度調節制御部によりインバータINVを減速制御する。交流電動機ACMは、船舶の慣性により駆動され回生動作し、インバータINVが蓄電池Bへの回生電流を回生電流制限値IbLに制限して電動機の減速を開始する。
これに伴って、船舶の速度Ssも減速を始め、電動機速度Msが予め設定した速度Mxに達したt71時点で制御装置CNTは速度指令信号Niをゼロとし、インバータINVの回生モードを停止させて、インバータINVの運転モードを後進側の駆動モードへ切替え、後進の加速用速度指令信号Ni(t71〜t72)により交流電動機ACMを後進側に回転駆動する。
このときの加速用速度指令信号Niの傾斜は、予め加速用速度指令変化率設定器VR1で設定された変化率で決まる。この加速用速度指令信号Niに従って、制御装置CNTにおける速度調節制御部によりインバータINVが制御され、交流電動機ACMは、電流を駆動電流制限値IaLに制限されて後進側への回転を始め、電動機速度Msが後進側に設定された速度−N0まで加速されるので、船舶の速度Ssを前進側で減速させ、ゼ.ロ点を通過して後、後進側の設定速度−N0に対応する船舶速度−S0まで加速する。インバータINVの電流は、速度指令信号Niが一定になったt72時点から、プロペラPの推進負荷に見合った電流Iaに減少する。
この急速逆転運転においても、交流電動機ACMの速度Msが予め設定したMxになったところで、前進(正転)運転から後進(逆転)運転に切り替えられるので、プロペラP、プロペラ軸およびこの軸を支持するスラスト軸受などがこれに加わる推力によって損傷することは避けられる。
なお、運転モード2の急速逆転も、運転モード1の急速逆転と同様に、危険回避のために緊急停船させるための操作であるから、交流電動機ACMが正転から逆転へ移行する際に発生する逆推力により、プロペラP、プロペラ軸およびスラスト軸受などへ損傷を与えない限度以下で極力急速に交流電動機ACMを逆転させることが好ましいので、後進側の加速用速度指令変化率は、キャビテーションがある程度発生することも承知の上で、上記のような急速な逆転に対応した大きな変化率値に設定する。しかしながら、上記の緊急停船以外に、通常停止操作の場合よりも停船距離をさらに短縮させることを目的として急速逆転操作を行う場合もあり、このような場合には、後進側の加速用速度指令変化率を、上記のような緊急停船のための急速逆転操作における変化率値よりも小さい変化率値、例えば、キャビテーションを極力発生させないような小さい変化率値に調整する運用方法なども考えられる。従って、船舶の行動パターン、オペレータの操船パターンおよび船体特性の相違などに対応して、図7(a)のt71〜t72における後進側の加速用速度指令変化率を任意に設定することができるようにしておくことが好ましい。
なお、図1の実施例では、制御装置CNTに付属して加速用速度指令変化率設定器VR1および減速用速度指令変化率設定器VR2を設け、加減速時の速度指令信号の時間的に変化する傾斜を、船舶の加減速特性に合わせて任意に設定することができるようにしているが、この発明においては、例えば、船舶の様々な行動パターンやオペレータの色々な操艦パターンなどに対応して加速用速度指令変化率および減速用速度指令変化率をそれぞれ複数種類設定して記憶させておく速度指令変化率設定記憶部を制御装置CNT内に設けておき、記憶されている複数種類の変化率設定値の中から、その時の運転操作に最適な変化率設定値を選択できるようにした構成としてもよく、このような構成とすれば、運転操作毎に速度指令変化率を設定する作業の煩雑さを回避することができる。
また、上述の図1の実施例では、制御装置CNTに付属して速度設定操作ハンドルHDLを設けているが、この発明における速度設定操作手段は上記のような構成に限定されるものではなく、船舶の前後進の指令と速度設定値を制御装置CNTに与えることができればよく、例えば、制御装置CNTの外部の装置からディジタル信号で与えるようにしてもよい。
また、この発明における速度設定操作手段として、図8に示すような、船舶の前進あるいは後進の進行方向と速度設定値とを一括して指令する押しボタンスイッチを複数個配列した速度設定操作器NSPを制御装置CNTに設けるようにしてもよい。この速度設定操作器NSPに、例えば、「前1」,「前2」・・・「前n」という名称を付けたn個の前進用押しボタンスイッチPBf1,PBf2・・・PBfn、「後1」,「後2」・・・「後n」という名称を付けたn個の後進用押しボタンスイッチPBb1,PBb2・・・PBbn、および「停止」という名称を付けた1個の停止用押しボタンスイッチPBsを備えるとともに、前進用押しボタンスイッチPBf1,PBf2・・・PBfnのそれぞれに対応するn種類の前進側速度設定値Nsf1,Nsf2・・・Nsfn、および後進用押しボタンスイッチPBb1,PBb2・・・PBbnのそれぞれに対応するn種類の後進側速度設定値Nsb1,Nsb2・・・Nsbnを、制御装置CNT内に設けた速度設定値設定記憶部に記憶させておき、速度設定操作器NSPのいずれかの押しボタンスイッチを押すと、その押しボタンスイッチに対応して、「前進」および「前進側速度設定値」を指令内容としたn種類の前進用一括指令、「後進」および「後進側速度設定値」を指令内容としたn種類の後進用一括指令、および「停止」を指令内容とした停止指令のうちのいずれかが発令される。制御装置CNTでは、当該押しボタンスイッチを押す前に出されていた切替直前の指令の内容を記憶しておき、この切替直前の指令と当該押しボタンスイッチによる切替後の指令との関係で、「停止→前進」、「前進→停止」,「前進→後進」などの操作パターンを判別するとともに、切替直前の指令と切替後の指令との関係で決まるステップ信号を速度指令調整部に与えるようにする。そして、制御装置CNTでは、判別された「停止→前進」、「前進→停止」,「前進→後進」などの操作パターンと、運転モード選択スイッチMcにより選択されている運転モードとに基づいて、加速用および減速用として予めそれぞれ複数種類設定し記憶されている速度指令変化率設定値の中から、その時の操作パターンおよび運転モードに最適な変化率設定値を選択して、電動機の運転制御を行う構成とすることができる。
この発明の実施例を示す構成図である。 この発明の実施例の運転モード1での通常起動時の動作波形を示すタイムチャートである。 この発明の実施例の運転モード1での通常停止時の動作波形を示すタイムチャートである。 この発明の実施例の運転モード1での急速逆転時の動作波形を示すタイムチャートである。 この発明の実施例の運転モード2での通常起動時の動作波形を示すタイムチャートである。 この発明の実施例の運転モード2での通常停止時の動作波形を示すタイムチャートである。 この発明の実施例の運転モード2での急速逆転時の動作波形を示すタイムチャートである。 この発明に使用する速度設定操作器を示す構成図である。
符号の説明
P:プロペラ
ACM:交流電動機
INV:インバータ
B:蓄電池
CNV:コンバータ
CNT:制御装置
Mc:運転モード切替器
HDL:速度設定操作ハンドル
VR1:加速用速度指令変化率設定器
VR2:減速用速度指令変化率設定器

Claims (1)

  1. 船舶のプロペラを駆動する交流電動機と、回生可能な直流電源と、この直流電源から供給される直流電力を可変電圧・可変周波数の交流電力に変換して前記交流電動機を可変速制御する電力変換装置とを備えた電気推進装置において、船舶の速度を指令する速度設定操作手段と、この速度設定操作手段で設定された速度設定値に基づいて、加速制御および減速制御の各制御モードに対応してそれぞれ設定された傾斜で時間的に変化する速度指令信号を形成する速度指令調整手段と、加速制御および減速制御の各制御モードにおいて前記速度指令調整手段の発生する速度指令信号が変化する傾斜をそれぞれ設定する加速用速度指令変化率設定手段および減速用速度指令変化率設定手段、前記速度指令調整手段の速度指令信号による速度指令値と前記交流電動機の速度検出値とに基づいて前記電力変換装置を制御して前記交流電動機の速度を調節制御する速度調節制御手段と、減速制御のときに電力変換装置の回生動作を所定速度以下で継続するモードと中断するモードとを選択的に切替える運転モード切替手段を設けたことを特徴とする船舶の電気推進装置。
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