JP4763750B2 - 羽毛使用状態確認装置 - Google Patents

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Description

本発明は、羽毛掛布団等の布団の中材として使用される羽毛を一部取り出して除塵することにより、羽毛の使用状態を確認する羽毛使用状態確認装置に関する。
主に掛け布団等の布団の中材として、軽量で適度の吸湿性、保湿性、保温性クッション性を有する羽毛が使用されているが、長期間の使用により、一部の羽毛が切断されて羽毛布団特有の効果を果たせなくなることがある。
従来から、公知文献1〜5に示されるように、羽毛の除塵及び再生に関する技術が公表されている。
実開昭60−49259号 特開昭61−137586号 特開昭61−217190号 特開昭63−40593号 特開2001−87105号
しかしながら、上記公知文献1〜5に示されるものは、大がかりなものであって除塵及び洗浄の効果が高いが、装置製造のコストが高く、利用者の負担が大きいという欠点がある。しかしながら、除塵及び洗浄が必要となる程度に羽毛の状態が悪化している場合には、コストを掛けてでも除塵及び洗浄して羽毛を再生するか又は新品に買い換えなければならない。ところが除塵及び洗浄が必要となる程度に羽毛の状態が悪化しているどうかを確認できるような装置がないために、未だ十分に使用可能な羽毛であっても、除塵及び洗浄を行ったり又は新品に買い換えたりする場合があり、逆に除塵及び洗浄を行うか又は新品に買い換える必要がある程度に羽毛の状態が悪化しているのにも拘わらず、使用し続けるような場合もあるのが実情である。
本発明は、上記した現状に鑑み、羽毛を中材として使用する羽毛掛布団等の寝具の中から羽毛の一部を取り出して除塵を行う簡単な装置であって、羽毛の使用状態が簡単に確認できる装置を開発した。
本発明に係る羽毛使用状態確認装置は、有底で天板を有する直立に配された筒状体と、筒状体内で回転する垂直軸と、垂直軸を回転させる駆動部とからなる羽毛使用状態確認装置であって、筒状体は、筒状体内に穴あきパネルよりなるフィルターを水平方向に配し、前記フィルターにより筒状体が上部空間層と下部空間層とに区分けされており、上部空間層には羽毛を投入及び排出する開口部が備えられており、垂直軸は、上部空間層において水平方向に延びる複数の攪拌棒を具備していることを特徴とするものである。このように構成したことにより、上部空間層に投入された羽毛が攪拌棒の回転により攪拌され、この攪拌作用により羽毛の中に含まれている切断された羽毛や塵芥が沈降し、穴あきパネルよりなるフィルターを通じて下部空間層に落下する。これによって、投入された羽毛のうち、除塵された羽毛が上部空間層に残り、切断された羽毛や塵芥が下部空間層に蓄積される。
また、上記構成に加え、天板が開閉可能に形成され、天板を開口したときに羽毛を投入及び排出する開口部となるように構成してもよい。
さらに上記構成に加え、攪拌棒が、上から順次交差して配されているように構成してもよい。このように構成すると羽毛の攪拌効率が向上する。
さらにまた、筒状体の側面が内部透視可能な材料よりなる構成としてもよい。このように構成すると筒状体内部における羽毛の除塵状態を観察することができるので、羽毛の使用状態が確認しやすくなる。
上記のように本発明に係る羽毛使用状態確認装置は、羽毛を収納する筒状体と、筒状体内部において羽毛を攪拌する垂直軸及び垂直軸を回転させる駆動源と、羽毛と塵芥とを分離するフィルターとからなる簡単な装置であって、製造コストが安く、したがって、利用者の負担が少なくして、羽毛の使用状態が簡単に確認できる利点がある。
以下、本発明に係る羽毛使用状態確認装置について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本実施例に係る羽毛使用状態確認装置の斜視図であり、図2は羽毛使用状態確認装置の断面図であり、図3は羽毛使用状態確認装置に羽毛を投入する状態を示す斜視図であり、図4は羽毛使用状態確認装置内において羽毛を攪拌している状態を示す斜視図であり、図5は除塵完了後に羽毛使用状態確認装置から羽毛を取り出す状態を示す斜視図である。
図1及び図2において、Aは本実施例に係る羽毛使用状態確認装置を示し、該羽毛使用状態確認装置Aは、主として内部透視可能な筒状体10と、筒状体10内で回転する垂直軸20と、該垂直軸20を回転させる駆動部30とから構成され、これら筒状体10、垂直軸20及び駆動部30は支持台Bに組み付けられて完成する。
筒状体10は、天板となる円形の開閉蓋11と、側面を構成する円筒12と、底部を構成する円形の底板13とを備え、筒状体10内部には、穴あきパネルよりなるフィルター14が水平方向に配されている。なお、底板13及びフィルター14の中央には、垂直軸20が貫通できる穴が形成されている。前記開閉蓋11は、その外径は円筒12の外径と一致させ、開閉蓋11の下面周囲に段差11aを設けて円筒12の内径に一致する円形凸部11bが形成され、開閉蓋11が円筒12の上端部に嵌合するように構成されている。また、開閉蓋11の水平方向両端には蝶番15が取り付けられており、各蝶番15の遊離側端部には係合部材15aが取り付けられており、円筒12の外側面上端に取り付けられている被係合部材15bが取り付けられていて、係合部材15aと被係合部材15bとを着脱することにより開閉蓋11が円筒12に対して着脱可能になっている。なお、前記のような取り外し式の開閉蓋ではなく、一端が蝶番により固定され、他端にのみ円筒の上端と着脱自在の係合具を取り付けて、開閉のみが可能な開閉蓋としてもよく、また、開閉蓋を設けずに天板を円筒の上端に固定し、後述する円筒上部12の側面に開口部を形成してもよい。前記フィルター14は、円筒12を上下に円筒上部12aと円筒下部12bとに二分し、円筒上部12aの下端にフランジ16aを設け、円筒下部12bの上端にフランジ16bを設け、これらフランジ16a、16bの間にフィルター14を挟み込んでフランジ16a、16bをボルト16cで固定することによりフィルター14が取り付けられている。このフィルター14により、筒状体10は上部空間層10aと下部空間層10bとに区分けされる。フィルター14の穴径は、羽毛の種類に応じて4〜6mm又は7〜9mmのものを使用する。円筒下部16bの下端にはフランジ17が取り付けられており、支持台Bに対してボルト17aにて固定することにより、筒状体10は支持台B上に垂直に立設される。なお、本実施例においては、開閉蓋11、円筒12及びフィルター14は透明なアクリル樹脂等の透明な合成樹脂や透明ガラスにて構成しているが、円筒12のみを透視可能な材料で構成してもよく、また、内部透視ができない材料で構成しても除塵効果そのものには影響はない。
垂直軸20は、上部空間層10aにおいて水平方向に延びる複数の攪拌棒21が、上から順次交差して配されている。また、垂直軸20の下端部20aは軸受けCにより固定され、垂直軸20の下端20bにはプーリ22が軸止されており、該プーリ22は、支持台Bに取り付けられている駆動部30であるモータの回転軸に軸止されたプーリ31と無端ベルト32により連結され、モータが回転すれば、垂直軸20が回転し、攪拌棒21が上部空間層10aにおいて水平回転するようになっている。
本実施例に係る羽毛使用状態確認装置Aは、上記のように構成されており、図3に示すように、まず、開閉蓋11を取り外して、筒状体10における上部空間層10aに羽毛Dを投入する。そして、図4に示すように、開閉蓋11を取り付けて、駆動部30を駆動させることにより垂直軸20を回転させると、上部空間層10a内の羽毛Dが攪拌棒21により攪拌され、ちぎれた羽毛や塵芥などEが沈降し、フィルター14の穴を通過して下部空間層10bに落下することにより、上部空間層10aに残った羽毛Dは除塵されることになる。その後、駆動部30を停止させ、開閉蓋11を外して、除塵された羽毛Dを取り出せはよい。なお、筒状体が内部透視可能であるため、内部の羽毛の攪拌状態を観察しながら除塵されるので、羽毛の使用状態が確認できて便利である。
本発明の実施例に係る羽毛使用状態確認装置の斜視図である。 本発明の実施例に係る羽毛使用状態確認装置の断面図である。 羽毛使用状態確認装置に羽毛を投入する状態を示す斜視図である。 羽毛使用状態確認装置内において羽毛を攪拌している状態を示す斜視図である。 除塵完了後に羽毛使用状態確認装置から羽毛を取り出す状態を示す斜視図である。
符号の説明
A・・・羽毛使用状態確認装置
B・・・支持台
C・・・軸受け
D・・・羽毛
10・・筒状体
10a・上部空間層
10b・下部空間層
11・・開閉蓋
11a・段差
11b・円形凸部
12・・円筒
12a・円筒上部
12b・円筒上部
13・・底板
14・・フィルター
15・・蝶番
15a・係合部材
15b・被係合部材
16a・フランジ
16b・フランジ
16c・ボルト
17・・フランジ
17a・ボルト
20・・垂直軸
20a・垂直軸の下端部
20b・垂直軸の下端
21・・攪拌棒
22・・プーリ
30・・駆動部
31・・プーリ
32・・無端ベルト

Claims (4)

  1. 有底で天板を有する直立に配された筒状体と、筒状体内で回転する垂直軸と、垂直軸を回転させる駆動部とからなる羽毛使用状態確認装置であって、
    筒状体は、筒状体内に穴あきパネルよりなるフィルターを水平方向に配し、前記フィルターにより筒状体が上部空間層と下部空間層とに区分けされており、上部空間層には羽毛を投入及び排出する開口部が備えられており、
    垂直軸は、上部空間層において水平方向に延びる複数の攪拌棒を具備している、
    ことを特徴とする羽毛使用状態確認装置。
  2. 天板が開閉可能に形成され、天板を開口したときに羽毛を投入及び排出する開口部となることを特徴とする請求項1に記載の羽毛使用状態確認装置。
  3. 攪拌棒が、上から順次交差して配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の羽毛使用状態確認装置。
  4. 筒状体の側面が内部透視可能な材料よりなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の羽毛使用状態確認装置。
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