JP4762112B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシレスモータに関するものである。
情報を記録および再生するディスクを回転駆動するモータとして、広範囲な回転数範囲で制御性および信頼性に優れたブラシレスモータが多く使用されている。このブラシレスモータは例えば特許文献1〜3等に開示されている。
この種のブラシレスモータは、図5に示すように、ベース材としてのステータベース51に固定された非回転部分としてのステータ52と、回転軸53とともに一体的に回転する回転部分としてのロータ54とからなる。
ステータ52は、ロータ54の回転軸53を回転自在に保持する略筒形状の軸受55と、この軸受55を内側に圧入した状態でステータベース51上に立設させる筒状の軸受ハウジング56と、ステータベース51に形成した孔部51a内に配設され、回転軸53をその基端部側(回転対象物が取り付けられる先端部と反対側の端部)からスラスト方向に対して当接して回転自在に支持するスラスト板57と、スラスト板57を下方から保持するスラストカバー58と、軸受ハウジング56に外嵌されたコア59、コイル60などからなる巻線組立体61などから構成されている。
このようにブラシレスモータには、回転軸53をスラスト方向(詳しくは、回転対象物であるディスクが取り付けられる先端部と反対側)から受けるスラスト板57およびスラストカバー58が設けられている。なお、スラスト板57とスラストカバー58とが一体化されたものもある。
ここで、前記スラストカバー58の固定方法としては、以下のものがある。
特許文献1に開示されたブラシレスモータでは、図5に示すように、スラストカバー58が有底円筒形状に形成されており、組み立て工程において、図5において仮想線で示すように、スラストカバー58の上部が、軸受ハウジング56の下部内側に嵌め込まれて取り付けられる。なお、このブラシレスモータにおいては、軸受ハウジング56が、バーリング加工によりステータベース51と一体形成されている。
また、特許文献2に開示されたブラシレスモータでは、図6に示すように、スラストカバー71を円盤状に形成し、このスラストカバー71により、スラスト受74や軸受75を収納した軸受ハウジング72内空間を下方から閉鎖するように、スラストカバー71の外周部とステータベース73(詳しくは、ステータベース73の孔部外周部73a)とを溶接や接着により固定している。
特許文献3に開示されたブラシレスモータでは、図7に示すように、筒状の軸受ハウジング81の下部に、樹脂製のスラストカバー82をアウトサート成形法により樹脂成形されている。
特開2002−262540号公報 特開平8−214487号公報 特開2004−236390号公報
ところで、この種のブラシレスモータを携帯用機器に搭載する場合は、ブラシレスモータを一層小型化すること(例えば、ブラシレスモータの外形(直径)が10mm程度またはそれ以下の直径とすること)が必要となると同時に、万一、携帯用機器が落下した時でもブラシレスモータに支障を来たさないように、耐衝撃性を向上させることが望ましい。
しかしながら、上記図5に示す特許文献1に開示されたブラシレスモータをこのような携帯用機器搭載用として用いた場合には、落下時のロータ54の荷重が回転軸53を介してスラストカバー58に集中して作用することがあり、この際に、スラストカバー58が軸受ハウジング56から離脱してしまうおそれがあり、好ましくない。
また、前記特許文献2に開示されたブラシレスモータは、携帯用機器搭載用として用いるために小型化するに際し、スラストカバー71の外周部とステータベース73とを溶接して固定する場合には、スラストカバー71の外周部とステータベース73との境界部を良好に溶接する工程で多くの手間がかかって作業能率が悪く、また、境界部が良好に溶接されているかどうかを視認し難いおそれがある。
また、前記特許文献3に開示されたブラシレスモータは、スラストカバー82が樹脂製であるため、衝撃を受けた際の強度が低くて、十分な信頼性が得られない問題がある。
本発明は、上記課題を解決するもので、耐衝撃性が良好であり、かつ、小型化した場合でも組立時の作業性が良好であるブラシレスモータを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のブラシレスモータは、ベース材に固定された非回転部分としてのステータと、回転軸とともに一体的に回転する回転部分としてのロータとから構成され、前記ステータに、前記回転軸を外周側から回転自在に保持する軸受と、この軸受を内装する筒状部とベース材に載置される基台部とを有して前記軸受をベース材に対して立設する姿勢で配設させる軸受ハウジングと、前記回転軸の端部にスラスト方向に当接して回転自在に受けるスラスト板と、このスラスト板を保持する金属製のスラストカバーと、前記軸受ハウジングの基台部に重なった環状部とこの環状部からベース材に形成された挿通孔およびスラストカバーに形成された孔部または窪み部を通して突出する突出ピン部とを有する金属製の取付用部材とが設けられ、前記取付用部材の突出ピン部におけるスラストカバーから突出する部分がスラストカバーに溶接されていることを特徴とする。
また、本発明のブラシレスモータの製造方法は、取付用部材に設けた突出ピン部を、ベース材の挿通孔を通してスラストカバーの外周部近傍から突出させ、突出ピン部の近傍からアーク放電させて突出ピン部の突出部分をスラストカバーに溶接することを特徴とする。
このブラシレスモータの組立工程においては、ベース材に軸受ハウジングとスラストカバーと取付用部材とを組付けた状態で、前記取付用部材の突出ピン部におけるスラストカバーから突出する部分をスラストカバーに溶接することで、スラストカバーを強固に結合することができる。すなわち、金属製の取付用部材とスラストカバー同士を溶接して結合しており、十分な結合強度を有しているので、衝撃を受けた際でも、スラストカバーがベース材から離脱することを確実に防止することができる。
この場合に、取付用部材の突出ピン部は、スラストカバーから突出しているので、ブラシレスモータを小型化した場合でも、溶接対象ポイントである前記突出部分が、溶接対象ポイントを見つけ出す際のガイドの役目も果たして、容易に見つけることができ、溶接時の作業性が良好となる。しかも、溶接機の電極に、取付用部材に導通する金属材料、例えばベース材を接続させた状態で、取付用部材の突出ピン部の近傍箇所から放電させてアーク溶接させることにより、放電距離の小さな、突出ピン部のスラストカバーから突出している部分に自然にアーク放電され、このように比較的大まかな位置決めでありながら高精度に溶接できて、良好な信頼性を得られると同時に作業性も極めて良好である。
また、軸受ハウジングと取付用部材とを一体形成して構成したり、軸受ハウジングとベース材とを一体形成して構成したりしてもよく、これによって部品点数を低減できて、製造コストの低減化を図ることができる。
以上のように本発明によれば、軸受ハウジングの基台部に重なった環状部とこの環状部からベース材に形成された挿通孔およびスラストカバーに形成された孔部または窪み部を通して突出する突出ピン部とを有する金属製の取付用部材を設け、前記取付用部材の突出ピン部におけるスラストカバーから突出する部分をスラストカバーに溶接させたことにより、ベース材に対してスラストカバーを強固に結合することができて、衝撃を受た際でも、スラストカバーがベース材から離脱することを確実に防止することができ、高い剛性を確保できて良好な信頼性を保持することができる。
また、ブラシレスモータの組立工程において、取付用部材の突出ピン部は、スラストカバーから突出しているので、この突出部分を見つけ易く、溶接時の作業能率も良好となり、これによっても、組立作業時間の短縮を図ることができて、ひいては製造コストを低減させることができる。
しかも、取付用部材の突出ピン部の近傍箇所から放電させてアーク溶接させることにより、放電距離の小さな、突出ピン部のスラストカバーから突出している部分に自然にアーク放電され、このように比較的大まかな位置決めでありながら高精度に溶接できて、良好な信頼性を得られると同時に作業性も極めて良好である。
以下に、本発明の実施の形態に係るブラシレスモータについて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るブラシレスモータの縦断面正面図、図2は、同ブラシレスモータに設けられた取付用部材、軸受ハウジング、スラスト板およびスラストカバーの斜視図である。
図1に示すように、このブラシレスモータは、情報を記録及び再生する着脱自在のディスクを回転駆動する用途に用いられるものであり、その外形が約10mmほどの大きさである。図1に示すように、ブラシレスモータは、ベース材としてのステータベース1に固定された非回転部分としてのステータ2と、回転軸3とともに一体的に回転する回転部分としてのロータ4とからなる。
図1、図2に示すように、ステータ2は、ベース材としての金属板製のステータベース1と、回転軸3を外周側から回転自在に保持する略筒形状の軸受5と、この軸受5を内装する筒状部6aとステータベース1に載置される基台部6bとを有して軸受5をステータベース1に対して立設する姿勢で配設させる金属板製の軸受ハウジング6と、ステータベース1に形成された開口孔1a内に配設されて、回転軸3をその基端部(回転対象物が取り付けられる先端部と反対側の端部:図1においては、回転軸3の下端部)側からスラスト方向に対して当接して回転自在に支持する円板形状のスラスト板7と、ステータベース1における前記開口孔1aの近傍下面に取り付けられて、前記開口孔1aを閉鎖するとともに前記スラスト板7を下方から保持する金属板製のスラストカバー8と、軸受ハウジング6の基台部6bに重なった環状部25aとこの環状部25aから軸受ハウジング6に形成した挿通孔6c、ステータベース1に形成された挿通孔1bおよびスラストカバー8に形成されて平面視して中心側に窪む窪み部8bを通して下方に突出する突出ピン部25bとを有する金属製の取付用部材25と、軸受ハウジング6の筒状立設部6aに外嵌されたコア9、コイル10、ターミナル11よりなる巻線組立体12とから構成されており、ターミナル11の脚状部分が、ステータベース1上に貼り付けられたフレキシブル基板13に半田付けされて接続されている。なお、図1における14は、回転軸3がステータ2の軸受5内から抜け出ることを防止する抜け止め部材である。
なお、この実施の形態では、焼結金属からなる軸受5に油が含浸されて回転軸3を回転自在に支持しているが、これに限るものではない。
ロータ4は、その外殻をなすロータフレーム15を有し、ロータフレーム15は、回転軸3の先端部に取り付けられたボス部15aと、このボス部15aの下部から径方向外周側に円板状に延びるターンテーブル部15bと、このターンテーブル部15bの外周から巻線組立体12を外周側から覆うように下方に筒状に延びる筒状部15cとから構成されている。そして、ロータフレーム15の筒状部15cの内周に、コア9と対向するように駆動マグネット18が取り付けられている。
軸受ハウジング6は基台部6bの外周寄り部分で溶着または接着等でステータベース1に固着されているが、本発明では特に、この軸受ハウジングの溶着または接着等による固定に加えて、取付用部材25の突出ピン部25bにおけるスラストカバー8から下方に突出する部分がスラストカバー8、詳しくは、スラストカバー8の窪み部8bが設けられている部分に溶接されている。なお、この実施の形態では、突出ピン部25bは、取付用部材25の環状部25aにおける周方向に対して適当角度毎に3箇所設けられ、環状部25aから下方に屈曲するように一体形成されている。
上記構成におけるステータ2の組立ては、以下のようにして行われる。
ステータベース1における、軸受ハウジング6の基台部6bの外周寄り部分に対応する箇所に溶接または接着等することで、軸受ハウジング6をステータベース1上に固定する。次に、フレキシブル基板13をステータベース1に貼り付けるとともに、軸受ハウジング6に、予め組み付けられた巻線組立体12を外嵌させ、巻線組立体12のターミナル11をフレキシブル基板13に半田付けし、さらに、軸受ハウジング6内に軸受5を圧入させる。
一方、ロータ4は、ロータフレーム15のボス部15aに回転軸3を圧入した後、ロータフレーム15の筒状部15c内周に着磁された駆動マグネット18を接着させて組み立てる。
次に、ステータ2の軸受5内に、ロータフレーム15の回転軸3を挿入させるともに、回転軸3の下端部に抜け止め部材14を装着させ、ステータベース1の下面にスラストカバー8を固着する。
ここで、このスラストカバー8の装着作業は、以下のようにして行う。すなわち、ステータベース1の下面における、この下面から突出した取付用部材25の突出ピン部25bの内側にスラストカバー8を配設し、この後、取付用部材25の突出ピン部25bをアーク溶接して、この突出部分をスラストカバー8に溶着させる。アーク溶接する際には、溶接機の一方の電極(通常、アース側)に、取付用部材25に導通する金属材料、例えばステータベース1を接続した状態で、取付用部材25の突出ピン部25bの近傍箇所に、溶接機の他の電極(溶接棒、溶接ワイヤ、TIGトーチなど、以下、他電極と称す)を配設し、この箇所からアーク放電させて溶接する。これにより、溶接時には、放電距離の小さな、突出ピン部25bのスラストカバー8から突出している部分に、自然に放電され、この突出ピン部25bの突出部分をスラストカバー8に溶接して良好に固着することができる。つまり、上記溶接機の前記他電極を正確な位置に配置しなくても、取付用部材25の突出ピン部25bの近傍に近づけるだけで、突出ピン部25bのスラストカバー8から突出している部分に自然に放電されて良好に溶接できるので、極めて作業性が良好となり、作業能率も良好である。
なお、この後は、必要に応じてロータ4にディスクの滑り止め用ゴムを貼り付けることでブラシレスモータが完成する。そして、このブラシレスモータにおいて、コイル10に通電することでロータ4および回転軸3が回転する。
上記構成によれば、金属製の取付用部材25の突出ピン部25bを、ステータベース1を通してスラストカバー8が設けられている箇所に突出させ、この突出部分をスラストカバー8に溶接することで、スラストカバー8をステータベース1などに対して強固に結合することができる。すなわち、金属製の取付用部材25とスラストカバー8とを溶接して結合しており、十分な結合強度を有しているので、スラストカバー8がステータベース1から離脱することを確実に防止することができる。したがって、このブラシレスモータを携帯用機器に搭載した場合において、万一、前記携帯用機器が落下して衝撃を受けた際でも、スラストカバー8がステータベース1から離脱することによるブラシレスモータの故障を未然に防止することができ、良好な信頼性を維持することができる。
また、取付用部材25の突出ピン部25bをスラストカバー8から突出させるように配設したので、ブラシレスモータを小型化した場合でも、溶接対象ポイントである前記突出部分が、溶接対象ポイントを見つけ出す際のガイドの役目も果たして、容易に見つけることができ、作業能率が向上する。また、上記したように、取付用部材25の突出ピン部25bの近傍箇所から放電させてアーク溶接させることにより、上記溶接機の他電極を正確な位置に配置しなくても、放電距離の小さな、突出ピン部25bのスラストカバー8から突出している部分に、自然にアーク放電されて溶接させることができ、比較的大まかな位置決めでありながら高精度に溶接できて、これにより、良好な信頼性を得られると同時に作業性も極めて良好である。
また、アーク溶接した際には、突出ピン部25bの先端部が、その表面張力によってスラストカバー8(この実施の形態では、スラストカバー8の中心部へ)に向けて均一に広がりながら丸まり、突出高さも安定して良好な品質を保ちやすい。
また、スラストカバー8の外周部全体を溶接するのではなくて、一部(この実施の形態では周方向に対して3箇所)だけ溶接するだけなので、溶接出力量の低減化を図ることもできる。
さらにこの実施の形態においては、取付用部材25により、軸受ハウジング6の基台部6bをステータベース1との間で挟持しているので、軸受ハウジング6を、その筒状部6aがステータベース1に対して良好に立設した姿勢で保持できる利点もある。
なお、図1、図2に示す第1の実施の形態では、軸受ハウジング6と、取付用部材25と、ステータベース1とを、それぞれ別体で構成した場合を述べたが、これに限るものではなく、図3に示すように、軸受ハウジング6と取付用部材25とを一体形成して(より具体的には、図1で示した軸受ハウジング6の基台部6bと取付用部材25の環状部25aとを一体形成した)構成したり、図4に示すように、軸受ハウジング6とステータベース1とを一体形成して(より具体的には、図1で示した軸受ハウジング6の基台部6bとステータベース1とを一体形成した)構成したりしてもよく、これによって部品点数を低減できて、製造コストの低減化を図ることができる。
また、上記実施の形態では、スラスト板7とスラストカバー8とが個別に設けられている場合を述べたが、これに限るものではなく、スラスト板7とスラストカバー8とが一体形成されているものに上記構造を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、取付用部材25の突出ピン部25bの突出部分が、スラストカバー8の窪み部8bが設けられている部分に溶接されている場合を述べたが、これに限るものではなく、図2に示す軸受ハウジング6の基台部6bに設けられた挿通孔6cと同様に、スラストカバー8に挿通孔を設けて、この箇所から突出ピン部25bの突出部分を突出させるように構成してもよい。なお、これに限るものではなく、スラストカバー8は外周部に凹凸のない単なる円板形状とし、突出ピン部25bの下端部等が、スラストカバー8の外周面に沿うような断面円弧形状等に形成してもよい。
また、上記実施の形態では、コア9、コイル10、ターミナル11よりなる巻線組立体12からターミナル11の脚状部分をフレキシブル基板13に半田付けする場合を述べたが、これに限るものではなく、ターミナル11を使用せず、コイル10の端末線をフレキシブル基板13に直接半田付けしてもよい。
本発明のブラシレスモータは、特に小型のものに適しているが、これに限るものではなく、各種のブラシレスモータにも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るブラシレスモータの断面図 同実施の形態に係るブラシレスモータに設けられた取付用部材、軸受ハウジング、スラスト板およびスラストカバーの斜視図 本発明の第2の実施の形態に係るブラシレスモータの断面図 本発明の第3の実施の形態に係るブラシレスモータの断面図 従来のブラシレスモータの断面図 他の従来のブラシレスモータの断面図 その他の従来のブラシレスモータの断面図
符号の説明
1 ステータベース(ベース材)
2 ステータ
3 回転軸
4 ロータ
5 軸受
6 軸受ハウジング
7 スラスト板
8 スラストカバー
12 巻線組立体
15 ロータフレーム
25 取付用部材
25a 環状部
25b 突出ピン部

Claims (4)

  1. ベース材に固定された非回転部分としてのステータと、回転軸とともに一体的に回転する回転部分としてのロータとから構成され、
    前記ステータに、前記回転軸を外周側から回転自在に保持する軸受と、この軸受を内装する筒状部とベース材に載置される基台部とを有して前記軸受をベース材に対して立設する姿勢で配設させる軸受ハウジングと、前記回転軸の端部にスラスト方向に当接して回転自在に受けるスラスト板と、このスラスト板を保持する金属製のスラストカバーと、前記軸受ハウジングの基台部に重なった環状部とこの環状部からベース材に形成された挿通孔を通してスラストカバーの外周部近傍箇所から突出する突出ピン部とを有する金属製の取付用部材とが設けられ、
    前記取付用部材の突出ピン部におけるスラストカバーから突出する部分がスラストカバーに溶接されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 軸受ハウジングと取付用部材とが一体形成されていることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 軸受ハウジングとベース材とが一体形成されていることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシレスモータを製造するブラシレスモータの製造方法であって、取付用部材に設けた突出ピン部を、ベース材の挿通孔を通してスラストカバーの外周部近傍から突出させ、突出ピン部の近傍からアーク放電させて突出ピン部の突出部分をスラストカバーに溶接することを特徴とするブラシレスモータの製造方法。
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