JP4761843B2 - 可搬式作業台 - Google Patents

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Description

本発明は、建築工事現場、建築物の天井や壁面などの内外装作業、電気配線作業などに使用する可搬式作業台に関するものである。
かかる可搬式作業台1は、従来、例えば図13に示すように、一対の支柱脚4a間に複数の踏み桟5を適宜間隔で取り付けて梯子状の主脚4を形成し、該梯子状の主脚4の一対間に長方形状の天板3を回動自在に取り付け、さらに、天板3と主脚4との間に途中で屈曲自在なステイ7を介装している。
また、天板3の四隅に棒状の手掛かり部材6を立設して、主脚4を昇降する際の手掛かりとしている。この手掛かり部材6は可搬式作業台の認定基準で備え付けが規定されているもので、天板3面高さが1.5mを超える可搬式作業台には必ず付設されるものである。
しかしながら、前記手掛かり部材6は主脚4を昇降する際の安全を確保するためのものであり、天板3上を歩行し、また、この上で作業する際に、天板3からの転落防止を図ることはできない。
そこで、図14に示すように天板3からの転落防止手段としてはコ字型の枠状の手摺り21を別途用意し、これを天板3の長手方向にそって手掛かり部材6の間に別途立設している。
そして、使用時には主脚4を昇り、手掛かり部材6を掴んで、天板3の上に上りこの上に立って、または歩行しながら作業する。この場合、作業に気を取られるなどして天板3上で滑ったりしても、手摺り21により天板3から転落、墜落することが防止される。
前記先行技術は当業者間で一般的に行われているものであり、文献公知発明にかかるものではない。
前記のような可搬式作業台は、脚立などに代わる安全な作業台として急速に普及している。しかしながら、前記手摺り21は認定基準で備え付けが規定されているものではないため、現実には後付けのオプション部品になっていることが多い。このため、作業者にとっては、手摺りの取り付け・取り外しの手間と時間が嵩むことから、手摺りを取り付けないで作業することも多く、転落・墜落事故を起こすことも多い。
また、手摺り21は別部品となるため、部品点数が増え、運搬や保管場所のスペースも必要とするだけでなく、発注などの伝票処理業務も煩雑となり、面倒である。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消するものとして、手掛かり部材を備えた可搬式作業台においては、この手掛かり部材を利用することで手摺りを後付けではなく、常設のものとし、しかも天板側方への組み立ても容易で簡単に設置でき、天板からの転落・墜落事故発生を防止し安全性を向上できる可搬式作業台を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、一対の梯子状の主脚間に天板を架け渡し、前記天板の4隅に棒状の手掛かり部材を立設した可搬式作業台において、前記手掛かり部材は、主脚と並行に折り畳まれるように下端が主脚上部に回動自在に軸着され、前記手掛かり部材の上部に垂直方向に回動自在に一端が軸着され天板と平行に突出する手摺り上桟を設け、これにより手摺り上桟が並行に折り畳まれた手掛かり部材をさらに主脚と並行に折り畳むことができるようにし、この手摺り上桟は天板の長さ方向の約2分の1の長さを有し、対向位置の手掛かり部材から天板長手方向にそって水平に突出し、一方の手摺り上桟の先端には対向位置の手摺り上桟との連結部材を手摺り上桟の内部に引き出し自在に設け、手摺り上桟の突出先端が対向位置の手摺り上桟と連結することを要旨とするものである。
請求項1記載の発明によれば、手摺り上桟が手掛かり部材の先端に取り付けてあるから、手掛かり部材に対して手摺り上桟を回動するだけで手摺り上桟を天板の長手方向にそって配置でき、この状態からさらに棒状の遮断部材を手摺り上桟に対して回動させてから手掛り部材と手摺り上桟と天板とで形成される垂直面の空隙に配置すれば、この大きな空隙が遮断部材で小さな空隙に区分される。よって、天板からの転落や墜落を防止できる。
そして、手摺り上桟や遮断部材は後付けで取り付けるものではなく、前記のように予め手掛かり部材に取り付けてあるから、手摺り上桟や遮断部材を別途用意する必要もなく、取り付けや取り外しの手間も省け、保管スペースや運搬も不要で、ワンタッチ的にしかも必ず取り付けることができる。
さらに、複数の天板を連結して大きなステージとして使用するような場合で、手摺り上桟が不要なときは、手摺り上桟を回動して手掛かり部材と並行に折り畳めば、突出せず邪魔にならない。
また、対向位置の手掛かり部材からそれぞれ手摺り上桟を回動して天板の長手方向に配置すれば、対向位置の手摺り上桟の先端が連結され、天板の長手方向にそって隙間なく連続する手摺りが簡単に形成される。
さらに、手摺り上桟が並行に折り畳まれた手掛かり部材をさらに主脚と並行に折り畳むことで、天板の上に突出部材をなくすことができ、複数の可搬式作業台を連結した大きなステージを形成する場合に、手摺り上桟や手掛かり部材が邪魔になることがない。
以上述べたように本発明の可搬式作業台は、手摺り上桟を手掛かり部材に回動自在に取り付けたから、手掛かり部材から手摺り上桟を天板の長手方向にそって側方上部に引上げるだけで、手摺り上桟を天板の側方上部に配設でき、手摺り部材を別途用意することなく、また、格別の工具も必要とせずに、天板に手摺り上桟を簡単に設けることができる。
さらに、手掛り部材と手摺り上桟と天板とで形成される垂直面の大きな空隙内に、遮断部材が配置されるから、この大きな空隙を小さく区分でき、空隙からの落下も確実に防止できる。
そして、手摺り上桟や遮断部材のために格別に保管スペースや運搬スペースも必要とせず、保管や運搬の際には天板や主脚と並行にして扁平に折り畳むことができ、コンパクトにできる。
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す正面図、図2は同上側面図で、本発明の可搬式作業台の基本構造は、図14、図15に示した従来例と基本的には同様であるから、同一の参照符号を付してここでの詳細な説明は省略する。
本発明の可搬式作業台も、基本構造は従来と同様、一対の支柱脚4a間に複数の踏み桟5を適宜間隔で取り付けて梯子状の主脚4を形成し、該梯子状の主脚4の一対間に長方形状の天板3を回動自在に取り付け、さらに、天板3と主脚4との間に途中で屈曲自在なステイ7を介装している。
また、天板3の四隅、すなわち主脚4と天板3との昇降口に位置させて棒状の手掛かり部材6を主脚4から取付金具で回動自在に立設した。これら、主脚4、天板3および手掛かり部材6は材質としてはアルミニウムを使用する。
本発明はかかる構成の可搬式作業台1において、図1に示すように両側のそれぞれの手掛かり部材6の上端にブラケットにより棒状の手摺り上桟8を天板3の長手方向にそって垂直方向に回動自在に軸着した。
手掛かり部材6および手摺り上桟8は、ともに断面コ字型のチャンネル形状とし、手掛かり部材6の内部に手摺り上桟8が収納可能なよう、手摺り上桟8のほうを手掛かり部材6よりも一回り小さく形成した。
手摺り上桟8は、天板3の長さ方向の長さの約2分の1の長さとし、図3、図5に示すように一方の手摺り上桟8の先端には対向位置の手摺り上桟8との連結部材10を設けてある。
この連結部材10は、手摺り上桟8の内部に引き出し自在に収納される断面ロ字型の棒状部材で、収納部の部位には手摺り上桟8の下部開口が板状の閉塞部材8aで閉塞され、手摺り上桟8からの連結部材10の落下を防いでいる。
また、連結部材10の上面と下面には長さ調整用の細長孔10aが形成され、この細長孔10aを上下に貫通する係止ピン11が手摺り上桟8の先端近くで上面から下面に向けて固定されている。
連結部材10の先端側部に、対向する手摺り上桟8との結合用の連結孔10bを設け、対向する手摺り上桟8の先端側部には前記連結孔10bに対応する連結孔8bを設けるとともに、これら連結孔10b,8bに挿入する連結ピン12を鎖などの索条で繋止しておく。
前記手摺り上桟8の先端近傍に、図3、図4に示すように手掛り部材6と手摺り上桟8と天板3とで形成される垂直面の空隙13に配置される棒状の遮断部材9の一端をピンにより垂直方向に回動自在に軸着する。
この遮断部材9は、外管9aと内管9bとの組み合わせによる伸縮自在な二重管構造とするもので、形状は角管、円管などとし、径は手摺り上桟8内に収納可能なよう、チャンネル状の手摺り上桟8の開口幅よりも一回り小さく形成する。
そして、遮断部材9の他端に、図6に示すように天板3への固定金具9cとしてのバネロック片を取り付けた。
手摺り上桟8、遮断部材9の材質としては、アルミニウムの他に、アルミニウム合金、鋼材、樹脂など軽量のものが採用でき、形状も折り畳みに支障のない形状であればよい。
次に使用法を説明する。図1は可搬式作業台1の使用状態を示し、主脚4が開かれ、手掛かり部材6が立てられ、この手掛かり部材6の先端から手摺り上桟8が天板3の長手方向にそってその側方上部で水平に突出し、一方の手摺り上桟8と対向する手摺り上桟8とは先端が連結部材10で連結される。
連結部材10による連結方法は、一方の手摺り上桟8から連結部材10を引き出す。このとき、係止ピン11が細長孔10aに貫通されているから、手摺り上桟8から連結部材10が抜け出ることはない。そして、連結部材10の先端を他方の手摺り上桟8に先端開口から挿入し、連結孔10b、8bを合致させて連結ピン12をここに差し込むことで、連結部材10を他方の手摺り上桟8に連結する。これにより、一方の手摺り上桟8と他方の手摺り上桟8とが連結され、天板3の側部上方に架け渡される。
次に遮断部材9を手摺り上桟8に対して回動して斜め下方に引き出し、内管9bを外管9aから引き出して伸長し、その先端の固定金具9cを天板3に係止して遮断部材9を天板3に固定する。
この状態で、図1に示すように遮断部材9が手掛り部材6と手摺り上桟8と天板3とで形成される垂直面の空隙13に配置され、大きな空隙13がこの遮断部材9により面積のほぼ等しい台形状の小さな3つの空隙に区分される。
よって、主脚4を上って天板3の近傍に達する作業者は手掛かり部材6を握って安全を確保しつつ天板3上に達する。そして、天板3の側方の開放面には手摺り上桟8が配設され、さらに天板3の上部側方の大きな空隙13は遮断部材9で小さなものに区分されているから、作業中などに誤って天板3の側方から転落するなどの事故が防止される。
かかる可搬式作業台1を不使用時に折り畳むには、図7に示すように天板3に固定した固定金具9cの係止を解除して遮断部材9を天板3から外し、内管9bを外管9a内に収納して全体を収縮させ、また、連結ピン12を連結孔10b,8bから抜いて一方の手摺り上桟8と他方の手摺り上桟8との連結を解除する(図7(a)、図7(b)参照)。
次に遮断部材9を手摺り上桟8内に収納し、両者を一本物に折り畳み、さらにこの一本物となった遮断部材9と手摺り上桟8とを、手摺り上桟8を下方に回動することで手掛かり部材6の内部に収納し(図7(c)の状態)、全体を一本物の状態に折り畳む。
そして、図7(d)、図7(e)に示すように前記のようにして一体に折り畳まれた遮断部材9と手摺り上桟8と手掛かり部材6とを、手掛かり部材6を下方に回動することで支柱脚4a内に収納し、これら全体を一本ものに折り畳む。
この状態からさらに図示は省略するが、遮断部材9、手摺り上桟8、手掛かり部材6および主脚4が一体的に扁平に折り畳まれた状態で、ステイ7の係止を解除して主脚4を天板3の下面に該天板3と並行になるようにして折り畳む。この状態で、可搬式作業台1の全体が扁平に折り畳まれるから、運搬や保管スペースが僅かなもので足りる。
図8、図9、図10は第2実施形態を示し、天板3の四隅に位置させて棒状の手掛かり部材6を主脚4から取付金具で回動自在に立設し、この手掛かり部材6から手摺り上桟8を天板3の長手方向にそって垂直方向に回動自在に軸着し、この手摺り上桟8から遮断部材9を垂直方向に回動自在に軸着する構成は第1実施形態と同様である。
これら手掛かり部材6および手摺り上桟8は、ともに断面コ字型のチャンネル形状とし、手掛かり部材6の内部に手摺り上桟8が収納可能なよう、手摺り上桟8のほうを手掛かり部材6よりも一回り小さく形成した。
遮断部材9は、第1の部材9dとこの第1の部材9dの下端に回動自在に組み合わさる第2の部材9eとで構成し、第1の部材9dの上端を手摺り上桟8に回動自在に軸着する。
図10に示すように第2の部材9eの下端側部に手掛かり部材6へのフックピン14を突設し、手掛かり部材6の途中、例えば約2分の1の高さ位置に前記フックピン14が係止する下向きのL字型の切欠き凹部16を形成した。
また、第1の部材9dと第2の部材9eとを扁平に折り畳んだときに前記フックピン14を逃がして挿入させるための切欠き15aを第1の部材9dに設け、遮断部材9を手摺り上桟8に扁平に折り畳んだときにフックピン14を逃がして挿入させるための切欠き15bを手摺り上桟8に設け、手摺り上桟8を手掛かり部材6に扁平に折り畳んだときにフックピン14を逃がして挿入させるための切欠き15cを手掛かり部材6に設けた。
第1の部材9dは、第2の部材9eを収納可能なようにチャンネル形状に形成し、第2の部材9eはフックピン14が先端に取り付けられる形状であれば、角管、丸管、チャンネル形状、角棒などのいずれでもよいが、強度の許す範囲で軽量・コンパクトなものにするには角管が望ましい。
次に使用法を説明する。手掛かり部材6と手摺り上桟8と遮断部材9とで天板3の側部上方の開口空間を遮断するには、第1実施形態と同様にして手掛かり部材6を立設し、この手掛かり部材6から手摺り上桟8を回動して水平に配設し、この状態からさらに遮断部材9を下方に回動させて手摺り上桟8の下方に斜めに配置させる。
そして、第1の部材9dに対して第2の部材9eをさらに下方に向けて回動し、遮断部材9の全体長を伸長し、第1の部材9dと第2の部材9eとを直線状にして第2の部材9eの下端のフックピン14を手掛り部材6に形成してある切欠き凹部16に係止して、遮断部材9を手掛り部材6に固定する。
これにより、図8に示すように遮断部材9が手摺り上桟8と手掛かり部材6との間に斜めに架設され、天板3の側部上方に形成されている大きな開口による空隙13が遮断部材9によって小さく区分され、作業中などに誤って天板3の側方から転落するなどの事故が防止される。
かかる可搬式作業台1を不使用時に折り畳むには、図9aに示すように遮断部材9が手掛かり部材6と手摺り上桟8との間に斜めに架設された状態から、フックピン14を切欠き凹部16から外して遮断部材9と手掛かり部材6との固定を解除し、遮断部材9の第2の部材9eを上方に回動して第1の部材9dの上側に折り畳む。このとき、フックピン14は第1の部材9dに設けてある切欠き15a内に入り込むから、フックピン14が折り畳みの障害になることはない。
こうして一本物に折り畳んだ遮断部材9を上方に回動してさらに手摺り上桟8に対してその下側で手掛かり部材6の近傍に折り畳み、遮断部材9と手摺り上桟8とを一本物に折り畳む。このときも、フックピン14は手摺り上桟8に形成してある切欠き15bに入り込むから、フックピン14が折り畳みの障害になることはない。
遮断部材9が折り畳まれた手摺り上桟8を下方に回動して図9cに示すようにさらに手掛かり部材6に対してその上部に折り畳み、全体を一本物とする。このときは、フックピン14は手掛かり部材6に形成してある切欠き15cに入り込む。
次に、図9d、図9eに示すように前記のようにして一体に折り畳まれた遮断部材9と手摺り上桟8と手掛かり部材6とを、手掛かり部材6を下方に回動することで支柱脚4a内に収納し、これら全体を一本ものに折り畳む。
図11、図12は第3実施形態を示し、これは第2実施形態の変形であり、遮断部材9の構成として第1の部材9fとこの第1の部材9fの下部に回動自在に軸着される第2の部材9gとで組み合わせで形成する点は第2実施形態と同様であるが、この第3実施形態では第2の部材9gの下端に突設したフックピン14を手掛かり部材6の途中に形成した切欠き凹部16に係止した状態で第1の部材9fに対して第2の部材9gが直角に配置されるように、第1の部材9fと第2の部材9gの長さおよび軸着位置を決定した。
また、第1の部材9fと手摺り上桟8とには、それぞれフックピン14が入り込む切欠き15d、15eを形成するが、手摺り上桟8に形成した切欠き15eの形成部位と手掛かり部材6に形成した切欠き凹部16の形成部位は、ともに手掛かり部材6と手摺り上桟8との軸着部からの距離を等しくし、切欠き凹部16をフックピン14の逃がしのための切欠きと共用する。
使用法について説明する。立設した手掛かり部材6に対して、手摺り上桟8を上方に回動し水平に配設し、手摺り上桟8からその下方に第1の部材9fを回動して垂直に引き出しながら、第1の部材9fから第2の部材9gを下方に引き出して第2の部材9gを水平に配置し、その先端のフックピン14を切欠き凹部16に係止して遮断部材9の先端を手掛かり部材6の途中に固定する。
この状態で遮断部材9が手掛かり部材6と手摺り上桟8とが連結されている角部において空隙13内にL字型に配設される。
不使用時には、図12aに示すように第1の部材9fと第2の部材9gとが直角のL字型に配設されている状態から、フックピン14を切欠き凹部16から外して遮断部材9と手掛かり部材6との固定を解除し、図12bに示すように第2の部材9gを第1の部材9fの下側に折り込んで1本物とする。このときフックピン14は第1の部材9fに形成してある切欠き15dに入り込む。
この状態から第1の部材9fを手摺り上桟8の下側でその先端方向に回動すれば、遮断部材9が手摺り上桟8の下側に一体に折り込まれる。このときフックピン14は手摺り上桟8に形成してある切欠き15eに入り込む。
こうして遮断部材9が一体に折り畳まれた手摺り上桟8を下方に回動して手掛り部材6に一体に折り畳む。このとき、フックピン14は手掛かり部材6に形成してある切欠き凹部16に入り込む(図12c参照)。
そして、図12d、図12eに示すように手掛り部材6を下方に回動して支柱脚4a内に収納し、これら全体を一本ものに折り畳む。
なお、全ての実施形態において手掛かり部材6や手摺り上桟8、遮断部材9が折り畳まれた状態は、複数の可搬式作業台1を連結して大きなステージとして使用する場合などに、天板3から上方に突出する部材をなくす場合にも対応できる。
本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す使用状態の正面図である。 本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す使用状態を示す側面図である。 本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す要部である対向する手摺り上桟の連結部の斜視図である。 本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す要部である手摺り上桟と遮断部材との連結部の縦断側面図である。 本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す要部である手摺り上桟と連結部材との連結部の縦断側面図である。 本発明の可搬式作業台の第1実施形態を示す要部であるバネロック片の斜視図である。 本発明の可搬式作業台の第1実施形態の折り畳み順を示す正面図である。 本発明の可搬式作業台の第2実施形態を示す正面図である。 本発明の可搬式作業台の第2実施形態の折り畳み順を示す正面図である。 本発明の可搬式作業台の第2実施形態の要部である遮断部材の固定部の斜視図である。 本発明の可搬式作業台の第3実施形態を示す正面図である。 本発明の可搬式作業台の第3実施形態の折り畳み順を示す正面図である。 従来の可搬式作業台の斜視図である。 従来の可搬式作業台の他の例を示す斜視図である。
1…可搬式作業台 3…天板
4…主脚 4a…支柱脚
5…踏み桟 6…手掛かり部材
7…ステイ 8…手摺り上桟
8a…閉塞部材 8b…連結孔
9…遮断部材 9a…外管
9b…内管 9c…固定金具
9d、9f…第1の部材 9e、9g…第2の部材
10…連結部材 10a…細長孔
10b…連結孔 11…係止ピン
12…連結ピン 13…空隙
14…フックピン
15a、15b、15c、15d、15e…切欠き
16…切欠き凹部 21…手摺り

Claims (1)

  1. 一対の梯子状の主脚間に天板を架け渡し、前記天板の4隅に棒状の手掛かり部材を立設した可搬式作業台において、前記手掛かり部材は、主脚と並行に折り畳まれるように下端が主脚上部に回動自在に軸着され、前記手掛かり部材の上部に垂直方向に回動自在に一端が軸着され天板と平行に突出する手摺り上桟を設け、
    これにより手摺り上桟が並行に折り畳まれた手掛かり部材をさらに主脚と並行に折り畳むことができるようにし、
    この手摺り上桟は天板の長さ方向の約2分の1の長さを有し、対向位置の手掛かり部材から天板長手方向にそって水平に突出し、一方の手摺り上桟の先端には対向位置の手摺り上桟との連結部材を手摺り上桟の内部に引き出し自在に設け、手摺り上桟の突出先端が対向位置の手摺り上桟と連結することを特徴とする可搬式作業台。
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