JP4757673B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機間でVoIP(Voice over IP)を用いた通信を行う技術に関する。
近年、VoIPを用いた通信(以下、VoIP通話と記載する。)を行う機能を備えた携帯電話機が登場し、VoIP通話を行う携帯電話機間のメディアセッションの確立がSIP(Session Initiation Protocol)を用いて行われることがある。SIPサーバにはプロキシサーバ、リダイレクトサーバ及び登録サーバの3つの機能があり、これらの機能は、1つのサーバ装置に実装されることもあれば、複数のサーバ装置に分散して実装されることもある。なお、説明を簡略化するために、SIPサーバの3つの機能とロケーションサーバの機能が1つのサーバ装置に実装されているとして説明する。
SIPでは、携帯電話機がVoIP用アプリケーションソフト(以下、VoIPアプリと記載する。)を起動すると、サーバ装置へ自機を特定するための端末情報を含む登録要求信号を送信し、サーバ装置はデータベースに端末情報などを格納する。
サーバ装置は携帯電話機から登録要求信号を受信すると、当該携帯電話機へ再送インターバル時間の指定を含む応答を送信する。当該携帯電話機は、VoIPアプリが起動している間、当該応答に含まれる再送インターバル時間の間隔で、サーバ装置へ前記登録要求信号を再送信し続ける。このようにすることで、サーバ装置のデータベースにVoIPアプリを起動している携帯電話機の端末情報のみが格納されるようになっている。このため、通信先の携帯電話機がVoIPアプリを起動していなければ当該携帯電話機の端末情報がデータベースに格納されていないことになり、ユーザは通信相手のユーザとVoIP通話による通話を行うことができない。
この問題を解決するために、次のような手法が提案されている(特許文献1参照。)。
通信先の携帯電話機がVoIPアプリを起動していない場合、VoIP通話による通話を行いたいユーザは本文にコールバックメッセージを記述した電子メールを作成し、作成した電子メールを通信相手のユーザの携帯電話機へ送信する。通信相手のユーザが電子メールの本文を見てVoIPアプリを起動する操作を行い、その後に電子メールを送信したユーザとVoIP通話を行うための呼び出し操作(電子メールを送信したユーザの携帯電話機の端末情報の入力など)を行うというものである。
特開2001−308910号公報
しかしながら、上記の手法では、通信相手のユーザに電子メールの確認操作や、VoIPアプリの起動操作及びVoIP通話を行うための呼び出し操作などを強いることになり、通信相手のユーザに操作負担がかかってしまう。
そこで、本発明は、VoIPアプリが起動していない携帯電話機のユーザに操作負担をかけることなくVoIP通話を行うことを可能にする携帯電話機、携帯電話システム、携帯電話機の呼び出し方法、携帯電話機のVoIP起動方法、携帯電話機の呼び出しプログラム、及び携帯電話機のVoIP起動プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の携帯電話機は、携帯電話機間のVoIP(Voice over IP)を用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ通信相手の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手段と、前記発呼手段により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報が前記サーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手段と、前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記通信相手の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の携帯電話機の呼び出し方法は、携帯電話機間のVoIP(Voice over IP)を用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ通信相手の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手順と、前記発呼手順により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報がサーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手順と、前記未登録応答受信手順により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記通信相手の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手順と、を有することを特徴とする。
本発明の携帯電話機の呼び出しプログラムは、携帯電話機を、携帯電話機間のVoIP(Voice over IP)を用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ通信相手の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手段、前記発呼手段により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報が前記サーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手段、及び前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記通信相手の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手段、として機能させることを特徴とする。
上記の携帯電話機、携帯電話機の呼び出し方法及び携帯電話機の呼び出しプログラムの夫々によれば、通信相手の携帯電話機の端末情報がサーバ装置に保持されていない場合には、携帯電話機はVoIP用アプリケーションを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを通信相手の携帯電話機へ送信する。通信相手の携帯電話機が起動メッセージを受信するとVoIP用アプリケーションソフトを自動的に起動するようにすれば、通信相手のユーザがVoIP用アプリケーションの起動操作や携帯電話機の呼び出し操作などを行わなくても、携帯電話機間でVoIPを用いた通信を行うことが可能になる。
上記携帯電話機において、前記VoIP用アプリケーションソフトを起動した前記通信相手の携帯電話機から前記別の通信方式により前記起動メッセージに対する応答メッセージを受信する応答メッセージ受信手段を更に備え、前記発呼手段は、前記応答メッセージ受信手段により前記応答メッセージが受信された場合前記サーバ装置へ前記接続要求を再送信するようにしてもよい。
これによれば、携帯電話機が通信相手の携帯電話機から応答メッセージを受信した場合サーバ装置へ接続要求を自動的に再送信する。このため、携帯電話機のユーザは呼び出し操作を一度行えば足り、当該ユーザの操作負担の軽減が図られる。
上記携帯電話機において、前記VoIP用アプリケーションソフトを起動した前記通信相手の携帯電話機から前記別の通信方式により前記起動メッセージに対する応答メッセージを受信する応答メッセージ受信手段と、前記応答メッセージ受信手段により前記応答メッセージが受信された場合その旨を報知する報知手段と、を更に備えるようにしてもよい。
これによれば、携帯電話機が通信相手の携帯電話機から応答メッセージを受信した場合その旨を報知する。このため、携帯電話機のユーザは再度の呼び出し操作を行うタイミングを知ることができる。
本発明の携帯電話機は、他の携帯電話機によってVoIP(Voice over IP)を用いた通信とは別の通信方式により送信されたVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを受信する起動メッセージ受信手段と、前記起動メッセージ受信手段による前記起動メッセージの受信を受けてVoIP用アプリケーションソフトを起動するVoIP起動手段と、前記VoIP起動手段による前記VoIP用アプリケーションソフトの起動を受けて、携帯電話機間のVoIPを用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ自機の端末情報を含む登録要求を送信する登録手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の携帯電話機のVoIP起動方法は、他の携帯電話機によってVoIP(Voice over IP)を用いた通信とは別の通信方式により送信されたVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを受信する起動メッセージ受信手順と、前記起動メッセージ受信手順による前記起動メッセージの受信を受けてVoIP用アプリケーションソフトを起動するVoIP起動手順と、前記VoIP起動手順による前記VoIP用アプリケーションソフトの起動を受けて、携帯電話機間のVoIPを用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ自機の端末情報を含む登録要求を送信する登録手順と、を有することを特徴とする。
本発明の携帯電話機のVoIP起動プログラムは、携帯電話機を、他の携帯電話機によってVoIP(Voice over IP)を用いた通信とは別の通信方式により送信されたVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを受信する起動メッセージ受信手段、前記起動メッセージ受信手段による前記起動メッセージの受信を受けてVoIP用アプリケーションソフトを起動するVoIP起動手段、及び前記VoIP起動手段による前記VoIP用アプリケーションソフトの起動を受けて、携帯電話機間のVoIPを用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ自機の端末情報を含む登録要求を送信する登録手段、として機能させることを特徴とする。
上記の携帯電話機、携帯電話機のVoIP起動方法及び携帯電話機のVoIP起動プログラムの夫々によれば、携帯電話機が他の携帯電話機からVoIP用アプリケーションを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを受信した場合、自動的にVoIP用アプリケーションソフトを起動し、サーバ装置へ自機の端末情報を含む登録要求を送信する。このため、携帯電話機のユーザがVoIP用アプリケーションの起動操作を行わなくても、携帯電話機はVoIPを用いた通信を行うことができる状態になる。
上記携帯電話機において、前記VoIP起動手段による前記VoIP用アプリケーションソフトの起動の後、前記別の通信方式により前記起動メッセージに対する応答メッセージを前記他の携帯電話機へ送信する応答メッセージ送信手段を更に備えるようにしてもよい。
これによれば、携帯電話機はVoIP用アプリケーションソフトの起動の後、携帯電話機は起動メッセージの送信元の携帯電話機へ応答メッセージを送信する。このため、携帯電話機がサーバ装置に登録された後に、起動メッセージの送信元の携帯電話機は次の処理(接続要求の再送信、報知など)に移行することができる。
本発明の携帯電話システムは、少なくとも2台の携帯電話機と、携帯電話機間のVoIPを用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置とを備えた携帯電話システムであって、発呼元の前記携帯電話機は、前記サーバ装置へ発呼先の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手段と、前記発呼手段により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報が前記サーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手段と、前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記発呼先の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記発呼元の前記携帯電話機から受信した前記接続要求に含まれる前記端末情報を保持していない場合前記発呼元の前記携帯電話機へ前記未登録応答を送信する未登録応答送信手段を備え、発呼先の前記携帯電話機は、前記発呼元の前記携帯電話機によって送信された前記起動メッセージを受信する起動メッセージ受信手段と、前記起動メッセージ受信手段による前記起動メッセージの受信を受けてVoIP用アプリケーションソフトを起動するVoIP起動手段と、前記VoIP起動手段による前記VoIP用アプリケーションソフトの起動を受けて、前記サーバ装置へ自機の端末情報を含む登録要求を送信する登録手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の携帯電話システムによれば、通信相手の携帯電話機の端末情報がサーバ装置に保持されていない場合には、携帯電話機はVoIP用アプリケーションを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを通信相手の携帯電話機へ送信する。通信相手の携帯電話機が起動メッセージを受信するとVoIP用アプリケーションソフトを自動的に起動する。このため、通信相手のユーザがVoIP用アプリケーションの起動操作や携帯電話機の呼び出し操作などを行わなくても、携帯電話機間でVoIPを用いた通信を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
≪携帯電話システム構成≫
本発明の実施の形態の携帯電話システムのシステム構成について図1を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態の携帯電話システムのシステム構成図である。
図1の携帯電話システム1において、携帯電話機2、3は無線LAN(Local Area Network)網6と電話網7との夫々に無線接続される。無線LAN網6にはサーバ装置4が配置されており、電話網7には無線基地局5が配置されている。但し、サーバ装置4及び無線基地局5は夫々複数配置される。
携帯電話機2、3はVoIPアプリがインストールされている。携帯電話機2、3はVoIPアプリを起動し、自機を特定するための第1端末情報(携帯電話番号など)をサーバ装置4に登録することにより、他の携帯電話機との間でVoIP通話を行うことが可能になる。
また、携帯電話機2、3は自機を特定するための第2端末情報(携帯電話番号など)を無線基地局5に登録することにより、他の携帯電話機との間でVoIP通話とは異なる通信方式によりメッセージの送受信などが可能になる。
本実施の形態においてもサーバ装置4には、SIPサーバの3つの機能とロケーションサーバの機能が1つのサーバ装置に実装されているとする。サーバ装置4は不図示のデータベースに携帯電話機の第1端末情報と当該携帯電話機のIPアドレスとを対応させて格納している。サーバ装置4は、携帯電話機間のVoIP通話の開始時に携帯電話機間のメディアセッションを確立し、VoIP通話の終了時にメディアセッションの切断を行う。
無線基地局5は、携帯電話機の第2端末情報と当該携帯電話機固有のID(以下、携帯電話固有IDと記載する。)とを対応させて格納しており、携帯電話機間のメッセージの送受信の仲介を行う。
≪携帯電話システム動作概要≫
VoIP電話がかけられる側の携帯電話機がVoIPアプリを起動していない場合における携帯電話システム1の動作の概要を説明する。但し、携帯電話機2がVoIP電話をかける側、携帯電話機3がVoIP電話をかけられる側とする。
携帯電話機2は携帯電話機3の第1端末情報を含む接続要求信号(後述のINVITEリクエスト信号)をサーバ装置4へ送信する。サーバ装置4は接続要求信号を受信すると、当該接続要求信号に含まれる第1端末情報がデータベースに格納されていないことを確認し、携帯電話機2へその旨を示す未登録応答(後述のステータス480信号)を送信する。
携帯電話機2は、サーバ装置4から未登録応答を受信すると、VoIPアプリの起動コマンドを含む起動メッセージを無線基地局5へ送信し、無線基地局5は起動メッセージを携帯電話機3へ転送する。
携帯電話機3は、起動メッセージを受信すると、VoIPアプリを起動し、サーバ装置4へ自機の第1端末情報を含む登録要求信号(後述のREGISTERリクエスト信号)を送信する。サーバ装置4は登録要求信号を受信すると、当該登録要求信号に含まれる第1端末情報と当該登録要求信号に付加された送信元のIPアドレス(携帯電話機3のIPアドレス)とを対応付けてデータベースに格納する。
携帯電話機3は、サーバ装置4へ登録要求信号を送信した後に、起動メッセージに対する応答メッセージを無線基地局5へ送信し、無線基地局5は応答メッセージを携帯電話機2へ転送する。
携帯電話機2は、応答メッセージを受信すると、上記の接続要求信号をサーバ装置4へ再送信する。このとき、携帯電話機3の第1端末情報がサーバ装置4のデータベースに格納されているので、携帯電話機2と携帯電話機3との間でメディアセッションが確立される。
≪携帯電話機構成≫
図1の携帯電話機の構成について図2を参照しつつ説明する。図2は図1の携帯電話機の構成図である。
携帯電話機2、3は、制御部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、音声処理部15と、マイク15aと、スピーカ15bと、通信部16、17と、アンテナ16a、17aとを備える。
制御部11は、携帯電話機全体の制御を行うものであり、本発明に関連する部分の機能の詳細については後述する。
操作部12は、テンキーや確定キーなどを有し、押下されたキーの押下信号を制御部11へ出力する。ユーザは、操作部12を利用して、例えば、VoIPアプリの起動を指示し、相手の携帯電話機の第1端末情報の入力及びVoIP通話開始指示を行う。
表示部13は、ディスプレイなどにより構成され、制御部11から入力される表示データの表示を行う。
記憶部14には、携帯電話機を制御する各種制御プログラムやVoIPアプリなどの各種アプリケーションソフトが格納されている。また、記憶部14には図3に一例を示すアドレス帳が格納されているとともに、自身の第1端末情報及び第2端末情報が格納されている。図3に示すとおり、アドレス帳はフィールド「氏名」、「第1端末情報」、「第2端末情報」がある。
音声処理部15は制御部11から入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカ15bへ出力し、スピーカ15bは音声処理部15から入力されるアナログ信号を出力する。マイク15aは当該マイク周辺の音を集めて音声処理部15へ出力し、音声処理部15はマイク15aから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して制御部11へ出力する。
通信部16は、無線LAN網6用の通信部であって、アンテナ16aで受信された受信信号を制御部11へ出力し、制御部11から入力される送信信号をアンテナ16aから送信する。
通信部17は、電話網7用の通信部であって、アンテナ17aで受信された受信信号を制御部11へ出力し、制御部11から入力される送信信号をアンテナ17aから送信する。
<制御部構成>
制御部11は、入力処理部101、リクエスト部102、103、受信処理部104、起動メッセージ部105、応答メッセージ部106、メッセージ受信処理部107、及びアプリ起動部108として機能する。
入力処理部101は、操作部12から入力されるキーの押下信号を基に入力内容の解析を行う。入力処理部101は、入力内容がVoIPアプリの起動の場合、VoIPアプリの起動指令信号をアプリ起動部108へ出力する。また、入力処理部101は、入力内容がVoIP通話の開始の場合、入力された通信相手の携帯電話機の第1端末情報と通話開始指令信号をリクエスト部103へ出力する。
リクエスト部102は、アプリ起動部108から登録指令信号が入力されると、記憶部14から自機の第1端末情報を取り出し、取り出した自器の第1端末情報を含むREGISTERリクエスト信号を作成し、作成したREGISTERリクエスト信号を通信部16へ出力する。
リクエスト部103は、入力処理部101及びメッセージ受信処理部107のいずれかから通話開始指令信号が入力されると、入力処理部101から入力される通信相手の携帯電話機の第1端末情報を含むINVITEリクエスト信号を作成し、作成したINVITEリクエスト信号を通信部16へ出力する。
受信処理部104は、通信部16から入力される受信信号の解析を行う。受信処理部104は、受信信号が未登録応答(後述のステータス480信号)である場合、起動メッセージ送信指令信号を起動メッセージ部105へ出力する。
起動メッセージ部105は、受信処理部104から起動メッセージ送信指令信号が入力されると、記憶部14に記憶されているアドレス帳を参照して入力処理部101から入力される通信相手の携帯電話機の第1端末情報に対応付けられた第2端末情報を取り出すとともに、記憶部14から自機の第2端末情報を取り出す。そして、起動メッセージ部105は、取り出した自機の第2端末情報と通信相手の携帯電話機の第2端末情報とVoIPアプリの起動コマンドを含む起動メッセージを作成し、作成した起動メッセージを通信部17へ出力する。本実施の形態では、起動メッセージ部105は、図4の「送信元」に自機の第2端末情報、「送信先」に通信相手の携帯電話機の第2端末情報、「種別」にコマンド、「ユーザデータ」にアプリ起動命令、「起動アプリコード」にVoIPアプリのコードなどを格納することによって起動メッセージを作成する。
応答メッセージ部106は、メッセージ受信処理部107から応答指令信号が入力され、アプリ起動部108からアプリ起動済み信号が入力されると、VoIPアプリを起動したことを示すデータを含む応答メッセージを作成し、作成した応答メッセージと応答指令信号に含まれる第2端末情報(起動メッセージの送信元の携帯電話機の第2端末情報)を通信部17へ出力する。
メッセージ受信処理部107は、通信部17から入力される受信信号の解析を行う。メッセージ受信処理部107は、受信信号が起動メッセージである場合、アプリ起動部108にVoIPアプリの起動指令信号を出力するとともに、起動メッセージの「送信元」に含まれる第2端末情報を含む応答指令信号を応答メッセージ部106へ出力する。また、メッセージ受信処理部107は、受信信号が応答メッセージである場合、通話開始指令信号をリクエスト部103へ出力する。
アプリ起動部108は、自機の電源が投入されると、或いは、入力処理部101及びメッセージ受信処理部107のいずれかからVoIPアプリの起動指令信号が入力されると、記憶部14に記憶されているVoIPアプリを起動する。VoIPアプリの起動後、アプリ起動部108は登録指令信号をリクエスト部102へ出力するとともに、アプリ起動済み信号を応答メッセージ部106へ出力する。
≪携帯電話機の登録動作≫
図1の携帯電話機2、3のサーバ装置4への登録動作について図5を参照しつつ説明する。図5は、図1の携帯電話機2、3のサーバ装置4への登録動作のシーケンス図である。
携帯電話機2において、携帯電話機2の電源投入時、或いは、入力処理部101が操作部12から入力される押下信号を解析し、ユーザの行った操作がVoIPアプリの起動操作であった場合、アプリ起動部108はVoIPアプリを起動し、リクエスト部102は自機の第1端末情報を含むREGISTERリクエスト信号を作成する。そして、通信部16は、REGISTERリクエスト信号にサーバ装置4のIPアドレス(送信先のIPアドレス)と自機のIPアドレス(送信元のIPアドレス)とを付加してアンテナ16aからサーバ装置4へ送信する(ステップS101)。
サーバ装置4は、REGISTERリクエスト信号を受信すると、それに付加された送信元の携帯電話機2のIPアドレスとそれに含まれる携帯電話機2の第1端末情報を不図示のデータベースに格納する。そして、サーバ装置4は、携帯電話機2のIPアドレスに基づいて、ステータス200信号(OK)を携帯電話機2へ送信する(ステップS102)。
携帯電話機3もサーバ装置4へREGISTERリクエスト信号を送信することにより、サーバ装置4に登録される。
≪携帯電話機の通信動作≫
<VoIPアプリが起動している場合>
図1の携帯電話機2、3間の通信動作について図6を参照しつつ説明する。図6は図1の携帯電話機2、3間の通信動作のシーケンス図である。ただし、携帯電話機2がVoIP電話をかける側、携帯電話機3がVoIP電話をかけられる側であるとし、携帯電話機3のVoIPアプリは起動している。
ただし、携帯電話機2、3及びサーバ装置4は、各信号に自機のIPアドレス(送信元アドレス)と送り先のIPアドレス(送信先アドレス)を付加し、それらを付加した信号を無線LAN網6へ出力する。
携帯電話機2において、入力処理部101が操作部12から入力される押下信号を解析し、ユーザの行った操作がVoIP電話の開始操作であった場合、リクエスト部103は通信相手の携帯電話機の第1端末情報を含むINVITEリクエスト信号を作成する。そして、通信部16は、INVITEリクエスト信号をアンテナ16aからサーバ装置4へ送信する(ステップS201)。
サーバ装置4は、INVITEリクエスト信号を受信すると、当該INVITEリクエスト信号に含まれる携帯電話機3の第1端末情報が不図示のデータベースに格納されていることを確認する。サーバ装置4は、携帯電話機3の第1端末情報に対応付けてデータベースに格納されている携帯電話機3のIPアドレスを取り出し、当該IPアドレスを利用してINVITEリクエスト信号を携帯電話機3へ転送する(ステップS202)。また、サーバ装置4は、ステータス100信号(Trying)を携帯電話機2へ送信する(ステップS203)。
携帯電話機3は、INVITEリクエスト信号を受信すると、ステータス100信号(Trying)をサーバ装置4へ送信する(ステップS204)。そして、携帯電話機3は、ユーザに着信を知らせる動作、例えば、スピーカ15bから呼び出し音を出力し、ステータス180信号(Ringing)をサーバ装置4へ送信する(ステップS205)。サーバ装置4は、携帯電話機3からステータス180信号(Ringing)を受信し、ステータス180信号(Ringing)を携帯電話機2へ転送する(ステップS206)。
携帯電話機3は、ユーザが着信に対する動作を行ったことを検知すると、ステータス200信号(OK)をサーバ装置4へ送信する(ステップS207)。サーバ装置4は、携帯電話機3からステータス200信号(OK)を受信し、ステータス200信号(OK)を携帯電話機2へ転送する(ステップS208)。
携帯電話機2は、サーバ装置4からステータス200信号(OK)を受信すると、ACK信号をサーバ装置4へ送信する(ステップS209)。サーバ装置4は、携帯電話機2からACK信号を受信し、ACK信号を携帯電話機2へ転送する(ステップS210)。
これにより、携帯電話機2と携帯電話機3との間でメディアセッションが確立される。
その後、携帯電話機2と携帯電話機3との間ではRTP(Real-time Transport Protocol)に則った通信が行われ、携帯電話機2のユーザと携帯電話機3のユーザとの間で通話がなされる。
携帯電話機2は、ユーザによって電話を切る操作が行われたことを検知すると、BYE信号をサーバ装置4へ送信する(ステップS211)。サーバ装置4は、携帯電話機2からBYE信号を受信し、BYE信号を携帯電話機3へ転送する(ステップS212)。
携帯電話機3は、サーバ装置4からBYE信号を受信すると、ステータス200信号(OK)をサーバ装置4へ送信する(ステップS213)。サーバ装置4は、携帯電話機3からステータス200信号(OK)を受信し、ステータス200信号(OK)を携帯電話機2へ転送する(ステップS214)。
<VoIPアプリが起動していない場合>
図1の携帯電話機2、3間の通信動作について図7を参照しつつ説明する。図7は図1の携帯電話機2、3間の通信動作のシーケンス図である。ただし、携帯電話機2がVoIP電話をかける側、携帯電話機3がVoIP電話をかけられる側であるとし、携帯電話機3のVoIPアプリは起動していない。
ただし、携帯電話機2、3及びサーバ装置4は、各信号に自機のIPアドレス(送信元アドレス)と送り先のIPアドレス(送信先アドレス)を付加し、それらを付加した信号を無線LAN網6へ出力する。
また、携帯電話機2、3及び無線基地局5は、各信号に自機の携帯電話固有ID又は無線基地局固有ID(送信元アドレス)と送り先の携帯電話固有ID又は無線基地局固有ID(送信先アドレス)を付加し、それらを付加した信号を電話網6へ出力する。
携帯電話機2において、ステップS101と同じことが行われ、リクエスト部103は通信相手の携帯電話機の第1端末情報を含むINVITEリクエスト信号を作成し、通信部16はINVITEリクエスト信号をアンテナ16aからサーバ装置4へ送信する(ステップS301)。
サーバ装置4は、INVITEリクエスト信号を受信すると、携帯電話機2へステータス100信号(Trying)を送信する(ステップS302)。サーバ装置3は、受信したINVITEリクエスト信号に含まれる携帯電話機3の第1端末情報が不図示のデータベースに格納されていないことを確認し、ステータス480信号(Temporarily Unavailable)を携帯電話機2へ送信する(ステップS203)。
携帯電話機2において、受信処理部104が受信信号がステータス480信号(Temporarily Unavailable)であることを確認した場合、起動メッセージ部105は、記憶部14のアドレス帳から通信相手の携帯電話機3の第1端末情報に対応付けられた第2端末情報を取り出すとともに、自機の第2端末情報を取り出す。そして、起動メッセージ部105は、取り出した自機の第2端末情報と通信相手の携帯電話機の第2端末情報とVoIPアプリの起動コマンドを含む起動メッセージを作成する。通信部17は、作成された起動メッセージを無線基地局5へ送信する(ステップS304)。
無線基地局5は、携帯電話機2から起動メッセージを受信し、起動メッセージを携帯電話機3へ転送する(ステップS305)。
なお、ステップS304及びステップS305の起動メッセージを送受信するために、携帯電話機2と無線基地局5との間、無線基地局5と携帯電話機3との間では、通常行われる無線接続処理が行われる。
携帯電話機3において、メッセージ受信処理部107が受信した受信メッセージが起動メッセージであることを確認した場合、アプリ起動部108はVoIPアプリを起動する(ステップS306)。リクエスト部102は自機の第1端末情報を含むREGISTERリクエスト信号を作成し、通信部16は、REGISTERリクエスト信号にサーバ装置4のIPアドレス(送信先のIPアドレス)と自機のIPアドレス(送信元のIPアドレス)とを付加してアンテナ16aからサーバ装置4へ送信する(ステップS307)。
サーバ装置4は、REGISTERリクエスト信号を受信すると、それに付加された送信元の携帯電話機3のIPアドレスとそれに含まれる携帯電話機3の第1端末情報を不図示のデータベースに格納する。そして、サーバ装置4は、携帯電話機3のIPアドレスに基づいて、ステータス200信号(OK)を携帯電話機3へ送信する(ステップS308)。
応答メッセージ部106は、VoIPアプリを起動したことを示すデータを含む応答メッセージを作成し、通信部17は起動メッセージに含まれる起動メッセージの送信元の携帯電話機2の第2端末情報を応答メッセージに付加して無線基地局5へ送信する(ステップS309)。無線基地局5は、応答メッセージに付加された携帯電話機2の第2端末情報に対応付けられた携帯電話固有IDを利用して応答メッセージを携帯電話機2へ転送する(ステップS310)。
なお、ステップS309及びステップS310の応答メッセージを送受信するために、携帯電話機3と無線基地局5との間、無線基地局5と携帯電話機2との間では、通常行われる無線接続処理が行われる。
携帯電話機2において、メッセージ受信処理部107が受信メッセージが応答メッセージであることを確認した場合、リクエスト部103は携帯電話機3の第1端末情報を含むINVITEリクエスト信号を作成する。そして、通信部16は、INVITEリクエスト信号をアンテナ16aからサーバ装置4へ送信する(ステップS311)。
INVITEリクエスト信号の送信以降は携帯電話機2、3及びサーバ装置4の夫々において図6の動作シーケンスと同じ動作が行われる。
≪補足≫
(1)上記の実施の形態において、起動メッセージの送受信をVoIPアプリが起動していない携帯電話機に送信することができる通信方式であれば特に限定されるものではなく、例えば、携帯電話機間の起動メッセージ及び受信メッセージの送受信を既に提供されているショートメッセージサービス機能を利用するようにしてもよい。
(2)上記の実施の形態では携帯電話機2と携帯電話機3との間に1つのサーバ装置が介在する場合を説明したが、これに限られず、複数のサーバ装置が介在するような場合にも本発明は適用できる。
(3)上記の実施の形態では携帯電話機2が携帯電話機3から応答メッセージを受信すると携帯電話機2は自動的にINVITEリクエストを自動的に再送信する場合を説明したが、これに限られず、携帯電話機2が応答メッセージを受信すると携帯電話機3のVoIP通話が可能になった旨のメッセージを表示部13に表示する、スピーカ15bから音声出力するなどするようにしてもよい。
(4)上記の実施の形態では携帯電話機2がサーバ装置4からステータス480信号を受信すると携帯電話機2は自動的に起動メッセージを送信する場合を説明したが、携帯電話機3がサーバ装置4に登録されていない旨のメッセージを表示部13に表示する、スピーカ15bから音声出力するなどするようにしてもよい。
(5)上記の実施の形態ではSIPを対象として説明したが、これに限られず、IP−PBXなど他のものであってもよい。
(6)上記の実施の形態において説明した処理と等価な処理手順を記述したプログラムをメモリに格納し、CPU(Central Processing Unit)等を用いて処理を行わせるようにしてもよい。また、プログラムをコンピュータ等で読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体に記録するようにしてもよい。
本発明は、VoIP用アプリケーションがインストールされた携帯電話機間でのVoIPによる呼び出しに利用することができる。
発明の実施の形態の携帯電話システムのシステム構成図。 図1の携帯電話機の構成図。 図2の記憶部に記憶されるアドレス帳の一例を示す図。 図1の携帯電話機間で送受信されるショートメッセージのフォーマット。 図1の携帯電話機のサーバ装置への登録動作のシーケンス図。 図1の携帯電話機間の通信動作のシーケンス図。 図1の携帯電話機間の通信動作のシーケンス図。
符号の説明
1 携帯電話システム
2、3 携帯電話機
4 サーバ装置
5 無線基地局
6 無線LAN網
7 電話網

Claims (6)

  1. 携帯電話機間のVoIP(Voice over IP)を用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ通信相手の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手段と、
    前記発呼手段により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報が前記サーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手段と、
    前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合に前記通信相手の携帯電話機の端末情報が前記サーバ装置に保持されていない旨のメッセージを表示又は音声出力する出力手段と、
    前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記通信相手の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記VoIP用アプリケーションソフトを起動した前記通信相手の携帯電話機から前記別の通信方式により前記起動メッセージに対する応答メッセージを受信する応答メッセージ受信手段を更に備え、
    前記発呼手段は、前記応答メッセージ受信手段により前記応答メッセージが受信された場合前記サーバ装置へ前記接続要求を再送信することを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記VoIP用アプリケーションソフトを起動した前記通信相手の携帯電話機から前記別の通信方式により前記起動メッセージに対する応答メッセージを受信する応答メッセージ受信手段と、
    前記応答メッセージ受信手段により前記応答メッセージが受信された場合その旨を報知する報知手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  4. 少なくとも2台の携帯電話機と、携帯電話機間のVoIPを用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置とを備えた携帯電話システムであって、
    発呼元の前記携帯電話機は、
    前記サーバ装置へ発呼先の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手段と、
    前記発呼手段により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報が前記サーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手段と、
    前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合に前記発呼先の携帯電話機の端末情報が前記サーバ装置に保持されていない旨のメッセージを表示又は音声出力する出力手段と、
    前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記発呼先の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記発呼元の前記携帯電話機から受信した前記接続要求に含まれる前記端末情報を保持していない場合前記発呼元の前記携帯電話機へ前記未登録応答を送信する未登録応答送信手段
    を備え、
    発呼先の前記携帯電話機は、
    前記発呼元の前記携帯電話機によって送信された前記起動メッセージを受信する起動メッセージ受信手段と、
    前記起動メッセージ受信手段による前記起動メッセージの受信を受けてVoIP用アプリケーションソフトを起動するVoIP起動手段と、
    前記VoIP起動手段による前記VoIP用アプリケーションソフトの起動を受けて、前記サーバ装置へ自機の端末情報を含む登録要求を送信する登録手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話システム。
  5. 携帯電話機間のVoIP(Voice over IP)を用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ通信相手の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手順と、
    前記発呼手順により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報がサーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手順と、
    前記未登録応答受信手順により前記未登録応答が受信された場合に前記通信相手の携帯電話機の端末情報が前記サーバ装置に保持されていない旨のメッセージを表示又は音声出力する出力手順と、
    前記未登録応答受信手順により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記通信相手の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手順と、
    を有することを特徴とする携帯電話機の呼び出し方法。
  6. 携帯電話機を、
    携帯電話機間のVoIP(Voice over IP)を用いた通信を仲介し各々の携帯電話機を特定するための端末情報を保持するサーバ装置へ通信相手の携帯電話機の端末情報を含む接続要求を送信する発呼手段、
    前記発呼手段により送信された前記接続要求に含まれる前記端末情報が前記サーバ装置に保持されていない場合に当該サーバ装置からその旨の未登録応答を受信する未登録応答受信手段、
    前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合に前記通信相手の携帯電話機の端末情報が前記サーバ装置に保持されていない旨のメッセージを表示又は音声出力する出力手段、及び
    前記未登録応答受信手段により前記未登録応答が受信された場合にVoIPを用いた通信とは別の通信方式によりVoIPを用いた通信を行うためのVoIP用アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドを含む起動メッセージを前記通信相手の携帯電話機に送信する起動メッセージ送信手段、
    として機能させることを特徴とする携帯電話機の呼び出しプログラム。
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