JP4756773B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真方式による画像形成装置における現像装置に関し、特に複数の現像剤担持体を有する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から種々の画像形成装置が知られており、中でも電子写真方式による画像形成装置が広く普及している。そのような画像形成装置には複写機、プリンタ(レーザビームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装置などがある。これら画像形成装置は露光により潜像を形成する像担持体としての感光体と、感光体に形成された静電潜像を磁性トナー等の現像剤で現像する現像装置と、感光体の現像画像を転写材に転写する転写装置と、転写後に像担持体上に残存する廃現像剤を除去するクリーニング装置と、転写された転写材を定着する定着装置を備えている。
【0003】
上記現像装置は通常、断面円形な1本の現像剤担持体(現像スリーブ)を有し、その現像剤担持体が微小な空隙をもって感光体に近接対向される。現像剤担持体には、感光体との間の空隙を規制する規制部材が設けられ、この規制部材の外径とそれより僅かに小さい現像剤担持体の外径との差によって、現像剤担持体と感光体との空隙値が決定される。
【0004】
しかし、上記のような1本の現像剤担持体を有する画像形成装置では、高速化(コピースピードアップ)に十分に対応できないという問題がある。一般的な画像形成装置の場合、その現像剤担持体の周速度は感光体の周速度に対して150%程度またはそれ以下に設定されるが、1本の現像剤担持体で高速化に対応するには、現像剤担持体の周速度を感光体の周速度に対して150%を越えて200%程度まで増加しなければ、感光体上への現像剤の供給量が不足して画像濃度が低下する恐れがある。
【0005】
現像剤担持体の速度を増加すると、現像剤担持体の昇温による現像剤の融着現象が発生し、それによって現像剤担持体の回転トルクが増加し、場合によってはその回転が妨げられるということもある。また現像剤の摩擦も増加するので、現像剤の劣化が起こり、それが要因となって画像不良を生じる恐れもある。
【0006】
これらの問題を解決するために、複数の現像剤担持体を設けた現像装置が提案されている。すなわち、複数の現像剤担持体を設けることによって、各現像剤担持体の速度を増加させなくても現像剤を感光体上に十分供給することができ、画像形成装置の高速化に対応することが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら複数の現像剤担持体を設けると、各現像剤担持体のスペースは仕方がないとしても、その規制部材が占めるスペースも増加し、それに応じて現像装置が大型化することは避けられない。また各現像剤担持体と感光体との空隙を一定にする前記規制部材の位置決めを高精度にしなければならないという問題もある。そこで本発明は、複数の現像剤担持体を有する現像装置の問題を解決することを課題とし、特にスペース効率を向上させた規制部材構成を有する現像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明に係る現像装置の主要な構成は、感光体に近接対向すると共に互いにその外周面を近接させて平行配置した複数の回転自在な現像剤担持体と、各現像剤担持体と感光体との空隙を規制するため、各現像剤担持体にそれぞれ設けられた形状が略断面円形で回転自在な規制部材とを有し、それらを現像容器に一体的に構成した現像装置において、各現像剤担持体に設けた規制部材は、その外周面の少なくとも1部が互いにその軸方向に重なるように配置されると共に、その外周面には半径の異なる凹部と凸部が形成され、隣り合う現像剤担持体間の空隙をSSnm、隣り合う一方の現像剤担持体と感光体との空隙をSDn、他方の現像剤担持体と感光体との空隙をSDmとしたとき、SSnm≦SDn+SDmを満たすように、隣接する前記規制部材の一方が有する凸部は、隣接する前記規制部材の他方が有する凸部から逃げつつ前記規制部材の他方が有する凹部に食い込むように対向して配置されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に図面により本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
(第1の参考形態)
図1は第1の参考形態である現像装置を用いた画像形成装置の全体図である。図中、100は画像形成装置、1はドラム状の感光体、2は1次帯電器、3は現像装置、4は転写装置、5は画像読取部、6は画像書込部、7はクリーニング装置、8は転写材としての記録紙を供給する転写材供給装置、9は定着装置、10は転写材トレー、11はピックアップローラ、12、13は給紙ローラ対、14はレジストローラ対、15は搬送ローラ、16,17は排紙ローラ対、18は排紙トレーである。そして現像装置4には現像剤担持体としての現像スリーブ19,20が設けられる。
【0013】
上記画像形成装置100により画像形成するには、先ず画像読取部5で画像を読み取り、その読み取った画像データに基づいて画像コントローラ(図示せず)がレーザ発光部等をデジタル駆動してレーザ光を発光させる。レーザ光は予め1次帯電器2で一様に帯電され定速回転する感光体1に照射され、それによって感光体1に静電潜像が形成される。感光体1に形成された静電潜像は、現像装置3から供給される現像剤としてのトナー(通常磁性トナー)により現像され、可視像である現像画像とされる。
【0014】
現像画像は次に転写バイアスを印加された転写装置4において転写材上に転写される。転写材は転写材供給装置8から供給されるが、寸法ごとの転写材を収容する複数の転写材トレー10のうち、指定された転写材トレー10からピックアップローラ11により1枚ずつピックアップされた転写材は給送ローラ対12で搬送されてレジストローラ対14に給送される。転写材はそこで一時停止し、転写タイミングに合わせてレジストローラ対14により転写装置4に供給される。
【0015】
現像画像が転写された転写材は、搬送ローラ15により定着装置9に搬送され、そこで現像画像が加熱加圧により定着され、次いで排紙ローラ対16,17で排紙トレー18に排出される。一方、転写後に感光体1上に残留する現像剤は、クリーニング装置7におけるクリーニングブレードで掻き取られて除去される。なお除去された現像剤は廃現像剤として回収される。
【0016】
図2は図1における現像装置3の拡大図、図3は図2における現像スリーブ19,20部分をさらに拡大して一部を断面として示す側面図、図4は現像スリーブ19,20の連結部分を示す側面図である。
【0017】
図2において、現像装置3は現像容器21を備え、その現像容器21に現像スリーブ19および20、攪拌手段22および23、現像ブレード24等が組み込まれて一体的に構成されている。現像容器21内には磁性トナー等の現像剤が収容され、その現像剤は攪拌手段22および23により攪拌されながら現像スリーブ10および20に供給される。そして現像スリーブ19および20は、感光体1の回転方向と反対のA方向に図示しない駆動手段で回転される。
【0018】
現像スリーブ19の表面に形成される現像剤の層厚は、現像容器21に固定され先端部が現像ブレード19の上方に位置する現像ブレード24によって一定に規制される。一方、現像スリーブ20には現像ブレードが設けられないが、現像スリーブ20の表面に形成される現像剤の層厚は、現像スリーブ19と20の間に形成される空隙SSによって規制される。したがって現像スリーブ20における現像剤の層厚は、通常、空隙SSから現像スリーブ19における現像剤の層厚を差し引いた値となる。
【0019】
図3において、現像スリーブ19の両端部は軸受部25により現像容器21に回転自在に軸支される。現像スリーブ20は一対の揺動部材26を介して現像スリーブ19に揺動可能に連結される。すなわち、各揺動部材26には2つの軸受部27,28が設けられ、軸受部27に現像スリーブ19の軸19aが挿通し、軸受部28に現像スリーブ20の軸20aが挿通し、それらによって現像スリーブ20は現像スリーブ19に対して平行に回転自在に連結され且つ揺動可能とされる。そして2つの軸受部27の穴と軸受部28の穴との口径および距離の精度によって、2本の現像スリーブ19,20間の空隙(以下、SSギャップという)が保証される。
【0020】
現像スリーブ19,20の一方の端部にはそれぞれギア部19b、20bが設けられ、それらギア部19b,20bを介して図示しない駆動手段により、現像スリーブ19,20が図2のA方向にそれぞれ回転駆動される。
【0021】
現像スリーブ19、20の両端部には、規制部材としての軸受部を有する断面円形な突き当てコロ29、30が回転自在に設けられる。突き当てコロ29の半径は現像スリーブ19の半径より若干大きくなされ、その半径差により現像スリーブ19と感光体1との空隙(以下、SDaギャップという)が決定され、突き当てコロ30の半径も現像スリーブ20の半径より若干大きくされ、その半径差により現像スリーブ20と感光体1との空隙(以下、SDbギャップという)が決定される。
【0022】
本実施形態における突き当てコロ29と30は、それらの外周面がその軸方向に重なるように配置される。このように軸方向に重なるように配置した場合は、前記SSギャップと2つのSDa,SDbギャップの関係をSS>SDa+SDbとすることにより、2本の突き当てコロ29,30はそれら外周面が互いに接触することなく回転できる。なお図3では2本の突き当てコロ29と30を同一幅とし、且つそれらを軸方向に完全に重なるように配置したが、それらの幅に多少の差があってもよく、また同じ幅であっても前記軸方向に互いのズレが若干あってもよい。
【0023】
図4において、軸受部27により現像スリーブ19の軸19aに回転自在に支持された揺動部材26は、その支持された回転軸から所定の距離で設けた軸受部28により現像スリーブ20の軸20aを回転自在に支持する。そのため現像スリーブ20は現像スリーブ19に対して常に一定の距離(SSギャップ)を維持して揺動する。なお揺動部材26には突起33が設けられ、その突起33が現像容器21に設けられた溝部34に係合して揺動範囲が規制される。
【0024】
現像スリーブ19は加圧部材31によって感光体1側に押圧され、その外周面は突き当てコロ29との半径差だけ感光体1の外周面から離反してSDaギャップが常に維持される。現像スリーブ20は揺動部材26を押圧する押圧手段32によって感光体1側に押圧され、その外周面は突き当てコロ29との半径差だけ感光体1の外周面から離反してSDaギャップが常に維持される。
【0025】
通常、1成分現像の場合におけるSDaギャップ、SDbギャップは0.15〜0.25mm程度に設定されるが、実験によれば、その際のSSギャップは0.40〜0.80mm程度に設定することが望ましいと分かっている。
【0026】
例えばSDaギャップ、SDbギャップをそれぞれ0.20mm、SSギャップを0.80mmにした場合、突き当てコロ29,30の外周面間の空隙は0.40mmである。また突き当てコロの外径の寸法公差は一般に0.015mm以下であるので、揺動部材26の軸受部27,28の寸法交差を0.10mm以下にすれば突き当てコロ29,30の外周面が互いに接触する心配はなくなる。ただし、実際には種々の検討によりSDaギャップ、SDbギャップおよびSSギャップの最適値が設定される。
【0027】
本実施形態のように突き当てコロ29と30の外周面をその軸方向に重なるように配置することにより、それら突き当てコロ29,30のために必要とされる軸方向のスペースを抑制することができ、それによって現像容器における幅方向の省スペース化が可能となる。
【0028】
(第1の実施形態)
図5は本発明に係る現像装置の第1の実施形態を示す部分拡大図である。この第1の実施形態は、第1の参考形態のようにSS>SDa+SDbの条件にできないとき、すなわち現像スリーブの軸と直交方向のスペースを更に減少させる必要があり、そのためにはSS≦SDa+SDbの条件において実施しなければならないときの省スペース化に有効である。
【0029】
第1の実施形態が図3に示す第1の参考形態と異なる部分は、現像スリーブ19,20のそれぞれに設けられる規制部材としての突き当てコロ29,30の外周面に半径の異なる凹部と凸部が形成され、一方の凹部が相手側の凸部に対向配置される点、すなわち互いに逃げ合う形状であり、そのほかは同様に構成される。そのため図3と同じ部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。なお図示しないが現像スリーブ19,20の反対側の突き当てコロ29,30も同様に構成される。
【0030】
突き当てコロ29の外周面の凹部は現像スリーブ19の軸方向内側に形成され、凸部は外側に形成される。一方、突き当てコロ30の凹部は現像スリーブ20の軸方向外側に形成され、凸部は内側に形成される。そして突き当てコロ29の凹部が突き当てコロ30の凸部に近接して対向させ、突き当てコロ29の凸部が突き当てコロ30の凹部に近接して対向させることにより、互いの外周面が相手側から逃げるように食い込んで近接配置される。そのためSS≦SDa+SDbの条件にしても突き当てころ29,30の外周面が互いに接触することはない。
【0031】
突き当てコロ29、30の最大外周面、すなわちそれらの凸部の幅Waと幅Wbは同一とされている。このように突き当てコロ29、30の最大外周面の幅WaとWbを同一にすることにより、画像形成動作を繰り返したときの突き当てコロの汚れや削れ、感光体1の汚れや削れの程度を現像スリーブ19と20の間で同程度にできる。そのためサービス時の清掃や交換が同時期にできるというメリットがある。
【0032】
なお、突き当てコロ29,30を上記のような形状としても、それらの組み立て性は第1の参考形態と同様に確保される。すなわち組み立てに際しては、先ず突き当てコロ30を現像スリーブ20の軸20aに組付け、次に突き当てコロ29を現像スリーブ19の軸19aに組付ければよい。
【0033】
(第2の実施形態)
図6は本発明に係る現像装置の第2の実施形態を示す部分拡大図である。この第2の実施形態も現像スリーブの軸と直交方向のスペースを更に減少させる必要から、SS≦SDa+SDbの条件において実施しなければならないときときの省スペース化に有効である。
【0034】
第2の実施形態においても、図5と同様に、現像スリーブ19,20のそれぞれに設けられる突き当てコロ29,30の外周面には半径の異なる凹部と凸部が形成され、一方の凹部が相手側の凸部に対向配置される点は同様である。しかし第2の実施形態では、これら突き当てコロ29,30のそれぞれの外周面が断面コ字型とされ、一方の縁部に形成された凸部が相手側の中間部に形成された凹部に近接して対向するようにして配置される。なおその他の構成は第1の実施形態と同様である。
【0035】
突き当てコロ29,30にはこのように2つの最大外周面が形成され、その幅は図3の場合より小さくしてある。このように幅を小さくしても2つの最大外周面が幅方向の両端部に存在するので、突き当てころ29または30が軸方向に傾くことはない。
【0036】
突き当てコロ29,30は一般に樹脂成形により作られるが、上記のようにこれらの幅を小さくすることにより、成形金型が小さくなると共に使用する樹脂材料も少なくなってコストダウンに寄与する。なお第2の実施形態においても、突き当てコロ29と30の最大外周面の幅(Wb1+Wb2)は同一とし、サービス時の清掃や交換を同時期に実施できるように考慮されている。
【0037】
(第3の実施形態)
図7は本発明に係る現像装置の第3の実施形態を示す部分拡大図である。この第3の実施形態も現像スリーブの軸と直交方向のスペースを更に減少させる必要から、SS≦SDa+SDbの条件において実施しなければならないときときの省スペース化に有効である。
【0038】
第3の実施形態においても、図6と同様に、現像スリーブ19,20のそれぞれに設けられる突き当てコロ29,30の外周面には半径の異なる凹部と凸部が形成され、一方の凹部が相手側の凸部に対向配置される点は同様である。しかし第3の実施形態では、突き当てコロ29の外周面の中央部に凸部、両端部に凹部が形成され、突き当てコロ30の外周面の中央部に凹部、両端部に凸部が形成される。そして突き当てコロ29の凸部が突き当てコロ30の凹部に近接して対向するように両者が配置されている。なおその他の構成は第1の実施形態と同様である。
【0039】
第3の実施形態では、突き当てコロ29と30の形状が異なるため、組み立てに際しての識別が容易になり、組み立てによるミスを防止できるフールプルーフとしての効果がある。なお、第3の実施形態においても、突き当てWコロ29の最大外周面の幅Waを突き当てコロ30の最大外周面の幅Wb1+Wb2と同一し、サービス時の清掃や交換を同時期に実施できるように考慮されている。
【0040】
(第2の参考形態)
図8は本発明に係る現像装置の第2の参考形態を示す部分拡大図である。この第2の参考形態は図3に示す第1の参考形態に類似しているが、その現像スリーブ20に設けた突き当てコロ30を揺動部材26の内側、すなわち現像スリーブ19を現像容器21に軸支する軸受部25に対向する位置に略重なるように配置している点が異なり、そのほかは同様に構成される。従って図3と同じ部分は同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0041】
突き当てコロ29と30をこのように現像スリーブの軸方向に重ならないように配置すると、突き当てコロ29と30のそれぞれの外周面は互いに軸方向に重ならないので、SS≦SDa+SDbの条件において実施しなければならないときに有効である。そして突き当てコロ30と軸受部25がその軸方向に略重なるように配置されるので、軸に直交する方向の省スペース化を図ることができる。
【0042】
なお、図8では突き当てコロ30の幅が軸受部25の幅より若干大きくなされているので、両者は軸方向に完全には重なっていない(略重なっている)が、両者は同じ幅とすることにもでき、その場合には両者は軸方向に完全に重なって配置される。
【0043】
また、第2の参考形態では突き当てコロ29と30を上記のように軸方向に重ならないように配置しているので、それら突き当てコロ29,30が感光体1の同一周面上に当接することはない。そのため感光体1が局部的に磨耗して寿命短縮することを有効に防止できる。さらに、突き当てコロ29と30の外周面は全て最大外周面になるが、本参考形態においても、これらの最大外周面の幅を同一し、サービス時の清掃や交換を同時期に実施できるように考慮されている。
【0044】
(その他の実施形態)
前記各実施形態では、2本の現像スリーブを用いた現像装置について説明したが、本発明は3本以上の現像スリーブを用いた現像装置にも同様な思想の基に適用することが可能である。さらにカラー画像形成装置における複数の画像形成部にそれぞれ設けられる現像装置にも本発明は適用できる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る現像装置は、複数の現像剤担持体を有する場合において、各現像剤担持体と感光体との空隙を規制する規制部材相互を特定な関係に配置することにより、規制部材に必要とされるスペースを抑制し、結果として現像装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る現像装置を用いた画像形成装置の全体図である。
【図2】 第1の参考形態における現像装置の拡大図である。
【図3】 図2における現像スリーブ19,20部分をさらに拡大し一部を断面として示す側面図である。
【図4】 図3における現像スリーブ19,20の連結部分を示す側面図である。
【図5】 第1の実施形態における現像装置の部分拡大図である。
【図6】 第2の実施形態における現像装置の部分拡大図である。
【図7】 第3の実施形態における現像装置の部分拡大図である。
【図8】 第2の参考形態における現像装置の拡大図である。
【符号の説明】
1 感光体
2 1次帯電器
3 現像装置
4 転写装置
5 画像読取部
6 画像書込部
7 クリーニング装置
8 転写材供給装置
9 定着装置
10 転写材トレー
11 ピックアップローラ
12、13 給紙ローラ対
14 レジストローラ対
15 搬送ローラ
16、17 排紙ローラ対
18 排紙トレー
19、20 現像スリーブ
19a、20a 軸
21 現像容器
22、23 攪拌手段
24 現像ブレード
25 軸受部
26 揺動部材
27、28 軸受部
29、30 突き当てコロ
31 加圧部材
32 押圧手段
33 突起
34 溝部
100 画像形成装置
Claims (4)
- 感光体に近接対向すると共に互いにその外周面を近接させて平行配置した複数の回転自在な現像剤担持体と、各現像剤担持体と感光体との空隙を規制するため、各現像剤担持体にそれぞれ設けられた形状が略断面円形で回転自在な規制部材とを有し、それらを現像容器に一体的に構成した現像装置において、
各現像剤担持体に設けた規制部材は、その外周面の少なくとも1部が互いにその軸方向に重なるように配置されると共に、その外周面には半径の異なる凹部と凸部が形成され、
隣り合う現像剤担持体間の空隙をSSnm、隣り合う一方の現像剤担持体と感光体との空隙をSDn、他方の現像剤担持体と感光体との空隙をSDmとしたとき、SSnm≦SDn+SDmを満たすように、隣接する前記規制部材の一方が有する凸部は、隣接する前記規制部材の他方が有する凸部から逃げつつ前記規制部材の他方が有する凹部に食い込むように対向して配置されることを特徴とする現像装置。 - 前記複数の現像剤担持体の1つを現像容器に回転自在に支持し、前記支持した現像剤担持体の軸に揺動部材を介して隣接する現像剤担持体の軸を回転自在に支持し、前記隣接する現像剤担持体を感光体に接近させる方向に前記揺動部材を押圧する押圧手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 現像容器に回転自在に支持された現像剤担持体への現像剤の層厚を規制する現像剤ブレードを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 前記各規制部材の最大外周面が有する前記凸部の前記感光体の軸方向の幅の総和は略同じ幅寸法とされることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
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