JPH06130799A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH06130799A
JPH06130799A JP4282015A JP28201592A JPH06130799A JP H06130799 A JPH06130799 A JP H06130799A JP 4282015 A JP4282015 A JP 4282015A JP 28201592 A JP28201592 A JP 28201592A JP H06130799 A JPH06130799 A JP H06130799A
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JP
Japan
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unit
developing
developing device
sleeve
developing sleeve
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Application number
JP4282015A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yanagibashi
陽一 柳橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成装置本体への装着時の位置決めが容易
に行なえ、且つ現像スリーブの交換等も容易に行なうこ
とのできる現像装置を提供する。 【構成】本発明では、箱状のケース本体と、このケース
本体の内部に収めた2本の現像スリーブとブレード及び
その他の構成部材からなる現像装置において、当該装置
を、2本の現像スリーブ1a,1bとブレード2とこれ
ら現像スリーブ及びブレード間の位置関係を決定する保
持部材3からなる第1ユニット1と、その他の現像装置
構成部材からなる第2ユニット5を有する構成とし、第
1ユニット1を第2ユニットに対して着脱自在とする。 【効果】第1ユニットが第2ユニットに対して着脱自在
であり、微少な自由度を有することから、第2ユニット
の荷重、変形等の影響を受けることが少ないため位置決
めが容易に行なえ、現像スリーブの交換も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等に応用される電子写真方式の画像形成
装置に装備され、感光体上に形成された静電潜像を現像
スリーブ上に担持した現像剤で現像する現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等、
電子写真方式の画像形成装置に装備され、感光体上に形
成された静電潜像を現像スリーブ上に担持した現像剤で
現像する現像装置が良く知られているが、その中で、一
つのケース内に現像スリーブを2本搭載している現像装
置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現像スリーブを2本搭
載している現像装置においては、現像スリーブと感光体
との位置関係(現像スリーブと感光体のギャップ)を決
定する際に、以下に示すような数多くの課題が挙げられ
る。 2本の現像スリーブの前後の軸4本を全て画像形成装
置本体側の位置決め穴に挿入することは極めて困難であ
る(挿入した際でも、現像装置の全荷重を受けるため、
変形させる可能性が高く好ましくない)。このため、通
常は駆動側(前後軸のどちらか一方)1本、他方側2本
を位置決め穴に挿入することが多い。何故なら、駆動側
に負荷を与えた状態で位置決めすると回転時に摩耗する
ため、経時での変動が発生する。すなわち、4本中1本
はフリーの状態であり、その位置関係は現像スリーブを
支持する側板等の部品精度に依存する。 現像スリーブ軸にコロを設け(このコロ径は現像スリ
ーブ径より狙いのギャップ分大きい径のもの)、感光体
に当接させる方式も考えられるが、2本の現像スリーブ
の位置関係はほとんどの場合平行でない(ねじれの位置
関係である)ため、全てのコロ(4つのコロ)を感光体
に当接させることは、前述したように現像装置を変形さ
せることを意味する。また、コロを感光体に当接させる
ためには、現像装置を感光体に加圧させる機構が必要で
あり、コスト高、装置の大型化等の問題もある。 現像スリーブの交換時に、現像装置のスリーブ軸方向
の前後の側板を外す作業等が必要であり、手間がかか
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、画像装置本体への装着時の位置決めが容易に行
なえ、且つ現像スリーブの交換等も容易に行なうことの
できる現像装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、感光体上に形成された静電潜像
を現像スリーブ上に担持した現像剤で現像する現像装置
であって、箱状のケース本体と、このケース本体の内部
に収めた2本の現像スリーブとブレード及びその他の構
成部材からなる現像装置において、当該現像装置を、2
本の現像スリーブとブレードとこれら現像スリーブ及び
ブレード間の位置関係を決定する保持部材からなる第1
ユニットと、その他の現像装置構成部材からなる第2ユ
ニットを有する構成とし、前記第1ユニットを前記第2
ユニットに対して着脱自在としたことを特徴とする。
【0006】請求項2の現像装置では、上記現像装置に
おいて、第1ユニット内の2本の現像スリーブの内、少
なくとも1本は保持部材に対し自由度を有する取り付け
状態としたことを特徴とする。請求項3の現像装置で
は、上記現像装置において、現像スリーブと感光体の位
置関係をスリーブ軸に設けたコロを感光体に当接させ決
定する構成のとき、第1ユニットと第2ユニットを結合
する部材は弾性体であり、この結合部材は前記コロと感
光体を当接させる加圧機能を有することを特徴とする。
請求項4の現像装置では、上記現像装置において、現像
スリーブとブレードの位置関係を決定する保持部材が下
ケース部の一部(下側に配置される現像スリーブの近傍
に位置し、該現像スリーブと対向してギャップを形成す
る部所)を有するように第1ユニットを構成し、第1ユ
ニットが第2ユニットに対して微少自由度で変位した際
でも下ケースと下側現像スリーブとで形成されるギャッ
プを一定に保つことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の構成においては、2本の現像スリー
ブを含む第1ユニットが第2ユニットに対して着脱自在
であり、微少な自由度を有することから、他の現像装置
構成部材(第2ユニット)の荷重、変形等に影響を受け
ることが少ないため、従来の現像装置に比較して位置決
めが容易に行なえ、また、ユニット化されているため、
現像スリーブの交換も容易である。また、請求項2の構
成においては、第1ユニットの2本の現像スリーブの
内、1本は固定されていないため、他方の現像スリーブ
に対し自由度を有していることから、2本の現像スリー
ブの全ての軸(4本)を位置決めすることが容易であ
り、現像装置を変形させることもない。
【0008】請求項3の構成においては、第1ユニット
と第2ユニットの結合部材が加圧機能を持つことから、
感光体へコロを突き当てる方式の際にも、別途に加圧機
構を設ける必要がないため、安価で小型の装置を提供す
ることができる。請求項4の構成においては、第1ユニ
ット内に下ケースの一部(下側に配置される現像スリー
ブの近傍に位置し、該現像スリーブと対向してギャップ
を形成する部所)を有するため、第1ユニットが変位し
た際でも、下ケースと下側現像スリーブで形成されるギ
ャップを一定に保つことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図1(a),(b)は請求項1の一実施例
を示す現像装置の説明図であって、(a)は現像装置の
第1ユニット及び第2ユニットの要部斜視図、(b)は
第1ユニットと第2ユニットを合体させたときの状態を
示す要部斜視図である。図1(a),(b)において、
符号1aはユニット上側に位置する現像スリーブ(以
下、現像スリーブ上と記す)、1bはユニット下側に位
置する現像スリーブ(以下、現像スリーブ下と記す)、
1cは現像スリーブ上1aの軸、1dは現像スリーブ下
1bの軸、2はブレード、3は2本の現像スリーブ1
a,1bとブレード2の位置関係を決定する保持部材で
あり、請求項1の現像装置は、上記2本の現像スリーブ
1a,1bとブレード2及び保持部材3で構成される第
1ユニット1と、その他の現像装置構成部材からなる第
2ユニット5により構成されている。
【0010】第1ユニット1は第2ユニット5に対し着
脱自在であり、第1ユニット1の保持部材3の側面に設
け受けられた突起部3bに第2ユニット5側の弾性材の
クリップ部5a(通常、第2ユニットの側板部は樹脂材
であるため、弾性を有する)を掛合することにより第1
ユニット1と第2ユニット5が固定されるようになって
いる。また、第2ユニット5側の第1ユニット1との接
合部Aには、スポンジ等の弾性材5cが設けられてお
り、第2ユニット5と第1ユニット1との間に微少な自
由度を持たせると共に接合部Aからのトナー等の外部流
出を防いでいる。また、図中の符号6は第2ユニット5
の位置決めピンであり、図1を現像装置前側の図とすれ
ば、後側には1本の位置決めピンが存在する。尚、第1
ユニット1は前後同一の形態をとっている。
【0011】図2は図1に示す構成の現像装置を画像形
成装置本体に設置したときの状態を示す図であって、符
号10は感光体、11は本体側位置決めピン、12は位
置決め板である。本実施例では、第1,第2ユニット
1,5を合体した後、位置決め板12にて感光体10及
び本体との位置関係を決定している。尚、位置決め板1
2には、第1ユニット1のスリーブ軸1c,1d、第2
ユニットの位置決めピン6、感光体10の軸、及び本体
側位置決めピン11が挿通される穴が設けられており、
該穴に各軸及びピンを装着することにより各部材の位置
関係が決定される。ここで、各部材の位置関係が決定さ
れた時、図1(b)の接合部Aには微少な間隔が発生す
るレイアウトをとっている(スポンジ等の弾性材5cが
介在するため)。この微少な間隔により、第1ユニット
1は第2ユニット5からの外力(荷重、当接力、等)を
受けることなくセットされることが可能となり、感光体
10との位置決め精度が向上し、また、現像装置をユニ
ット化したことにより現像スリーブの交換等を容易に行
なうことができる。
【0012】次に図3(a),(b)は請求項2の一実
施例を示す現像装置の説明図であって、(a)は現像装
置の第1ユニット及び第2ユニットの要部斜視図、
(b)は第1ユニットと第2ユニットを合体させたとき
の状態を示す要部斜視図である。図3(a),(b)に
おいて、符号1aは現像スリーブ上、1bは現像スリー
ブ下、1cは現像スリーブ上1aの軸、1dは現像スリ
ーブ下1bの軸、2はブレード、3は2本の現像スリー
ブ1a,1bとブレード2の位置関係を決定する保持部
材、3aは現像スリーブ下1bの軸1dが摺動可能な欠
き穴(現像スリーブ上1a、ブレード2、保持部材3に
対し現像スリーブ下1bが自由度を持つよう、現像スリ
ーブ上1aの軸1cを中心に円弧状の形状で欠き穴を設
けている)、4は現像スリーブ上1aと現像スリーブ下
1bのスパンを決定する部材であり、請求項2の現像装
置は、上記2本の現像スリーブ1a,1bとブレード2
及び保持部材3、欠き穴3a、スパン決定部材4で構成
される第1ユニット1と、その他の現像装置構成部材か
らなる第2ユニット5により構成されている。
【0013】第1ユニット1は第2ユニット5に対し着
脱自在であり、スパン決定部材4に設けた突起部4aが
第2ユニット5側の弾性材のクリップ部5aと掛合され
固定される。本実施例では、スパン決定部材4を別部材
にて設けているが、欠き穴3aにて2本の現像スリーブ
の間隔を決定し、突起部4aを位置関係決定用の保持部
材3側に設けることも可能である。また、図中の符号6
は第2ユニットの位置決めピンであり、図3を現像装置
前側の図とすれば、後側には1本の位置決めピンが存在
する。尚、第1ユニット1は前後同一の形態をとってい
る。また、第2ユニット5側の第1ユニット1との接合
部Aには、スポンジ等の弾性材5cが設けられており、
第2ユニット5と第1ユニット1との間に微少な自由度
を持たせると共に接合部Aからのトナー等の外部流出を
防いでいる。
【0014】ここで、図6は図3に示す構成の現像装置
を画像形成装置本体に設置したときの状態を示す図であ
って、符号10は感光体、11は本体側位置決めピン、
12は位置決め板である。本実施例では、第1,第2ユ
ニット1,5を合体した後、金属板などの剛性部材に位
置決め穴を設けた位置決め板12にて感光体10及び本
体との位置関係を決定している。尚、位置決め板12に
は、第1ユニット1のスリーブ軸1c,1d、第2ユニ
ットの位置決めピン6、感光体10の軸、及び本体側位
置決めピン11が挿通される穴が設けられており、該穴
に各軸及びピンを装着することにより各部材の位置関係
が決定される。
【0015】尚、第1ユニットの位置決めに関しては、
図6のように、現像スリーブ上1a、現像スリーブ下1
b共に第2ユニット5を位置決めする位置決め板12の
穴にスリーブ軸1c,1dを挿入する方法の他に、後述
するコロ方式(スリーブ軸にコロを設け(ここでのコロ
径はスリーブ径より狙いのギャップ分、径の大きいも
の)、感光体に当接させる)を用い、2本の現像スリー
ブに設けたコロを感光体10に当接させる方式が考えら
れる。このコロ方式の場合、コロを当接させる加圧機構
が必要である。ここで、第1ユニット1と感光体10と
の位置関係が決定された時、図3(b)の接合部Aには
微少な間隔が発生するレイアウトをとっている(スポン
ジ等の弾性材5cが介在するため)。この微少な間隔が
現像スリーブ上1aの自由度となっており、位置決め板
12で前後4本のスリーブ軸を位置決めすることが可能
となる(コロ方式でも同様に4つのコロを感光体に当接
することが可能となる)。
【0016】次に、図4は請求項3の一実施例を示す現
像装置の第1ユニット及び第2ユニットの要部斜視図で
あって、図3と同符号を付したものは同じ構成部材であ
る。また、図5は第1ユニット1と第2ユニット5を合
体させたときの組み付け状態を示す要部斜視図である。
図4,5の符号7は弾性材よりなるユニット固定板であ
り、図5の組み付け状態で示すように、ユニット固定板
7を第1ユニット1側の突起部4aと第2ユニット5側
の固定爪5bとに掛合することにより、第1ユニット1
と第2ユニット5を固定する機能を持つ。また、図5の
符号8は感光体と現像スリーブの位置関係を決定するコ
ロであり、このコロの径は現像スリーブ径に狙いのギャ
ップ量を加えた値である。図7は図4,5に示す構成の
現像装置を画像形成装置本体に設置したときの状態を示
す図であり、符号10は感光体、11は本体側位置決め
ピン、12’は位置決め板である。本実施例では、第
1,第2ユニット1,5を合体した後、位置決め板1
2’にて感光体10及び本体との位置関係を決定してい
る。尚、図7に示すように、コロ8を感光体10に当接
させることにより、現像スリーブ1a,1bと感光体1
0のギャップを得ることが可能となる。
【0017】ここで、コロ方式にて現像スリーブ1a,
1bと感光体10とのギャップを得る場合、コロ8を感
光体10に或る加圧力で加圧させる必要がある。本実施
例にて加圧機構を設けるとすれば、第1ユニット1を感
光体側へ加圧する機構が必要となるが、請求項3の構成
においては、ユニット固定板7が加圧機能を有すること
を特徴としている。図8にユニット固定板7の加圧機能
を表わした図を示す。本実施例では、例えば、図7に示
す第2ユニットの位置決め板12’の裏面側に符号9で
示すような断面三角形状の突起部を設けておき、位置決
め板12’のセット時に、図8(a)に示すように、ユ
ニット固定板7の凸部7aと突起部9の頂辺とを係合
し、次に、位置決め板12’を現像装置側に押しつける
ことにより、図8(b)に示すように、突起部9の斜面
がユニット固定板7の凸部7aを図に対して左側へ押す
構成とする。図8(b)に示すように、突起部9に押さ
れて左側に移動したユニット固定板7は、第2ユニット
5側に設けた固定爪5bに掛合してその移動を止めら
れ、移動量を与える力はユニット固定板7を変形させる
力へと変換される(図8(b)は位置決め板が完全にセ
ットされた状態であり、ユニット固定板7の左側部分
は、弾性により逆くの字形状に変形されている)。この
ユニット固定板7の変形により、スパン決定部材4が図
に対して右側へ押され、結果として、第1ユニット1内
の2本の現像スリーブ1a,1bのそれぞれのスリーブ
軸1c,1dが右側に押され、軸に装着されたコロ8を
感光体10へと当接させる。
【0018】尚、請求項3の構成において、現像装置の
位置決め時に、ユニット固定板7は図8に対し左側へ移
動する力を受ける。そして左側への移動力はユニット固
定板7が弾性材であるため、その変形力へと変わり、第
1ユニット1を右側へと移動させる。ここで、第1ユニ
ット内の現像スリーブ下1bは、微少な自由度を有する
ため、第1ユニットを変形させること無くコロ8を当接
させることが可能となる。すなわち、従来のように2本
の現像スリーブが自由度無く固定されている時は、ほと
んどの場合、ねじれの位置にあるため、コロ8を当接さ
せる際、ユニットの変形を発生させるが、本発明の構成
では、現像スリーブ下1bは微少な自由度を有するた
め、コロ8を感光体10に当接させた際にもユニットを
変形させることがない。
【0019】次に、図9は請求項4の一実施例を示す現
像装置の側面図であるが、主な構成に関しては、図1に
示した請求項1の実施例と同じである。請求項4の現像
装置においては、第1ユニット1の2本の現像スリーブ
1a,1bとブレード2の位置関係を決定する保持部材
3に、現像スリーブ下1bの近傍に位置し現像スリーブ
下1bとギャップを形成する下ケース部の一部3cを設
けることにより、第1ユニット1と第2ユニット5が位
置決めされ、ユニット位置関係が変位した際において
も、現像スリーブ下1bと下ケースで形成されるギャッ
プを一定に保つことが可能となる。この保持部材3に設
けられた下ケース部3cと現像スリーブ下1bで形成さ
れるギャップは、狙い値(約0.5〜2mm)より狭い
と現像スリーブ下1bに付着(磁力により付着)してい
るキャリアとトナーの混合物を飛散させ、また、ギャッ
プが狙い値より広いとトナーを飛散させるという問題が
ある。このことより、請求項4の現像装置においては、
2本の現像スリーブ1a,1bとドクター2を有する第
1ユニット1と、その他の構成部材からなる第2ユニッ
ト5とに分割し、着脱自在にすることにより、感光体と
の位置決め精度を向上させ、また、下ケースとのギャッ
プからの問題を発生させることなく、現像スリーブの交
換を容易にした現像装置を提供することができる。勿
論、請求項4の構成を、請求項2及び請求項3の構成と
併用することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の現像装
置においては、2本の現像スリーブとブレードとこれら
現像スリーブ及びブレード間の位置関係を決定する保持
部材からなる第1ユニットが、その他の現像装置構成部
材から構成される第2ユニットに対して着脱自在であ
り、微少な自由度を有することから、各現像スリーブと
感光体との位置関係を決定する際、第2ユニッットから
の外力(荷重、当接力、等)を受けることなく高精度で
位置決めすることが可能となる。従って、現像スリーブ
と感光体のギャップを最適にし、画質を向上させること
ができる。また、ユニット化されているため、現像スリ
ーブの交換が容易に行なえる。
【0021】請求項2の現像装置においては、2本の現
像スリーブとブレードとこれら現像スリーブ及びブレー
ド間の位置関係を決定する保持部材からなる第1ユニッ
トは、その他の現像装置構成部材から構成される第2ユ
ニットと着脱可能であり、微少な自由度を持ち、また、
第1ユニット内の2本の現像スリーブの内、少なくとも
1本は保持部材に対し自由度を持つので、2本の現像ス
リーブ軸(前後で4本)全てを位置決め板にて決定する
ことが可能である。従って、現像スリーブと感光体のギ
ャップを最適にし、画質を向上させることができ、ま
た、ユニット化されているため、現像スリーブの交換が
容易に行なえる。
【0022】請求項3の現像装置においては、第1ユニ
ットと第2ユニットを結合する部材が加圧機能を持つこ
とから、感光体へコロを突き当てる方式の際にも、別途
に加圧機構を設ける必要がないため、安価で小型の装置
を提供することができる。
【0023】請求項4の現像装置においては、第1ユニ
ット内に下ケースの一部(下側に配置される現像スリー
ブの近傍に位置し、該現像スリーブと対向してギャップ
を形成する部所)を有するため、第2ユニットに対して
第1ユニットが微小自由度で変位した際でも、下ケース
と下側現像スリーブで形成されるギャップを一定に保つ
ことが可能となり、キャリアやトナーの飛散を発生させ
ないユニット化した現像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施例を示す現像装置の説明図で
あって、(a)は現像装置の第1ユニット及び第2ユニ
ットの要部斜視図、(b)は第1ユニットと第2ユニッ
トを合体させたときの状態を示す要部斜視図である。
【図2】図1に示す構成の現像装置を画像形成装置本体
に設置したときの状態を示す要部斜視図である。
【図3】請求項2の一実施例を示す現像装置の説明図で
あって、(a)は現像装置の第1ユニット及び第2ユニ
ットの要部斜視図、(b)は第1ユニットと第2ユニッ
トを合体させたときの状態を示す要部斜視図である。
【図4】請求項3の一実施例を示す現像装置の第1ユニ
ット及び第2ユニットの要部斜視図である。
【図5】図4に示す現像装置の第1ユニットと第2ユニ
ットを合体させたときの状態を示す要部斜視図である。
【図6】図3に示す構成の現像装置を画像形成装置本体
に設置したときの状態を示す要部斜視図である。
【図7】図4,5に示す構成の現像装置を画像形成装置
本体に設置したときの状態を示す要部斜視図である。
【図8】図4,5に示す構成の現像装置におけるユニッ
ト固定板7の加圧機能を表わした説明図であって、
(a)は加圧前の状態を示す図、(b)加圧持の状態を
示す図である。
【図9】請求項4の一実施例を示す現像装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・第1ユニット 1a・・・現像スリーブ(現像スリーブ上) 1b・・・現像スリーブ(現像スリーブ下) 1c,1d・・・スリーブ軸 2・・・ブレード 3・・・保持部材 3a・・・欠き穴 3b・・・突起部 3c・・・保持部材の下ケース部 4・・・スパン決定部材 4a・・・突起部 5・・・第2ユニット 5a・・・クリップ部 5b・・・固定爪 5c・・・弾性材 6・・・第2ユニットの位置決めピン 7・・・ユニット固定板 8・・・コロ 9・・・突起部 10・・・感光体 11・・・本体側位置決めピン 12,12’・・・位置決め板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体上に形成された静電潜像を現像スリ
    ーブ上に担持した現像剤で現像する現像装置であって、
    箱状のケース本体と、このケース本体の内部に収めた2
    本の現像スリーブとブレード及びその他の構成部材から
    なる現像装置において、 当該現像装置を、2本の現像スリーブとブレードとこれ
    ら現像スリーブ及びブレード間の位置関係を決定する保
    持部材からなる第1ユニットと、その他の現像装置構成
    部材からなる第2ユニットを有する構成とし、前記第1
    ユニットを前記第2ユニットに対して着脱自在としたこ
    とを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の現像装置において、第1ユ
    ニット内の2本の現像スリーブの内、少なくとも1本は
    保持部材に対し自由度を有する取り付け状態としたこと
    を特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】請求項1,2記載の現像装置において、現
    像スリーブと感光体の位置関係をスリーブ軸に設けたコ
    ロを感光体に当接させ決定する構成のとき、第1ユニッ
    トと第2ユニットを結合する部材は弾性体であり、この
    結合部材は前記コロと感光体を当接させる加圧機能を有
    することを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の現像装置において、現像ス
    リーブとブレードの位置関係を決定する保持部材が下ケ
    ース部の一部(下側に配置される現像スリーブの近傍に
    位置し、該現像スリーブと対向してギャップを形成する
    部所)を有するように第1ユニットを構成し、第1ユニ
    ットが第2ユニットに対して微少自由度で変位した際で
    も下ケースと下側現像スリーブとで形成されるギャップ
    を一定に保つことを特徴とする現像装置。
JP4282015A 1992-10-20 1992-10-20 現像装置 Pending JPH06130799A (ja)

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