JP3155864B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3155864B2
JP3155864B2 JP13606293A JP13606293A JP3155864B2 JP 3155864 B2 JP3155864 B2 JP 3155864B2 JP 13606293 A JP13606293 A JP 13606293A JP 13606293 A JP13606293 A JP 13606293A JP 3155864 B2 JP3155864 B2 JP 3155864B2
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電潜像を現像して可視
像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体等、静電潜像を担持する
像担持体表面に空気中の水分が結露して像流れ現象が発
生するのを防止したり、像担持体の感光感度を高めた
り、像担持体の表面電位を安定化したりする等の為に、
像担持体内にヒータを配置し、このヒータで像担持体を
所定の温度(例えば40℃程度)に加熱することが行わ
れている。
【0003】このヒータは、画像形成動作時は勿論、画
像形成動作の休止時にも像担持体を加熱し、像担持体を
所定温度に保持している。これは画像形成動作がいつ開
始されてもかまわないようにする為である。
【0004】ところで、静電潜像を現像する現像装置
は、像担持体に対向して配置された現像スリーブを有し
ている。この現像スリーブは、画像形成動作時には回転
して現像剤を搬送して像担持体に供給するが、画像形成
動作の休止時には回転停止した状態で像担持体に対向し
ている。
【0005】一方、前記のように像担持体は画像形成動
作の休止中もヒータにより加熱されているので、回転停
止状態の現像スリーブは、その像担持体に対向している
面の側だけが像担持体からの輻射熱を受け続けることに
なる。この為、現像スリーブの像担持体に対向している
側が熱膨張し、反対側は熱膨張しないので、現像スリー
ブは図11の(b)に示すように、若干反ったように変
形する(尚、理解を容易にする為に、図11(b)で
は、実際とは異なり、スリーブが大きく変形した状態で
示した。)。
【0006】現像スリーブの回転開始後は、現像スリー
ブ全周に像担持体から均一に輻射熱を受けるので、現像
スリーブはやがて図11の(a)に示すように真直な形
状に復する。
【0007】尚、図11の(a)、(b)で3は像担持
体としての電子写真感光ドラム、15は現像スリーブ、
21はドラム3に内蔵されたヒータである。ドラム3は
a方向に、スリーブ15はb方向に回転する。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】ところで、現像ス
リーブ15が図11の(b)のように変形した状態で回
転を開始すると、ドラム3とスリーブ15の最近接間隙
Xは周期的に変化する。その1周期はスリーブ15の1
回転に相当する。このように上記間隙Xが周期的に変化
すると現像スリーブ15からドラム3に供給される現像
剤の量が周期的に変化する。これはスリーブ15に現像
バイアス電圧を印加することによって上記ドラムとスリ
ーブ間に形成される電界の強さが、間隙Xの変化に対応
して、周期的に変化する為である。いずれにせよ、間隙
Xが小さくなるとドラム3に供給される現像剤量が増
え、間隙Xが大きくなると減るので、現像された画像上
には図11の(c)に示されるような周期的な濃度ムラ
が生ずる。
【0009】そしてこのような濃度ムラは、スリーブ1
5に担持した現像剤層をドラム3に接触させず、ドラム
3上にスリーブ15から現像剤を飛翔させて転移させる
現像装置に於いて、特に目立ちやすい。
【0010】そこで本発明の目的は、画像形成動作の休
止中も像担持体を加熱するようにした画像形成装置で、
現像スリーブの熱変形に起因する画像の濃度ムラを低減
させることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、静電潜像を担持する可動像担持体と、この像担持体
の内部に配置され、画像形成動作時も画像形成動作の休
止時も像担持体を加熱する加熱手段と、上記像担持体の
移動方向に順に配列され、夫々画像形成動作時に回転し
て、夫々同色の現像剤を像担持体に供給し、同一の静電
潜像を順に現像する複数の現像スリーブを備え、像担持
体上の任意の点が、任意の1つの現像スリーブと像担持
体が最も近接する第1の位置に移動して来るまでに上記
1つの現像スリーブが画像形成動作の休止時に回転停止
して像担持体に対向している状態に対して回転する角度
と、上記像担持体上の任意の点が、像担持体移動方向に
関し上記1つの現像スリーブの下流側で、上記1つの現
像スリーブに隣り合って配置された他の現像スリーブと
像担持体が最も近接する第2の位置に移動して来るまで
に上記他の現像スリーブが画像形成動作の休止時に回転
停止して像担持体に対向している状態に対して回転する
角度との角度差が、Sを上記現像スリーブの個数、kを
Sの倍数を除く整数とすると、(2π/S)×k(ラジ
アン)であることを特徴とする画像形成装置である。
【0012】
【実施例】図4に示す電子写真複写装置では、光導発層
としてアモルファスシリコン層を有する円筒状感光ドラ
ム3を有している。アモルファスシリコン層では前述し
た空気中の水分の付着により像流れ現象が特に生じやす
いので、感光ドラム3内には図2に示されるようにヒー
タ21が設けられていて、このヒータ3が画像形成動作
中も、画像形成動作の休止中も、感光ドラム3を加熱し
ている。
【0013】24は感光ドラム3の表面温度を検出する
センサであり、温度制御回路25がセンサ24からの信
号に応じてヒータ21とヒータ電源26との間のスイッ
チを断続し、ドラム3の温度が所定温度(例えば40℃
程度)に保たれるように制御している。
【0014】静電潜像が形成され、この潜像が現像さ
れ、これによってドラム3上に形成されたトナー像が転
写紙に転写され、転写紙上のトナー像が定着される工程
を含む画像形成動作時に於いて、感光ドラム3はドラム
中心軸O3 を軸として図4の矢印方向に回転する。矢印
方向に回転する感光ドラム3は、まず帯電器4により均
一に帯電され、光学系11によって原稿台5に載置され
た被複写原稿の光学像が露光され、これによってドラム
3に静電潜像が形成される。この潜像は現像器6によっ
て現像される。ドラム上に形成されたトナー像は、紙カ
セット9又は9′からレジストレーションローラ10に
よって送られて来た転写紙P又はP′に、帯電器7によ
って転写される。紙はドラム3から分離された後、ベル
ト11によって定着器12に搬送され、ここでトナー像
は紙に定着される。定着器12を通過した紙はトレイ1
3に排出される。転写後のドラム3表面に残留したトナ
ーはクリーナ8によって除去される。画像形成動作の休
止中はドラム3は回転停止している。
【0015】現像器6にはホッパ2から現像剤が補給さ
れる。
【0016】図2に示されているように、現像器6は、
1成分現像剤としての磁性トナーを収容する容器29を
備えている。
【0017】この容器29には2つの円筒状現像スリー
ブ15、17が回転可能に支持されている。スリーブ1
5、17はドラム3の回転方向にこの順に並べて配置さ
れており、夫々ドラム3と50乃至500μmの微小間
隙を介して対向している。スリーブ15、17には夫々
同軸にスペーサコロ19、20が設けられており、これ
らのコロ19、20がドラム3に当接されて上記間隙を
維持するようになっている。
【0018】スリーブ15、17内には磁石22、23
が固定配置されていて、スリーブ15、17上に夫々磁
性トナーを磁気的に吸着するようになっている。
【0019】スリーブ15、17は画像形成動作の休止
中は回転停止している。従って、スリーブ15、17
は、画像形成動作の休止中に、図11の(b)に示すよ
うに熱変形してしまう。
【0020】上記スリーブ15、17は画像形成動作時
には、夫々の中心軸O1 、O2 を軸として矢印方向に回
転する。この回転によりスリーブ15、17は磁性トナ
ーを搬送して感光ドラム3に供給する。言うまでもな
く、スリーブ15、17は同一の色(例えば黒)のトナ
ーを感光ドラム3に供給する。
【0021】スリーブ15、17が感光ドラム3に向け
て搬送するトナーの層厚は層厚規制ブレード16、18
によって規制される。而してスリーブ15、17に担持
されたトナー層の厚みは、スリーブ15、17夫々の現
像部に於いて、スリーブ15、17と感光ドラム3間の
最小間隙よりも、夫々薄い。即ちスリーブ15、17は
潜像を夫々非接触現像する。
【0022】現像効率を向上する為に、スリーブ15、
17には、電源28から、直流電圧に交流電圧を重畳し
た振動バイアス電圧が印加される。これにより、スリー
ブ15とドラム3間の現像部、スリーブ17とドラム3
間の現像部には振動電界が形成される。これによってス
リーブ15、17から、夫々トナーが、静電潜像に飛翔
付着する。
【0023】尚、スリーブ15、17には直流のバイア
ス電圧を印加してもよい。
【0024】いずれにせよ、現像スリーブから感光ドラ
ムにトナーが転移する現像部は、現像スリーブと感光ド
ラムの最近接位置、及びその近傍の領域である。
【0025】上記のように、同一の静電潜像に、2本の
現像スリーブ15、17により、同一の色の現像剤を順
に付与するので、感光ドラム3を高速で回転させる場合
でも、十分濃度の高いトナー像を得ることができる。
【0026】尚、図2で、14は容器29内の現像剤を
ほぐし、スリーブ15、17に供給する撹拌部材であ
る。
【0027】図1で本発明の一実施例を更に詳細に説明
する。
【0028】図1の例では現像スリーブ15、17は同
時に回転開始する。
【0029】図1で、A点は感光ドラム3と現像スリー
ブ15が最も近接する感光ドラム上の位置、B点は感光
ドラム3と現像スリーブ17が最も近接する感光ドラム
上の位置を示す。
【0030】P1 点は感光ドラム3と現像スリーブ15
が最も近接するスリーブ15上の位置、P2 点は感光ド
ラム3と現像スリーブ17が最も近接するスリーブ17
上の位置である。
【0031】感光ドラム3は矢印方向に角速度N(ra
d./sec)で回転する。現像スリーブ15、17
は、夫々矢印方向で示すように、同方向に回転する。そ
して現像スリーブ15、17は、各々等しい角速度n
(rad./sec)で回転する。
【0032】今、感光ドラム3上の任意の点(例えば静
電潜像のドラム回転方向についての先端の位置)をRと
する。
【0033】感光ドラム3の回転に伴い、点Rが、図1
の位置から点Aまで移動する時間にスリーブ15が回転
する角度をα(rad.)とする。つまり感光ドラム3
上の点Rが点Aに到達した時、現像スリーブ15上の点
1 が点P1 に到達し、点Rと点Q1 が最近接する。
【0034】また点Rが、図1の位置から点Bまで移動
する時間にスリーブ17が回転する角度をβ(ra
d.)とする。つまり、感光ドラム3上の点Rが点Bに
到達した時、現像スリーブ17上の点Q2 が点P2 に到
達し、点Rと点Q2 が最近接する。
【0035】而して、上記角度βと角度αの差(β−
α)が(2π/2)×k(rad.)(但し、kは2の
倍数、即ち2、4、6…を除く整数である)となれば、
スリーブ15、17の熱変形による前述した画像濃度ム
ラが低減される。
【0036】これは、スリーブ15の凸に変形した部分
に対向したドラム上の部分が、スリーブ17の凹に変形
した部分に対向し、一方、スリーブ15の凹に変形した
部分に対向したドラム上の部分はスリーブ17の凸に変
形した部分に対向するからである。
【0037】即ち、スリーブ15で濃く現像された潜像
部分はスリーブ17で薄く現像され、スリーブ15で薄
く現像された潜像部分はスリーブ17で濃く現像される
ことになる。
【0038】以上を図3に模式的に示す。
【0039】図3は均一な濃度の原稿を複写する場合、
即ち均一な電位分布の潜像を現像する場合の例である。
【0040】図3の(a)は現像スリーブ15により生
ずる濃度ムラ、(b)は現像スリーブ17により生ずる
濃度ムラである。(c)は、現像スリーブ15、17で
現像された後のトナー画像の濃度分布を示す。
【0041】図3から判るように、現像スリーブ15に
よる濃度ムラと現像スリーブ17による濃度ムラとが相
殺し合って、均一な濃度分布の画像が形成される。
【0042】而して、前記角度差(β−α)が(2π/
2)×kとなる為には、次の式が成立することが必要で
ある。
【0043】 L=k×(πD/2)×(N/n)…(1) ここで、L(mm)は、点A、B間の感光ドラム3周面
上の距離、つまり、感光ドラム3が点Aから点Bまで移
動する距離であり、D(mm)は感光ドラム3の直径で
ある。
【0044】而して、感光ドラム3上のR点が点Aから
点Bまで移動するに要する時間T(sec)は以下の通
りである。
【0045】 T=L/(ND/2)=k×π/n…(2)
【0046】現像スリーブ15、17の角速度は夫々n
(rad./sec)であるから、上記時間T(se
c)で現像スリーブ15、17はk×π(rad.)回
転する。
【0047】換言すれば、感光ドラム3上の点Rが点A
に到達するまでに現像スリーブ15が回転する角度と、
点Rが更に距離Lを移動して点Bに到達するまでに現像
スリーブ17が回転する角度との角度差がk×π(ra
d.)となっている(今の場合、kは奇数である。)。
【0048】従って、図3の(a)、(b)に示した如
く、現像スリーブ15による濃度ムラと現像スリーブ1
7による濃度ムラとは互いに半周期ずれることになり、
両者が互いに相殺し合って、最終的に濃度ムラの除去さ
れた画像が得られる。
【0049】尚、例えば、感光ドラム3の直径Dを10
0(mm)、感光ドラム3の角速度Nを10π/3(r
ad./sec)、現像スリーブ15、17の角速度n
を50π/3(rad./sec)、kを1とすれば、
点A、B間のドラム周面上での距離Lは10π(mm)
となる。この場合、Tは0.06秒であり、(β−α)
はπ(rad.)、即ち180度である。勿論、kを1
以外の奇数に設定してもよい。
【0050】以上は、現像スリーブを2本使用した例に
ついて説明したが、図5に示すように3本以上使用して
もよい。
【0051】この場合、感光ドラム3上の任意の点R
が、任意の1つの現像スリーブ(15又は17)と感光
ドラム3が最も近接する第1の位置Aに移動して来るま
でに上記1つの現像スリーブ(15又は17)が回転す
る角度αと、上記感光ドラム3上の任意の点Rが、他の
現像スリーブ(17又は30)と感光ドラム3が最も近
接する第2の位置Bに移動して来るまでに上記他の現像
スリーブ(17又は30)が回転する角度βとの角度差
(β−α)が、(2π/S)×k(rad.)であるよ
うに、A点、B点間のドラム回転距離L(mm)が設定
されている。
【0052】ここで、Lは次の式で表わされる。
【0053】 L=k×(πD/S)×(N/n)…(3) Dは感光ドラムの直径(mm)、Nは感光ドラムの角速
度(rad./sec)、nは現像スリーブ各々の角速
度(rad./sec)、Sは現像スリーブの本数、k
はSの倍数を除く整数である。
【0054】以上は、感光ドラム、現像スリーブの角速
度を用いて説明したが、感光ドラム、現像スリーブの周
速度を用いて説明すれば、以下のように言い換えること
ができる。
【0055】現像スリーブ15、17の半径を夫々r1
(mm)、r2 (mm)、周速を夫々V1 (mm/se
c)、V2 (mm/sec)とする。また、感光ドラム
3の周速をVd(mm/sec)とする。而して、r
1 、r2 、V1 、V2 、Vd、Lは以下の2つの式を満
足するように設定される。
【0056】 V2 /r2 =V1 /r1 …(4) L=k×(1/2)×(2πr1 )×(Vd/V1 )…(5) kは2の倍数を除く整数である。
【0057】ここで、現像スリーブ15の熱変形によっ
て生ずる濃度ムラの周期(ピッチ)P1 (mm)は、 P1 =2πr1 ×(Vd/V1 )…(6) となり、現像スリーブ17の熱変形によって生ずる濃度
ムラの周期(ピッチ)P 2 (mm)は、 P2 =2πr2 ×(Vd/V2 )…(7) となる。r1 /V1 =r2 /V2 であるので、P1 =P
2 である。
【0058】従って、Lは以下のように表される。
【0059】 L=k×(P1 /2)=k×(P2 /2)…(8)
【0060】したがって、現像スリーブ15によって現
像された画像の濃度の最も低い場所と、現像スリーブ1
7によって現像された画像の濃度の最も高い場所が重な
り、また、現像スリーブ15によって現像された画像の
濃度の最も高い場所と、現像スリーブ17によって現像
された画像の濃度の最も低い場所が重なる。
【0061】その結果、2本の現像スリーブ15、17
で現像された画像は、濃度ムラが補正されて均一濃度と
なる。図6は、この様子を示したもので、現像スリーブ
15により生じた濃度ムラの濃度の高い場所を矢印C
で、現像スリーブ17により生じた濃度ムラの濃度の高
い場所を矢印Dで示してある。また、CとDの場所は、
周期P1 の半分の長さ(P1 /2)だけずれており、互
いに濃度ムラを補正している。
【0062】表1に、実験に使用した装置〜のデー
タを示す。実験は、濃度0.6の均一なハーフトーン原
稿を複写して、コピー上の濃度ムラを測定するものであ
る。
【0063】表2に、装置〜で得られたコピー画像
上の濃度ムラを示す。ΔDは最高濃度部と最低濃度部の
濃度差である。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】表1の装置は、r1 =r2 、V1 =V2
の場合で、(5)式を満足する、従って(1)式も満足
する装置を示し、この装置で得られたトナー像のΔDは
表2に示すように0.1であり、視覚上、この程度の濃
度ムラは無視できる程度のものである。
【0067】上述した実施例においては現像スリーブ1
5、17の半径r1 、r2 、及び、周速V1 ・V2 はそ
れぞれ同じであったが、上記関係式を満足していればこ
れに限る必要はなく、図7に示すように、上流側の現像
スリーブ15の半径r1 を下流側の現像スリーブ17の
半径r2 よりも大きくし、また、下流側の現像スリーブ
17の周速V2 を上流側の現像スリーブ15の周速V1
よりも小さくしてもよい。
【0068】表1の装置は上記の例である。この装置
も(4)式、(5)式を満足し、従って(1)式も満
足する。装置で得られたトナー像のΔDは表2に示す
通り0.2であり、視覚上、この程度の濃度ムラも無視
できる程度である。
【0069】尚、図7ではスリーブ15は現像剤収容容
器291に設け、スリーブ17は容器291とは別体の
現像剤収容容器292に設けたが、スリーブ15、17
を同一の容器29に設けても良いことはもちろんであ
る。いずれにせよ、図7に於いても、容器291、29
2には同色の現像剤が収容されており、従ってスリーブ
15及び17は同一の潜像を夫々同一色の現像剤で現像
する。
【0070】以上は2本の現像スリーブを使用する場合
での説明であるが、図5に示すように3本の現像スリー
ブを使用してもよい。
【0071】この場合、現像スリーブ30の周速をV3
(mm/sec)、半径をr3 (mm)とすると、V
1 、V2 、V3 、Vd、r1 、r2 、r3 、Lの間に次
の式が成立するようにこれらの値が設定される。
【0072】 V3 /r3 =V2 /r2 =V1 /r1 …(9) L=k×(1/3)×2πr1 ×(Vd/V1 )…(10) 但し、kは3の倍数を除く整数である。
【0073】而して、現像スリーブ15、17、30に
よる濃度ムラのピッチ(周期)P1、P2 、P3 は夫々
等しく、 P1 =P2 =P3 =2πr1 ×(Vd/V1 )…(11) である。
【0074】そして、L=P1 /3となる。
【0075】つまり、各スリーブによる濃度ムラの周期
(ピッチ)は等しく、各現像スリーブによる濃度ムラの
濃度の高い場所(あるいは、濃度の低い場所)は周期の
1/3ずつずれている。図8は、この現像装置の出力画
像を示しており、現像スリーブ15、17、30による
濃度ムラG、H、Kは互いに濃度ムラを補正しており、
結果的に得られるトナー像の濃度ムラが除去される。
【0076】表1の装置は上記の装置例であり、表2
に示されるようにこの装置で形成されたトナー像の濃
度ムラΔDは0.08で、視覚上、この程度の濃度ムラ
は無視できる。
【0077】尚、一般に、現スリーブをS本使用する画
像形成装置に於いては、各スリーブの半径をri(i=
1、2、…、S)(mm)、各スリーブの周速をV
i(i=1、2、…S)(mm/sec)とすると下記
の式が成立するように、ri、Vi、Vd、Lを設定すれ
ばよい。
【0078】 Vi/ri=V1 /r1 …(12) L=k×(1/S)×(2πr1 )×(Vd/V1 )…(13)
【0079】尚、表1の装置は(4)式、(5)式を
満足せず、従って(1)式も満足しない装置で、この装
置で得られたトナー像の濃度ムラΔDは表2に示すよ
うに0.4と大きいものであった。これは、図29に示
すように、現像スリーブ15による濃度ムラEの周期と
現像スリーブ17による濃度ムラFの周期(ピッチ)と
が異なるため、濃度ムラを打ち消すどころか、EとFと
が互いに濃度を高め合う場所を生じてしまったからであ
る。
【0080】以上の例では、各現像スリーブは、画像形
成動作に対応して、同時に回転を開始するので、各現像
スリーブの回転制御が容易であるが、距離Lを(1)式
や(5)式に示される値に設定する必要がある。
【0081】次の例では、距離Lの長さを自由に設定で
きる。
【0082】これは、下流側の現像スリーブ17の回転
開始時点を上流側の現像スリーブ15の回転開始時点よ
りも時間t(sec)遅らせることにより、感光ドラム
3上の任意の点Rが、1つの現像スリーブ15と感光ド
ラム3が最も近接する第1の位置Aに移動して来るまで
に上記1つの現像スリーブ15が回転する角度α(ra
d.)と、上記感光ドラム3上の任意の点Rが、他の現
像スリーブ17と感光ドラムが最も近接する第2の位置
Bに移動して来るまでに上記他の現像スリーブ17が回
転する角度β(rad.)との角度差(β−α)が、
(2π/S)×k(rad.)である、ようにしたもの
である。ここでSは現像スリーブの本数、kはSの倍数
を除く整数である。
【0083】而して、上記遅延時間t(sec)は次の
式で求められる。
【0084】 t=2×{L−k×(πD/S)×(N/n)}/(D×N)…(14)
【0085】図10で、スリーブ15は第1クラッチ3
2を介してモータ31の駆動力を受け回転し、スリーブ
17は第2クラッチ33を介してモータ31の駆動力を
受け回転する。
【0086】制御部34は、まず第1クラッチ32を付
勢してスリーブ15を回転開始させ、それから時間t
(sec)後に第2クラッチ33を付勢してスリーブ1
7を回転開始させる。
【0087】図1、図10のように現像スリーブを2本
使用する装置の一例を示す。
【0088】感光ドラム3の直径Dを100mm、角速
度Nを10π/3(rad./sec)、現像スリーブ
15、17の角速度nを50π/3(rad./se
c)、距離Lを25πmm、kを1とすると、前記遅延
時間tは、0.09秒である。
【0089】今、感光ドラム3上の点Rがスリーブ15
上の点Q1 で現像されたとすると、この点Rは、スリー
ブ15よりも0.09秒遅れて回転開始したスリーブ1
7の点Q2 で次に現像される。図14で、P1 、O1
1 のなす角をα(rad.)とすると、P2 、O2
2 のなす角β(rad.)は、(α+π)(ra
d.)となる。
【0090】これは、感光ドラム3上の点RがA点から
B点までの距離25πmmを移動するのに要する時間は
0.15秒であるが、スリーブ17がスリーブ15より
も0.09秒遅れて回転開始するので、角度βと角度α
の差分は、スリーブ17が0.06秒間回転する角度、
即ち頂度π(rad.)、即ち180度となる為であ
る。
【0091】いずれにせよ、このようにして、図3或い
は図6で述べたと同様に、スリーブ15による濃度ム
ラ、スリーブ17による濃度ムラが互いに相殺され、結
果的に濃度ムラの除去された画像が得られる。
【0092】尚、この例も現像スリーブを3本以上使用
する場合に適用できる。
【0093】次に、他の発明の実施例について、図12
に沿って説明する。
【0094】図12は、本実施例の現像装置114の構
造等を示している。現像装置114が対向する感光ドラ
ム(像担持体)3は回転自在に支持されており、駆動手
段(不図示)により矢印の方向に回転駆動されるように
構成されている。
【0095】一方、現像装置114内の現像スリーブ1
15は、回転自在に支持されており、現像スリーブ11
5中にはマグネットが固定内蔵されており、トナーtを
引き付けて現像スリーブ115上に付着させるようにな
っている。さらに、現像スリーブ115に対向するよう
にブレード116が取り付けられており、現像スリーブ
115上のトナーtの層厚が規定されるようになってい
る。なお、感光ドラム3が画像形成動作時も、画像形成
動作休止時も作動するヒータを内蔵することは、前述し
た実施例と同様である。
【0096】尚、感光ドラム3、スリーブ115は、画
像形成動作時は回転するが、画像形成動作の休止時は回
転停止している。
【0097】本実施例においては、現像装置114は支
持装置(支持手段)120により感光ドラム(像担持
体)3に対して離間自在に支持されており、現像時(画
像形成動作時)には現像スリーブ115が感光ドラム3
と所定の間隙xを保つように支持し、現像終了後一定時
間経過後には現像装置114を感光ドラム3から離すよ
うになっている。すなわち、かかる支持装置120は、
バネ部材122を有しており、現像装置114を感光ド
ラム3から引き離すように付勢している。また、現像装
置114には回転駆動される偏心カム121が当接され
ており、現像時にはバネ部材122の付勢力に抗して現
像装置114を感光ドラム3に近づけ、非現像時には偏
心カム121が所定の回転位置に回転することにより現
像装置114を感光ドラム3から離すようになってい
る。
【0098】また、図12は、現像スリーブ115と感
光ドラム3との間にシャッタ(遮熱手段)123を介在
させた実施例を示しているが、非現像時(画像形成動作
休止時)にはシャッタ123を感光ドラム3と現像スリ
ーブ115との間に介在させて、現像スリーブ115へ
の輻射熱を遮断させる。
【0099】これにより、現像スリーブ115が熱変形
してしまうことがなく、シャッタ123を開いて現像を
再開しても、感光ドラム3上の画像に濃度ムラを生ずる
こともない。
【0100】尚、本発明は、現像スリーブに担持された
現像剤層を感光ドラムに接触させて潜像を現像する、所
謂接触現像式の画像形成装置にも適用できるし、トナー
粒子とキャリア粒子の混合物である二成分現像剤を使用
して潜像を現像する画像形成装置にも適用できる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、像担持体をヒータで加熱することにより現像スリー
ブに撓みが生じて現像スリーブの回転位置によってトナ
ーの付着量が異なるとしても、現像スリーブを複数設け
ると共に前記像担持体上の任意の点が各現像スリーブに
対向するまでに各現像スリーブが回転する角度を所定の
関係に保つことにより、現像スリーブの撓みに伴う濃度
ムラを解消できる。つまり、それぞれの現像スリーブが
濃度ムラを互いに補完するように像担持体へトナーを供
給するようにしたことにより、均質で安定した濃度の画
像形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図。
【図2】本発明の一実施例の要部説明図。
【図3】本発明の一実施例の効果の説明図。
【図4】本発明の適用できる電子写真装置の説明図。
【図5】本発明の他の実施例の説明図。
【図6】本発明の実施例の効果の説明図。
【図7】本発明の他の実施例の説明図。
【図8】本発明の実施例の効果の説明図。
【図9】比較例の説明図。
【図10】本発明の他の実施例の説明図。
【図11】従来技術の説明図。
【図12】他の発明の実施例の説明図。
【符号の説明】
3 電子写真感光ドラム 15 現像スリーブ 17 現像スリーブ 21 ヒータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−69686(JP,A) 特開 昭63−29768(JP,A) 特開 昭61−153665(JP,A) 特開 昭61−153671(JP,A) 特開 昭61−209467(JP,A) 特開 昭61−70878(JP,A) 特開 昭62−70883(JP,A) 実開 昭61−61561(JP,U) 実開 平3−63155(JP,U) 実開 平3−96663(JP,U) 実開 昭62−106256(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/00 303

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持する可動像担持体と、こ
    の像担持体の内部に配置され、画像形成動作時も画像形
    成動作の休止時も像担持体を加熱する加熱手段と、上記
    像担持体の移動方向に順に配列され、夫々画像形成動作
    時に回転して、夫々同色の現像剤を像担持体に供給し、
    同一の静電潜像を順に現像する複数の現像スリーブを備
    え、像担持体上の任意の点が、任意の1つの現像スリー
    ブと像担持体が最も近接する第1の位置に移動して来る
    までに上記1つの現像スリーブが画像形成動作の休止時
    に回転停止して像担持体に対向している状態に対して回
    転する角度と、上記像担持体上の任意の点が、像担持体
    移動方向に関し上記1つの現像スリーブの下流側で、上
    記1つの現像スリーブに隣り合って配置された他の現像
    スリーブと像担持体が最も近接する第2の位置に移動し
    て来るまでに上記他の現像スリーブが画像形成動作の休
    止時に回転停止して像担持体に対向している状態に対し
    て回転する角度との角度差が、Sを上記現像スリーブの
    個数、kをSの倍数を除く整数とすると、(2π/S)
    ×k(ラジアン)であることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の現像スリーブは同時に回転開
    始し、そして、前記第1の位置と第2の位置との間の像
    担持体の移動距離をL(mm)、像担持体の直径をD
    (mm)、像担持体の角速度をN(rad./se
    c)、複数の現像スリーブの各々の角速度をn(ra
    d./sec)とすると、L=k×(πD/S)×(N
    /n)を満足する請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の現像スリーブの夫々の回転開
    始時は、像担持体移動方向下流側のもの程遅く、前記1
    つの現像スリーブの回転開始時と前記他の現像スリーブ
    の回転開始時との時間差をt、前記第1の位置と第2の
    位置との間の像担持体の移動距離をL(mm)、像担持
    体の直径をD(mm)、像担持体の角速度をN(ra
    d./sec)、複数の現像スリーブの各々の角速度を
    n(rad./sec)とすると、 t=2×{L-k×(πD/S)×(N/n)}/(D×N) を満足する請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 静電潜像を担持する可動像担持体と、こ
    の像担持体の内部に配置され、画像形成動作時も画像形
    成動作の休止時も像担持体を加熱する加熱手段と、上記
    像担持体の移動方向に順に配列され、夫々画像形成動作
    時に回転して、夫々同色の現像剤を像担持体に供給し、
    同一の静電潜像を順に現像する複数の現像スリーブであ
    って、夫々同時に回転開始する複数の現像スリーブとを
    備え、現像スリーブの個数をS、現像スリーブの夫々の
    半径をri(i=1、…、S)(mm)、現像スリーブ
    の夫々の周速をVi(i=1、…、S)(mm/se
    c)、像担持体の周速をVd(mm/sec)、任意の
    1つの現像スリーブと像担持体が最も近接する第1の位
    置と、この1つの現像スリーブと隣り合った他の現像ス
    リーブと像担持体が最も近接する第2の位置との間の像
    担持体周面上の距離をL、kをSの倍数を除く整数とす
    ると、 Vi/ri=V1 /r1 L=k×(1/S)×(2πr1 )×(Vd/V1 )を
    満足することを特徴とする画像形成装置。
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