JP2017068162A - ベルトユニット、転写ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

ベルトユニット、転写ユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルト部材が破断するのを抑制することができ、画像形成装置の耐久性を向上させることができるようにする。
【解決手段】走行自在に配設されたベルト部材と、該ベルト部材の内周面側に回転自在に配設されたローラと、前記ベルト部材の縁部71と対向させて配設され、ベルト部材が走行に伴って蛇行するのを規制する蛇行規制部材とを有する。ベルト部材の縁部71に、ベルト部材に所定の処理を行うことによって改質層が形成され、改質層が蛇行規制部材との間の固体潤滑剤として機能させられるので、蛇行規制部材に傷がつくのを抑制することができ、ベルト部材が破断するのを抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベルトユニット、転写ユニット及び画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置、例えば、電子写真方式のプリンタにおいては、帯電ローラによって一様に帯電させられた感光体ドラムの表面がLEDヘッドによって露光されて静電潜像が形成され、現像器によって静電潜像が現像されて感光体ドラム上にトナー像が形成された後、該トナー像が、用紙に転写され、定着させられて画像が形成されるようになっている。
前記プリンタには、トナー像を用紙に転写するためにベルトユニットとしての転写ベルトユニットが配設される。該転写ベルトユニットとしては、ベルト部材としての転写ベルトによって用紙を搬送し、感光体ドラム上のトナー像を直接用紙に転写するもの、及びトナー像を転写ベルトに転写し、転写ベルト上のトナー像を用紙に転写するものがあり、いずれの転写ベルトユニットにおいても、ドライブローラ、アイドルローラ等が回転させられ、転写ベルトが走行させられる。
ところで、転写ベルトを走行させているときに、転写ベルトが幅方向に移動して蛇行すると、トナー像を用紙又は転写ベルトに良好に転写することができなくなってしまう。
そこで、前記ドライブローラ、アイドルローラ等のうちの所定のローラ、例えば、アイドルローラの端部に蛇行規制部材としてのプーリを配設し、転写ベルトが蛇行するのを防止するようにしている(特許文献1参照。)。
特開2011−107340号公報
しかしながら、前記従来の転写ベルトユニットにおいては、転写ベルトとプーリとが摺動すると、転写ベルトによってプーリに傷がつくことがあり、その場合、傷に転写ベルトが引っかかると、転写ベルトが破断してしまう。その結果、プリンタの耐久性が低下してしまう。
本発明は、前記従来の転写ベルトユニットの問題点を解決して、ベルト部材が破断するのを抑制することができ、画像形成装置の耐久性を向上させることができるベルトユニット、転写ユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のベルトユニットにおいては、走行自在に配設されたベルト部材と、該ベルト部材の内周面側に回転自在に配設されたローラと、前記ベルト部材の縁部と対向させて配設され、ベルト部材が走行に伴って蛇行するのを規制する蛇行規制部材とを有する。
そして、前記ベルト部材の縁部に、ベルト部材に所定の処理を行うことによって改質層が形成される。
本発明によれば、ベルトユニットにおいては、走行自在に配設されたベルト部材と、該ベルト部材の内周面側に回転自在に配設されたローラと、前記ベルト部材の縁部と対向させて配設され、ベルト部材が走行に伴って蛇行するのを規制する蛇行規制部材とを有する。
そして、前記ベルト部材の縁部に、ベルト部材に所定の処理を行うことによって改質層が形成される。
この場合、ベルト部材の縁部に改質層が形成され、改質層が蛇行規制部材との間の固体潤滑剤として機能させられる。
したがって、蛇行規制部材とベルト部材とが摺動するのに伴って、蛇行規制部材より柔らかい改質層が少しずつ削られるので、蛇行規制部材に傷がつくのを抑制することができ、ベルト部材が破断するのを抑制することができる。
その結果、画像形成装置の耐久性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態における転写ベルトユニットの平面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプーリの概念図である。 本発明の第1の実施の形態における炭化層を形成する方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における転写ベルトの耐久性の判定結果を示す図である。 炭化層が形成されていない場合のプーリの摩耗状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプーリの摩耗状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としての電子写真方式のプリンタについて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における転写ベルトユニットの平面図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるプーリの概念図である。
図において、10はプリンタ、Csは該プリンタ10の筐体である。前記プリンタ10の本体、すなわち、装置本体の下部に媒体収容部としての用紙カセット11が配設され、該用紙カセット11に媒体としての用紙Pが収容される。そして、前記用紙カセット11の前端に隣接させて図示されない給紙機構が配設され、該給紙機構は、用紙カセット11から用紙Pを1枚ずつ分離させて媒体搬送路Rt1に給紙し、給紙された用紙Pは、給紙機構の上方に配設された搬送部材としての図示されない複数の搬送ローラ対によって媒体搬送路Rt1を搬送される。
また、前記装置本体の上部には、ホワイト、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色の画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkが用紙Pの搬送方向における下流側から上流側にかけて並べて配設される。なお、画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkは、いずれも同じ構造を有するので、図2においては、画像形成ユニット20Bkについてだけ、符号を付与して説明する。
各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkは、回転自在に配設された像担持体としての感光体ドラム21を備え、該感光体ドラム21の上方に、感光体ドラム21と対向させて、露光装置(露光部)としてのLEDヘッド12が配設される。該LEDヘッド12は、印刷データに対応するパターンの光を感光体ドラム21の表面に照射し、潜像としての静電潜像を形成する。
なお、前記画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bk及びLEDヘッド12によって、各色の現像剤像としてのトナー像を形成するための画像形成部が構成される。
また、前記各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkは、各色の現像剤としてのトナーが収容された現像剤収容部としてのトナーカートリッジ13、回転自在に配設され、前記感光体ドラム21の表面を一様に帯電させるための帯電装置としての帯電ローラ22、回転自在に配設され、トナーを感光体ドラム21に付着させて静電潜像を現像し、トナー像を形成する現像剤担持体としての現像ローラ23、該現像ローラ23にトナーを供給する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ24、後述される一次転写が行われた後の感光体ドラム21上に残留したトナー、すなわち、残留現像剤としての残留トナーを掻き取ることによって除去し、感光体ドラム21をクリーニングするクリーニング部材としてのクリーニングブレード28等を備える。
そして、前記画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkの下方には転写ユニットu1が配設される。該転写ユニットu1は、画像形成ユニット20Bkの近傍において回転自在に配設され、駆動部としてのモータ(M)40とギヤg1を介して連結され、モータ40からの回転を受けて回転させられる第1のローラとしての駆動ローラ(ドライブローラ)41、画像形成ユニット20Wの近傍において回転自在に配設され、前記駆動ローラ41の回転に伴って回転させられる第2のローラとしての従動ローラ(アイドルローラ)42、駆動ローラ41及び従動ローラ42より下方において回転自在に配設され、駆動ローラ41及び従動ローラ42の回転に伴って回転させられる第3のローラとしての、かつ、第1のバックアップローラとしての二次転写バックアップローラ43、前記駆動ローラ41、従動ローラ42及び二次転写バックアップローラ43間に走行自在に張設され、駆動ローラ41、従動ローラ42及び二次転写バックアップローラ43の回転に伴って各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkに沿って矢印方向に走行させられるベルト部材としての、かつ、中間転写媒体としての転写ベルト44、該転写ベルト44を介して各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkの感光体ドラム21と対向させて配設された第1の転写部材としての転写ローラ45、用紙P及び転写ベルト44を介して前記二次転写バックアップローラ43と対向させて配設された第2の転写部材としての転写ローラ46、前記転写ベルト44を介して前記従動ローラ42と対向させて配設されたクリーニング装置47、前記転写ベルト44の走行方向における二次転写バックアップローラ43より下流側で、かつ、従動ローラ42より上流側において、転写ベルト44の外面側から転写ベルト44に圧接させて回転自在に配設され、転写ベルト44の走行に伴って連れ回りで(順方向に)回転させられる逆屈曲部材としての逆屈曲ローラ53、前記転写ベルト44を介して前記逆屈曲ローラ53と対向させて配設され、転写ベルト44の走行に伴って連れ回りで(順方向に)回転させられる第2のバックアップローラとしての逆屈曲バックアップローラ54等を備える。
本実施の形態においては、前記各転写ローラ45によって、各感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、転写ローラ45と感光体ドラム21との間に形成された一次転写部において順次重ねて転写ベルト44に転写(一次転写)され、転写ベルト44上にカラーのトナー像が形成される。
そして、前記転写ローラ46によって、転写ベルト44上に形成されたカラーのトナー像が、転写ローラ46と転写バックアップローラ43との間に形成された二次転写部において用紙Pに転写(二次転写)され、用紙Pにカラーのトナー像が形成される。
前記クリーニング装置47は、一定の圧力で先端を転写ベルト44に押し付けて配設されたクリーニング部材としてのクリーニングブレード48、及び残留現像剤収容部としての残留トナーボックス49を備える。前記クリーニングブレード48は、二次転写後に転写ベルト44上に残留した残留トナーを掻き取ることによって除去し、転写ベルト44をクリーニングし、前記残留トナーボックス49は、除去された残留トナーを収容する。
また、前記逆屈曲ローラ53及び逆屈曲バックアップローラ54は、用紙P上に画像を形成する際に位置ずれが生じるのを防止するために配設される。
そして、前記媒体搬送路Rt1における二次転写部より下流側に、定着装置(定着ユニット)としての定着器50が配設される。該定着器50は、内部にハロゲンランプ等の熱源としての図示されないヒータを備えた第1の定着部材としての加熱ローラ51、及び該加熱ローラ51と当接させて配設された第2の定着部材としての加圧ローラ52を備え、二次転写部から送られた用紙P上のカラーのトナー像を加熱し、加圧することによって用紙Pに定着させ、カラーの画像を形成する。
また、前記媒体搬送路Rt1における二次転写部より上流側には、用紙カセット11に収容された用紙Pとは別の用紙Pを、媒体搬送路Rt2を介して二次転写部に給紙するために、第1の媒体載置部としての給紙トレイ(マルチパーパストレイ)58が配設され、前記媒体搬送路Rt1における定着器50より下流側には、カラーの画像が形成された用紙Pを装置本体外に排出するために、第2の媒体載置部としての排出トレイ59が配設される。
なお、前記転写ベルト44の主成分はポリアミドイミドであり、ポリアミドイミドに導電性を持たせるためにカーボンブラックを適量加えて、N−メチルピロリドン溶液中において混合・攪拌し、得られた樹脂材料を円筒状の金型に注入し、金型を回転させながら90〔℃〕以上、かつ、120〔℃〕以下の温度で所定の時間加熱した後、冷却することによって金型内にベルト原管を成形し、ベルト原管を金型から取り出し、所定の幅に切断することによって転写ベルト44が形成される。
次に、各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bk及び転写ユニットu1の動作について説明する。
各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkにおいて、帯電ローラ22が感光体ドラム21の表面を一様に帯電させると、LEDヘッド12は、印刷データに対応するパターンの光を感光体ドラム21の表面に照射し、静電潜像を形成する。
また、トナーカートリッジ13から供給され、トナー供給ローラ24によって保持されたトナーは、現像ローラ23に供給され、感光体ドラム21の表面の静電潜像が形成された部分が現像ローラ23に到達すると、感光体ドラム21上の静電潜像と現像ローラ23との電位差によって感光体ドラム21に付着させられる。これにより、感光体ドラム21上にトナー像が形成される。
そして、転写ユニットu1において、転写ベルト44が走行させられ、前記一次転写部において転写ローラ45によって各色のトナー像が順次重ねて転写ベルト44に転写され、転写ベルト44上にカラーのトナー像が形成され、二次転写部において転写ローラ46によってカラーのトナー像が用紙Pに転写され、用紙P上にカラーのトナー像が形成される。
ところで、前述されたように、本実施の形態においては、前記モータ40を駆動し、駆動ローラ41、従動ローラ42、二次転写バックアップローラ43等を回転させることによって、転写ベルト44が走行させられるようになっているが、転写ユニットu1の構造上、転写ベルト44が走行に伴って幅方向に移動して蛇行すると、カラーのトナー像を良好に用紙Pに転写することができなくなってしまう。その結果、画像品位が低下してしまう。
そこで、前記転写ベルト44の内周面側に配設された前記駆動ローラ41及び従動ローラ42のうちの少なくとも一方の端部、本実施の形態においては、転写ベルト44の走行方向における従動ローラ42の左側の端部に、蛇行規制部材としてのプーリ61が転写ベルト44の縁部と対向させて配設され、プーリ61によって、転写ベルト44が走行に伴って幅方向に移動して蛇行するのが防止されるようになっている。なお、プーリ61はポリアセタールによって形成される。
前記従動ローラ42は、図1に示されるように、従動ローラ42の本体、すなわち、ローラ本体42a、及び該ローラ本体42aの両端に、従動ローラ42の軸心に沿って突出させて形成された支持軸としての回転軸42bを備え、前記プーリ61は、左側の回転軸42bに取り付けられる。
前記プーリ61は、ローラ本体42aと同じ径を有するコア部分65、及び円錐形の形状を有し、前記コア部分65に隣接させて形成されたベルト受け部66を備える。該ベルト受け部66は、コア部分65から離れるほど径が大きくされる。
前記転写ベルト44が幅方向に移動して左側の縁部71がベルト受け部66と当接すると、プーリ61は転写ベルト44のそれ以上の移動を阻止する。その結果、転写ベルト44が蛇行するのを防止することができる。前記駆動ローラ41、従動ローラ42、転写ベルト44、プーリ61等によってベルトユニットとしての転写ベルトユニットが構成される。
なお、前記回転軸42bに対して直角の方向に対するベルト受け部66の角度は15〔°〕にされる。
ところで、前記転写ベルト44の縁部71が、繰り返しベルト受け部66と当接し、摺動すると、転写ベルト44によってプーリ61に傷がつくことがあり、その場合、傷がついた箇所が削れてプーリ61が局部的に摩耗してしまう。そして、プーリ61の摩耗した部分に転写ベルト44が入り込んで引っかかると、転写ベルト44の縁部71の付近で屈曲が起り、屈曲疲労によって転写ベルト44が割れ、破断してしまう。
そこで、本実施の形態においては、転写ベルト44に所定の処理を行うことによって、縁部71に、改質層、本実施の形態においては、炭化層を形成し、該炭化層をプーリ61との間で固体潤滑剤として機能させることによって、転写ベルト44によってプーリ61に傷がつくのを抑制するようにしている。
本実施の形態においては、金型から取り出したベルト原管をレーザ加工機によって切断することにより、転写ベルト44の縁部71に炭化層が形成される。
図4は本発明の第1の実施の形態における炭化層を形成する方法を説明するための図である。
図において、72はベルト原管、73はレーザ加工機(キーエンス社製 MD−V99
00A)であり、該レーザ加工機73を固定し、ベルト原管72を周方向に移動させ、レーザ加工機73によってベルト原管72を所定の幅に切断する、すなわち、焼き切ることにより、転写ベルト44が形成される。このとき、切断面Scがレーザの熱で炭化することによって、転写ベルト44の縁部71に炭化層75が形成される。
この場合、ベルト原管72の表面Saに対して垂直の方向からレーザ光が照射されるので、レーザ光の径は、ベルト原管72の裏面Sbに近くなるほど小さくなる。したがって、切断面Scはベルト原管72の表面Sa及び裏面Sbに対して斜めになり、転写ベルト44に形成される炭化層75も斜めになる。
次に、炭化層75の厚さδと転写ベルト44の耐久性との関係について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態における転写ベルトの耐久性の判定結果を示す図である。
図5は、炭化層75の厚さδを0〔μm〕、2〔μm〕、5〔μm〕、10〔μm〕にしたときの、転写ベルト44の破断の有無、プーリ61の摩耗量、及び転写ベルト44の耐久性の判定結果を示す。なお、炭化層75の厚さδは、走査型電子顕微鏡(日立製作所社製 S−2380N)を使用して測定した。ベルト原管72を切断するときのレーザ光の強度を大きくすると、炭化層75の厚さδを大きくすることができる。
そして、使用する転写ベルト44の厚さを83〔μm〕とし、転写ベルト44の縁部71を側圧800〔gf〕でベルト受け部66に押し付け、印刷を行うことなく、転写ベルト44を300〔mm/s〕の周速で走行させ、転写ベルト44が何周回りすると破断するかを測定した。また、転写ベルト44の破断の原因となるプーリ61の摩耗量については、三次元測定装置(三鷹光器社製 NH−5N) で測定した。
ところで、転写ベルト44の縁部71形成される炭化層75は、不定型炭素から成り、表面が崩れやすいので、プーリ61と転写ベルト44とが摺動させられたときに、少しずつ削られる。したがって、炭化層75の厚さδが大きいほど、炭化層75のすべてが削られるまでの時間が長くなるので、プーリ61に摩耗が生じるまでの時間が長くなる。
すなわち、炭化層75の厚さδが0〔μm〕である場合、転写ベルト44は200K(200000)周回りで破断し、プーリ61の摩耗量は0.50〔mm〕であり、転写ベルト44の耐久性の判定結果は不良(×)であった。また、炭化層75の厚さδが2〔μm〕である場合、転写ベルト44は400K(400000)周回っても破断せず、プーリ61の摩耗量は0.07〔mm〕であり、転写ベルト44の耐久性の判定結果は良好(○)であった。そして、炭化層75の厚さδが5〔μm〕、10〔μm〕である場合、転写ベルト44は400K(400000)周回っても破断せず、プーリ61の摩耗量はなく(0.05〔mm〕以下)、転写ベルト44の耐久性の判定結果は良好(○)であった。
なお、炭化層75の厚さδを10〔μm〕より大きくするのは、転写ベルト44の製造上困難であるので、炭化層75の厚さδを、
2〔μm〕≦δ≦10〔μm〕
にするのが好ましい。
この場合、転写ベルト44の縁部71のヤング率は4. 5〔GPa〕であり、プーリ61のヤング率は2.75〔GPa〕である。炭化層75のヤング率を正確に測定することはできないが、プーリ61より小さいことは明らかである。したがって、転写ベルト44の縁部71の硬度をε71、プーリ61の硬度をε61、炭化層75の硬度をε75とすると、
ε71>ε61>ε75
になる。
次に、炭化層75が形成されていない場合、及び炭化層75が形成されている場合のプーリ61の摩耗状態について説明する。
図6は炭化層が形成されていない場合のプーリの摩耗状態を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるプーリの摩耗状態を示す図である。
炭化層75が形成されていない場合、図6に示されるように、プーリ61のコア部分65とベルト受け部66との間の領域Ar1において摩耗量qの摩耗が発生するのに対して、炭化層75が形成されている場合、図7に示されるように、プーリ61のコア部分65とベルト受け部66との間の領域Ar1において摩耗が発生しない。
このように、本実施の形態においては、転写ベルト44の縁部71に炭化層75が形成され、プーリ61と転写ベルト44とが摺動するのに伴って炭化層75が少しずつ削られるので、プーリ61に傷がつくのを抑制することができ、転写ベルト44が破断するのを抑制することができる。
その結果、転写ベルト44の寿命を長くすることができ、プリンタ10の耐久性を向上させることができる。
しかも、炭化層75は均一に削られるので、炭化層75が削られた後の縁部71の面は滑らかになり、ささくれ、段差等がなくなる。その結果、転写ベルト44によってプーリ61に傷がつくのを一層抑制することができる。
次に、各感光体ドラム21(図2)で形成されたトナー像を直接用紙Pに転写するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、20W、20Y、20C、20M、20Bkは、ホワイト、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色の画像形成ユニットであり、画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkは、媒体としての用紙Pの搬送方向における上流側から下流側にかけて並べて配設される。
前記画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkの下方には転写ユニットu2が配設される。該転写ユニットu2は、画像形成ユニット20Wの近傍において回転自在に配設され、駆動部としてのモータ40(図2)からの回転を受けて回転させられる第1のローラとしての駆動ローラ(ドライブローラ)41、画像形成ユニット20Bkの近傍において回転自在に配設され、前記駆動ローラ41の回転に伴って回転させられる第2のローラとしての従動ローラ(アイドルローラ)42、駆動ローラ41及び従動ローラ42間に走行自在に張設され、駆動ローラ41及び従動ローラ42回転に伴って各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkに沿って矢印方向に走行させられるベルト部材としての転写ベルト144、該転写ベルト144を介して各画像形成ユニット20W、20Y、20C、20M、20Bkの像担持体としての感光体ドラム21とそれぞれ対向させて配設された転写部材としての転写ローラ45等を備える。
この場合、前記転写ベルト144は、第1の実施の形態と同様に、レーザ加工機73(図4)を固定し、ベルト原管72を周方向に移動させ、レーザ加工機73によってベルト原管72を所定の幅に焼き切ることにより形成される。このとき、切断面Scがレーザの熱で炭化し、転写ベルト144の縁部71に炭化層75が形成される。
炭化層75の厚さδと転写ベルト144の耐久性との関係は、第1の実施の形態と同じであり、炭化層75の厚さδを、
2〔μm〕≦δ≦10〔μm〕
にするのが好ましい。
前記各実施の形態においては、転写ベルト44、144の縁部71に改質層として炭化層75が形成されるようになっているが、炭化層75より硬度が低い層を改質層として形成することができる。
また、前記各実施の形態において、蛇行規制部材としてのプーリ61は、支持軸としての回転軸42bに固定されるようになっているが、回転軸42bに対して、軸方向においては移動不能に、回転方向においては回転自在に配設することもできる。
さらに、前記各実施の形態において、前記プーリ61は、回転軸42b上に配設されるようになっているが、回転軸42bとは別の回転部材上に配設したり、転写ベルト44、144を支持する支持部材上に配設したりすることもできる。
また、前記各実施の形態においては、電子写真方式のプリンタ10について説明しているが、本発明を、複写機、ファクシミリ、複合機等に適用することができる。
さらに、前記各実施の形態においては、転写ユニットu1、u2の転写ベルト44、144について説明しているが、本発明を、感光体ベルト、定着ベルト、搬送ベルト等のベルト部材に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
41 駆動ローラ
42 従動ローラ
44、144 転写ベルト
61 プーリ
71 縁部
75 炭化層

Claims (7)

  1. (a)走行自在に配設されたベルト部材と、
    (b)該ベルト部材の内周面側に回転自在に配設されたローラと、
    (c)前記ベルト部材の縁部と対向させて配設され、ベルト部材が走行に伴って蛇行するのを規制する蛇行規制部材とを有するとともに、
    (d)前記ベルト部材の縁部に、ベルト部材に所定の処理を行うことによって改質層が形成されることを特徴とするベルトユニット。
  2. 前記蛇行規制部材は前記ローラの端部に配設される請求項1に記載のベルトユニット。
  3. 前記改質層の厚さδは、
    2〔μm〕≦δ≦10〔μm〕
    にされる請求項1又は2に記載のベルトユニット。
  4. 前記改質層は炭化層である請求項1〜3のいずれか1項に記載のベルトユニット。
  5. 前記炭化層は、ベルト原管を焼き切ることによって形成される請求項4に記載のベルトユニット。
  6. (a)前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のベルトユニットと、
    (b)ベルト部材の内周面側に、画像形成部の像担持体と対向させて回転自在に配設された転写部材とを有することを特徴とする転写ユニット。
  7. 前記請求項6に記載の転写ユニットを備えた画像形成装置。
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