JP4754991B2 - 摩擦攪拌接合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、軟化温度の異なる異種金属部材を重ね合わせて摩擦攪拌接合方法により接合する場合に、軟化温度の高い方の金属部材の内部に空洞欠陥や割れ等を生じることなく、強度のある接合部を形成することができる摩擦攪拌接合方法に関する。
一般に突き合せ状態又は重ね合わせ状態に配置した2個の接合部材を接合する摩擦攪拌接合法は、固相接合法の一つであり、接合部材の突き合せ部又は重ね合わせ部に回転しているプローブを挿入し、このプローブとショルダとの接触部を摩擦熱にて軟化させ攪拌しながら塑性流動させ、プローブを突き合わせ部又は重ね合わせ部に沿って移動させながら塑性流動部を冷却固化し、両者を接合させるものである。
このような摩擦攪拌接合法は、固相接合であるため、接合部材の材料の種類に制限を受けないとか、MIG,TIG,レーザ溶接等といった溶融溶接法と比較して接合時の熱歪みによる変形が少ない等の利点がある。
しかしながらその接合部材の材料の適用範囲は、AlやCuなどの低温で塑性流動し易い材料に限定されており、鉄鋼材料等の難塑性流動材への適用は制限されている。
鉄鋼材料などの軟化温度の高い材料に対してプローブを当てると、プローブが破損するおそれがあり、従ってAlやCuなどの低温で塑性流動し易い材料と鉄鋼材料等の難塑性流動材とを摩擦攪拌接合法で接合することは、接合欠陥を生じやすく、健全な接合部が得られにくいため、異種金属部材の接合方法について、従来様々な工夫が試みられてきた。
例えば特許文献1(特開2003−266183号公報)では、難塑性流動材料同士を摩擦攪拌接合法で突き合せ接合する場合に、その突き合せ接合面に塑性流動しやすい中間部材を介在させ、難塑性流動材料側の突き合せ面に凹部を設け、中間部材上に摩擦攪拌用ツールのプローブを押し当て摩擦攪拌しながらプローブを中間部材の内部に挿入し、中間部材の材料を該凹部にならうように塑性流動させる方法が開示されている。
また特許文献2(特開2004−42117号公報)には、異種材料同士を突き合せ接合する場合に、プローブを突き合せ面近傍の一方の塑性流動しやすい部材側に挿入し、他方の難塑性流動部材にはプローブを挿入しないようにし、プローブを挿入した側の部材のみを塑性流動させることで、塑性流動によって接合界面での原子の拡散を促進させて、拡散接合させるものである。特許文献2の図5には、難塑性流動部材側の突き合せ面に凹部を設け、塑性流動した部材を該凹部に導入させることにより、その楔効果で機械的結合力を付加するようにした手法が開示されている。
また特許文献3(特開2005−288525号公報)には、材質及び硬度が異なる金属部材を重ね合わせて点接合するに際し、硬度の低い金属部材側に凸型治具を配置する一方、硬度の高い金属部材側に凹型治具を配置して、点接合する部位に対して、凸型治具の凸部を硬度の低い金属部材の表面側から差し込むことにより、凹型治具の凹所内に2種の金属を押し込んだ後、凸型治具の回転を開始して、硬度の低い金属部材を塑性流動せしめて、両者を点接合する方法が開示されている。
また従来リニアモータカー用のリアクションプレートは、台車側の一次鉄心及び一次導体に対応する二次鉄心及び二次導体及びそれらを水平に支持する架台とから構成されている。うず電流が流れる二次導体が、リニアモータの磁路を構成する二次鉄心の上側に一体的に結合される。
二次導体は通常アルミや銅からなり、二次鉄心と材質が異なるため、これらを溶接で接合することができず、従って従来爆着法、または圧着法を採用し、また二次鉄心と架台とのずれを防止するため、これらを隅肉溶接していた。
あるいは非特許文献1(川崎製鉄技報Vol.22 No.3 1990)に開示されているように、二次導体と二次鉄心とアンカーボンド法で接合する方法も行われていたが、この機械的接合方法は、過去熱間圧延では困難とされていたアリ溝を平鋼の表面に成形し、そのアリ溝内にアルミ板又は銅板の突出部を冷間加工で塑性変形により充填させ接合するものである。
特開2003−266183号公報 特開2004−42117号公報(段落[0023]、図5) 特開2005−288525号公報 川崎製鉄技報Vol.22 No.3 1990
しかしながら特許文献1に開示された方法は、プローブを回転可能に支持しているプローブ上方のショルダ部が鉄鋼材料等の難塑性流動材料の表面に当って破損するおそれがある。またプローブが突き合せ面に設けた凹部に挿入されていないので、塑性流動された中間部材が該凹部に容易に入り込むことができない。また塑性流動された中間部材が該凹部に入り込んだとしても、前述のようにショルダ部が難塑性流動材料の表面に当ってしまうので、塑性流動された中間部材に押し込み力を付与することができず、従って中間部材の内部に空洞欠陥や割れが発生し、強度が低下するという問題がある。
また特許文献2に開示された方法は、ショルダ部が当る難塑性流動部材表面を塑性流動しやすい部材と同材質の部材で覆うようにしたので、ショルダ部が破損するおそれはなくなるが、特許文献2と同様に、プローブが突き合せ面に設けた凹部に挿入されていないので、塑性流動した部材が該凹部に容易に入り込まず、また塑性流動された中間部材が該凹部に入り込んだとしても、それに伴って中間部材の内部に空洞欠陥や割れが発生し、強度が低下するという問題がある。
また特許文献3に開示された方法は、凸型治具を重ね合わせた異種金属部材に挿入して塑性変形させるので、大きな荷重が凸型治具に加わり、凸型治具を破損させるおそれがある。また硬度の異なる異種の金属部材が重ね合わされた状態で変形されるため、硬度の低い方の金属部材が圧迫されて膜状を保つことができず、凸型治具の周辺に硬度の低い金属部材からなるバリを形成してしまうという問題がある。
またリニアモータカー用のリアクションプレートには車両側からかなり強い引張り力が働くため、二次導体が長手方向両端部から剥がれるおそれがある。従来行なわれていた爆着法、圧着法や、非特許文献1に開示されたアンカーボンド法による接合方法は、大掛かりな装置を必要とし、手軽に施工することができないという問題がある。また従来二次鉄心と架台間は隅肉溶接で接合していたが、車両からの強い引張り力で隅肉溶接部に割れが発生してしまうという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、軟化温度が異なる異種材料を摩擦攪拌用ツールを用いて接合するに際し、軟化温度の低い方の金属部材に割れや空洞欠陥を発生することなく、接合部の強度を高く保持できる接合方法を提案することを目的とする。
また特にリニアモータカー用のリアクションプレートを構成する二次鉄心と二次導体との接合を簡易な方法で接合部の構造的な欠陥を生じることなく達成可能な摩擦攪拌法を実現することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の摩擦攪拌接合方法は、
軟化温度が異なる第1及び第2の金属部材の板状部を重ね合わせ接合する方法において、
軟化温度が高い方の第2の金属部材の板状部の接合箇所に溝を設け、
前記溝がスポット状をなし、該溝の内面に雌ねじが形成され、
軟化温度が低い方の第1の金属部材の該溝に対面する部位を摩擦攪拌用ツールで塑性流動を生じさせながら、該摩擦攪拌用ツールのプローブの先端を該塑性流動箇所を通して前記溝の内部に挿入し、
該プローブの先端を前記溝に挿入しながら回転させることにより塑性流動した第1の金属部材を該溝内に押し込む押し込み力を発生させて、前記第1の金属部材からなる塑性流動材を該溝の該雌ねじに対する雄ねじを形成するように充填した後、冷却固化させ、
更に前記プローブを先細りに傾斜した円錐形状とすることにより、塑性流動した第1の金属部材を前記スポット状の溝内に押し込む押し込み力を発生させることを特徴とする
本発明において、摩擦攪拌用ツールのプローブは、前記溝の内部で回転させることにより、第1の金属部材からなる塑性流動材が溝の内部へ押し込められる押し込み力を発生させる構造のものを使用する。例えばプローブ周面にネジ部を設けるか、あるいはプローブを先細りに傾斜した円錐形状とする。プローブ周面にネジ部を設ける場合、左ネジとした場合プローブを時計方向に回転させ、右ネジとした場合プローブを反時計方向に回転させるようにする。
塑性流動材は、冷却固化したときに収縮しないため、前記スポット状の溝内で空隙を生じることがない。従って接合部の強度が保持される。
また塑性流動材が該スポット状の溝に充填されたとき、該スポット状の溝に充填された分だけ第1の金属部材表面に凹みが生じる。そのため溝内に予め第1金属部材と同じ材質の補充材を入れておくことによって、凹みを生じないようにすることができる。
また前記溝をスポット状に形成し且つ該スポット状の溝の内面に雌ねじを形成し、第1の金属部材からなる塑性流動材を該溝に該雌ねじに対する雄ねじを形成するように充填すれば、塑性流動材が冷却固化したとき第1の金属部材と第2の金属部材とをボルト結合した状態となり、強固な結合力を得ることができる。
また第1の金属部材の厚さを、必要板厚に該第1の金属部材が塑性流動して前記溝に充填されることにより伴う該第1の金属部材の凹み量に相当する分の削り代を付加して設定し、摩擦攪拌接合後、該削り代を切削するようにしてもよい。
また本発明は、特にリニアモータカー用リアクションプレートの製造に適用して好適である。即ち第1の金属部材がリニアモータカー用リアクションプレートの二次導体であり、第2の金属部材が該リアクションプレートの架台又は該架台に取り付けられた二次鉄心であり、該架台又は該二次鉄心の該二次導体との重ね合わせ面にスポット状の溝を形成し、該溝内に該二次導体の塑性流動材を充填することにより接合部を形成することができる。これにより従来のように爆着法、圧着法やアンカーボンド法のように大掛かりな設備、施工を必要としない。
さらには前記架台又は二次鉄心の長手方向に全長に亘って複数の線状溝を設けるとともに、該架台又は前記二次鉄心の長手方向両端部に該線状溝の間に複数のスポット状溝を形成し、線状溝及びスポット状溝に二次導体の塑性流動材を充填するようにすれば、特に剥がれやすい二次導体両端部の接合強度を大きくすることができる。
本発明方法によれば、軟化温度が高い第2の金属部材の板状部の接合箇所にスポット状の溝を設け、軟化温度が低い方の第1の金属部材の該溝に対面する部位を摩擦攪拌用ツールで塑性流動を生じさせながら、該摩擦攪拌用ツールのプローブの先端を該塑性流動箇所を通して溝の内部に挿入し、該プローブの先端を溝に挿入しながら回転させることにより塑性流動した第1の金属部材を該溝内に押し込む押し込み力を発生させて、該塑性流動材を該溝に充填させるようにしたため、塑性流動材に対して溝内への十分な押し込み力が働き、かつ溝内で十分な攪拌力が働き、十分な強度を有する接合部を形成できる。
また前記従来方法のように、塑性流動材のスポット状の溝内への充填に伴う軟化温度の低い第1金属部材中に割れや空洞欠陥が生じることがなく、また好ましくは、第1金属部材と同材質の補充材を予め溝内に充填するか、あるいは第1金属部材からなる凸部を第1金属部材の該溝内に対面する部位の上面又は下面に設けることによって、塑性流動材の溝内への充填に伴う凹みを防止することができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明をそれのみに限定する趣旨ではない。
図1(a)は、本発明をリニアモータカー用のリアクションプレートの製造に適用した第1参考例の断面立面図((b)のA−A断面)、(b)は同じく平面図、図2は、第1参考例での摩擦攪拌接合法を示す説明図、図3の(a)は、同じくリアクションプレートの製造に適用した本発明の第2参考例の断面立面図((b)のB−B断面)、(b)は同じく平面図、(c)は(a)のC部拡大図である。
図4の(a)は、同じくリアクションプレートの製造に適用した本発明の第3参考例の断面立面図((b)のD−D断面図)、(b)は同じく平面図(c)は(a)のE部拡大図、図5の(a)は、同じくリアクションプレートの製造に適用した本発明の第4参考例の断面立面図((b)のF−F断面図)、(b)は同じく平面図、(c)は(a)のG部拡大図、(d)は(a)のH部拡大図、図6〜図10は、それぞれ本発明の変形例の説明図である。
(参考例1)
第1参考例を示す図1において、リニアモータカー用リアクションプレート1は、基本的な構成要素として、台車側の一次鉄心及び一次導体に対応する二次鉄心2及びに二次導体3、並びにそれらを支持する架台4とを具える。うず電流が流れる二次導体3がリニアモータの磁路を構成する二次鉄心2の上側に一体的に結合されている。架台4は、図示しない固定手段によって枕木(図示略)に固定される。
参考例において、架台4及び二次鉄心2は軟鋼(SS400)からなり、架台4の頂部上面に取り付けられる二次鉄心2は、隅肉溶接wで架台4に取り付けられ、二次鉄心2とアルミ、または銅からなる二次導体3とは、図2に示す摩擦攪拌接合法によって接合される。二次鉄心2には長手方向に複数の線状溝5が平行に設けられている。該線状溝5は、底部ほど面積の大きい先細りの楔形状をなしている。
図2において、二次鉄心2の線状溝5に対面する二次導体3側の表面に摩擦攪拌用ツール6が押し当てられる。摩擦攪拌用ツール6はともに回転するプローブ6aとショルダー6bとからなり、押し付け力fを二次導体3の表面に付与しながらr方向に回転する。プローブ6aの周面には雄ねじ7が形成され、摩擦攪拌用ツール6が時計方向に回転するときは左ねじが切られ、反時計方向に回転するときは右ねじが切られる。かかる構成によって摩擦攪拌用ツール6が回転したときは、塑性流動した二次導体の材料を線状溝5の中に押し込む押し込み力gが与えられる。
摩擦攪拌用ツール6が線状溝5に対面する二次導体3の表面に押し当てられ、r方向に回転すると、プローブ6aに接する二次導体材が塑性流動状態となる。そのため摩擦攪拌用ツール6を回転させながらさらにプローブ6aを挿入し、その先端が溝5の内部に入り込むまで挿入する。プローブ6aの周面には雄ねじ7が形成されているので、塑性流動した二次導体材を溝5の内部に押し込む押し込み力gが発生し、その作用により、線状溝5の内部が二次導体材で充填される。このとき二次鉄心2は塑性流動しない。
線状溝5の内部に充填された二次導体材が冷却固化すると、楔形状を有する溝5に充填された二次導体材の楔効果により二次鉄心2と二次導体3とを強固に結合することができる。
従来二次鉄心2とアルミ、または銅からなる二次導体3との接合は、両者が異種材料であるため、爆着法、圧着法や非特許文献1に開示されたアンカーボンド法を採用していたが、爆着法は大掛かりな設備を必要とし、大きな爆発音を発し、施工が面倒であり、また圧着法、アンカーボンド法も同様に大掛かりな設備を要し施工も面倒であったが、本参考例のように摩擦攪拌接合法を採用することにより簡易な装置で容易に接合することができるとともに、接合部の強度も向上する。
また本参考例によれば、一方の二次導体材3のみを塑性流動させ、二次鉄心2は塑性流動せず、二次導体3の塑性流動材3aが二次鉄心2に設けられた線状溝5に入り込むようになっているので、両材料の軟化温度が異なっても、無理に軟化温度の高い二次鉄心2を塑性流動させる必要がなく、摩擦攪拌用ツール6を破損させるおそれがなく、かつ大きな動力を必要としない。
また本参考例では、線状溝5に充填された塑性流動材に相当する容量の凹みを二次導体表面に生じることはあるが、重ね合わせ面の接合であるため、二次導体表面から摩擦攪拌用ツール6のショルダ6bで加圧力を加え、あるいはプローブ6aの挿入深さを調整することにより、特許文献1又は2のように塑性流動材の内部に割れや空洞欠陥を生じることはない。
またプローブ表面にねじ部7を設け、塑性流動材を線状溝5内に押し込む押し込み力gを付与しているので、塑性流動材を線状溝5内に確実に充填することができるとともに、プローブ6aの先端を線状溝5の内部に挿入して回転させているので、溝内で十分な攪拌力が働き、そのため割れや空隙等を生じることもなく、十分な強度を有する接合部を形成できる。また塑性流動材は冷却固化しても収縮することがないので、冷却固化後も溝内に空隙を生じることがない。
参考例では、線状溝5を架台4の長手方向に等間隔で形成し、該線状溝5で強固な接合部を形成しているので、二次導体3の二次鉄心2に対する結合力が強固なものになる。
なお本参考例では、線状溝5の内部へ塑性流動材の押し込み力gを付与する構成として、プローブ6aの周面に雄ねじ7を形成していたが、押し込み力を形成する別な手段として、プローブ6aを先細りの円錐形状とし、該円錐形状の傾斜した周面に沿って線状溝5の内部へ押し込み力を付与するようにしてもよい。
(参考例2)
次に本発明の第2参考例を図3に基づいて説明する。本参考例は、前記第1参考例と同様に、リニアモータカー用のリアクションプレートに適用した場合の実施例であるが、本参考例のリアクションプレート11は二次鉄心をなくし、リアクションプレートの架台13に直接二次導体を接合する構成のものである。図3において、図(a)は図(b)のB−B断面図、図(b)は平面図、図(c)は図(a)中のC部拡大図である。リアクションプレート11は、長手方向に長尺状をなし軟鋼(SS400)製の架台13上に長辺が例えば約5mであってアルミ、または銅製の二次導体12を繋ぎ合わせて接合していくことで構成されている。
架台13の上面には、前記第1参考例と同様に、長手方向に等間隔で複数の線状溝14が設けられ、線状溝14は、前記第1参考例と同様に奥に行くほど面積が広がる楔形をなす。架台13の上面に二次導体12が載置されて、互いに接合される重ね合わせ面を形成する。この重ね合わせ面を前記第1参考例の図2に示す方法と同じ方法で摩擦攪拌用ツール6を用い、摩擦攪拌接合する。
即ち該線状溝14に対面する二次導体12の表面に摩擦攪拌用ツール6を当て、二次導体12に押し付け力を付与しながら回転することで、二次導体12を塑性流動させ、さらにプローブ6aを塑性流動した二次導体12の内部に挿入して二次導体を構成するアルミ、または銅材を攪拌させながら、プローブ6aの先端を線状溝14の内部に挿入する。
このようにプローブ6aを線状溝14の内部で回転させることにより、塑性流動材を線状溝14の内部に押し込む押し込み力を発生させて、塑性流動材12aを線状溝14の内部に充填するとともに、プローブ6aを線状溝14の内部で回転させることにより、線状溝14の内部に充填された塑性流動材12aを十分攪拌することにより、高い強度を有する接合部を形成することができる。図3(c)は、塑性流動材12aが線状溝14に充填された状態を示す。このような摩擦攪拌接合法を実施することによる作用効果は、前記第1参考例と同一である。
また本参考例においては、二次鉄心をなくしたことにより、前記第1参考例のように、架台4と二次鉄心2とを隅肉溶接する必要がなくなり、隅肉溶接部の割れを心配する必要がなくなる。
(参考例3)
次に本発明の第3参考例を図4により説明する。本参考例は、前記第2参考例と同一の構成を有するリアクションプレートの製造(即ち二次鉄心をなくした構成)に適用するものであり、第2参考例とは線状溝21の形状が異なり、その他の構成は同一である。なお前記第2参考例と同一の構成及び機能を有する部位については、第2参考例と同一の符号を付している。図4において、線状溝21は、架台13の長手方向に等間隔で線状に設けられている点は、前記第2参考例と同一であるが、線状溝21の形状は、楔形状はなく開口部及び底部ともに同一の面積を有する延設された直方体形状をなし、かつ内面に長手方向に延設された凹凸部22が設けられている。
従って該線状溝21に二次導体12を構成するアルミ、または銅材の塑性流動材12aが押し込まれたとき、該塑性流動材12aが凹凸部22に入り込むことによって、架台13との間で強固な結合力を発揮することができる。図4(c)は、塑性流動材12aが溝21の内部に充填された状態を示す。
その他の作用効果は、前記第2参考例と同一である。
(参考例4)
次に本発明の第4参考例を図5により説明する。本参考例は、前記第2参考例と比べて、線状溝14の配置のみならず、二次導体12の長手方向両端部において、架台13の長手方向に等間隔で配置された線状溝14の間にスポット状の溝31を設け、線状溝14及びスポット状溝31の箇所で摩擦攪拌接合したものである。
線状溝14の断面は、前記第2参考例と同様に奥広がりの楔形断面形状を有するが、一方スポット状溝31の内面は、図5(d)に示すように、円柱形で架台13の下面まで貫通しており、内面に雌ねじ32が形成されている。図5の(d)は、摩擦攪拌接合によりスポット状溝31の中間部まで二次導体12の塑性流動材12bが入り込んで冷却固化した状態を示す。
スポット状溝31では、雌ねじ32の凹凸に塑性流動材12bが入り込んで冷却固化することにより、二次導体12と架台13とがボルト結合と同一の結合状態となり、二次導体12と架台13との間で強固な結合力を得ることができる。二次導体12の長手方向両端部は、特に架台13から剥がれやすいが、本参考例のように線状溝14のみならず、内面に雌ねじ32が形成されたスポット状溝31を設けることにより、強固な結合力を発生できるので、二次導体12がその長手方向両端部から剥がれるおそれがない。
つぎに本発明の種々の変形例について図6から図10により説明する。図6から図10は、塑性流動しやすい部材(例えばアルミ)41と塑性流動し難い部材42の重ね合わせ面の接合部を示す。本発明では、接合部において塑性流動しやすい部材41が摩擦攪拌用ツールにより塑性流動され、塑性流動材が溝43の内部に充填される。その充填量に相当する容量だけ塑性流動しやすい部材41の表面に凹みが生じるが、図6では、摩擦攪拌接合前に予め部材41の表面に該充填量に相当する容積の凸部44を形成しておくことにより、部材41の表面に凹みを生じることがない。
図7では、部材41の溝43に対面する下面に同様の凸部45を形成することで、図8では、予め溝43の内部に部材41と同一材質の補充材46を挿入しておくことで、また図9では、部材41の表面に部材41と同一材質の補充材47を載置あるいは貼着しておくことで、部材41の表面に凹みを生じることを防止することができる。
また図10では、部材41の板厚を、溝43への塑性流動材の充填量に相当する削り代hを必要板厚hに足した板厚とし、摩擦攪拌接合法による接合後、溝43に対面する部材41の表面に凹みを生じたら、残りの削り代hを削り取ることにより、凹みの発生を防止することができる。
本発明によれば、軟化温度のことなる異種材料を摩擦攪拌接合法で接合する場合に、軟化温度の高い方の金属部材を摩擦攪拌することなく、軟化温度の低い方の金属部材のみ摩擦攪拌するだけで、簡単に接合強度の優れた接合部が得られ、かつ塑性流動材の内部に割れや空洞欠陥のない摩擦攪拌接合法を提供することができる。
(a)は、本発明をリニアモータカー用のリアクションプレートの製造に適用した第1参考例の断面立面図((b)のA−A断面)、(b)は同じく平面図である。 前記第1参考例での摩擦攪拌接合法を示す説明図である。 (a)は、同じくリアクションプレートの製造に適用した本発明の第2参考例の断面立面図((b)のB−B断面)、(b)は同じく平面図、(c)は(a)のC部拡大図である。 (a)は、同じくリアクションプレートの製造に適用した本発明の第3参考例の断面立面図((b)のD−D断面図)、(b)は同じく平面図、(c)は(a)のE部拡大図である。 (a)は、同じくリアクションプレートの製造に適用した本発明の第4参考例の断面立面図((b)のF−F断面図)、(b)は同じく平面図、(c)は(a)のG部拡大図、(d)は(a)のH部拡大図である。 本発明の変形例の説明図である。 本発明の別な変形例の説明図である。 本発明の別な変形例の説明図である。 本発明の別な変形例の説明図である。 本発明の別な変形例の説明図である。
1、11 リニアモータカー用リアクションプレート
2 二次鉄心
3、12 二次導体
3a、12a、12b 塑性流動材
4、13 架台
5、14、21 線状溝
6 摩擦攪拌用ツール
6a プローブ
6b ショルダ部
7 雄ねじ部
31 スポット状溝
22 凹凸部
32 雌ねじ部
44、45 凸部
46、47 補充材
h1 塑性流動しやすい部材41の必要板厚
h2 塑性流動しやすい部材41の削り代
g 押し込み力
r 回転方向
w 隅肉溶接部

Claims (4)

  1. 軟化温度が異なる第1及び第2の金属部材の板状部を重ね合わせ接合する方法において、
    軟化温度が高い方の第2の金属部材の板状部の接合箇所に溝を設け、
    前記溝がスポット状をなし、該溝の内面に雌ねじが形成され、
    軟化温度が低い方の第1の金属部材の該溝に対面する部位を摩擦攪拌用ツールで塑性流動を生じさせながら、該摩擦攪拌用ツールのプローブの先端を該塑性流動箇所を通して前記溝の内部に挿入し、
    該プローブの先端を前記溝に挿入しながら回転させることにより塑性流動した第1の金属部材を該溝内に押し込む押し込み力を発生させて、前記第1の金属部材からなる塑性流動材を該溝の該雌ねじに対する雄ねじを形成するように充填した後、冷却固化させ、
    更に前記プローブを先細りに傾斜した円錐形状とすることにより、塑性流動した第1の金属部材を前記スポット状の溝内に押し込む押し込み力を発生させることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  2. 前記スポット状溝の内部に第1の金属部材と同じ材質の補充材を予め充填しておくことを特徴とする請求項1記載の摩擦攪拌接合方法。
  3. 前記第1の金属部材の厚さを、必要板厚に該第1の金属部材が塑性流動して前記スポット状の溝に充填されることにより伴う該第1の金属部材の凹み高さに相当する分の削り代を付加して設定し、摩擦攪拌接合後、該削り代を切削することを特徴とする請求項1記載の摩擦攪拌接合方法。
  4. 前記第1の金属部材がリニアモータカー用リアクションプレートの二次導体であり、前記第2の金属部材が該リアクションプレートの架台又は該架台に取り付けられた二次鉄心であり、該架台又は該二次鉄心と該二次導体との重ね合わせ面にスポット状の溝を形成し、該溝内に該二次導体の塑性流動材を充填することにより接合部を形成することを特徴とする請求項1記載の摩擦攪拌接合方法。
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