JP4754628B2 - 化粧用ウェットティッシュ製品 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧効果を付与する組成物と接触している、不織布などの水不溶性基材から形成され、一貫したウェットティッシュの色安定性が維持されるように構成された化粧用ウェットティシュに関する。
化粧用ウェットティッシュは、商業的に非常に普及してきている。これらは手および顔を清潔にするために便利である。これらの製品を用いてメイクを落とすことは、特に効果的である。ふき取りティシュは、改善された含浸調合物の広がりやすさ、研磨作用および心地よい人間工学的手触りの有利性を提供する。
米国特許第6491937B1号(Slavtcheffら)は当技術の例示である。そこにおいて、使い捨ての実質的に乾燥した発泡性水不溶性軟質織物が報告されている。消費者は使用に際し、この製品を濡らして泡をたてる。
もう1つの種類のふき取りティッシュ製品が、米国特許第6294182B1号(Znaidenら)に報告されている。そこにおいて、α‐ヒドロキシカルボン酸を含浸させた使い捨てウェットティシュが開示されている。α‐ヒドロキシカルボン酸は、顔の細かい線およびしわの形成を抑制するために皮膚に送達される。
多くの化学薬品含浸ウェットティッシュに共通していることは、製品の元の色を変色させる傾向にあり得る成分である。したがって、変色を安定化できるまたは少なくとも最小にできる系が必要である。
発明の要旨
(i)水不溶性基材、
(ii)前記基材に接触している化粧用組成物[前記化粧用組成物は、
(a)前記組成物の0.001重量%から10重量%のコポリマー(前記コポリマーは複数のモノマーからなり、前記複数のモノマーの1つはC3〜20酸のビニルエステルである。)、
(b)前記組成物の0.000001重量%から2重量%の茶エキス、および
(c)前記組成物の1重量%から99重量%の、化粧品として許容される担体
を含む。]
を含む、化粧用ウェットティッシュ製品が提供される。
発明の詳細な説明
この度、コポリマーと茶エキスとの組み合わせにより、色における変化に対して化粧用ウェットティッシュが安定化され得ることが見出された。このコポリマーは複数のモノマーからなり、この複数のモノマーの1つはC3〜20酸のビニルエステルである。
3〜20酸のビニルエステルのモノマーは、プロピオン酸ビニル、ヘキサノン酸ビニル、オクタン酸ビニル、デカン酸ビニル、イソデカン酸ビニル、ネオデカン酸ビニル、ドデカン酸ビニル、ヘキサデカン酸ビニル、オクタデカン酸ビニル、ベヘン酸ビニルおよびこれらの混合物であり得るが、これらに限定されない。最も好ましいのは、イソデカン酸ビニルおよびネオデカン酸ビニルである。このモノマーの量は、コポリマー重量の1%から99%、好ましくは20%から80%、最適には40%から60%で構成され得る。
1つ以上の他のモノマーが、コポリマー中に存在してよい。本発明の目的のために、用語「コポリマー」は、2、3、4、5またはそれ以上の異なるモノマーから形成されるポリマーを含む。これら他のモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシエチル、ジビニルベンゼン、ビニルカプロラクタム、酢酸ビニル、マレイン酸または無水マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸またはメタクリル酸のC10〜30エステル、タウリン酸アクリロイルジメチル、スチレン、メチルスチレン、イソプレン、ブテン、イソヘキサデカン、塩化ビニル、ビニルピロリドン、ビニルメチルエーテル、ビニルホルムアミドおよびこれらの組み合わせ、ならびにカルボキシレート基を有するモノマーの塩から選択され得る。他のモノマーの量は、コポリマー重量の0.1%から99%、好ましくは20%から80%、最適には40%から60%の範囲内であり得る。
最も好ましいのは、アクリレート/イソデカン酸ビニル・クロスポリマー(Acrylates/Vinyl Isodecanoate Crosscopolymer)のINCI名を有するコポリマーであり、このコポリマーは、Stabylen 30(登録商標)として3V Sigma S.P.A.社より市販されている。Stabylen 30(登録商標)は、イソデカン酸ビニルのエステルと、アクリル酸、メタクリル酸またはこれらの単純エステルの1つからの1つ以上のモノマーとのコポリマーであり、このコポリマーは、ポリアルケニルポリエーテルにより架橋されている。
コポリマーの量は、化粧用組成物の重量の0.001%から10%、好ましくは0.01%から5%、最適には0.1%から0.5%の範囲内であり得る。
茶エキスは、いずれの溶媒をも差し引いた茶から抽出された成分を意味するのに意図された用語である。このエキスは、水溶性であっても水不溶性であってもよく、各々親水性または疎水性の溶媒中に担持され得る。水およびエタノールは、好ましい抽出溶媒である。茶エキスの量は、化粧用組成物の重量の0.000001%から2%、好ましくは0.0001%から1%、最適には0.001%から0.5%の範囲内であり得る。
本明細書中では、「茶」と言う場合、カモミールおよびペパーミントなどの関係のないハーブティー製品よりむしろ、茶樹、カメリア・シネンシス(Camellia Sinensis)およびその製品または、例えばカメリア・アッサイミカ(Camellia Assaimica)などの同等の樹、またはそれらの交配種、およびこのような同等の樹の製品を言うと解釈されるべきである。
商業用茶製品の圧倒的大多数は、葉の色を緑色から赤銅色に変化させるのに、およびそれらの風味を強めるのに充分な時間実施される、緑茶の樹の葉の通気、および場合によりすり潰しにより調製される紅茶を含む。これは、発酵過程であり、ここで酵素酸化を含む種々の自然の化学反応が起きる。典型的な紅茶は、ダージリン・アッサムまたはスリランカ種などの発酵した葉である。
緑茶は、もう1つの重要な商業的分類である。緑茶は、空気に長時間さらされることなく、単に植物をしおれさせおよび乾燥させることにより、植物から製造される。緑茶の品種は、例えばC.シネンシス(C.Sinensis)、C.アッサミカ(C.Assamica)、ヤブキタ(Yabukita)品種またはこれらの交配種などのカメリア属、から得られる緑茶の葉から調製される煎茶(中級緑茶)、玉露(遮光して栽培した緑茶)または点茶(粉末茶)を含む。
もう1つの茶は、半発酵種であり、これらは、鉄観音(Tieguangin)、イロタネ(Irotane)、黄金桂(Huangjgui)または武夷岩茶(Wuyuyaucha)などのいわゆるウーロン茶である。
黄茶は、生の緑茶製品の部分発酵により調製され、紅茶を製造するよりは発酵が実質的に少ない。白茶は、開く前に収穫され、しおれさせゆるやかに乾燥された新芽から調製される。
本発明のために特に好ましいのは、カメリアシネンシス葉エキス(緑茶)、白茶葉エキスおよびシクロピア・インテルメディア(Cyclopia Intermedia)(ハニーブッシュ)葉エキスの組み合わせである。これら3種の茶エキスは、緑茶、白茶および紅茶を本質的に組み合わせたものである。緑茶エキスおよび白茶エキスは、10000:1から1:10000、好ましくは1000:1から1:1000、より好ましくは100:1から1:100、最適には2:1から1:2の相対的重量比において存在してよい。緑茶および白茶の紅茶に対する比は、10000:1から1:10000、好ましくは1000:1から1:1000、最適には500:1から100:1であってよい。
本発明の組成物は、化粧品として許容される担体をも含む。担体の量は、1%から99.9%、好ましくは70%から95%、最適には80%から90%の範囲であってよい。中でも有用な担体は、水、皮膚軟化剤、脂肪酸、脂肪アルコール、保湿剤、増粘剤およびこれらの組み合わせである。担体は水性、無水物または乳剤であってよい。好ましくは、組成物は水性、特にW/OまたはO/Wまたは三重のW/O/W型の水と油との乳剤である。水が存在する場合、組成物重量の5%から99%、好ましくは20%から90%、最適には40%から80%の範囲の量であってよい。
皮膚軟化剤材料は、化粧品として許容される担体として機能できる。これらの材料は、シリコーン油、合成エステルおよび炭水化物の形態であってよい。皮膚軟化剤の量は、組成物重量の0.1%から30%、好ましくは1%から10%の範囲内の、任意の量であってよい。
シリコーン油は、揮発性品種および不揮発性品種に分類され得る。本明細書中で用いる場合、用語「揮発性」は、周囲温度で測定可能な蒸気圧を有する材料を指す。揮発性シリコーン油は、3から9の、好ましくは4から5のケイ素原子を含む環式の(シクロメチコン)または線状のポリジメチルシロキサンから、好ましくは選択される。
皮膚軟化剤材料として有用な不揮発性のシリコーン油は、ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびポリエーテルシロキサンのコポリマーを含む。本明細書中で有用な本質的に不揮発性のポリアルキルシロキサンは、例えば25℃で約5×10−6から0.1m/秒の粘度を有するポリジメチルシロキサンを含む。好ましい不揮発性皮膚軟化剤の中で本組成物において有用なのは、25℃で約1×10−5から約4×10−4/秒の粘度を有するポリジメチルシロキサンである。
不揮発性シリコーンのもう1つの種類は、乳化性および非乳化性シリコーンエラストマーである。この分類の代表的なものは、Dow Corning 9040、General Electric SFE 839およびShin−Etsu KSG−18として入手可能なジメチコン/ビニルジメチコンクロスポリマーである。Silwax WS−L(ラウリン酸ジメチコンコポリオール)などのシリコーンワックスもまた有用であり得る。
エステル皮膚軟化剤の中では、
ネオペンタン酸イソアラキジル、イソナノン酸イソノニル、ミリスチル酸オレイル、ステアリン酸オレイルおよびオレイン酸オレイルなどの、10から20の炭素原子を有する脂肪酸のアルケニルまたはアルキルエステル;
エトキシ化脂肪アルコールの脂肪酸エステルなどのエーテル‐エステル;
エチレングリコールのモノおよびジ‐脂肪酸エステル、ジエチレングリコールのモノ‐およびジ‐脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール(200から6000)のモノ‐およびジ‐脂肪酸エステル、プロピレングリコールのモノ‐およびジ‐脂肪酸エステル、モノオレイン酸ポリプロピレングリコール2000、モノステアリン酸ポリプロピレングリコール2000、モノステアリン酸エトキシ化プロピレングリコール、グリセリルモノ‐およびジ‐脂肪酸エステル、ポリグリセロールポリ脂肪酸エステル、モノステアリン酸エトキシ化グリセリル、モノステアリン酸‐1,3−ブチレングリコール、ジステアリン酸‐1,3−ブチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどの多価アルコールエステル;が挙げられる。特に有用なのは、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパンおよびC1〜30アルコールのネオペンチルグリコールエステル;
蜜ろう、鯨ろうおよびトリベヘニンワックスなどのワックスエステル;
ステロールエステル(例えば、コレステロール脂肪酸エステル);および
スクロースポリベヘネートおよびスクロースポリコットンシーデートなどの脂肪酸の糖エステル;である。
化粧品として許容される、適した担体である炭化水素は、ペトロラタム、鉱物油、C11〜13イソパラフィン、ポリαオレフィンおよび特にイソヘキサデカン(Presperse Inc.よりPermethyl 101Aとして市販されている)を含む。
10から30の炭素原子を有する脂肪酸もまた、化粧品として許容される担体に適し得る。この分類の例としては、ペラルゴン酸、ラウリル酸、ミリスチル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リシノール酸、アラキン酸、ベヘン酸およびエルカ酸が挙げられる。
10から30の炭素原子を有する脂肪アルコールは、化粧品として許容される担体のもう1つの有用な分類である。この分類の例としては、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコールおよびセチルアルコールが挙げられる。
多価アルコール型の保湿剤は化粧品として許容される担体として使用され得る。典型的な多価アルコールは、グリセリン(グリセロール)、ポリアルキレングリコールおよびより好ましくはアルキレンポリオール、およびこれらの誘導体を含み、これらは、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびその誘導体、ソルビトール、ラフィノース、ブドウ糖、トレハロース、ヒドロキシプロピルソルビトール、へキシレングリコール、1,3‐ブチレングリコール、イソプレングリコール、1,2,6‐へキサントリオール、エトキシ化グリセロール、プロポキシ化グリセロールおよびこれらの混合物を含む。保湿剤の量は、組成物重量の0.5%から50%、好ましくは1%から15%の間の、任意の範囲内であってよい。
増粘剤は、本発明による組成物の化粧品として許容される担体の一部として利用され得る。典型的な増粘剤は、架橋アクリレート(例えば、Carbopol 982(登録商標))、疎水的に変性されたアクリレート(例えば、Carbopol 1382(登録商標))、セルロース誘導体および天然ガムを含む。有用なセルロース誘導体の中では、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメトセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースが挙げられる。本発明に適した天然ガムは、グアー、キサンタン、スクレロチウム、カラギーナン、ペクチンおよびこれらのガムの組み合わせを含む。無機物、特にベントナイトおよびヘクトライトなどの粘土、ヒュームドシリカ、ならびにケイ酸マグネシウムアルミニウム(Veegum(登録商標))などのケイ酸塩もまた増粘剤として利用され得る。増粘剤の量は、組成物重量の0.0001%から5%、通常0.001%から1%、最適には0.01%から0.5%の範囲内であってよい。
乳化剤もまた、本発明の組成物中に組み込まれ得る。これらの乳化剤は、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性、両性の乳化剤およびこれらの組み合わせであってよい。有用な非イオン型乳化剤は、疎水物1モル当たり2から100モルの酸化エチレンまたは酸化プロピレンで縮合されたC10〜20の脂肪アルコールまたは脂肪酸の疎水物;2から20モルの酸化アルキレンで縮合されたC2〜10アルキルフェノール;エチレングリコールのモノ‐およびジ‐脂肪酸エステル;脂肪酸モノグリセリド;モノ‐およびジ‐C8〜20脂肪酸ソルビタン;ブロックコポリマー(酸化エチレン/酸化プロピレン);およびポリオキシエチレンソルビタンならびにこれらの組み合わせを含む。アルキルポリグリコシドおよび糖類脂肪アミド(例えば、メチルグルコナミド)もまた、適した非イオン性乳化剤である。乳化剤として特に好ましいものは、40モルの酸化エチレンでアルコキシル化された硬化カスターワックス(Cremophore RH‐40(登録商標)として市販されている)である。
陰イオン型および両性型の穏やかな乳化剤もまた使用され得る。特に好ましい陰イオン型の例としては、C8〜20アシルのイソチオン酸塩、ラウロアンホ酢酸塩およびサルコシン塩が挙げられる。好ましい両性型は、コカミドプロピルベタインおよびジメチルベタインを含む。
有利には、いずれかの乳化剤または界面活性剤の存在を避けることが望ましい可能性があるが、なぜならば、それはこれらの活性剤は皮膚の脂質バリアを損ない、刺激作用を生じる傾向があるからである。これらはまた、色安定性も妨げる可能性がある。
乳化剤の量は、0.005%から20%、好ましくは0.1%から5%、およびより好ましくは0.5%から0.8%の範囲内であってよい。1つの特に好ましい実施形態において、乳化剤は、組成物重量の0.1%未満で存在する。
日焼け止め有効物質もまた、本発明の組成物において含まれ得る。特に好ましいのは、p‐メトキシ桂皮酸エチルへキシル(Parsol MCX(登録商標)として入手可能)、アボベンゼン(Parsol 1789(登録商標)として入手可能)およびベンゾフェノン−3(オキシベンゾンとしても知られている)のような材料である。無機の日焼け止め有効物質は、超微粒二酸化チタン、酸化亜鉛、ポリエチレンおよび多様な他のポリマーなどが、利用され得る。日焼け止め剤が存在する場合の量は、通常、組成物の重量の0.1から10%、好ましくは0.5%から5%、最適には1%から2%の範囲でよい。
潜在的に有害な微生物の増殖を防止するために、保存料が、本発明の化粧用組成物中に望ましくは組み込まれ得る。本発明の組成物のために適した従来の保存料は、パラ‐ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステルである。最近より多く用いられるようになったその他の保存料は、ヒダントイン誘導体、プロピオン酸塩および種々の四級アンモニウム化合物を含む。コスメティック・ケミストは、適切な保存料に精通しており、日常的にそれらを選択し、保存料負荷試験に合格させ製品安定性を提供する。特に好ましい保存料は、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、イミダゾリジニル尿素、デヒドロ酢酸ナトリウムおよびベンジルアルコールである。保存料は、組成物の用途および保存料とエマルジョン中の他の成分との間におこりうる不適合を考慮して選択されるべきである。保存料は、好ましくは、組成物重量の0.01%から2%の範囲の量において使用される。
本発明の組成物は、ビタミンを含んでよい。ビタミン例としては、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEおよびビオチンが挙げられる。ビタミンの誘導体もまた使用され得る。例えば、ビタミンC誘導体は、テトライソパルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウムおよびアスコルビルグリコシドを含む。ビタミンEの誘導体は、酢酸トコフェロール、パルミチン酸トコフェロールおよびリノール酸トコフェロールを含む。DL‐パンテノールおよび誘導体もまた使用され得る。本発明による組成物中に存在する場合のビタミンの総量は、組成物の重量の0.001%から10%、好ましくは0.01%から1%、最適には0.1%から0.5%の範囲内であってよい。
有用な物質のもう1つの種類は、オキシダーゼ、プロテアーゼ、リパ−ゼおよびそれらの組み合わせなどの酵素であり得る。特に好ましいのは、スーパーオキシドジムターゼ(Brooks Company,USAからBiocell SODとして市販されている。)である。
皮膚美白化合物が、本発明の組成物において含まれ得る。そのような物質の例としては、胎盤抽出物、乳酸、ナイアシンアミド、アルブチン、コウジ酸、フェルル酸、レゾルシノールおよび4位置換レゾルシノールを含む誘導体、ならびにこれらの組み合わせが挙げられる。これらの物質の用量は、組成物重量の0.1%から10%、好ましくは0.5%から2%の範囲内であってよい。
落屑促進剤が存在し得る。その例としては、α‐ヒドロキシカルボン酸およびβ‐ヒドロキシカルボン酸が挙げられる。用語「酸」は、遊離の酸のみならず、それらの塩およびそれらのC1〜30アルキルまたはアリールとのエステル、および脱水により環式または直鎖ラクトン構造を形成して生成されるラクトンも含むことを意味する。代表的な酸としては、グリコール酸、乳酸およびリンゴ酸がある。サリチル酸は、β‐ヒドロキシカルボン酸の代表例である。これらの材料が存在する場合の量は、組成物重量の0.01%から8%の範囲内であってよい。
また、リポ酸、レチノキシトリメチルシラン(Clariant Corp.からSilcare 1M−75(商標)として入手可能である)、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)およびこれらの組み合わせなどの材料が含まれ得る。セラミド(セラミド1、セラミド3、セラミド3Bおよびセラミド6を含む)ならびに疑似セラミドもまた、本発明の多くの組成物に利用され得る。これらの材料の量は、組成物重量の0.000001%から10%、好ましくは0.0001%から1%の範囲内であってよい。
着色剤、香料、乳白剤および研磨剤もまた、本発明の組成物において含まれ得る。これらの物質の各々は、組成物重量の0.05%から5%、好ましくは0.1%から3%の間の範囲内であってよい。
本発明の組成物はさらに、茶ではないハーブエキスを含むことができる。エキスの例としては、スカルキャップ、イラクサ根、スウェルティア・ジャポニカ(Swertia Japonica)、ウイキョウおよびアロエベラ(Aloe Vera)のエキスが挙げられる。各々のエキスの量は、組成物重量の0.0001%から1%、好ましくは0.01%から0.5%、最適には0.05%から0.2%の範囲内であってよい。
ステビオシド、α‐ビサボロールおよびグリチルリチン酸塩を含む抗刺激剤もまた存在し得、各抗刺激剤は、組成物重量の0.0001%から1%、好ましくは0.01%から0.3%の範囲内の量において存在する。
本発明の1つのさらなる必要な態様は、基材の態様である。好ましくは、基材は、水不溶性物質である。「水不溶性」は、基材が水に溶けないかまたは水に浸漬しても容易に分解しないことを意味する。
広範な種々の材料が基材として用いられ得る。下記の限定されない特徴が望ましい。その特徴とは、(i)用いるのに充分な湿潤強度、(ii)充分な研磨性、(iii)充分な弾性および多孔性、(iv)充分な厚み、(v)適切な大きさ、および(vi)含浸組成物の成分に対する非反応性である。
上記基準の少なくともいくつかを満たす、適した基材の限定されない例としては、不織布基材、織布基材、水圧的に絡み合わされた(hydroentangled)基材、気圧的に絡み合わされた(airentangled)基材などが挙げられる。好ましい実施形態において、不織布基材が使用される。なぜなら、これらが種々の材料において経済的であり容易に入手できるからである。不織布とは、層が布に織られておらずむしろシート、特に組織に形成されている繊維を含むことを意味する。繊維は、ランダム繊維(すなわち、ランダムに並べられた)でもあり得、またはカーディング処理繊維(すなわち、主に一方向に向けて梳かれた)でもいずれかであり得る。さらに、不織布基材は、ランダム繊維の層とカーディング処理繊維の層との組み合わせで構成され得る。
不織布基材は、天然および合成の両方の多様な材料で構成され得る。天然とは、材料が植物、動物、昆虫または副産物に由来することを意味する。合成とは、材料が、主に多様な人工材料から得られるか、または通常、普通の合成または天然の織物用繊維またはこれらの混合物を含む繊維織物である材料から得られることを意味する。
本発明において有用な天然材料の限定されない例としては、絹繊維、ケラチン繊維およびセルロース繊維が挙げられる。ケラチン繊維の限定されない例としては、羊毛繊維、ラクダ毛繊維などからなる群より選択されるものが挙げられる。セルロース繊維の限定されない例としては、木材パルプ繊維、綿繊維、麻繊維、ジュート繊維、亜麻繊維およびそれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。木材パルプ繊維が好ましい。
本発明において有用な合成材料の限定されない例としては、アセテート繊維、アクリル繊維、セルロースエステル繊維、モダクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維およびこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。これらの合成材料のいくつかの例としては、Acrilan(登録商標)、Creslan(登録商標)およびアクリロニトリル系繊維のOrlon(登録商標)などのアクリル繊維;酢酸セルロースのArnel(登録商標)およびAcele(登録商標)などのセルロースエステル繊維;ナイロン(例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610など)などのポリアミド;Fortrel(登録商標)、Kodel(登録商標)およびポリエチレンテレフタレート繊維のDacron(登録商標)などのポリエステル;ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン;ポリビニルアセテート繊維およびこれらの混合物が挙げられる。
天然材料から製造された不織布基材は、繊維の懸濁液から細かいワイヤースクリーン上に、最も一般に形成された織物またはシートから成る。
本発明において有用な天然材料から製造される基材は、広範囲の市販品から得ることができる。本発明中で有用な適切な市販の紙層の限定されない例としては、Airtex(登録商標)(James River Corporation(Green Bay, Wl)から入手可能な型押エアレイドセルロース層)およびWalkisoft(登録商標)(Walkisoft(U.S.A., Mount Holly, NC)から入手可能な型押エアレイドセルロース層)が挙げられる。
本発明において有用な合成材料から製造される不織布基材もまた、広範囲の市販品から得ることができる。本発明において有用な適した不織布層の限定されない例としては、HEF 40−047(Veratec,Inc.(Walpole, MA)から入手可能な、約50%レーヨンおよび50%ポリエステルを含む孔開きの水圧的に絡み合わされた材料);HEF 140−102(Veratec,Inc.(Walpole, MA)から入手可能な、約50%レーヨンおよび50%ポリエステルを含む孔開きの水圧的に絡み合わされた材料);Novenet(登録商標)149−191(Veratec,Inc.(Walpole,MA)から入手可能な、約69%レーヨン、約25%ポロプロピレンおよび約6%綿を含む格子模様に型押しした熱接着材料);HEF Nubtex(登録商標)149−801(Veratec,Inc.(Walpole,MA)から入手可能な、約100%ポリエステルを含む瘤付き、孔開きの水圧的に絡み合わされた材料);Keybak(登録商標)951V(Chicopee Corporation(New Brunswick,NJ)から入手可能な、約75%レーヨンおよび約25%アクリル繊維を含む、乾式成形、孔開きの材料);Keybak(登録商標)1368(Chicopee Corporation(New Brunswick,NJ)から入手可能な、約75%レーヨンおよび約5%ポリエステルを含む孔開きの材料);Duralace(登録商標)1236(Chicopee Corporation(New Brunswick,NJ)から入手可能な、約100%レーヨンを含む穴開きの水圧的に絡み合わされた材料);Duralace(登録商標)5904(Chicopee Corporation(New Brunswick,NJ)から入手可能な、約100%ポリエステルを含む孔開きの水圧的に絡み合わされた材料);およびSontaro(登録商標)8868(Dupont Chemical Corpから入手可能な、約50%セルロースおよび約50%ポリエステルを含む、水圧的に絡み合わされた材料)などが挙げられる。
本発明の目的のためのウェットティッシュとして最も好ましいのは、不織布基材、特に10:90から90:10の、好ましくは20:80から80:20の、最適には40:60から60:40の重量比のレーヨン/ポリエステルの混合物である。最も有用なウェットティッシュは、70:30レーヨン/ポリエステル不織布ティッシュ製品である。
基材は、広範で多様な形状および形態に製造され得る。一般に、基材は、使い捨てウェットティッシュの形状であり、折り畳んでよい。有利には、ウェットティッシュの大きさは、その長さが10cmから40cm、好ましくは15cmから30cm、最適には18cmから24cmの範囲内であってよい。ウェットティッシュの幅は、8cmから30cm、好ましくは10cmから25cm、最適には15cmから20cmの範囲内であってよい。
5から100まで、好ましくは10から50までの、任意の枚数の単独のウェットティッシュは、小分けポーチ内、好ましくは水分不浸透性のポーチ内に保存され得る。保存中および小分けの間に、ポーチは、通常小分け開口部を覆う接着ストリップにより再シールすることができる。単一のウェットティッシュを含むポーチもまた使用され得る。
本発明の基材は、2層以上の層を含むことができ、各層は異なる質感および研磨性を有する。異なる質感は、材料の異なる組み合わせの使用から、または剥離のためにより研磨性のある面と、穏やかな清浄のためのより柔らかい、吸収性のある面とを有する基材の使用から生じ得る。また、基材の別々の層は、異なる色を有するように製造され得、それにより、使用者が表面を識別することを助ける。
水不溶性基材および化粧用組成物は、各々20:1から1:4、好ましくは3:1から1:1.5および最適には1:1の重量において存在し得る。
用語「含む」は、述べられた要素に一切限定されず、むしろ主要なまたは副次的な機能的重要性を有する、明記しない要素を包含する。言い換えれば、列挙された段階、要素または選択肢が完全である必要はない。用語「包含する」または「有する」を用いるときは常に、これらの用語は上記で定義した「含む」に相当する意味である。
実施例および比較例を除いて、またはさもなければ明確に指示されていなければ、この記述中における材料の量を指示するすべての数字は、「約」と言う言葉により、場合により修飾されていると解釈されるべきである。
以下の実施例は、本発明の実施形態をより完全に例示する。本明細書中および添付の特許請求の範囲中で述べられる全ての部、パーセンテージおよび比率は、別に規定のない限り重量基準によるものである。
(実施例)
一連の実験を実施して、メイクアップ落としとして構成された不織布ウェットティッシュの変色の最小化に対する、茶エキスおよび異なる種類のコポリマーの有効性を測定した。
比色分析を評価のために利用した。バックグランドにより、比色計は赤、緑および青のフィルターを利用して、光および色に対するヒトの目の応答を評価する装置である。本実験のために利用したGretag MacBeth Color−Eye 7000Aは、対象の色を測定するためにCIE1976Lab色空間法を使用している。
この方法において、色空間を三次元空間として視覚化でき、空間内のいずれかの色の位置を、その色座標であるL、aおよびbにより決定する。Lは試料の明るさの尺度であり、0(黒)から100(白)の範囲に及ぶ。aおよびbの量(反対型座標(opponent−type coordinates)と呼ばれる)は、赤色度(正のa)または緑色度(負のa)、黄色度(正のb)または青色度(負のb)を規定する。これらの座標(aおよびb)は中性色(白、灰色および黒)に対する0に近づく。aおよびbに対する値が高いほど色はより飽和している。
試験用と基準との間の絶対色座標における差は、2つの間の色差(D)を定量化する。
基準(1)=L1×a1×b1
試験(2)=L2×a2×b2
D(L)=L2−L1
D(a)=a2−a1
D(b)=b2−a1
これらの差をデルタと呼ぶ。デルタ(DE)は総色差の大きさを表し、以下のように定義される。
DE=[(DL)+(Da)+(Db)]1/2
試験手順は、化粧品組成物を不織布基材(70%レーヨン/30%ポリエステル(Polymer Group Inc.およびGreen Bay Non−Wovens))上に被覆することを含んでいた。測定を、Gretag MacBeth Color−Eye 7000A機器により行った。組成物を含浸させた試料を4℃、25℃、41℃および51℃の順で作動する温度調節室内に配置し、測定を、7日、14日、30日、60日および90日の間隔で行った。試料を、反射モードにおいて測定した。基準は、試験前の組成物含浸試料とした。表IIに示す結果は、種々の時間間隔で各々の試験温度に対して測定した値の平均値である。
表Iに、種々の試験試料に対する調合物成分を列挙した。
Figure 0004754628
Figure 0004754628
表IIに記録された結果に基づくと、Stabylen30(登録商標)と茶エキスとの組み合わせが、不織布ティッシュの色安定性を高めることが明らかである。これらの成分の1つまたは両方がない場合、DE値が両方の成分を含む成分(試料G)よりも高くなる(色不安定性が大きくなる)。Pemulen(登録商標)、Simulgel A(登録商標)およびAristoflex AVC(登録商標)などの他のコポリマーは、いずれもStabylen 30(登録商標)よりも有効性が低かった。

Claims (7)

  1. (i)水不溶性基材、
    (ii)前記基材に接触している化粧用組成物[前記化粧用組成物は、
    (a)前記組成物の0.001重量%から10重量%のコポリマー(前記コポリマーは複数のモノマーからなり、前記複数のモノマーの1つはC3〜20酸のビニルエステルである。)、
    (b)前記組成物の0.000001重量%から2重量%の茶エキス、および
    (c)前記組成物の1重量%から99重量%の、化粧品として許容される担体
    を含む。]
    を含む、化粧用ウェットティッシュ製品。
  2. 前記組成物が、0.1%未満の乳化剤をさらに含む、請求項1に記載のウェットティッシュ。
  3. 前記基材が、10:90から90:10の重量比におけるレーヨンとポリエステルとの混合物である、請求項1または2に記載のウェットティッシュ。
  4. 前記茶エキスが、カメリア・シネンシス(Camellia Sinensis)緑茶葉エキス、白茶葉エキス、紅茶葉エキスおよびこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載のウェットティッシュ。
  5. 前記茶エキスが、緑茶エキス、白茶エキスおよび紅茶エキスの組み合わせである、請求項1から3のいずれか1項に記載のウェットティッシュ。
  6. 前記コポリマーを形成する他のモノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシエチル、ジビニルベンゼン、ビニルカプロラクタム、酢酸ビニル、マレイン酸または無水マレイン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸またはメタクリル酸のC10〜30エステル、タウリン酸アクリロイルジメチル、スチレン、メチルスチレン、イソプレン、ブテン、イソヘキサデカン、塩化ビニル、ビニルピロリドン、ビニルメチルエーテル、ビニルホルムアミドおよびこれらの組み合わせ、ならびにカルボキシレート基を有するモノマーの塩からなる群より選択される、請求項1から5のいずれか1項に記載のウェットティッシュ。
  7. 前記コポリマーが、アクリレート/イソデカン酸ビニル・クロスポリマー(Acrylates/Vinyl Isodecanoate Crosspolymer)(INCI名)である、請求項1から5のいずれか1項に記載のウェットティッシュ。
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