JP4753970B2 - アンテナ回転台のストッパ装置 - Google Patents
アンテナ回転台のストッパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4753970B2 JP4753970B2 JP2008151885A JP2008151885A JP4753970B2 JP 4753970 B2 JP4753970 B2 JP 4753970B2 JP 2008151885 A JP2008151885 A JP 2008151885A JP 2008151885 A JP2008151885 A JP 2008151885A JP 4753970 B2 JP4753970 B2 JP 4753970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striker
- antenna turntable
- antenna
- cam
- oil buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
この種のストッパ装置は、アンテナ回転台の底面にストライカを固定し、固定台座の上面の上記両方向の最大駆動角となる位置に、回転慣性力を吸収するオイルバッファをそれぞれ設置し、ストライカを所定位置のオイルバッファに当接させてアンテナ回転台を停止させるという基本構成を備えている。このようなストッパ装置の場合、アンテナ回転台が例えば時計回り方向へ回転する場合、ストライカが時計回り方向の最大駆動角の停止位置にあるオイルバッファに向かって回動し出したときに、途中の反時計回り方向の最大駆動角の停止位置のオイルバッファ(以下、「逆方向のオイルバッファ」とする)に対しては衝突を回避して移動できるようにする機構が必要となる(例えば特許文献1参照)。特許文献1で提示している従来技術では、オイルバッファが手前に位置する場合、オイルバッファの支持機構がアンテナ回転台の正逆回動時にストライカと係合することにより、オイルバッファに逃げ状態と復帰状態の切り換えを行う回転を与えるようにしている。
図1は、この発明の実施の形態1による回転体のストッパ装置を適用したパラボラアンテナ装置の外観概略構造を示す正面図である。図2は図1のF−F側を示す平面図である。
図1において、パラボラアンテナ装置は、地面1に対し、水平な上面2aを持つ固定台座2を設置し、その上に回転するアンテナ回転台3を備えている。なお、ここでは「アンテナ回転台」という表現を用いているが、実際には、アンテナを回転支持する構造としてやぐら状の骨組みの架体も存在している。この発明はこれらの架体にも適用できるものであるので、この発明においては、これらの架体も含めて「アンテナ回転台」と呼ぶことにする。また、「固定台座」は、この発明では固定面も含む表現とする。
昇降器20は、アンテナ回転台3に固定されるベース部20aを持ち、ベース部20aの中央には回転軸20bを備えている。この回転軸20bの上端には円筒カム21の底部が固定されている。円筒カム21は、円周に沿って上下に変化するカム曲線を持つ平行な2つのカム面21a,21bを備えている。回転軸20bは、アンテナ回転台3が回転駆動するときに、その回転に連動する旋回ギア40の回転を、入力ギア25、減速器26を介して受けることにより円筒カム21を回転させる動作を行う。
先ず、アンテナ回転台3(またはストライカ10)が基準位置Sの状態とする。また、円筒カム21も基準位置Sにある。このとき、カム面はカム曲線で一番高い位置にあり、ストライカ10は最大上昇距離hにある。次に、アンテナ回転台3が最大駆動角275°の停止位置Aに向かって時計回り方向に回転し始め、ストライカ10が基準位置Sから85°に設置された逆方向のオイルバッファ32にさしかかる。このとき、円筒カム21はアンテナ回転台3の回転に同期して回転するが、そのカム面は引き続きカム曲線の一番高い位置を保っている。そのため、ストライカ10は下降せず、オイルバッファ32に接触することなくその上を通過する。
一方、アンテナ回転台3が基準位置Sから最大駆動角−275°の停止位置Bに向かって反時計回り方向に回転する場合も、円筒カム21が−180°回転してカム面を上述と同様に変化させるので、途中に設置された逆方向のオイルバッファ31と接触することはなく円滑な動作が行われる。
Claims (2)
- 固定台座上でAZ軸を中心に回転可能に設置されたアンテナ回転台の底面内周付近に設けアンテナ回転台と共に回転するストライカを、アンテナ回転台の回転前の基準位置から時計方向および反時計方向にそれぞれ180°以上、360°以内にあるアンテナ回転台の最大回動角となる固定台座上の停止位置に設置したオイルバッファに当接させてアンテナ回転台を停止させるアンテナ回転台のストッパ装置において、
アンテナ回転台の回転角と同期して回転する円筒カムによりシリンダ状のストライカを昇降させ、かつ支持する昇降器をアンテナ回転台の底部に備え、
前記円筒カムは、ストライカが基準位置から途中の逆方向のオイルバッファと重なる位置にある間はストライカを当該逆方向のオイルバッファよりも高い上昇位置に保ち、当該逆方向のオイルバッファを過ぎて停止目標のオイルバッファの位置に達するまでの間に当該停止目標のオイルバッファと当接する高さ位置までストライカを降下させることを特徴とするアンテナ回転台のストッパ装置。 - 円筒カムは、
カム面が最も高い位置の中心を0°とし、最も低い位置の中心を180°とし、0°から±180°に向かう経路が同じように減少するカム曲線を有し、
前記カム曲線の0°をストライカの回転前の基準位置に合わせ、前記カム曲線の±180°付近の位置を対応する時計方向および反時計方向にあるアンテナ回転台の最大駆動角の停止位置と一致させるようにアンテナ回転台の回転角と同期して回転されることを特徴とするアンテナ回転台のストッパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008151885A JP4753970B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | アンテナ回転台のストッパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008151885A JP4753970B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | アンテナ回転台のストッパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009302660A JP2009302660A (ja) | 2009-12-24 |
JP4753970B2 true JP4753970B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=41549143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008151885A Expired - Fee Related JP4753970B2 (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | アンテナ回転台のストッパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4753970B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109411868B (zh) * | 2018-10-30 | 2020-06-05 | 哈尔滨工业大学 | 一种雷达天线后挡器限位机构 |
CN114895721B (zh) * | 2022-05-18 | 2024-07-09 | 中国船舶集团有限公司第七二三研究所 | 一种大型方位转台快速定向置位回收控制方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0393579A (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-18 | Canon Inc | カラーインクシート及び前記カラーインクシートを用いた記録装置 |
JP3600791B2 (ja) * | 2000-12-14 | 2004-12-15 | 三菱電機株式会社 | 回転体のストッパ装置 |
JP3813913B2 (ja) * | 2002-08-29 | 2006-08-23 | 松下電器産業株式会社 | 部品実装装置 |
JP4192901B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2008-12-10 | 三菱電機株式会社 | アンテナ装置 |
-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008151885A patent/JP4753970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009302660A (ja) | 2009-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2977171A1 (en) | Bottle blowing machine | |
JP2014011162A (ja) | 多重前照灯調節連動機構 | |
EP2977173A1 (en) | Linkage mechanism between lifting and bilateral positioning of bottom die | |
JP4753970B2 (ja) | アンテナ回転台のストッパ装置 | |
EP2977179B1 (en) | Bottle blowing machine | |
EP2977176A1 (en) | Linkage mechanism between uniaxial die opening and closing and bottom die positioning | |
WO2012147557A1 (ja) | 回転機構、産業用ロボットおよび回転体の原点位置復帰方法 | |
CN109604876A (zh) | 一种夹具系统 | |
KR102569013B1 (ko) | 청소 어셈블리 및 청소 로봇 | |
CN110154015A (zh) | 一种智能机器人、俯仰机构及其传动结构 | |
JP5544273B2 (ja) | ワーク反転装置 | |
JP2008031805A (ja) | 引戸案内具及び該引戸案内具を備えたキャビネット | |
CN209007312U (zh) | 移载装置、上下料设备以及曲面玻璃抛光机 | |
CN109304723B (zh) | 一种柔性夹持机构的作业方法 | |
KR101831855B1 (ko) | 천장 이동형 실내 조명장치 | |
TW201604985A (zh) | 反應腔室的上蓋開啟機構及反應腔室 | |
JP2006005362A (ja) | 基板搬送装置 | |
JP5971140B2 (ja) | マニュピュレータ装置 | |
JP4364001B2 (ja) | 搬送ロボット | |
JP6684666B2 (ja) | 外力吸収装置および駆動装置 | |
CN206839552U (zh) | 一种弹性金属夹全自动装配设备 | |
CN103353385B (zh) | 低噪音式振荡冲击试验机 | |
JP2007109270A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP4779717B2 (ja) | 部品搬送装置 | |
JP3225052U (ja) | 反転ピックアンドプレース装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110413 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110524 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |