JP4753901B2 - 内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents

内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4753901B2
JP4753901B2 JP2007056976A JP2007056976A JP4753901B2 JP 4753901 B2 JP4753901 B2 JP 4753901B2 JP 2007056976 A JP2007056976 A JP 2007056976A JP 2007056976 A JP2007056976 A JP 2007056976A JP 4753901 B2 JP4753901 B2 JP 4753901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
purge control
purge
failure diagnosis
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007056976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008215287A (ja
Inventor
智弘 西
茂夫 樋代
隆行 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007056976A priority Critical patent/JP4753901B2/ja
Publication of JP2008215287A publication Critical patent/JP2008215287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4753901B2 publication Critical patent/JP4753901B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

この発明は、複数のパージ制御弁を用いて内燃機関の蒸発燃料を処理する装置の故障診断装置に関する。
従来、燃料タンクで発生した蒸発燃料(ベーパ)をキャニスタに吸着させ、該吸着させた蒸発燃料を内燃機関の吸気系のパージする蒸発燃料処理装置が提案されている。吸気系にパージする蒸発燃料の量は、キャニスタと吸気系とを接続する通路に設けられたパージ制御弁により制御される。パージ制御弁のオンーオフのデューティ比を変更することにより、パージされる蒸発燃料の量が制御される。
下記の特許文献1には、このようなパージ制御弁が複数設けられた蒸発燃料処理装置が開示されている。該文献に示される形態では、燃料タンクから吸気系に接続する第1および第2の通路上に第1および第2の制御弁をそれぞれ設け、第1の制御弁を制御する第1の制御量を決定し、該第1の制御量に基づいて第2の制御弁を制御する第2の制御量を決定する。こうして、第1および第2の通路を介して吸気系に供給される蒸発燃料を互いに補完する。
他方、パージ制御弁が実際に開き始めるデューティ比(立ち上がりデューティと呼ばれる)が、たとえばパージ制御弁の温度に依存して変化するおそれがあり、これにより、パージされる蒸発燃料の量に変動が生じるおそれがある。下記の特許文献2には、立ち上がりデューティを学習することにより、このようなパージされる蒸発燃料の量の変動を抑制する技術が開示されている。
特開平3−47454号公報 特開平6−101544号公報
複数のパージ制御弁を設けることにより、大量の蒸発燃料を処理することができる。しかしながら、これらのパージ制御弁のうちのいずれかでも故障すると、所望の量の蒸発燃料を吸気系に供給することができず、目標空燃比を維持することができないおそれがある。
さらに、パージ制御弁の故障診断処理を行う際であっても、目標空燃比を維持することが望まれる。通常、パージ制御弁のデューティ比は、目標空燃比を達成するよう制御されるが、このような制御を行っても、上記のような立ち上がりデューティの変動により、パージされる蒸発燃料の量に変動が生じるおそれがある。上記の特許文献のように立ち上がりデューティの学習手法を、複数のパージ制御弁を設ける形態に適用すると、学習プロセスも複数実行する必要が生じ、制御装置の演算負荷が高くなるおそれがある。
本願発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数のパージ制御弁を備える蒸発燃料処理装置において、目標空燃比を維持しつつ、それぞれのパージ制御弁の故障を検出することができる手法を提案することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、燃料タンク(9)と、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタ(21)と、該キャニスタと内燃機関の吸気通路(3)とを接続する第1の通路(27a)と、該第1の通路と並列に設けられ、該キャニスタと内燃機関の吸気通路とを接続する第2の通路(27b)と、該第1の通路に設けられた第1のパージ制御弁(28a)と、該第2の通路に設けられた第2のパージ制御弁(28b)とを有する蒸発燃料処理装置の故障診断装置であって、蒸発燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出手段(25)と、第1のパージ制御弁および第2のパージ制御弁を作動させる制御手段(1、34)と、該制御手段で第1のパージ制御弁を動作させたときに上記圧力検出手段により検出された圧力に応じて、該第1のパージ制御弁の故障を診断し、該故障診断終了後、該第1のパージ制御弁に代えて第2のパージ制御弁を動作させた時に上記圧力検出手段により検出された圧力に応じて、第2のパージ制御弁の故障を診断する故障診断手段(1、35)と、を備えることを特徴とする。
大量の蒸発燃料をパージすることができるよう複数のパージ制御弁を設けた場合、該複数のパージ制御弁について同時に故障診断を行うと、立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響が大きくなるおそれがある。本願発明によれば、第1および第2のパージ制御弁のそれぞれについて個別に故障診断を行うので、故障診断の際の空燃比への影響を軽減することができる。
請求項2に係わる発明は、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、蒸発燃料処理装置から吸気通路に流れるパージ流量を積算する積算手段(1、32)をさらに備えており、上記故障診断手段による第2のパージ制御弁の故障診断は、該積算値が所定値以上の時に実行される。
立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響は、蒸発燃料の濃度が低いほど小さい。本願発明によれば、第2のパージ制御弁の故障診断は、パージ流量の積算値が所定値以上の時に行われるので、蒸発燃料の濃度が或る程度低下した時に故障診断を行うこととなり、よって、第2のパージ制御弁について学習を行わなくても、空燃比への影響を低減しつつ、該第2のパージ制御弁の故障診断を行うことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、第1のパージ制御弁は、第2のパージ制御弁に比べて少ない流量を制御するよう構成されている。
立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響は、パージ流量が少ないほど小さい。この発明によれば、第1のパージ制御弁は、第2のパージ制御弁に比べて少ないパージ流量を制御する構成されているので、空燃比への影響を低減しつつ、第1のパージ制御弁の故障診断を行うことができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれかに記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置において、上記制御手段は、第1のパージ制御弁と第2のパージ制御弁の両方の故障診断が終了した後に、該第1のパージ制御弁と第2のパージ制御弁の同時動作を許可する。
この発明によれば、大量の蒸発燃料のパージを、第1および第2のパージ制御弁の故障診断の結果を見極めた上で実施することができる。また、第1および第2のパージ制御弁の故障診断が終了したということは、パージ流量の積算値が所定値以上であって蒸発燃料の濃度が低い状態であり、よって立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響も小さい状態であることを示すので、両方のパージ制御弁を開いて大量の蒸発燃料を処理しても、目標空燃比を維持することができる。
次に図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に従う、蒸発燃料処理装置を備えた内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)およびその制御装置の全体的な構成図である。
電子制御ユニット(以下、「ECU」)という)1は、中央演算処理装置(CPU)およびメモリを備えるコンピュータである。メモリには、車両の様々な制御を実現するためのコンピュータ・プログラムおよび該プログラムの実施に必要なデータ(マップを含む)を格納することができる。ECU1は、車両の各部から信号を受取ると共に、該メモリに記憶されたデータおよびプログラムに従って演算を行い、車両の各部を制御するための制御信号を生成する。
エンジン2は、たとえば4気筒を有するエンジンである。エンジン2には、吸気管3および排気管4が連結されている。吸気管4には、スロットル弁5が設けられている。スロットル弁5の開度は、ECU1からの制御信号に従って制御される。スロットル弁5の開度を制御することにより、エンジン2に吸入される空気の量を制御することができる。スロットル弁5には、スロットル弁の開度を検出するスロットル弁開度(θTH)センサ6が連結されており、この検出値は、ECU1に送られる。
燃料噴射弁7が、エンジン2とスロットル弁5との間であって、エンジン2の吸気弁(図示せず)の少し上流側に、気筒ごとに設けられている。燃料噴射弁7は、燃料ポンプ8を介して燃料タンク9に接続されている。燃料噴射弁7の燃料噴射時期および燃料噴射量は、ECU1からの制御信号に従って変更される。
スロットル弁5の下流には、吸気管内絶対圧(PBA)センサ10が設けられており、吸気管内の圧力を検出する。また、吸気管内絶対圧センサ10の下流には吸気温(TA)センサ11が設けられており、吸気管内の温度を検出する。これらの検出値は、ECU1に送られる。
エンジン2には、エンジンの水温TWを検出するためのエンジン水温センサ12、および、エンジンのクランクシャフト(図示せず)の回転に応じてエンジン回転数NEを検出するための回転数センサ13が設けられている。これらのセンサの検出値は、ECU1に送られる。
空燃比を検出するためのセンサ14が排気管4に設けられており、排気中の酸素濃度を検出し、この検出値は、ECU1に送られる。
燃料タンク9は、チャージ通路20を介してキャニスタ21に接続されている。キャニスタ21は、燃料タンク9内で発生する蒸発燃料を吸着する吸着剤22を内蔵すると共に、外気取り込み口23を有する。
チャージ通路20の途中には、正圧バルブおよび負圧バルブから成る2ウェイバルブ24が配置されている。燃料タンク9と2ウェイバルブ24の間には、チャージ通路20内の圧力(この圧力は定常状態においては燃料タンク9内の圧力とほぼ等しい)PTANKを検出するタ圧力センサ(タンク内圧センサ)25が取り付けられており、この検出信号は、ECU1に送られる。
キャニスタ21は、パージ通路27を介して吸気管3のスロットル弁5の下流側に接続されており、パージ通路27は、第1の分岐通路27aと、該第1の分岐通路27aに並列に設けられた第2の分岐通路27bを有する。したがって、キャニスタ21とエンジン2の吸気系との間には、2つの並列なパージ通路が存在しているといえる。代替的に、該2つの並列なパージ通路を、キャニスタ21から吸気管3に至るまで別個の通路となるよう設けてもよい。
第1の分岐通路27aには第1のパージ制御弁28aが設けられ、第2の分岐通路27bには第2のパージ制御弁28bが設けられている。これらのパージ制御弁のそれぞれは、ソレノイドを励磁または消磁することにより開閉する電磁弁である。ECU1からの制御信号(デューティ信号)に従って、該ソレノイドは励磁または消磁される。デューティ信号で表される開弁(オン)時間と閉弁(オフ)時間の比率(デューティ比)を変更することにより、パージ制御弁の開弁量を連続的に制御することができる。こうして、第1のパージ制御弁28aは、第1の分岐通路27aを吸気管3に向けて流れる蒸発燃料の量を制御し、第2のパージ制御弁28bは、第2の分岐通路27bを吸気管3に向けて流れる蒸発燃料の量を制御する。
燃料タンク9内で発生した蒸発燃料は、所定の圧力に達すると2ウェイバルブ20の正圧バルブが開くことによってキャニスタ21に流入し、吸着剤22に吸着される。第1および第2のパージ制御弁28a、28bのそれぞれは、ECU1からの制御信号に従って開弁/閉弁作動する。第1および/または第2の制御弁28a、28bが開弁すると、キャニスタ21に吸着された蒸発燃料は、吸気管3の負圧により、キャニスタ21の取り込み口23から吸入された外気と共に、第1および/または第2のパージ制御弁28a、28bを介して吸気管3に吸引され、これにより、内燃機関の各気筒に送られる。また、外気等で燃料タンク9が冷却されて燃料タンク9内の負圧が増すと、2ウェイバルブの負圧バルブが開弁し、キャニスタ21に吸着されていた蒸発燃料は燃料タンク9に戻される。こうして、燃料タンク内9で発生した蒸発燃料が大気に放出されることが抑止される。
ECU1は、上記各種センサからの入力信号に応じて、メモリに記憶されたプログラムおよびデータ(マップを含む)に従い、エンジン2の運転状態を検出すると共に、スロットル弁5、燃料噴射弁7、パージ制御弁28aおよび28bを制御するための制御信号を生成する。
ここで図2を参照して、パージ制御弁の一般的な挙動および制御について説明する。図2の(a)には、パージ制御弁を開いたときのタンク内圧センサの検出値PTANKの挙動の一例が示されている。
時間t1において、パージ制御弁を開く動作が開始されると、パージ制御弁のデューティ比は、目標デューティ比に向けて徐々に増加するよう制御される。
しかしながら、パージ制御弁は、デューティ比が所定値(たとえば、約6%)に達するまで(時間t2)、実際には開弁しない。前述したように、パージ制御弁が実際に開弁するデューティ比を、立ち上がりデューティと呼ぶ。パージ制御弁は、開弁と閉弁を繰り返すようオン−オフ制御されるので、実際に開弁すると、図に示されるように、タンク内圧センサの検出値PTANKに脈動が発生し始める。パージ制御弁が開かない、または閉じない故障を有していると、このような脈動は生じない。したがって、タンク内圧センサの検出値に脈動が生じているかどうかに応じて、パージ制御弁が故障しているかどうかを判断することができる。
ここで図2(b)を参照すると、デューティ比が50%である時の、パージ制御弁を開弁および閉弁するデューティ信号の波形と、それに応じたタンク内圧PTANKの脈動が示されている。デューティ信号をオンにすることによってパージ制御弁を開くと、タンク内圧PTANKの負圧が増し、デューティ信号をオフにすることによってパージ制御弁を閉めると、タンク内圧PTANKの負圧が減る。こうして、脈動がタンク内圧PTANKに現れる。
図2(a)に戻り、時間t1〜t2は、パージ制御弁が実際に開弁するまでの無駄時間であり、立ち上がりデューティは、前述したように、たとえばパージ制御弁の温度に応じて変動するおそれがある。
このような立ち上がりデューティの変動は、次のような問題を生じる。すなわち、通常、目標空燃比を達成するための空燃比フィードバック制御が所定の時間間隔で実行される。蒸発燃料はエンジンに吸入されるので、当然ながら、該制御において考慮され、燃料噴射弁を介して噴射する燃料噴射量が、パージ制御弁のデューティ比に応じて補正される。
しかし、立ち上がりデューティが変動すると、燃料噴射量の補正のタイミングがずれる。たとえば、立ち上がりデューティを6%に設定し、デューティ比が6%に達したことに応じて燃料噴射量の補正を開始するよう制御を構成しても、立ち上がりデューティが大きくなったり小さくなったりすると、燃料噴射量の補正が早すぎたり遅すぎたりするため、目標空燃比を達成することができないおそれがある。
このような立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響を極力小さくするのが好ましい。空燃比への影響が小さければ、目標空燃比に対する偏差が生じても速やかに該偏差を解消することができるからである。
したがって、本願発明の一実施形態では、図1に示すような2つのパージ制御弁の故障診断を行う際、該2つのパージ制御弁を個別に動作させて故障診断を行う。こうすることにより、2つのパージ制御弁を同時に動作させた場合に比べて、立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響を低減することができる。
また、立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響は、蒸発燃料の濃度(ベーパ濃度)が小さいほど少ない。キャニスタ21に吸着している蒸発燃料のベーパ濃度は、吸気系にパージされる蒸発燃料の量(以下、パージ流量と呼ぶ)が増えるにつれ低下する。したがって、本願発明の一実施形態では、故障診断を行う際、2つのパージ制御弁のうちの一方(この実施例では、第2のパージ制御弁28b)を、蒸発燃料処理がある程度進んだ後で開弁する。より具体的には、第1のパージ制御弁28aによるパージ流量の積算値が所定値に達した後で、第2のパージ制御弁28bを開弁して故障診断を行う。こうすることにより、第2のパージ制御弁28bを開弁する時にはベーパ濃度が低下しており、その立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響を無視できるほど小さくすることができる。こうして、従来のような立ち上がりデューティの学習を行わなくても、空燃比への影響を抑制しつつ、第2のパージ制御弁の故障診断を実施することができる。
さらに好ましくは、第1のパージ制御弁28aの故障診断についても、その立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響を抑制するのが好ましい。この点について説明すると、立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響は、パージ流量が小さいほど少ない。たとえば、74リットル/minの流量をパージするよう構成されたパージ制御弁と、120リットル/minの流量をパージするよう構成されたパージ制御弁とを比較すると、単位時間あたりにパージする量は後者の方が大きいので、パージ制御弁の立ち上がりデューティがずれた場合の空燃比への影響も後者の方が大きい。
したがって、本願発明の一実施形態においては、第1のパージ制御弁28aによるパージ流量が、第2のパージ制御弁28bによるパージ流量よりも少ないよう、第1および第2のパージ制御弁が構成される。たとえば、第1のパージ制御弁28aの最大開弁量を、第2のパージ制御弁28bの最大開弁量より小さくなるよう、第1および第2のパージ制御弁が物理的に構成される。こうして、空燃比への影響を抑制しつつ、第1のパージ制御弁28aについても故障診断を実施することができる。
図3は、本願発明の一実施形態に従う、第1および第2のパージ制御弁28a、28bの制御およびこれらの故障を検出するタイミングを説明するための図である。
積算パージ流量は、パージ流量の目標値(目標パージ流量)を積算した値である。目標パージ流量は、所望の空燃比を達成するよう適宜算出される。第1のパージ制御弁28aの「開」の期間は、第1のパージ制御弁28aが駆動される(すなわち、デューティ制御される)期間を示し、「閉」の期間は、第1のパージ制御弁28aの駆動が行われない期間を示す。第2のパージ制御弁28bについても、同様である。
時間t1において、目標パージ流量の蒸発燃料を吸気系にパージするために、第1のパージ制御弁28aのデューティ制御が開始される。第1のパージ制御弁28aの開弁期間t1〜t2において、第1のパージ制御弁28aの故障診断を行う。前述したように、故障診断は、第1のパージ制御弁28aをデューティ制御している間のタンク内圧センサ25の検出値PTANKに脈動が現れるかどうかを判断することにより行われる。
前述したように、第1のパージ制御弁28aは、そのパージ流量が少ないよう構成されているので、第1のパージ制御弁28aの立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響も小さい。したがって、立ち上がりデューティによる空燃比への影響を抑制しつつ、第1のパージ制御弁28aの故障診断を行うことができる。
第1のパージ制御弁28aの故障診断を終えた後、積算パージ流量が所定値に達するまでは、時間t3〜t4およびt5〜t6に示されるように、目標パージ流量の蒸発燃料は、第1のパージ制御弁28aのみでパージされる。
積算パージ流量が所定値に達したならば(時間t7)、第2のパージ制御弁28bのデューティ制御が開始される。第2のパージ制御弁の開弁期間t7〜t8において、第2のパージ制御弁28bの故障診断を行う。第2のパージ制御弁28bについても、第1のパージ制御弁28aの場合と同様に、故障診断は、第2のパージ制御弁28bをデューティ制御している間のタンク内圧センサ25の検出値PTANKに脈動があるかどうかを判断することにより行われる。積算パージ流量が所定値に達しているので、キャニスタ21に吸着している蒸発燃料のベーパ濃度は低下しており、よって、第2のパージ制御弁28bの立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響は小さい。したがって、空燃比への影響を抑制しつつ、第2のパージ制御弁28bの故障診断を行うことができる。
第1および第2のパージ制御弁28a、28bの故障診断を完了した後(t8〜)、両方のパージ制御弁の同時動作が許可される。第2のパージ制御弁28bの故障診断を完了したということは、ベーパ濃度が低下しており、第1のパージ制御弁だけでなく第2のパージ制御弁の立ち上がりデューティの変動による空燃比への影響が低減されていることを示す。したがって、大量の蒸発燃料をパージするために両方のパージ制御弁を同時に開いても、目標空燃比を維持することができる。
時間t8以降において、両方のパージ制御弁を同時に駆動するかどうかは、目標パージ流量に基づいて決定される。時間t9〜t10、t11〜t12では、目標パージ流量が、第1のパージ制御弁28aのみで制御できる量であるので、第1のパージ制御弁28aのみを駆動しているが、時間t12〜t13では、目標パージ流量が大きくなり、第1のパージ制御弁28aのみではパージしきれないので、第2のパージ制御弁28bによるパージも同時に行われる。
図4は、本願発明の一実施形態に従う制御装置のブロック図である。これらの機能ブロックは、ECU1において実現される。総目標デューティ算出部31は、目標パージ量QPGCを、総目標デューティ比DutyCMDに変換する。ここで、総目標デューティ比DutyCMDは、第1および第2のパージ制御弁28a、28bのそれぞれの目標デューティ比を合計した値を示す。
積算値算出部32は、目標パージ量QPGCを所定期間にわたって積算し、積算パージ流量QPGPを算出する。所定期間は、たとえばエンジンの起動から停止までの1運転サイクルである。
モード判定部33は、総目標デューティ比DutyCMD、および、必要に応じて積算パージ流量QPGPに基づき、第1のパージ制御弁28aのみを駆動して故障診断する第1のモード(図3の時間t1〜t2)、第2のパージ制御弁28bのみを駆動して故障診断するする第2のモード(図3の時間t7〜t8)、第1のパージ制御弁のみを駆動する第3のモード(図3の時間t3〜t4、t5〜t6、t9〜t10、t11〜t12)、および第1および第2のパージ制御弁の両方を駆動する第4のモード(図3の時間t12〜t13)のうち、どのモードを実現するか決定する。
パージ制御弁制御部34は、決定されたモードに従い、第1のパージ制御弁28aおよび(または)第2のパージ制御弁28bを駆動する。故障診断部35は、第1および第2のモードが選択されたならば、第1および第2のパージ制御弁28a、28bの故障診断をそれぞれ実施する。故障診断部35は、図2を参照して前述したように、タンク内圧センサ25の検出値PTANKに脈動が現れなければ、パージ制御弁が故障していると判定する。
図5は、本願発明の一実施形態に従う制御プロセスのフローチャートを示す。該プロセスは、ECU1のCPUにより実行され、より具体的には、図4に示される制御装置によって実行される。該プロセスは、所定の時間間隔で実施される。
ステップS1において、エンジンの運転状態に基づいて、蒸発燃料のパージを許可するかどうか判断する。たとえば、吸気管圧力センサ10等の検出値に基づいて算出されるエンジン負荷が所定の低負荷領域にあるとき、パージを行うと空燃比変動を生じさせるおそれがあるので、このようなときには、パージを不許可とする。
ステップS2において、図6に示すプロセスを実行して、総目標デューティ比DutyCMDを算出する。ここで図6を参照すると、ステップS21において、エンジンの運転状態に基づいて算出された目標パージ流量QPGCを、総目標デューティ比DutyCMDに変換する。ここで、目標パージ流量QPGCは、任意の適切な手法で算出されることができる。たとえば、目標パージ流量は、吸入空気量に基づいて算出されることができる(算出例は、たとえば特開2006−77682号公報に記載されている)。
1つのパージ制御弁の最大デューティ比は100%である。したがって、パージ制御弁が2つある本実施形態では、総目標デューティ比として設定可能なのは0〜200%の間である。一方、第1および第2のパージ制御弁の両方による最大パージ流量は、これらのパージ制御弁の物理的な構造により予め決められる。したがって、総目標デューティ比と目標パージ流量は、図7のマップに示すように、比例関係にある。該マップをECU1のメモリに記憶し、目標パージ流量QPGCに基づいて該マップを参照することにより、目標パージ流量QPGCを総目標デューティ比DutyCMDに変換することができる。代替的に、該マップの比例関係を表した計算式に目標パージ流量QPGCを代入することにより、総目標デューティ比DutyCMDを算出してもよい。
ステップS22において、算出した総目標デューティ比DutyCMDが、100%より大きいかどうか判断する。この判断がNoならば、該プロセスを抜ける。この判断がYesならば、ステップS23に進み、第1の故障フラグおよび第2の故障フラグを調べる。第1の故障フラグは、第1のパージ制御弁28aの故障診断が終了した時に値「1」に設定されるフラグであり、第2の故障フラグは、第2のパージ制御弁28bの故障診断が終了した時に値「1」に設定されるフラグである。
この判断がNoならば、ステップS24において、総目標デューティ比DutyCMDに100%を設定する。この判断がYesならば、そのまま該プロセスを抜ける。このようにするのは、故障診断を、第1および第2のパージ制御弁を個別に動作させることにより行うためである。したがって、第1および第2のパージ制御弁の故障診断を完了するまでは、両方のパージ制御弁の同時動作を許可しないよう、総目標デューティ比DutyCMDを100%に制限している。
図5に戻り、ステップS3において、目標パージ流量QPGCを積算して、積算パージ流量QPGPを算出する。積算パージ流量QPGPは、運転サイクルの開始時にゼロに初期化されており、当該プロセスが実施されるたびに、以下の式に従って目標パージ流量QPGCが加算される。ここで、(n)は、当該プロセスが実施される今回のサイクルを示し、(n−1)は前回のサイクルを示す。
QPGP(n)=QPGP(n−1)+QPGC(n)
ステップS4において、ステップS2で算出された総目標デューティ比が100%以下かどうかを判断する。この判断がNoであるとき、すなわち総目標デューティ比が100%より大きい時には、第1および第2のパージ制御弁28a、28bの故障診断が終了していることを示す(図6に示すように、両方のパージ制御弁の故障診断が終了していない限り、総目標デューティ比は、100%より大きい値を取らないので)。したがって、第1および第2のパージ制御弁28a、28bの両方でパージ処理を実現する第4のモードが選択されることとなる。
ステップS5において、第1のパージ制御弁28aの目標デューティ比に100%を設定するとともに、第2のパージ制御弁28bの目標デューティ比に、(総目標デューティ比DutyCMD―100)%を設定する。ステップS6において、第1および第2のパージ制御弁28a、28bの両方を、設定した目標デューティ比に達するよう駆動する。
ステップS4の判断がYesである時には、ステップS7に進み、第2の故障フラグが値「1」に設定されているかどうか判断する。この判断がYesならば、第1および第2のパージ制御弁28a、28bの両方について故障診断が終了していることを示す。総目標デューティ比DutyCMDが100%以下であるので、第1のパージ制御弁28aのみを駆動する第3のモードが選択される。ステップS8において、第1のパージ制御弁28aの目標デューティ比に総目標デューティ比DutyCMDを設定し、ステップS9において、第1のパージ制御弁28aを、設定した目標デューティ比に達するよう駆動する。
ステップS7の判断がNoであるとき、第2のパージ制御弁28bの故障診断が終了していないことを示す。ステップS10において、第1の故障フラグが値「1」に設定されているかどうか判断する。この判断がYesならば、第1のパージ制御弁28aの故障診断を終了していることを示す。さらに、ステップS11において、積算パージ流量QPGPが、所定値より大きいかどうかを判断する。この判断がYesであれば、第2のパージ制御弁28bの故障診断を行う第2のモードを選択する。ステップS12において、第2のパージ制御弁28bの目標デューティ比に総目標デューティ比DutyCMDを設定する。ステップS13において、第2のパージ制御弁28bを、設定した目標デューティ比に達するよう駆動すると共に、第2のパージ制御弁28bの故障診断を行う。故障診断が終了した時、第2の故障フラグに値「1」が設定される。
ステップS11の判断がNoならば、積算パージ流量QPGPが所定値に達していないことを示し、第2のパージ制御弁28bの故障診断を行うのは、立ち上がりデューティの変動により空燃比が影響されるおそれがあるので好ましくない。したがって、ステップS8およびS9に進み、第1のパージ制御弁28aのみでパージ処理を行う。
ステップS10の判断がNoならば、第1のパージ制御弁28aの故障診断を行う第1のモードを選択する。ステップS14において、第1のパージ制御弁28aの目標デューティ比に、総目標デューティ比DutyCMDを設定する。ステップS15において、第1のパージ制御弁28aを、設定した目標デューティ比に達するよう駆動すると共に、第1のパージ制御弁28aの故障診断を行う。故障診断が終了した時、第1の故障フラグに値「1」が設定される。
ステップS13およびS15で実施する故障診断は、前述したように、タンク内圧センサ25の検出値に脈動が現れるかどうかに基づいて行う。脈動が現われれば、パージ制御弁が正常であると判断する。
脈動が現れるかどうかは、任意の適切な手法により実現されることができる。たとえば、図2の(b)に示すように、パージ制御弁が正常ならば、デューティ信号の周期Tと同じ周期で脈動波形が現れるはずである。したがって、タンク内圧PTANKを所定の時間間隔でサンプリングし、極値(最大値または最小値)間の間隔がデューティ信号の周期Tと同じならば、脈動が現れていると判断することができる。
なお、ステップS6、S9、S13、S15の第1および第2のパージ制御弁の駆動においては、図2(a)を参照して説明したように、徐々に目標デューティ比に達するようパージ制御弁をデューティ制御するのが好ましい。これは、目標デューティ比でパージ制御弁の駆動を開始することによりパージ流量を急激に増大させると、エンジン2の運転状態を不安定にするおそれがあるからである。
また、ステップS9における第1のパージ制御弁28aの駆動は、故障診断において第1のパージ制御弁28aが正常と判断された場合に実行されるようにしてもよい。同様に、ステップS6における第1および第2のパージ制御弁28a、28bの駆動は、故障診断において第1および第2のパージ制御弁28a、28bが正常と判断された場合に実行されるようにしてもよい。
上記実施形態は、汎用の(例えば、船外機等の)内燃機関に適用可能である。
この発明の一実施例に従う、内燃機関の蒸発燃料処理装置を概略的に示す図。 (a)パージ制御弁のデューティ比を目標デューティ比に向けて増加する時のタンク内圧の挙動、および、(b)パージ制御弁に対するデューティ信号とタンク内圧の脈動との関係を示す図。 この発明の一実施例に従う、第1および第2のパージ制御弁の故障診断のタイムチャート。 この発明の一実施例に従う、制御装置のブロック図。 この発明の一実施例に従う、第1および第2のパージ制御弁の故障診断を行うプロセスのフローチャート。 この発明の一実施例に従う、総目標デューティ比を算出するプロセスのフローチャート。 この発明の一実施例に従う、目標パージ流量と総目標デューティ比の関係を示すマップ。
符号の説明
1 ECU
2 エンジン
3 吸気管
9 燃料タンク
21 キャニスタ
25 タンク内圧センサ
27 パージ通路
27a パージ通路の第1の分岐通路
27b パージ通路の第2の分岐通路
28a 第1のパージ制御弁
28b 第2のパージ制御弁

Claims (3)

  1. 燃料タンクと、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該キャニスタと内燃機関の吸気通路を接続する第1の通路と、該第1の通路と並列に設けられ、該キャニスタと該内燃機関の吸気通路を接続する第2の通路と、該第1の通路に設けられた第1のパージ制御弁と、該第2の通路に設けられた第2のパージ制御弁とを有する蒸発燃料処理装置の故障診断装置であって、
    前記蒸発燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記第1のパージ制御弁および前記第2のパージ制御弁を作動させる制御手段と、
    前記制御手段で前記第1のパージ制御弁を動作させたときに前記圧力検出手段により検出された圧力に応じて、前記第1のパージ制御弁の故障を診断し、該故障診断終了後、前記第1のパージ制御弁に代えて前記第2のパージ制御弁を動作させた時に前記圧力検出手段により検出された圧力に応じて、前記第2のパージ制御弁の故障を診断する故障診断手段とを備え、
    前記第1のパージ制御弁は、前記第2のパージ制御弁に比べて少ないパージ流量を制御するよう構成されている、蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
  2. さらに、
    前記蒸発燃料処理装置から前記吸気通路に流れるパージ流量を積算して積算値を算出する積算手段を備えており、
    前記故障診断手段による前記第2のパージ制御弁の故障診断は、前記積算値が所定値以上の時に実行される、
    請求項1に記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1のパージ制御弁と前記第2のパージ制御弁の両方の故障診断が終了した後に、該第1のパージ制御弁と該第2のパージ制御弁の同時動作を許可する、
    請求項1または2に記載の蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
JP2007056976A 2007-03-07 2007-03-07 内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置 Expired - Fee Related JP4753901B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056976A JP4753901B2 (ja) 2007-03-07 2007-03-07 内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007056976A JP4753901B2 (ja) 2007-03-07 2007-03-07 内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008215287A JP2008215287A (ja) 2008-09-18
JP4753901B2 true JP4753901B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=39835604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007056976A Expired - Fee Related JP4753901B2 (ja) 2007-03-07 2007-03-07 内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4753901B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5555496B2 (ja) * 2010-01-12 2014-07-23 本田技研工業株式会社 内燃機関の制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06229296A (ja) * 1993-02-04 1994-08-16 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの空燃比制御装置
JPH09177617A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Denso Corp 燃料蒸発ガスパージシステムの故障診断装置
JP3621285B2 (ja) * 1999-03-19 2005-02-16 株式会社日立ユニシアオートモティブ 内燃機関における蒸発燃料処理装置及び故障診断装置
JP3888570B2 (ja) * 1999-12-21 2007-03-07 スズキ株式会社 エバポパージシステムの異常診断装置
JP2008202440A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Toyota Motor Corp 蒸発燃料処理装置の故障診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008215287A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7383826B2 (en) Fuel vapor treatment apparatus, system having the same, method for operating the same
US7428458B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
JP4166779B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP5257511B2 (ja) 可変動弁機構を有する内燃機関の制御装置
US20080092858A1 (en) Fuel vapor treatment system
US7418952B2 (en) Evaporative fuel treatment system
JP4753901B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP7142554B2 (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2007218148A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JPH09126064A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP2003042013A (ja) 燃料蒸発ガス処理装置
JP4052046B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2001182628A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP3830859B2 (ja) 圧力検出装置の故障判定装置
JP3339258B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2003021004A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2018178939A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2010144683A (ja) 蒸発燃料制御装置
JP2008038707A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP4283187B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2004251223A (ja) エバポシステム診断装置
JP2000274317A (ja) 内燃機関における蒸発燃料処理装置及び故障診断装置
JP5440402B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2005076613A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4715630B2 (ja) 蒸発燃料処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees