JP4753876B2 - オレフィン性不飽和カルボン酸によるアルコールのエステル化方法 - Google Patents

オレフィン性不飽和カルボン酸によるアルコールのエステル化方法 Download PDF

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Description

本発明は、安定化剤としてオキサゾリン類(4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール類)を使用する、オレフィン性不飽和カルボン酸とのエステルの製造方法に関する。
オレフィン性不飽和カルボン酸のエステルの中でも(メタ)アクリル酸エステルが工業的に特に重要である。なぜならば、これらは、様々な分野で使用されるポリマー及びコポリマーの製造のための原料であるからである。(メタ)アクリル酸エステルという用語は、メタクリル酸エステル及びアクリル酸エステルを表す。本発明は、これらのエステルの製造に特に有利に使用することができる。それで、以下には、(メタ)アクリル酸エステルの例に基づいて本発明を説明する。
アルコールとオレフィン性不飽和カルボン酸とのエステルの製造においては、様々な問題について注意を払わなければならない。先ず、オレフィン性不飽和カルボン酸は、熱または光の作用下に重合してしまう傾向がある。これらは、特に、製造中や蒸留による精製中に、望ましくない重合を容易に引き起こし得るような温度に曝される。また、低温の反応器蓋やプラントの他の構成要素上に未安定化不飽和カルボン酸の蒸気が凝縮して、そこで重合することによってもポリマーの形成は起こり得る。その結果、装置の汚染、管路及びポンプの栓塞、並びにカラムの棚及び熱交換器表面のコーティング(ファウリング)などが起こる。プラントの洗浄は煩雑で、費用がかかりそして環境を汚染する作業であり、更にはプラントの利用性を大きく損ねる。
従来技術には、洗浄に要する労力を低く抑えるために様々な方法が開示されている。
ドイツ特許出願公開第100 36 879号は、エステル交換することによって(メタ)アクリル酸のエステルを製造する方法を開示している。この方法では、カラムの分離機能のない領域から蒸留物の有機相を反応域に再循環することによってポリマーがカラム中に堆積することを防ぐ。
ドイツ特許出願公開第101 27 938号は、不活性ガスまたはガス混合物を反応域中に通しながら、エステル交換することにより(メタ)アクリル酸エステルを製造する方法を開示している。加えて、安定化剤溶液がカラム中に噴霧される。これによって、ポリマーが熱交換器表面上に形成することが防がれる。
ドイツ特許出願公開第100 63 175号は、高級アルコールの直接的なエステル化方法を開示している。この方法は、循環型蒸発器を備えた反応器で作業を行い、そして蒸留物の一部(添加溶剤としてのシクロヘキサン)を循環型蒸発器に再循環することに基づく。それによって、安定化剤としての銅塩の使用をなしで済ませることができる。
ドイツ特許出願公開第100 63 176号は、高級アルコールを直接エステル化することによって高級(メタ)アクリル酸エステルを製造する方法を開示している。添加溶剤としてシクロヘキサンが使用される。この方法は、蒸留カラム中の充填物の一部が銅または銅含有材料からなることに基づく。それによって、安定化剤としての銅塩の使用をなしで済ませることができる。
ドイツ特許出願公開第100 63 511号は、直接エステル化することによってモノエチレン性不飽和カルボン酸のアルキルポリアルキレングリコールエステルを製造する方法を開示している。エステル化は常圧下または加圧下に行われ、次いで減圧下に短時間の間だけ水を留去し、その後、常圧下もしくは高められた圧力下にエステル化が再び続けられる。
欧州特許出願公開第874 870号は、エステル交換によりポリグリコール(メタ)アクリレートを製造する方法を開示している。触媒としては、Ca(OH)2かまたはLiClとの混合物が使用される。安定化剤としては、ヒドロキノン類もしくはフェノール類または立体障害性アミンが使用される。
ドイツ特許出願公開第100 36 879号 ドイツ特許出願公開第101 27 938号 ドイツ特許出願公開第100 63 175号 ドイツ特許出願公開第100 63 176号 ドイツ特許出願公開第100 63 511号 欧州特許出願公開第874 870号
オレフィン性不飽和カルボン酸のためのより優れた安定化剤を見出すことが本発明の課題であった。
驚くべきことに、オキサゾリン類の使用の下にオレフィン性不飽和カルボン酸のエステルを製造できることがここに見出された。オキサゾリン類を使用することによって、使用した装置類、例えば管路、カラム及び熱交換器が、ポリマーの堆積によって栓塞または汚染されてしまうことが避けられる。それによって、プラントの洗浄に要する労力が少なくなりそしてプラントの利用性が向上される。
それ故、本発明の対象は、アルコールをオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体と反応させるにあたり、次式1
Figure 0004753876
[式中、R、R、R、R及びRは、水素、または分枝状、非分枝状、環状、飽和もしくは不飽和炭化水素基を意味し、但し前記炭化水素基は、炭素原子数が25まででありそしてその炭素原子は異種原子によって置き換えられていてもよく、そしてR、R、R、R及びRは、同一でも異なっていてもよい]
で表されるオキサゾリン類の少なくとも一種が、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体からなる反応混合物の重量を基準にして1ppm〜1重量%の量で存在する、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸からエステルを製造する方法である。
本発明の更に別の対象の一つは、アルコールとオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体とを反応させる際に上記式1の化合物を安定化剤として使用する方法であって、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体からなる反応混合物の重量を基準にして1ppm〜1重量%の量で上記式1の化合物を使用する、上記方法である。
本発明の更に別の対象の一つは、
A) アルコール、
B) オレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体、
(A):B)のモル比は1:0.2〜1:15である)
C) A)とB)の総重量を基準にして1ppm〜1重量%の量の、次式1
Figure 0004753876
[式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、水素、または分枝状、非分枝状、環状、飽和もしくは不飽和炭化水素基を意味し、但し前記炭化水素基は、炭素原子数が25まででありそしてその炭素原子は異種原子によって置き換えられていてもよく、そしてR1、R2、R3、R4及びR5は同一でも、異なっていてもよい]
で表される化合物、
を含む組成物である。
好ましい態様の一つでは、R1、R2、R3、R4及びR5は、互いに独立して、炭素原子数1〜12の炭化水素基、特に水素またはメチル基を表す。
本発明の特に好ましい態様の一つでは、
1はメチルを意味し、
2及びR3は水素を意味し、そして
4及びR5は水素またはメチルを意味する。
本発明のオキサゾリン類は、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体からなる反応混合物を基準にして、好ましくは10ppm〜0.5重量%、特に50ppm〜0.1重量%の量で使用される。
本発明によるエステルを製造するためには、様々な方法を使用することができる。例えば、反応性誘導体、例えば酸ハロゲン化物もしくはエステルをアルコールと反応させるか、あるいはオレフィン性不飽和カルボン酸をアルコールで直接エステル化することができる。溶剤を用いてまたは用いずに反応を行うことができる。
本発明の方法は、一般的には不飽和カルボン酸のエステル、好ましくはアルファ,ベータ−不飽和カルボン酸エステル、特に好ましくは炭素原子数が3〜6のオレフィン性不飽和モノカルボン酸のエステル及び炭素原子数4〜8のオレフィン性不飽和ジカルボン酸のエステルの製造に適している。
モノエチレン性不飽和モノ−もしくはジカルボン酸としては、好ましくは、アクリル酸、メタクリル酸、スチレンスルホン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸及びセネシオ酸が挙げられる。また、対応する酸無水物、例えば無水マレイン酸、または対応する酸塩化物も使用することもできる。エステル交換の場合には、対応する酸エステル、例えばメチルエステルまたはエチルエステルなどが原料として使用される。
アルコールとしては、分枝状、非分枝状もしくは環状で、飽和もしくは不飽和状であることができそして炭素原子数が500までの一価もしくは多価アルコールを使用することができる。このようなアルコールは、例えば、
1〜C30モノアルコール、例えば2−エチルヘキシルアルコール、2−プロピルヘプチルアルコール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコールまたはベヘニルアルコール;
1〜C12アルキル置換シクロペンタノールまたはシクロヘキサノール、例えばtert−ブチルシクロヘキサノール;
2〜C20ジオール、例えばエチレングリコール、フェニルエチレングリコール、1,2−もしくは1,3−プロピレングリコール、1,2−、1,3−もしくは1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、及びそれらのモノ−C1〜C30アルキルエーテル;
芳香族一価もしくは多価アルコール、例えばフェノール類、レゾルシノールまたはタンニン;
ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール、例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール及びそれらのモノ−C1〜C30アルキルエーテル;
トリオール及びより高級のポリオール、例えばグリセリン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、または少なくとも一つの遊離のヒドロキシル基を有するそれらのC1〜C30アルキルエーテル;
上記のアルコールのアルコキシル化誘導体、例えばエトキシレート、プロポキシレート、ブトキシレートである。
アルコキシル化されたアルコール類もしくはフェノール類を製造するためには、1モルのアルコール類もしくはフェノール類を、炭素原子数2〜20のアルキレンオキシド1〜300モルと反応させる。アルキレンオキシドとしては、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドまたはスチレンオキシドが挙げられる。一種または複数種のアルキレンオキシド、及びアルコール類またはフェノール類を付加反応に付すことができる。複数種のアルキレンオキシドを付加する場合には、個々のアルキレンオキシドは、生成物中にランダムに分布するかまたはブロック状に配置することができる。
アルコキシル化されたアルコールの例は、メタノールと3、10、25、40、100もしくは200モルのエチレンオキシドとの反応によって得られる、3、10、25、40、100もしくは200モルのエチレンオキシドを含むメチルポリエチレングリコールである。これに対応して、長鎖アルコール、例えばブタノール、ドデシルアルコール、イソドデシルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、C8〜C20オキソアルコール、C3〜C20アルキルフェノールまたはアリールフェノールを、対応する量のエチレンオキシドと反応させることもできる。
また同様に、更に別の異種原子を含むアルコールも使用することができる。このようなアルコールとしては、例えば第一級もしくは第二級アミンのアルコキシレート、例えばオレイルアミンエトキシレート、ジデシルアミンエトキシレートまたはヤシ脂肪アミンプロポキシレート、及びアミドアルコキシレート、例えばオレイン酸アミドエトキシレートなどが挙げられる。
また、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−ジメチルエタン−1−オール、3−ジメチルアミノプロパン−1−オール、1−ジメチルアミノプロパン−2−オール、2−ジメチルアミノプロパン−1−オール、6−ジメチルアミノヘキサン−1−オール、2−ジエチルアミノエチン−1−オール、3−ジエチルアミノプロパン−1−オール、6−ジエチルアミノヘキサン−1−オール、2−ジブチルアミノエタン−1−オール、3−ジブチルアミノプロパン−1−オール、及び6−ジブチルアミノヘキサン−1−オールなどの化合物も、本発明におけるアルコールとして使用可能である。
アルコール:不飽和カルボン酸とのモル比は好ましくは1:0.2〜15、特に1:0.8〜15の範囲である。
式1による本発明の安定化剤の他に、従来技術から既知の安定化剤も使用することができる。慣用の安定化剤は、N−オキシル類、例えば4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−オキシル−ピペリジン、4−オキソ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−N−オキシ、フェノール類及びナフトール類、例えばヒドロキノン、ナフトキノン、p−アミノフェノール、p−ニトロソフェノール、2−tert−ブチルフェノール、4−tert−ブチルフェノール、2,4−ジ−tert−ブチルフェノール、2−メチル−4−tert−ブチルフェノール、4−メチル−2,3−ジ−tert−ブチルフェノール、Ionol K 65(R)、p−メトキシフェノール、ブチルヒドロキシアニソールまたは4−アミン類、例えばN,N−ジフェニルアミン、フェニレンジアミン類、例えばN,N’−ジアルキル−パラ−フェニレンジアミン(この際、アルキル基は同一かまたは異なることができる)、ヒドロキシルアミン類、例えばN,N−ジエチルヒドロキシルアミン、リン含有化合物、例えばトリフェニルホスフィン、トリフェニルホスフィットもしくはトリエチルホスフィット、または硫黄含有化合物、例えば二酸化硫黄、硫化ジフェニル、フェノチアジンまたは5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニルスルフィド、並びにIrganox(C)群、Cupferron(C)群及び銅塩である。
これらの化合物は、単独でまたは混合物として使用することができる。その量は、使用するアルコールに基づいて、10ppm〜5重量%、大概の場合は50ppm〜3重量%の範囲である。反応は、不活性雰囲気(例えば窒素、アルゴン、ヘリウム)中で、あるいは場合によっては空気または酸素含有ガス混合物を添加して行うことができる。
エステル化においては、従来技術から既知の触媒を使用することができる。慣用のエステル化触媒は、硫酸、亜硫酸、二硫酸、ポリ硫酸、三酸化硫黄、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、C1〜C30アルキルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、C1〜C30アルコールの硫酸モノエステル、例えばドデシルスルフェート、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、ポリリン酸、C1〜C30アルコールのリン酸エステル、塩酸、過塩素酸、酸性イオン交換体、ヘテロポリ酸、“固体超強酸(solid super acid)”、並びにこれらの酸の塩、ルイス酸、例えば三塩化ホウ素、硫酸アルミニウム及び三塩化鉄である。
エステル交換には、従来技術に開示された全ての触媒を使用することができる。このような触媒としては、例えばマグネシウムアルコレート、アルミニウムアルコレートまたはチタンアルコレート、例えばチタン酸テトラメチル、チタン酸テトラエチル、チタン酸テトライソプロピル、チタン酸テトラプロピル、チタン酸テトライソブチル及びチタン酸テトラブチル、チタンフェノレート、ジルコニウムアルコレートまたは配位子中に更に別の官能基を有するアルコレート、金属キレート化合物、例えばハフニウム、チタン、ジルコニウムもしくはカルシウムの金属キレート化合物、アルカリもしくはマグネシウムアルコレート、有機スズ化合物、例えばジブチルスズ酸化物もしくはジブチルスズオキシクロライド、またはカルシウムもしくはリチウム化合物、例えばカルシウムもしくはリチウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩もしくはハロゲン化物、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のシアネート類、または塩基性担持型触媒などが挙げられる。
触媒は、場合により全反応混合物を基準にして好ましくは0.01〜10重量%、特に0.05〜5重量%の量で使用される。
エステル化は、40〜180℃の温度で行うことができる。好ましくは80〜140℃の温度で行われる。エステル化は、好ましくは不飽和カルボン酸を過剰量で使用して行われる。好ましくは、1mbar〜10barの範囲の圧力の下に行われる。
エステル化は、連続的にまたはバッチ式に行うことができる。
例1
2.2m3の容積のエナメル被覆した反応器中に、分子量1100のメチルポリエチレングリコール1400kg、メタクリル酸175kg、濃硫酸(97%)9.7kg、フェノチアジン510g及び2−メチルオキサゾリン158gを仕込んだ。次いで、窒素を流しながら8時間、125℃に加温した。次いで、圧力を8時間内にゆっくりと50mbarまで減少し、そして14時間この圧力に維持した。その間、メタクリル酸と水からなる混合物が蒸留物として抜き出された。NMRにより、97%の転化率が確認された。排出後、容器中及び蒸留用プラント構成要素中には、ポリマーの堆積物もしくはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例2
2.2m3容積のエナメル被覆した反応器中に、ラウリルアルコールを原料としエチレンオキシドを平均して7単位有するエトキシレート1166kg、メタクリル酸319kg、濃硫酸(97%)11.7kg、次亜リン酸3.2kg、フェノチアジン920g、パラ−メトキシフェノール280g及び2−メチルオキサゾリン233gを仕込んだ。次いで、窒素を流しながら3時間、125℃に加温した。次いで、圧力を、8時間内にゆっくりと50mbarまで減少しそしてこの圧力を3時間維持した。その間、メタクリル酸と水からなる混合物が蒸留物として抜き出された。NMRにより、99%の転化率が確認された。排出後、容器中及び蒸留用のプラント構成要素中には、ポリマーの堆積物またはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例3
2.2m3容積のエナメル被覆した反応器中に、ベヘニルアルコール990kg、キシレン543kg、アクリル酸266kg、パラ−トルエンスルホン酸16.5kg、パラ−メトキシフェノール2.3kg、及び2−メチルオキサゾリン247gを仕込んだ。そこで130℃まで加温し、そして温度を6時間内に170℃まで上昇させた。その際、生じた反応水が共沸混合物として留去され、そしてキシレンを反応に再循環した。水の分離がもはや検出されなくなった後に、NMRにより98%の転化率が確認された。排出後、容器、カラム及び分離器中には、ポリマーの堆積物またはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例4
2.2m3容積のエナメル被覆した反応器中に、平均分子量600のポリエチレングリコール1300kg、メタクリル酸259kg、濃硫酸(97%)11.5kg、フェノチアジン1044g、Ionol K 65(C) 396g、及び2−メチルオキサゾリン466gを仕込んだ。窒素を流しながら、500mbarで4時間、125℃に加温した。次いで、圧力を4時間内でゆっくりと50mbarまで減少し、そしてその圧力を4時間維持した。その間に、メタクリル酸と水からなる混合物が蒸留物として抜き出された。NMRにより、98%の転化率が確認された。排出後は、容器中及び蒸留用のプラント構成要素中には、ポリマーの堆積物またはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例5
2.2m3容積のエナメル被覆した反応器中に、平均分子量750のメチルポリエチレングリコール1400kg、メタクリル酸259kg、濃硫酸(97%)9.5kg、フェノチアジン746g、Ionol K 65(C) 280g及び2−メチルオキサゾリン233gを仕込んだ。窒素を流しながら、500mbarで2時間、125℃に加温した。次いで、圧力を10時間内にゆっくりと50mbarまで減少し、そしてその圧力を4時間維持した。その間に、メタクリル酸と水からなる混合物が蒸留物として抜き出された。NMRにより、96%の転化率が確認された。排出後、容器中及び蒸留用のプラント構成要素中には、ポリマーの堆積物またはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例6(オキサゾリン無しの比較例)
2.2m3容積のエナメル被覆した反応器中に、平均分子量750のメチルポリエチレングリコール1400kg、メタクリル酸259kg、濃硫酸(97%)9.5kg、フェノチアジン746g及びIonol K 65(C) 280gを仕込んだ。窒素を流しながら、500mbarで2時間、125℃に加温した。次いで、圧力を、10時間内にゆっくりと50mbarまで減少し、そしてその圧力を4時間維持した。その間に、メタクリル酸と水からなる混合物が蒸留物として抜き出された。NMRにより、96%の転化率が確認された。排出後、容器中にポリマーの堆積物及びポリマーによる汚染を確認することができた。また、プラント中で蒸留物が凝縮する領域中にもポリマーが形成した。
例7
2.1m3容積の反応器中に、ラウリルアルコールを原料としそしてエチレンオキシドを平均して7単位有するエトキシレート1189kg、メタクリル酸メチルエステル497kg、チタンテトライソプロピレート25.9kg、ブチルヒドロキシトルエン770g、パラ−メトキシフェノール442g、及び2−メチルオキサゾリン178gを仕込んだ。窒素を流しながら105℃に加温すると、生じたメタノールが、過剰のメタクリル酸メチルエステルと一緒に留出し始めた。次いで、温度を7時間内にゆっくりと150℃まで高めそしてその温度に2時間維持した。最後に、温度を130℃に減少しそして5mbarの圧力下に過剰のメタクリル酸メチルエステルを留去した。NMRにより、99%の転化率が確認された。排出後、容器中及び蒸留用のプラント構成要素中には、ポリマーの堆積物もしくはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例8
2.1m3容積の反応器中に、N,N−ジデシルアミノエタノール1109kg、メタクリル酸メチルエステル586kg、水酸化リチウム3.2kg、フェノチアジン1.9kg及び2−メチルオキサゾリン320gを仕込んだ。窒素を流しながら8時間、105℃に加温すると、生成したメタノールが過剰のメタクリル酸メチルエステルと一緒に留去した。次いで、圧力を6時間内にゆっくりと300mbarに減少しそしてその圧力に2時間維持した。NMRにより、96%の転化率が確認された。排出後、容器中及び蒸留用のプラント構成要素中には、ポリマーの堆積物またはポリマーによる汚染は確認されなかった。
例9
2.1m3容積の反応器中に、獣脂肪アルコールを原料としそしてエチレンオキシドを平均して25単位有するエトキシレート1385kg、メタクリル酸メチルエステル305kg、チタンテトライソプロピレート10.2kg、ブチルヒドロキシアニソール1.17kg、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン850g、及び2−メチルオキサゾリン277gを仕込んだ。窒素を流しながら120℃に加温すると、生成したメタノールが過剰のメタクリル酸メチルエステルと一緒に留去し始めた。次いで、温度を9時間内にゆっくりと150℃まで高めそしてその温度に2時間維持した。NMRにより、94%の転化率が確認された。排出後は、容器中及び蒸留用のプラント構成要素中には、ポリマーの堆積物もしくはポリマーによる汚染は確認されなかった。

Claims (6)

  1. アルコールをオレフィン性不飽和カルボン酸または酸ハロゲン化物、エステルもしくは酸無水物の形のそれの反応性誘導体と反応させるにあたり、次式1
    Figure 0004753876
    [式中、R、R、R、R及びRは、互いに独立して、水素、または炭素原子数1〜12の非分枝状飽和炭化水素基を表し、そしてR、R、R、R及びRは同一かまたは異なることができる]
    で表されるオキサゾリン類の少なくとも一種が、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体からなる反応混合物の重量を基準にして1ppm〜1重量%の量で存在する、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸からエステルを製造する方法。
  2. 、R、R、R及びRが、互いに独立して、水素またはメチル基を表す、請求項1の方法。
  3. がメチルを意味し、
    及びRが水素を意味し、
    及びRが水素またはメチルを意味する、
    請求項1または2の方法。
  4. 式1のオキサゾリン類を、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体からなる反応混合物を基準にして10ppm〜0.5重量%の量で使用する、請求項1〜3のいずれか一つの方法。
  5. 次式1
    Figure 0004753876
    [式中、R、R、R、R及びRは、互いに独立して、水素、または炭素原子数1〜12の非分枝状飽和炭化水素基を表し、そしてR、R、R、R及びRは同一かまたは異なることができる]
    で表される化合物を、アルコールとオレフィン性不飽和カルボン酸もしくは酸ハロゲン化物、エステルもしくは酸無水物の形のそれの反応性誘導体との反応に安定化剤として使用する方法であって、上記式1の化合物が、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸またはそれの反応性誘導体からなる反応混合物の重量を基準にして1ppm〜1重量%の量で使用される、上記方法。
  6. A) アルコール
    B) オレフィン性不飽和カルボン酸または酸ハロゲン化物、エステルもしくは酸無水物の形のそれの反応性誘導体
    (但し、A):B)のモル比は1:0.2〜1:15である)
    C) A)及びB)の総重量を基準にして1ppm〜1重量%の量の、次式1
    Figure 0004753876
    [式中、R、R、R、R及びRは、互いに独立して、水素、または炭素原子数1〜12の非分枝状飽和炭化水素基を表し、そしてR、R、R、R及びRは同一かまたは異なることができる]
    で表される化合物、
    を含む、アルコール及びオレフィン性不飽和カルボン酸からエステルを製造するための組成物。
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