JP4752200B2 - 籾摺ロールのロール間隙制御装置 - Google Patents
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Description
また、籾摺ロールのロール間隙制御装置において、籾摺ロールの初期間隙設定の要否を選択する初期設定開始スイッチを設け、主モータの停止時には、前記初期設定開始スイッチが初期設定の要選択をした場合には、籾摺ロールのロール間隙を所定時間開調節し拡げて作業を終了し、初期設定開始スイッチが初期設定の不要を選択した場合には、籾摺ロールのロール間隙をそのままの状態として作業を終了するようにしたものは公知である(特許文献3)。
請求項1の発明は、一対の籾摺ロール(7,7)駆動用の主モータ(29)が基準負荷電流値を維持するように一対の籾摺ロール(7,7)のロール間隙を開閉調節する負荷電流値基準によるロール間隙制御手段と、籾摺作業開始時に籾摺ロール(7,7)の初期ロール間隙を設定するロール間隙初期設定手段と、該ロール間隙初期設定手段により設定された初期ロール間隙の状態、又はロール間隙初期設定を行なわない状態でロール間隙を固定状態としながら所定時間にわたり籾摺を継続する安定待ち籾摺行程を行なうロール間隙固定籾摺手段と、前記ロール間隙初期設定手段が主モータ起動時毎作動かあるいは主モータ(29)の初回起動時のみ作動かを選択できるロール間隙初期設定スイッチ(44)と、該ロール間隙初期設定スイッチ(44)の主モータ(29)の初回起動時のみに初期設定作動を選択した場合には、ロール間隙初期設定手段が主モータ(29)起動時毎の作動を選択した場合よりも、主モータの二回目以降の起動時における前記ロール間隙固定籾摺手段による前記安定待ち籾摺行程の所定時間を短く補正する時間補正手段とからなる籾摺ロールのロール間隙制御装置とする。
以下、図面に示すこの発明の実施例の形態について説明する。
まず、図1に基づきこの発明を具備する籾摺選別機の全体構成について説明する。
図2には籾摺ロール7,7の公知のロール間隙調節手段が図示されている。左側の籾摺ロール7は定位置で駆動される主籾摺ロールで、右側の籾摺ロール7は誘導アーム7aに軸架されていている副籾摺ロールである。副籾摺ロールはロール間隙調節手段7bにより主籾摺ロールとの間隙を開閉調節自在に構成されていて、ロール間隙調節モータ28を正逆転することにより、ロール間隙調節手段7bが正逆駆動されて誘導アーム7aが時計方向あるいは反時計方向に回動し、主副の籾摺ロール7,7のロール間隙が開閉調節される。なお、ロール間隙調節ハンドル7cを手動で回転操作して、ロール間隙調節手段7bを正逆駆動しロール間隙の開閉調節をすることができる。
次に、図4のフローに基づきコントローラ40のロール間隙の制御内容について説明する。
初期籾摺作業の開始時に電源スイッチ(図示省略)をONすると制御が開始され、ロール間隙初期設定スイッチ44を入りあるいは切りに操作すると、ロール間隙初期設定スイッチ44のフラグがFG=1の「主モータ29の起動時毎にロール間隙の初期設定を実行するモード」、あるいは、FG=2の「主モータ29の初回起動時のみにロール間隙の初期設定を実行するモード」に切り替えられてる(ステップ1)。
初期籾摺作業の開始時に電源スイッチ(図示省略)をONすると制御が開始され、ロール間隙初期設定スイッチ44を入りあるいは切りに操作する。すると、ロール間隙初期設定スイッチ44のフラグがFG=1の「主モータ29の起動時毎にロール間隙の初期設定を実行するモード」、あるいは、FG=2の「主モータ29の初回起動時のみにロール間隙の初期設定を実行するモード」に切り替えられてる(ステップ1)。
玄米揚穀機5をバケット式の昇降機で構成し、摺落米風選箱体9の後部に設けた揚穀機ベース51に、縦軸51a回りに回動自在に軸支している。この玄米揚穀機5は、揚穀ケース5aと、揚穀ケース5a内の上下の揚穀プーリに巻き掛けているバケット5b,…付きの昇降ベルト5cと、玄米投げ口5dにより構成されている。
摺出米風選箱体9の側面に防護カバー62を着脱自在に取り付けている。この防護カバー62の例えば下端部に開口部62aを設け、例えば合成樹脂材からなる把手63を開口部62aに嵌合装着してカバーの下部を補強し、この把手63の内側部に係止部64を一体的に構成している。また、摺出米風選箱体9の内側部にはブラケットを介して係止凹部65を設けている。しかして、摺出米風選箱体9の側面開口部を防護カバー62で閉鎖し、把手63に一体的に取り付けられている係止部64を係止凹部65に嵌合させて、摺出米風選箱体9に防護カバー62を係止する。
次に、図11に基づき粃受樋11の他の実施例について説明する。
しかして、バイパス弁72が粃選別風路71を閉鎖する側に切り替えられると、粃選別風が粃選別風路71を経て唐箕13に流入するときには唐箕13の風量が増加調節され、また、粃選別風路71が閉鎖されて粃選別風が唐箕13に流れないときには、唐箕13の風量が減少調節される。従って、摺落米選別風路10の摺落米の選別を安定させながら、粃受樋11から粃を取り出したり、あるいは、粃を粃選別風路71から唐箕13を経由して機外に排出することができる。
また、図13に示すように構成してもよい。即ち、摺落米選別風路10の終端部に副風量調節弁78aを設け、開口部81から摺落米選別風路10に流入する空気量を調節できるように構成する。そして、副風量調節弁78aとバイパス弁72とを連動ロッド79を介して連動連結し、バイパス弁72が開調節されると、副風量調節弁78aにより開口部81の開口面積が減少調節され、また、バイパス弁72が閉調節されると、副風量調節弁78により開口部81の開口面積が増加調節されるように構成しても、前記実施例と同様の効果が期待できる。
混合米揚穀機4の上部には上下のリンク92,92を介して混合米タンク24を上下動自在に支持し、混合米タンク24をバネ93により吊り下げ支持している。混合米タンク24の連結板94には、下方ほど前側に位置する傾斜長孔95を設け、この傾斜長孔95に弁連動ロッド96の屈折部96aを移動自在に挿入し、弁連動ロッド96の下端部を籾供給調節弁33に連動連結している。そして、傾斜長孔95の下端部に締結ボルト97によって傾斜長孔95の長手方向に沿って調節固定自在なロッド受け98を取り付けている。
2 摺落米風選部
3 混合米選別部
4 混合米揚穀機
5 玄米揚穀機
7 籾摺ロール
29 主モータ
30 負荷電流センサ
40 コントローラ
44 ロール間隙初期設定スイッチ
Claims (2)
- 一対の籾摺ロール(7,7)駆動用の主モータ(29)が基準負荷電流値を維持するように一対の籾摺ロール(7,7)のロール間隙を開閉調節する負荷電流値基準によるロール間隙制御手段と、籾摺作業開始時に籾摺ロール(7,7)の初期ロール間隙を設定するロール間隙初期設定手段と、該ロール間隙初期設定手段により設定された初期ロール間隙の状態、又はロール間隙初期設定を行なわない状態でロール間隙を固定状態としながら所定時間にわたり籾摺を継続する安定待ち籾摺行程を行なうロール間隙固定籾摺手段と、前記ロール間隙初期設定手段が主モータ起動時毎作動かあるいは主モータ(29)の初回起動時のみ作動かを選択できるロール間隙初期設定スイッチ(44)と、
該ロール間隙初期設定スイッチ(44)の主モータ(29)の初回起動時のみに初期設定作動を選択した場合には、ロール間隙初期設定手段が主モータ起動時毎の作動を選択した場合よりも、主モータ(29)の二回目以降の起動時における前記ロール間隙固定籾摺手段による前記安定待ち籾摺行程の所定時間を短く補正する時間補正手段とからなる籾摺ロールのロール間隙制御装置。 - 籾ホッパ(6)と、籾ホッパ(6)内の籾を籾摺ロール(7,7)への供給を調節する籾供給調節弁(33)と、籾供給調節弁(33)の弁開度を検出する弁開度センサ(34)とを設け、
籾供給調節弁(33)の開調節の検出がなされると安定待ち籾摺行程を行い、該安定待ち籾摺行程の所定時間が経過すると負荷電流値基準によるロール間隙制御を行なう構成とし、前記安定待ち籾摺行程の時間を短くする制御を主モータ(29)の二回目以降の起動時に行なうことを特徴とする請求項1記載の籾摺ロールのロール間隙制御装置。
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