JP4751785B2 - 伝送装置およびソフトウェア自動更新方法 - Google Patents

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Description

この発明は、通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置と、その伝送装置が前記のユニットに導入されたソフトウェアを自動更新するソフトウェア自動更新方法とに関し、特に、通信制御ユニットが実行している通信を中断させることがないように考慮しながら、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアを自動的に更新することができる伝送装置と、ソフトウェア自動更新方法とに関する。
近年、複数のスロットを備え、そこに通信制御ユニットを任意の組合せで搭載して構成される伝送装置が多く利用されるようになっている。これらの伝送装置は、シャーシ型と呼ばれ、優れた拡張性をもち、必要に応じて冗長構成を実現することができる。
シャーシ型の伝送装置においては、信頼性を高めるため、各通信制御ユニットに導入されたソフトウェア(ファームウェア)が、自ユニットの各種機能の状態を監視し、伝送装置本体に導入されたソフトウェアが、その監視結果を収集して、障害に関する警告処理等をおこなうようになっているのが一般的である。
ところで、通信制御ユニットや伝送装置本体に導入されるソフトウェアは、不具合改修や機能改善によりバージョンアップされ、古いバージョンのソフトウェアと互換性がなくなる場合がある。そのため、シャーシ型の伝送装置では、新たに増設された通信制御ユニットが古い版のソフトウェアを導入したものであった場合等に、通信制御ユニットのソフトウェアと伝送装置本体のソフトウェアの接続性が失われ、障害監視機能が機能しないことがあった。
このような、ソフトウェアのバージョンの不整合による障害監視機能の不具合を回避するため、一部のシャーシ型の伝送装置は、自装置に導入されているソフトウェアと互換性のある各種通信制御ユニット用のソフトウェアをフラッシュメモリ等に記憶し、互換性のないソフトウェアが導入された通信制御ユニットが増設された場合等に、自装置が記憶するソフトウェアをその通信制御ユニットに自動的に導入する機能を備えている。
なお、ソフトウェアが互換性をもっているか否かの検証は、例えば、特許文献1において開示されている技術をもちいて実現することができる。
特開2005−25543号公報
しかしながら、通信制御ユニットにソフトウェアを自動的に導入する上記の技術は、ソフトウェアの互換性がないことを検知すると強制的に自動更新を実行するものであったため、全てのシャーシ型の伝送装置に適用することはできなかった。例えば、ソフトウェアの導入時に通信制御機能が一時的に停止する通信制御ユニットを搭載する伝送装置では、実行中の通信が中断される可能性があるため、上記の技術を適用することができなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、通信制御ユニットが実行している通信を中断させることがないように考慮しながら、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアを自動的に更新することができる伝送装置およびソフトウェア自動更新方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一つの態様では、通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置であって、前記ユニットに導入されている第1のソフトウェアのバージョン情報と当該の伝送装置に導入されている第2のソフトウェアのバージョン情報とを比較し、両者が正常に情報のやりとりをおこなうことができるか否かを判定する接続性判定手段と、前記第1のソフトウェアを更新するときに前記ユニットが実行している通信制御が中断されるか否かを判定する通信断有無判定手段と前記接続性判定手段と前記通信断有無判定手段の判定結果に基づいて、前記第1のソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定する自動更新要否判定手段と、前記自動更新要否判定手段によって、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定された場合に、所定の記憶手段に記憶されているソフトウェアを前記ユニットへ導入するソフトウェア自動更新手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置が、前記ユニットに導入されているソフトウェアを自動更新するソフトウェア自動更新方法であって、前記ユニットに導入されている第1のソフトウェアのバージョン情報と当該の伝送装置に導入されている第2のソフトウェアのバージョン情報とを比較し、両者が正常に情報のやりとりをおこなうことができるか否かを判定する接続性判定工程と、前記第1のソフトウェアを更新するときに前記ユニットが実行している通信制御が中断されるか否かを判定する通信断有無判定工程と、前記接続性判定工程と前記通信断有無判定工程の判定結果に基づいて、前記第1のソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定する自動更新要否判定工程と、前記自動更新要否判定工程によって、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定された場合に、所定の記憶手段に記憶されているソフトウェアを前記ユニットへ導入するソフトウェア自動更新工程とを含んだことを特徴とする。
これらの発明の態様によれば、ソフトウェア間のバージョンの整合性に加えて、ユニットに新たなソフトウェアを導入した場合に、そのユニットにて実行されている通信制御が中断されるかどうかを基準としてソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定するように構成したので、ユニットが実行している通信を中断させることなく、ユニットに導入されているソフトウェアを自動的に更新することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性がないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする。
この発明の態様によれば、ソフトウェア間のバージョンの整合性がない場合であっても、ユニットに新たなソフトウェアを導入したときに、そのユニットにて実行されている通信制御が中断されるならば、ソフトウェアの自動更新処理を実行しないように構成したので、ソフトウェアの自動更新処理によって、ユニットが実行している通信が中断されることを防止することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする。
この発明の態様によれば、ユニットに導入されているソフトウェアが最新ではない場合であっても、ユニットに新たなソフトウェアを導入したときに、そのユニットにて実行されている通信制御が中断されるならば、ソフトウェアの自動更新処理を実行しないように構成したので、ソフトウェアの自動更新処理によって、ユニットが実行している通信が中断されることを防止することができる。
また、本発明の他の態様では、上記の発明の態様において、前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、当該の伝送装置が起動中であれば、前記通信断有無判定手段の判定結果に関わらず、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定することを特徴とする。
この発明の態様によれば、ユニットに導入されているソフトウェアが当該の伝送装置に導入されているソフトウェアと互換性を有するが、最新ではない場合に、当該の伝送装置が起動中であれば、ソフトウェアの自動更新処理を実行しないように構成したので、障害からの復旧のための再起動時に、ソフトウェアの自動更新処理によって起動時間が長くなり、通信断が生じる時間が長期化することを防止することができる。
本発明の一つの態様によれば、ソフトウェア間のバージョンの整合性に加えて、ユニットに新たなソフトウェアを導入した場合に、そのユニットにて実行されている通信制御が中断されるかどうかを基準としてソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定するように構成したので、ユニットが実行している通信を中断させることなく、ユニットに導入されているソフトウェアを自動的に更新することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の態様によれば、ソフトウェア間のバージョンの整合性がない場合であっても、ユニットに新たなソフトウェアを導入したときに、そのユニットにて実行されている通信制御が中断されるならば、ソフトウェアの自動更新処理を実行しないように構成したので、ソフトウェアの自動更新処理によって、ユニットが実行している通信が中断されることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の態様によれば、ユニットに導入されているソフトウェアが最新ではない場合であっても、ユニットに新たなソフトウェアを導入したときに、そのユニットにて実行されている通信制御が中断されるならば、ソフトウェアの自動更新処理を実行しないように構成したので、ソフトウェアの自動更新処理によって、ユニットが実行している通信が中断されることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の他の態様によれば、ユニットに導入されているソフトウェアが当該の伝送装置に導入されているソフトウェアと互換性を有するが、最新ではない場合に、当該の伝送装置が起動中であれば、ソフトウェアの自動更新処理を実行しないように構成したので、障害からの復旧のための再起動時に、ソフトウェアの自動更新処理によって起動時間が長くなり、通信断が生じる時間が長期化することを防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る伝送装置およびソフトウェア自動更新方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例に係る伝送装置の全体構成とソフトウェアの自動更新方法の概要について説明する。図1は、本実施例に係る伝送装置の全体構成の一例を示す図である。同図に示すように、伝送装置10は、シャーシ型の伝送装置であり、通信制御ユニット1001〜100nを搭載している。通信制御ユニット1001〜100nは、それぞれ、伝送装置10が備えるコネクタ2001〜200nを介して、伝送装置10と接続されている。
通信制御ユニット1001は、ネットワーク接続(例えば、光ネットワーク接続)を実現するために必要な所定の通信制御をおこなう装置であり、制御部1101を備える。そして、制御部1101は、データパケットや制御用パケットのやりとりを制御するための主信号制御部1111と、通信制御ユニット1001の各種機能の状態を監視する状態監視部1121とを含む。
同様に、通信制御ユニット1002は、ネットワーク接続を実現するために必要な所定の通信制御をおこなう装置であり、制御部1102を備える。そして、制御部1102は、データパケットや制御用パケットのやりとりを制御するための主信号制御部1112と、通信制御ユニット1002の各種機能の状態を監視する状態監視部1122とを含む。
同様に、通信制御ユニット100nは、ネットワーク接続を実現するために必要な所定の通信制御をおこなう装置であり、制御部110nを備える。そして、制御部110nは、データパケットや制御用パケットのやりとりを制御するための主信号制御部111nと、通信制御ユニット100nの各種機能の状態を監視する状態監視部112nとを含む。
伝送装置10は、コネクタ2001〜200nの他に、スイッチ300と、制御部400とを備える。スイッチ300は、主信号制御部1111〜主信号制御部111nが、伝送装置10の内部でデータパケットや制御用パケットを交換するための伝送経路である。制御部400は、伝送装置10を全体制御する制御部であり、運用監視部410を含む。運用監視部410は、状態監視部1121〜状態監視部112nの監視結果を収集し、異常があれば、管理端末に警告表示をおこなうといった警告処理を実行する処理部である。
同図に示した、運用監視部410、主信号制御部1111〜主信号制御部111nおよび状態監視部1121〜状態監視部112nの機能は、ソフトウェア(ファームウェア)によって実現される。
運用監視部410の機能を実現するソフトウェアは、伝送装置10が備える記憶装置内に記憶される。そして、電源投入時に、制御部400が備えるCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)もしくはFPGA(Field Programmable Gate Array)に読み込まれて運用監視部410の機能を実現するようになる。
同様に、主信号制御部1111〜主信号制御部111nおよび状態監視部1121〜状態監視部112nの機能を実現するソフトウェアは、それぞれの通信制御ユニットが備える記憶装置内に記憶される。そして、電源投入時に、それぞれの通信制御ユニットの制御部が備えるCPU、DSPもしくはFPGAに読み込まれて所定の機能を実現するようになる。
上記の各ソフトウェアは、不具合改修や機能改善のためにバージョンアップされ、以前のバージョンのソフトウェアと互換性がなくなる場合がある。したがって、運用監視部410が状態監視部1121〜状態監視部112nと協調動作して運用監視の機能を果たすには、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアのバージョンと、状態監視部1121〜状態監視部112nの機能を実現するソフトウェアのバージョンに互換性がある必要がある。
しかしながら、実際の運用においては、故障した通信制御ユニットと交換してスペアの交換ユニットを実装した場合等において、ソフトウェアのバージョンの不整合から運用監視機能が機能しないことが起こりうる。このような事態が発生することを防ぐため、伝送装置10は、自身に導入されているソフトウェアと互換性を有する各種の通信制御ユニット用のソフトウェアを自装置内に記憶している。
そして、伝送装置10は、自身に導入されているソフトウェアと互換性のないソフトウェアが導入された通信制御ユニットが実装された場合は、自身が記憶しているソフトウェアをその通信制御ユニットに自動的に導入し、ソフトウェアの互換性を確保する。ただし、このソフトウェアの自動更新は、常に強制的に実行されるのではなく、伝送装置10の主目的である通信制御に悪影響を与えることがない場合にのみ実行される。
なお、図1に示した伝送装置10では、運用監視部410が伝送装置10の本体内に存在する構成の例を示しているが、図2に示す伝送装置11のように、運用監視部410が伝送装置11の本体外に存在する構成であってもよい。
伝送装置11では、運用監視ユニット500がコネクタ201を介して伝送装置11と接続されている。そして、運用監視部410は、運用監視ユニット500が備える制御部401に含まれている。この構成では、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアは、運用監視ユニット500が備える記憶装置内に記憶される。また、後述するソフトウェアの自動更新のための各種処理部も運用監視ユニット500の制御部401に設けられる。
次に、図1に示した伝送装置10の場合を例にして、本実施例に係るソフトウェア自動更新方法を実現するための構成について説明する。図3は、本実施例に係る伝送装置10の要部の構成を示す機能ブロック部である。なお、同図では、ソフトウェアの自動更新と関連のない構成の図示を省略している。また、同図では、通信制御ユニットの例として通信制御ユニット1001の構成を示しているが、図1に示した通信制御ユニット1002〜100nも、通信制御ユニット1001と同様の構成を有する。
図3に示すように、通信制御ユニット1001は、不揮発性メモリ120と、揮発性メモリ130と、制御レジスタ140と、ソフトウェア記憶部150とを有する。
不揮発性メモリ120は、伝送装置10の電源が切られた後でも、情報を記憶し続けることが可能なメモリであり、ユニットコード121aと、ソフトウェアタイプ121bと、ソフトウェア版数121cと、下位互換版数121dとからなるユニット情報121を記憶する。
ユニットコード121aは、当該の通信制御ユニットの種別を示す識別コードであり、ソフトウェアタイプ121bは、ユニットコード121aとの組合せにより、当該の通信制御ユニットに導入可能なソフトウェアを特定するための識別コードである。ソフトウェア版数121cは、当該の通信制御ユニットに現在導入されているソフトウェアのバージョンを示す番号であり、下位互換版数121dは、当該の通信制御ユニットに現在導入されているソフトウェアが以前のどのバージョンまでと下位互換性を保っているのかを示す番号である。
例えば、ソフトウェア版数121cの値が「05」であり、下位互換版数121dの値が「02」の場合、当該の通信制御ユニットに現在導入されているソフトウェアのバージョンは「05」であり、そのソフトウェアは、バージョンが「02」であったときと同様の接続性を有していることを示す。なお、本明細書において、接続性を有するとは、ソフトウェアが、予め定められた手続きに従って、他のソフトウェアと正常に情報をやりとりできることを意味する。
なお、2つのソフトウェア間の接続性を確保するには、双方のソフトウェアのバージョンが互換性を有していることが最低限必要であり、可能な限り、双方のソフトウェアのバージョンが最新であることが望ましい。
揮発性メモリ130は、伝送装置10の電源が切られると、情報が失われるメモリであり、運用中フラグ131aと、無瞬断更新可否フラグ131bとからなる運用状態フラグ131を記憶する。
運用中フラグ131aは、当該の通信制御ユニットが運用中であるか否か、すなわち、通信制御を実行する状態となっているか否かを示すフラグである。運用中フラグ131aは、揮発性メモリ130に設けられているので、伝送装置10の電源投入後は、必ず値がリセットされて、当該の通信制御ユニットが運用中ではないことを正しく示す。そして、無瞬断更新可否フラグ131bは、当該の通信制御ユニットが、通信制御を実行中に、通信を一瞬でも切断させることなく、導入されているソフトウェアを更新することが可能であるか否かを示すフラグである。
制御レジスタ140は、主信号制御部1111の動作を制御するための各種パラメータが設定されるレジスタである。ソフトウェア記憶部150は、主信号制御部1111や状態監視部1121の機能を実現するためのソフトウェアを記憶する記憶部である。
制御部400は、接続性管理表421と、ソフトウェア管理表422と、ソフトウェア格納部423と、ユニット検出部431と、接続性判定部432と、通信断有無判定部433と、自動更新要否判定部434と、ソフトウェア自動更新部435と、ユニット制御部436とを有する。
接続性管理表421は、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアと、各種通信制御ユニットに導入されるソフトウェアとの接続性を示す情報を保持するテーブルである。図4に、接続性管理表421の一例を示す。同図に示すように、接続性管理表421は、ユニットコード、ソフトウェア版数、下位互換版数といった項目を有し、ユニットコードごとに1件ずつデータを保持する。
ユニットコードは、通信制御ユニットの種別を示す識別コードである。ソフトウェア版数は、ソフトウェア格納部423に格納されている自動更新用のソフトウェアのうち、当該のユニットコードによって識別される通信制御ユニットに対応するソフトウェアのバージョンを示す版数である。下位互換版数は、当該のユニットコードによって識別される通信制御ユニットに導入され得るソフトウェアのバージョンのうち、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアが互換性を有する最も古いバージョンを示す版数である。
ソフトウェア管理表422は、ソフトウェア格納部423に格納されている自動更新用のソフトウェアに関する情報を保持するテーブルである。図5に、ソフトウェア管理表422の一例を示す。同図に示すように、ソフトウェア管理表422は、ユニットコード、ソフトウェアタイプ、ファイル名、無瞬断更新可否フラグといった項目を有し、ユニットコードとソフトウェアタイプの組合せごとに1件ずつデータを保持する。
ユニットコードは、通信制御ユニットの種別を示す識別コードであり、ソフトウェアタイプは、当該のユニットコードとの組合せにより、当該のユニットコードが示す通信制御ユニットに導入可能なソフトウェアを特定するための識別コードである。ファイル名は、ユニットコードとソフトウェアタイプの組合せによって特定されるソフトウェアのファイル名であり、無瞬断更新可否フラグは、そのソフトウェアを通信制御ユニットに導入する場合に実行中の通信制御が中断されることがあるか否かを示すフラグである。
ソフトウェア格納部423は、伝送装置10に搭載される各種通信制御ユニットに導入可能なソフトウェアが格納される記憶部である。ソフトウェア格納部423には、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアと接続性を有するソフトウェアが格納される。なお、伝送装置10に搭載される各種通信制御ユニットに導入可能なソフトウェアを伝送装置10内に格納せずに、伝送装置10とネットワークを介して接続されたサーバ装置等に格納しておくこともできる。
ユニット検出部431は、稼働中の伝送装置10に新たに通信制御ユニットが実装された場合に、それを検出して、自動更新要否判定部434にその旨を通知する処理部である。接続性判定部432は、自動更新要否判定部434から指定された通信制御ユニットのユニット情報121と、接続性管理表421に保持されている情報とを照合して、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアと、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアが接続性を有しているか否かを判定する処理部である。
接続性判定部432は、自動更新要否判定部434から指定された通信制御ユニットのユニット情報121におけるソフトウェア版数121cと下位互換版数121dの範囲と、その通信制御ユニットに対応する接続性管理表421の情報におけるソフトウェア版数と下位互換版数の範囲とを比較し、重複部分がある場合に、互換性があると判定する。また、接続性判定部432は、ソフトウェア間に互換性があると判定した場合、ユニット情報121のソフトウェア版数121cと接続性管理表421のソフトウェア版数とを比較し、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが最新であるか否かも判定する。
図6は、接続性判定部432による接続性の判定結果の一例を示す図である。ケース1では、版数が示す範囲に重複があり、また、ユニット情報121のソフトウェア版数121cが接続性管理表421のソフトウェア版数よりも新しいため、接続性判定部432は、ソフトウェアに互換性があり、かつ、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが最新であると判定している。
また、ケース2では、版数が示す範囲に重複があるが、ユニット情報121のソフトウェア版数121cが接続性管理表421のソフトウェア版数よりも古いため、接続性判定部432は、ソフトウェアには互換性があるが、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアは最新ではないと判定している。
また、ケース3では、通信制御ユニット側のソフトウェアが新しく、版数が示す範囲に重複がないため、接続性判定部432は、ソフトウェアには互換性がないと判定している。そして、ケース4では、通信制御ユニット側のソフトウェアが古く、版数が示す範囲に重複がないため、接続性判定部432は、ソフトウェアには互換性がないと判定している。
通信断有無判定部433は、自動更新要否判定部434から指定された通信制御ユニットの運用状態フラグ131を参照して、その通信制御ユニットへソフトウェアを導入する場合に、その通信制御ユニットで実行されている通信が中断されることがあるか否かを判定する処理部である。
具体的には、通信断有無判定部433は、運用中フラグ131aが、当該の通信制御ユニットが運用中である旨を示しており、かつ、無瞬断更新可否フラグ131bが、当該の通信制御ユニットが、通信制御を実行中に、通信を一瞬でも切断させることなくソフトウェアを更新することが可能である旨を示していない場合に、ソフトウェア導入時に実行中の通信が中断されることがあると判定し、それ以外の場合は、その可能性はないと判定する。
なお、既に説明したように、運用中フラグ131aは、不揮発性メモリ130に存在し、伝送装置10の電源投入後は、必ず、当該の通信制御ユニットが運用中ではないことを正しく示すので、当該の通信制御ユニットの通信制御が開始され、運用中フラグ131aの値が変更されるまでの間、通信断有無判定部433は、ソフトウェア導入時に実行中の通信が中断されることがないと間違いなく判定することができる。
自動更新要否判定部434は、伝送装置10が起動中であるか否かと、接続性判定部432および通信断有無判定部433の判定結果とに基づいて通信制御ユニットにソフトウェアを自動更新するべきか否かを判定する処理部である。
自動更新要否判定部434が、通信制御ユニットにソフトウェアを自動更新するべきか否かを判定するタイミングは3つある。1つめのタイミングは、伝送装置10の電源投入時である。2つめのタイミングは、伝送装置10の稼働中に、管理者等によって、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアが更新されたときである。そして、3つめのタイミングは、伝送装置10の稼働中に、新たな通信制御ユニットが実装され、ユニット検出部431がそれを検出したときである。
自動更新要否判定部434は、1つめのタイミングと2つめのタイミングでは、伝送装置10に実装されているそれぞれの通信制御ユニットを対象として判定処理を実行し、3つめのタイミングでは、新たに実装された通信制御ユニットを対象として判定処理を実行する。
そして、自動更新要否判定部434は、判定処理の結果、ある通信制御ユニットにソフトウェアを自動更新するべきであると判定した場合は、その通信制御ユニットのユニット情報121に含まれるユニットコード121aとソフトウェアタイプ121bを指定してソフトウェア自動更新部435にソフトウェアの自動更新処理の実行を指示する。一方、判定処理の結果、ある通信制御ユニットにソフトウェアを自動更新する必要はないと判定した場合は、その通信制御ユニットの運用が開始されていなければ、ユニット制御部436にその通信制御ユニットの運用を開始するように指示する。
図7は、自動更新要否判定部434の判定ロジックを示す図である。同図に示すように、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが互換性を有しており、かつ、最新版であると接続性判定部432が判定した場合、自動更新要否判定部434は、他の条件に関わらず、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定する。
また、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが互換性を有しているが、最新版ではないと接続性判定部432が判定した場合、伝送装置10が起動中であれば、自動更新要否判定部434は、通信断有無判定部433の判定結果に関わらず、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定する。これは、システムダウンからの回復時や障害普及のための再起動時において、ソフトウェアの自動更新を実行することにより、通信復旧までの時間が長くなることを防止するためである。
また、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが互換性を有しているが、最新版ではないと接続性判定部432が判定した場合、伝送装置10が起動中でなければ、自動更新要否判定部434は、通信断有無判定部433の判定結果に基づいてソフトウェアの自動更新の要否を判定する。
具体的には、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの自動更新により通信の中断が発生する可能性があると判定した場合、すなわち、判定対象の通信制御ユニットの運用中フラグ131aが、当該の通信制御ユニットが運用中である旨を示しており、かつ、無瞬断更新可否フラグ131bが、当該の通信制御ユニットが、通信制御を実行中に、通信を一瞬でも切断させることなくソフトウェアを更新することが可能である旨を示していない場合には、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定する。
一方、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの自動更新により通信の中断が発生する可能性がないと判定した場合、すなわち、判定対象の通信制御ユニットの運用中フラグ131aと無瞬断更新可否フラグ131bが、上記以外の値の組合せの場合には、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は必要であると判定する。
また、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが互換性を有していないと接続性判定部432が判定した場合、伝送装置10が起動中であるか否かに関わらず、自動更新要否判定部434は、通信断有無判定部433の判定結果に基づいてソフトウェアの自動更新の要否を判定する。
具体的には、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの自動更新により通信の中断が発生する可能性があると判定した場合、すなわち、判定対象の通信制御ユニットの運用中フラグ131aが、当該の通信制御ユニットが運用中である旨を示しており、かつ、無瞬断更新可否フラグ131bが、当該の通信制御ユニットが、通信制御を実行中に、通信を一瞬でも切断させることなくソフトウェアを更新することが可能である旨を示していない場合には、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定する。
この場合、判定対象の通信制御ユニットにおける通信制御は、そのまま継続され、通信が中断することはないが、その通信制御ユニットに導入されたソフトウェアと運用監視部410の接続性が失われ、判定対象の通信制御ユニットに何らかの障害が発生しても運用監視部410はそれを検知することができない。そこで、この場合、自動更新要否判定部434は、判定対象の通信制御ユニットとの接続性が失われている旨を管理用端末等に表示させ、管理者に警告する。
一方、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの自動更新により通信の中断が発生する可能性がないと判定した場合、すなわち、判定対象の通信制御ユニットの運用中フラグ131aと無瞬断更新可否フラグ131bが、上記以外の値の組合せの場合には、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は必要であると判定する。
ソフトウェア自動更新部435は、自動更新要否判定部434に指示された通信制御ユニットに対してソフトウェアの自動更新処理を実行する処理部である。具体的には、ソフトウェア自動更新部435は、自動更新要否判定部434に指定されたユニットコードとソフトウェアタイプとをキーにしてソフトウェア管理表422を検索して、導入すべきソフトウェアのファイル名を取得し、そのファイル名をもつソフトウェアをソフトウェア格納部423から読出し、それを処理対象の通信制御ユニットのソフトウェア記憶部150に書込む。
なお、ソフトウェア自動更新部435が、ソフトウェア記憶部150へソフトウェアを書込んだ後、そのソフトウェアに含まれる情報に基づいて、ユニット情報121のソフトウェア版数121cと下位互換版数121dが更新される。この更新処理は、ソフトウェア自動更新部435が実行するものとしてもよいし、通信制御ユニットが備える所定の処理部が実行するものとしてもよい。
ユニット制御部436は、通信制御ユニットの制御レジスタ140に所定のパラメータを設定して、その通信制御ユニットに必要な制御をおこなわせる処理部である。ユニット制御部436は、運用状態にない通信制御ユニットを運用状態にする場合、その通信制御ユニットが運用中である旨をその通信制御ユニットの運用中フラグ131aに設定する。また、そのとき、その通信制御ユニットのユニットコード121aとソフトウェアタイプ121bの値に対応する無瞬断更新可否フラグの値をソフトウェア管理表422から取得し、無瞬断更新可否フラグ131bに設定する。
次に、本実施例に係る伝送装置10の処理手順について説明する。図8は、本実施例に係る伝送装置10の処理手順を示すフローチャートである。同図は、ユニット検出部431による通信制御ユニットの検出等を契機として、自動更新要否判定部434がソフトウェアの自動更新の要否を判定する場面における処理手順を示している。
なお、同図は、一つの通信制御ユニットを対象としてソフトウェアの自動更新の要否を判定する場合の処理手順を示しており、複数の通信制御ユニットを対象としてソフトウェアの自動更新の要否を判定する場合は、この処理手順が処理対象の通信制御ユニットごとに繰り返し実行されることになる。
同図に示すように、まず、自動更新要否判定部434の指示に従って、接続性判定部432が、判定対象の通信制御ユニットのユニット情報121を取得し(ステップS101)、通信断有無判定部433が、判定対象の通信制御ユニットの運用状態フラグ131を取得する(ステップS102)。
そして、接続性判定部432が、取得したユニット情報121を接続性管理表421と比較し、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが接続性を有しているか否かを検査する(ステップS103)。
その結果、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアと互換性があり、かつ、最新版であると接続性判定部432が判定した場合は(ステップS104肯定かつステップS105肯定)、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定し、ユニット制御部436に通常通りの処理を実行させる。
この場合、ユニット制御部436は、判定対象となった通信制御ユニットが既に運用中であれば(ステップS106肯定)、そのまま処理を継続させる。また、判定対象となった通信制御ユニットが運用状態になっていなければ(ステップS106否定)、その通信制御ユニットの制御レジスタ140に所定のパラメータを設定して運用状態にし(ステップS107)、その通信制御ユニットの運用状態フラグ131に当該の通信制御ユニットが運用中であることを示すフラグ等を設定する(ステップS108)。
また、ステップS103において、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアと互換性があるが、最新版ではないと接続性判定部432が判定した場合は(ステップS104肯定かつステップS105否定)、自動更新要否判定部434は、当該の伝送装置が起動中であれば(ステップS109肯定)、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定し、ユニット制御部436に通常通りの処理を実行させる。
この場合、判定対象となった通信制御ユニットは運用状態なっていないので、ユニット制御部436は、その通信制御ユニットの制御レジスタ140に所定のパラメータを設定して運用状態にし(ステップS107)、その通信制御ユニットの運用状態フラグ131に当該の通信制御ユニットが運用中であることを示すフラグ等を設定する(ステップS108)。
また、ステップS103において、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアと互換性があるが、最新版ではないと接続性判定部432が判定した場合(ステップS104肯定かつステップS105否定)、当該の伝送装置が起動中でなければ(ステップS109否定)、自動更新要否判定部434は、通信断有無判定部433の判定結果に応じて処理を切り替える。
すなわち、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの導入により通信断が生じる可能性があると判定した場合(ステップS110肯定)、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定する。この場合、判定対象の通信制御ユニットは既に運用中であるはずなので、通信断有無判定部433は、他の処理部に何も指示を与えることなく処理を終了させる。
一方、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの導入により通信断が生じる可能性がないと判定した場合(ステップS110否定)、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新が必要であると判定し、ソフトウェア自動更新部435にソフトウェアの自動更新処理を実行するように指示する。
この場合、ソフトウェア自動更新部435は、処理対象の通信制御ユニットに適合するソフトウェアのファイル名をソフトウェア管理表から検索し(ステップS111)、該当するファイル名がみつからなければ(ステップS112否定)、所定の警告手段にその旨の警告表示をおこなわせて処理を終了させる(ステップS113)。
ステップS111において、該当するファイル名がみつかった場合は(ステップS112肯定)、ソフトウェア自動更新部435は、その名前のファイルをソフトウェア格納部423から取得して、処理対象の通信制御ユニットのソフトウェア記憶部150に転記する(ステップS114)。そして、導入したソフトウェアが機能するように、ユニット制御部436に制御レジスタ140の設定(ステップS107)と、運用状態フラグ131の設定(ステップS108)をおこなわせる。
また、ステップS103において、判定対象の通信制御ユニットに導入されているソフトウェアが、運用監視部410の機能を実現するソフトウェアと互換性がないと接続性判定部432が判定した場合も(ステップS104否定)、自動更新要否判定部434は、通信断有無判定部433の判定結果に応じて処理を切り替える。
すなわち、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの導入により通信断が生じる可能性があると判定した場合は(ステップS115肯定)、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新は不要であると判定する。この場合、運用監視部410が、判定対象の通信制御ユニットの運用監視をおこなうことができない状態となるので、通信断有無判定部433は、所定の警告手段にその旨の警告表示をおこなわせる(ステップS116)。
一方、通信断有無判定部433が、ソフトウェアの導入により通信断が生じる可能性がないと判定した場合(ステップS115否定)、自動更新要否判定部434は、ソフトウェアの自動更新が必要であると判定し、ソフトウェア自動更新部435にソフトウェアの自動更新処理を実行するように指示する。
この場合、ソフトウェア自動更新部435は、処理対象の通信制御ユニットに適合するソフトウェアのファイル名をソフトウェア管理表から検索し(ステップS111)、該当するファイル名がみつからなければ(ステップS112否定)、所定の警告手段にその旨の警告表示をおこなわせて処理を終了させる(ステップS113)。
ステップS111において、該当するファイル名がみつかった場合(ステップS112肯定)、ソフトウェア自動更新部435は、その名前のファイルをソフトウェア格納部423から取得して処理対象の通信制御ユニットのソフトウェア記憶部150に転記する(ステップS114)。そして、導入したソフトウェアが機能するように、ユニット制御部436に制御レジスタ140の設定(ステップS107)と、運用状態フラグ131の設定(ステップS108)をおこなわせる。
上述してきたように、本実施例では、ソフトウェア間のバージョンの整合性に加えて、通信制御ユニットに新たなソフトウェアを導入した場合に、その通信制御ユニットにて実行されている通信制御が中断されるかどうかを基準としてソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定するように構成したので、通信制御ユニットが実行している通信を中断させることなく、通信制御ユニットに導入されているソフトウェアを自動的に更新することができる。
なお、上記の実施例では、本発明に係るソフトウェア自動更新方法を伝送装置に適用した例を示したが、本発明に係るソフトウェア自動更新方法は、ユニットを搭載して構成される各種装置に有効に適用することができる。また、上記の実施例において示した本発明の各種構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることができる。
(付記1)通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置であって、
前記ユニットに導入されている第1のソフトウェアのバージョン情報と当該の伝送装置に導入されている第2のソフトウェアのバージョン情報とを比較し、両者が正常に情報のやりとりをおこなうことができるか否かを判定する接続性判定手段と、
前記第1のソフトウェアを更新するときに前記ユニットが実行している通信制御が中断されるか否かを判定する通信断有無判定手段と、
前記接続性判定手段と前記通信断有無判定手段の判定結果に基づいて、前記第1のソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定する自動更新要否判定手段と、
前記自動更新要否判定手段によって、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定された場合に、所定の記憶手段に記憶されているソフトウェアを前記ユニットへ導入するソフトウェア自動更新手段と
を備えたことを特徴とする伝送装置。
(付記2)前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性がないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3)前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする付記1または2に記載の伝送装置。
(付記4)前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、当該の伝送装置が起動中であれば、前記通信断有無判定手段の判定結果に関わらず、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定することを特徴とする付記3に記載の伝送装置。
(付記5)前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性がないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新を更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、さらに、前記第1のソフトウェアと前記第2のソフトウェアの接続性が失われている旨を所定の警告表示手段に表示させることを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記6)前記通信断有無判定手段は、前記ユニットが備える揮発性メモリであって、該ユニットの運用開始時に該ユニットが運用中である旨が記憶される揮発性メモリに、該ユニットが運用中である旨が記憶されていない場合に、該ユニットのソフトウェアを更新しても該ユニットが実行している通信制御は中断されないと判定することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の伝送装置。
(付記7)前記通信断有無判定手段は、前記ユニットが無瞬断でソフトウェアの更新が可能である旨が所定の記憶手段に記憶されている場合に、該ユニットのソフトウェアを更新しても該ユニットが実行している通信制御は中断されないと判定することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の伝送装置。
(付記8)前記接続性判定手段は、前記ユニットに記憶された、前記第1のソフトウェアの現在の版数および前記第1のソフトウェアが下位互換を有している版数の範囲を示す情報と、当該の伝送装置に記憶された、前記第2のソフトウェアがどの版数の前記第1のソフトウェアと互換性を有しているか示す情報とに基づいて、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性があるか否かを判定することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の伝送装置。
(付記9)通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置が、前記ユニットに導入されているソフトウェアを自動更新するソフトウェア自動更新方法であって、
前記ユニットに導入されている第1のソフトウェアのバージョン情報と当該の伝送装置に導入されている第2のソフトウェアのバージョン情報とを比較し、両者が正常に情報のやりとりをおこなうことができるか否かを判定する接続性判定工程と、
前記第1のソフトウェアを更新するときに前記ユニットが実行している通信制御が中断されるか否かを判定する通信断有無判定工程と、
前記接続性判定工程と前記通信断有無判定工程の判定結果に基づいて、前記第1のソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定する自動更新要否判定工程と、
前記自動更新要否判定工程によって、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定された場合に、所定の記憶手段に記憶されているソフトウェアを前記ユニットへ導入するソフトウェア自動更新工程と
を含んだことを特徴とするソフトウェア自動更新方法。
(付記10)前記自動更新要否判定工程は、前記接続性判定工程によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性がないと判定された場合に、前記通信断有無判定工程によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定工程によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする付記9に記載のソフトウェア自動更新方法。
(付記11)前記自動更新要否判定工程は、前記接続性判定工程によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、前記通信断有無判定工程によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定工程によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする付記9または10に記載のソフトウェア自動更新方法。
(付記12)前記自動更新要否判定工程は、前記接続性判定工程によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、当該の伝送装置が起動中であれば、前記通信断有無判定工程の判定結果に関わらず、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定することを特徴とする付記11に記載のソフトウェア自動更新方法。
(付記13)前記自動更新要否判定工程は、前記接続性判定工程によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性がないと判定された場合に、前記通信断有無判定工程によって、前記第1のソフトウェアの更新を更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、さらに、前記第1のソフトウェアと前記第2のソフトウェアの接続性が失われている旨を所定の警告表示工程に表示させることを特徴とする付記10に記載のソフトウェア自動更新方法。
(付記14)前記通信断有無判定工程は、前記ユニットが備える揮発性メモリであって、該ユニットの運用開始時に該ユニットが運用中である旨が記憶される揮発性メモリに、該ユニットが運用中である旨が記憶されていない場合に、該ユニットのソフトウェアを更新しても該ユニットが実行している通信制御は中断されないと判定することを特徴とする付記9〜13のいずれか一つに記載のソフトウェア自動更新方法。
(付記15)前記通信断有無判定工程は、前記ユニットが無瞬断でソフトウェアの更新が可能である旨が所定の記憶手段に記憶されている場合に、該ユニットのソフトウェアを更新しても該ユニットが実行している通信制御は中断されないと判定することを特徴とする付記9〜14のいずれか一つに記載のソフトウェア自動更新方法。
(付記16)前記接続性判定工程は、前記ユニットに記憶された、前記第1のソフトウェアの現在の版数および前記第1のソフトウェアが下位互換を有している版数の範囲を示す情報と、当該の伝送装置に記憶された、前記第2のソフトウェアがどの版数の前記第1のソフトウェアと互換性を有しているか示す情報とに基づいて、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性があるか否かを判定することを特徴とする付記9〜15のいずれか一つに記載のソフトウェア自動更新方法。
以上のように、本発明に係る伝送装置およびソフトウェア自動更新方法は、伝送装置に搭載されているユニットに導入されているソフトウェアを自動更新する場合に有用であり、特に、ユニットが実行している通信を中断させないことが必要な場合に適している。
本実施例に係る伝送装置の全体構成の一例を示す図である。 本実施例に係る伝送装置の全体構成の他の一例を示す図である。 本実施例に係る伝送装置の要部の構成を示す機能ブロック部である。 接続性管理表のデータ構成の一例を示す図である。 ソフトウェア管理表のデータ構成の一例を示す図である。 接続性判定部による接続性の判定結果の一例を示す図である。 自動更新要否判定部の判定ロジックを示す図である。 本実施例に係る伝送装置の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10、11 伝送装置
1001〜100n 通信制御ユニット
1101〜110n 制御部
1111〜111n 主信号制御部
1121〜112n 状態監視部
120 不揮発性メモリ
121 ユニット情報
121a ユニットコード
121b ソフトウェアタイプ
121c ソフトウェア版数
121d 下位互換版数
130 不揮発性メモリ
131 運用状態フラグ
131a 運用中フラグ
131b 無瞬断更新可否フラグ
140 制御レジスタ
150 ソフトウェア記憶部
2001〜200n、201 コネクタ
300 スイッチ
400、401 制御部
410 運用監視部
421 接続性管理表
422 ソフトウェア管理表
423 ソフトウェア格納部
431 ユニット検出部
432 接続性判定部
433 通信断有無判定部
434 自動更新要否判定部
435 ソフトウェア自動更新部
436 ユニット制御部
500 運用監視ユニット

Claims (5)

  1. 通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置であって、
    前記ユニットに導入されている第1のソフトウェアのバージョン情報と当該の伝送装置に導入されている第2のソフトウェアのバージョン情報とを比較し、両者が正常に情報のやりとりをおこなうことができるか否かを判定する接続性判定手段と、
    前記第1のソフトウェアを更新するときに前記ユニットが実行している通信制御が中断されるか否かを判定する通信断有無判定手段と、
    前記接続性判定手段と前記通信断有無判定手段の判定結果に基づいて、前記第1のソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定する自動更新要否判定手段と、
    前記自動更新要否判定手段によって、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定された場合に、所定の記憶手段に記憶されているソフトウェアを前記ユニットへ導入するソフトウェア自動更新手段と
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性がないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアを更新するときに通信制御が中断されると判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定し、前記通信断有無判定手段によって、前記第1のソフトウェアの更新によって通信制御が中断されないと判定されたならば、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 前記自動更新要否判定手段は、前記接続性判定手段によって、前記第1のソフトウェアが前記第2のソフトウェアと互換性はあるが最新版ではないと判定された場合に、当該の伝送装置が起動中であれば、前記通信断有無判定手段の判定結果に関わらず、前記第1のソフトウェアの自動更新処理は不要であると判定することを特徴とする請求項3に記載の伝送装置。
  5. 通信制御のための着脱可能なユニットを複数搭載可能な伝送装置が、前記ユニットに導入されているソフトウェアを自動更新するソフトウェア自動更新方法であって、
    前記ユニットに導入されている第1のソフトウェアのバージョン情報と当該の伝送装置に導入されている第2のソフトウェアのバージョン情報とを比較し、両者が正常に情報のやりとりをおこなうことができるか否かを判定する接続性判定工程と、
    前記第1のソフトウェアを更新するときに前記ユニットが実行している通信制御が中断されるか否かを判定する通信断有無判定工程と、
    前記接続性判定工程と前記通信断有無判定工程の判定結果に基づいて、前記第1のソフトウェアの自動更新処理を実行するか否かを判定する自動更新要否判定工程と、
    前記自動更新要否判定工程によって、前記第1のソフトウェアの自動更新処理が必要であると判定された場合に、所定の記憶手段に記憶されているソフトウェアを前記ユニットへ導入するソフトウェア自動更新工程と
    を含んだことを特徴とするソフトウェア自動更新方法。
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