JP4751750B2 - プラズマ処理装置のステージ構造 - Google Patents

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Description

この発明は、大気圧近傍下でプラズマ放電を形成するとともにこのプラズマ放電にガラス基板等の被処理物を晒して表面処理を行なうプラズマ処理装置に関し、特に、該装置において被処理物を設置するための電極を兼ねたステージ構造に関する。
例えば、特許文献1には、大気圧近傍下でガラス基板等をプラズマ処理する装置が記載されている。装置は、上下一対をなす平行平板状の電極を備えている。上側電極は電源に接続され、下側電極は電気的に接地されている。下側電極は、基板を設置するためのステージを兼ねている。ステージ兼下側電極にはピン孔が形成され、このピン孔を通して昇降ピンが出没するようになっている。昇降ピンを下側電極より上に突出させ、処理すべき基板をフォーク状のマニピュレータ等で昇降ピン上に載せる。次いで、昇降ピンを降ろす。これにより、基板を下側電極の上面に載置することができる。そして、上側電極への電圧供給によって上下の電極間に大気圧グロー放電を生成するとともに、電極間に処理ガスを導入する。これによって、基板の表面(上面)の洗浄、撥水化、親水化等の処理を行なうことができる。処理後、昇降ピンを再び上昇させて基板を下側電極から持ち上げる。これにより、処理済み基板をフォーク状マニピュレータで取り出すことができる。
特開2006−049299
ステージ兼下側電極に昇降ピン用のピン孔があると、その部分での電界が不均一になり、処理ムラが出来やすい。そこで、上掲文献1に記載の装置では、昇降ピンの上面を導電性にし、処理の際はこの昇降ピンの導電性上面が下側電極の上面と面一になるようにして、ピン孔を昇降ピンで塞ぐ等の工夫がなされている。一方、機械的精度が要求される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、大気圧プラズマ処理装置において、シビアな精度を要求されることなく、処理ムラが出来るのを回避できる電極兼ステージ構造を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明は、被処理物を大気圧近傍のプラズマ放電に晒して表面処理する装置におけるステージ構造であって、
水平な上面に前記被処理物が外周部を突出させるようにして設置されるべき電極を兼ねた主ステージ部と、
前記被処理物の外周部が載せられるべき載置面を有し、前記主ステージ部の平面視外側に近接して配置された昇降部材と、
前記昇降部材を、上位置と下位置との間で昇降させる昇降機構と、
前記主ステージ部の外周に沿って水平に延び、前記被処理物の外周部が設置されるべき外周ステージ部と、
この外周ステージ部を、前記主ステージ部の外周に添うセット位置と、前記主ステージ部の外周から離間した離間位置との間で進退させる外周ステージ進退機構と、
を備え、前記昇降部材が上位置のとき、前記載置面が前記主ステージ部の前記上面から上に突出し、前記昇降部材が下位置のとき、前記載置面が前記主ステージ部の前記上面から上に突出しない高さに位置し、かつ前記下位置の昇降部材が、前記セット位置の外周ステージ部より下に位置し、前記離間位置の外周ステージ部が、前記昇降部材より平面視外側に位置することを特徴とする
この特徴構成によれば、主ステージ部の平面視外側の昇降部材を上位置に位置させ、この昇降部材に被処理物の外周部を支持させた後、昇降部材を下位置に向けて下降させることにより被処理物を主ステージ部に設置することができる。処理後は、昇降部材を下位置から上昇させることにより、被処理物の外周部を該昇降部材にて支持して主ステージ部から持ち上げることができる。したがって、主ステージ部には昇降ピン用のピン孔をはじめとする孔や凹部を形成する必要がない。よって、主ステージ部上での電界を均一化でき、処理ムラを防止することができる。また、下位置の昇降部材は、載置面が前記主ステージ部の上面から突出しない高さに位置するようになっていればよく、シビアな精度を求められることはない。よって、昇降部材及び昇降機構の構成を簡素化でき、製造の容易化を図ることができる。
前記昇降部材が、平面視において前記主ステージ部の外周に沿うように水平に延びていることが好ましい。
前記主ステージ部が、平面視四角形状をなしている場合、
前記昇降部材が、前記主ステージ部の少なくとも互いに対辺をなす2つの外端面にそれぞれ対応する直線部を有し、より好ましくは前記主ステージ部の3つの外端面にそれぞれ対応する直線部を有し、さらに好ましくは前記主ステージ部の4つの外端面にそれぞれ対応する直線部を有し、各直線部が、平面視において前記主ステージ部の対応する外端面に沿うように水平に延びていることが好ましい。この場合、被処理物も平面視四角形状をなしているのが好ましい。
これによって、被処理物の外周部を確実に支持して昇降させることができる。直線部の数や長さは、被処理物の大きさや硬さ等を考慮して適宜設定するとよい。被処理物が小さい場合や硬い場合であれば、少なくとも対辺を支持することにより被処理物が垂れないようにして十分に支持することができる。被処理物が大型であったり薄く軟らかであったりした場合は、3辺を3つの直線部で支持するようにするとよい。
前記昇降部材が、複数の垂直な昇降ピンにて構成され、これら昇降ピンが、前記主ステージ部の周方向に離間して並べられていてもよい。
前記主ステージ部の形状は、平面視四角形に限られず、円形や四角形以外の多角形等の非四角形状であってもよい。
被処理物の形状についても、平面視四角形に限られず、円形や四角形以外の多角形等の非四角形状であってもよい。
前記主ステージ部の形状と被処理物の形状は、相似していることが好ましい。
前記主ステージ部の外周に沿って水平に延び、前記被処理物の外周部が設置されるべき外周ステージ部と、この外周ステージ部を、前記主ステージ部の外周に添うセット位置と、前記主ステージ部の外周から離間した離間位置との間で進退させる外周ステージ進退機構と、を備え、前記下位置の昇降部材が、前記セット位置の外周ステージ部より下に位置し、前記離間位置の外周ステージ部が、前記昇降部材より平面視外側に位置することによって、処理時には外周ステージ部にて被処理物の外周部を支持するようにすることができる。昇降部材が昇降するときは、外周ステージ部を離間位置に位置させることにより干渉を避けることができ、外周ステージ部をセット位置に位置させるときは、昇降部材を下位置に位置させることにより、干渉を避けることができる。
前記外周ステージ進退機構が、前記外周ステージ部を前記主ステージ部の外端面とほぼ直交する水平方向に進退させるようになっていてもよい。
これによって、機構を簡単化することができる。
前記外周ステージ進退機構が、前記外周ステージ部を、平面視において前記主ステージ部の外端面とほぼ直交する方向に、しかも、少なくとも前記セット位置の近傍においては前記セット位置に向かうにしたがって上昇し、前記離間位置に向かうにしたがって下降するように進退させるようになっていてもよい。
これによって、被処理物の外周部が下に垂れていたとしても、これに引っ掛かることなく、しかも垂れた外周部を元のまっすぐの状態に戻すようにして、外周ステージ部をセット位置に位置させることができる。
処理時には昇降部材にて被処理物の外周部を支持するようにしてもよい。
前記被処理物が誘電体である場合には、前記主ステージ部の前記上面が、露出された金属にて構成されているのが好ましい。また、前記外周ステージ部が、金属からなるベース部と、このベース部の上面に設けられた固体誘電体層とを有し、前記固体誘電体層が、前記被処理物の外周部が設置されるべき内側誘電部と、前記被処理物の外周部より外側に配置されるべき外側誘電部とを有しているのが好ましい。
これによって、主ステージ部に固体誘電体層を設けないでも済み、主ステージ部が大面積であっても容易に製造できる。また、外周ステージ部上で助走的なプラズマ放電が起きるようにすることができ、主ステージ部上での正規のプラズマ放電の安定化を図ることができる。
前記外周ステージ部の外側誘電部の厚さと誘電率の比が、被処理物の厚さと誘電率の比と略同じであるのが好ましい。
これによって、外側誘電部上での助走放電の状態を主ステージ部上での正規の放電状態と同様のレベルにすることができる。
前記昇降部材が、前記載置面と交差して前記被処理物の外端面と対向すべき段差面を有していることが好ましい。
これによって、被処理物を段差面で位置決めして主ステージ部に設置することができる。
前記段差面が、上に向かうにしたがって外側へ傾く斜面になっていることが好ましい。
これによって、被処理物の外端部が昇降部材に対し多少ずれていても、段差面をガイドにして、ずれを修正することができ、位置決めの正確性を高めることができる。
本発明は、大気圧近傍(略常圧)の圧力環境での常圧プラズマ処理に特に効果的である。ここで、大気圧近傍とは、1.013×104〜50.663×104Paの範囲を言い、圧力調整の容易化や装置構成の簡便化を考慮すると、1.333×104〜10.664×104Paが好ましく、9.331×104〜10.397×104Paがより好ましい。
本発明によれば、主ステージ部に昇降ピン用のピン孔をはじめとする孔や凹部を形成する必要がない。したがって、主ステージ部上での電界を均一化でき、処理ムラを防止することができる。また、下位置の昇降部材は、載置面が前記主ステージ部の上面から突出しない高さに位置するようになっていればよく、シビアな精度を求められることはない。したがって、昇降部材及び昇降機構の構成を簡素化でき、製造の容易化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、常圧プラズマ処理装置Mの概略構成を示したものである。常圧プラズマ処理装置Mは、処理ユニット10と、ステージ20を備えている。処理ユニット10は、2つ(複数)の電極11,11と、プロセスガス導入部12と、吸引ノズル13と、カーテンガスノズル14とを有して、図1の紙面と直交する方向(前後方向)に延びている。
電極11は、四角形断面をなして前後方向に延びている。2つの電極11,11は、スリット状の隙間11aを介して長手方向と直交する幅方向(左右)に並べられている。以下、2つの電極11,11を互いに区別する際は、左側の電極11の符号にLを付し、右側の電極11にRを付すことにする。各電極11の下面には、セラミック板等からなる固体誘電体層15が設けられている。これら電極11は、それぞれ電源回路1に接続されており、電源電極となっている。
電極11の上部にプロセスガス導入部12が設けられている。プロセスガス導入部12は、プロセスガス源2に接続されている。詳細な図示は省略するが、プロセスガス導入部12は、スリットやチャンバーを有し、プロセスガス源2からのプロセスガスを前後方向(図1の紙面直交方向)に均一化するようになっている。この均一化されたプロセスガスが、電極11,11間の隙間11aを通して下端の噴出し口10aから均一に噴き出させるようになっている。
プロセスガスとしては、処理目的に合わせたガス種が用いられている。例えば、撥水化処理ではCF等のフッ化炭素化合物と窒素が用いられている。
2つの電極11,11は、吸引ノズル13によって左右から挟まれている。吸引ノズル13の下面は、電極11の下面(固体誘電体層15の下面)とほぼ面一になっている。この吸引ノズル13の下面に吸引口13aが配置されている。吸引ノズル13の上端部に真空ポンプ等の排気装置3が接続されている。処理済みのガスが吸引ノズル13から吸い込まれ、排気装置3から排気されるようになっている。
吸引ノズル13の更に左右外側には、カーテンガスノズル14が設けられている。カーテンガスノズル14の下面は、吸引ノズル13の下面とほぼ面一になっており、この下面が開口して噴出し口14aを形成している。カーテンガスノズル14の上端部にカーテンガス源4が接続されている。カーテンガスとして例えば窒素が用いられている。
処理ユニット10の底面の右端部には底面延長板16が設けられている。
処理ユニット10にはユニット移動機構5が接続されている。このユニット移動機構5によって処理ユニット10が左右(電極11の長手方向と直交する方向)に往復移動されるようになっている。
処理ユニット10の下方にステージ20が設置されている。ステージ20は、中央の主ステージ部21と、外周ステージ部22とを備えている。
図2に示すように、主ステージ部21は、平面視四角形のアルミニウム等の金属板で構成され、電気的に接地されている。主ステージ部21は、電源電極11に対する接地電極の役目を兼ねている。主ステージ部21の上面(第1金属表面21a)には固体誘電体層が設けられておらず、該金属表面21aが露出されている。
図1に示すように、主ステージ部21上に処理物としてガラス(誘電体)製の基板Wが設置されるようになっている。ガラスすなわち誘電体からなる基板Wは、接地電極としての主ステージ部21の固体誘電体層の役目を果たす。
主ステージ部21の上面は、基板Wよりも少し小さい。したがって、基板Wを主ステージ部21に設置すると、基板Wの外周部が主ステージ部21から突出するようになっている。
主ステージ部21には、基板Wを昇降させるための昇降ピンが設けられておらず、主ステージ部21の上面には昇降ピン用孔等の孔や凹部が形成されていない。
図2に示すように、主ステージ部21の平面視外側には、該主ステージ部21の4つの外縁にそれぞれ対応して、4つの外周ステージ部22が設けられている。外周ステージ部22は、主ステージ部21と略同じ高さに配置されている。
図1に示すように、各外周ステージ部22は、主ステージ部21とは別体をなすアルミニウム等の金属板からなるベース部24と、このベース24の上面(第2金属表面24a)に設けられた固体誘電体層25と、これらベース部24及び固体誘電体層25の外端部に設けられた絶縁性の枠23とを有し、主ステージ部21の対応する縁に沿うように水平に延びている。ベース板24は、電気的に接地されている。
固体誘電体層25は、アルミナ等のセラミック板で構成され、ベース部24の上面24aの全体を覆っている。固体誘電体層25の上面と内端面(主ステージ部21を向く面)との角には、段差が形成され、内側すなわち主ステージ部21側の部分(内側誘電部26)が外側の部分(外側誘電部27)より薄くなっている。外側誘電部27は、ちょうど基板Wの厚さ分だけ内側誘電部26より上に突出している。
外側誘電部27の厚さと誘電率の比は、基板Wの厚さと誘電率の比と略同じになるように設定されている。したがって、固体誘電体層25の誘電率が基板Wの2倍である場合には、外側誘電部27の厚さは、基板Wの略2倍に設定されている。ガラス製基板Wの比誘電率がε=5.3〜6.5程度、厚さがt=0.5〜0.7mm程度であり、固体誘電体層25の比誘電率がε25=9〜11程度である場合、外側誘電部27の厚さは、t27=0.69〜1.45mm程度になるように設定されている。例えば、基板Wが比誘電率ε=5、厚さt=0.7mm程度である場合、比誘電率ε25=10のアルミナからなる固体誘電体層25の外側誘電部27の厚さt27は、t27=1.4mm程度に設定されている。
図2に示すように、4つの外周ステージ部22には、外周ステージ進退機構40がそれぞれ接続されている。各外周ステージ進退機構40は、シリンダ等を含み、対応する外周ステージ部22を、セット位置と離間位置との間で主ステージ部21の外端面と直交する水平方向に進退させるようになっている。4つの外周ステージ進退機構40は、互いに同期して駆動されるようになっている。
図5及び図6に示すように、セット位置の外周ステージ部22は、主ステージ部21の対応する外端面に突き当てられるようになっている。このとき、外周ステージ部22の内側誘電部26の上面が、主ステージ部21の上面と面一に連続するようになっている。この内側誘電部26上に基板Wの外周部が載せられ、内側誘電部26と外側誘電部27の間の段差面に基板Wの外端面が宛がわれるようになっている。外側誘電部27は、基板Wより外側に位置され、この外側誘電部27の上面が基板Wの上面と面一をなすようになっている。
図1及び図2に示すように、離間位置の各外周ステージ部22は、主ステージ部21の対応する縁より水平外側に離れて位置されるようになっている。
図1及び図2に示すように、ステージ20には、昇降部材30がさらに備えられている。
昇降部材30は、前後左右の4つの直線部30f,30b,30l,30rを有している。左右の直線部30l,30rは、それぞれ前後方向に水平に延びている。奥側の直線部30bは、左右方向に水平に延びている。この奥側直線部30bの両端部に左右の直線部30l、30rの奥側の端部が一体に連結されている。前側の直線部30fは、左右に水平に延びている。前側直線部30fの長さは、奥側直線部30b等の他の直線部より短く、前側直線部30fの両端部と左右直線部30l,30rの前端部との間には、スペースが設けられている。このスペースは、基板Wをハンドリングするためのフォーク状マニピュレータ6を通す挿通部になる。
図2に示すように、平面視において、左側直線部30lは、主ステージ部21の左縁に沿うようになっており、右側直線部30rは、主ステージ部21の右縁に沿うようになっており、奥側直線部30bは、主ステージ21の奥側の縁に沿うようになっており、前側直線部30fは、主ステージ21の前側の縁に沿うようになっている。
上記前後左右の4つの外周ステージ部22,22,22,22は、離間位置のとき、これら直線部30f,30b,30l,30rの平面視外側に位置するようになっている。
図1に示すように、各直線部30f,30b,30l,30rの上面と内側面との角部には、水平な載置面31aと、この載置面31aと交差する段差面31bとが形成されている。段差面31bは、上に向かうにしたがって外側へ傾く斜面になっている。
昇降部材30の各直線部30f,30b,30l,30rは、アルミニウム等の金属で構成されているが、これに限定されるものでなく、樹脂等の絶縁体で構成されていてもよい。
昇降部材30のアルミ等からなる母材の載置面31a形成面の上に弾性体や発泡体等のクッションシートを設け、このクッションシートの上面が、載置面31aを構成していてもよい。
昇降部材30は、昇降機構50に接続されている。昇降機構50は、垂直なシリンダ等を含み、昇降部材30(4つの直線部30f,30b,30l,30r)を、主ステージ部21より上に突出された上位置(図3)と、主ステージ部21より下に退避した下位置(図5)との間で昇降させるようになっている。4つの直線部30f,30b,30l,30rは一体的に昇降されるようになっている。
図4に示すように、昇降部材30は、上記の昇降動作の途中、主ステージ部21の外端面に添い、しかも、載置面31aが主ステージ部21と面一になる位置を経由することになる。
下位置の昇降部材30は、セット位置の外周ステージ部22より下に位置している。
上記構成の常圧プラズマ処理装置Mの動作を説明する。
図3に示すように、処理ユニット10を例えばステージ20の左外側に退避させ、かつ、4つの外周ステージ部22をそれぞれ離間位置に位置させたうえで、昇降機構50によって、昇降部材30を下位置から上昇させて上位置に位置させる。離間位置の外周ステージ部22は昇降部材30より平面視外側に位置しているので、干渉を避けることができる。そして、フォーク状マニピュレータ6を用いて、処理すべきガラス基板Wの外周部を昇降部材30の4つの直線部30f,30b,30l,30rの載置面31aに載せる。このとき、基板Wが多少位置ずれしていても、各直線部30f,30b,30l,30rの斜めをなす段差面31bに基板Wの外端縁が当たって案内されることによって基板Wの位置ずれを修正することができ、基板Wの外周部を各直線部30f,30b,30l,30rの載置面31a上に正確に設置することができる。
続いて、フォーク状マニピュレータ6を基板Wの下部から退去させたうえで、昇降機構50によって昇降部材30を下げる。やがて、図4に示すように、昇降部材30の載置面30aが主ステージ部21の上面21aと面一をなす位置に達する。このとき、基板Wの外周部より内側の主部分Waが主ステージ部21の上面21aに当接する。昇降部材30はさらに下降され、基板Wの外周部から下に離れる。これにより、基板Wが、外周部を突出させた状態で主ステージ部21上にセットされる。基板Wは、昇降部材30の段差面31bで位置補正されているので、主ステージ部21上に正確にセットすることができる。
昇降部材30は、さらに下降され、主ステージ部21及び外周ステージ部22より下側の下位置に退避される。これによって、外周ステージ部22の進退動作の際、昇降部材30が、外周ステージ部22と干渉しないようにすることができる。
次いで、図5及び図6に示すように、外周ステージ進退機構40によって4つの外周ステージ部22を前進させ、主ステージ部21の4つの外端面に突き当てる。これによって、外周ステージ部22の内側誘電部26が、基板Wの外周部Wbの下側に宛がわれる。
続いて、図5の矢印に示すように、ユニット移動機構5によって処理ユニット10を右方向へ移動させていく。すると、図7に示すように、やがて処理ユニット10の右側の電極11Rが、左側の外周ステージ部22の外枠23と、ベース部24及び固体誘電体層25との間に跨る所定位置に位置するようになる。この所定位置において、電極11Rの約3〜7割の部分、好ましくは電極11Rの約5割の部分が、ベース部24及び固体誘電体層25の上方に在り、残部が外枠23の上方に在る。
この時、電源回路1から電極11Rへの電圧供給を開始する。これによって、電極11Rと金属製ベース部24との間に電界が印加され、該電極11Rと外側誘電部27の間に大気圧プラズマ放電が生成される。これによって、基板Wより外側に助走的なプラズマ放電D2を形成することができる。このとき、ベース部24は、電極11Rに対する接地電極として機能する。また、外側誘電部27は、金属製ベース部24の表面の固体誘電体層として機能し、安定放電に寄与する。外側誘電部27の厚さと誘電率の設定により、後述する基板W上での正規のプラズマ放電D1と略同じ放電状態を得ることができる。
電圧供給開始時に、電極11Rの約3割以上の部分、好ましくは約5割の部分がベース部24と対向しているので、電極11Rからの電界方向をベース部24に確実に向かわせることができ、電極11Rから周辺の金属部材に異常放電が起きるのを防止することができる。
電極11Rの一部がベース部24の上方に入って来ても上記所定位置より左側に位置している間は、電圧供給を停止し、上記所定位置に達した時はじめて電圧供給を行なうので、電極11Rからの電界がベース部24の外端部に局所的に集中するのを回避できる。これにより、固体誘電体層25等が損傷するのを防止することができる。
右側電極11Rへの電圧供給を継続しながら、処理ユニット10をさらに右方向に移動させる。電極11Rの移動に伴い、該電極11Rと外周ステージ部22との間の助走放電部D2も右に移動していく。やがて、図8に示すように、左側の電極11Lが上記所定位置に位置するようになる。この時、電源回路1から電極11Lへの電圧供給を開始する。これによって、電極11Lからの異常放電及び電界集中を防止しつつ、該電極11Lと金属ベース部24との間に電界を印加でき、電極11Bと外側誘電部27の間にも助走放電D2を生成することができる。
左側電極11Lが上記所定位置に達するのに前後して、右側電極11Rが、基板Wの周縁部Wbの上方に位置し、助走放電D2が基板周縁部Wbに及ぶようになる。この右側電極11Rと基板周縁部Wbの間にプロセスガスを導入することによって、基板周縁部Wbの表側面をプラズマ処理することができる。このとき、基板周縁部Wbは、内側誘電部26と共に金属ベース部24の表面の固体誘電体層として機能し、安定放電に寄与する。
さらに、右側電極11Rは、外周ステージ部22から主ステージ部21に跨るようになる。これによって、右側電極11Rと主ステージ部21の端部との間にも電界が印加される。これにより、右側電極11Rと基板Wの主部分Waの端部(周縁部Wbとの境の部分)との間に、正規の大気圧プラズマ放電D1が形成される。この正規のプラズマ放電部D1にプロセスガスが導入されることにより、基板主部分Waの端部に対するプラズマ処理を行なうことができる。
この正規のプラズマ処理の開始時には、電極11Rと外周ステージ部22との間にも電界が形成されているので、電界が、狭小な正規放電部D1だけに集中するのを防止できる。これによって、電源回路1の損傷を防止することができる。また、基板主部分Waの端部上での放電状態を安定させることができる。さらに、電極11Rは、正規のプラズマ放電D1に先立ち、外周ステージ部22上での助走放電D2によって温度が高められ、該電極11Rの表面の図示しないセラミック製固体誘電層が乾燥される等の放電準備がなされている。したがって、基板主部分Waの端部上での放電状態を一層安定化させることができる。また、電極11Rによる助走放電部D2と正規放電部D1が連続しているので、プラズマが2つの放電部D1,D2間を行き来でき、全体的に均質なプラズマを得ることができる。
さらに処理ユニット10を右方向に移動させていくと、右側電極11Rの全体が主ステージ部21と対向する位置に入るとともに、左側電極11Lが外周ステージ部22から主ステージ部21に跨るようになる。これにより、左側電極11Lと基板周縁部Wbとの間にプラズマ放電D2が形成され、さらには、電極11Lと基板主部分Waの端部との間にもプラズマ放電D1が形成されるようになる。
そして、図9に示すように、処理ユニット10全体が外周ステージ部21上に位置するようになり、各電極11R,11Lと外周ステージ部21との間に電界が印加され、各電極11R,11Lと基板主部分Waとの間に正規のプラズマ放電D1が生成される。この放電部分に噴出し口10aからプロセスガスが導入される。これにより、基板主部分Waをプラズマ表面処理することができる。このとき、基板Wは、金属製ステージ部21の固体誘電体層として機能する。したがって、ステージ部21の表面に固体誘電体層を設ける必要がなく、製造コストを低く抑えることができる。
処理済みのガス(反応副生成物を含む)は、吸引口13aから吸込まれ、排出される。さらに、左右外側に窒素ガスカーテンが形成されることにより、プロセスガスの漏れが防止される。
処理ユニット10の進行方向の前方に延長板16を設けることにより、外気が放電部D1に巻き込まれるのを防止でき、処理効率を高めることができる。
処理の終了後は、処理ユニット10をステージ20の左右外側へ退避させ、外周ステージ部22を離間位置に位置させたうえで、昇降部材30を下位置から上昇させる。やがて、図4に示すように、昇降部材30の載置面31aが主ステージ部21の上面21aと面一の高さに達し、基板Wの外周部Wbが載置面31aに載る。これによって、基板Wが昇降部材30に支持される。図3に示すように、昇降部材30を更に上昇させることにより基板Wを主ステージ部21から持ち上げることができる。その後、フォーク状マニピュレータ6を用いて基板Wをピックアップする。
このように、プラズマ処理装置Mによれば、昇降部材30によって基板Wをステージ20にセットしたりステージ20から持ち上げたりすることができる。したがって、ステージ20に昇降ピンを設ける必要が無く、主ステージ21の上面21aには昇降ピン孔等の孔や凹部が存在しない。よって、主ステージ部上での電界を均一化でき、基板Wの主部分Waの全領域にわたって均一に処理することができ、処理ムラを防止することができる。一方、昇降部材30は、シビアな精度を求められることはなく、構造が簡易であり、製造が容易である。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の実施形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、第2実施形態では、離間位置(同図の実線)の外周ステージ部22が、セット位置(同図の二点鎖線)のときより若干低い高さに位置している。矢印で示すように、外周ステージ進退機構40は、外周ステージ部22を、平面視において主ステージ部21の外端面とほぼ直交する方向に、しかもセット位置に向かうにしたがって上昇し、離間位置に向かうにしたがって下降するように若干斜めに進退させるようになっている。
これによって、基板Wの外周部Wbが下に垂れていたとしても、これに引っ掛かることなく、外周ステージ部22をセット位置に位置させることができる。しかも、外周ステージ部22をセット位置に移動させる際、垂れた基板外周部Wbを下から押し上げ、まっすぐの状態(同図の二点鎖線)に戻すようにすることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、種々の改変をなすことができる。
例えば、下位置の昇降部材30が、セット位置の外周ステージ部を兼ねるようになっていてもよい。すなわち、下位置の昇降部材30の載置面31aが主ステージ部21の上面21aと面一をなし、処理時においても被処理物Wの外周部Wbを支持していてもよい。
昇降部材30が下位置のとき、少なくとも載置面31aが主ステージ部21の上面21aから上に突出していなければよい。
昇降部材30の前側直線部30f等を省略し、昇降部材30を3つの直線部で構成してもよく、左右の2つの直線部30l,30r又は前後の2つの直線部30f,30bだけで構成してもよい。
セット位置の外周ステージ部22と主ステージ部21の外端面との間に隙間があってもよい。
第2実施形態において、外周ステージ部22は、少なくともセット位置の近傍においてセット位置に向かうにしたがって上昇し、離間位置に向かうにしたがって下降するように進退するようになっていればよく、例えばセット位置からやや離れた部分では、水平に進退するようになっていてもよい。
本発明は、例えば半導体基板や液晶用基板の製造において、基板の表面をプラズマを用いて洗浄、改質(親水化、撥水化等)、成膜、エッチングないしアッシング等するのに適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る常圧プラズマ処理装置を、昇降部材が下位置にあり、外周ステージ部が離間位置にある状態で示す正面断面図である。 上記常圧プラズマ処理装置のステージを、外周ステージ部が離間位置にある状態で示す平面図である。 上記常圧プラズマ処理装置を、昇降部材が上位置にある状態で示す正面断面図である。 上記常圧プラズマ処理装置を、昇降部材の載置面が主ステージ部の第1金属表面と面一の状態で示す正面断面図である。 上記常圧プラズマ処理装置を、昇降部材が下位置にあり、外周ステージ部がセット位置にある状態で示す正面断面図である。 上記常圧プラズマ処理装置のステージを、昇降部材が下位置にあり、外周ステージ部がセット位置にある状態で示す平面図である。 上記常圧プラズマ処理装置を、処理ユニットの右側電極が外周ステージ部上に在る状態で示す正面断面図である。 上記常圧プラズマ処理装置を、処理ユニットが外周ステージ部と主ステージ部に跨る状態で示す正面断面図である。 上記常圧プラズマ処理装置を、処理ユニットが主ステージ部上に在る状態で示す正面断面図である。 本発明の第2施形態に係る常圧プラズマ処理装置のステージを示す正面断面図である。
符号の説明
M 常圧プラズマ処理装置
W 基板
1 電源回路
2 プロセスガス源
3 排気装置
4 カーテンガス源
5 ユニット移動機構
6 フォーク状マニピュレータ
10 処理ユニット
10a 噴出し口
11(111R,11L) 電極
11a 隙間
12 プロセスガス導入部
13 吸引ノズル
13a 吸引口
14 カーテンガスノズル
14a 噴出し口
15 固体誘電体層
20 ステージ
21 主ステージ部
21a 主ステージ部の上面
22 外周ステージ部
23 外枠
24 ベース部
24a ベース部の上面
25 固体誘電体層
26 内側誘電部
27 外側誘電部
30 昇降部材
30f 前側直線部
30b 奥側直線部
30l 左側直線部
30r 右側直線部
31a 載置面
31b 段差面
40 外周ステージ進退機構
50 昇降機構

Claims (9)

  1. 被処理物を大気圧近傍のプラズマ放電に晒して表面処理する装置におけるステージ構造であって、
    水平な上面に前記被処理物が外周部を突出させるようにして設置されるべき電極を兼ねた主ステージ部と、
    前記被処理物の外周部が載せられるべき載置面を有し、前記主ステージ部の平面視外側に近接して配置された昇降部材と、
    前記昇降部材を、上位置と下位置との間で昇降させる昇降機構と、
    前記主ステージ部の外周に沿って水平に延び、前記被処理物の外周部が設置されるべき外周ステージ部と、
    前記外周ステージ部を、前記主ステージ部の外周に添うセット位置と、前記主ステージ部の外周から離間した離間位置との間で進退させる外周ステージ進退機構と、
    を備え、前記昇降部材が上位置のとき、前記載置面が前記主ステージ部の前記上面から上に突出し、前記昇降部材が下位置のとき、前記載置面が前記主ステージ部の前記上面から上に突出しない高さに位置し、かつ前記下位置の昇降部材が、前記セット位置の外周ステージ部より下に位置し、前記離間位置の外周ステージ部が、前記昇降部材より平面視外側に位置することを特徴とするプラズマ処理装置のステージ構造。
  2. 前記昇降部材が、平面視において前記主ステージ部の外周に沿うように水平に延びていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  3. 前記主ステージ部が、平面視四角形状をなし、
    前記昇降部材が、前記主ステージ部の少なくとも互いに対辺をなす2つの外端面にそれぞれ対応する直線部を有し、各直線部が、平面視において前記主ステージ部の対応する外端面に沿うように水平に延びていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  4. 前記外周ステージ進退機構が、前記外周ステージ部を前記主ステージ部の外端面とほぼ直交する水平方向に進退させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  5. 前記外周ステージ進退機構が、前記外周ステージ部を、平面視において前記主ステージ部の外端面とほぼ直交する方向に、しかも、少なくとも前記セット位置の近傍においては前記セット位置に向かうにしたがって上昇し、前記離間位置に向かうにしたがって下降するように進退させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  6. 前記被処理物が誘電体にて構成され、
    前記主ステージ部の前記上面が、露出された金属にて構成され、
    前記外周ステージ部が、金属からなるベース部と、このベース部の上面に設けられた固体誘電体層とを有し、前記固体誘電体層が、前記被処理物の外周部が設置されるべき内側誘電部と、前記被処理物の外周部より外側に配置されるべき外側誘電部とを有していることを特徴とする請求項の何れかに記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  7. 前記外周ステージ部の外側誘電部の厚さと誘電率の比が、被処理物の厚さと誘電率の比と略同じであることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  8. 前記昇降部材が、前記載置面と交差して前記被処理物の外端面と対向すべき段差面を有していることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
  9. 前記段差面が、上に向かうにしたがって外側へ傾く斜面になっていることを特徴とする請求項に記載のプラズマ処理装置のステージ構造。
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