JP4751343B2 - A/d変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、A/D変換装置に係り、特に、A/D変換部の前段にマルチプレクサ部を有し、A/D変換する入力信号をマルチプレクサ部によって切り換えられるA/D変換装置に関する。
近年の内燃機関の制御システムに使用される、多数のセンサの出力であるアナログ信号(電圧信号)を用いて制御を行う制御装置では、コストアップを避けるため、一つのA/D変換部で複数のアナログ信号をA/D変換できるように構成されたA/D変換装置を用いることがある。この種のA/D変換装置として、内部にスイッチを持つマルチプレクサ部を使用して複数のアナログ信号の中から一つのアナログ信号を時分割で選択し、選択されたアナログ信号を順次A/D変換部でデジタル値に変換するように構成されたものがある。
このようなA/D変換装置において、マルチプレクサ部内部のスイッチとA/D変換部のと間に配置されたコンデンサ、内在する寄生容量等による電荷容量(以降、切換部容量と云)があると、マルチプレクサ部により選択するアナログ信号(マルチプレクサ部がA/D変換部へ出力するアナログ信号)を切り換えた直後、マルチプレクサ部により切り換える前のアナログ信号によって切換部容量に蓄積された電荷が、マルチプレクサ部によって切り換えた後に入力するアナログ信号に影響を与えてしまう。
このため、マルチプレクサ部でアナログ信号を切り換えてからA/D変換部によってA/D変換を行うまでの切換時間が短い場合、センサが出力するアナログ信号とA/D変換したデジタル値との間に誤差(残留容量誤差)が発生する。
このような残留容量誤差が発生しないように、切換時間を長くすることが考えられる。しかし、切換時間を長くすると、それに応じてセンサのサンプリング間隔を長くしなければならず、計測対象の物理量の変化が早いセンサのアナログ信号のA/D変換に対応できなくなるという課題が生じる。
このような課題に対する対策の一つのとして、マルチプレクサ部と複数のセンサのと間に入力回路部コンデンサを設置し、入力回路部コンデンサの容量を大きくする方策がある。この方策では、マルチプレクサ部により入力するアナログ信号を切換えた時に、切換部容量に蓄積された電荷を入力回路部コンデンサと再分配し、切換部容量に蓄積された電荷が、入力するアナログ信号に与える影響を低減することができる。
また、A/D変換部で変換された前回のデジタル変換値と、今回のデジタル変換値と、A/D変換部でのサンプリング時間間隔と、マルチプレクサ部からA/D変換部のアナログ入力部分の時定数とから、入力されたアナログ信号のデジタル値を算出するA/D変換装置がある(例えば、特許文献1)。
特開2000−22540号公報
内燃機関の制御システムのように、外部ノイズによる影響が大きい環境下では、信号のS/N比を良くするため、センサとマルチプレクサ部との間に電気抵抗素子を設置し、かつ入力回路部コンデンサを組み合わせフィルタ回路として使用することで、ノイズの影響を低減させている。
このようなシステムでは、入力回路部コンデンサを大きくすると、フィルタ回路の時定数が大きくなる。これにより、センサが測定している物理量の変化速度が早く、センサ出力電圧の変化が早い場合、フィルタ回路を通過した後の電圧の変化速度は、センサ出力電圧の変化よりも遅くなる。結果として、フィルタ回路を通過した後の電圧をA/D変換して得られるデジタル値は、センサ出力電圧との間に計測誤差を含むことになる。
また、特許文献1に記載のあるようなA/D変換装置は、センサからA/D変換部までの入力回路によるセンサ出力電圧の応答遅れを補正するもので、マルチプレクサ部内部のスイッチよりもセンサ側に設置された回路に関しては考慮されていない。
しかしながら、マルチプレクサ部内部のスイッチよりもセンサ側に入力回路部コンデンサが設置されると、入力電圧の応答遅れとは別に、切換部容量と入力回路部コンデンサとの間で、切換部容量に蓄積された電荷の再配分による電圧変化が発生し、A/D変換結果に誤差が発生してしまう。
上記の誤差を軽減するためには、単純に前回のサンプリング値を初期値とした応答遅れを補正するのではなく、マルチプレクサ部に内蔵されるスイッチを切り換えた時の再配分による電圧変化を含めて補正する必要がある。
また、A/D変換装置を量産する場合、一般に、回路素子の特性にばらつきが発生してしまう。このようなばらつきが発生した場合、制御演算部では、特性のばらつきを検出することができない。結果として、制御演算部で演算される補正量に誤差が発生する。回路素子の特性のばらつきは、生産設備の高精度化や、生産製品の選別により軽減することができるが、コストアップにつながってしまう。
本発明は前記解決しようとする課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、センサからA/D変換部までの入力回路によるセンサ出力電圧の応答遅れと、電荷の再配分による電圧変化に起因する計測誤差を排除し、マルチプレクサ部で信号を切り換えてからA/D変換を実施するまでの間隔を短くしても、入力電圧のデジタル値を精度よく得ることができるA/D変換装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明によるA/D変換装置は、複数のアナログ信号の入力から順次一つのアナログ信号を切り換えて選択するマルチプレクサ部と、前記マルチプレクサ部で選択された前記アナログ信号をデジタル値に変換するA/D変換部を備えたA/D変換装置であって、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換える前の第1のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第1のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えた後の第2のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第2のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えてからA/D変換部でA/D変換を行うまでの時間と、前記アナログ信号の信号源からA/D変換部までの入力部の回路によるアナログ信号の応答特性と、前記アナログ信号の信号源から前記マルチプレクサ部の入力部までの容量と前記マルチプレクサ部の入力部からA/D変換部までの容量比による電荷の分配特性から、前記第2のデジタル値を補正演算する補正演算手段を有する。
また、前記目的を達成するために、本発明によるA/D変換装置は、複数のアナログ信号の入力から順次一つのアナログ信号を切り換えて選択するマルチプレクサ部と、前記マルチプレクサ部で選択された前記アナログ信号をデジタル値に変換するA/D変換部と、不揮発性記憶装置を備えたA/D変換装置であって、予め設定した所定条件下で、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換える前の第3のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第3のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えた後の第4のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第4のデジタル値より補正量を演算する補正量演算部と、前記第3のデジタル値と、前記第4のデジタル値と、前記補正量演算部で演算された前記補正量との関係を前記不揮発性記憶装置に保存する保存処理部と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換える前の第1のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第1のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えた後の第2のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第2のデジタル値の値から前記不揮発性記憶装置に記憶された前記補正量を読み出す読み出し処理部と、前記読み出し処理部によって読み出した前記補正量を用いて前記第2のデジタル値を補正演算する補正演算手段を有する。
本発明によれば、マルチプレクサ部内部のスイッチとA/D変換部の間に配置されたコンデンサ、内在する寄生容量等の切換部容量があり、マルチプレクサ部よりもセンサ側にコンデンサを設置するようなA/D変換装置において、マルチプレクサ部で信号を切り換えてからA/D変換を実施するまでの間隔が短くしても、入力電圧のデジタル値を精度よく得ることができる。
以下、本発明のA/D変換装置の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるA/D変換装置の一つの実施形態を示している。
A/D変換装置1は、n個のセンサ100(1)〜100(n)から出力されるアナログ電圧Vin(1)〜Vin(n)を入力され、入力されたアナログ電圧Vin(1)〜Vin(n)をデジタル値に変換する。
A/D変換装置1は、入力回路部2と、マルチプレクサ部3と、A/D変換部4と、演算部5とを有する。A/D変換装置1は、n個のセンサ100(1)〜100(n)から出力されるアナログ電圧Vin(1)〜Vin(n)を入力回路部2にパラレルに入力する。
入力回路部2は、各センサ信号の入力部ごとに入力回路部コンデンサCin(1)〜Cin(n)を有し、入力されたアナログ電圧Vin(1)〜Vin(n)を出力電圧Vm(1)〜Vm(n)としててマルチプレクサ部3に入力する。
マルチプレクサ部3は、スイッチング回路を内蔵しており、入力回路部2の出力電圧Vm(1)〜Vm(n)の中のうち一つのを順次選択してA/D変換部4に入力する。マルチプレクサ部3は、切換部容量Cmpxを持つ。この切換部容量Cmpxの両端電圧をVmpxとする。
以下、マルチプレクサ部3が任意のm番目のセンサ100mからのアナログ電圧Vin(m)による出力電圧Vm(m)を選択した場合について説明する。
A/D変換部4は、マルチプレクサ部3の両端電圧Vmpx(m)をデジタル値ADin(m)に変換する。
演算部5は、デジタル値ADin(m)を用いて所要の演算を行う。演算部5で演算された結果は、例えば、別に演算部に取り付けられたD/A変換器を用いてアナログ電圧として出力され、D/A変換器に接続されたアクチュエータの駆動制御に使用される。また、演算部5では、マルチプレクサ部3のスイッチを切り換えるタイミングの制御と、スイッチを切り換える時間の測定も行う。
図2は、A/D変換装置1における切換部容量Cmpxの両端電圧Vmpxの挙動の一例を示す。図2の実線Aは、マルチプレクサ部3において、時点T(m−1)で、m−1番目のセンサ信号による出力電圧Vm(m−1)から、m番目のセンサ信号による出力電圧Vm(m)へ選択する入力信号を切換えた時の両端電圧Vmpxの挙動を示している。
時点T(m−1)において、マルチプレクサ部3で、m−1番目のセンサ信号による出力電圧Vm(m−1)から、m番目のセンサ信号による出力電圧Vm(m)へ選択する入力信号を切換えた直後、切換部容量Cmpxに蓄積された電荷と、入力回路部コンデンサCin(m)に蓄積された電荷が分配され、マルチプレクサ部3の両端電圧Vmpxは、Vdist(m)となる。
その後、センサ100(m)からA/D変換部4の間に構成する回路の応答特性に応じ、両端電圧Vmpxは徐々にセンサ出力のアナログ電圧Vin(m)に近づく。時点(m−1)から、サンプリング間隔Tint(m)が経過した時点T(m)において、マルチプレクサ部3の両端電圧Vmpxの値をA/D変換部4にてA/D変換してA/D変換値(デジタル値)ADin(m)を取得する。
その後、マルチプレクサ部3において、m番目のセンサ信号による出力電圧Vm(m)から、m+1番目のセンサ信号による出力電圧Vm(m+1)へ選択する入力信号を切換える。
ここで、サンプリング間隔Tint(m)が長い場合には、両端電圧Vmpxは、破線Bにより示されているように、センサ出力のアナログ電圧Vin(m)に収束し、A/D変換部4は、アナログ電圧Vin(m)収束した両端電圧VmpxをA/D変換するすることになり、A/D変換値ADin(m)はセンサ出力のアナログ電圧Vin(m)に対応する値となる。
これに対し、図2に示されているように、サンプリング間隔Tint(m)が短い場合には、両端電圧Vmpxがセンサ出力のアナログ電圧Vin(m)に収束する以前に、A/D変換が行われ、その結果、本来、測定すべきセンサ出力のアナログ電圧Vin(m)に対し、A/D変換結果のデジタル値であるA/D変換値ADin(m)は、誤差eを持つことになる。このようなことから、早いサンプリング間隔で測定したい場合、A/D変換結果に誤差が生じることになる。
図3は、センサ100(m−1)が出力するアナログ電圧Vin(m−1)を0V、サンプリング間隔を一定とした場合の、センサ100(m)が出力するアナログ電圧Vin(m)に対する誤差e(アナログ電圧Vin(m)とA/D変換値ADin(m)の差相当)の特性を示している。
図3に表されているように、誤差eは、センサ100(m−1)が出力するアナログ電圧Vin(m−1)と、次のセンサ100(m)が出力するアナログ電圧Vin(m)Vin(m)との差が大きくなる程、大きくなる。誤差eは、両端電圧Vmpxの電圧の変化によって変わるため、A/D変換装置1を大量に生産する場合等、回路素子の特性ばらつきがあると、誤差eが変わってしまう。
図4は、回路素子の特性が変わった場合の両端電圧Vmpxの電圧挙動の一例を示している。回路素子の特性が設計値と同じである場合の両端電圧Vmpxの挙動Aに対し、回路素子の特性が設計値と異なる場合には、両端電圧Vmpxの挙動Cは、挙動Aとは異なったものになる。
これにより、回路素子の特性が設計値と同じである場合のアナログ電圧Vin(m)のA/D変換値ADin(m)に対し、回路素子の特性が設計値と異なる場合には、アナログ電圧Vin(m)のA/D変換値は、ADin(m)とは異なる値ADinE1(m)となってしまう。
また、A/D変換部4に使用される電源電圧が設計値と異なる場合、電源電圧のずれ量によってもA/D変換結果に誤差が発生する。
図5は、A/D変換部4に使用される電源電圧が設計値と異なる場合の両端電圧Vmpxの電圧挙動の一例を示している。A/D変換部4に使用される電源電圧が設計値と同じ場合の両端電圧Vmpxの挙動Aに対し、A/D変換部4に使用される電源電圧が設計値と異なる場合には、両端電圧Vmpxの挙動Eは、挙動Aとは異なったものになる。
これにより、A/D変換部4に使用される電源電圧が設計値と同じである場合のアナログ電圧Vin(m)のA/D変換値ADin(m)に対し、A/D変換部に使用される電源電圧が設計値と異なる場合には、アナログ電圧Vin(m)のA/D変換値は、ADin(m)とは異なる値ADinE2(m)となってしまう。但し、この誤差は、切換部容量Cmpxの存在に依存する誤差ではなく、たとえサンプリング時間を長くしても、A/D変換値はADin(m)ではなく、別のADinE2(m)になってしまう。
前記のような誤差がある場合にも、A/D変換値ADin(m)のデジタル値を精度よく出力することを可能にした本発明によるA/D変換装置の実施形態1を以下に説明する。
実施形態1は、図1に示されているA/D変換装置1の演算部5に、図6に示すような補正演算部41を備えている。補正演算部41は、センサ100(m)が出力するアナログ電圧Vin(m)に相当するデジタル値ADin_comp(m)を演算する。
本実施形態では、予め、時点T(m−1)における切換部容量Cmpxに蓄積された電荷と、入力回路部コンデンサCin(m)に蓄積された電荷の分配特性と、時点T(m−1)から時点T(m)の時間経過における回路時定数による応答遅れ特性の式を解くことで、マルチプレクサ部3で入力信号(アナログ信号)を切り換える前にA/D変換されたデジタル値ADin(m−1)と、マルチプレクサ部3で入力信号(アナログ信号)を切り換えた後にA/D変換されたデジタル値ADin(m)と、サンプリング間隔Tint(m)から、アナログ電圧Vin(m)に相当する電圧を算出する演算式を得ておく。
ここで、アナログ電圧Vin(m−1)は第1のアナログ信号、アナログ電圧Vin(m)は第2のアナログ信号、デジタル値ADin(m−1)は第1のデジタル値、デジタル値ADin(m)は第2のデジタル値であり、サンプリング間隔Tint(m)は、マルチプレクサ部3で選択するアナログ信号を切り換えてからA/D変換部4でA/D変換を行うまでの時間に相当する。
補正演算部41は、予め取得した演算式に従い、マルチプレクサ部3で入力信号を切り換える前にA/D変換されたデジタル値ADin(m−1)と、マルチプレクサ部3で入力信号を切り換えた後にA/D変換されたデジタル値ADin(m)と、サンプリング間隔Tint(m)から、切り換え後のセンサ100(m)のアナログ電圧Vin(m)に相当する電圧を演算し、これをA/D変換し、A/D変換値ADin_comp(m)を出力する。アナログ電圧Vin(m)に相当する電圧演算は、予め演算式の結果を記憶した変換テーブルを用いて行ってもよい。
これにより、マルチプレクサ部3よりもセンサ側に、コンデンサ(入力回路部コンデンサCin(1)〜Cin(n))を設置するようなA/D変換装置1において、マルチプレクサ部3で信号を切り換えてからA/D変換を実施するまでの間隔が短くしても、マルチプレクサ部3で信号を切り換える前の入力電圧(センサ電圧)Vin(m−1)により切換部容量Cmpxに蓄積された電荷の影響のない、マルチプレクサ部3で切り換えられた後の入力電圧Vin(m)の誤差がないデジタル値ADin(m)を得ることができる。
但し、実施形態1における演算式は、センサからA/D変換部4までの間に構成する回路の素子数が多くなる程、複雑な式となる。
従って、演算負荷を大きくできないようなシステムでは、演算式で演算することができない。また、前述のような大量生産時における回路素子特性のばらつきがある場合には、演算式で算出される入力電圧(センサ電圧)Vin(m)とA/D変換値ADin_comp(m)との間の誤差が大きくなってしまう懸念がある。
そこで、前述のような大量生産時の回路素子特性のばらつきも考慮して、入力電圧Vin(m)のA/D変換値ADin_comp(m)を得る実施形態2、3について、以下に説明する。
実施形態2は、図7に示されているように、図1に示されているA/D変換装置1の演算部5に、補正量学習部51と、補正演算部52、電源を供給しなくても記憶値を保持する不揮発性メモリであるEEPROM53とを備え、入力電圧Vin(m)に相当するA/D変換値ADin_comp(m)を演算する。
実施形態2では、センサの値を計測する前に、外部から特定の電圧Ain(m−1)、Ain(m)を入力回路部2に入力し、図8に示されている補正量学習部51を用いて補正量を学習する。
図8に示されている実施形態2の補正量学習部51は、基準電圧演算部61と、補正量演算部62と、EEPROM保存処理部63とを有する。
図9は、実施形態2の補正量学習部51にて補正量を学習する際の手順を示すフローチャートである。
補正量の学習を開始すると、所定条件として、外部特定電圧Ain(m−1)、Ain(m)をともに所定電圧1にセットし(ステップS101)、基準電圧演算部61により、このときのA/D変換値ADin(m)をデジタル値AdinRとする(ステップS102)。
次に、外部特定電圧Ain(m−1)を所定電圧2、外部特定電圧Ain(m−1)を所定電圧1にセットし(ステップS103)、このときのA/D変換値ADin(m)をデジタル値AdinCとし、補正量演算部62により、デジタル値AdinRからデジタル値AdinCを引いた結果を、補正量とする。
そして、EEPROM保存処理部63によって、このときのA/D変換値ADin(m−1)とADin(m)の値に対応する補正量として演算した補正量をEEPROM53に書き込む。
上記の処理を実行した所定電圧1と所定電圧2のセット数が、所定値3以下の場合には、所定電圧1・所定電圧2を変更して(ステップS107)、ステップS101〜ステップS106を繰り返し実施する。前記セット数が所定値3以上になれば、学習処理を終了とする。
上記の処理により、外部特定電圧Ain(m−1)と外部特定電圧Ain(m)が任意の値の組み合わせとなったときに必要な補正量を、A/D変換値ADin(m−1)とADin(m)とに関連させてEEPROM53に記憶しておく。
この補正量学習処理においては、外部特定電圧Ain(m−1)が第3のアナログ信号、外部特定電圧Ain(m)が第4のアナログ信号、ADin(m−1)が第3のデジタル値、A/D変換値ADin(m)が第4のデジタル値に相当する。
尚、図9に示す処理は、所定のサンプリング間隔Tintで行う。
実際に、センサの値を計測する際に実施する補正演算部52の詳細を図10に示す。
補正演算部52は、EEPROM読み出し処理部81と、サンプリング間隔補正演算部82と、最終補正演算部83とを有する。
装置実使用時において、EEPROM読み出し処理部81は、第1のデジタル値であるA/D変換値ADin(m−1)と、第2のデジタル値であるA/D変換値ADin(m)の値に応じてEEPROM53に保存されている補正量を読み出す。
サンプリング間隔補正演算部82は、マルチプレクサ部3で選択するアナログ信号を切り換えてからA/D変換部4でA/D変換を行うまでの時間が補正量学習処理のサンプリング間隔Tintと異なるときには、EEPROM読み出し処理部81により読み出された補正量を、サンプリング間隔Tint(m)を用いてさらに補正し、その補正結果を最終補正演算部83に渡す。
最終補正演算部83は、その補正結果を用いてA/D変換値ADin(m)を補正してA/D変換値ADin_comp(m)を算出する。
これにより、マルチプレクサ部3で信号を切り換えてからA/D変換を実施するまでの間隔が短くしても、回路素子の特性ばらつきや、A/D変換部4の電源電圧のばらつき、サンプリング間隔のばらつきがあっても、入力電圧のデジタル値を精度よく得ることができる。
つまり、実施形態2によれば、回路素子の特性ばらつきや、A/D変換部4の電源電圧のばらつき、サンプリング間隔のばらつきがあっても、入力電圧のデジタル値を演算する為に必要な補正量を記憶可能であり、記憶した補正量を用いて補正することで、入力電圧のデジタル値を精度よく得ることができる。
実施形態3では、実施形態2と同様に、センサの値を計測する前に、外部から特定の電圧Ain(m−1)、Ain(m)を入力回路部2に入力し、図11に示されている補正量学習部51を用いて補正量を学習する。
図11に示されている実施形態3の補正量学習部51は、Ain基準電圧読み出し部91と、補正量演算部92と、電源を供給しなくても記憶値を保持する不揮発性メモリであるEEPROM53とを有する。
図12は、実施形態3の補正量学習部51にて補正量を学習する際の手順を示すフローチャートである。
補正量の学習を開始すると、外部特定電圧Ain(m−1)を所定電圧2、外部特定電圧Ain(m)を所定電圧1にセットする(ステップS201)。
次に、Ain(m)基準電圧読み出し部91により、当該処理が開始されてからの時間に応じて外部特定電圧Ain(m)にセットされる所定電圧の値を予め記憶しておき、時間ごとに外部特定電圧Ain(m)にセットされている電圧を基準電圧として読み出す(ステップS202)。
次に、補正量演算部92により、前記基準電圧とA/D変換値ADin(m)との差を補正量とする(ステップS203)。
次に、EEPROM保存処理として、このときのA/D変換値ADin(m−1)とADin(m)の値に対応する補正量として演算した補正量をEEPROM53に書き込む(ステップS204)。
上記の処理を実行した所定電圧1と所定電圧2のセット数が、所定値3以下の場合には、所定電圧1・所定電圧2を変更して(ステップS206)、ステップS201〜ステップS205を繰り返し実施する。前記セット数が所定値3以上になれば、学習処理を終了とする。
上記の処理により、外部特定電圧Ain(m−1)と外部特定電圧Ain(m)が任意の値の組み合わせとなったときに必要な補正量を、A/D変換値ADin(m−1)とADin(m)とに関連させてEEPROM53に記憶しておく。
なお、この実施形態でも、外部特定電圧Ain(m−1)が第3のアナログ信号、外部特定電圧Ain(m)が第4のアナログ信号、ADin(m−1)が第3のデジタル値、A/D変換値ADin(m)が第4のデジタル値に相当する。
尚、図11に示す処理も、所定のサンプリング間隔Tintで行う。
実施形態3において、実際にセンサの値を計測する際に実施する補正演算部52は、実施形態2のものと同じであってよい。
実施形態3でも、回路素子の特性ばらつきや、A/D変換部4の電源電圧のばらつき、サンプリング間隔のばらつきがあっても、入力電圧のデジタル値を演算する為に必要な補正量を記憶可能であり、記憶した補正量を用いて補正することで、入力電圧のデジタル値を精度よく得ることができる。
以上の本発明によるA/D変換装置の実施形態の要旨を整理すると、以下の通りになる。
(1)センサからA/D変換部までの入力回路による、センサ出力電圧の応答遅れと、電荷の再配分による電圧変化に起因する計測誤差の計算式を回路の関係式から求め、計算式に基づいて補正を行う。
(2)センサ出力電圧の応答遅れと、電荷の再配分による電圧変化に起因する計測誤差を排除したマルチプレクサ部2で信号を切り換えた後の入力電圧のデジタル値を演算する。
この場合、A/D変換装置を生産した後、所定条件下で、マルチプレクサ部3で信号を切り換える前の入力電圧とマルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧と、必要な補正量との関係を記憶装置に記憶する。
次に、実際にA/D変換装置を使用する際は、マルチプレクサ部で信号を切り換える前の入力電圧とマルチプレクサ部で信号を切り換えた後の入力電圧の値から、必要な補正量を、演算装置に内蔵される記憶装置から読み出す。そして、読み出した補正量を用いてマルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧のA/D変換値を補正することで、入力回路コンデンサによる計測誤差を排除した入力電圧のデジタル値を演算する。
(3)ここで、必要な補正量を演算する為の、ひとつの方法として、マルチプレクサ部で信号を切り換える前の入力電圧と、マルチプレクサ部で信号を切り換えた後の入力電圧を同じ値にした場合と、マルチプレクサ部で信号を切り換える前の入力電圧と、マルチプレクサ部で信号を切り換えた後の入力電圧を別の値にした場合との組み合わせる方法がある。
この方法では、マルチプレクサ部3で信号を切り換える前の入力電圧と、マルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧を同じ所定値Aとした場合の、マルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧のA/D変換値ADinRと、マルチプレクサ部3で信号を切り換える前の入力電圧を所定値B、マルチプレクサ部で信号を切り換えた後の入力電圧を所定値Aとした場合の、マルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧のA/D変換値ADinCとの差分を、必要な補正量として演算する。
(4)また、別の方法としては、前記所定条件として、マルチプレクサ部3で信号を切り換える前の入力電圧と、マルチプレクサ部で信号を切り換えた後の入力電圧を、予め定めた異なる電圧値とする方法がある。この方法では、記憶装置に、予め入力する電圧を記憶しておき、記憶したデジタル値と、マルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧をA/D変換したデジタル値の差分を、必要な補正量として演算する方法がある。
必要な補正量を演算する方法は、所定値Aと所定値Bの値を変えて繰り返し実施することで、マルチプレクサ部で信号を切り換える前の入力電圧とマルチプレクサ部3で信号を切り換えた後の入力電圧と、必要な補正量との関係を保存することが可能である。
(5)また、前記所定条件の一つとして、A/D変換部4でサンプリングを行う間隔とする。A/D変換部4でのサンプリング間隔は、補正量に影響を及ぼす。そこで、サンプリング間隔を一定として必要な補正量を演算することで、サンプリング間隔によるばらつきのない必要な補正量の演算が可能となる。また、実際にA/D変換装置を使用する際のサンプリング間隔が前記所定の条件と異なる場合には、サンプリング間隔に応じて前記補正量を調整する。
マルチプレクサ部を使用してA/D変換を行う入力信号を切り換え、高速なA/D変換を行う場合、本発明によるA/D変換装置は非常に有効であり、利用される可能性が高い。
本発明によるA/D変換装置の一つの実施形態の全体構成を示すブロック図。 A/D変換装置のマルチプレクサ部の切換部容量部の電圧波形を示すグラフ。 A/D変換誤差特性を示すグラフ。 回路素子特性がばらついた時のマルチプレクサ部切換部容量部の電圧波形を示すグラフ。 A/D変換部の電源電圧がばらついた時のマルチプレクサ部切換部容量部の電圧波形を示すグラフ。 本発明によるA/D変換装置の実施形態1の演算部のブロック図。 本発明によるA/D変換装置の実施形態2の演算部のブロック図。 実施形態2の演算部の補正量学習部のブロック図。 実施形態2の補正量学習フローチャート。 実施形態2の補正演算部のブロック図。 実施形態3の補正量学習部のブロック図。 実施形態3の補正量学習フローチャート。
符号の説明
1 A/D変換装置
2 入力回路部
3 マルチプレクサ部
4 A/D変換部
5 演算部
41 補正演算部
51 補正量学習部
52 補正演算部
53 EEPROM
61 基準電圧演算部
62 補正量演算部
63 EEPROM保存処理部
81 EEPROM読み出し処理部
82 サンプリング間隔補正演算部
83 最終補正演算部
91 Ain(m)基準電圧読み出し部
92 補正量演算部

Claims (7)

  1. 複数のアナログ信号の入力から順次一つのアナログ信号を切り換えて選択するマルチプレクサ部と、前記マルチプレクサ部で選択された前記アナログ信号をデジタル値に変換するA/D変換部を備えたA/D変換装置であって、
    前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換える前の第1のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第1のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えた後の第2のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第2のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えてからA/D変換部でA/D変換を行うまでの時間と、前記アナログ信号の信号源からA/D変換部までの入力部の回路によるアナログ信号の応答特性と、前記アナログ信号の信号源から前記マルチプレクサ部の入力部までの容量と前記マルチプレクサ部の入力部からA/D変換部までの容量比による電荷の分配特性から、前記第2のデジタル値を補正演算する補正演算手段を有することを特徴とするA/D変換装置。
  2. 複数のアナログ信号の入力から順次一つのアナログ信号を切り換えて選択するマルチプレクサ部と、前記マルチプレクサ部で選択された前記アナログ信号をデジタル値に変換するA/D変換部と、不揮発性記憶装置を備えたA/D変換装置であって、
    予め設定した所定条件下で、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換える前の第3のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第3のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えた後の第4のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第4のデジタル値より補正量を演算する補正量演算部と、
    前記第3のデジタル値と、前記第4のデジタル値と、前記補正量演算部で演算された前記補正量との関係を前記不揮発性記憶装置に保存する保存処理部と、
    前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換える前の第1のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第1のデジタル値と、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えた後の第2のアナログ信号を前記A/D変換部で変換した第2のデジタル値の値から前記不揮発性記憶装置に記憶された前記補正量を読み出す読み出し処理部と、
    前記読み出し処理部によって読み出した前記補正量を用いて前記第2のデジタル値を補正演算する補正演算手段を有することを特徴とするA/D変換装置。
  3. 前記所定条件は、前記第3のアナログ信号と前記第4のアナログ信号の値が同じときと、異なるときの組み合わせであることを特徴とする請求項2に記載のA/D変換装置。
  4. 前記所定条件は、前記第3のアナログ信号と前記第4のアナログ信号の値を予め設定した電圧値とすることを特徴とする請求項2に記載のA/D変換装置。
  5. 前記所定条件は、前記第3のアナログ信号と前記第4のアナログ信号の値を、複数の組み合わせで行うことを特徴とする請求項2に記載のA/D変換装置。
  6. 前記所定条件は、前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えてからA/D変換部でA/D変換を行うまでの時間であるサンプリング間隔を所定時間とすることを特徴とする請求項2に記載のA/D変換装置。
  7. 装置実使用時において前記マルチプレクサ部で選択するアナログ信号を切り換えてからA/D変換部でA/D変換を行うまでの時間が、前記所定時間と異なるときには、前記サンプリング間隔を用いて前記補正量を補正することを特徴とする請求項6に記載のA/D変換装置。
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