JP4751166B2 - 可変容量圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、可変容量圧縮機に関する。
可変容量圧縮機は、駆動軸と、駆動軸に固定されて駆動軸と一体的に回転するロータと、駆動軸に傾動自在な斜板と、を備え、斜板の傾斜角を変化させることでピストンストロークを変化させることができるようになっている。ロータから斜板へトルクを伝達しながら斜板の傾斜角を変化させるため、ロータと斜板との間には、リンク機構を介在させてある(例えば特許文献1参照)。
図17は特許文献1に相当する従来のリンク機構である。
図17に示すように従来のリンク機構は、ロータ140から斜板141に向けて突設された対向する一対のロータアーム145、146と、斜板141からロータ140に向けて突設された一本の斜板アーム147と、これらの間に介在する一対のリンクアーム142A、142Bと、を備えている。これら5本のアーム145、142A、147、143B、146はトルクの伝達方向に積層されており、これによりロータ140の回転が斜板に伝達される。また、一対のリンクアーム142A、142Bは、その一端部が一対のロータアーム145、146に第1の連結ピン143で回転自在に連結され、その他端部が斜板アーム147に第2の連結ピン144で回転自在に連結されている。これにより、連結ピン143を中心としてロータアーム145、146に対してリンクアーム142A、142Bが回転し、且つ、連結ピン144を中心としてリンクアーム142A、142Bに対して斜板アーム147が回転し、結果、駆動軸(図示せず)に対して斜板141の傾斜角を変更できるようになっている。
特開平10−176658号公報
圧縮機の作動時(駆動軸の回転時)には、ロータアーム145とリンクアーム142Aとの当接面およびリンクアーム142Aと斜板アーム147との当接面は、トルク伝達面となるとともに回転摺動面となる。つまり、ロータアーム145とリンクアーム142Aとは大きな回転トルクによる面圧を受けながら相対的に摺動回転する。また、リンクアーム142Aと斜板アーム147とも大きな回転トルクFtによる面圧を受けながら相対的に摺動回転する。そのため、斜板141の傾斜角を変更させる際には、ロータアーム145とリンクアーム142Aとの当接面間の摺動抵抗が極めて大きく、またリンクアーム142Aと斜板アーム147との当接面間の摺動抵抗が極めて大きい。
また、圧縮機の作動時(駆動軸の回転時)には、斜板141は該斜板141に連結されたピストンからの圧縮反力Fpを受ける。この圧縮反力Fpは図17(図6参照)のようにリンク機構よりも回転方向前方にズレるため、斜板141がリンク機構によりガイドされる傾動方向とは交差する方向に傾き、斜板アーム147に図中Y方向に捻れ荷重が加わる。これにより斜板141とリンク142が2点(C、C)で“こじれ”るように食い込み合って、更に摺動抵抗が増大してしまう問題があった。
このような問題は、駆動軸にヒンジボールを介して斜板を取り付けた可変容量圧縮機においても、駆動軸にヒンジボールを介さず斜板を直接取り付けたスリーブレス式の可変容量圧縮機においても、同様に起こる。本発明は、前記従来技術の課題をもとに為されたもので、スリーブレス式の構造においてこじれによる摺動抵抗の増大を回避できる可変容量圧縮機の提供を目的とする。
本発明は、駆動軸と、前記駆動軸に固定されて一体に回転する回転部材と、対向する一対の傾動ガイド面が形成された傾動ガイド孔を有することで前記駆動軸に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材と、前記回転部材の回転トルクを前記傾動部材に伝達しつつ前記傾動部材の傾動を許容するリンク機構と、前記傾動部材の回転運動に伴って往復動するピストンと、を備えた可変容量圧縮機であって、
前記リンク機構は、前記回転部材から前記傾動部材に向けて突設された対向する一対のアームと、前記傾動部材から前記回転部材に向けて突設された対向する一対のアームと、前記回転部材の一対のアーム間に一端部が挿入され且つ前記傾動部材の一対のアーム間に他端部が挿入されるリンク部材と、を備え、前記第1の連結ピンを中心にして前記リンク部材の一端部と前記回転部材のアームとが互いに回転自在に連結されるとともに、前記第2の連結ピンを中心にして前記リンク部材の他端部と前記傾動部材のアームとが互いに回転自在に連結されたものであり、
組立前の状態において、前記リンク部材の一端部が前記回転部材の一対のアーム内で許容される第1最大傾斜角と、前記リンク部材の他端部が前記傾動部材の一対のアーム内で許容される第2最大傾斜角と、前記第1の連結ピンがその軸受孔内で許容される第3最大傾斜角と、前記第2の連結ピンがその軸受孔内で許容される第4最大傾斜角と、前記駆動軸が前記対向する一対の傾動ガイド面の間で許容される第5最大傾斜角と、の関係が、
第3最大傾斜角と第4最大傾斜角の合計よりも第5最大傾斜角が大きく且つ第5最大傾斜角よりも第1最大傾斜角および第2最大傾斜角のいずれもが大きいことを特徴とする可変容量圧縮機。
本発明によれば、傾動部材に圧縮反力が作用して傾動部材がその傾動方向とは交差する方向に傾いた際には、第1の連結ピンが傾いてその軸受孔の内周面に2点接触するとともに第2の連結ピンが傾いてその軸受孔の内周面に2点接触することで、傾動部材に作用する圧縮反力が受け止められる。そのため、リンク部材が、傾動部材の一対のアーム内で2点でこじれるように接触することがないし、また回転部材の一対のアーム内で2点でこじれるように接触することもない。つまり、リンク部材のこじれによる摺動抵抗の増大が回避され、圧縮機の制御性が向上する。
ここで、所定値以上の過大な圧縮反力が加わった際には、上記の如く第1の連結ピンがその軸受孔の内周面に2点接触し且つ第2の連結ピンが傾いてその軸受孔の内周面に2点接触した状態から、リンク機構を構成するいずれかの部材(回転部材の一対のアームおよび前記傾動部材の一対のアームおよび前記リンク部材および前記第1の連結ピンおよび前記第2の連結ピンの少なくとも1つの部材)が撓むことで傾動部材がさらに傾く可能性がある。
この場合には、リンク部材が傾動部材の一対のアームおよび回転部材の一対のアーム内で2点接触する前に、駆動軸が傾動ガイド孔の対向する一対の傾動ガイド面の間で2点接触することで、傾動ガイド孔で前記圧縮反力が補助的に受け止められる。そのため、所定値以上の過度の圧縮反力が加わった際にも、リンク部材が一対のアーム内で2点接触することが防止される。結果、リンク部材のこじれによる摺動抵抗の増大が回避され、圧縮機の制御性が高く維持される。
なお、このように2次的(補助的)に一対の傾動ガイド面に駆動軸が2点で接触しても、圧縮反力の大部分は連結ピンと軸受孔で受けているため、制御性への影響は小さい。
以下、本発明の実施形態にかかる可変容量圧縮機を図面を参照しつつ説明する。
「可変容量圧縮機の全体構造」
図1は可変容量圧縮機の全体断面図、図2はフルストローク時の斜板24の傾斜状態を示す図、図3はデストローク時の斜板24の傾斜状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の可変容量圧縮機は、円周方向に複数の等間隔に配置されたシリンダボア3を有するシリンダブロック2と、該シリンダブロック2の前端面に接合され該シリンダブロック2との間にクランク室5を形成するフロントハウジング4と、シリンダブロック2の後端面にバルブプレート9を介して接合され吸入室7および吐出室8を形成するリアハウジング6と、を備えている。これらシリンダブロック2とフロントハウジング4とリアハウジング6とは、複数のスルーボルト13によって締結固定される。
バルブプレート9は、シリンダボア3と吸入室7とを連通する吸入孔(図示せぬ)と、シリンダボア3と吐出室8とを連通する吐出孔12と、を備えている。
バルブプレート9のシリンダブロック2側には、吸入孔を開閉する図示せぬ弁機構が設けられ、一方、バルブプレート9のリアハウジング6側には、吐出孔12を開閉する図示せぬ弁機構が設けられている。バルブプレート9とリアハウジング6との間には図示せぬガスケットが介在し、吸入室7と吐出室8の密閉性が保持されている。
シリンダブロック2およびフロントハウジング4の中心の支持孔19、20には軸受17、18を介して駆動軸10が軸支され、この駆動軸10がクランク室5内で回転自在となっている。
クランク室5内には、前記駆動軸10に固設された「回転部材」としてのロータ21と、駆動軸10に対して傾動可能で且つ軸方向に摺動自在に装着された「傾動部材」としての斜板24と、が設けられている。なお本実施形態では、斜板24は、駆動軸10に装着されるハブ25と、このハブ25のボス部25aに固定された斜板本体26と、を備えてなる。
各シリンダボア3にはピストン29が摺動自在に収容されており、このピストン29は半球状の一対のピストンシュー30、30を介して斜板24に連結されている。
回転部材としてのロータ21と、傾動部材としての斜板24と、の間にはリンク機構40が介在しており、このリンク機構40により斜板24の傾角の変動を許容しつつロータ21の回転トルクを斜板24に伝達できるようになっている。リンク機構40については後に詳しく述べる。
斜板24の傾斜角は、斜板24がリターンスプリング52に抗してシリンダブロック2側に近接移動すると斜板24の傾斜角が減少し(図3参照)、一方、斜板24がリターンスプリング51に抗してシリンダブロック2から離れる方向に移動すると斜板24の傾斜角が増大する(図2参照)。
駆動軸10が回転すると、駆動軸10と一体でロータ21が回転し、このロータ21の回転がリンク機構40を介して斜板24に伝達される。斜板24の回転は、一対のピストンシュー30、30によってピストン29の往復動に変換され、ピストン29がシリンダボア3内を往復動する。このピストン29の往復動により、吸入室7内の冷媒がバルブプレート9の吸入孔11を通じてシリンダボア3内に吸入されたのちシリンダボア3内で圧縮され、圧縮された冷媒がバルブプレート9の吐出孔12を通じて吐出室8へと吐出される。
「可変容量の制御」
冷媒の吐出容量を変化させるには、斜板24の傾斜角を変化させてピストンストロークを変化させる。より具体的には、ピストン29の後面側のクランク室圧Pcとピストン29の前面側の吸入室圧Psの差圧(圧力バランス)により、斜板24の傾角を変化させてピストンストロークを変化させる。そのため、この可変容量圧縮機には、圧力制御機構が設けられている。圧力制御機構は、クランク室5と吸入室7とを連通する抽気通路(図示せぬ)と、クランク室5と吐出室8とを連通する給気通路(図示せぬ)と、この給気通路の途中に設けられ給気通路を開閉制御する制御弁33と、を備えて構成されている。
「斜板の傾動ガイド孔」
次に、斜板の駆動軸への装着状態を図4および図5を参照しつつ説明する。図4は図4は斜板の傾動ガイド孔と駆動軸との関係を説明する断面図であって(a)は斜板の傾斜角が最大のときの図、(b)は斜板の傾斜角が最小のときの図である。図5は斜板のハブを示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)中のV−V線に沿う断面図、(c)は(a)中のV−V線に沿って一部を破断したハブの斜視図である。
斜板24は、図4に示すように駆動軸10を傾動ガイド孔35に貫通させて駆動軸10に装着されている。傾動ガイド孔35は、最も径の小さいくびれ部35cを境界にして、前側開口35aと、後側開口35bと、を組み合わせた形状をなしている。前方開口35aおよび後方開口35bはそれぞれ断面が長円状に形成され、くびれ部35cからそれぞれの開口端に向けて除々に長円の長辺が長くなっている。そして、傾動ガイド孔35の内周面には、図5(a)に示すように平行に対峙する一対の傾動ガイド面37、37が設けられている。この傾動ガイド面37、37に沿って、駆動軸10に対して斜板24が傾動する(図4(a)、図4(b)参照)。
「リンク機構」
次にリンク機構40について図6〜14を参照しつつ説明する。
まず図6および図7を参照しつつリンク機構の構造を説明する。図6はリンク機構を介して斜板とロータと駆動軸とをサブアッセンブリしたアッセンブリ体の概略斜視図、図7はリンク機構の断面図であって図2中VII−VII線に沿う断面図である。
図6、7に示すように、リンク機構40は、ロータ21から斜板24に向けて突設され且つスリット41sを挟んで対向する一対のアーム41、41と、斜板24からロータ21に向けて突設され且つスリット43sを挟んで対向する一対のアーム43、43と、ロータ21のスリット41s(一対のアーム41、41間)と斜板24のスリット43s(一対のアーム43、43間)に挿入されたリンク部材45と、を備えている。なお、一対のアーム41、41および一対のアーム43、43は、互いに駆動軸10と直交する方向(回転方向、若しくは回転トルク伝達方向と言い換えることができる)に対向配置されている。
リンク部材45の一端部45aは、駆動軸10と直交する方向に延びる第1の連結ピン46によりロータ21の一対のアーム41、41に回転自在に連結されているとともに、リンク部材45の他端部45bは、駆動軸10と直交する方向に延びる第2の連結ピン47により斜板24の一対のアーム43、43に回転自在に連結されている。
図7に示すように、ロータ21の一対のアーム41、41には、第1の連結ピン46を回転自在に軸支する第1の軸受孔41aが設けられ、リンク部材45の一端部45aには、第1の連結ピン46を圧入により固定する固定孔45cが設けられている。また、斜板24の一対のアーム43、43には、第2の連結ピン47を回転自在に軸支する第2の軸受孔43aが設けられ、リンク部材45の他端部45bには、第2の連結ピン47を圧入により固定する固定孔45dが設けられている。第1の連結ピン46と第2の連結ピン47とは同一径で同一長さである。
ロータ21のスリット41sの幅d3(つまりロータ21の一対のアーム41、41の間の幅)と、斜板24のスリット43sの幅d4(つまり斜板24の一対のアーム43、43の間の幅)と、は同一幅に形成されている。リンク部材45は矩形に形成されており、その外側面は段差なく面一に形成されている。つまり、リンク部材の一端部45aの幅d1とリンク部材の他端部45bの幅d2とが同一に形成されている。
次に、このリンク機構の組立前の状態における各部品の関係を図8〜図12を参照しつつ説明する。
図8はリンク部材の一端部がロータの一対のアーム内で許容される最大傾斜角θ1を示す図、図9はリンク部材の他端部が斜板の一対のアーム内で許容される最大傾斜角θ2を説明する図、図10は第1の連結ピンがその軸受孔内で許容される最大傾斜角θ3を説明する図、図11は第2の連結ピンがその軸受孔内で許容される最大傾斜角θ4を説明する図、図12は駆動軸が傾動ガイド孔の対向する一対の傾動ガイド面の間で許容される最大傾斜角θ5を説明する図、図13は通常運転時におけるリンク機構の断面図、図14は過大な圧縮反力が発生した時におけるリンク機構の断面図である。なお、図7〜図16ではθ1〜θ5の関係をより解りやすく説明するために、θ1〜θ5およびd1〜d10を大きくデフォルメして図示している。
組立前の状態において、ロータ21のスリット41sとリンク部材45の一端部45aとのクリアランス(d3−d1)によりリンク部材45が傾ける最大傾斜角度を第1最大傾斜角θ1とし(図8)、斜板24のスリット43sとリンク部材45の他端部45bとのクリアランス(d4−d2)によりリンク部材45が傾ける最大の傾斜角度を第2最大傾斜角θ2とし(図9)、第1の連結ピン46と第1の軸受孔41aとの間のクリアランス(d6−d5)により第1の連結ピン46が傾ける最大の傾斜角度を第3最大傾斜角θ3とし(図10)、第2の連結ピン47と第2の軸受孔43aとの間のクリアランス(d8−d7)により第2の連結ピン47が傾ける最大の傾斜角度を第4最大傾斜角θ4とし(図11)、駆動軸10と一対の傾動ガイド面37、37の間のクリアランス(d10−d9)により駆動軸10に対して斜板24が傾ける最大の傾斜角度を第1最大傾斜角θ5とすると(図12)、本実施形態では第3最大傾斜角θ3と第4最大傾斜角θ4の合計よりも第5最大傾斜角θ5が大きく且つ第5最大傾斜角θ5よりも第1最大傾斜角θ1および第2最大傾斜角θ2が大きくなっている(図13、図14参照)。式で表すと(θ3+θ4)<θ5<θ1,θ2が成り立つ。
このため組立前の状態ではθ3<θ1が成り立つとともにθ4<θ2が成り立ち、これによりリンク機構40の組立状態では以下のような関係が成り立つ。
組立状態では第1最大傾斜角θ1および第2最大傾斜角θ2は以下のように関係を満たす。第1最大傾斜角θ1は、図13に示すようにリンク部材45の先端部C1で当接した状態で第1の連結ピン46と第1の軸受孔41aとの間のクリアランス(d6−d5)により第1の連結ピン46が傾ける最大の傾斜状態(θ3)からさらにリンク部材45を点C2側へ当接するまで点C1を中心に仮想的に回転させた仮想回転角度分のクリアランスを有している角度である。なお第1最大傾斜角θ1は後で詳しく説明するが第5傾斜角θ5よりも大きい。また、第2最大傾斜角θ2は、図2に示すようにリンク部材45が点C3で当接した状態で第2の連結ピン47と第2の軸受孔43aとの間のクリアランス(d8−d7)により第2の連結ピン47が傾ける最大の傾斜状態(θ4)からさらにリンク部材45をC4側へ当接するまで点C3を中心に仮想的に回転させた仮想回転角度分のクリアランスを有している角度である。なお、第2最大傾斜角θ2は後で詳しく説明するが最大傾斜角θ5よりも大きい。
つまり、図13に示すようにリンク機構40の組立状態では、第1の連結ピン46とその軸受孔41a、41aとのクリアランス(d6−d5)で許容される範囲でリンク部材45を最大に傾けると、リンク部材45が両方のアーム41、41には当接せずに、片方のアーム41のみに当接する。つまり、リンク部材45は一点(図中の点C1または点C2のいずれか)のみにしか当接しない。
また、図13に示すようにリンク機構40の組立状態では、第2の連結ピン47とその軸受孔43a、43aとのクリアランス(d8−d7)で許容される範囲でリンク部材45を最大に傾けると、リンク部材45がアーム43、43の両方には当接せずに、片方のアーム43のみに当接する。つまり、リンク部材45は一点(図中の点C3または点C4のいずれか)のみにしか当接しない。
そのため、このような関係を有する本実施形態の圧縮機によれば、圧縮機を運転した際に図6および図13に示す如く斜板24に圧縮反力Fpが作用して斜板24がリンク機構40によりガイドされる傾動方向と交差する向きに傾くと、図13に示す如く連結ピン46、47がその軸受孔41a、43aの内周面に突っ張ることで圧縮反力Fpが受け止められ、これにより、従来構造(例えば特許文献1)のようにリンク部材45は一対のアーム41、41間で2点でこじれるように食い込み合うことがないし、また一対のアーム43、43間で2点でこじれるように食い込み合うことがない。
このリンク部材45とアーム41の対向面およびリンク部材45とアーム43との対向面は、回転トルク伝達面であるとともに回転摺動面であるため、従来構造のような2点こじれが無くなることで、大きく制御性が向上することとなる。
ここで、圧縮機の運転時には、駆動軸10の回転数の急激な変化や、シリンダボア3に吸入される被圧縮流体(例えば冷媒ガス)の状態変化などの様々な要因により、瞬間的に過大な圧縮反力が発生する可能性がある。
このように瞬間的に過大な圧縮反力が発生した際には、リンク機構40を構成する少なくとも1つの部材(つまりロータの一対のアーム41、41および斜板の一対のアーム43、43およびリンク部材45および第1の連結ピン46および第2の連結ピン47の少なくとも1つの部材)が撓むことで、さらに斜板24が駆動軸10に対して傾く可能性がある。なお、この例では連結ピン46、47、アーム41、アーム43、リンク部材45のうち最も断面積が小さい連結ピン46、47が主に撓む。
このようにさらに斜板24が傾いてしまった場合には斜板24の一対のアーム43、43およびロータ21の一対のアーム41、41内でリンク部材45が2点接触してしまうことが懸念されるが、本実施形態ではθ3+θ4<θ5<θ1,θ2の関係が成り立っているため、このようなことは起きない。
つまり、θ5<θ1,θ2の関係が成り立っているため、過大な圧縮反力が発生した際には、駆動軸10が傾動ガイド孔の一対の傾動ガイド面37、37に対して2点(図中の点C9および点C10)で接触することで、傾動ガイド孔35で前記圧縮反力が補助的に受け止められる。そのため、過度の圧縮反力が加わった際にも、リンク部材45が斜板の一対のアーム43、43およびロータの一対のアーム41、41内で2点接触することがなく、リンク部材45のこじれによる摺動抵抗の増大が回避され、圧縮機の制御性が維持される。
なお、2次的(補助的)に傾動ガイド孔35に対して駆動軸10が2点で接触しても、圧縮反力の大部分は連結ピン46、47とその軸受孔41a、43aで受け止められるため、制御性への影響は極めて小さい。
図15および図16は本実施形態との比較例である。
図15に示す比較例1は、θ1,θ2<θ3,θ4,θ5の関係を有する構造である。この場合、通常運転時において圧縮反力により斜板24がその傾動方向とは交差する方向に傾いた際には、まず、リンク部材45の一端部45aがロータ21の一対のアーム41、41の間で2点(図中の点C1および点C2)で接触するとともに、リンク部材45の他端部45bが斜板24の一対のアーム43、43の間で2点(図中の点C3および点C4)で接触してしまう。そのため、比較例1の構造では、リンク部材45のこじれが発生し、そのため本実施形態のような制御性は得られない。
図16に示す比較例2は、θ5<θ1,θ2,(θ3+θ4)の関係を有する構造である。この場合、通常運転時において圧縮反力により斜板24がその傾動方向とは交差する方向に傾いた際には、駆動軸10が一対の傾動ガイド面37,37に対して二点(図16中の点C9および点C10)で接触し、この2点ですべての圧縮反力Fpを受け止めることとなる。そのため、斜板24を傾動させる際には、傾動ガイド面37,37と駆動軸10との間に大きな摺動抵抗が発生し、本実施形態のような制御性は得られない。なお、駆動軸10と傾動ガイド面37、37との接触面は回転トルク伝達面ではないため、比較例1よりも制御性はよい。
「効果」
以上のような構成によりこの実施形態によれば以下のような効果がある。
(1)本実施形態によれば、通常運転時に圧縮反力Fpにより斜板24が傾いた際には、連結ピン46、47とその軸受孔41a、43aとの間で圧縮反力Fpを受け止めることで、リンク部材45の一端部45aが一対のアーム41、41の両方に同時に当接することなく片方にのみに当接し、またリンク部材45の他端部45bが一対のアーム43、43の両方に同時に当接することなく片方にのみに当接する。そのため、従来構造(例えば特許文献1)とは異なり、トルク伝達に大きく寄与するリンク部材35が2点で“こじれ”るように食い込むことがなく、制御性が高くなっている。
(2)また本実施形態によれば、瞬間的に過大な圧縮反力が発生してリンク機構40を構成する少なくとも1つの部材(41、41、43、43、45、46、47の少なくとも1つの部材)が撓むことで、さらに斜板24が駆動軸10に対して傾いた際には、リンク部材45が斜板24の一対のアーム43、43およびロータ21の一対のアーム41、41内で2点接触する前に、駆動軸10が傾動ガイド孔35の一対の傾動ガイド面37、37に対して2点(C9およびC10)で接触する。これにより、傾動ガイド孔35で圧縮反力を補助的に受けることができる。そのため、過度の圧縮反力が加わった際にも、リンク部材45のこじれによる摺動抵抗の増大を回避して、圧縮機の制御性を維持できる。
(3)本実施形態によれば、ロータのアーム41、41のスリット41sの幅d3と斜板のアーム43、43のスリット43sの幅d4とが同一に形成されている。そのため、リンク部材45を、単純な矩形とすることができる。結果、リンク部材45を製造する際に複雑な切削加工などが不要になるため、リンク部材45の製造コストが大幅に低減される。例えば、リンク部材45がアルミ製のなどの場合は押し出し成形などで製造できる。
(4)本実施形態によれば、第1の連結ピン46と第2の連結ピン47とが同径且つ同一長さである。そのため、第1の連結ピン46と第2の連結ピン47を共用でき、リンク機構40の製造コストを低減できる。例えば、第1の連結ピン46の製造金型と第2の連結ピン47の製造金型とを共用できるため、金型が減る。また、リンク機構40の組立工程においては、作業台上の第1の連結ピン46と第2の連結ピン47の載置位置を区別する必要がないため、組立作業員の負担が減る利点などもある。
なお、本発明は上述した実施形態のみに限定解釈されるものではない。
例えば上述の実施形態では、ロータのアーム41、41に設けられた孔41a、41aが第1の連結ピン46を軸支する軸受孔であり、リンク部材45に設けられた孔45cが第1の連結ピン46を固定する固定孔であったが、本発明にあっては、ロータのアーム41、41に設けられた孔41a、41aが第1の連結ピン46を圧入固定する固定孔であり、リンク部材45に設けられた孔45cが第1の連結ピン46を軸支する軸受孔であってもよい。
また、上述の実施形態では固定孔に対して連結ピンを圧入により固定した構造であるが、本発明では固定孔にネジ止めやその他の手段によって連結ピンを固定してもよい。
また、本発明では第1の連結ピンがリンク部材に一体成形されていてもよいし、また第2の連結ピンがリンク部材に一体成形されていてもよい。
また、上述の実施形態では、斜板のアーム43、43に設けられた孔43a、43aが第2の連結ピン47を軸支する軸受孔であり、リンク部材45に設けられた孔45cが第2の連結ピン47を圧入固定する固定孔であったが、本発明にあっては、斜板のアーム43、43に設けられた孔43a、43aが第2の連結ピン47を圧入固定する固定孔であり、リンク部材45に設けられた孔45cが第2の連結ピン47を軸支する軸受孔であってもよい。
また上述の実施形態では、ロータ21のスリット41s(一対のアーム41、41間)の幅d1と斜板24のスリット43s(一対のアーム43、43間)の幅d2とが同一に形成され、リンク部材45が矩形に形成された構造となっているが、本発明にあっては示すようにロータのスリット41s(一対のアーム間)の幅d1と斜板のスリット43s(一対のアーム間)の幅d2とが異なる構造でもよいし、またリンク部材の一端部45aの幅d1とリンク部材の他端部45bの幅d2とが異なる構造でよい。
また、上述の実施形態では別部材の斜板本体26とハブ25とを組み合わせて斜板24を構成しているが、本発明では例えば予め一体成形された斜板24であってもよい。
また、上述の実施形態ではスワッシュ式の斜板(回転式の斜板)を用いているが本発明ではワブル式の斜板(非回転式の斜板)を用いてもよい。
また、本発明の技術的範囲に属する限りその他の種々の態様で本発明は実施し得る。
図1は本発明の一実施形態にかかる可変容量圧縮機の断面図。 図2は同可変容量圧縮機の斜板のフルストローク状態を説明する部分断面図。 図3は同可変容量圧縮機のデストローク状態を説明する部分断面図。 図4は同可変容量圧縮機の斜板の傾動ガイド孔と駆動軸との関係を説明する断面図であって、図4(a)は斜板の傾斜角が最大のときの図、図4(b)は斜板の傾斜角が最小のときの図。 図5は同可変容量圧縮機の斜板のハブを示す図であって、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)中のV−V線に沿う断面図、図5(c)は図5(a)中のV−V線に沿って一部を破断したハブの斜視図。 図6はリンク機構を介して斜板とロータと駆動軸とをサブアッセンブリしたアッセンブリ体の概略斜視図。 図7はリンク機構の断面図であって図2中VII−VII線に沿う断面図。 図8はリンク部材の一端部がロータの一対のアーム内で許容される最大傾斜角θ1を示す図。 図9はリンク部材の他端部が斜板の一対のアーム内で許容される最大傾斜角θ2を説明する図。 図10は第1の連結ピンがその軸受孔内で許容される最大傾斜角θ3を説明する図。 図11は第2の連結ピンがその軸受孔内で許容される最大傾斜角θ4を説明する図。 図12は駆動軸が傾動ガイド孔の対向する一対の傾動ガイド面の間で許容される最大傾斜角θ5を説明する図。 図13は通常運転時におけるリンク機構の断面図。 図14は過大な圧縮反力が発生した時におけるリンク機構の断面図である。 図15は本発明との第1の比較例を示す断面図。 図16は本発明との第2の比較例を示す断面図。 図27は従来のリンク機構の一例を示す図。
符号の説明
1…可変容量圧縮機
10…駆動軸
21…ロータ(回転部材)
24…斜板(傾動部材)
25…ハブ(傾動部材)
26…斜板本体(傾動部材)
29…ピストン
35…傾動ガイド孔
37、37…一対の傾動ガイド面
40…リンク機構
41、41…一対のアーム
41a…軸受孔
43、43…一対のアーム
43a…軸受孔
45…リンク部材
45a…一端部
45b…他端部
46…第1の連結ピン
47…第2の連結ピン
Fp…圧縮反力
Ft…回転トルク

Claims (1)

  1. 駆動軸(10)と、前記駆動軸(10)に固定されて一体に回転する回転部材(21)と、対向する一対の傾動ガイド面(37、37)が形成された傾動ガイド孔(35)を有することで前記駆動軸(10)に対して傾斜自在に取り付けられた傾動部材(24)と、前記回転部材(21)の回転トルクを前記傾動部材(24)に伝達しつつ前記傾動部材(24)の傾動を許容するリンク機構(40)と、前記傾動部材(24)の回転運動に伴って往復動するピストン(29)と、を備えた可変容量圧縮機であって、
    前記リンク機構(40)は、前記回転部材(21)から前記傾動部材(24)に向けて突設された対向する一対のアーム(41、41)と、前記傾動部材(24)から前記回転部材(21)に向けて突設された対向する一対のアーム(43、43)と、前記回転部材の一対のアーム(41、41)の間に一端部(45a)が挿入され且つ前記傾動部材の一対のアーム(43、43)の間に他端部(45b)が挿入されるリンク部材(45)と、を備え、第1の連結ピン(46)を中心にして前記リンク部材(45)の一端部(45a)と前記回転部材のアーム(41、41)とが互いに回転自在に連結されるとともに、第2の連結ピン(47)を中心にして前記リンク部材(45)の他端部(45b)と前記傾動部材のアーム(43、43)とが互いに回転自在に連結されたものであり、
    組立前の状態において、前記リンク部材の一端部(45a)が前記回転部材の一対のアーム(41、41)内で許容される第1最大傾斜角(θ1)と、前記リンク部材の他端部(45b)が前記傾動部材の一対のアーム(43、43)内で許容される第2最大傾斜角(θ2)と、前記第1の連結ピン(46)がその軸受孔内で許容される第3最大傾斜角(θ3)と、前記第2の連結ピン(47)がその軸受孔内で許容される第4最大傾斜角(θ4)と、前記駆動軸(10)が前記対向する一対の傾動ガイド面(37、37)の間で許容される第5最大傾斜角(θ5)と、の関係が、
    第3最大傾斜角(θ3)と第4最大傾斜角(θ4)の合計よりも第5最大傾斜角(θ5)が大きく且つ第5最大傾斜角(θ5)よりも第1最大傾斜角(θ1)および第2最大傾斜角(θ2)のいずれもが大きいことを特徴とする可変容量圧縮機。
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