JP4751154B2 - プレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法及びその方法に用いる治具 - Google Patents
プレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法及びその方法に用いる治具 Download PDFInfo
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(2)第2の吊りフレームに吊具で吊下した新躯体を、上記吊りワイヤの間を通って第1の吊りフレーム上方に横移動し、上記躯体連結体と中心軸を一致させ、
(3)上記吊材を、新躯体を通って上方に延長し、延長した吊材を第2の吊りフレームの上面に係止させ、
(4)第1の吊りフレームを水平に二つ割りして左右に横移動して取り外し、これを第2の吊りフレーム上方に移動して一体に組み立て、
(5)上記吊材を第1の吊りフレームの上面に係止させ、上記躯体連結体の荷重を第1の吊りフレームに支持させ、
(6)第2の吊りフレームと共に新躯体を降下させてこの新躯体を上記躯体連結体の上端に結合し、上記吊具を取り外し、
(7)第2の吊りフレームの吊材係止突出部を吊りフレーム本体内に収納して第1の吊りフレームの上下貫通孔を通って第1の吊りフレームの上方に上昇させ、横移動して次の新躯体を吊下させる。
(A)上下貫通孔を中央に開口し、左右二つ割り可能な吊りフレームであって、吊下す躯体連結体内を通る吊材の係止部を上記上下貫通孔の周縁の外側に備え、それら各係止部には上記二つ割りしたとき吊材がフレームから外れる方向に開口した切欠きを設け、その吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の平面形より外方に備えた第1の吊りフレームと、
(B)躯体連結体内を通る吊材の係止突出部を本体部の四周に突出収納自在に装着し、その係止突出部を本体部内に収納したとき上記第1の吊りフレームの上下貫通孔を上下に通過可能な寸法を有する吊りフレームであって、この吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の断面内に備えた第2の吊りフレーム
とからなることを特徴とする。
(2)第2の吊りフレームに吊具で吊下した新躯体を、上記吊りワイヤの間を通って第1の吊りフレーム上方に横移動し、上記躯体連結体と中心軸を一致させ、
(3)上記吊材を、新躯体を通って上方に延長し、延長した吊材を第2の吊りフレームの上面に係止させ、
(4)第1の吊りフレームを水平に二つ割りして左右に横移動して取り外し、これを第2の吊りフレーム上方に移動して一体に組み立て、
(5)上記吊材を第1の吊りフレームの上面に係止させ、上記躯体連結体の荷重を第1の吊りフレームに支持させ、
(6)第2の吊りフレームと共に新躯体を降下させてこの新躯体を上記躯体連結体の上端に結合し、上記吊具を取り外し、
(7)上記吊材を第2の吊りフレームの上面に係止させ、新躯体が結合された躯体連結体の全荷重を第2の吊りフレームに支持させ、
(8)第1の吊りフレームを水平に二つ割りして左右に横移動して取り外し、これを第2の吊りフレーム下方に移動して一体に組み立て、
(9)上記吊材を第1の吊りフレームの上面に係止させ、新躯体が結合された躯体連結体の全荷重を第1の吊りフレームに支持させ、
(10)第2の吊りフレームを上昇させ、横移動して次の新躯体を吊下させる。
(A)左右二つ割り可能な吊りフレームであって、吊下す躯体連結体内を通る吊材を係止する、上記二つ割りしたとき吊材がフレームから外れる方向に開口した切欠きを設け、その吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の平面形より外方に備えた第1の吊りフレームと、
(B)躯体連結体内を通る吊材の係止部を備えた吊りフレームであって、この吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の断面内に備えた第2の吊りフレーム
とからなることを特徴とする。
10a,13a 緊張材挿入孔
11,12 プレキャストコンクリート躯体
13 新躯体
20 吊材
21 緊張材
22 吊材接続具
30,60 第1の吊りフレーム
30a 上下貫通孔
31,61 第1フレーム部材
32,62 第2フレーム部材
31a,32a,52a,61a,62a 切欠き
401,402 吊りワイヤ取付部
41,42,43 吊りワイヤ
50,70 第2の吊りフレーム
70a 吊材係止部
51 本体部
52 係止突出部
Claims (4)
- 下記(1)〜(7)の工程を繰り返すことを特徴とするプレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法。
(1)上下貫通孔を中央に開口し、プレキャストコンクリート躯体連結体内を通る吊材が通る切欠きを該上下貫通孔周縁の外側に設けた第1の吊りフレームを用い、既設プレキャストコンクリート躯体連結体を第1の吊りフレームに係止し、該第1の吊りフレームをプレキャストコンクリート躯体の横幅より大きい間隔をあけて設けた吊りワイヤで上方から吊って前記躯体連結体を宙吊りにしておき、
(2)第2の吊りフレームに吊具で吊下した新躯体を、前記吊りワイヤの間を通って第1の吊りフレーム上方に横移動し、前記躯体連結体と中心軸を一致させ、
(3)前記吊材を、新躯体を通って上方に延長し、延長した吊材を第2の吊りフレームの上面に係止させ、
(4)第1の吊りフレームを水平に二つ割りして左右に横移動して取り外し、これを第2の吊りフレーム上方に移動して一体に組み立て、
(5)前記吊材を第1の吊りフレームの上面に係止させ、前記躯体連結体の荷重を第1の吊りフレームに支持させ、
(6)第2の吊りフレームと共に新躯体を降下させて該新躯体を前記躯体連結体の上端に結合し、前記吊具を取り外し、
(7)第2の吊りフレームの吊材係止突出部を吊りフレーム本体内に収納して第1の吊りフレームの上下貫通孔を通って第1の吊りフレームの上方に上昇させ、横移動して次の新躯体を吊下させる。 - 上下貫通孔を中央に開口し、左右二つ割り可能な吊りフレームであって、吊下す躯体連結体内を通る吊材の係止部を前記上下貫通孔の周縁の外側に備え、該各係止部には前記二つ割りしたとき吊材がフレームから外れる方向に開口した切欠きを設け、該吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の平面形より外方に備えた第1の吊りフレームと、躯体連結体内を通る吊材の係止突出部を本体部の四周に突出収納自在に装着し、該係止突出部を本体部内に収納したとき前記第1の吊りフレームの上下貫通孔を上下に通過可能な寸法を有する吊りフレームであって、該吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の断面内に備えた第2の吊りフレームとからなることを特徴とするプレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する治具。
- 下記(1)〜(10)の工程を繰り返すことを特徴とするプレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法。
(1)水平に二つ割りして左右に横移動したときプレキャストコンクリート躯体連結体内を通る吊材がフレームから外れる方向に開口した切欠きを設けた第1の吊りフレームを用い、該切欠き内を通した吊材を用いて既設プレキャストコンクリート躯体連結体を第1の吊りフレームに係止し、該第1の吊りフレームをプレキャストコンクリート躯体の横幅より大きい間隔をあけて設けた吊りワイヤで上方から吊って前記躯体連結体を宙吊りにしておき、
(2)第2の吊りフレームに吊具で吊下した新躯体を、前記吊りワイヤの間を通って第1の吊りフレーム上方に横移動し、前記躯体連結体と中心軸を一致させ、
(3)前記吊材を、新躯体を通って上方に延長し、延長した吊材を第2の吊りフレームの上面に係止させ、
(4)第1の吊りフレームを水平に二つ割りして左右に横移動して取り外し、これを第2の吊りフレーム上方に移動して一体に組み立て、
(5)前記吊材を第1の吊りフレームの上面に係止させ、前記躯体連結体の荷重を第1の吊りフレームに支持させ、
(6)第2の吊りフレームと共に新躯体を降下させて該新躯体を前記躯体連結体の上端に結合し、前記吊具を取り外し、
(7)前記吊材を第2の吊りフレームの上面に係止させ、新躯体が結合された躯体連結体の全荷重を第2の吊りフレームに支持させ、
(8)第1の吊りフレームを水平に二つ割りして左右に横移動して取り外し、これを第2の吊りフレーム下方に移動して一体に組み立て、
(9)前記吊材を第1の吊りフレームの上面に係止させ、新躯体が結合された躯体連結体の全荷重を第1の吊りフレームに支持させ、
(10)第2の吊りフレームを上昇させ、横移動して次の新躯体を吊下させる。 - 左右二つ割り可能な吊りフレームであって、吊下す躯体連結体内を通る吊材を係止する、前記二つ割りしたとき吊材がフレームから外れる方向に開口した切欠きを設け、該吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の平面形より外方に備えた第1の吊りフレームと、躯体連結体内を通る吊材の係止部を備えた吊りフレームであって、該吊りフレームを上方から吊下げる吊りワイヤを躯体連結体の断面内に備えた第2の吊りフレームとからなることを特徴とするプレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する治具。
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JP2005259239A JP4751154B2 (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | プレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法及びその方法に用いる治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005259239A JP4751154B2 (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | プレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法及びその方法に用いる治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007070894A JP2007070894A (ja) | 2007-03-22 |
JP4751154B2 true JP4751154B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
ID=37932591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005259239A Active JP4751154B2 (ja) | 2005-09-07 | 2005-09-07 | プレキャストコンクリート躯体連結体を地中に垂下する方法及びその方法に用いる治具 |
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2005
- 2005-09-07 JP JP2005259239A patent/JP4751154B2/ja active Active
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