JP3660634B2 - Pcウエル圧入方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、PCウエル圧入方法及び装置に関し、さらに詳しくは、加圧圧入のみを行う簡易な装置を用いて、円滑な圧入を妨げるトラブルが発生した時に適切に対処することができる方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にPCウエルを地中に圧入するために従来用いられている装置は、大別すると以下の2種類である。
【0003】
(1)三角加圧板方式又はグリッパロッド方式の圧入装置
圧入力のみを発生してPCウエルを地中に圧入する装置で、一般的な地盤に対する施工に用いられる。図26に示す圧入装置100は、保護リング101、三角加圧板102に設置されている3台の油圧ジャッキ103により構成され、掘削中連続的にPCウエル104に加圧用PC鋼棒20を介して圧入力を加える形式のものである。また、図27に示す圧入装置110は、加圧桁111にグリッパ112、113付き油圧ジャッキ114を搭載し、そのジャッキ114にグリッパロッド115を装着している。このグリッパロッド115が圧入用反力体116と接続して反力ロッドとして機能する。そのグリッパロッド115と嵌合するグリッパ付き油圧ジャッキ114によってジャッキの盛り替えを機械化できる特徴がある。油圧ジャッキ114の圧入力は、各々の加圧板117や加圧桁118を介してPCウエル119に伝達される。
【0004】
(2)一体型方式又はセパレート方式の支持圧入装置
支持圧入装置は圧入するPCウエルの自重を吊り下げることができる機能を有する圧入装置で、通常、軟弱地盤又は水中施工に対して用いられる。図28に示す支持圧入装置120は、中央の円環121でPCウエル122の吊上げと圧入を行う。それぞれの力は、円環121とピン結合した支持桁123の上昇と下降に連動して伝達される一体型の構造である。圧入力及び支持力は四隅に設置した油圧ジャッキ124で得ている。また、図29に示す支持圧入装置130は、PCウエル131を支持するリング132に装着したジャッキ機構133の必要圧入力および必要支持力に合わせて設置数を選択できるセパレート型の構造となっている。ジャッキ1台の能力は、圧入力100トンに対しPCウエル本体を懸吊する支持力は200トンを有しており、深い軟弱地盤で刃先下地盤を掘削する場合に適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
PCウエルの圧入施工は、一般的な地盤に対しては、設備費の安価な上述の三角加圧板方式又はグリッパロッド方式の圧入装置を用いて行うのが一般的である。このような圧入装置では、グラブハンマ等を用いてPCウエル先端部の地盤を先行掘削し、PCウエル自重と圧入力のバランスを取りながら圧入施工を行う。従って、地中に転石又は流木等の障害物が存在しなければ問題はない。しかし、圧入機能だけを備えた圧入装置、例えば、三角加圧板式の圧入装置による施工では、PCウエルの周辺摩擦が少ない初期段階で、地中に転石又は流木等の障害物が地中にあった場合、これらの障害物を撤去するために先行掘削を多くすると、PCウエルは圧入力を加えなくても自重により地盤中に沈下してしまう。このとき、障害物の位置その他の条件によっては、PCウエルの圧入方向が変化し、圧入方向の制御が出来なくなる。
【0006】
通常は、PCウエルの施工に先立って事前に地盤調査を行い、地中の状態を把握して施工を行う。障害物がない場合は、三角加圧板方式の圧入装置などを用いる。当初より転石又は流木の存在が判明している場合は、支持圧入装置を用いた施工を採用する。しかし、事前調査で把握することができなかった予想外の転石又は流木等の障害物が存在すると、三角加圧板方式の圧入装置などを用いた施工では、施工精度に大きな支障を来すことになる。
【0007】
本発明は、PCウエルの圧入に際して、通常の状態では、設備費の安価な圧入装置による施工を行い、予想外の転石又は流木が存在した場合、その時点でPCウエルを支持する仮支持装置を圧入装置に組み込み、PCウエルの自重による沈下を押さえることにより、転石又は流木等の障害物を撤去するのための先行掘削を大きくすることを可能にする技術を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その技術手段は、PCウエルを地中に圧入するに当り、三角加圧板方式のPCウエル圧入装置を用いて圧入し、沈降部の地中に障害物が存在したときには、前記圧入装置の六角ベースフレームから外方に張出して付設した仮支持油圧ジャッキを用いて加圧梁を僅か持ち上げ、施工中のPCウエルの自重を一時的に支持して障害物を除去することを特徴とするPCウエル圧入方法である。
【0009】
上記本発明方法を好適に実施をすることができる本発明の装置として、PCウエルを地中に順次圧入する圧入油圧ジャッキおよび加圧梁を備えたPCウエル圧入装置において、地中に圧入中のPCウエルの自重を支持する能力を備え前記加圧梁に結合する鋼棒を備えた仮支持油圧ジャッキと、該仮支持油圧ジャッキを載置する横梁を六角ベースフレームに固定する架構とを備えたことを特徴とするPCウエル圧入装置を提供する。ここで圧入油圧ジャッキおよび加圧梁を備えたPCウエル圧入装置とは、圧入機能のみを有し、圧入中のPCウエルを支持する機能を有しない装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明のPCウエルの圧入では通常は、三角加圧板方式の装置を用い圧入油圧ジャッキを使用して、PCウエルを圧入する。図12はこの通常の工程を示す側面図、図13は図12の正面図、図14は図13のF−F矢視図、図15は図12のG−G矢視図、図16は図13のH−H矢視図である。PCウエル90を沈設する位置の地表のPCウエルを囲む位置にH形鋼等の杭11を打ち込み、六角ベースフレーム22を固定受け梁13によって杭11に固定し地表に設置する。その上に作業デッキ14が設けられている。六角ベースフレーム22の6辺には、一辺おきに交互にPC鋼棒20の固定部23が三辺に設けられ、他の三辺にはPCウエルの側面を支持するガイド21の取付部24が設けられている。
【0011】
2本の加圧用PC鋼棒20は六角ベースフレーム22の頂端の固定部23にその基部を固定して上方に延設されている。このPC鋼棒20は、加圧梁16を貫通している。加圧梁16は平面が三角形状をなしている。加圧油圧ジャッキ19は、加圧梁16上に取付け部17で固定されている。加圧油圧ジャッキ19のラムの先端の受梁18は、PC鋼棒20に係着している。加圧油圧ジャッキ19は、ラムの伸縮と受梁18のPC鋼棒20のナット25の締め込みを繰り返し、加圧梁16を下方に歩進させPCウエルを地中に沈下進入させる。加圧梁16はPCウエル90の上端に取り付けられた加圧リング15を押し下げてPCウエル90を沈下させる。圧下ジャッキ19を繰り返し作動させて加圧梁16を16aの位置まで下降させる。加圧梁16を取り除き、新しいPCウエルセグメントを、PCウエル90上に継ぎ足す。この継ぎ足しは、圧入方式のPCウエル構築の通常の作業工程では、新しいPCウエルセグメントを圧入位置に設置し、必要なPC鋼材を挿入し、次いでウエルセグメント同士の接合面に接着剤を塗布し、PC鋼材を緊張し、最後にPC鋼材を挿入したシース内にグラウトを注入する。
【0012】
図17は沈設中のPCウエルの頂部に継ぎ足すべき新しいPCウエルセグメント90bを吊り梁91、ワイヤ92、93でクレーンフック94に吊り下げた状態を示している。PCウエルセグメント90bの側壁には吊りブラケット95を取り付けている。図18〜図20は、PCウエルを仮支持する場合の説明図であって、図18は六角ベースフレーム22上に仮支持した下側のPCウエル90の状態を示している。図19に示すように、仮支持ブラケット96はPCウエル90の側壁に設けた孔に差し込むピン97を備え、このピン97をPCウエル90の壁に差し込み、仮支持梁98上に載置する。図19は、仮支持ブラケット96の詳細を示すものである。図20は、図18の平面図、図21は図20のJ−J矢視図である。
【0013】
図22、図23は、図12に示す装置を使用してPCウエル90を沈設する工程を示すもので、図22は側面図、図23は正面図である。PCウエル90の頂端に取り付けた加圧リング15上に加圧梁16を配設し、PCウエル90内の地盤の土砂をグラブハンマ31で掘削しながら、PCウエル90をジャッキ19によって地中に沈設させる。グラブハンマ31を稼働させ、加圧油圧ジャッキ19に過大な荷重がかからないように、PCウエル内の土砂を掘削しながら圧入作業を行う。ガイド21はPCウエル90の沈下方向を正しく案内する。図24は、グラブハンマ31で地盤32を掘削しながら、ジャッキ19を矢印33方向に伸長させ、加圧梁16を矢印34の方向に圧下させることを示している。図25は、地中に転石や流木等の障害物35が存在し、PCウエル90の下端の羽口ロット90aに当接した状態を示している。ボーリング試験時には確認されなかった障害物35、例えば、転石、流木等の障害物35が圧入中の羽口ロット90aに当接し、圧入作業がままならない状態に陥った場合、この状態でグラブハンマ31による掘削を続行しながら沈下を図ろうとすると、圧入ジャッキ19には過大な荷重がかかり、PCウエル90の沈下と地盤の掘削とのバランスを失し、沈下進行が阻害され、掘削量が大きくなる。そして圧入ジャッキ19の損傷を引き起こしたり、又は構築途上のPCウエル90も沈下方向が正しい方向から曲がって沈下し、傾いてしまい修正することが不可能な状態になってしまうと言う問題が起こる。
【0014】
図8〜図11は本発明の実施例装置の説明図である。図8は全体側面図、図9はその正面図である。本発明では、図8、図9に示すように、仮支持油圧ジャッキ44の架構42を載置する載置部41を六角ベースフレーム22から外方に張り出して付設しておく。図10は載置部41を示す六角ベースフレーム22の平面図である。図9に示すように、架構42の頂端の横梁43上に仮支持油圧ジャッキ44を装着する。この仮支持油圧ジャッキ44はセンタホールジャッキとし、その中を貫通するPC鋼棒45を備え、このPC鋼棒45の下端は加圧梁16を受ける加圧梁受け部46を形成している。図11は加圧梁16の平面図で架構42、PC鋼棒45の配置関係を示すものである。
【0015】
図1〜図7は、本発明方法を説明する説明図である。図1は側面図、図2は正面図である。図1、2に示すように、沈設作業中のPCウエル90の羽口セグメント90aが障害物35に当接したとき、沈設作業を中断する。そして、横梁43上に仮支持油圧ジャッキ44を載置した架構42を、載置部41上に載せて固定する。載置部41は前述のように六角ベースフレーム22に付設されている。架構42は予め準備してあり、必要に応じて装着、取外しする。仮支持油圧ジャッキ44はセンタホールジャッキとし、PC鋼棒45は仮支持油圧ジャッキ44を上下に貫通して設けられており、その下端46を加圧梁16の下面に定着する。また、PCウエル90上端の加圧リング15と加圧梁16とを吊り棒51で連結する。吊り棒51は、図3に拡大図を示すように、加圧リング15の下端に、PCウェルの緊張材のPC鋼棒53の先端にカプラ52によって吊り棒51を接続し、吊り棒51の上端側を加圧梁16の上面に固定部材、例えば、支圧板54と固定ナット55で固定する。このようにして、加圧梁16を仮支持油圧ジャッキ44が支持し、さらに吊り棒51を介してPCウエルの自重を支持する。仮支持油圧ジャッキ44は沈下中のPCウエルの全重量を支持することができる能力を有している。
【0016】
図4に示すように、仮支持油圧ジャッキ44で加圧梁16を矢印47で示すように僅か持ち上げ、地中の障害物35をグラブハンマ31で除去する。図5は障害物が除去された後、仮支持油圧ジャッキ44を用いて加圧梁16を下降させ、PCウエル90を矢印48で示すように下降させて、掘削した地盤に到達させた状態を示している。この下降工程の仮支持油圧ジャッキ44の動作を、図6(a)〜(d)に示した。この下降工程の仮支持油圧ジャッキ44の動作は次の通りである。
【0017】
(a)ナット44aを締め込み、ナット44bを弛めた状態でジャッキを矢印44方向に作動させ、ジャッキ44のストロークを完全に伸ばす。
【0018】
(b)次に、ナット44bを締め込み、ナット44aを弛める。
【0019】
(c)この状態で矢印44dに示すようにジャッキ44の扛下を開始する。ジャッキ44の動きとともに、PCウエルが沈降する。
【0020】
(d)ジャッキ44のストロークがなくなったら.ナット44aを締め込み、上記(a)の動作に戻る。
【0021】
次に、図7に示すようにグラブハンマでの掘削深さが大きく、仮支持油圧ジャッキの上記操作ではPCウエルの底面が掘削部の地盤32に到達しないときは、加圧梁を撤去してしまうと、なにもPCウエルを支持できなくなってしまい、自重による急激な沈降が予想される。この場合、仮支持梁、ブラケット等の設置を行って沈降を防止する。この場合、図17〜図20で説明したように次のPCウエルセグメントを継ぎ足す工程をここに適用して作業を継続するとよい。
【0022】
以上説明したように、本発明では、安価な圧入装置を用い、トラブルが発生した場合に、障害物を撤去するためにPCウエルを仮支持する装置を設置し、仮支持油圧ジャッキを使用してPCウエルが沈降しないように現状を保持する。そして、その状態でグラブハンマを稼働させ、PCウエル内の土砂を先行して掘削し、障害物を撤去する。障害物を撤去した後は、先行して掘削してあるので、PCウエルは自重のみで沈設する。この沈設は、仮支持油圧ジャッキのストロークを戻す動作を利用して、PCウエルをゆっくり沈設する。先行して掘削した部分の沈降が終了したら、通常の圧入作業を再開する。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、地中に予想外の障害物が存在した場合でも、簡単な装置を用いて圧入ジャッキには過大な荷重が生ずるのを防止することができ、従って、ジャッキの損傷を引き起こしたり、又は構築途上のPCウエルが傾いてしまうようなトラブルの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のPCウエル圧入装置の説明図である。
【図2】実施例のPCウエル圧入装置の説明図である。
【図3】鋼棒接続詳細図である。
【図4】実施例の傷害物撤去工程の説明図である。
【図5】PCウエル沈設工程図である。
【図6】沈設時のジャッキの動作説明図である。
【図7】PCウエル沈降のおそれのある場合の説明図である。
【図8】実施例の作動説明図(正面図)である。
【図9】実施例の作動説明図(側面図)である。
【図10】図8のD−D矢視図である。
【図11】図9のE−E矢視図である。
【図12】通常のPCウエル沈設の作動説明図(正面図)である。
【図13】通常のPCウエル沈設の作動説明図(側面図)である。
【図14】図13のF−F矢視図である。
【図15】図12のG−G矢視図である。
【図16】図13のH−H矢視図である。
【図17】PCウエル継ぎ足しの説明図である。
【図18】PCウエル継ぎ足しの説明図である。
【図19】PCウエル継ぎ足しの説明図である。
【図20】ベースフレームの平面図である。
【図21】図20のJ−J矢視図である。
【図22】従来のPCウエル圧入装置の正面図である。
【図23】従来のPCウエル圧入装置の側面図である。
【図24】従来のPCウエル圧入装置の作動図である。
【図25】従来のPCウエル圧入装置のトラブル発生説明図である。
【図26】従来装置の説明図である。
【図27】従来装置の説明図である。
【図28】従来装置の説明図である。
【図29】従来装置の説明図である。
【符号の説明】
11 杭
13 固定受け梁
14 作業デッキ
15 加圧リング
16 加圧梁
17 取付け部
18 受梁
19 圧下ジャッキ
20 加圧用PC鋼棒
21 ガイド
22 六角ベースフレーム
23 固定部
24 取付部
25 ナット
31 グラブハンマ
32 地盤
33、34 矢印
35 障害物
36 矢印
41 載置部
42 架構
43 横梁
44 仮支持油圧ジャッキ
45 PC鋼棒
46 加圧梁受け部
47、48 矢印
51 吊り棒
52 カプラ
53 支持材
54 支圧板
55 固定ナット
90 PCウエル
90a 刃口セグメント
90b PCウエルセグメント
100 圧入装置
101 保護リング
102 三角加圧板
103 油圧ジャッキ
104 PCウエル
110 圧入装置
111 加圧桁
112 グリッパ
113、114 油圧ジャッキ
115 グリッパロッド
116 圧入用反力体
117 加圧板
118 加圧桁
119 PCウエル
120 支持圧入装置
121 円環
122 PCウエル
123 支持桁
124 油圧ジャッキ
130 支持圧入装置
131 PCウエル
132 リング
133 ジャッキ機構

Claims (2)

  1. PCウエルを地中に圧入するに当り、三角加圧板方式のPCウエル圧入装置を用いて圧入し、沈降部の地中に障害物が存在したときには、前記圧入装置の六角ベースフレームから外方に張出して付設した仮支持油圧ジャッキを用いて加圧梁を僅か持ち上げ、施工中のPCウエルの自重を一時的に支持して障害物を除去することを特徴とするPCウエル圧入方法。
  2. PCウエルを地中に順次圧入する圧入油圧ジャッキおよび加圧梁を備えたPCウエル圧入装置において、地中に圧入中のPCウエルの自重を支持する能力を備え前記加圧梁に結合する鋼棒を備えた仮支持油圧ジャッキと、該仮支持油圧ジャッキを載置する横梁を六角ベースフレームに固定する架構とを備えたことを特徴とするPCウエル圧入装置。
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