JP4750008B2 - 原子燃料棒支持スペーサの検査方法 - Google Patents

原子燃料棒支持スペーサの検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、原子燃料棒支持スペーサのウォータロッド開口部に所定径の通りゲージピンが通過し得るか否かを判定するための検査方法に関する。
図6は、原子燃料棒を整列支持するスペーサの平面図であり、矩形状のバンド1内に複数の円筒状セル2が格子状に配列され互いに点溶接により連結されており、また上記スペーサのほぼ中央部には上記矩形状のバンド1の対角線上に、それぞれウォータロッドを挿通支持する2個のウォータロッド開口部3が形成されている。
図7は、上記ウォータロッド開口部3の近傍部の拡大部分図であり、上記2個のウォータロッド開口部3は上記対角線と直交する線上に配設された2個の円筒状セル2a、2aを挟んでその両側に形成されている。上記ウォータロッド開口部3内には上記2個の円筒状セル2a、2a側が切除された多角形状のウォータロッド支持板4が配設されており、そのウォータロッド支持板4の内面には、上記2個の円筒状セル2a、2aと反対側にウォータロッドの側面に当接しそのウォータロッドを支持する突起部5が設けられている。
また、上記2個のウォータロッド開口部3の間に位置する円筒状セル2a、2aには、その互いに対向する面部に、両側部が上記円筒状セル2a、2a側に折曲されたスプリング支持プレート6がそれぞれ固着されており、上記スプリング支持プレート6に、ウォータロッドの側面に当接してそのウォータロッドの位置決めを行うスプリング7が装着されている。
ところで、上記スペーサのウォータロッド開口部3に所定径の通りゲージピンが通過するかどうかを燃料集合体の組立前に検査する必要があるが、その検査を行うには実際に所定径の通りゲージピンを製作し、その通りゲージピンをウォータロッド開口部3に挿入することによって検査が行われていた。しかし、この方法は接触式であるために原子燃料棒支持スペーサに損傷を与える可能性がある等の問題がある。
そこで、上記問題を解決するために非接触方式の検査方法も提案されている。
すなわち、上記2箇所のウォータロッド開口部3に同時に2個の所定径の通りゲージピン8を挿入すると、通りゲージピン8は突起部5とスプリング7に接触する。上記スプリング7はスプリング伸縮中心点9を中心に矢印方向に縮むが、そのスプリング7が最も縮んだ状態のときに上記ウォータロッド開口部3に所定径の通りゲージピン8が挿通可能か否かを判定するものである。
つまり、ウォータロッド開口部3に通りゲージピン8を挿入した時の通りゲージピン8の中心点からスプリング7が最も縮んだ状態でのスプリング7までの距離とゲージピン8の半径を比較した場合、通りゲージピン8の半径が大きい場合には通りゲージピン8が通過できないことを意味する。したがって、通りゲージピン8の中心点からスプリング7が最も縮んだときのスプリング7までの距離を算出することによりウォータロッド開口部3に通りゲージピン8が挿通できるかどうか判定できる。
ところが、通りゲージピン8の中心位置からスプリング7が最も縮んだ状態のスプリング7までの距離を測定するためには、最も縮んだスプリング位置の状態でスプリングを撮像しなければならないが、スプリングを縮めることは、何らかの手段で縮めた状態を模擬しなければならず、非接触式でその状態を撮像することは困難である。
本発明は、このような点に鑑み、スペーサのウォータロッド開口部に通りゲージピンが挿通できるか否かの検査をスプリングの位置に依存せず、非接触で検査ができる検査方法を得ることを目的とする。
請求項1に係る発明は、原子燃料棒支持スペーサの中央に位置する2個のウォータロッド開口部の間に配置されている1対のスプリング支持プレートにおけるコーナ部の頂点を撮像し、上記コーナ部の頂点を算出するとともに、上記スプリング支持プレートの4個の座標から1対のスプリング支持プレートの中心点を求め、その中心点と前もって算出されている上記ウォータロッド開口部に挿通されたときの通りゲージピンの中心点との距離を算出することによって、ウォータロッド開口部に所定径の通りゲージピンが挿入できるか否かを判別することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記スプリング支持プレートの各コーナ部に複数本の走査線を走査させることによりコーナ部の頂点を撮像することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、1対のスプリング支持プレートの中心点と前記通りゲージピンの中心点との距離から前記1対のスプリング支持プレートに装着されたスプリングが最も縮んだときの大きさを引いた値と通りゲージピンの半径の大きさを比較することによって、ウォータロッド開口部に所定径の通りゲージピンが挿入できるか否かを判別することを特徴とする。
本発明は、上述のように構成することにより、原子燃料棒支持スペーサのウォータロッド開口部に通りゲージピンが挿通可能か否かの検査がスプリングの位置に依存せず、非接触で検査することができる。
以下、図1乃至図5を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1はウォータロッド開口部3の詳細を示す図であり、2個のウォータロッド開口部3の間に位置する円筒状セルには、1対のスプリング支持プレート6が固着されており、上記スプリング支持プレート6に、ウォータロッドの側面に当接してそのウォータロッドの位置決めを行うスプリング7が装着されている。上記スプリング7は2個のウォータロッド開口部3の中心を結ぶ線に沿い矢印方向にスプリング伸縮中心点9を中心に縮む。また、このスプリング7の位置はスプリング支持プレート6に拘束されて、スプリング伸縮中心点9はスプリング支持プレート6の中心点と一致する。そこで、スプリング支持プレート6の中心点を求めるために、スプリング支持プレート6のコーナ部の頂点を複数本の走査線10を走査することにより求める。このコーナ部は4箇所あり、図2乃至図5はコーナ部の撮像画面上に撮像されたパターン図であって、図2はコーナ部のA箇所、図3はコーナ部のB箇所、図4はコーナ部のC箇所、図5はコーナ部のD箇所の撮像パターン図である。そこで、上記走査線10とパターン図の中でコーナ部の撮像領域11との交差点が検出点である。しかして、コーナ部の頂点を求めるためには、図2ではY方向の最小値、図3ではX方向の最小値、図4ではY方向の最大値、図5ではX方向の最大値の走査線が検出した位置座標を求める。この4個の位置座標の中心がスプリング支持プレート6の中心点9となり、またスプリング7の伸縮中心点9となる。
そこで、通りゲージピンの挿入を仮定したときの中心位置12、スプリング7の伸縮中心点9、スプリング7が最も縮んだときの大きさdの値から、ウォータロッド開口部に通りゲージピンが挿入できるか否かを判断することができる。すなわち、上記通りゲージピンの挿入を仮定したときの中心位置12とスプリング7の伸縮中心点9間の距離Lからスプリング7が最も縮んだときの大きさdを引いたときの値lが通りゲージピンの半径以上の値であれば、通りゲージピン8はウォータロッド開口部3に通りゲージピンが挿入可能であると判断することができる。
ウォータロッド開口部の詳細を示す図。 コーナ部のA箇所の撮像パターン図。 コーナ部のB箇所の撮像パターン図。 コーナ部のC箇所の撮像パターン図。 コーナ部のD箇所の撮像パターン図。 原子燃料棒支持スペーサの平面図。 ウォータロッド開口部の近傍部の拡大部分図。
符号の説明
1 矩形状のバンド
2 セル
3 ウォータロッド開口部
4 ウォータロッド支持板
5 突起
6 スプリング支持プレート
7 スプリング
8 通りゲージピン
9 スプリング伸縮中心点
10 走査線
11 コーナ部の撮像領域
12 通りゲージピンの挿入を仮定したときの中心位置

Claims (3)

  1. 原子燃料棒支持スペーサの中央に位置する2個のウォータロッド開口部の間に配置されている1対のスプリング支持プレートにおけるコーナ部の頂点を撮像し、上記コーナ部の頂点を算出するとともに、上記スプリング支持プレートの4個の座標から1対のスプリング支持プレートの中心点を求め、その中心点と前もって算出されている上記ウォータロッド開口部に挿通されたときの通りゲージピンの中心点との距離を算出することによって、ウォータロッド開口部に所定径の通りゲージピンが挿入できるか否かを判別することを特徴とする原子燃料棒支持スペーサの検査方法。
  2. 前記スプリング支持プレートの各コーナ部に複数本の走査線を走査させることによりコーナ部の頂点を撮像することを特徴とする、請求項1記載の原子燃料棒支持スペーサの検査方法。
  3. 1対のスプリング支持プレートの中心点と前記通りゲージピンの中心点との距離から前記1対のスプリング支持プレートに装着されたスプリングが最も縮んだときの大きさを引いた値と通りゲージピンの半径の大きさを比較することによって、ウォータロッド開口部に所定径の通りゲージピンが挿入できるか否かを判別することを特徴とする、請求項1または2記載の原子燃料棒支持スペーサの検査方法。
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