JP4749752B2 - 低トランス・ルー用油脂組成物 - Google Patents

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本発明はカレー、シチュー、ハヤシなど即席ルーに使用される特定の油脂に関する。
カレー、シチュー、ハヤシなどの即席ルーは、その簡便さから広く使用されている。即席ルーは、油脂、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、冷却してプラスチックトレーで固化して製造される。即席ルーに使用される油脂には、ビーフやポークの旨味と適度な硬さがあり、夏季に流動化や調味料成分分離、あるいは色むらなどの現象が発生しないことが要求される。また、製造上の課題として、プラスチックトレー中で固化成形するために、短時間で固化することも要求される。一方、上記要求を満たすために、過度に融点が高い油脂を使用すると、カレーなどの口溶けが悪くなり、ワキシーな食感になるので、適度な融点が要求される。
このような要求特性を満足させるために即席ルーには、牛脂や豚脂の硬化油が主に使用されているが、保管中にルー用油脂が溶け出し、ルー表面に色むらが発生し著しく商品性が低下することがあり、十分に上記の要求特性を満たしているとはいいがたい。色むらの防止法としては、ルー用油脂を改良する方法と乳化剤による方法が開示されている。ルー用油脂を改良する方法としては、パーム油起源の油脂と炭素原子数22個の飽和脂肪酸残基を持つ脂肪酸およびまたはその誘導体をエステル交換する方法(特許文献1)、パーム油起源の油脂と炭素原子数18個の飽和脂肪酸残基を80%以上持つ植物性油脂の混合物をエステル交換する方法(特許文献2)が知られている。これらの方法は、いずれも植物性起源の油脂のみを使用しており、カレーやシチューに適用した場合はコク味が不足し、あっさりしすぎるという問題がある。
乳化剤による方法としては、特定のソルビタン脂肪酸エステルとレシチンを添加する方法(特許文献3)、ポリグリセリン脂肪酸エステルを添加する方法(特許文献4)、HLB10以上の乳化剤を添加する方法(特許文献5)が知られているが、口どけが悪く、色むらも完全に防止できるとは言い難い。
また、健康志向の高まりから、即席ルー中のトランス酸を低減したいというニーズが高まってきている。市販即席ルー中の油脂のトランス酸量は10〜20%である。色むら防止と夏季の調味料成分分離を防止するために、硬化油が使用されているためである。そして、トランス酸は、硬化油製造工程の硬化工程で顕著に増加する。一方、天然油脂は、トランス酸含量が0.1〜4%程度と少ないが、融点が40℃以下のために即席ルーの色むらと夏季の調味料成分分離を防止できない。低トランス酸と調味成分分離を両立させる方法としては、パーム硬質ステアリンと牛脂または牛脂画分の混合物をエステル交換する方法(特許文献6)が開示されているが、色むら防止効果が弱い。
特開平5−1297号公報 特開2001−258474号公報 特開平7−39351号公報 特開平10−140180号公報 特開2003−310155号公報 特開平10−102085号公報
本発明は、夏季でも油脂と調味料成分が分離せず、色むらが発生せず、かつトランス酸量が4%以下(天然油脂由来相当量)であり、動物油脂由来のコク味を有する即席ルー用油脂を提供することを目的とする。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、パーム油起源の油脂と豚脂または牛脂、及び豚脂または牛脂の極度硬化油をランダムエステル交換反応して得られるルー用油脂組成物は、トランス酸が殆ど増加せず、かつ前記油脂組成物から作製したルーは、色むらなどの現象が発生しないことを見いだし、本発明を完成させるに至った。
本発明のルー用油脂組成物は、油脂、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、固化して製造される即席ルーの製造に用いられる油脂組成物であって、(a)パーム油起源の油脂が30〜90重量部、(b)豚脂または牛脂が9〜69重量部、(c)豚脂または牛脂の極度硬化油が1〜30重量部の合計100重量部からなる混合物をランダムエステル交換反応して得られ、トランス酸量が4%以下であり、ルーの色むらの発生を抑制することを特徴とする。さらに、前記パーム油起源の油脂がパーム油、パームステアリンであることが好ましい。
また、本発明の即席ルーは、請求項1または2に記載の油脂組成物、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、冷却固化して製造され、色むらの発生が抑制されていることを特徴とする。
さらに、本発明の即席ルーの色むらの発生を抑制する方法は、油脂、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、冷却固化して即席ルーを製造する際に、前記油脂として請求項1または2に記載の即席ルー用油脂組成物を用いることを特徴とする。
以上のような本願発明の油脂組成物は、トランス酸量が4%以下(天然油脂由来相当量)であり、これを用いて製造したルーは、夏季でも油脂と調味料成分が分離せず、色むらが発生せず、かつ動物油脂由来のコク味を有するものとなる。
以下、本発明につき、さらに詳細に説明する。本発明におけるパーム油起源の油脂は、炭素原子数16の飽和脂肪酸残基を40モル%以上含有する油脂であって、パーム油、パームステアリンが好ましく、それらを分画して得られる分画油を用いてもよい。
本発明における豚脂は、豚の脂肉から融出法により採取した脂肪のうち、上質の食用グレード品を常法により精製したものを用いることができる。
本発明における牛脂は、牛の脂肉から融出法により採取した脂肪のうち、上質の食用グレード品を常法により精製したものを用いることができる。
本発明における豚脂または牛脂の極度硬化油は、上記の豚脂または牛脂をニッケル触媒を用いて常法により水素化を行ったものであり、ヨウ素価5以下のものであれば使用できる。
本発明におけるランダムエステル交換反応原料油は、パーム油起源の油脂が30〜90重量部、豚脂または牛脂が9〜69重量部、及び豚脂または牛脂の極度硬化油が1〜30重量部の合計100重量部からなるものである。豚脂または牛脂の極度硬化油が30重量部を越えると、反応生成物の融点が高くなりすぎるために、口どけが悪くなり、これを使用した即席ルーに色むらが発生しやすくなる。また、このような即席カレールーを用いて作成したカレーは、食器に油脂が固化し、食器が洗浄しにくいという欠点がある。一方、豚脂または牛脂の極度硬化油が1%以下になると、これを使用した即席ルーに色むらが発生しやすくなる。
本発明におけるランダムエステル交換反応は、ナトリウムメチラート等の金属触媒を用いる方法で行うことができる。
本発明のルー用油脂組成物中のトランス酸量は、4%以下である。近年、健康志向が高まっており、トランス酸量はできる限り低減することが望まれていることから、2%以下であることがより好ましい。
本発明におけるトランス酸の測定は、ガスクロマトグラフィーにより行い、モノエンとジエン中のトランス酸合計量をトランス酸含量とした。
以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、実施例において「部」や「%」は重量基準である。
(1)ランダムエステル交換油脂の調製
パームステアリン(ヨウ素価30)30部、豚脂60部、牛脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)10部を配合し、90℃、真空下で脱水を行った。ナトリウムメチラート0.3部を加え、90℃、窒素気流下で30分間ランダムエステル交換反応を行い、水を加えて反応停止・水洗した。次に、常法により活性白土を用いて脱色し、次いで脱臭を行い、目的とする油脂を作製した。
(2)カレールーの調製
ランダムエステル交換油脂84g、小麦粉84g、砂糖31g、塩12g、カレー粉36g、グルタミン酸ナトリウム5gを加熱撹拌鍋に取り、120℃で30分間混合した後、品温が60℃になるまで冷却した。その後、ポリプロピレン製のトレーにカレーを移し、冷蔵庫中で固化させ、即席カレールーを作製した。
(3)カレールーの白色化試験(色むら試験)
(2)で調製したカレールーを30℃の恒温槽に移し、4週間保管した。そして保管前、保管開始から1週間後、2週間後および4週間後に、それぞれカレールー表面を肉眼観察し、白色化の程度(色むら)を把握した。
(4)カレールーのコク味試験
対照として、硬化牛脂(融点45℃)を用いて(2)と同様の方法で作製したカレールーを作製した。(2)で作製したカレールーについて、20gを60℃のお湯180gに溶解し、官能評価でコク味を評価した。
パーム油60部、牛脂10部、牛脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)30部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
パームステアリン(ヨウ素価30)30部、牛脂69部、豚脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)1部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
パームステアリン(ヨウ素価30)90部、豚脂9部、牛脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)1部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
パームステアリン(ヨウ素価30)60部、牛脂30部、豚脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)10部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
パーム油70部、豚脂10部、牛脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)20部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
(比較例1)
パームステアリン(ヨウ素価30)25部、豚脂65部、牛脂極度硬化油(ヨウ素価0.8)10部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
(比較例2)
パームステアリン95部、豚脂4部、牛脂極度硬化油1部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
(比較例3)
パームステアリン20部、豚脂75部、牛脂極度硬化油5部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
(比較例4)
パームステアリン39.5部、豚脂60部、牛脂極度硬化油0.5部を配合し、以下実施例1と同様にしてランダムエステル交換油脂の作製、カレールーの作製、カレールーの白色化試験、カレールーのコク味試験を行った。
表1にランダムエステル交換原料油脂配合とランダムエステル交換油脂の油脂特性を示した。尚、表中のSFCとは、所定の温度における固体脂含量(重量%)のことである。表2にランダムエステル交換油脂を用いて作製したカレールーの白色化試験結果を示した。
Figure 0004749752
Figure 0004749752
表1、表2に示したように、本願発明に係るルー用油脂組成物は、トランス酸量が4%以下であり、前記油脂組成物から作製したルーは、動物油脂由来のコク味を有し、かつ油脂と調味料成分とが分離せず、色むらがほとんど発生しないものであった。

Claims (4)

  1. 油脂、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、冷却固化して製造される即席ルーの製造に用いられる油脂組成物であって、(a)パーム油起源の油脂が30〜90重量部、(b)豚脂または牛脂が9〜69重量部、(c)豚脂または牛脂の極度硬化油が1〜30重量部の合計100重量部からなる混合物をランダムエステル交換反応して得られ、トランス酸量が4%以下であり、ルーの色むらの発生を抑制することを特徴とする即席ルー用油脂組成物。
  2. パーム油起源の油脂がパーム油、パームステアリンである請求項1に記載のルー用油脂組成物。
  3. 請求項1または2に記載の油脂組成物、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、冷却固化して製造され、色むらの発生が抑制されていることを特徴とする即席ルー。
  4. 油脂、でんぷん、調味料を含む原料を焙煎したのち、冷却固化して即席ルーを製造する際に、前記油脂として請求項1または2に記載の即席ルー用油脂組成物を用いることを特徴とする、即席ルーの色むらの発生を抑制する方法。
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