JP4749304B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents

負荷駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4749304B2
JP4749304B2 JP2006270896A JP2006270896A JP4749304B2 JP 4749304 B2 JP4749304 B2 JP 4749304B2 JP 2006270896 A JP2006270896 A JP 2006270896A JP 2006270896 A JP2006270896 A JP 2006270896A JP 4749304 B2 JP4749304 B2 JP 4749304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
circuit
voltage
switching element
reference voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006270896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008092277A (ja
Inventor
護 奥田
康 守谷
淳史 小此木
ヴェイド ヴィヴェック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2006270896A priority Critical patent/JP4749304B2/ja
Publication of JP2008092277A publication Critical patent/JP2008092277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4749304B2 publication Critical patent/JP4749304B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、逆接続防止用ダイオードおよびスイッチング素子を介して負荷を駆動する負荷駆動回路にかかり、特に駆動回路の地絡、天絡、開放事故を正確に判別することのできる負荷駆動回路に関する。
電子制御装置において、FET(Field Effect Transistor)は演算制御装置からの駆動信号に基づきスイッチング動作を行なうことにより、リレー、ソレノイド、ヒータなどの負荷を駆動制御する駆動素子として多用されている。
一般に、FETを用いた負荷駆動回路としては、電源−負荷−FET−電源グランドをこの順に接続したローサイド駆動回路、および電源−FET−負荷−電源グランドをこの順に接続したハイサイド駆動回路が知られており、これらの駆動回路のFETをスイッチング制御することにより、負荷への通電と非通電を制御して負荷を駆動制御することができる。
FETは、その構造上、内部に寄生ダイオードを有している。このため、演算制御装置等からのFETへの駆動信号とは関係なく、本来意図しない向き(逆方向)に通電が可能である。このため、誤って電源の極性を逆に接続(逆接)した場合、思いがけずに負荷が駆動されることがある。
このような電源の逆接による負荷の駆動を防止するために、電源−負荷−FET−電源グランドを接続する線路のいずれかにダイオード(逆接続防止用ダイオード)を挿入し、意図しない向きへの電流を阻止する方法が考えられている。
一方、電子制御装置には、安全性あるいは保守性向上の観点から駆動回路の故障検出とその故障モードを特定する診断機能が要求される場合がある。ここで、故障モードとは、負荷と駆動回路間の断線等による電気的な開路(開放)、負荷と駆動回路間を接続する線路のグランドへの短絡(地絡)、負荷と駆動回路間を接続する線路の電源への短絡(天絡)などである。
このような診断機能を備えた回路としては、例えば、直流電源に負荷、前記電源の逆方向接続時における負荷の駆動を防止する逆接続防止用ダイオード、および負荷駆動用のスイッチング素子(FET)を直列接続した負荷駆動回路において、前記スイッチング素子(FET)の非通電時におけるFET出力電圧を所定の閾電圧と比較することにより、駆動回路を診断する診断回路が知られている。
前述のように、直流電源に負荷、前記電源の逆方向接続時における負荷の駆動を防止する逆接続防止用ダイオード、および負荷駆動用のスイッチング素子(FET)を直列接続した負荷駆動回路においては、逆接保護用ダイオードが負荷とFET間に接続されているため、駆動回路をローサイド駆動回路として構成した場合では、地絡時にFETの出力点電圧(FETと負荷との接続点電圧(出力電圧))がグランドの電位とならない。このため、前記診断回路は開放と診断する。すなわち、診断回路は地絡と開放を区別することができない。
また、前記負荷駆動回路をハイサイド駆動回路として構成した場合は、天絡時にFETの出力電圧が電源電圧とならない。このため前記診断回路は開放と診断する。すなわち、診断回路は天絡と開放を区別することができない。
なお、前記逆接保護用ダイオードを備えた駆動回路において、該回路をローサイド回路として構成した場合における開放と地絡、ハイサイド回路として構成した場合における開放と天絡を判別する手段として、ダイオードの負荷側の電圧を所定の閾電圧と比較する方法が考えられる。このような方法を採用する場合は、FETと診断回路を同一のICに内蔵し、かつダイオードを前記ICの外部に追加することになる。この場合には、ダイオードの負荷側の電圧をICに取りこむための入力回路、例えばIC入力ピンなどが増加し、コスト増につながる。
また、IC内に逆接保護用ダイオードを内蔵することが考えられる。IC内に逆接保護用ダイオードを内蔵した場合、このIC用いて逆接保護を必要としない駆動回路を構成する場合、前記逆接保護用ダイオードによる熱損失が余分に発生する。このため、余分な放熱対策、余分な出力制限、ICチップ面積拡大によるコストの増加等の問題が生じる。また、部品調達における管理面、コスト面からも、同一電子制御装置に使用する駆動回路は可能な限り統一を図ることが望ましい。このため、IC内に逆接保護用ダイオードを内蔵することにより前記診断機能を満足させることは最良の手段ではない。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、逆接保護用ダイオードを備えた駆動回路において、該回路をローサイド駆動回路として構成した場合における開放と地絡、ハイサイド駆動回路として構成した場合における開放と天絡を正確に区別して判別することのできる負荷駆動回路を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
直流電源に、負荷、前記直流電源の逆方向接続時における負荷の駆動を防止する逆接続防止用ダイオード、および負荷駆動用のスイッチング素子を直列接続し、前記逆接続防止ダイオードに抵抗を並列接続した負荷駆動回路と、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧と第2の基準電圧を比較する第1の比較回路と、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧と第4の基準電圧を比較する第2の比較回路と、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が、前記第2の基準電圧以上に設定した第1の基準電圧以下であるとき、前記第2の基準電圧以下でかつ前記第4の基準電圧以上に設定した第3の基準電圧を前記スイッチング素子の出力点に供給する定電圧回路を備え、前記第1の比較回路が、前記スイッチング素子の出力点電圧が第2の基準電圧以下であることを検出し、前記第2の比較回路が、前記スイッチング素子の出力点電圧が第4の基準電圧以上であることを検出したとき、前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路の開放を検出する判定器を備えた。
本発明は、以上の構成を備えるため、逆接保護用ダイオードを備えた駆動回路において、該回路をローサイド駆動回路として構成した場合における開放と地絡、ハイサイド駆動回路として構成した場合における開放と天絡を正確に区別して判別することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態にかかる負荷駆動回路(ローサイド駆動回路に適用した例)を説明する図、図2は図1の回路に用いる比較基準電圧相互間の大小関係を説明する図である。
図において、1−4は電子制御装置、1−9は出力駆動回路であり、FET1−12並びに地絡および開放検出回路1−15を有する。出力駆動回路1−9は、演算制御装置 1−21の駆動信号にしたがって電源1−1に接続された負荷1−2に対して、通電と非通電の制御を行い負荷1−2を駆動する。
1−7は逆接保護用ダイオードであり、電源1−1を逆接続した場合に、電子制御装置1−4のグランド端子1−6、出力駆動回路1−9のグランド端子1−11、FET1−12に内蔵された寄生ダイオード1−13、出力駆動回路1−9の出力端子1−10を経由して負荷1−2に通電し該負荷を駆動するのを防止する。
1−16は定電圧源であり、負荷1−2と電子制御装置1−4の間の接続点であるA点1−3が開放となったときで、かつFET1−12の非通電時に、駆動回路の出力端子1−10を第3の基準電圧VOUTOPENに固定する。
1−17は第1の基準電圧VCCと駆動回路の出力端子1−10の電圧を比較する機能を有するスイッチである。前記第1の基準電圧VCCは前記第3の基準電圧VOUTOPENより高い電圧に設定されており、駆動回路の出力端子1−10の電圧が第1の基準電圧VCCより高い場合はスイッチを開き、駆動回路の出力端子1−10の第1の基準電圧VCCより低い場合はスイッチを閉じる動きをする。
1−18は開放検出回路であって、駆動回路1−9の出力端子1−10の電圧を、前記第3の基準電圧VOUTOPENより高い第2の基準電圧VTOPENと比較する。故障の診断はFETの非通電時行う。この場合、駆動回路1−9の出力端子1−10の電圧と第2の基準電圧VTOPENとを比較し、出力端子1−10の電圧がVTOPENより大きい場合、駆動回路は正常であると判定する。
1−19は地絡検出回路であって、駆動回路の出力端子1−10の電圧を、前記第3の基準電圧VOUTOPENより低い第4の基準電圧VTGNDと比較する。故障の診断はFETが非通電時に行う。この場合、駆動回路1−9の出力端子1−10の電圧と前記第4の基準電圧VTGNDを比較し、出力端子1−10の電圧が前記VTGNDより小さい場合に地絡と判定する。
1−20は診断判定器であって、FET非通電時に、駆動回路1−9の出力端子1−10の電圧が、前記VTOPEN以下で、かつ前記VTGND以上である場合に、開放と判定する。ものである。いずれの判定結果も演算制御装置1−21に入力される。
図2は、前記第1の基準電圧電圧VCC、第2の基準電圧VTOPEN、第3の基準電圧VOUTOPEN、第4の基準電圧VTGNDの大小関係と、出力端子1−10の電位毎の診断判定結果を示している。
図1に示す回路において、1−8は抵抗であり、その抵抗値は、電源1−1を逆接続した場合に、負荷1−2を駆動しない値に電流を制限することができ、かつ前記A点が電源1−1のグランドに地絡した場合、駆動出力回路1−9の出力端子1−10からのリーク電流ISGNDと抵抗1−8の抵抗値との積による電位差が前記地絡検出回路1−19に設定した第4の基準電圧VTGNDを越えない値に設定してある。
以下に説明するように、逆接保護用ダイオード1−7に並列に抵抗1−8を接続することにより、前記A点が電源1−1のグランドに地絡するような場合においても、該地絡とA点での開放とを正しく判別することができる。以下、A点での開放(A点での断線)と、A点での地絡(A点のグランドへの地絡)との判別について説明する。
まず、通常時においては、FETが通電する際に負荷1−2を流れる電流は逆接保護用ダイオード1−7を通って流れる。このとき抵抗1−8は負荷1−2の駆動に影響を及ぼすことはない。また、FETが非通電時には、駆動回路1−9の出力端子1−10は、負荷を通して電源1−1に繋がれているため、出力端子1−10の電圧は、電源1−1の電圧とほぼ等しい。このため、前記スイッチ1−17は開放状態であり、出力端子1−10の電圧は第2の基準電圧VTOPENより大きくなる。このため駆動回路は正常である判断される。
A点が開放した場合、駆動回路1−9の出力端子1−10の電圧は、地絡検出回路1−18内にあるプルダウン1−22(抵抗等により構成される)により、第2の基準電圧VTOPEN以下に低下される。これにより前記スイッチ1−17は閉じられる。この結果、出力端子1−10の電圧は前記定電圧源1−16によりVOUTOPENとなる。すなわち、第2の基準電圧VTOPEN以下、かつ第4の基準電圧VTGND以上となり、A点は開放であると判定される。
A点が地絡(電源1−1のグランドに短絡)した場合、駆動回路1−9の出力端子1−10の電圧は、リーク電流ISGNDと抵抗1−8の積に等しい電位差となる。ここで、前記積による電位差は、前述のように地絡検出回路1−19に設定した第4の基準電圧VTGNDを越えない値に設定しているため、A点は地絡であると判定される。
なお、電源1−1を逆接続した場合は、逆流電流はFETの寄生ダイオード1−13および抵抗1−8を通って流れるが、電流値は負荷1−2を駆動しないだけ十分小さく制限されているため本来の逆接時の誤動作防止を行うことができる。
図3は、第2の実施形態にかかる負荷駆動回路(ハイサイド駆動回路に適用した例)を説明する図、図4は図3の回路に用いる比較基準電圧相互間の大小関係を説明する図である。なお、図3において、図1に示される部分に対応する部分については同一符号(−以降の部分)を付している。
図3において、3−4は電子制御装置、3−9は出力駆動回路であり、FET3−12と天絡および開放検出回路3−15を有する。出力駆動回路3−9は、演算制御装置3−21の駆動信号にしたがって電源3−1に接続された負荷3−2に対して通電と非通電の制御を行い負荷3−2を駆動する。
3−7は逆接保護用ダイオードであり、電源3−1を逆接続した場合に、負荷3−2、出力駆動回路3−9の出力端子3−10、FET3−12の内蔵寄生ダイオード3−13、出力駆動回路3−9の電源端子3−11、電子制御装置3−4の電源端子3−6を経由して負荷3−2に通電し該負荷を駆動するのを防止する。
3−16は、定電圧源であり、負荷3−2と電子制御装置3−4の接続点であるB点が開放となったときで、かつFET3−12の非通電時に、駆動回路の出力端子3−10を第3の基準電圧「(電源電圧)−VOUTOPEN」に固定する。
3−17は、第1の基準電圧「(電源電圧)−VCC」と駆動回路の出力端子3−10の電圧を比較する機能を有するスイッチである。前記第1の基準電圧「(電源電圧)−VCC」は前記第3の基準電圧「(電源電圧)−VOUTOPEN」より低い電圧に設定されており、駆動回路の出力端子3−10の電圧が第1の基準電圧「(電源電圧)−VCC」より低い場合はスイッチを開き、駆動回路の出力端子3−10の電圧が第1の基準電圧「(電源電圧)−VCC」より高い場合はスイッチを閉じる動きをする。
3−18は開放検出回路であり、前記第3の基準電圧「(電源電圧)−VOUTOPEN」より低い第2の基準電圧「(電源電圧)−VTOPEN」と、駆動回路3−9の出力端子3−10の電圧を比較する。故障の診断はFETが非通電時に行う。この場合、駆動回路3−9の出力端子3−10の電圧と第2の基準電圧「(電源電圧)−VTOPEN」とを比較し、出力端子3−10の電圧が第2の基準電圧「(電源電圧)−VTOPEN」より小さい場合、駆動回路は正常であると判定する。
3−19は天絡検出回路であって、駆動回路の出力端子3−10の電圧を前記第3の基準電圧「(電源電圧)−VOUTOPEN」電圧より高い第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」と比較する。診断はFETが非通電時に行い、出力端子3−10の電圧が前記第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」より大きい場合に天絡と判定する。
3−20は診断判定器であって、FET非通電時に駆動回路3−9の出力端子3−10の電圧が、前記第2の基準電圧「(電源電圧)−VTOPEN」以上で、かつ前記第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」以下である場合に、開放と判定するものである。いずれの判定結果も演算制御装置3−21に入力される。
図4は、前記電圧第1の基準電圧「(電源電圧)−VCC」、第2の基準電圧「(電源電圧)−VTOPEN」、第3の基準電圧「(電源電圧)−VOUTOPEN」、第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」の大小関係と、出力端子3−10の電位毎の診断判定結果を示している。
図3に示す回路において、3−8は抵抗であり、その抵抗値は、電源3−1を逆接続した場合に負荷3−2を駆動しない値に電流を制限することができ、かつ前記B点が電源3−1の電源電圧に天絡した場合、駆動出力回路3−9の出力端子3−10からのリーク電流ISPWRと抵抗3−8の積による電圧降下によっても駆動出力回路3−9の出力端子3−10の電圧が前記天絡検出回路の閾電圧(第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」)を下回らない値に設定してある。
図3に示す回路構成によれば、前記B点3−3が開放となった場合、および電源3−1の電源電圧に天絡した場合において、それぞれ開放と天絡を判別することができる。
まず、通常時においては、FETが通電する際に、負荷3−2を流れる電流は逆接保護用ダイオード3−7を通って流れる。このとき抵抗3−8は負荷3−2の駆動に影響を及ぼすことはない。また、FETが非通電時には、駆動回路3−9の出力端子3−10の電圧は、負荷を通して電源3−1のグランドに繋がれているため、グランド電圧とほぼ等しい。このため、前記スイッチ3−17は開放状態にあり、出力端子3−10の電圧は第2の基準電圧「(出力電圧)−VTOPEN」より小さくなり正常と判断される。
B点3−3が開放した場合は、駆動回路3−9の出力端子3−10の電圧は、天絡検出回路3−18内にあるプルアップ回路3−22により第2の基準電圧以上に上昇される。これにより前記スイッチ3−17は閉じられる。その結果、出力端子3−10の電圧は前記定電圧源3−16により第3の基準電圧「(電源電圧)−VOUTOPEN」となる。すなわち、第2の基準電圧「(電源電圧)−VTOPEN」以上、かつ第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」となり、B点は開放と判断される。
B点が電源3−1の電源電圧に天絡した場合は、駆動回路3−9の出力端子3−10の電圧は、リーク電流ISPWRと抵抗3−8の積による電位差を考慮しても、前記天絡検出回路の閾電圧(第4の基準電圧「(電源電圧)−VTPWR」)以上となり天絡と判断される。
なお、電源3−1を逆接した場合は、逆流電流はFETの寄生ダイオード3−13と抵抗3−8を通って流れるが、電流値は負荷3−2を駆動しないだけ十分小さく制限されており、本来の逆接時の誤動作防止を行うことができる。
以上説明したように、 電源逆接続時における負荷駆動を防止するための逆接保護ダイオードを、負荷とスイッチング素子であるFET間に挿入した負荷駆動回路において、前記逆接保護用ダイオードに抵抗を並列接続し、また、負荷解放時に前記FETと逆接保護用ダイオード間に定電圧を供給する定電圧源を設ける。
これにより、ローサイド駆動回路に地絡が発生した場合、FET出力電圧がグランドレベルに低下する。このため、開放時のFET出力電圧との相違から、地絡と開放を正しく判別することができる。同様にハイサイド駆動回路が天絡した場合でもFET出力電圧が電源レベルに上昇するため、開放時のFET出力電圧との違いから、天絡と開放を正しく判別することができる。
第1の実施形態にかかる負荷駆動回路(ローサイド駆動回路に適用した例)を説明する図である。 図1の回路に用いる比較基準電圧相互間の大小関係を説明する図である。 第2の実施形態にかかる負荷駆動回路(ハイサイド駆動回路に適用した例)を説明する図である。 図3の回路に用いる比較基準電圧相互間の大小関係を説明する図である。
符号の説明
1−1 電源
1−2 負荷
1−3 負荷と電子制御装置の接続点(A点)
1−4 電子制御装置
1−5 負荷駆動出力端子
1−6 電子制御装置のグランド端子
1−7 逆接保護用ダイオード
1−8 抵抗(地絡検出用抵抗)
1−9 駆動回路
1−10 駆動回路の出力端子
1−11 駆動回路のグランド端子
1−12 FET
1−13 FET1の寄生ダイオード
1−14 駆動回路のリーク電流
1−15 地絡および開放検出回路
1−16 定電圧源(開放電圧保持回路)
1−17 スイッチ
1−18 開放検出回路
1−19 地絡検出回路
1−20 診断判定器
1−21 演算制御装置
3−1 電源
3−2 負荷
3−3 負荷と電子制御装置の接続点(B点)
3−4 電子制御装置
3−5 電子制御装置の負荷駆動出力端子
3−6 電子制御装置の電源端子
3−7 逆接保護用ダイオード
3−8 抵抗(天絡検知用抵抗)
3−9 駆動回路
3−10 駆動回路の出力端子
3−11 駆動回路の電源端子
3−12 FET
3−13 FETの寄生ダイオード
3−14 駆動回路のリーク電流
3−15 天絡および開放検出回路
3−16 定電圧源(開放電圧保持回路)
3−17 スイッチ
3−18 開放検出回路
3−19 天絡検出回路
3−20 診断判定器
3−21 演算制御装置
2−1 第1の基準電圧
2−2 第2の基準電圧
2−3 第3の基準電圧
2−4 第4の基準電圧
4−1 第1の基準電圧
4−2 第2の基準電圧
4−3 第3の基準電圧
4−4 第4の基準電圧

Claims (8)

  1. 直流電源に、負荷、前記直流電源の逆方向接続時における負荷の駆動を防止する逆接続防止用ダイオード、および負荷駆動用のスイッチング素子を直列接続し、前記逆接続防止ダイオードに抵抗を並列接続した負荷駆動回路と、
    前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧と第2の基準電圧を比較する第1の比較回路と、
    前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧と第4の基準電圧を比較する第2の比較回路と、
    前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が、前記第2の基準電圧以上に設定した第1の基準電圧以下であるとき、前記第2の基準電圧以下でかつ前記第4の基準電圧以上に設定した第3の基準電圧を前記スイッチング素子の出力点に供給する定電圧回路を備え、
    前記第1の比較回路が、前記スイッチング素子の出力点電圧が第2の基準電圧以下であることを検出し、前記第2の比較回路が、前記スイッチング素子の出力点電圧が第4の基準電圧以上であることを検出したとき、前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路の開放を検出する判定器を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 請求項1記載の負荷駆動回路において、
    第1の比較回路は、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が第2の基準電圧より大であるとき前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路が正常であると判定することを特徴とする負荷駆動回路。
  3. 請求項1記載の負荷駆動回路において、
    前記第2の比較回路は、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が第4の基準電圧以下であるとき前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路が地絡したと判定することを特徴とする負荷駆動回路。
  4. 請求項1記載の負荷駆動回路において、
    逆接続防止用ダイオードに並列接続した抵抗の値は、電源が逆方向に接続された場合に負荷を駆動しない値に電流を制限できる値であり、かつ、前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路が地絡したとき、前記定電圧供給回路により供給される前記スイッチング素子の出力点電圧が前記第4の基準電圧を超えない値となるように設定されていることを特徴とする負荷駆動回路。
  5. 直流電源に、負荷駆動用のスイッチング素子、前記直流電源の逆方向接続時における負荷の駆動を防止する逆接続防止用ダイオード、および負荷を直列接続し、前記逆接続防止ダイオードに抵抗を並列接続した負荷駆動回路と、
    前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧と第2の基準電圧を比較する第1の比較回路と、
    前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧と第4の基準電圧を比較する第2の比較回路と、
    前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が、前記第2の基準電圧以下に設定した第1の基準電圧以上であるとき、前記第2の基準電圧以上でかつ前記第4の基準電圧以下に設定した第3の基準電圧を前記スイッチング素子の出力点に供給する定電圧回路を備え、
    前記第1の比較回路が、前記スイッチング素子の出力点電圧が第2の基準電圧以上であることを検出し、前記第2の比較回路が、前記スイッチング素子の出力点電圧が第4の基準電圧以下であることを検出したとき、前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路の開放を検出する判定器を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  6. 請求項5記載の負荷駆動回路において、
    第1の比較回路は、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が第2の基準電圧より小であるとき前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路が正常であると判定することを特徴とする負荷駆動回路。
  7. 請求項5記載の負荷駆動回路において、
    前記第2の比較回路は、前記スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子の出力点電圧が第4の基準電圧以上であるとき前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路が天絡したと判定することを特徴とする負荷駆動回路。
  8. 請求項5記載の負荷駆動回路において、
    逆接続防止用ダイオードに並列接続した抵抗の値は、電源が逆方向に接続された場合に負荷を駆動しない値に電流を制限できる値であり、かつ、前記負荷と逆接続防止用ダイオード間を接続する回路が天絡したとき、前記定電圧供給回路により供給される前記スイッチング素子の出力点電圧が前記第4の基準電圧を超える値となるように設定されていることを特徴とする負荷駆動回路。
JP2006270896A 2006-10-02 2006-10-02 負荷駆動回路 Expired - Fee Related JP4749304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270896A JP4749304B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 負荷駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270896A JP4749304B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 負荷駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008092277A JP2008092277A (ja) 2008-04-17
JP4749304B2 true JP4749304B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=39375937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006270896A Expired - Fee Related JP4749304B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 負荷駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4749304B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9013161B2 (en) 2011-09-29 2015-04-21 Fuji Electric Co., Ltd. Load drive circuit
JP6405998B2 (ja) * 2014-12-25 2018-10-17 サンケン電気株式会社 負荷駆動回路
US10637232B2 (en) 2015-07-01 2020-04-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Electric circuit device
JP6390916B2 (ja) * 2015-07-31 2018-09-19 株式会社デンソー 異常検出装置
JP6769111B2 (ja) * 2016-05-25 2020-10-14 富士電機株式会社 異常検出装置
JP6708003B2 (ja) * 2016-06-16 2020-06-10 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電制御装置
DE112018001449T5 (de) 2017-04-25 2019-12-12 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Elektronische Steuereinheit
JP7270418B2 (ja) * 2019-03-08 2023-05-10 日清紡マイクロデバイス株式会社 異常検出回路

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01149130A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Nec Corp プログラム起動高速化方式
JP3276996B2 (ja) * 1992-09-09 2002-04-22 株式会社東芝 保護回路
JP3509197B2 (ja) * 1994-07-08 2004-03-22 株式会社デンソー インダクタンス負荷の駆動装置
JPH09307103A (ja) * 1996-05-15 1997-11-28 Hitachi Ltd 複合型半導体装置とその製造方法
JP3087705B2 (ja) * 1997-11-10 2000-09-11 日本電気株式会社 バッテリー逆接続保護付きipdを備えた駆動装置
JP2001224135A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Nissan Motor Co Ltd 負荷駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008092277A (ja) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4749304B2 (ja) 負荷駆動回路
JP5064905B2 (ja) 半導体装置
US8067859B2 (en) Reverse polarity protection for MOSFETs
JP4401183B2 (ja) 半導体集積回路
US9270111B2 (en) Load drive device
JP5776607B2 (ja) 誘導性負荷駆動装置
US20130015797A1 (en) Electronic control unit for vehicle and semiconductor integrated circuit device
CN109791175A (zh) 半桥驱动器故障诊断系统和方法
US7102359B2 (en) Integrated fault detector circuit
US5510950A (en) Method and circuit for controlling and monitoring a load
JP5590031B2 (ja) 電源保護回路およびそれを備えたモータ駆動装置
JP3633522B2 (ja) 負荷駆動回路
CN104467370A (zh) 用于隔离的驱动器的软关闭
KR102587391B1 (ko) 소비 장치의 안전한 제어
CN111880088A (zh) 继电器双边控制及诊断电路、方法、电池管理系统
JP2005312218A (ja) 電源切換回路及び携帯型電子機器
US6728084B2 (en) System and method for overvoltage protection of an integrated circuit
JP2018026908A (ja) 負荷駆動装置、電源供給回路の異常検出方法、及び、電源供給回路
EP2079165A2 (en) Load driving and diagnosis system and control method
US8514530B2 (en) Load control and protection system
US6519127B1 (en) Solid state safety relay
JP7354637B2 (ja) 半導体装置
CN114161932B (zh) 防倒灌检测电路及方法
KR101364993B1 (ko) 직류 모터의 안전제어 회로
JP7397987B2 (ja) 集積回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081021

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4749304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees